JP3214472B2 - 多層プリント回路基板 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EMI(Electrom
agnetic interference:電磁障害)を抑制する多層プ
リント回路基板に関する。
agnetic interference:電磁障害)を抑制する多層プ
リント回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多層プリント回路基板
は、ICやLSIの動作時に電源層に流れる高周波電流
が、電源層とグランド層からなる電源系に大きな電流ル
ープを形成しないようにするため、例えば特開平9−1
39573号公報に示されるように、電源デカップリン
グの強化を目的として、電源層をつづら折り状、もしく
は交差状、もしくはスパイラル状のインピーダンス付加
回路を含む配線で構成するとともに、電源層の上下両側
の絶縁材料を磁性体を含む磁性体混合絶縁材料としてい
た。
は、ICやLSIの動作時に電源層に流れる高周波電流
が、電源層とグランド層からなる電源系に大きな電流ル
ープを形成しないようにするため、例えば特開平9−1
39573号公報に示されるように、電源デカップリン
グの強化を目的として、電源層をつづら折り状、もしく
は交差状、もしくはスパイラル状のインピーダンス付加
回路を含む配線で構成するとともに、電源層の上下両側
の絶縁材料を磁性体を含む磁性体混合絶縁材料としてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
多層プリント回路基板においても次の問題点がある。
多層プリント回路基板においても次の問題点がある。
【0004】第1の問題点は、多層プリント回路基板に
実装されたICやLSIが動作している時、これらから
電源層に高周波電流が流れ、電源−グランド層からなる
電源系から放射電磁ノイズが発生するということであ
る。
実装されたICやLSIが動作している時、これらから
電源層に高周波電流が流れ、電源−グランド層からなる
電源系から放射電磁ノイズが発生するということであ
る。
【0005】その理由は、電源層に流れる高周波電流が
電源系における大きな電流ループの形成の原因となり、
これがループ形アンテナになるからである。
電源系における大きな電流ループの形成の原因となり、
これがループ形アンテナになるからである。
【0006】第2の問題点は、前記電源系に定在波が生
じ、定在波の周波数で強い放射電磁ノイズが発生すると
いうことである。
じ、定在波の周波数で強い放射電磁ノイズが発生すると
いうことである。
【0007】その理由は、ICやLSIのスイッチング
時にこれらに供給される電源層からの電流が、電源系の
電圧変動を引き起こすため定在波が発生し、電源系がア
ンテナになるからである。
時にこれらに供給される電源層からの電流が、電源系の
電圧変動を引き起こすため定在波が発生し、電源系がア
ンテナになるからである。
【0008】本発明の目的は、多層プリント回路基板の
電源系からの放射電磁ノイズを抑えることである。
電源系からの放射電磁ノイズを抑えることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の第1の多層プリント回路基板は、信号
層、電源層およびグランド層を含む多層プリント回路基
板において、電源層とグランド層の間に2種類以上の絶
縁体磁性材料が挟まれており、電源層とグランド層の間
に挟まれた2種類以上の絶縁体磁性材料が層状に形成さ
れていることを特徴としている。
めに、本発明の第1の多層プリント回路基板は、信号
層、電源層およびグランド層を含む多層プリント回路基
板において、電源層とグランド層の間に2種類以上の絶
縁体磁性材料が挟まれており、電源層とグランド層の間
に挟まれた2種類以上の絶縁体磁性材料が層状に形成さ
れていることを特徴としている。
【0010】なお、絶縁体磁性材料は、金属または絶縁
体の磁性体粉末と樹脂で構成され、磁性体粉末の物質の
種類が異なる2種類以上の絶縁体磁性材料が含まれてい
ること、あるいは、磁性体粉末の体積比率が異なる2種
類以上の絶縁体磁性材料が含まれていること、あるい
は、磁性体粉末の平均粒径が異なる2種類以上の絶縁体
磁性材料が含まれていることが、好ましい。
体の磁性体粉末と樹脂で構成され、磁性体粉末の物質の
種類が異なる2種類以上の絶縁体磁性材料が含まれてい
ること、あるいは、磁性体粉末の体積比率が異なる2種
類以上の絶縁体磁性材料が含まれていること、あるい
