JP3206503B2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP3206503B2
JP3206503B2 JP20410597A JP20410597A JP3206503B2 JP 3206503 B2 JP3206503 B2 JP 3206503B2 JP 20410597 A JP20410597 A JP 20410597A JP 20410597 A JP20410597 A JP 20410597A JP 3206503 B2 JP3206503 B2 JP 3206503B2
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博 松尾
繁 山口
孝博 大下
秀和 鈴木
隆幸 井上
幸一 中野
幹 保野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用として焼
き肉などの調理に用いられる電気調理器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、図12に示す特開
昭62ー101218号公報に記載の「ロースターにお
ける消煙方法および装置」にみられるようなものがあ
り、これによれば、加熱手段31によりプレート32を
加熱し、プレート32上に肉、野菜等の食材を置いて焼
くと、肉から出る油や調理前にプレート32表面に塗る
油などがプレート32上で焼けて大量の油煙が発生する
が、これを吸気口33より吸引し、内部に組み込まれた
消煙ユニット34を構成する不織布製のフィルターから
なる油煙除去手段35を通過させ油粒子を吸着除去して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成のホットプレートでは、油煙除去手段が装着さ
れていなくても調理ができてしまうので、油煙除去手段
の付け忘れで油煙が除去されないまま室内に飛散してし
まうといった問題が起きていた。本発明では、このよう
な使用者の誤使用を防止し、室内を清潔に保ちながら焼
き物調理を楽しむことができる電気調理器を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、加熱手段により加熱され吸気
口を有するプレートと、前記プレート上で発生した油煙
をプレート中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設
けた排気口から排出する通気路と、前記通気路内に設け
られた送風手段と、前記通気路途中に設けられ油煙を除
去するためのフィルターと、これが装着されたことを検
知するフィルター検知スイッチと、前記送風手段を駆動
するモーターと、前記加熱手段の通電を制御する加熱制
御手段と、前記吸気口を有するプレートの装着を検知す
る第1のプレート検知スイッチと、吸気口を設けない平
面プレートの装着を検知する第2のプレート検知スイッ
チとを有し、前記フィルター検知スイッチと前記第1の
プレート検知スイッチからなる直列回路を設け、前記直
列回路と前記第2のプレート検知スイッチの並列回路の
一端を電源の一端に接続し、この並列回路の他端を、前
記加熱制御手段と前記加熱手段からなる直列回路を介し
て電源の他端に接続し、前記フィルター検知スイッチと
前記第1のプレート検知スイッチの接続点と電源の他端
との間に前記モーターを接続した電気調理器としたもの
である。
【0005】この構成により、フィルターが装着されて
いないとモーターおよび加熱手段が通電されないため、
フィルターの付け忘れで油煙が除去されないまま室内に
飛散してしまうといった使用者の誤使用を防止でき、室
内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、加熱手段
により加熱され吸気口を有するプレートと、前記プレー
ト上で発生した油煙をプレート中央の吸気口から吸引し
てプレート周壁に設けた排気口から排出する通気路と、
前記通気路内に設けられた送風手段と、前記通気路途中
に設けられ油煙を除去するためのフィルターと、これが
装着されたことを検知するフィルター検知スイッチと、
前記送風手段を駆動するモーターと、前記加熱手段の通
