JP3204835B2 - ボックスパレット - Google Patents

ボックスパレット

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JP3204835B2
JP3204835B2 JP5222794A JP5222794A JP3204835B2 JP 3204835 B2 JP3204835 B2 JP 3204835B2 JP 5222794 A JP5222794 A JP 5222794A JP 5222794 A JP5222794 A JP 5222794A JP 3204835 B2 JP3204835 B2 JP 3204835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、産業廃棄物を
収納するボックスパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のボックスパレットにあ
っては、上部が開放された箱形に形成されて、その中に
適宜の廃棄物等を収納するものであり、そして、収納し
た廃棄物を該ボックスパレットから取出す場合、ボック
スパレットは廃棄物等を含めて相当な重量物となるた
め、フオークリフト等により吊り上げて所定の部位まで
運搬した後、該ボックスパレット自体を別の手段例え
ワイヤ等により吊り変えて傾動させながら取出しを
行っているのが現状であり、また、ボックスパレットの
側板を開閉する構造にして廃棄物等を比較的取出し易く
したものが案出されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のものにあっては、収納した廃棄物等の取出し作
業に際し、ボックスパレット自体を別の手段例えば
ワイヤ等により吊り変えて傾動させるものであるから、
実際にワイヤ等を吊り変える作業者とフオークリフト等
によりボックスパレットを吊り上げ操作する作業者の少
なくとも2人の人員を必要とし、その連携に支障等を来
すと、その吊り変え作業は非常に危険な作業なり、往々
にして作業者がボックスパレットの角やワイヤ等によっ
て大きな怪我をすることがあった また、ボックスパレ
ットの側板を開閉するものにあっては、いちいち作業者
が中の廃棄物等を取出さなくては成らず、非常に面倒で
あり、これを一度に取出すには前述したように、ボック
スパレット自体を吊り上げて行なければならず、危険性
を伴う作業となっていた。そこで、本発明は、上記した
従来の問題点に鑑み、ボックスパレット内に収納した廃
棄物等の取出しをきわめて安全かつ簡易になし得るボッ
クスパレットを提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1の発明は、上部を開放し
つ四周及び底部を側板及び底板で囲み該底板を2分割
するとともに、開閉動可能に組付けられたボックスパレ
ットであって、相対向する側板に対し、該側板に沿って
上下方向への傾動可能に支承された作動アームと、この
作動アームと前記2分割された底板とを該底板のそれぞ
れの開閉動を許容するように連繋された連繋部材と、前
記作動アームの傾動軌跡上と同傾動軌跡から外れる方向
への位置変位可能に装設され作動アームの傾動軌跡上
に位置されたときには該作動アームと係合して前記底板
の閉状態を維持し傾動軌跡から外れて位置されたとき
には作動アームとの係合を脱して底板の開状態を許容す
る作動ロッドと、この作動ロッドの傾動軌跡上と同傾動
軌跡から外れる方向への位置変位を案内する斜状案内溝
部と、前記作動ロッドを前記作動アームの傾動軌跡上及
び傾動軌跡から外れる方向に位置変位動作する手動用の
第1の操作手段と、該第1の操作手段に連繋され、前記
手動とは別の動力で同第1の操作手段を動作する自動操
作用の第2の操作手段と、を備えてなることを要旨とす
るものである。請求項2の発明は、請求項1記載のボッ
クスパレットであって、前記2分割した底板の少なくと
も一方側に設置面等に当接可能な案内車輪を設けたこと
を要旨とするものである。
【0005】
【作用】上記した構成によれば、ボックスパレットをフ
オークリフト等により吊り上げた状態において、作動ロ
ッドを作動アームの傾動軌跡から外れる方向へ位置変位
して該作動アームとの係合を解除することにより、該作
動アームが下傾状態に傾動される。これとともに、2分
割された底板に連繋された連繋手段により同底板のそれ
ぞれの開状態を許容し、パレット内に収納されている廃
棄物等を取出すものである これによって、作動アーム
の係合状態から非係合状態への移行動作及び非係合状態
から係合状態への移行動作を円滑になし得、底板の開閉
動を簡易にする そして、作動ロッドの位置変位動作