は、磁性体粉末の平均粒径が異なる2種類以上の絶縁体
磁性材料が含まれていることが、好ましい。
【0011】また、請求項5の発明の多層プリント回路
基板は、信号層、電源層およびグランド層を含む多層プ
リント回路基板において、電源層が配線で構成され、か
つIC及びLSIの近くの電源層は、一本の配線が複数
の配線に枝別れし、この枝別れした配線が再び一本の配
線になるように構成され、さらにIC及びLSIの電源
デカップリング用としてこれらの近くに電源層とグラン
ド層に接続されたコンデンサを実装することを特徴とし
ている。
基板は、信号層、電源層およびグランド層を含む多層プ
リント回路基板において、電源層が配線で構成され、か
つIC及びLSIの近くの電源層は、一本の配線が複数
の配線に枝別れし、この枝別れした配線が再び一本の配
線になるように構成され、さらにIC及びLSIの電源
デカップリング用としてこれらの近くに電源層とグラン
ド層に接続されたコンデンサを実装することを特徴とし
ている。
【0012】なお、電源層とグランド層の間に2種類以
上の絶縁体磁性材料が挟まれており、電源層とグランド
層の間に挟まれた2種類以上の絶縁体磁性材料が層状に
積層されていることが好ましく、なおまた、絶縁体磁性
材料は、金属または絶縁体の磁性体粉末と樹脂で構成さ
れ、磁性体粉末の物質の種類が異なる2種類以上の絶縁
体磁性材料が含まれていること、あるいは、磁性体粉末
の体積比率が異なる2種類以上の絶縁体磁性材料が含ま
れていること、あるいは、磁性体粉末の平均粒径が異な
る2種類以上の絶縁体磁性材料が含まれていることも好
ましい。
上の絶縁体磁性材料が挟まれており、電源層とグランド
層の間に挟まれた2種類以上の絶縁体磁性材料が層状に
積層されていることが好ましく、なおまた、絶縁体磁性
材料は、金属または絶縁体の磁性体粉末と樹脂で構成さ
れ、磁性体粉末の物質の種類が異なる2種類以上の絶縁
体磁性材料が含まれていること、あるいは、磁性体粉末
の体積比率が異なる2種類以上の絶縁体磁性材料が含ま
れていること、あるいは、磁性体粉末の平均粒径が異な
る2種類以上の絶縁体磁性材料が含まれていることも好
ましい。
【0013】本発明の作用を述べる。電源層とグランド
層の間に絶縁体磁性材料を挿入することにより、磁性材
料の複素透磁率μ* の虚数部μ”(μ* =μ’−j
μ”におけるμ”)を利用して電磁波を減衰させる。挿
入する絶縁体磁性材料は、複素透磁率の周波数特性の異
なる二種以上とする。複素透磁率の周波数特性の異なる
絶縁体磁性材料を挿入することにより、前述虚数部μ”
による電磁波の減衰効果を広い周波数帯域にわたって利
用できる。
層の間に絶縁体磁性材料を挿入することにより、磁性材
料の複素透磁率μ* の虚数部μ”(μ* =μ’−j
μ”におけるμ”)を利用して電磁波を減衰させる。挿
入する絶縁体磁性材料は、複素透磁率の周波数特性の異
なる二種以上とする。複素透磁率の周波数特性の異なる
絶縁体磁性材料を挿入することにより、前述虚数部μ”
による電磁波の減衰効果を広い周波数帯域にわたって利
用できる。
【0014】また、前述のように電源層を配線化し、電
源層とグランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異な
る二種以上の絶縁体磁性材料を挿入し、さらに前述のよ
うにコンデンサを実装した場合、 ICやLSIの近く
の前述構造の配線部分がインダクタ素子と見なすことが
でき、また絶縁体磁性材料がインダクタ素子のコアとな
るので、ICやLSIの電源デカップリングが強化され
高周波電流ループが小さくなる。さらに、前述虚数部
μ”による電磁波の減衰効果も利用できる。
源層とグランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異な
る二種以上の絶縁体磁性材料を挿入し、さらに前述のよ
うにコンデンサを実装した場合、 ICやLSIの近く
の前述構造の配線部分がインダクタ素子と見なすことが
でき、また絶縁体磁性材料がインダクタ素子のコアとな
るので、ICやLSIの電源デカップリングが強化され
高周波電流ループが小さくなる。さらに、前述虚数部
μ”による電磁波の減衰効果も利用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の多層プリント回路基板1
の一実施形態例の断面図、図2は、本実施形態例の電源
層4の平面図、図3は、本実施形態例の動作を説明する
ための断面図、図4は、本実施形態例の電源層4の構成