電を制御する加熱制御手段と、前記吸気口を有するプレ
ートの装着を検知する第1のプレート検知スイッチと、
吸気口を設けない平面プレートの装着を検知する第2の
プレート検知スイッチとを有し、前記フィルター検知ス
イッチと前記第1のプレート検知スイッチからなる直列
回路と、前記第2のプレート検知スイッチの並列回路の
一端を電源の一端に接続し、この並列回路の他端を、前
記加熱制御手段と前記加熱手段からなる直列回路を介し
て電源の他端に接続し、前記フィルター検知スイッチと
前記第1のプレート検知スイッチの接続点と電源の他端
との間に前記モーターを接続した電気調理器としたもの
である。
【0007】この構成により、フィルターとプレートが
装着されていないとモーターおよび加熱手段が通電され
ないため、フィルターの付け忘れで油煙が除去されない
まま室内に飛散してしまうといった使用者の誤使用を防
止でき、室内を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむこ
とができ、またやけど等の恐れが大幅に減るので、室内
を清潔に保ちながらより安全に焼き物調理を楽しむこと
ができる。さらに、フィルターが装着されていればモー
ターが駆動されるので、調理終了後、加熱制御手段によ
り加熱手段の通電のみを切ることにより本体を短時間で
冷ますことができるので、あとかたづけを早くすませる
ことができる。また、平面プレート装着時は、加熱手段
は通電するがモーターが駆動しないため、加熱手段によ
り熱せられた平面プレート周囲の空気を吸引せず本体の
温度が異常高温になり焼損することを防止する。また、
平面プレートが装着されていないと加熱手段は通電され
ないのでやけど等の恐れが大幅に減る。従って、2種類
のプレートを使い分けながら、長期間にわたり室内を清
潔に保ちながら安全に焼き物調理を楽しむことができ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、加熱手段により加
熱され吸気口を有するプレートと、前記プレート上で発
生した油煙をプレート中央の吸気口から吸引してプレー
ト周壁に設けた排気口から排出する通気路と、前記通気
路内に設けられた送風手段と、前記通気路途中に設けら
れ油煙を除去するためのフィルターと、これが装着され
たことを検知するフィルター検知スイッチと、前記送風
手段を駆動するモーターと、前記加熱手段の通電を制御
する加熱制御手段と、前記吸気口を有するプレートの装
着を検知する第1のプレート検知スイッチと、吸気口を
設けない平面プレートの装着を検知する第2のプレート
検知スイッチとを有し、前記フィルター検知スイッチと
前記第1のプレート検知スイッチからなる直列回路を設
け、前記直列回路と前記第2のプレート検知スイッチの
並列回路の一端を電源の一端に接続し、この並列回路の
他端を、前記加熱制御手段と前記加熱手段からなる直列
回路を介して電源の他端に接続し、前記並列回路の他端
と電源の他端との間に前記モーターを接続した電気調理
器としたものであり、フィルターとプレートが装着され
ていないと、モーターおよび加熱手段が通電されないた
めフィルターの付け忘れで油煙が除去されないまま室内
に飛散してしまうといった使用者の誤使用を防止でき、
また、やけど等の恐れが大幅に減るので、室内を清潔に
保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。さらに、
フィルターとプレートが装着されていればモーターが駆
動されるので、調理終了後、加熱制御手段により加熱手
段の通電のみを切ることにより本体を短時間で冷ますこ
とができるので、あとかたづけを早くすませることがで
る。また、平面プレートが装着されていないと加熱手
段は通電されないのでやけど等の恐れが大幅に減る。従
って、2種類のプレートを使い分けながら、長期間にわ
たり室内を清潔に保ちながら安全に焼き物調理を楽しむ
ことができる。
【0009】請求項3の発明は、加熱手段により加熱さ
れ吸気口を有するプレートと、前記プレート上で発生し
た油煙をプレート中央の吸気口から吸引してプレート周
壁に設けた排気口から排出する通気路と、前記通気路内
に設けられた送風手段と、前記通気路途中に設けられ油