を、第1の操作手段によって人力による操作にて変位さ
せて作動アームとの係合を解除することと、該第1の操
作手段とは別の第2の操作手段によって人力とは別の動
力にて第1の操作手段を動作して作動アームとの係合を
解除することと選択的に行うことができ、該底板を開
動するための作動ロッドの位置変位動作を自動化するこ
とが可能となり、この種の作業の安全性を大幅に向上す
ることができる。請求項2の構成によれば、案内輪によ
り底板の開閉動作が円滑に行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図にした
がって詳述する。図において、1はボックスパレットの
全体を示し、該ボックスパレット1は四周を側板2A,
2B,2C,2Dで、かつ底部をほぼ中央部にて2分割
された底板3A,3Bで上部を開放した箱形に形成され
ている。この底板3A,3Bは分割縁の反対端縁が前記
相対向する側板2A,2Bの下部に蝶番等の回動手段を
介して開閉動可能に装設され、該側板2A,2Bの上面
には所定の間隔をおいてフオークリフト等のフオークが
挿入されるほぼ門形状の受け金具6〜6が装着されてい
る。
【0007】前記底板3A,3Bの分割縁と直交する側
の側板2C,2Dのほぼ中央部より下方側には作動アー
ム8,8が該側板2C,2Dに沿って上下方向への傾動
可能に支承8aされている。この作動アーム8のアーム
部8bはその上傾状態において一端部が該側板2Cの端
縁から若干突出するように延出されて所望の案内円弧面
8cが形出されており、ほぼ中央部(支承8a寄り)に
長さを異にした連繋部材を構成する2本の作動リンク
30,30が同一の軸支ピン31により同側板2C,2
Dに沿って上下方向へ傾動可能に斜設されている。この
2本の作動リンク30,30の下端部はそれぞれ前記2
分割された底板3A,3Bの分割部分側部に対してブラ
ケット32,32を介して軸支ピン33,33により傾
動を許容するように枢着されている。
【0008】前記一方の側板2Aのほほ上部両側部には
支持ブラケット14,14が斜状に突設され、両支持ブ
ラケット14,14には斜状案内長溝15,15がそれ
ぞれ貫設されている。そして、支持ブラケット14,1
4の斜状案内長溝15,15内にわたり長尺の作動ロッ
ド16が横架されており、該作動ロッド16はその両端
部が該斜状案内長溝15,15に対し同斜状案内長溝1
5,15に沿って該側板2Aから避退する方向、すなわ
ち、前記作動アーム8の端部における傾動軌跡上及び同
傾動軌跡から外れる方向に移動可能に挿入されるととも
に、外方に突出位置されている。
【0009】そして、前記側板2Cに直交する一方の側
板2Aのほほ上部両側部には所定の間隔をおいて取付け
ブラケット34,34を介してほぼ三角形状の取付け板
35,35がその上部の一方の隅角部を回動ピン36,
36にて回動可能に軸支されこの取付け板35,35の
下部の隅角部には作動ロッド16を挿通するほぼ横向き
U字状の係合溝35a,35aが形成されている。ま
た、取付け板35,35の上部の他方の隅角部には取付
けロッド37が横架され、該取付けロッド37には第1
の操作手段を構成する門形状の操作部材38がその上端
をボックスパレット1の上面から若干突出された状態で
斜状に取付けられている。
【0010】しかして、前記作動ロッド16は、第1の
操作手段における操作部材38を側板2A側に回動する
ことによって取付け板35,35が回動ピン36,36
を支点として回動されるので、この回動に伴って係合溝
35a,35aに挿通したその両端部が該斜状案内長溝
15,15に沿って該側板2Aから避退する方向、すな
わち、前記作動アーム8の端部における傾動軌跡から外
れる方向に移動され、また、操作部材38を側板2A側
から避退する方向に自重により回動することによって、
取付け板35,35が回動ピン36,36を支点として
回動されるので、この回動に伴ってその両端部が該斜状
案内長溝15,15に沿って該側板2A側に向かう方
向、すなわち、前記作動アーム8の端部における傾動軌
跡上に位置する方向に移動されるものである。さらに、
作動ロッド16は、その両端部が前記側板2Aの側端か
らそれぞれ突出されて斜状案内長溝15,15の最下位
に位置した状態では前記作動アーム8の端部の傾動軌跡
上にあって同端部を乗載係止して該作動アーム8の上傾
状態を保持するとともに、該斜状案内長溝15,15に
沿って斜め上方(側板2Aから避退する方向)に移動さ
れて斜状案内長溝15,15の最上位に位置するにした
がって前記作動アーム8の端部の傾動軌跡から外れて同
端部との載係止状態を解離して該作動アーム8の下傾
状態を許容するように構成されている。
