JP3217603B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置

Info

Publication number
JP3217603B2
JP3217603B2 JP19039394A JP19039394A JP3217603B2 JP 3217603 B2 JP3217603 B2 JP 3217603B2 JP 19039394 A JP19039394 A JP 19039394A JP 19039394 A JP19039394 A JP 19039394A JP 3217603 B2 JP3217603 B2 JP 3217603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion gear
differential
wall surface
wall
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19039394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0861463A (ja
Inventor
英雄 早川
清喜 沼尾
智 相場
賢司 平石
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 栃木富士産業株式会社 filed Critical 栃木富士産業株式会社
Priority to JP19039394A priority Critical patent/JP3217603B2/ja
Priority to US08/514,105 priority patent/US5674146A/en
Priority to EP95112693A priority patent/EP0696696B1/en
Priority to DE69501021T priority patent/DE69501021T2/de
Publication of JPH0861463A publication Critical patent/JPH0861463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217603B2 publication Critical patent/JP3217603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に用いられるデ
ファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7,8は従来のデファレンシャル装置
201を示し、図9は実開昭52−93134号公報に
記載されたデファレンシャル装置203を示している。
これらのデファレンシャル装置201,203におい
て、サイドギヤ205,207、209,211はピニ
オンギヤ213,215、217,219を介して連結
されており、デフケース221,223を回転させるエ
ンジンの駆動力は各ピニオンギヤから各サイドギヤを介
して車輪側に伝達される。
【0003】デファレンシャル装置201では、デフケ
ース221はケーシング本体225とカバー227とを
ボルトで固定して構成されている。図8に示すように、
各ピニオンギヤ213,215はカバー227のボス部
229とケーシング本体225とに跨がって形成された
収納孔231,233に収納されている。又、デファレ
ンシャル装置203では、ピニオンギヤ217,219
は収納孔235,237に収納されており、これらの収
納孔235,237はサイドギヤ209,211の間に
配置されたスペーサ239とデフケース223とに跨が
って形成されている。各デファレンシャル装置201,
203はこれらの収納孔とピニオンギヤとの間で生じる
摩擦抵抗等によって差動制限力を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デファレンシ
ャル装置201では、図8のように、収納孔231,2
33がケーシング本体225の壁面241,243とボ
ス部229側の壁面245,247とで形成されている
から、例えば、ケーシング本体225とカバー227
(ボス部229)の間で周方向の位置ずれが生じたり、
収納孔231,233の加工誤差が生じると、ピニオン
ギヤ213,215が収納孔231,233との片当た
りによって大きな回転抵抗を受け、駆動力の正常な差動
配分が不可能になり、正常な差動制限力が得られなくな
る。
【0005】ボス部229側の壁面245,247を無
くせば、このような位置ずれや片当たりの問題は無くな
るが、ピニオンギヤ213,215を支持するケーシン
グ本体225側壁面241,243での負担荷重がそれ
だけ増加すると共に、ピニオンギヤ213,215の支
持が不完全になってサイドギヤ205,207との噛み
合いが悪化し、焼き付きや偏磨耗等の問題が生じる。
【0006】又、デファレンシャル装置203でも、ス
ペーサ239が周方向に固定されていないから、デファ
レンシャル装置201と同様に、ピニオンギヤ217,
219と収納孔235,237との間で片当たりの問題
が生じる。
【0007】そこで、この発明は、ピニオンギヤとその
収納孔との間で片当たりが生じないデファレンシャル装
置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明のデファレンシ
ャル装置は、締結部材により互いに固定される第1と第
2のケーシング部材を有し、エンジンの駆動力により回
転駆動されるデフケースと、一対の車輪側サイドギヤ
と、これらのサイドギヤを連結するピニオンギヤと、前
記第1と第2のケーシング部材にそれぞれ形成された第
1と第2の壁面からなり、ピニオンギヤを摺動回転自在