煙を除去するためのフィルターと、前記フィルターを装
着しないときに電気導通路を形成する常閉接点と前記フ
ィルターを装着したときに電気導通路を形成する常開接
点とを具備するフィルター検知スイッチと、前記送風手
段を駆動するモーターと、前記加熱手段の通電を制御す
る加熱制御手段と、前記吸気口を有するプレートの装着
を検知する第1のプレート検知スイッチと、吸気口を設
けない平面プレートの装着を検知する第2のプレート検
知スイッチとを有し、前記フィルタ検知スイッチの常開
接点と前記モーターの一端と前記第1のプレート検知ス
イッチの一端とを接続し、前記フィルタ検知スイッチの
常閉接点と前記第2のプレート検知スイッチの一端を接
続し、前記第1のプレート検知スイッチの他端と前記第
2のプレート検知スイッチの他端を、前記加熱手段と前
記加熱制御手段からなる直列回路の一端に接続し、前記
フィルター検知スイッチの共通端子を電源の一端に、前
記加熱手段と前記加熱制御手段からなる直列回路の他端
と前記モーターの他端を電源の他端に接続する電気調理
器とするものであり、フィルターとプレートが装着され
ていないと、モーターおよび加熱手段が通電されないた
めフィルターの付け忘れで油煙が除去されないまま室内
に飛散してしまうといった使用者の誤使用を防止でき、
またやけど等の恐れが大幅に減る。さらに、フィルター
が装着されていれば送風手段が駆動されるので、調理終
了後、加熱制御手段により加熱手段の通電のみをきるこ
とにより本体を短時間で冷ますことができるので、あと
かたづけを早くすますことができる。また、平面プレー
ト装着時は、加熱手段は通電するが送風手段が駆動しな
いため、加熱手段により熱せられた平面プレート周囲の
空気を吸引せず電気調理器本体の温度が異常高温になり
焼損することを防止する。また、平面プレートが装着さ
れていないと加熱手段は通電されないのでやけど等の恐
れが大幅に減る。また、平面プレート装着時に、フィル
ターが装着されていれば、加熱手段は通電されず、フィ
ルターが焼損して使用できなくなるといった使用者の誤
使用を防止できるので、2種類のプレートを使い分けな
がら、長時間にわたり室内を清潔に保ちながら安全に経
済的に焼き物調理を楽しむことができる。
【0010】請求項4記載の発明は、モーターの通電を
制御するファンスイッチをモーターと直列に接続した請
求項1〜3いずれか1項に記載の電気調理器としたもの
であり、モーターの通電を任意に制御できるので、調理
開始前の予熱時にモーターのみ通電を切れば、短時間で
プレート調理面の温度を最適な温度に上昇させることが
できるので、調理開始までの時間を短くできる。
【0011】
【実施例】(実施例1) 以下にその発明について添付図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の実施例1から実施例8まですべてに
共通する構成である。
【0012】図1において、1は調理用のプレート、2
はプレート1を加熱するための加熱手段で、環状に形成
されたシーズヒータから成る。5はプレート1の略中央
に設けられた吸気口、プレート1周壁には排気口7が設
けられている。3は排気口7から吸気口5に向けて空気
を流す送風手段で、ラジアルまたは後退翼の遠心ファン
から成っており、ベルト11を介してモータ12により
駆動される。4は送風手段3の吸気側に配設され吸引し
た油煙を除去するフィルターで、パルプを主成分とする
不織布から成る。また、8はプレート1の吸気口5下部
に設けられたステンレス製のフィルターカバーで、フィ
ルターの焦げ防止の役割と油煙の通気路の一部を構成し
ている。6は送風手段3で発生した風を排気口7に導く
ための通気路で、加熱手段2の下方に設けられ、プレー
ト1の下方を覆う鋼板製の遮熱板13と、この遮熱板1
3の下方を覆うポリプロピレン製の外郭10によって形
成されている。
【0013】このように構成された電気調理器の動作に
ついて以下に説明する。加熱手段2に通電すると、プレ
ート1が加熱される。これにより、プレート1上に置か
れた調理物から出てくる油や調理前にプレート1に塗っ
た油が加熱され、油煙が発生する。
【0014】一方、モータ12に通電するとベルト11
の駆動により送風手段3から風が発生する。送風手段3