【0011】前記ボックスパレット1の下部の両隅部に
は所定の間隔をおいてフオークリフト等のフオークが挿
入される中空の断面ほぼ三角形状の第1のフオーク挿入
口39,39が前記側板2Cに直交する側板2A,2B
間にわたり配設され、また、同第1のフオーク挿入口3
9,39のほぼ上部には同じく所定の間隔で第2のフオ
ーク挿入口40,40が配設され、このフオーク挿入口
39,39、40,40内にフオークリフト等のフオー
クを挿入してボックスパレット1全体を持ち上げたり、
降ろしたりするものである。
【0012】さらに、前記2分割された底板2A,2B
の下面両側縁部にはそれぞれ所定の高さを有するそり状
の脚41〜41が垂設され、また、一方側の底板2A下
面には一個の回転可能な案内車輪42が装設されてい
る。この案内車輪42は外周の設置部位が前記脚41の
下面と同一若しくは若干内方に位置するように設定され
ている。
【0013】次いで、2分割された底板3A,3Bの開
閉操作を自動的に行うための第2の操作手段を構成する
自動操作手段の構成について説明する。前記両側板2
C,2Dの一方側縁に沿って傾動レバー42,42が上
下方向に配置されていて、この傾動レバー43,43の
ほぼ中央部が該側板2C,2Dに対し支ピン44を介し
て傾動可能に支承され、上端部がボックスパレット1の
ほぼ上部に臨みかつ下端部が該ボックスパレット1の下
部、すなわち、第1のフオーク挿入口39,39より下
方に臨み、この下部間には他方の側板2Bに沿って位置
する当板45が横架連結されている。また、該両側板2
C,2Dのほぼ上部には同側板2C,2Dに沿って連結
アーム46,46が横方向に配設されていて、この連結
アーム46,46の一端は前記傾動レバー43,43
上端部に対して支ピン47,47により回動可能に軸支
されかつ他端は前記操作部材38側に連結されている。
すなわち、操作部材38の両側から側板2C,2D側に
向けてそれぞれ連結ロッド48,48が突設され、この
連結ロッド48,48に前記連結アーム46,46の他
端が連結固定されている。なお、前記連結ロッド48,
48は前記取付け板35,35の上部から延設された補
強部材によりその突設状態が補強されている。
【0014】しかして、上記自動操作手段は、傾動レバ
ー43,43の当板45を側板2B側に押動されると、
該傾動レバー43,43が支ピン44,44を中心とし
て図示時計方向に回動され、その上端が側板2Cの側端
面側に回動変位される。これによって連結アーム46,
46が図示右方向に引っ張られた状態で直線状に平行移
動され、これと連結ロッド48,48を介して一体的に
連結された操作部材38が側板2A側に回動され、前述
と同様にして作動ロッド16と作動アーム8端部との
載係止状態を解離して該作動アーム8の下傾状態を許容
するように構成されている。
【0015】前記連結アーム46,46はそのほぼ中央
部及びほぼ他端部が前記側板2C,2Dに固着された断
面ほぼコ字状の案内部材49,49によりその平行移動
が案内され、該ほぼ中央部に位置された案内部材49に
は係止孔50が貫設され、これに対応する連結アーム4
6には図示右方向に引っ張られて直線状に平行移動され
る前の状態(操作部材38が側板2A側に回動される前
の状態、すなわち、2分割された底板3A,3Bの閉状
態)の位置において該係止孔50に対向する係止孔51
が貫設され、この案内部材49の係止孔50及び連結ア
ーム46の係止孔51には同係止孔50,51にわたっ
て抜脱可能なストッパピン52が挿通され、このストッ
パピン52は該案内部材49に対しチェーン等の連結索
53により吊設されている。しかして、ストッパピン5
2が案内部材49の係止孔50及び連結アーム46の係
止孔51にわたって挿通された状態では連結アーム46
の図示右方向の直線状の平行移動を阻止し、該係止孔5
0,51から抜脱された状態では連結アーム46の図示
右方向の直線状の平行移動を許容する、すなわち、自動
操作手段の安全手段、さらには操作部材19の不慮の回
動動作を阻止する安全手段として機能するものである。
【0016】本実施例は上述したように構成されたもの
であり、以下その作用について説明する。本例のボック
スパレット1においては、2分された底板3A,3Bの
閉状態において、該ボックスパレット1内に上方から所
望の廃棄物等を入れて収納するものである。まず、案内
部材49の係止孔50及び連結アーム46の係止孔51
にわたって挿通されたストッパピン52を該係止孔5
0,51から抜脱しておき、フオークリフト等のフオー
クを受け金具6〜6又はボックスパレット1のほぼ下部
に位置される第1のフオーク挿入口39,39或いは第
