JP4622964B2 - シート折り目展開装置 - Google Patents
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Description
近年、個人情報保護が厳しく問われるようにもなり、各種事業所等では、例えば、個人の各種データ、成績表、給与明細書等の個人情報は、これを文字記載物の内部の印字箇所に記録して、印字箇所の周縁部もしくは文字記載物の全面を接着や圧着により封筒状やカード状にして配布したりしている。
ところで、近年、パソコンやプリンタの発達と相侯って、小規模事業所や個人でも利用できるように、少量単位でも簡易に圧着はがきを作成できるようにしたものも提案されている。
また、事務用プリンタや複写機の交換用の印字用カートリッジに圧着用物質を入れて、それら事務用プリンタ又は複写機による印字作業と同様の操作で圧着用物質を官製はがきや封筒に塗布し、その後、圧着専用機にかけるようにし、圧着専用機にかけるところまでを1台のプリンタ又は複写機で出来るとする提案がなされている。また、この提案では、二つ折りの片面、三つ折の中央両面に圧着用物質を塗布することが示唆されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、感熱接着剤を含むトナーを用い、電子写真方式により画像を対需要即応式で作成する方法が提案されている。この提案では、感熱接着剤の軟化温度は電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高くなるように構成し、また、感熱接着剤の電子写真方式用トナーに占める割合を5〜60重量%とし、また、感熱接着剤の組成は熱接着性樹脂、ホットメルト及びワックス類からなる群より選ばれる1種類以上を含むようにすることが提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
ましてや、電子写真式プリンタで圧着はがき用紙に宛名や秘匿情報を印刷したのち折り工程、接着剤塗布工程、秘匿情報印刷面圧着工程等の後処理を個人的に行う方法や、その後処理中に発生する可能性のある用紙ジャム時に適切に対処する方法を開示したり示唆したものは未だ存在していない。
(実施形態1)
最初にトナー状の粉体接着剤の材料処方及び具体的な作製方法について説明する。尚、この粉体接着剤は、秘匿情報印刷面を圧着後の剥離開封時に、反対面への文字移りが発生しない粉体接着剤として開発されたものである。
図1は、実施形態2としての圧着シート作成システムの構成を模式的に示す図である。同図に示すように、圧着シート作成システムは、印刷部1と印刷後処理部2から成る。印刷部1は、画像形成装置3を備えている。画像形成装置3は、不図示のパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されている。
同図はA3判の用紙の長手方向の一方の端部P´を予め10.5cm切り捨てておいた用紙Pを示しており、二本の折り線15に沿って3つに折り、裁断線16に沿って裁断すると、それぞれ縦14.85cm、横10.5cmの2通のZ折り(三つ折り)圧着はがきを作製することが出来る。
また、図3に示すZ折り圧着はがき用紙Pは、第1面、第2面ともに3つの単面に分かれている。第1面の面A及び面Bには例えば請求明細書のような秘匿情報が2つの単面に連続して印刷され(勿論、単面ごとに別々でもよい)、面Cには、郵便番号、住所と宛名、識別用コード等が印刷されている。
この粉体接着剤22を塗布される上面は、図3(c) に示す面Fとこの折られた面Fに並んで露出する折られなかった面Aから成る表裏であり、この表裏それぞれの所定の面(面Fと面A)に、図3(d) に示すように、一度に粉体接着剤22を塗布される。
これら下無端熱ベルト23及び上無端ベルト26の部材構成は、熱伝導率、耐久性、強度などにより決定されるが、本例では、金属(亜鉛鉱板又はSUS)基材に、クッション性を有するシリコンゴムをベルト外側に形成し、更にシリコンゴム上にオフセット防止の向上のためにテフロン(登録商標)加工を施してある。
この粉体接着剤22を紙面に仮定着された用紙Pは、続いて仮折り展開本折部8へと搬送される。仮折り展開本折部8に搬入された用紙Pは、先ず一旦上記折られた面が広げられて、仮折り前の状態に展開される。
切断分離部11では、スプリッタにより、用紙Pは図2に示した裁断線16に沿って裁断され、独立した2通のZ折り圧着はがきP´として完成する。この完成した2通のZ折りの圧着はがきP´は、排紙収納部12に収納される。
このシート折り目展開装置30において、同図(b) のように、用紙Pがガイド部34に導入され、同図(c) に示すように、用紙Pの折り目29が、ガイド部34のシート導入方向端部開口部34−2から突出したとき、その突出を不図示のセンサが検出する。
図6は、実施形態3としてのシート折り目展開装置の構成とその動作を説明する図である。尚、仮折り展開工程を除いては、圧着シート作成装置その他の構成は、図1乃至図4に示したものと同様である。また、図5に示したシート折り目展開装置と同一の構成部分には図5と同一の番号を付与して示している。
ところで、上記実施形態1〜3では、圧着シートの圧着工程を説明したのみで、可変情報の印刷方式については説明していないので、可変情報の印刷方式について実施形態4として以下に説明する。