は遠心ファンから成っているので排気口7からはプレー
トの略中央にある吸気口5へ向けて空気が排出される。
排出された空気は、プレート上で発生する油煙をプレー
ト中央に向けて押し流し、吸気口5より油煙と共に吸引
される。吸引された油煙はフィルター4によって除去さ
れる。これと同時に、加熱制御手段9により加熱手段2
の通電が制御され、プレート1の調理面の温度が制御さ
れる。
【0015】図2に本実施例の回路図を示す。フィルタ
ー検知スイッチ21は、フィルターがセットされたこと
を検知してスイッチが閉状態になるものであり、逆に、
フィルターがきちんとセットされていない場合、もしく
は、フィルターをセットし忘れている場合には、スイッ
チは開状態となる。フィルター検知スイッチ21とモー
ター12からなる第1の直列回路を電源22に接続し、
加熱手段2と加熱制御手段9からなる第2の直列回路の
一方の充電部を、モーター12とフィルター検知スイッ
チ21を導通する経路上に接続し、第2の直列回路の他
方の充電部を電源とモーターを導通する経路上に接続し
たものであり、フィルター4が装着されていないとモー
ター12および加熱手段2が通電されないため、フィル
ター4の付け忘れで油煙が除去されないまま室内に飛散
してしまうといった使用者の誤使用を防止でき、室内を
清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
【0016】(実施例2) 図3に本実施例の回路図を示す。全体構成図は図1と同
様であるので省略する。実施例1の回路に加え、プレー
ト1の装着を検知する第1のプレート検知スイッチ26
を備えている。第1のプレート検知スイッチ26は、第
1のプレートがセットされたことを検知してスイッチが
閉状態になるものであり、逆に、第1のプレートがきち
んとセットされていない場合、もしくは、第1のプレー
トをセットし忘れている場合には、スイッチは開状態と
なる。
【0017】本実施例は、第2の直列回路を第1のプレ
ート検知スイッチ26と加熱手段2と加熱制御手段9に
したものであり、フィルター4が装着されていないとモ
ーター12および加熱手段2が通電されないため、フィ
ルター4の付け忘れで油煙が除去されないまま室内に飛
散してしまうといった使用者の誤使用を防止でき、室内
を清潔に保ちながら焼き物調理を楽しむことができる。
また、プレート1が装着されていなければ加熱手段2は
通電されないので、やけど等の恐れが大幅に減り安全で
ある。さらに、フィルター4が装着されていればモータ
ー12が駆動されるので、調理終了後、加熱制御手段9
により加熱手段2の通電を切ることにより、電気調理器
の本体を短時間で冷ますことができるので、あとかたず
けを早くすませることができる。
【0018】(実施例3) 図4に本実施例の回路図を示す。全体構成図は図1と同
様であるので省略する。実施例1の回路に加え、プレー
ト1の装着を検知する第1のプレート検知スイッチ26
を備え、第1の直列回路をフィルター検知スイッチ21
とモーター12と第1のプレート検知スイッチ26とか
ら構成し、第2の直列回路の一方の充電部をモーター1
2と接続するフィルター検知スイッチ21または第1の
プレート検知スイッチ26の導通経路上に接続し、第2
の直列回路の他方の充電部を電源22とモーター12を
導通する経路上に接続するフィルター4とプレート1の
両方が装着されていないと、モーター12および加熱手
段2が通電されないため、フィルター4の付け忘れで油
煙が除去されないまま室内に飛散してしまうといった使
用者の誤使用をより防止でき、また、やけど等の恐れが
大幅に減るので、室内を清潔に保ちながらより安全に焼
き物調理を楽しむことができる。さらに、フィルター4
とプレート1が装着されていればモーター12が駆動さ
れるので、調理終了後、加熱制御手段9により加熱手段
2の通電のみを切ることにより本体とプレート1を短時
間で冷ますことができるので、あとかたずけを早くすま
せることができる。
【0019】(実施例4) 実施例2記載の回路に加え、プレート1上で発生した油
煙を吸気する吸気口5を中央部に設けたプレート1と、
吸気口5を設けない平面プレートとを有し、平面プレー
トの装着を検知する第2のプレート検知スイッチ27