2のフオーク挿入口40,40内に挿入して同フオーク
リフト等によりボックスパレット1全体を吊り上げて所
定の部位、例えば、廃棄物等を運搬するトラックの荷台
等上方に位置させる。
【0017】そこで、作業者により第1の操作手段にお
ける操作部材38を側板2A側に回動するか、或いは自
動操作手段(第2の操作手段)により操作部材38を側
板2A側に回動して収納した廃棄物等をボックスパレッ
ト1内から取出す場合について説明する。
【0018】まず、人力により操作される第1の操作手
段における操作部材38を側板2A側に回動した場合に
ついて説明すると、該操作部材38が側板2A側に回動
されると、取付け板35,35が回動ピン36,36を
支点として回動されるので、この回動に伴って係合溝3
5a,35aに挿通する作動ロッド16が支持ブラケッ
ト14,14の斜状案内長溝15,15の最下位の位置
から該斜状案内長溝15,15に沿って斜め上方(側板
2Aから避退する方向)すなわち、作動アーム8の端部
の傾動軌跡から外れる方向に移動され同斜状案内長溝1
5,15の最上位側に位置される。
【0019】この作動ロッド16が斜状案内長溝15,
15の最上位側に位置するにしたがい今まで作動アーム
8の端部を乗載係止していた状態を自動的に解離して該
作動アーム8の下傾状態を許容する。すると、作動アー
ム8はその自重等により下傾(側板2Cに沿って下方向
に傾動)状態に傾動(図示反時計方向に傾動)され、こ
れと連動して作動リンク30,30が順次下方へ変位す
る状態に動作されて、該底板3A,3Bをそれぞれ積極
的に開状態とするものである。しかして、底板3A,3
Bは作動リンク30,30によりその自重及び収納され
ている廃棄物等の重量による相乗動作により側板2A,
2Bに対して蝶番等の回動手段の部位を中心として両側
方向に開動(観音開き)されてボックスパレット1自体
の底部を開放するものであり、これによって、ボックス
パレット1内に収納されている廃棄物等を取出すもので
ある。(図1の仮想線参照)
【0020】次いで、自動操作手段(第2の操作手段)
により第1の操作手段における操作部材38を側板2A
側に回動した場合について説明すると、この自動操作手
段により操作部材38を側板2A側に回動するには、前
述のようにボックスパレット1全体をトラックの側板
(図示しない)上部より若干下方に位置させるとともに
該トラックの側板側に引き、自動操作手段を構成する傾
動レバー43,43の当板45を、トラックの側板に当
ててボックスパレット1における側板2B側に押動す
る。
【0021】すると、該傾動レバー43,43が支ピン
44,44を中心として図示時計方向に回動され、その
上端が側板2Cの側端面側に回動変位される。これによ
って連結アーム46,46が図示右方向に引っ張られた
状態で案内部材49,49に沿って直線状に平行移動さ
れ、これと連結ロッド48,48を介して一体的に連結
された操作部材38が前述と同様に側板2A側に回動さ
れる。
【0022】しかして、操作部材38が前述と同様に側
板2A側に回動されると、前述と同 様にして作動ロッド
16と作動アーム8の端部との乗載係止状態を自動的に
解離されて底板3A,3Bが側板2A,2Bに対して蝶
番等の回動手段の部位を中心として両側方向に開動(観
音開き)されてボックスパレット1自体の底部を開放す
るものであり、これによって、ボックスパレット1内に
収納されている廃棄物等を取出すものである。(図1の
仮想線参照)
【0023】次いで、上述のようにしてボックスパレッ
ト1内に収納されている廃棄物等の取出しを終了した状
態において、底板3A,3Bのそり状の脚41が設置面
に当接されたままの状態で該ボックスパレット1全体を
下降させると、その下降にしたがって、底板3A,3B
のそり状の脚41が設置面に対する当接状態を維持しな
がら閉方向に積極的に回動されてボックスパレット1の
底面を閉状態とする。この場合、一方の底板3A側に設
けた案内車輪42により該底板3A(3B)の回動状態
が良好(円滑)に行われることを助長するものである。
【0024】しかして、底板3A,3Bの閉方向への積
極回動によって作動リンク30,30が上方に変位して
作動アーム8を図示時計方向に回動する。これによっ
て、該作動アーム8の端部がその案内円弧面8cにより
前記斜状案内長溝15,15の最下位の位置された作動
ロッド16を該斜状案内長溝15,15に沿って斜め上
方に押し上げ該作動ロッド16を回避するとともに、再
び作動ロッド16が斜状案内長溝15,15の最下位の
位置に復帰動されて作動アーム8の端部を自動的に乗載
係止して、該作動アーム8の上傾状態を保持する。この
動作に調時して2分割されたそれぞれの底板3A,3B