要素であるインダクタ素子10の一実施形態例の平面
図、図5(a)は、エポキシ樹脂とセンダストの粉末を
混合した2種類の絶縁体磁性材料15a,15bの複素
透磁率μ* の実数部μ’の周波数特性を示す図、
(b)は、同じく2種類の絶縁体磁性材料15a,15
bの複素透磁率μ* の虚数部μ”の周波数特性を示す
図である。
の一実施形態例の断面図、図2は、本実施形態例の電源
層4の平面図、図3は、本実施形態例の動作を説明する
ための断面図、図4は、本実施形態例の電源層4の構成
要素であるインダクタ素子10の一実施形態例の平面
図、図5(a)は、エポキシ樹脂とセンダストの粉末を
混合した2種類の絶縁体磁性材料15a,15bの複素
透磁率μ* の実数部μ’の周波数特性を示す図、
(b)は、同じく2種類の絶縁体磁性材料15a,15
bの複素透磁率μ* の虚数部μ”の周波数特性を示す
図である。
【0017】図1を参照すると、本発明の実施形態例
は、例えば電源層4とグランド層3の間に2種類の絶縁
体磁性材料6aおよび6bが層状に挟まれている多層プ
リント回路基板である。絶縁体磁性材料6aおよび6b
はフェライト、もしくは樹脂の中に磁性体粉末が散在し
ているような物質が望ましい。
は、例えば電源層4とグランド層3の間に2種類の絶縁
体磁性材料6aおよび6bが層状に挟まれている多層プ
リント回路基板である。絶縁体磁性材料6aおよび6b
はフェライト、もしくは樹脂の中に磁性体粉末が散在し
ているような物質が望ましい。
【0018】2種類以上の絶縁体磁性材料にフェライト
を用いる場合は、異なる種類のフェライトあるいは構成
する元素は同じでも組成の異なるフェライトを組み合わ
せる。2種類以上の絶縁体磁性材料に樹脂の中に磁性体
粉末が散在しているような物質を用いる場合は、磁性体
粉末の種類および体積比率は同じで平均粒径の異なる前
記物質、あるいは磁性体粉末の種類は同じで体積比率の
異なる前記物質を組み合わせる。
を用いる場合は、異なる種類のフェライトあるいは構成
する元素は同じでも組成の異なるフェライトを組み合わ
せる。2種類以上の絶縁体磁性材料に樹脂の中に磁性体
粉末が散在しているような物質を用いる場合は、磁性体
粉末の種類および体積比率は同じで平均粒径の異なる前
記物質、あるいは磁性体粉末の種類は同じで体積比率の
異なる前記物質を組み合わせる。
【0019】また、電源層4を、ICやLSIの近くに
図4に示すようなインダクタ素子が存在するように例え
ば図2のように配線化し、電源層4とグランド層3の間
に2種類の絶縁体磁性材料6aおよび6bが層状に挟ま
れている多層プリント回路基板も本発明の実施形態例の
一つである。電源層とグランド層の間の絶縁体磁性材料
は2種類以上であれば良い。絶縁体磁性材料に関する条
件は、前述と同様である。
図4に示すようなインダクタ素子が存在するように例え
ば図2のように配線化し、電源層4とグランド層3の間
に2種類の絶縁体磁性材料6aおよび6bが層状に挟ま
れている多層プリント回路基板も本発明の実施形態例の
一つである。電源層とグランド層の間の絶縁体磁性材料
は2種類以上であれば良い。絶縁体磁性材料に関する条
件は、前述と同様である。
【0020】次に、図3を参照して本実施形態例の動作
を説明する。例えば、LSI12aの動作時にLSI1
2aから電源層4に流れる高周波電流は、LSI12a
から最も近いデカップリングコンデンサ13aのみでは
なく、LSI12aから離れているデカップリングコン
デンサ13bも経由してグランド層3を帰路電流として
流れる。従来、デカップリングコンデンサ13bを経由
してグランド層3を流れる高周波電流は、大きな電流ル
ープを形成することになり、これが放射電磁ノイズの原
因となっていた。
を説明する。例えば、LSI12aの動作時にLSI1
2aから電源層4に流れる高周波電流は、LSI12a
から最も近いデカップリングコンデンサ13aのみでは
なく、LSI12aから離れているデカップリングコン
デンサ13bも経由してグランド層3を帰路電流として
流れる。従来、デカップリングコンデンサ13bを経由
してグランド層3を流れる高周波電流は、大きな電流ル
ープを形成することになり、これが放射電磁ノイズの原
因となっていた。
【0021】また、LSI12aや12bのスイッチン
グ時に供給される電源層4からの電流が、電源層4とグ
ランド層3からなる電源系の電圧変動を引き起こすので
電源系に定在波が発生し、これがアンテナになり放射電
磁ノイズの発生源となっていた。
グ時に供給される電源層4からの電流が、電源層4とグ
ランド層3からなる電源系の電圧変動を引き起こすので