を、第2の直列回路内に設けられた第1のプレート検知
スイッチ26と並列回路となる導通経路部に接続したも
のであり、図5に本実施例の回路図を示す。
【0020】第2のプレート検知スイッチ27は、第2
のプレートがセットされたことを検知してスイッチが閉
状態になるものであり、逆に、第2のプレートがきちん
とセットされていない場合、もしくは、第2のプレート
をセットし忘れている場合には、スイッチは開状態とな
る。全体構成図は図1と同様であるので省略する。
【0021】本実施例によれば、フィルター4と第1の
プレートが装着されていないと、モーター12および加
熱手段が通電されないため、フィルター4の付け忘れで
油煙が除去されないまま室内に飛散してしまうといった
使用者の誤使用をより防止でき、またやけど等の恐れが
大幅に減るので、室内を清潔に保ちながらより安全に焼
き物調理を楽しむことができる。さらに、フィルター4
が装着されていればモーター12が駆動されるので、調
理終了後、加熱制御手段9により加熱手段2の通電のみ
を切ることにより本体を短時間で冷ますことができるの
で、あとかたずけを早くすませることができる。
【0022】また、第2のプレート装着時は、加熱手段
2は通電するがモーター12が駆動しないため、加熱手
段2により熱せられたプレート1周囲の空気を吸引せず
本体の温度が異常高温になり焼損することを防止する。
また、第2のプレートが装着されていないと加熱手段2
は通電されないのでやけど等の恐れが大幅に減る。従っ
て、2種類のプレートを使い分けながら、長期間にわた
り室内を清潔に保ちながら安全に焼き物調理を楽しむこ
とができる。
【0023】(実施例5) 図6に本実施例の回路図を示す。全体構成図は図1と同
様であるので省略する。実施例3記載の回路において、
プレート1上で発生した油煙を吸気する吸気口5を中央
部に設けたプレート1と、吸気口5を設けない平面プレ
ートとを有し、平面プレートの装着を検知する第2のプ
レート検知スイッチ27を、第1の直列回路内に設けら
れた第1のプレート検知スイッチ26と並列回路となる
導通経路部に接続したものであり、フィルター4と第1
のプレートが装着されていないと、モーター12および
加熱手段2が通電されないためフィルター4の付け忘れ
で油煙が除去されないまま室内に飛散してしまうといっ
た使用者の誤使用をより防止でき、またやけど等の恐れ
が大幅に減るので、室内を清潔に保ちながらより安全に
焼き物調理を楽しむことができる。さらに、フィルター
4とプレートが装着されていればモーター12が駆動さ
れるので、調理終了後、加熱制御手段9により加熱手段
2の通電のみを切ることにより電気調理器本体とプレー
トの両方を短時間で冷ますことができるので、あとかた
ずけを早くすませることができる。また、平面プレート
装着時は、加熱手段2は通電するがモーター12が駆動
しないため、加熱手段2により熱せられたプレート1周
囲の空気を吸引せず本体の温度が異常高温になり焼損す
ることを防止する。また、平面プレートが装着されてい
ないと加熱手段2は通電されないのでやけど等の恐れが
大幅に減る。従って、2種類のプレートを使い分けなが
ら、長期間にわたり室内を清潔に保ちながら安全に焼き
物調理を楽しむことができる。
【0024】(実施例6) 図7および図8に本実施例の回路図を示す。全体構成図
は図1と同様であるので省略する。実施例4または実施
例5の発明の構成において、フィルター検知スイッチ2
1はフィルター4をセットしないときに電気導通路を形
成する常閉接点と、フィルターをセットしたときに電気
導通路を形成する常開接点を有し、第1のプレート検知
スイッチ26を常開接点に接続すると共に、第2のプレ
ート検知スイッチ27を常閉接点に電気的に接続するも
のであり、フィルター4とプレート1が装着されていな
いと、モーター12および加熱手段2が通電されないた
めフィルター4の付け忘れで油煙が除去されないまま室
内に飛散してしまうといった使用者の誤使用をより防止
でき、また、やけど等の恐れが大幅に減る。さらに、フ
ィルター4が装着されていればモーター12が駆動され
るので、調理終了後、加熱制御手段9により加熱手段2
の通電のみを切ることにより本体を短時間で冷ますこと
ができるので、あとかたずけを早くすませることができ
る。また、平面プレート装着時は、加熱手段2は通電す
るがモーター12が駆動しないため、加熱手段2により
熱せられたプレート1周囲の空気を吸引せず本体の温度
が異常高温になり焼損することを防止する。また、平面
プレートが装着されていないと加熱手段2は通電されな
いのでやけど等の恐れが大幅に減る。また、平面プレー
ト装着時に、フィルター4が装着されていれば、加熱手
段2は通電されず、フィルター4が焼損して使用できな
くなるといった使用者の誤使用を防止できるので、2種
類のプレートを使い分けながら、長期間にわたり室内を
清潔に保ちながら安全に経済的に焼き物調理を楽しむこ
とができる。
【0025】(実施例7) 図9に本実施例の回路図を示す。全体構成図は図1と同
様であるので省略する。実施例6記載の発明において、
モーター12の通電を制御するファンスイッチ23をモ
ーター12と直列に接続したものであり、モーター12
の通電を任意に制御できるので、調理開始前の予熱時に
モーター12のみ通電を切れば、短時間でプレート1調
理面の温度を最適な温度に上昇させることができるの
で、調理開始までの時間を短くできる。ここでは、実施
例7にファンスイッチ23を接続したが、実施例1〜6
についても本発明を実施すれば同様の効果が得られる。
【0026】(実施例8) 図10に本実施例の回路図を示す。全体構成図は図1と
同様であるので省略する。全回路の電源の通電を制御す
る電源スイッチ25を、電気回路内に接続したものであ
り、調理中に調理物が燃えるといった異常が起こった場
合でも、全回路の通電を全て切ることにより、不安全な
状態になることを防止できる。ここでは、代表例として
実施例7に電源スイッチ25を接続したが、実施例1〜
6についても本発明を実施すれば同様の効果が得られ
る。
【0027】(実施例9) 図11に本実施例の全体断面図を示す。全体構成図は図
1と同様であるので省略する。実施例1〜8までの発明
の構成において、プレート1上で発生した油煙を周壁か
ら吸い込み、中央の吹出口から吹き出すプレート1とし
たものであり、肉から出る油や調理前にプレート1表面
に塗る油などが、プレート1上で焼けて発生する大量の
油煙を効率よく吸煙し、フィルター4で除去することに
より、室内を清潔に保ちながら安全に経済的に焼き物調
理を楽しむことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば
ィルターとプレートが装着されていないとモーターお
よび加熱手段が通電されないため、フィルターの付け忘
れで油煙が除去されないまま室内に飛散してしまうとい
った使用者の誤使用を防止でき、室内を清潔に保ちなが
ら焼き物調理を楽しむことができ、またやけど等の恐れ
が大幅に減るので、室内を清潔に保ちながらより安全に
焼き物調理を楽しむことができる。さらに、フィルター
が装着されていればモーターが駆動されるので、調理終
了後、加熱制御手段により加熱手段の通電のみを切るこ
とにより本体を短時間で冷ますことができるので、あと
かたづけを早くすませることができる。また、平面プレ
ート装着時は、加熱手段は通電するがモーターが駆動し
ないため、加熱手段により熱せられた平面プレート周囲
の空気を吸引せず本体の温度が異常高温になり焼損する
ことを防止する。また、平面プレートが装着されていな
いと加熱手段は通電されないのでやけど等の恐れが大幅
に減る。従って、2種類のプレートを使い分けながら、
長期間にわたり室内を清潔に保ちながら安全に焼き物調
理を楽しむことができる。
【0029】本発明の請求項2記載の発明によれば、フ
ィルターとプレートが装着されていないと、モーターお
よび加熱手段が通電されないためフィルターの付け忘れ
で油煙が除去されないまま室内に飛散してしまうといっ
た使用者の誤使用をより防止でき、またやけど等の恐れ
が大幅に減るので、室内を清潔に保ちながらより安全に
焼き物調理を楽しむことができる。さらに、フィルター
とプレートが装着されていればモーターが駆動されるの
で、調理終了後、加熱制御手段により加熱手段の通電の
みを切ることにより電気調理器本体とプレートの両方を
短時間で冷ますことができるので、あとかたづけを早く
すませることができる。また、平面プレートが装着され