は完全に閉状態となり、ボックスパレット1自体の底部
を閉塞するものである。しかる後、ボックスパレット1
自体を元の所定の場所に戻し、フオークリフト等のフオ
ークを受け金具6〜6、或いはフオーク挿入口39,3
9、40,40から離脱するものである。
【0025】本実施例においては、上述のように構成し
たことにより、その傾動レバー43,43、当板45、
連結アーム46,46、連結ロッド48,48等により
構成される自動操作手段により第1の操作手段における
操作部材38を手動による回動操作以外でも自動的に回
動してボックスパレット1の2分割された底板3A,3
Bを自動的開動作することができ、また、底板3A,3
Bを操作部材8の回動動作に伴なう作動ロッド16との
係合、非係合状態によって開閉制御する作動アーム8と
該底板3A,3Bとを作動リンク30,30により連繋
したことにより、その底板3A,3Bの開閉動作及び作
動アーム8と作動ロッド16の係合動作を確実に遂行す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、ボッ
クスパレットをフオークリフト等により吊り上げた状態
において、作動ロッドを作動アームの傾動軌跡から外れ
る方向へ位置偏位して該作動アームとの係合を解除する
ことにより、該作動アーム及びこれに連繋された連繋部
材により同底板のそれぞれの開状態を許容し、該底板を
積極的に開動することができる したがって、ボックス
パレット内に収納されている廃棄物等を別の部位に簡易
に取出すことができるとともに、作動ロッドと作動アー
ムの係合状態から非係合状態への移行動作及び非係合状
態から係合状態への移行動作を円滑になし得、底板の開
閉動を簡易にすることができる。そして、作動ロッドの
位置変位動作を、第1の操作手段によって人力による操
作にて変位させて作動アームとの係合を解除すること
と、該第1の操作手段とは別の第2の操作手段によって
人力とは別の動力にて第1の操作手段を動作して作動ア
ームとの係合を解除することとを選択的に行うことがで
き、該底板を開動するための作動ロッドの位置変位動作
自動化することが可能となり、この種の作業の安全性
を大幅に向上するこたができる。さらには、底板に設け
た案内輪により該底板の開閉動作を円滑に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】同じく、左側面である。
【図3】同じく、平面図である。
【図4】同じく、(a)(b)は取付け板と作動ロッ
ド、第1の操作手段の関係を示す拡大断面である。
【図5】同じく、第2の操作手段を示す一部省略の斜視
図である。
【符号の説明】
1 ボックスパレット 2A 側板 2B 側板 2C 側板 2D 側板 3A 底板 3B 底板 8 作動アーム 15 斜状案内長溝 16 作動ロッド 30 作動リンク 38 操作部材 43 傾動レバー 45 当板 46 連結アーム 48 連結ロッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開放しかつ四周及び底部を側板
    及び底板で囲み該底板を2分割するとともに、開閉動
    可能に組付けられたボックスパレットであって、相対向する側板に対し、該側板に沿って 上下方向への傾
    動可能に支承された作動アームと、 この作動アームと前記2分割された底板とを該底板のそ
    れぞれの開閉動を許容するように連繋された連繋部材
    と、 前記作動アームの傾動軌跡上と同傾動軌跡から外れる方
    向への位置変位可能に装設され作動アームの傾動軌跡
    上に位置されたときには該作動アームと係合して前記底
    板の閉状態を維持し傾動軌跡から外れて位置されたと
    きには作動アームとの係合を脱して底板の開状態を許容
    する作動ロッドと、この作動ロッドの傾動軌跡上と同傾動軌跡から外れる方
    向への位置変位を案内する斜状案内溝部と、 前記作動ロッドを前記作動アームの傾動軌跡上及び傾動
    軌跡から外れる方向に位置変位動作する手動用の第1の
    操作手段と、該第1の操作手段に連繋され、前記手動とは別の動力で
    同第1の操作手段を動作する自動操作用の 第2の操作手
    段と、 を備えてなるボックスパレット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボックスパレットであっ
    て、前記2分割した底板の少なくとも一方側に設置面等
    に当接可能な案内車輪を設けてなるボックスパレット。
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