に収納する収納孔とを備え、各壁面の合わせ部におい
て、第2の壁面とピニオンギヤとの間隔が第1の壁面と
ピニオンギヤとの間隔より広いことを特徴とする。
【0009】第2発明のデファレンシャル装置は、エン
ジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、一対
の車輪側サイドギヤと、これらのサイドギヤを連結する
ピニオンギヤと、サイドギヤの間に配置されたスペーサ
と、デフケースとスペーサとにそれぞれ形成された第1
と第2の壁面からなり、ピニオンギヤを摺動回転自在に
収納する収納孔とを備え、各壁面の合わせ部において、
第2の壁面とピニオンギヤとの間隔が第1の壁面とピニ
オンギヤとの間隔より広いことを特徴とする。
【0010】第3発明のデファレンシャル装置は、ピニ
オンギヤを摺動回転自在に収納する収納孔の第1の壁面
の曲率半径をR1 、第2の壁面の曲率半径をR2 とした
とき、これらの関係をR1 <R2 とすることにより、第
2の壁面とピニオンギヤとの間隔を第1の壁面とピニオ
ンギヤとの間隔より広くした請求項1又は2のデファレ
ンシャル装置である。
【0011】第4の発明のデファレンシャル装置は、第
1の壁面が収納孔の半周以上を占めることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】各発明のデファレンシャル装置は、第2の壁面
とピニオンギヤとの間隔を第1の壁面とピニオンギヤと
の間隔より広くしたから、第1の壁面と第2の壁面とが
周方向に多少位置ずれしても、この位置ずれは第2の壁
面の広い周方向幅で吸収される。従って、ピニオンギヤ
と収納孔との片当たりが防止され、駆動力の差動配分機
能と差動制限機能とが正常に保たれる。
【0013】又、第1の壁面で収納孔の半周以上を形成
すると共に、第1の壁面とピニオンギヤとの間隔を通常
の値にすることによって、ピニオンギヤがしっかりと支
持されるから、ピニオンギヤとサイドギヤとの噛み合い
が良好に保たれ、焼き付きや偏磨耗等が生じない。
【0014】
【実施例】図1,2,3,4により、第1発明の一実施
例を説明する。この実施例は第4発明の特徴を備えてい
る。図1,2はこの実施例の断面を示し、車両のフロン
ト,センター又はリヤに搭載されるデファレンシャル装
置である。左右の方向は車両及び図1,2での左右の方
向である。又、符号を与えていない部材等は図示されて
いない。
【0015】図1,2のように、デフケース21はケー
シング本体31(第1のケーシング部材)とカバー33
(第2のケーシング部材)とを、ボルト35(締結部
材)で固定して構成されており、デフケース21の内部
には左右のヘリカルサイドギヤ37,39が配置されて
いる。
【0016】各サイドギヤ37,39はそれぞれハブ4
1,43に形成されており、各ハブ41,43はケーシ
ング本体31とカバー33との間にそれぞれ形成された
支承部45,47に支承されていると共に、互いの間に
形成された支承部49を介して支承し合い、互いにセン
ターリングしている。各サイドギヤ37,39はハブ4
1,43を介してそれぞれ後車軸9,11にスプライン
連結され、止め輪51で固定されている。
【0017】デフケース21には、長短の収納孔53,
55が、周方向等間隔に4組形成されている。収納孔5
3,55にはそれぞれ長短のヘリカルピニオンギヤ5
7,59が摺動回転自在に収納されている。
【0018】長いピニオンギヤ57は、第1と第2のギ
ヤ部61,63とこれらを連結する小径の軸部65とか
らなり、第1ギヤ部61は右のサイドギヤ39と噛み合
っている。又、短いピニオンギヤ59は一体に形成され
た第1と第2のギヤ部67,69からなり、第1ギヤ部
67は左のサイドギヤ37と噛み合い、第2ギヤ部69
はピニオンギヤ57の第2ギヤ部63と噛み合ってい
る。
【0019】図1,2のように、デフケース21には開
口71,73,75が形成され、デフキャリヤのオイル
溜りからオイルを流出入させて収納孔53,55や各ギ
ヤの噛み合い部などを潤滑する。
【0020】デフケース21を回転させるエンジン1の
駆動力はピニオンギヤ57,59から左右のサイドギヤ
37,39に分配され、サイドギヤ37,39間に駆動
抵抗差が生じるとピニオンギヤ57,59の自転によっ
てエンジン1の駆動力は左右各側に差動分配される。
【0021】駆動力が差動分配されている間、ピニオン
ギヤ57,59はサイドギヤ37,39との噛み合い反
力により収納孔53,55に押しつけられて摩擦抵抗が
発生する。又、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力によ
ってピニオンギヤ57,59とデフケース21との間及
びサイドギヤ37,39とデフケース21との間で摩擦
抵抗が発生する。これらの摩擦抵抗により、トルク感応
型の差動制限力が得られる。
【0022】図3のように、ピニオンギヤ57,59の
噛み合い部(第2ギヤ部63,69)において、収納孔
53,55は、ケーシング本体31側の壁面77,79
(第1の壁面)と、カバー33のボス部81側の壁面8
3,85(第2の壁面)とで形成されている。ボス部8
1側壁面83,85の半径R2 (曲率半径R2 )はケー
シング本体31側の壁面77,79の曲率半径R1 より
大きくしてある(R1<R2 )。尚、このケーシング本
体31の曲率半径R1 はピニオンギヤの歯先半径より大
きく、後述するように、その間には小さい隙間S2 を有
している。
【0023】従って、図4に拡大して示すように、ピニ
オンギヤ59とボス部81(壁面85)との隙間S1
方がピニオンギヤ59とケーシング本体31(壁面7
9)との隙間S2 より広くなっている。同様に、ピニオ
ンギヤ57側でも壁面85との隙間S1 の方が壁面77