ていないと加熱手段は通電されないのでやけど等の恐れ
が大幅に減る。従って、2種類のプレートを使い分けな
がら、長期間にわたり室内を清潔に保ちながら安全に焼
き物調理を楽しむことができる。
【0030】本発明の請求項3記載の発明によれば、フ
ィルターとプレートが装着されていないと、モーターお
よび加熱手段が通電されないためフィルターの付け忘れ
で油煙が除去されないまま室内に飛散してしまうといっ
た使用者の誤使用をより防止でき、またやけど等の恐れ
が大幅に減る。さらに、フィルターが装着されていれば
送風手段が駆動されるので、調理終了後、加熱制御手段
により加熱手段の通電のみを切ることにより本体を短時
間で冷ますことができるので、あとかたずけを早くすま
せることができる。また、平面プレート装着時は、加熱
手段は通電するがモーターが駆動しないため、加熱手段
により熱せられた平面プレート周囲の空気を吸引せず電
気調理器本体の温度が異常高温になり焼損することを防
止する。また、平面プレートが装着されていないと加熱
手段は通電されないのでやけど等の恐れが大幅に減る。
また、平面プレート装着時に、フィルターが装着されて
いれば、加熱手段は通電されず、フィルターが焼損して
使用できなくなるといった使用者の誤使用を防止できる
ので、2種類のプレートを使い分けながら、長時間にわ
たり室内を清潔に保ちながら安全に経済的に焼き物調理
を楽しむことができる。
【0031】本発明の請求項4記載の発明によれば、モ
ーターの通電を任意に制御できるので、調理開始前の予
熱時にモーターのみ通電を切れば、短時間でプレート調
理面の温度を最適な温度に上昇させることができるの
で、調理開始までの時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気調理器の全体構成断面図
【図2】本発明の実施例1における電気調理器の回路図
【図3】本発明の実施例2における電気調理器の回路図
【図4】本発明の実施例3における電気調理器の回路図
【図5】本発明の実施例4における電気調理器の回路図
【図6】本発明の実施例5における電気調理器の回路図
【図7】本発明の実施例6における電気調理器の回路図
【図8】本発明の実施例6における電気調理器の回路図
【図9】本発明の実施例7における電気調理器の回路図
【図10】本発明の実施例8における電気調理器の回路
【図11】本発明の実施例9における電気調理器の全体
構成断面図
【図12】従来の電気調理器の全体断面図
【符号の説明】
1 プレート 2 加熱手段 3 送風手段 4 フィルター 5 吸気口 6 通気路 7 排気口 8 フィルターカバー 9 加熱制御手段 21 フィルター検知スイッチ 22 電源 23 モータースイッチ 24 プレート検知スイッチ 25 電源スイッチ 26 第1のプレート検知スイッチ 27 第2のプレート検知スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 井上 隆幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中野 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 保野 幹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−173217(JP,A) 特開 平5−245048(JP,A) 特開 平6−185772(JP,A) 特開 平9−4917(JP,A) 特開 平8−52078(JP,A) 特開 平7−51168(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 F24C 7/04 F24C 15/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱され吸気口を有する
    プレートと、前記プレート上で発生した油煙をプレート
    中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設けた排気口
    から排出する通気路と、前記通気路内に設けられた送風
    手段と、前記通気路途中に設けられ油煙を除去するため
    のフィルターと、これが装着されたことを検知するフィ
    ルター検知スイッチと、前記送風手段を駆動するモータ
    ーと、前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段と、
    前記吸気口を有するプレートの装着を検知する第1のプ
    レート検知スイッチと、吸気口を設けない平面プレート
    の装着を検知する第2のプレート検知スイッチとを有
    し、前記フィルター検知スイッチと前記第1のプレート
    検知スイッチの直列回路を設け、前記直列回路と前記第
    2のプレート検知スイッチの並列回路の一端を電源の一
    端に接続し、この並列回路の他端を、前記加熱制御手段
    と前記加熱手段からなる直列回路を介して電源の他端に
    接続し、前記フィルター検知スイッチと前記第1のプレ
    ート検知スイッチの接続点と電源の他端との間に前記モ
    ーターを接続した電気調理器。
  2. 【請求項2】 加熱手段により加熱され吸気口を有する
    プレートと、前記プレート上で発生した油煙をプレート
    中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設けた排気口
    から排出する通気路と、前記通気路内に設けられた送風
    手段と、前記通気路途中に設けられ油煙を除去するため
    のフィルターと、これが装着されたことを検知するフィ
    ルター検知スイッチと、前記送風手段を駆動するモータ
    ーと、前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段と、
    前記吸気口を有するプレートの装着を検知する第1のプ
    レート検知スイッチと、吸気口を設けない平面プレート
    の装着を検知する第2のプレート検知スイッチとを有
    し、前記フィルター検知スイッチと前記第1のプレート
    検知スイッチの直列回路を設け、前記直列回路と前記第
    2のプレート検知スイッチの並列回路の一端を電源の一
    端に接続し、この並列回路の他端を、前記加熱制御手段
    と前記加熱手段からなる直列回路を介して電源の他端に
    接続し、前記並列回路の他端と電源の他端との間に前記
    モーターを接続した電気調理器。
  3. 【請求項3】 加熱手段により加熱され吸気口を有する
    プレートと、前記プレート上で発生した油煙をプレート
    中央の吸気口から吸引してプレート周壁に設けた排気口
    から排出する通気路と、前記通気路内に設けられた送風
    手段と、前記通気路途中に設けられ油煙を除去するため
    のフィルターと、前記フィルターを装着しないときに電
    気導通路を形成する常閉接点と前記フィルターを装着し
    たときに電気導通路を形成する常開接点とを具備する
    ィルター検知スイッチと、前記送風手段を駆動するモー
    ターと、前記加熱手段の通電を制御する加熱制御手段
    と、前記吸気口を有するプレートの装着を検知する第1
    のプレート検知スイッチと、吸気口を設けない平面プレ
    ートの装着を検知する第2のプレート検知スイッチとを
    有し、前記フィルター検知スイッチの常開接点と前記モ
    ーターの一端と前記第1のプレート検知スイッチの一端
    とを接続し、前記フィルター検知スイッチの常閉接点と
    前記第2のプレート検知スイッチの一端を接続し、前記
    第1のプレート検知スイッチの他端と前記第2のプレー
    ト検知スイッチの他端を、前記加熱手段と前記加熱制御
    手段からなる直列回路の一端に接続し、前記フィルター
    検知スイッチの共通端子を電源の一端に、前記加熱手段
    と前記加熱制御手段からなる直列回路の他端と前記モー
    ターの他端を電源の他端に接続する電気調理器。
  4. 【請求項4】 モーターの通電を制御するファンスイッ
    チをモーターと直列に接続した請求項1〜3いずれか1
    項に記載の電気調理器。
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