図8(a),(b),(c) は、本例に用いられる印刷データが、従来方式でどのように用いられていたかを説明する図である。先ず、同図(a) に示すように、印刷システムを管理するコンピュータ45のハードディスク等の記憶装置49上に、宛名データベース51、帳票フォームデータベース52、請求内容データベース53等の各データベースが構築され、これらの各データベースが管理情報制御部54によって管理されている。
更に、同宛名人あての請求書データが請求内容データベース53から読み出されると共に、帳票フォームデータベース52から請求書用の帳票フォームデータが読み出され、同図(c) に示すように、所定規格サイズの用紙57に所定の帳票フォーム58に基づく請求内容59が印刷される。
しかし、そのような宛名と請求書データを関連つける管理情報が無く、単なる印刷データの羅列レコードである場合は、請求書データと宛名データの関連付けの方法として最も単純な手法は、印刷順により関連付ける方法である。すなわち、宛名の印刷順一番を請求書の印刷順一番と関連付ける、などである。
図10(a),(b) は、実施形態4の印刷処理における二つ折り(V折り)圧着はがきの場合の印刷の実態を示す図である。この印刷処理の実行は、上述した三つ折り(Z折り)圧着はがきの場合と大同小異であるので説明は省略する。
2 印刷後処理部
3 画像形成装置
4 圧着シート作成装置
5 仮折部
6 接着剤塗布部
7 仮・本定着部
8 仮折り展開本折部
9 形状整頓部
11 切断分離部
12 排紙収納部
P 用紙
15 折り線
16 裁断線
17 粉体接着剤収容部
18 接着剤塗布ローラ
19 転写ローラ
21 クリーナ
22 粉体接着剤
23 下無端熱ベルト
24、25 加圧ローラ
26 上無端熱ベルト
27 短い部分
27−1 先端
28 長い部分
29 折り目
30 シート折り目展開装置
31 搬送路
32 搬送ローラ対
33 他の搬送路
33−1 終端部
34 ガイド部
34−1 シート導入口
34−2 シート導入方向端部開口部
34−3 返し曲面部
35 押し部材
36 支持軸
37 カム
38 搬出ローラ対
40 シート折り目展開装置
41 印刷部
42 印刷後処理部(圧着はがき作成装置)
43 コンピュータ
44 画像形成装置
45 本体
46 液晶表示装置
47 キーボード
48 3つ折り(Z折り)圧着はがき用紙
49 記憶装置
51 宛名データベース
52 帳票フォームデータベース
53 請求内容データベース
54 管理情報制御部
55 宛名
56 封筒
57 用紙
58 帳票フォーム
59 請求内容
61 宛名面
62、63 折込面
Claims (5)
- 枚葉紙状のシートが搬送方向に長短異なる長さで折り曲げられ、その折り目が搬送の進行方向を向いて搬送される装置におけるシート折り目展開装置であって、
前記シートの搬送方向に設けられ、前記シートが導入されるガイド部と、
該ガイド部のシート導入方向端部開口部に設けられた押し部材と、
前記ガイド部のシート導入口近傍に設けられた搬出部と、
を備え、
前記シートが前記ガイド部に導入され、前記シートの折り目が前記シート導入方向端部開口部から突出するとともに、前記シートの短い部分がシートの弾性で前記折り目を支点に前記長い部分から離れ、前記短い部分の先端が前記長い部分から開成したとき、
前記押し部材は、前記折り目を押し戻すことにより、前記短い部分の先端を前記搬出部に把持させ、
該搬出部は、把持した前記短い部分を前記ガイド部のシート導入方向と逆方向に搬出しながら前記短い部分を前記折り目から展開させる、
ことを特徴とするシート折り目展開装置。 - 枚葉紙状のシートが搬送方向に長短異なる長さで折り曲げられ、その折り目が搬送の進行方向を向いて搬送される装置におけるシート折り目展開装置であって、
前記シートの搬送方向に設けられ、前記シートが導入されるガイド部と、
該ガイド部のシート導入方向端部に形成された返し曲面部と、
前記ガイド部のシート導入口近傍に設けられた搬出部と、
を備え、
該搬出部は、前記シートが前記ガイドに導入され、前記シートの折り目が前記返し曲面部に当接し摺接しながら屈曲して押し戻され、前記シートの長短異なる長さの短い部分の先端が長い部分から離れたとき、前記短い部分の先端を把持し、把持した前記短い部分を前記ガイド部のシート導入方向と逆方向に搬出しながら前記短い部分を前記折り目から展開させる、
ことを特徴とするシート折り目展開装置。 - 前記搬出部は、前記ガイド部のシート導入口近傍において、前記ガイド部に導入される前記シートの長短異なる長さの短い部分が導入される側に設けられる、ことを特徴とする請求項1又は2記載のシート折り目展開装置。
- 前記ガイド部のシート導入口に連絡する搬送路は、前記シートの長短異なる長さの短い部分側に凸になるように屈曲して形成されている、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート折り目展開装置。
- 前記搬出部は、ローラ対から成る、ことを特徴とする請求項1又は2記載のシート折り目展開装置。
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- 2006-08-23 JP JP2006226448A patent/JP4622964B2/ja not_active Expired - Fee Related
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