との隙間S2 より広い。なお、壁面83,85の中心O
1 は各ピニオンギヤの中心O2 よりデフケース21のほ
ぼ径方向外側に(R2 −R1 )だけ後退させてある。
【0024】このように、隙間S1 を隙間S2 より広く
したことによって、例えば、ケーシング本体31とカバ
ー33との間に周方向の位置ずれが生じても、この位置
ずれは隙間S1 で吸収されるから、ピニオンギヤ57,
59と壁面83,85との片当たりが防止される。従っ
て、ピニオンギヤ57,59は差動時に円滑な回転が可
能になるから、駆動力の差動配分機能と上記のような摩
擦抵抗による差動制限機能とが正常に保たれる。
【0025】なお、壁面83,85の半径R2 は、(1.0
4 〜1,1)×R1 の範囲から選択するのが適当である。ま
た半径R1 ,R2 の中心を各ピニオンギヤの中心O2
同一にして、各ピニオンギヤとボス81の壁面83,8
5との間に図4に示すように隙間S3 を形成し、S2
りS3 を広くとることによってもケーシング本体31と
カバー33との間の周方向位置ずれが吸収され上述した
曲率半径を変えたものと同様の効果が得られる。
【0026】又、ピニオンギヤ57,59の噛み合い反
力を受ける壁面77,79が収納孔53,55の半周以
上を占めており、ピニオンギヤ57,59をしっかりと
保持しているから、ピニオンギヤ57,59とサイドギ
ヤ37,39との噛み合いが良好に保たれ、焼き付きや
偏磨耗等が生じない。
【0027】こうして、デファレンシャル装置が構成さ
れている。
【0028】次に、図5,6により第2発明の一実施例
を説明する。この実施例は第4発明の特徴を備えてい
る。
【0029】本実施例のデファレンシャル装置は特徴と
なる部材以外は図9に示す従来のデファレンシャル装置
203の構成部材とほぼ同一部材からなり、それら同一
部材には同一の符号を付して説明する。デフケース22
3の内部には左右のヘリカルサイドギヤ209,211
が配置されている。
【0030】また、デフケース223には、収納孔23
5,237が周方向等間隔に4組形成されている。収納
孔235,237にはそれぞれ等長のヘリカルピニオン
ギヤ217,219が摺動回転自在に収納されている。
【0031】デフケース223を回転させるエンジンの
駆動力は左右のサイドギヤ209,211に分配され、
サイドギヤ209,211間に駆動抵抗差が生じるとピ
ニオンギヤ217,219の自転により駆動力は左右各
側に差動分配される。又、上記実施例と同様に、駆動力
が差動分配されている間、各ギヤの噛み合い反力と噛み
合いスラスト力とによって生じる摩擦抵抗により、トル
ク感応型の差動制限力が得られる。
【0032】図6のように、ピニオンギヤ217,21
9の噛み合い部において、収納孔235,237は、デ
フケース223側の壁面125,127(第1の壁面)
と、スペーサ240側の壁面129,131(第2の壁
面)とで形成されている。スペーサ240はボルト等に
よりデフケース223に一体に固定されている。スペー
サ240側壁面129,131の半径R3 (曲率半径R
3 :前記実施例のR2と同等)はデフケース223側の
壁面125,127の曲率半径R4 (前記実施例のR1
と同等)より大きくしてある。
【0033】従って、ピニオンギヤ217,219とス
ペーサ240(壁面129,131)との隙間はピニオ
ンギヤ217,219とデフケース223(壁面12
5,127)との隙間より広い。なお、壁面129,1
31の中心O3 は各ピニオンギヤ217,219の中心
4 よりもデフケース223のほぼ径方向外側に(R3
−R4 )だけ後退させてある。
【0034】このように、ピニオンギヤ217,219
とスペーサ240との隙間をピニオンギヤ217,21
9とデフケース223との隙間より広くしたから、デフ
ケース223とスペーサ240との間に周方向の位置ず
れが生じても、この位置ずれはスペーサ240側の広い
隙間で吸収されるから、ピニオンギヤ217,219と
壁面129,131との片当たりが防止される。従っ
て、ピニオンギヤ217,219は差動時に円滑な回転
が可能になるから、駆動力の差動配分機能と、摩擦抵抗
による差動制限機能の両方が正常に保たれる。
【0035】なお、壁面129,131の半径R3 は、
(1.04 〜1,1)×R4 の範囲から選択するのが適当であ
る。
【0036】又、ピニオンギヤ217,219の噛み合
い反力を受ける壁面125,127が収納孔235,2
37の半周以上を占めており、ピニオンギヤ217,2
19をしっかりと保持しているから、ピニオンギヤ21
7,219とサイドギヤ209,211との噛み合いが
良好に保たれ、焼き付きや偏磨耗等が生じない。
【0037】こうして、デファレンシャル装置が構成さ
れている。
【0038】なお、第2の壁面は各実施例のように全面
の曲率を第1の壁面より小さくする(曲率半径を大きく
することと同等の意味)のではなく、例えば、第2の壁
面とビニオンギヤ外径との間の隙間(間隔)が第2の壁
面のエッジ部近傍では大きい隙間Sとなるように該エ
ッジ部を面取りのような方法で周方向に削って、第2の
壁面の周方向幅を広くし、他の部分は第1壁面と同じ曲
率にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】各発明のデファレンシャル装置は、ピニ
オンギヤの収納孔を第1と第2の壁面で形成すると共
に、各壁面の合わせ目において、第2の壁面の周方向幅
を第1の壁面より広くしたから、第1の壁面と第2の壁
面とが周方向に多少位置ずれしても、この位置ずれは第
2の壁面の広い周方向幅で吸収される。従って、ピニオ
ンギヤと収納孔との片当たりが防止され、駆動力の差動
配分機能と差動制限機能とが正常に保たれる。
