JP3215005B2 - 給排版一体型の孔版印刷装置 - Google Patents

給排版一体型の孔版印刷装置

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JP3215005B2
JP3215005B2 JP08380995A JP8380995A JP3215005B2 JP 3215005 B2 JP3215005 B2 JP 3215005B2 JP 08380995 A JP08380995 A JP 08380995A JP 8380995 A JP8380995 A JP 8380995A JP 3215005 B2 JP3215005 B2 JP 3215005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂フィルム
を有した孔版マスタを加熱穿孔製版して、多孔性円筒状
版胴に巻着し印刷を行う給排版一体型の孔版印刷装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】簡便な印刷装置として感熱デジタル製版
式の孔版印刷装置が良く知られている。この孔版印刷装
置は、感熱孔版用のマスタに微細な発熱素子が1列に並
んだサーマルヘッドを接触させ、この発熱素子に対しパ
ルス的に通電を行いながらマスタをプラテンローラ等で
搬送することで、マスタに画像情報に基づいた穿孔画像
を熱溶融穿孔形成させた後、この穿孔されたマスタを所
定長さで切断するとともに版胴に巻装させ、プレスロー
ラ等の押圧手段によってマスタを介して印刷用紙を版胴
の外周面に押圧させることで版胴の開孔部及びマスタの
穿孔部からインキを滲出させ、このインキを印刷用紙に
転移させて印刷を行う。
【0003】ところが、前述のマスタは、厚さ1〜2μ
m程度の熱可塑性樹脂フィルムに、和紙繊維や合成繊維
等の多孔性支持体を貼り合わせたラミネート構造により
形成されているので、多孔性支持体の繊維が複雑に絡み
合っている部分や、太い繊維の部分に穿孔画像が形成さ
れてしまうことがある。この場合には、印刷画像のベタ
部が抜けたり、細線や文字が切れたりする繊維目と呼ば
れる現象が発生し、印刷画像の品質を低下させてしまう
という問題点がある。
【0004】そこで、繊維目と呼ばれる現象を防止する
ために、多孔性支持体を薄くしたマスタ、あるいは多孔
性支持体を使用せずに実質的に熱可塑性樹脂フィルムの
みからなるマスタを使用することが提案されている。
【0005】しかしながら、多孔性支持体を薄くしたマ
スタや熱可塑性樹脂フィルムのみからなるマスタを使用
すると、これらのマスタは腰が弱いので搬送が不安定と
なりジャムが多発してマスタの搬送が困難になるという
問題点が発生する。
【0006】この問題点を解決する孔版印刷装置とし
て、特公平5−70595号公報に開示されているよう
に、マスタの供給部、製版部及び排版巻取部からなる給
排版ユニットが、版胴の外周に近接して配設されるとと
もに、版胴と相対的に回転可能に支持されることによ
り、マスタを切断することなく製版、着版、印刷及び排
版を行うものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
5−70595号公報に開示された孔版印刷装置には、
製版時、着版時及び排版時に、マスタの供給部のマスタ
供給軸、製版手段のプラテンローラ及び排版巻取部の排
版巻取軸のそれぞれが回転されるので、各軸やプラテン
ローラの各支持部を予め強固に構成しておかないと、各
軸やプラテンローラの回転時にマスタにねじれや撓みが
発生するおそれがあり、マスタにシワが発生したり、マ
スタがスキューするという問題点がある。
【0008】また、各軸やプラテンローラの各支持部を
強固に構成すると、版胴の重量が増加すると共に、版胴
の一部に重量が偏った状態になるので、印刷時や空転時
の版胴と給排版ユニットとが一体になって回転する場合
に版胴が振動するという問題点や、各支持部を強固に構
成するため各支持部のコストが上がるという問題点が発
生する。さらに、印刷物の色変えのために版胴が装置本
体に対して脱着可能なドラムユニットとして構成されて
いる場合には、ドラムユニットの重量が増加することに
より、ドラムユニットの脱着が困難になるという問題点
がある。
【0009】そこで、本発明の目的とするところは、前
述の問題点を解決し、製版時、着版時及び排版時のマス
タのシワ、スキュー等の発生を防止し、かつ、低コスト
で重量増加を抑えた給排版一体型の孔版印刷装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、マスタが外周面に巻装され
る円筒状の版胴と、版胴を回転駆動する版胴駆動手段
と、版胴の内周面にインキを供給するインキ供給手段
と、サーマルヘッド及びこのサーマルヘッドが接離する