電源系に定在波が発生し、これがアンテナになり放射電
磁ノイズの発生源となっていた。
【0022】本発明によれば、例えば図3のように電源
層4とグランド層3の間に、2種類の絶縁体磁性材料6
aおよび6bを層状に入れることによって、各々の絶縁
体磁性材料の前述虚数部μ”の存在により、前述のよう
な2つの事が原因となって電源系で発生する電磁波を減
衰できる。電磁波の減衰特性は、2種類の絶縁体磁性材
料6aおよび6bの虚数部μ”の周波数特性に依存す
る。
層4とグランド層3の間に、2種類の絶縁体磁性材料6
aおよび6bを層状に入れることによって、各々の絶縁
体磁性材料の前述虚数部μ”の存在により、前述のよう
な2つの事が原因となって電源系で発生する電磁波を減
衰できる。電磁波の減衰特性は、2種類の絶縁体磁性材
料6aおよび6bの虚数部μ”の周波数特性に依存す
る。
【0023】また、本発明によれば、図3において電源
層4を配線で構成し、LSI12aおよび12bの近く
に、例えば図4のような構造をもつインダクタ素子10
を含むようにし、電源層4とグランド層3の間に例えば
2種類の絶縁体磁性材料6aおよび6bを挿入しても放
射電磁ノイズを抑制できる。このような場合、インダク
タ素子10および前述2種類の絶縁体磁性材料6aおよ
び6bは、LSI12aおよび12bの動作時に、これ
らから電源層4に流れる高周波電流に対して高インピー
ダンス素子として働くので、LSI12aおよび12b
から流れる高周波電流の大部分は、それぞれ最も近いデ
カップリングコンデンサ13aおよび13bを経由して
グランド層3を流れる。したがって、多層プリント回路
基板の電源系で前述のような大きな電流ループが形成さ
れる割合が減り、放射電磁ノイズが抑えられる。前述高
インピーダンス素子の周波数特性は、電源−グランド層
間に挿入される絶縁体磁性材料の複素透磁率μ* の実
数部μ’(μ* =μ’−jμ”におけるμ’)の周波
数特性に依存する。さらに、前述のようにLSIのスイ
ッチング時に電源系に定在波が発生した場合、各々の絶
縁体磁性材料の前述虚数部μ”の存在により定在波を減
衰でき、電源系からの放射電磁ノイズを抑制できる。
層4を配線で構成し、LSI12aおよび12bの近く
に、例えば図4のような構造をもつインダクタ素子10
を含むようにし、電源層4とグランド層3の間に例えば
2種類の絶縁体磁性材料6aおよび6bを挿入しても放
射電磁ノイズを抑制できる。このような場合、インダク
タ素子10および前述2種類の絶縁体磁性材料6aおよ
び6bは、LSI12aおよび12bの動作時に、これ
らから電源層4に流れる高周波電流に対して高インピー
ダンス素子として働くので、LSI12aおよび12b
から流れる高周波電流の大部分は、それぞれ最も近いデ
カップリングコンデンサ13aおよび13bを経由して
グランド層3を流れる。したがって、多層プリント回路
基板の電源系で前述のような大きな電流ループが形成さ
れる割合が減り、放射電磁ノイズが抑えられる。前述高
インピーダンス素子の周波数特性は、電源−グランド層
間に挿入される絶縁体磁性材料の複素透磁率μ* の実
数部μ’(μ* =μ’−jμ”におけるμ’)の周波
数特性に依存する。さらに、前述のようにLSIのスイ
ッチング時に電源系に定在波が発生した場合、各々の絶
縁体磁性材料の前述虚数部μ”の存在により定在波を減
衰でき、電源系からの放射電磁ノイズを抑制できる。
【0024】次に、実施例について説明する。
【0025】構成としては、例えば図1において、電源
層4とグランド層3の間に、センダスト粉末とエポキシ
樹脂との混入割合が体積比率にして約64%対36%で
あり、センダスト粉末の平均粒径が約36μmであるよ
うな磁性材料、およびセンダスト粉末とエポキシ樹脂と
の混入割合が体積比率にして約64%対36%であり、
センダスト粉末の平均粒径が約8μmであるような磁性
材料を層状に入れる。
層4とグランド層3の間に、センダスト粉末とエポキシ
樹脂との混入割合が体積比率にして約64%対36%で
あり、センダスト粉末の平均粒径が約36μmであるよ
うな磁性材料、およびセンダスト粉末とエポキシ樹脂と
の混入割合が体積比率にして約64%対36%であり、
センダスト粉末の平均粒径が約8μmであるような磁性
材料を層状に入れる。
【0026】また、図1において電源層4を、ICやL
SIの近くに図4に示すようなインダクタ素子10が存
在するように例えば図2のように配線化し、さらに電源
層4とグランド層3の間に例えば前述2種類の絶縁体磁
性材料を層状に挿入してもよい。
SIの近くに図4に示すようなインダクタ素子10が存
在するように例えば図2のように配線化し、さらに電源
層4とグランド層3の間に例えば前述2種類の絶縁体磁
性材料を層状に挿入してもよい。
【0027】動作について説明すると、図5(a)およ
び(b)は、センダスト粉末とエポキシ樹脂との混入割
合が体積比率にして約64%対36%であり、センダス
ト粉末の平均粒径が約36μmであるような磁性材料1
5a、およびセンダスト粉末とエポキシ樹脂との混入割
合が体積比率にして約64%対36%であり、センダス
ト粉末の平均粒径が約8μmであるような磁性材料15
bの複素透磁率の、それぞれ、実数部および虚数部の周
波数特性を示している。このような、複素透磁率の周波
数特性の異なる絶縁体磁性材料15a,15bを電源層
4とグランド層3の間に挿入することにより、電源系で
発生する電磁波の減衰特性は、各々の絶縁体磁性材料1
5a,15bの前述虚数部μ”の周波数特性を平均化し
たようなスペクトル形状を持ち、電源系からの放射電磁
ノイズを広い周波数帯域にわたって抑制できる。
び(b)は、センダスト粉末とエポキシ樹脂との混入割
合が体積比率にして約64%対36%であり、センダス
ト粉末の平均粒径が約36μmであるような磁性材料1
5a、およびセンダスト粉末とエポキシ樹脂との混入割
合が体積比率にして約64%対36%であり、センダス
ト粉末の平均粒径が約8μmであるような磁性材料15
bの複素透磁率の、それぞれ、実数部および虚数部の周
波数特性を示している。このような、複素透磁率の周波
数特性の異なる絶縁体磁性材料15a,15bを電源層
4とグランド層3の間に挿入することにより、電源系で
発生する電磁波の減衰特性は、各々の絶縁体磁性材料1
5a,15bの前述虚数部μ”の周波数特性を平均化し
たようなスペクトル形状を持ち、電源系からの放射電磁
ノイズを広い周波数帯域にわたって抑制できる。
【0028】また、電源層4を配線で構成し、ICやL
SIの近くに、例えば図4のような構造をもつインダク
タ素子10が存在するようにし、さらに図5(a),
(b)に示すような、複素透磁率の周波数特性の異なる
絶縁体磁性材料15a,15bを電源層4−グランド層
3間に挿入することにより、電源系で大きな電流ループ
が形成される割合が減り、放射電磁ノイズが抑えられ
る。前述高インピーダンス素子の周波数特性は、各々の
絶縁体磁性材料15a,15bの前述実数部μ’の周波
数特性に依存する。さらに、前述のようにLSIのスイ
ッチング時に電源系に定在波が発生した場合、各々の絶
縁体磁性材料15a,15bの前述虚数部μ”の存在に
より定在波を減衰でき、電源系からの放射電磁ノイズを
抑制できる。
SIの近くに、例えば図4のような構造をもつインダク
タ素子10が存在するようにし、さらに図5(a),
(b)に示すような、複素透磁率の周波数特性の異なる
絶縁体磁性材料15a,15bを電源層4−グランド層
3間に挿入することにより、電源系で大きな電流ループ
が形成される割合が減り、放射電磁ノイズが抑えられ
る。前述高インピーダンス素子の周波数特性は、各々の
絶縁体磁性材料15a,15bの前述実数部μ’の周波
数特性に依存する。さらに、前述のようにLSIのスイ
ッチング時に電源系に定在波が発生した場合、各々の絶
縁体磁性材料15a,15bの前述虚数部μ”の存在に
より定在波を減衰でき、電源系からの放射電磁ノイズを
抑制できる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
説明する。
【0030】図6は、第2の実施形態例の多層プリント
回路基板1の断面図である。
回路基板1の断面図である。
【0031】図6のように、多層プリント回路基板1の
電源層4とグランド層3の間に、複素誘電率の周波数特
性が異なり、かつ損失の大きな2種類の誘電体16a,
16bを層状に挿入する。2種類の誘電体16a,16
bの損失を利用して、前述の理由により電源系で発生す
る電磁波を減衰させる。電磁波の減衰特性は、誘電体の
損失の周波数特性に依存するため、電源層4とグランド
層3の間に1種類の誘電体を挿入するより、複素誘電率
の周波数特性が異なる2種類の誘電体16a,16bを
挿入する方が、より広い周波数帯域で電磁波を減衰でき
る。その結果、電源系からの放射電磁ノイズを広い周波
数帯域にわたって抑制できる。
電源層4とグランド層3の間に、複素誘電率の周波数特
性が異なり、かつ損失の大きな2種類の誘電体16a,
16bを層状に挿入する。2種類の誘電体16a,16
bの損失を利用して、前述の理由により電源系で発生す
る電磁波を減衰させる。電磁波の減衰特性は、誘電体の
損失の周波数特性に依存するため、電源層4とグランド
層3の間に1種類の誘電体を挿入するより、複素誘電率
の周波数特性が異なる2種類の誘電体16a,16bを
挿入する方が、より広い周波数帯域で電磁波を減衰でき
る。その結果、電源系からの放射電磁ノイズを広い周波
数帯域にわたって抑制できる。
【0032】本発明の実施の形態では、電源層4とグラ
ンド層3の間に挿入する誘電体の種類を2種類として説
明したが、2種類以上であれば制限はない。
ンド層3の間に挿入する誘電体の種類を2種類として説
明したが、2種類以上であれば制限はない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源層と
グランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異なる2種
類以上の絶縁体磁性材料を挿入することにより、各々の
物質の前述虚数部μ”の周波数特性が電源系で発生する
電磁波の減衰特性に影響を与えるので、多層プリント回
路基板の電源系で発生する不要な電磁波を広い周波数帯
域にわたって減衰させることができ、したがって、多層
プリント回路基板からの放射電磁ノイズを広い周波数帯
域にわたって抑制でき、また、ICやLSIの近くに前
述インダクタ素子が存在するように電源層を配線化し、
電源層とグランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異
なる2種類以上の絶縁体磁性材料を挿入することによ
り、ICやLSIから電源層に流れる高周波電流の大部
分をこれらから最も近いデカップリングコンデンサにバ
イパスさせることができるので、多層プリント回路基板
の電源系に形成される高周波電流ループを極力小さくす
ることができる、多層プリント回路基板を提供できる効
果がある。
グランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異なる2種
類以上の絶縁体磁性材料を挿入することにより、各々の
物質の前述虚数部μ”の周波数特性が電源系で発生する
電磁波の減衰特性に影響を与えるので、多層プリント回
路基板の電源系で発生する不要な電磁波を広い周波数帯
域にわたって減衰させることができ、したがって、多層
プリント回路基板からの放射電磁ノイズを広い周波数帯
域にわたって抑制でき、また、ICやLSIの近くに前
述インダクタ素子が存在するように電源層を配線化し、
電源層とグランド層の間に複素透磁率の周波数特性の異
なる2種類以上の絶縁体磁性材料を挿入することによ
り、ICやLSIから電源層に流れる高周波電流の大部
分をこれらから最も近いデカップリングコンデンサにバ
イパスさせることができるので、多層プリント回路基板
の電源系に形成される高周波電流ループを極力小さくす
ることができる、多層プリント回路基板を提供できる効
果がある。
【図1】本発明の多層プリント回路基板1の一実施形態
例の断面図である。
例の断面図である。
【図2】本実施形態例の電源層4の平面図である。
【図3】本実施形態例の動作を説明するための断面図で
ある。
ある。
【図4】本実施形態例の電源層4の構成要素であるイン
ダクタ素子10の一実施形態例の平面図である。
ダクタ素子10の一実施形態例の平面図である。
【図5】(a)は、エポキシ樹脂とセンダストの粉末を
混合した2種類の絶縁体磁性材料15a,15bの複素
透磁率μ* の実数部μ’の周波数特性を示す図、
(b)は、同じく2種類の絶縁体磁性材料15a,15
bの複素透磁率μ* の虚数部μ”の周波数特性を示す
図である。
混合した2種類の絶縁体磁性材料15a,15bの複素
透磁率μ* の実数部μ’の周波数特性を示す図、
(b)は、同じく2種類の絶縁体磁性材料15a,15
bの複素透磁率μ* の虚数部μ”の周波数特性を示す
図である。
【図6】第2の実施形態例の多層プリント回路基板1の
断面図である。
断面図である。
1 多層プリント回路基板 2a,2b 信号層 3 グランド層 4 電源層 5a,5b 誘電体 6a,6b 絶縁体磁性材料 8 幹配線 9 枝配線 10 インダクタ素子 11 導体 12a,12b LSI 13a,13b デカップリングコンデンサ 15a 絶縁体磁性材料(エポキシ樹脂中センダスト
粉末の体積比64%、センダスト平均粒径36μm) 15b 絶縁体磁性材料(エポキシ樹脂中センダスト
粉末の体積比64%、センダスト平均粒径8μm) 16a,16b 損失の大きな誘電体