【0040】又、第1の壁面で収納孔の半周以上を形成
してピニオンギヤをしっかりと支持するから、ピニオン
ギヤとサイドギヤとの噛み合いが良好に保たれ、焼き付
きや偏磨耗等が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の実施例を他の断面で切断した断面図であ
る。
【図3】図1の実施例をB−B面で切断した要部拡大断
面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】第2発明の一実施例に用いられているスペ−サ
の斜視図である。
【図6】図9の実施例をC−C面で切断した要部拡大断
面図である。
【図7】従来例の断面図である。
【図8】図7の従来例をD−D面で切断した要部拡大断
面図である。
【図9】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
21,223 デフケース 31 ケーシング本体(第1のケーシング部材) 33 カバー(第2のケーシング部材) 35 ボルト(締結部材) 37,39、209,211 サイドギヤ 53,55、235,237 収納孔 57,59、217,219 ピニオンギヤ 77,79、125,127 第1の壁面 83,85、129,131 第2の壁面 240 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平石 賢司 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−58379(JP,A) 特開 平5−280597(JP,A) 米国特許5674146(US,A) 欧州特許696696(EP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 1/45

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締結部材により互いに固定される第1と
    第2のケーシング部材を有し、エンジンの駆動力により
    回転駆動されるデフケースと、一対の車輪側サイドギヤ
    と、これらのサイドギヤを連結するピニオンギヤと、前
    記第1と第2のケーシング部材にそれぞれ形成された第
    1と第2の壁面からなり、ピニオンギヤを摺動回転自在
    に収納する収納孔とを備え、各壁面の合わせ部におい
    て、第2の壁面とピニオンギヤとの間隔が第1の壁面と
    ピニオンギヤとの間隔より広いことを特徴とするデファ
    レンシャル装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの駆動力により回転駆動される
    デフケースと、一対の車輪側サイドギヤと、これらのサ
    イドギヤを連結するピニオンギヤと、サイドギヤの間に
    配置されたスペーサと、デフケースとスペーサとにそれ
    ぞれ形成された第1と第2の壁面からなり、ピニオンギ
    ヤを摺動回転自在に収納する収納孔とを備え、各壁面の
    合わせ部において、第2の壁面とピニオンギヤとの間隔
    が第1の壁面とピニオンギヤとの間隔より広いことを特
    徴とするデファレンシャル装置。
  3. 【請求項3】 ピニオンギヤを摺動回転自在に収納する
    収納孔の第1の壁面の曲率半径をR1 、第2の壁面の曲
    率半径をR2 としたとき、これらの関係をR1 <R2
    することにより、第2の壁面とピニオンギヤとの間隔を
    第1の壁面とピニオンギヤとの間隔より広くした請求項
    1又は2記載のデファレンシャル装置。
  4. 【請求項4】 第1の壁面が収納孔の半周以上を占める
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のデファレン
    シャル装置。
JP19039394A 1994-08-12 1994-08-12 デファレンシャル装置 Expired - Fee Related JP3217603B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19039394A JP3217603B2 (ja) 1994-08-12 1994-08-12 デファレンシャル装置
US08/514,105 US5674146A (en) 1994-08-12 1995-08-11 Differential gear apparatus
EP95112693A EP0696696B1 (en) 1994-08-12 1995-08-11 Differential gear apparatus
DE69501021T DE69501021T2 (de) 1994-08-12 1995-08-11 Differentialgetriebe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19039394A JP3217603B2 (ja) 1994-08-12 1994-08-12 デファレンシャル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0861463A JPH0861463A (ja) 1996-03-08
JP3217603B2 true JP3217603B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=16257416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19039394A Expired - Fee Related JP3217603B2 (ja) 1994-08-12 1994-08-12 デファレンシャル装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5674146A (ja)