プラテンローラを含む製版手段とを備える給排版一体型
の孔版印刷装置において、マスタを版胴に供給するマス
タ供給部と、マスタを版胴から巻き取るマスタ排版巻取
部と、マスタが周面の一部に巻き付けられるプラテンロ
ーラとを備えるとともに、版胴の回転中心軸と同軸上に
おいて回転自在に支持された給排版ユニットと、製版手
段による製版工程でマスタ排版巻取部を駆動するマスタ
排版巻取駆動手段と、装置本体側に設けられていて、プ
ラテンローラに対してサーマルヘッドを当接、離脱させ
るサーマルヘッド接離手段と、印刷時に版胴と給排版ユ
ニットとを互いに連結する連結手段と、サーマルヘッド
のプラテンローラへの当接動作により、サーマルヘッド
に対して給排版ユニットの位置を固定する給排版ユニッ
ト位置決め手段とを備えた構成である。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
排版一体型の孔版印刷装置において、サーマルヘッドの
当接動作により、連結手段の連結状態を解除することを
特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の給排版一体型の孔版印刷装置において、給
排版ユニット位置決め手段が、給排版ユニットまたはサ
ーマルヘッド接離手段のうち何れか一方に設けられた第
1係合部と、給排版ユニットまたはサーマルヘッド接離
手段のうち何れか他方に設けられていて、サーマルヘッ
ドがプラテンローラに当接したとき、第1係合部が係合
する第1被係合部とから構成されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の給排版一体型の孔版印刷装置に
おいて、連結手段が、版胴または給排版ユニットのうち
何れか一方に設けられた第2係合部と、版胴または給排
版ユニットのうち何れか他方に設けられていて、サーマ
ルヘッドがプラテンローラに当接したとき、第2係合部
が係合する第2被係合部とから構成されていることを特
徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3または請求項4記載の給排版一体型の孔版
印刷装置において、印刷時にマスタ供給部の動作を制動
し、製版時にマスタ供給部の動作の制動を解除する規制
手段を備える構成である。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の給
排版一体型の孔版印刷装置において、規制手段が、サー
マルヘッドの当接動作によりマスタ供給部の動作の制動
を解除することを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載
の給排版一体型の孔版印刷装置において、印刷時に版胴
と版胴駆動手段とを接続し、マスタ排版巻取駆動手段の
動作時に版胴と版胴駆動手段との接続を断とするクラッ
チを版胴と版胴駆動手段との間に配設した構成である。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、製版時に版胴と
給排版ユニットとの連結が解除されて、サーマルヘッド
接離手段によってサーマルヘッドがプラテンローラに当
接される動作により、サーマルヘッドに対して給排版ユ
ニットが位置決めされ、製版手段によってマスタに対し
て製版が行われる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、製版時にサ
ーマルヘッド接離手段によってサーマルヘッドがプラテ
ンローラに当接される動作により、版胴と給排版ユニッ
トとの連結が解除される。製版終了時にサーマルヘッド
がプラテンローラから離脱する動作により、版胴と給排
版ユニットとが連結される。印刷時には給排版ユニット
が版胴と一体的に回転される。
【0019】請求項3記載の発明によれば、製版時に版
胴と給排版ユニットとの連結が解除されて、サーマルヘ
ッド接離手段によってサーマルヘッドをプラテンローラ
に当接させる動作により、給排版ユニットまたはサーマ
ルヘッド接離手段のうち何れか一方に設けられた第1係
合部が、給排版ユニットまたはサーマルヘッド接離手段
のうち何れか他方に設けられた第1被係合部に係合され
て、サーマルヘッドに対して給排版ユニットが位置決め
され、製版手段によってマスタに対して製版が行われ
る。
【0020】請求項4記載の発明によれば、製版時にサ
ーマルヘッド接離手段によってサーマルヘッドがプラテ
ンローラに当接される動作により、版胴または給排版ユ
ニットのうち何れか一方に設けられた第2係合部と、版
胴または給排版ユニットのうち何れか他方に設けられた
第2被係合部との係合が解除されて、版胴と給排版ユニ
ットとの連結が解除される。製版終了時に、サーマルヘ
ッドがプラテンローラから離脱する動作により、版胴ま
たは給排版ユニットのうち何れか一方に設けられた第2
係合部が、版胴または給排版ユニットのうち何れか他方
に設けられた第2被係合部に係合されて、版胴と給排版
ユニットとが連結される。印刷時には給排版ユニットが
版胴と一体的に回転される。
【0021】請求項5記載の発明によれば、製版時にマ
スタ供給部の動作の制動が解除され、製版終了時にマス
タ供給部のマスタを版胴に供給する動作が制動される。
【0022】請求項6記載の発明によれば、製版時にサ
ーマルヘッド接離手段によってサーマルヘッドがプラテ
ンローラに当接される動作により、マスタ供給部の動作
の制動が解除される。製版終了時にサーマルヘッドがプ
ラテンローラから離脱する動作により、マスタ供給部の
マスタを版胴に供給する動作が制動される。
【0023】請求項7記載の発明によれば、製版時にお
いて、マスタ排版巻取駆動手段を動作させるとき、版胴
と版胴駆動手段とを接続するクラッチを作動させて、版
胴と版胴駆動手段との接続を遮断する。印刷時の版胴と
給排版ユニットとが連結された状態において、クラッチ
を作動させて、版胴と版胴駆動手段とを接続し、給排版
ユニットと版胴とを一体的に回転する。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である給排版一体
型の孔版印刷装置の要部構成図を示す。この孔版印刷装
置は、マスタ2が外周面に巻装される版胴1と、版胴1
の内周面にインキを供給するインキ供給手段10と、マ
スタ2に対して製版を行う製版手段20と、マスタ2を
支持するマスタ供給軸31、マスタ2を版胴1から巻き
取るマスタ排版巻取軸32及びプラテンローラ22を支
持する給排版ユニット30とから主に構成されている。
【0025】図3において、版胴1は、多孔性の円筒体
からなり、この両端部にはフランジ対1a,1aが固定
されている。フランジ対1a,1aは、図示しない筐体
側板に設けられたインキ供給パイプ11に回転可能に支
持されている。版胴1には、この版胴1を反時計回り方
向(図1参照)の向きに回転させる版胴駆動手段として
のモータ4がクラッチ5を介して接続されている。版胴
1の多孔性の範囲は、その円周上の略3/4を占めてお
り、この範囲が印刷可能領域となる。また、フランジ対
1a,1aの外側面には、版胴1の中心に向かって開口
するU字溝の凹部3aが形成されたストッパ3,3がそ
れぞれ固設されている。
【0026】図1に示すように、版胴1の内部には、イ
ンキ供給手段10が配設されている。インキ供給手段1
0は、版胴1の内周面にインキを供給するインキ供給ロ
ーラ12と、インキ供給ローラ12と間隙を置いてその
軸方向に平行に配置されていて、インキ供給ローラ12
との間にインキ溜まり14を形成するドクターローラ1
3と、版胴1の回転中心軸を兼ねるとともに、インキ溜
まり14にインキを供給するインキ供給パイプ11とか
ら主に構成されている。
【0027】インキ供給ローラ12に対向する版胴1の
下方には、図示しないアームに回転自在に支持されてお
り、印刷用紙を版胴1に押圧するプレスローラ15が配
設されている。プレスローラ15に代えて、給排版ユニ
ット30の逃げ部である凹部を有し、版胴1と略同径で
あるプレッシャ胴形状の押圧手段を用いても良い。
【0028】図1及び図4に示すように、版胴1の両端
部において、インキ供給パイプ11には、略扇形形状の
給版支持アーム33,33の一端部が軸受33bを介し
てそれぞれ回転可能に支持されている。給版支持アーム
33,33の各他端部の間には、版胴1の回転方向に対
して上流側から順にマスタ排版巻取軸32、マスタ供給
軸31及びプラテンローラ22が、それぞれ版胴1と略
平行に配設されている。さらに、給版支持アーム33,
33の各他端部の、版胴1の回転方向に対する下流側に
は、サーマルヘッド21に対して給排版ユニット30の
位置を固定する第1被係合部としてのU字形状の切欠き
34,34がそれぞれ設けられている。
【0029】マスタ供給軸31には、マスタ2の一端が
固着されるとともに、マスタ2をロール状に巻成したマ
スタロール2aが支持されている。また、マスタ供給軸
31は、給版支持アーム33,33の各他端部に対して
回転自在、かつ脱着可能に支持されている。
【0030】マスタ排版巻取軸32には、版胴1の外周
を巻装したマスタ2の他端が固着されている。マスタ排
版巻取軸32も、マスタ供給軸31と同様に給版支持ア
ーム33,33の各他端部に対して回転自在、かつ脱着
可能に支持されている。マスタ排版巻取軸32の両端部
と給版支持アーム33,33との間には、マスタ排版巻
取軸32を時計回り方向にのみ回転可能にする一方向ク
ラッチが設けられている。マスタ排版巻取軸32の一方
の軸端には、この巻取軸32を回転駆動する排版巻取ギ
ア32aが固定されている。図5に示すように、排版巻
取ギア32aの近傍には、製版時及び排版時にマスタ排
版巻取軸32を回転するマスタ排版巻取駆動手段40が
配設されている。マスタ排版巻取駆動手段40は、モー
タ41と、モータ駆動軸41aに固着される駆動ギア4
2と、駆動ギア42の正転、逆転によって排版巻取ギア
32aに噛合、離間する移動ギア43と、一端部がモー
タ駆動軸41aに回転自在に支持され、他端部が移動ギ
ア43を回転自在に支持するギア側板44とから構成さ
れている。
【0031】プラテンローラ22の周面の一部には、マ
スタロール2aから供給されるマスタ2が巻き付けられ
ている。プラテンローラ22の中心部には、プラテンロ
ーラ軸22aが挿通固着されており、このプラテンロー
ラ軸22aの両端は、給版支持アーム33,33の各他
端部に回転自在に支持されている。図6に示すように、
プラテンローラ軸22aの一方の軸端には、このプラテ
ンローラ軸22aを回転させるプラテンローラギア22
bが固定されている。プラテンローラギア22bの近傍
には、プラテンローラ22を回転するプラテンローラ駆
動手段45が配設されている。このプラテンローラ駆動
手段45は、マスタ排版巻取駆動手段40と略同様に構
成されており、モータ46と、モータ駆動軸46aに固
着される駆動ギア47と、駆動ギア47の正転、逆転に
よってプラテンローラギア22bと噛合、離間する移動
ギア48と、一端部がモータ駆動軸46aに回転自在に
支持され、他端部が移動ギア48を回転自在に支持する
ギア側板49とから構成されている。
【0032】ここで、製版手段20について説明する。
製版手段20は、サーマルヘッド21とプラテンローラ
22とから主に構成されている。サーマルヘッド21に
は、図示しない原稿読取部で処理された原稿のデジタル
画像信号が送られる信号線が接続されている。サーマル
ヘッド21は、マスタ2に対してデジタル画像信号によ
る穿孔製版画像を形成する多数の発熱素子を有してい
る。
【0033】給排版ユニット30と対向する孔版印刷装
置本体側の部位には、サーマルヘッド21をプラテンロ
ーラ22に当接、離脱させるサーマルヘッド接離手段5
0が配設されている。サーマルヘッド接離手段50は、
サーマルヘッド21、サーマルヘッド21を支持する一
対のヘッドアーム51,51、及び第1被係合部として
の切欠き34,34に係合する位置決め部材52等から
構成される。切欠き34,34と、第1係合部としての
位置決め部材52とから給排版ユニット位置決め手段7
0が構成される。
【0034】プラテンローラ22と対向する位置には、
マスタ2の幅より広い幅を有するサーマルヘッド21が
配設されている。サーマルヘッド21の両端部は、筐体
側板に設けられたヘッドアーム軸51aに対して回転自
在であるヘッドアーム51,51にそれぞれ支持されて
いる。ヘッドアーム51,51は互いに強固に連結され
ており、各一端部51b,51bには、給版支持アーム
33,33の間の長さより長く、プラテンローラ22と
平行で棒状の位置決め部材52の両端部が固定されてい
る。
【0035】ヘッドアーム51,51の各他端部は、ヘ
ッドアーム51と略直角の向きに延出する延出部51c
をそれぞれ有し、サーマルヘッド21をプラテンローラ
22に当接させる向き(反時計回り方向)にバネ53,
53によって付勢されている。各延出部51cには、カ
ムフォロア軸54aがそれぞれ植設され、この軸54a
にカムフォロア54がそれぞれ回転自在に支持されてい
る。カムフォロア54,54は、バネ53,53の付勢
力によって筐体側板に回転自在に支持されたカム軸55
aに固着されたカム55,55の外周面に当接してい
る。
【0036】給版支持アーム33,33の各外側面に
は、給排版ユニット30と版胴1とを連結する連結手段
60,60がそれぞれ設けられている。連結手段60,
60は両方とも同様な構成なので、一方の連結手段60
についてのみ説明する。
【0037】図1及び図4に示すように、給版支持アー
ム33には、レバー軸61が植設されており、このレバ
ー軸61にへ字形状のストップレバー62が回転自在に
支持されている。ストップレバー62の一端部には、ス
トップレバー62を時計回り方向に付勢するバネ63が
張設されている。ストップレバー62の他端部には、ス
トッパ3の凹部3aに係合するレバーピン62aが固設
されている。なお、凹部3aが連結手段の第2被係合部
を、レバーピン62aが連結手段の第2係合部をそれぞ
れ構成している。
【0038】また、上述の実施例において、ヘッドアー
ム51,51の各一端部51b,51bに、第1被係合
部としてのU字形状の切欠きを設け、給版支持アーム3
3,33の各他端部、すなわち、U字形状の切欠きに対
応する部位に、第1係合部としての位置決め部材を設け
ても良い。さらに、フランジ対1a,1aの外側面に、
第2係合部としてのレバーピンを固設し、ストップレバ
ー62の他端部に、レバーピンが係合する第2被係合部
としての凹部を固設しても良い。
【0039】給版支持アーム33とストップレバー62
との間には、凹部3aとレバーピン62aとを係脱させ
る向きに移動可能である解除板64が設けられている。
解除板64は、この一端部に給版支持アーム33に植設
された段付き軸65と係合するU字溝64aが形成さ
れ、この略中央部にレバー軸61が遊嵌されている。解
除板64の他端部は、給版支持アーム33の切欠き34
と重合するように配設されている。また、給版支持アー
ム33には、解除板64が移動したときにレバーピン6
2aと給版支持アーム33との干渉防止のための長孔の
逃げ部33aが設けられている。
【0040】前述の構成による孔版印刷装置の動作を説
明する。なお、一対で構成されているヘッドアーム5
1,51及び連結手段60,60等は、その一対の動作
がそれぞれ同様なので、図示されている部材の動作につ
いてのみ説明し、図示されていない部材についてはその
説明を省略する。まず、版胴1、給排版ユニット30及
びサーマルヘッド接離手段50の初期位置について説明
する。通常は、ストッパ3の凹部3aにレバーピン62
aが係合しており、版胴1と給排版ユニット30とは連
結された状態であるとともに、サーマルヘッド21は、
プラテンローラ22から離間した位置にある。この状態
で、原稿読取部に原稿がセットされ、製版スタートキー
が押されると、版胴1及び給排版ユニット30は、モー
タ4の駆動力により回転されて図1に示す位置、すなわ
ち、サーマルヘッド21とプラテンローラ22と、位置
決め部材52と切欠き34とがそれぞれ互いに対向する
位置で停止する。
【0041】版胴1が停止すると、カム55が回転さ
れ、この回転にともなってバネ53で付勢されているカ
ムフォロア54がカム55の外周に沿って移動し、ヘッ
ドアーム51は、ヘッドアーム軸51aを中心にして反
時計回り方向に回転される。ヘッドアーム51の一端部
51bは、版胴1に向かって移動し、位置決め部材52
が切欠き34に係合する。この係合によって、図2に示
すように、サーマルヘッド21とプラテンローラ22と
が互いに位置決めされる。
【0042】位置決め部材52は、切欠き34に係合す
るとともに、バネ63の付勢力に抗してストップレバー
62をレバー軸61を中心にして反時計回り方向に回転
し、解除板64を版胴1の中心に向かって押し込む。ス
トップレバー62が回転されることにより、レバーピン
62aが、ストッパ3の凹部3aから離脱されて、版胴
1と給排版ユニット30との連結が解除される。版胴1
と給排版ユニット30との連結が解除されるのと略同時
に、サーマルヘッド21がプラテンローラ22に当接し
て、ヘッドアーム51の回転が停止する。
【0043】次に、サーマルヘッド21とプラテンロー
ラ22との位置決めが確認されると、図5において、マ
スタ排版巻取駆動手段40のモータ41がモータ駆動軸
41aを時計回り方向に回転し駆動ギア42を回転さ
せ、移動ギア43を排版巻取ギア32aに噛合させる。
移動ギア43と排版巻取ギア32aとが噛合するとモー
タ41が一端停止して、マスタ排版巻取駆動手段40は
停止する。また、プラテンローラ駆動手段も、マスタ排
版巻取駆動手段40と同様に、プラテンローラギアに移
動ギアを噛合させた状態で停止する。
【0044】この排版巻取ギア32aとプラテンローラ
ギアとに各移動ギアがそれぞれ噛合して、各駆動手段が
一端停止した状態が給版待機状態となる。給版待機状態
になると、クラッチ5が作動して版胴1とモータ4との
接続が解除され、版胴1はインキ供給パイプ11に対し
て回転自在となる。
【0045】原稿が原稿読取部に搬送されると、原稿の
画像情報が、原稿読取部のCCD、A/D変換器及び製
版制御装置によって処理され、マスタ排版巻取駆動手段
40及びプラテンローラ駆動手段が作動される。モータ
41が駆動してマスタ排版巻取軸32が時計回り方向に
回転され、マスタ2がマスタ排版巻取軸32に巻き取ら
れるとともに、版胴1は反時計回り方向に回転される。
このとき、版胴1は、モータ4との接続を断たれて、イ
ンキ供給パイプ11に対して回転自在に支持された状態
であるので、マスタ2に過大な張力を付与させることな
く、版胴1の外周面にインキの粘着力により貼着したマ
スタ2が巻取られる動作によって共に回転される。ま
た、マスタ排版巻取軸32の回転に同期してプラテンロ
ーラ軸22aは、マスタ2をマスタロール2aから版胴
1に供給する向き(反時計回り方向)にプラテンローラ
駆動手段45により回転される。
【0046】版胴1がこの印刷可能領域の開始位置まで
回転されると、処理された原稿のデジタル画像信号が、
サーマルヘッド21の発熱素子にパルス状に通電され、
マスタ2に対して加熱穿孔製版が開始される。マスタ2
は穿孔された後、版胴1の外周面に貼着される。版胴1
の印刷可能領域の終わりが、プラテンローラ駆動手段の
モータのステップ数により判断され、版胴1の印刷可能
領域に対応する製版が完了すると、サーマルヘッド21
による加熱穿孔製版が停止される。
【0047】その後も、マスタ排版巻取駆動手段40に
よるマスタの巻き取りが継続され、図示しない版胴回転
検出センサにより版胴1の初期位置が検出される、すな
わち、版胴1が一回転したと判断されると、マスタ排版
巻取駆動手段40において、モータ駆動軸41aが反時
計回り方向に回転され、移動ギア43が排版巻取ギア3
2aから離脱される。プラテンローラ駆動手段の移動ギ
アも、同様にプラテンローラギアから離脱される。ま
た、マスタ排版巻取駆動手段40及びプラテンローラ駆
動手段の動作と連動して、カム55が回転してヘッドア
ーム51は、ヘッドアーム軸51aを中心にして時計回
り方向に回転され、サーマルヘッド21がプラテンロー
ラ22から離脱するとともに、位置決め部材52と給版
支持アーム33の切欠き34との係合も解除される。
【0048】位置決め部材52と切欠き34との係合が
解除されると、バネ63の付勢力により、ストップレバ
ー62がレバー軸61を中心にして時計回り方向に回転
され、解除板64が版胴1の中心から離れる向きに移動
される。解除板64が移動すると、レバーピン62aが
ストッパ3の凹部3aに係合して、図1に示すように、
版胴1と給排版ユニット30とが連結される。版胴1に
製版済のマスタ2の巻着が完了し、版胴1と給排版ユニ
ット30との連結が確認されると、クラッチ5が作動さ
れて版胴1とモータ4とが接続される。
【0049】次に、印刷スタートキーが押されると、版
胴1が反時計回り方向に回転駆動されるとともに、図示
しない給紙手段から印刷用紙が図示しないレジストロー
ラを介して版胴1とプレスローラ15との間に挿入され
る。図示しない用紙検出手段により印刷用紙の給送が検
出されると、プレスローラ15が版胴1に押圧される。
印刷用紙がプレスローラ15で製版済みのマスタ2を介
して版胴1に押圧されることにより、版胴1の表面の開
孔部分から製版済のマスタ2を通過したインキが印刷用
紙の表面に転移されて印刷が行われる。印刷された印刷
用紙は、図示しない排紙爪によって版胴1の外周面から
剥離される。この印刷動作によりマスタ2にインキを充
填する版付けが行われるとともに、プレスローラ15が
版胴1から離間した初期位置に戻されて、印刷待機状態
になる。
【0050】次に、本発明の変形例を図7に示す。同図
において、図1に示す部材と同様の部材は、図1で用い
た符号と同一符号を付すにとどめてその説明を省略し、
相違する点について説明する。前述の実施例との相違点
は、この変形例がマスタ供給軸31の回転動作を制動す
る規制手段80を有する点である。規制手段80は、ラ
チェットホイル81と爪部82とから構成されている。
マスタロール2aを支持しているマスタ供給軸31の一
方の軸端には、マスタ2を供給する向き(時計回り方
向)の回転を阻止するラチェットホイル81が固定され
ている。ラチェットホイル81の周面には、半径方向に
突出する楔状の歯81aが等間隔で形成されている。ス
トップレバー62の略中央部には、版胴1と給排版ユニ
ット30とが連結しているときに歯81aと係合する爪
部82が突出して設けられている。
【0051】図7に示すように、製版時、すなわち、位
置決め部材52と切欠き34とが係合しているとき、ス
トップレバー62がレバー軸61を中心にして反時計回
り方向に回転されるので、ラチェットホイル81の歯8
1aと爪部82とは離間しており、マスタ2はプラテン
ローラ22の回転によりマスタロール2aから版胴1に
供給される。製版が終了して、位置決め部材52と切欠
き34とが離間すると、ストップレバー62が時計回り
方向に回転され、爪部82が歯81aに係合する。この
係合により、マスタ供給軸31は、マスタ2を版胴1に
供給する向き(時計回り方向)の回転を阻止される。よ
って、印刷時に、マスタロール2aが版胴1の回転等の
外力を受け、マスタ2がマスタロール2aから版胴1に
送り出されることが防止される。
【0052】また、印刷時にマスタロール2aの回転を
制動し、製版時にマスタロール2aの回転の制動を解除
する爪部をストップレバーに一体に設けずに、ラチェッ
トホイルの近傍に独立して配設しても良い。さらに、規
制手段として、電磁クラッチをマスタ供給軸31に設
け、位置決め部材52と切欠き34とが係合したとき
に、電磁クラッチのスリップリングに当接する電極をヘ
ッドアーム51に設けても良い。印刷時、すなわち、位
置決め部材52と切欠き34とが離間しているときに
は、スリップリングと電極との接触が断たれて電磁クラ
ッチに電力の供給が行われなくなり、電磁クラッチは、
印刷時に給版支持アーム33とマスタ供給軸31とを一
体的に連結した状態に保持してマスタ供給軸31を回転
不能とする。製版時、すなわち、位置決め部材52と切
欠き34とが係合したときには、スリップリングに電極
が当接して電磁クラッチに電力が供給され、電磁クラッ
チは、給版支持アーム33とマスタ供給軸31との連結
状態を解除してマスタ供給軸31を回転自在とする。
【0053】以上、説明した連結手段60、位置決め手
段70または規制手段80は、特開平6−270524
号公報に記載された、版胴の回転中心軸と同軸上におい
て回転自在であり、マスタ供給ロールを保持する給版ユ
ニットと、版胴の回転中心軸と同軸上において回転自在
であり、排版巻取ロールを保持する排版ユニットとを有
する孔版印刷装置にも用いることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、製版時に、サーマルヘッド接離手段によっ
てサーマルヘッドがプラテンローラに当接される動作に
より、サーマルヘッドに対して給排版ユニットが位置決
めされるので、給排版ユニットの強度が高くなくてもサ
ーマルヘッドとプラテンローラとの接触位置や、マスタ
供給部と製版手段のプラテンローラとの平行等の精度を
確保でき、サーマルヘッドとプラテンローラとの位置ず
れや、マスタのねじれや撓みによるマスタのシワ、スキ
ュー等の製版不良の発生を防止することができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドとプラテンローラとの離脱、当接動作により、版胴
と給排版ユニットとの連結、解除動作が確実に行われる
ので、連結、解除動作のための制御手段を必要とせず、
誤動作なども防止される。
【0056】請求項3記載の発明によれば、製版時にお
いて、サーマルヘッド接離手段によってサーマルヘッド
をプラテンローラに当接させる動作により、給排版ユニ
ットまたはサーマルヘッド接離手段のうち何れか一方に
設けられた第1係合部が、給排版ユニットまたはサーマ
ルヘッド接離手段のうち何れか他方に設けられた第1被
係合部に係合されて、サーマルヘッドに対して給排版ユ
ニットが位置決めされるので、給排版ユニットの強度が
高くなくてもサーマルヘッドとプラテンローラとの接触
位置や、マスタ供給部と製版手段のプラテンローラとの
平行等の精度を確保でき、サーマルヘッドとプラテンロ
ーラとの位置ずれや、マスタのねじれや撓みによるマス
タのシワ、スキュー等の製版不良の発生を防止すること
ができる。また、従来のように給排版ユニットのねじれ
の発生等を防止するための強固な構成を必要としないの
で、給排版ユニットを軽量に構成でき、低コストで製作
でき、印刷時や空転時に版胴と給排版ユニットとが一体
になって回転する場合でも版胴の振動を低減することが
できる。さらに、印刷物の色変えのために版胴が装置本
体に対して脱着可能なドラムユニットとして構成されて
いる場合には、ドラムユニットの重量の増加を抑えてド
ラムユニットの脱着を容易にすることもできる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドとプラテンローラとの離脱、当接動作により、版胴
または給排版ユニットのうち何れか一方に設けられた第
2係合部と、版胴または給排版ユニットのうち何れか他
方に設けられた第2被係合部とが係合、解除されて、版
胴と給排版ユニットとの連結、解除動作が行われるの
で、版胴と給排版ユニットとを連結する連結手段を軽
量、かつ、低コストで製作でき、ソレノイドや電磁クラ
ッチ等を用いることもないので、その制御手段も必要と
しない。
【0058】請求項5記載の発明によれば、製版時にマ
スタ供給部の動作の制動、解除が行われるので、印刷時
や空転時にマスタ供給部が版胴の回転等の外力を受けて
も、マスタがマスタロールから送り出されることなく、
マスタの撓みの発生を確実に防止することができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、サーマルヘ
ッドとプラテンローラとの離脱、当接動作により、マス
タ供給部の動作の制動、解除が行われるので、印刷時や
空転時にマスタ供給部が版胴の回転等の外力を受けて
も、マスタがマスタロールから送り出されることなく、
マスタの撓みの発生を確実に防止することができる。
【0060】請求項7記載の発明によれば、マスタ排版
巻取駆動手段を動作させるとき、版胴と版胴駆動手段と
を接続するクラッチを作動させて、版胴と版胴駆動手段
との接続を断ち、版胴を回転自在とするので、版胴を回
転させる負荷が低減されるとともに、マスタに加わる張
力も低減され、マスタの伸びや、破れの発生等を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷装置の側面図
である。
【図2】図1に示す孔版印刷装置の製版工程の動作説明
図である。
【図3】版胴とモータとの接続を示す概略図である。
【図4】連結手段の断面図である。
【図5】マスタ排版巻取駆動手段及びマスタ排版巻取ギ
アの側面図である。
【図6】プラテンローラ駆動手段及びプラテンローラギ
アの側面図である。
【図7】本発明の変形例を示す給排版ユニットの一部破
断の拡大図である。
【符号の説明】
1 版胴 2 マスタ 2a マスタロール 3a 凹部 3 ストッパ 4 モータ 5 クラッチ 10 インキ供給手段 20 製版手段 21 サーマルヘッド 22 プラテンローラ 30 給排版ユニット 31 マスタ供給軸 32 マスタ排版巻取軸 34 切欠き 40 マスタ排版巻取駆動手段 50 サーマルヘッド接離手段 52 位置決め部材 60 連結手段 62a レバーピン 70 給排版ユニット位置決め手段 80 規制手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタが外周面に巻装される円筒状の版胴
    と、 上記版胴を回転駆動する版胴駆動手段と、 上記版胴の内周面にインキを供給するインキ供給手段
    と、 サーマルヘッド及びこのサーマルヘッドが接離するプラ
    テンローラを含む製版手段と、 を備える給排版一体型の孔版印刷装置において、 上記マスタを上記版胴に供給するマスタ供給部と、上記
    マスタを上記版胴から巻き取るマスタ排版巻取部と、上
    記マスタが周面の一部に巻き付けられる上記プラテンロ
    ーラとを備えるとともに、上記版胴の回転中心軸と同軸
    上において回転自在に支持された給排版ユニットと、 上記製版手段による製版工程で上記マスタ排版巻取部を
    駆動するマスタ排版巻取駆動手段と、 装置本体側に設けられていて、上記プラテンローラに対
    して上記サーマルヘッドを当接、離脱させるサーマルヘ
    ッド接離手段と、 印刷時に上記版胴と上記給排版ユニットとを互いに連結
    する連結手段と、 上記サーマルヘッドの上記プラテンローラへの当接動作
    により、上記サーマルヘッドに対して上記給排版ユニッ
    トの位置を固定する給排版ユニット位置決め手段と、 を備えたことを特徴とする給排版一体型の孔版印刷装
    置。
  2. 【請求項2】上記サーマルヘッドの当接動作により、上
    記連結手段の連結状態を解除することを特徴とする請求
    項1記載の給排版一体型の孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】上記給排版ユニット位置決め手段が、上記
    給排版ユニットまたは上記サーマルヘッド接離手段のう
    ち何れか一方に設けられた第1係合部と、上記給排版ユ
    ニットまたは上記サーマルヘッド接離手段のうち何れか
    他方に設けられていて、上記サーマルヘッドが上記プラ
    テンローラに当接したとき、上記第1係合部が係合する
    第1被係合部とから構成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の給排版一体型の孔版印刷装
    置。
  4. 【請求項4】上記連結手段が、上記版胴または上記給排
    版ユニットのうち何れか一方に設けられた第2係合部
    と、上記版胴または上記給排版ユニットのうち何れか他
    方に設けられていて、上記サーマルヘッドが上記プラテ
    ンローラに当接したとき、上記第2係合部が係合する第
    2被係合部とから構成されていることを特徴とする請求
    項1、請求項2または請求項3記載の給排版一体型の孔
    版印刷装置。
  5. 【請求項5】印刷時に上記マスタ供給部の動作を制動
    し、製版時に上記マスタ供給部の動作の制動を解除する
    規制手段を備えることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3または請求項4記載の給排版一体型の孔版
    印刷装置。
  6. 【請求項6】上記規制手段が、上記サーマルヘッドの当
    接動作により上記マスタ供給部の動作の制動を解除する
    ことを特徴とする請求項5記載の給排版一体型の孔版印
    刷装置。
  7. 【請求項7】印刷時に上記版胴と上記版胴駆動手段とを
    接続し、上記マスタ排版巻取駆動手段の動作時に上記版
    胴と上記版胴駆動手段との接続を断とするクラッチを上
    記版胴と上記版胴駆動手段との間に配設したことを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求
    項5または請求項6記載の給排版一体型の孔版印刷装
    置。
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