粉末の体積比64%、センダスト平均粒径36μm) 15b 絶縁体磁性材料(エポキシ樹脂中センダスト
粉末の体積比64%、センダスト平均粒径8μm) 16a,16b 損失の大きな誘電体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/46 H05K 1/02
Claims (3)
- 【請求項1】信号層、電源層およびグランド層を含む多
層プリント回路基板において、電源層とグランド層の間
に2種類以上の絶縁体磁性材料が挟まれており、前記電
源層と前記グランド層の間に挟まれた2種類以上の前記
絶縁体磁性材料が層状に形成されており、前記絶縁体磁性材料は、金属または絶縁体の磁性体粉末
と樹脂で構成され、前記磁性体粉末の体積比率が異なる
2種類以上の絶縁体磁性材料が含まれている ことを特徴
とする多層プリント回路基板。 - 【請求項2】信号層、電源層およびグランド層を含む多
層プリント回路基板において、電源層とグランド層の間
に2種類以上の絶縁体磁性材料が挟まれており、前記電
源層と前記グランド層の間に挟まれた2種類以上の前記
絶縁体磁性材料が層状に形成されており、 前記絶縁体磁性材料は、金属または絶縁体の磁性体粉末
と樹脂で構成され、磁性体粉末の平均粒径が異なる2種
類以上の絶縁体磁性材料が含まれていることを特徴とす
る多層プリント回路基板 。 - 【請求項3】電源層が配線で構成され、かつIC及びL
SIの近くの電源層は、一本の配線が複数の配線に枝別
れし、該枝別れした配線が再び一本の配線になるように
構成され、さらにIC及びLSIの電源デカップリング
用としてこれらの近くに電源層とグランド層に接続され
たコンデンサを実装する、請求項1または2に記載の多
層プリント回路基板。
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US7265300B2 (en) | 2003-03-21 | 2007-09-04 | Commscope Solutions Properties, Llc | Next high frequency improvement using hybrid substrates of two materials with different dielectric constant frequency slopes |
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CN101098590A (zh) * | 2006-06-30 | 2008-01-02 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 印刷电路板 |
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TW201316895A (zh) * | 2011-10-14 | 2013-04-16 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 可抑制電磁干擾的電路板 |
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US10225922B2 (en) * | 2016-02-18 | 2019-03-05 | Cree, Inc. | PCB based semiconductor package with impedance matching network elements integrated therein |
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- 1998-12-04 JP JP34577698A patent/JP3214472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1999-12-06 US US09/455,401 patent/US6396713B1/en not_active Expired - Fee Related
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2002
- 2002-03-15 US US10/097,932 patent/US6603668B2/en not_active Expired - Fee Related
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