EP (1) EP0696696B1 (ja)
JP (1) JP3217603B2 (ja)
DE (1) DE69501021T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6325738B1 (en) * 2000-04-26 2001-12-04 Illinois Tool Works Inc. Limited slip differential
JP2003314664A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Bosch Automotive Systems Corp 車両用差動歯車装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3706239A (en) 1971-02-09 1972-12-19 Boise Cascade Corp Pinion differential mechanism having internal bias torque
JPS5293134A (en) * 1976-01-31 1977-08-05 Matsushita Electric Works Ltd Form pannel for concrete
IT1224692B (it) * 1988-07-27 1990-10-18 C G C Compagnia Generale Compo Dispositivo differenziale a slittamento limitato
US5458546A (en) * 1992-03-31 1995-10-17 Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha Differential gear assembly
JP3157598B2 (ja) * 1992-04-21 2001-04-16 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てオムツ
US5221238A (en) * 1992-08-21 1993-06-22 Dyneet Corporation Differential with preload means and sectional spacer means
JP3373235B2 (ja) * 1992-12-18 2003-02-04 栃木富士産業株式会社 デファレンシャル装置
JP3392226B2 (ja) * 1994-08-18 2003-03-31 ビスコドライブジャパン株式会社 差動歯車装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0696696A1 (en) 1996-02-14
US5674146A (en) 1997-10-07
EP0696696B1 (en) 1997-11-12
JPH0861463A (ja) 1996-03-08
DE69501021T2 (de) 1998-03-12
DE69501021D1 (de) 1997-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0798051A (ja) デファレンシャル装置
JP3217603B2 (ja) デファレンシャル装置
EP1473489B1 (en) Differential gearing for vehicle including planetary gear mechanism and method of manufacturing same
JP3641519B2 (ja) デファレンシャル装置
JPH0979350A (ja) デファレンシャル装置
JPH07317878A (ja) デファレンシャル装置
JP3444974B2 (ja) デファレンシャル装置
JPH0868453A (ja) デファレンシャル装置
JP3641607B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3650359B2 (ja) 4輪駆動車の動力系
JP3866339B2 (ja) 車両用平行軸型差動装置
JP3611887B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3276209B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3637013B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3742135B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3197362B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3574176B2 (ja) デファレンシャル装置
JP2886843B2 (ja) デファレンシャル装置
JPH0828655A (ja) デファレンシャル装置
JPH08135759A (ja) デファレンシャル装置
JP3694058B2 (ja) デファレンシャル装置
JPH07259954A (ja) デファレンシャル装置
JPH1182683A (ja) デファレンシャル装置
JPH09144839A (ja) デファレンシャル装置
JP2002031211A (ja) デファレンシャル装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees