JP3215486B2 - 光電子増倍管 - Google Patents

光電子増倍管

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JP3215486B2
JP3215486B2 JP08892292A JP8892292A JP3215486B2 JP 3215486 B2 JP3215486 B2 JP 3215486B2 JP 08892292 A JP08892292 A JP 08892292A JP 8892292 A JP8892292 A JP 8892292A JP 3215486 B2 JP3215486 B2 JP 3215486B2
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寛 長谷川
益保 伊藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J43/00Secondary-emission tubes; Electron-multiplier tubes
    • H01J43/04Electron multipliers
    • H01J43/28Vessels, e.g. wall of the tube; Windows; Screens; Suppressing undesired discharges or currents

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  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部光電効果を用いる光
電子増倍管に関し、より詳しくは、ノイズの減少と製造
時における作業性の向上等を図ることのできる光電子増
倍管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるボックス型の光電子増倍管
は図9に示す如く、バルブ1の内部上面に、図示しない
入射光を電子に変換する光電面5を被着し、該バルブ1
の内部には、光電面5から放射される光電子を増倍させ
る電子増倍部8を内設している。
【0003】上記バルブ(真空容器)1は同図に示す如
く、全部分がガラスから構成され平面略円筒形を露呈し
た側管2と、この側管2の開口上部に一体的に気密融着
され下面に図示しない光電子を放射する光電面5が被着
された平面略円板形で透明の受光面板3と、側管2の開
口下端の気密溶接部2aに図示しないガスバーナーで加
熱溶解して気密融着された平面略円板形のステム4とを
備えて構成されている。
【0004】このステム4は同図に示す如く、ガラスか
ら構成された平面略円板形の円板状ガラス板4Aに、光
電面5や電子増倍部8である各ダイノードに電圧を供給
する複数のピン6が垂直に挿通して貫設され、円板状ガ
ラス板4Aの中央には、垂下するガラス排気管7が熱融
着して連設されており、このガラス排気管7が光電子増
倍管と図示しない排気系を連結する機能を有している。
【0005】また、このガラス排気管7は、光電子増倍
管の製造後においては不必要であるという理由から、光
電子増倍管の製造工程における最終段階で、排気系から
図示しないガスバーナーで溶解して切断され、極力短縮
化が図られるようになっている。
【0006】また、バルブ1は排気系にガラス排気管7
が連結された後に、内部が真空状態にされるとともに、
当該内部に、光電面5を形成するためのアルカリ金属蒸
気が導入されるようになっている。
【0007】そして、上記電子増倍部8のダイノード内
面には、図示しない2次電子放出面が被着されている。
【0008】然して、従来の光電子増倍管は、側管2の
気密溶接部2aに、平面略円板形のステム4がガスバー
ナーで加熱溶解して気密融着され、排気系にガラス排気
管7が連結された後に、バルブ1の内部が真空状態にさ
れるとともに、バルブ1の内部にアルカリ金属蒸気が導
入され、光電面5と電子増倍部8の2次電子放出面とが
被着・活性化される。そしてその後、排気系からガラス
排気管7がガスバーナーで溶解して切断され、ガラス排
気管7が極力短縮される。
【0009】尚、この種の先行技術文献として特開昭6
0−112224号、58−54539号、及び60−
211758号公報等がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来における光電子増
倍管は以上のように、側管2の全部分がガラスから構成
され、しかも、ステム4の全部分もガラスから構成され
ているので、ガラス内に含有される放射性物質、例えば
4 0 に基づくガラスの発光が生じ、ノイズが否応なく
増加してしまうのを防止できなかった。また、側管2若
しくはステム4のガラスに、電子増倍過程で発生した浮
遊電子やイオンが入射してガラスを発光させてしまうの
で、ノイズが発生してしまうという問題点があった。
【0011】また、従来の光電子増倍管は上記の如く、
側管2の気密溶接部2aに、円板形のステム4がガスバ
ーナーで加熱溶解して気密融着されているので、ガラス
の溶解に一定の高温と時間が必要不可欠となり、このた
め電子増倍部8が劣化してしまうのを防止し得なかっ
た。
【0012】
【0013】
【0014】本発明は上記に鑑みなされたもので、ノイ
ズの著しい減少、電子増倍部の劣化の確実な防止及び製
造時における作業性の大幅な向上を図ることのできる光
電子増倍管を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、バルブを構成する金属製側管と、
この側管の開口を有する上部に気密接合させた光透過性
の受光面板と、この受光面板の下面に被着されて入射し
てくる光を電子に変換する光電面と、側管の下部に真空
気密接合されて側管との接合部分が金属からなるステム
と、このステムにハーメチックガラスを介して固定させ
た複数のピンと、バルブの内部に設けられて光電面から
放出させた光電子を増倍させる電子増倍部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】また、ハーメチックガラスの側面形状をテ
ーパー形状にすると好適である。
【0017】また、側管の下部外周に、ステムと接合さ
せるフランジ形の気密溶接部を設けると好適である。
【0018】さらに、ステムに金属排気管を設けると好
適である。そして、側管の上部で、受光面板を外側から
気密覆着させてもよい。
【0019】
【作用】本発明によれば、側管の全てが金属から構成さ
れているので、ガラス内に含有される放射性物質、例え
ばK4 0 に基づくガラスの発光を防止でき、ノイズの発
生を確実に防止することが可能になる。また、側管に、
電子増倍過程で発生した浮遊電子やイオンが入射しても
発光することが無いので、ノイズを大幅に抑制すること
が可能になる。更に、金属製の側管の下部とステムの金
属製の接合部分とをヘリューム(He)アーク溶接又は
抵抗溶接等で気密溶着させることができるので、作業時
間の短縮と発熱量の抑制を達成でき、熱による電子増倍
部の劣化を著しく抑制することが期待できる。
【0020】また、ハーメチックガラスの側面形状をテ
ーパー形状にすると、耐電圧やリーク電流を配慮した適
切な構成となる。また、側管の下部外周に、ステムと接
合させるフランジ形の気密溶接部を設けることで、ステ
ムに対する側管の位置決めが容易かつ確実になる。ま
た、ステムに金属排気管を設けることにより、ピンチオ
フシールによって切断と封止が簡単に達成され、光電子
増倍管の内部にガスが発生・残留してしまうのを防止で
き、金属排気管を極力短くすることができ、作業時間の
大幅な短縮を図ることも可能になる。
【0021】
【実施例】以下、図1に示す一実施例に基づき本発明を
詳述すると、本発明に係る光電子増倍管は図1(a)
(b)(c)に示す如く、バルブ1Aの内部上面に、図
示しない入射光を電子に変換する光電面(光電陰極)5
を被着し、該バルブ1Aの内部には、光電面5から放射
される光電子を増倍させる電子増倍部8として積層型ダ
イノードを内設している。電子増倍部8は2次元のマト
リクス状又は1次元のアレイ状になっている尚、図1
(a)は本発明に係る光電子増倍管を示す平面図、同図
(b)は本発明に係る光電子増倍管を示す断面側面図、
同図(c)は本発明に係る光電子増倍管を示す底面図で
ある。
【0022】上記バルブ(真空容器)1Aは同図(b)
に示す如く、全部分が金属から構成され平面略円筒形を
露呈した側管2Aと、この側管2Aの開口を有する環形
上部に内部下方から一体的に気密融着され下面に光電面
5が被着された平面略円板形で透明の受光面板3と、側
管2Aの下端外周面に周設され外部横方向に張り出した
フランジ形の気密溶接部2bと、この気密溶接部2bに
溶接で気密融着された平面略円板形のステム4とを備え
て構成されている。
【0023】このステム4には同図(b)に示す如く、
各ダイノードに電圧を供給する複数のピン6がテーパー
状ハーメチックガラス9を介して垂直に挿通して貫設さ
れ、しかも、この複数のピン6が底面略矩形に配列され
ており、この複数のピン6の最上部には、アノード電極
10が水平に接続して載置されている。テーパー状ハー
メチックガラス9は耐電圧、リーク電流を考慮して浴面
を長くする為にテーパー状としている。動作電圧が低い
場合には、テーパー状とせずフラット面とする事もで
き、ガラスの直径を大きくする事もできる。
【0024】また、ステム4の中央には同図(b)に示
す如く、垂下するフレアー付きの金属排気管7Aが抵抗
溶接で融着して連設されており、この金属排気管7Aが
光電子増倍管と真空ポンプ(図示せず)等からなる排気
系を連結する機能を有している。
【0025】この金属排気管7Aは、光電子増倍管の製
造後においては不必要であるという理由から、光電子増
倍管の製造工程における最終段階で、金属排気管7Aを
冷間圧接で切断する。
【0026】また、ステム4の外周面には図1(a)
(b)(c)に示す如く、気密溶接部2bに溶着される
金属のフランジ形気密溶接部11が外部横方向に張り出
して周設されている。このフランジ形気密溶接部11
は、側管2Aの気密溶接部2bに位置決めされた後に、
ヘリュームアーク溶接又は抵抗溶接で気密溶着されるよ
うになっている。 そして、上記電子増倍部(電子増倍
器)8のダイノード内面には、図示しない2次電子放出
面が被着されている。
【0027】然して、本発明に係る光電子増倍管は、側
管2Aの気密溶接部2bに、ステム4のフランジ形気密
溶接部11が位置決めされ、この位置決めされた気密溶
接部2bとフランジ形気密溶接部11がヘリュームアー
ク溶接又は抵抗溶接で気密溶着される。この工程が終了
すると、排気系に金属排気管7Aが連結され、バルブ1
Aの内部が真空状態にされるとともに、バルブ1Aの内
部に図示しないアルカリ金属蒸気が導入され、光電面5
と電子増倍部8の2次電子放出面とが堆積・活性化され
る。そしてその後、排気系から金属排気管7Aがピンチ
オフシールで切断され、ガラス排気管7が極力短縮され
る。
【0028】上記構成によれば、側管2Aの全てが金属
から構成されているので、ガラス内に含有される放射性
物質、例えばK4 0 からの放射線に基づく光電子放出を
防止でき、ノイズの発生を確実に防止することができ
る。また、側管2Aに、電子増倍過程で発生した浮遊電
子やイオンが入射しても発光することが無いので、ノイ
ズを大幅に抑制することが可能となる。
【0029】そして、金属からなるフランジ形の気密溶
接部2bに、金属からなるフランジ形気密溶接部11が
位置決めされ、この位置決めされた気密溶接部2bとフ
ランジ形気密溶接部11がヘリュームアーク溶接又は抵
抗溶接で気密溶着されるので、作業時間の短縮と発熱量
の抑制を達成でき、電子増倍部8の熱に伴う劣化を著し
く抑制することが期待できる。
【0030】さらに、フレアー付きの金属排気管7Aが
抵抗溶接で融着され、ピンチオフシールで切断されるの
で、光電子増倍管の内部にガスが発生・残留してしまう
のを防止でき、フレアー付きの金属排気管7Aを極力短
縮することができる。さらにまた、作業時間の大幅な短
縮を図ることが可能となる。第1図では、バルブが略円
筒形という事で説明したが当然角形でも可能である。、
次に、図2(a)(b)(c)は本発明の第2の実施例
を示すもので、この場合には、真空中の溶接作業に基づ
き、金属排気管7Aを省略するようにしている。即ち、
本実施例では、光電面5や電子増倍部8の2次電子放出
面の形成後に、トランスフォアー装置を用いて真空中で
インジュウムシール又は抵抗溶接を行い、気密溶接部2
bとフランジ形気密溶接部11を溶着することで、フレ
アー付きの金属排気管7Aを不要ならしめるようにして
いる。
【0031】本実施例によっても上記実施例と同様の作
用効果が期待し得られ、金属排気管7Aの省略を通じて
部品点数の削減を図ることができるのは明白である。
【0032】次に、図3(a)(b)(c)は本発明の
第3の実施例を示すもので、この場合には、アノードを
マルチアノード12として位置検出を可能ならしめるよ
うにしている。即ち、本実施例では、ステム4に略矩形
の取付け孔が貫通して穿設され、この取付け孔には、マ
ルチアノード12が嵌着されるようになっている。
【0033】このマルチアノード12は図3(a)
(b)(c)に示す如く、取付け孔に嵌着される略矩形
のアノード支持用ハーメチックガラス120と、このア
ノード支持用ハーメチックガラス120に縦横に並べて
垂直に装着され出力信号を取り出す多数のアノードピン
121とを備えて構成されている。
【0034】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、位置検出が可能とな
るのは明白である。
【0035】次に、図4(a)(b)(c)は本発明の
第4の実施例を示すもので、この場合には、側管2Aの
開口上部に、受光面板3を内部下方からでは無く、上方
から一体的に気密融着し、光電面5の有効面積を拡大す
るようにしている。
【0036】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、受光面板3を内部下
方からでは無く、上方から一体的に気密融着するので、
光電面(光電陰極)5の有効面積の大幅な拡大が期待で
きるのは明白である。また、大気圧が側管2Aの開口上
部に受光面板3を圧着する圧着方向に作用するので、圧
着面積を縮小しつつバルブ1Aの信頼性を大幅に向上さ
せることが可能となる。
【0037】次に、図5(a)(b)(c)は本発明の
第5の実施例を示すもので、この場合には、一体的に気
密融着した受光面板3に、側管2Aの環形上部の開口を
貫通して外部に露呈する略半球形の突部13を膨出して
形成するようにしている。
【0038】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、受光面板3に突部1
3を膨出形成しているので、斜め方向の光をも反射する
こと無く、容易に入射させることができるのは明白であ
る。
【0039】次に、図6(a)(b)(c)は本発明の
第6の実施例を示すもので、この場合には、抵抗溶接の
活用で電子増倍部8が殆ど熱の影響を受けないことを考
慮して、バルブ1Aの内部に、薄形の電子増倍部8を内
設し、この薄形の電子増倍部8の大きさに応じて、バル
ブ1Aを垂直方向に縮めて薄形に構成するようにしてい
る。
【0040】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、占有スペースの縮小
を図り得ることができるのは明白である。尚、電子増倍
部8としては、ダイノードを積層するタイプの他、MC
P(マイクロチャンネルプレート),半導体素子等が考
えられる。
【0041】次に、図7(a)(b)(c)は本発明の
第7の実施例を示すもので、この場合には、ステム4に
略円板形の取付け孔を貫通して穿設し、この取付け孔に
は、大形で円板形のテーパー状ハーメチックガラス9A
を嵌着しており、このテーパー状ハーメチックガラス9
Aの底面周縁には、複数のピン6を直接挿通して貫設す
るようにしている。また、ステム4の中央には、金属排
気管7Aである金属チップ管7Bを融着で垂下連設して
いる。
【0042】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、部品点数の削減を通
じてコストダウンを図ることができるのは明白である。
【0043】最後に、図8(a)(b)(c)は本発明
の第8の実施例を示すもので、この場合には、上記第7
実施例のステム4から金属チップ管7Bを省略するよう
にしている。尚、この場合には上記第2実施例のよう
に、真空中でインジュウムシール等による封止が成され
る。
【0044】本実施例によっても上記諸実施例と同様の
作用効果が期待し得られ、しかも、部品点数の削減を通
じてコストダウンを図ることができるのは明白である。
さらに、ピン6の近傍に位置する金属チップ管7Bが全
く残存しないので、光電子増倍管をソケットに挿着して
使用するのが極めて容易となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バルブを
構成する金属製側管と、この側管の開口を有する上部に
気密接合させた光透過性の受光面板と、この受光面板の
下面に被着されて入射してくる光を電子に変換する光電
面と、側管の下部に真空気密接合されて側管との接合部
分が金属からなるステムと、このステムにハーメチック
ガラスを介して固定させた複数のピンと、バルブの内部
に設けられて光電面から放出させた光電子を増倍させる
電子増倍部とを備えたことにより、ノイズの著しい減
少、電子増倍部の劣化の確実な防止及び製造時における
作業性の大幅な向上が可能となる。
【0046】
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光電子増倍管の第1の実施例を示
す説明図である。
【図2】本発明に係る光電子増倍管の第2の実施例を示
す説明図である。
【図3】本発明に係る光電子増倍管の第3の実施例を示
す説明図である。
【図4】本発明に係る光電子増倍管の第4の実施例を示
す説明図である。
【図5】本発明に係る光電子増倍管の第5の実施例を示
す説明図である。
【図6】本発明に係る光電子増倍管の第6の実施例を示
す説明図である。
【図7】本発明に係る光電子増倍管の第7の実施例を示
す説明図である。
【図8】本発明に係る光電子増倍管の第8の実施例を示
す説明図である。
【図9】従来の光電子増倍管を示す説明図である。
【符号の説明】
1・1A…バルブ、2・2A…側管、2a・2b…気密
溶接部、3…受光面板、4…ステム、5…光電面(光電
陰極)、6…ピン、7…ガラス排気管、7A・7B…金
属排気管、8…電子増倍部(電子増倍器)、9・9A…
テーパー状ハーメチックガラス、11…フランジ形の気
密溶接部。
フロントページの続き (72)発明者 竹内 純一 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 大庭 弘一郎 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−211758(JP,A) 特開 昭55−95264(JP,A) 特開 昭52−30152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 43/00 - 43/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブを構成する金属製側管と、 この側管の開口を有する上部に気密接合させた光透過性
    の受光面板と、 この受光面板の下面に被着されて入射してくる光を電子
    に変換する光電面と、 前記側管の下部に真空気密接合されて前記側管との接合
    部分が金属からなるステムと、 このステムにハーメチックガラスを介して固定させた複
    数のピンと、前記バルブの内部に設けられて前記光電面
    から放出させた光電子を増倍させる電子増倍部とを備え
    たことを特徴とする光電子増倍管。
  2. 【請求項2】 前記ハーメチックガラスの側面形状をテ
    ーパー形状にしたことを特徴とする請求項1記載の光電
    子増倍管。
  3. 【請求項3】 前記側管の下部外周に、前記ステムと接
    合させるフランジ形の気密溶接部を設けたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の光電子増倍管。
  4. 【請求項4】 前記ステムに金属排気管を設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載
    の光電子増倍管。
  5. 【請求項5】 前記側管の前記上部で、前記受光面板を
    外側から気密覆着させたことを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれか一項に記載の光電子増倍管。
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