JPH0820403A - ボックスパレット - Google Patents

ボックスパレット

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JPH0820403A
JPH0820403A JP15491494A JP15491494A JPH0820403A JP H0820403 A JPH0820403 A JP H0820403A JP 15491494 A JP15491494 A JP 15491494A JP 15491494 A JP15491494 A JP 15491494A JP H0820403 A JPH0820403 A JP H0820403A
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Akitoshi Nagata
昭俊 永田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2分割された底板の開閉動作を動作を円滑に
してボックスパレット内に収納した廃棄物等の取出しを
きわめて安全かつ簡易になし得る。 【構成】 上部を開放しかつ四周及び底部を側板及び底
板で囲み、該底板を2分割するとともに開閉動可能に組
付けられたボックスパレットであって、前記ほぼ4隅部
には所望の高さの脚部を設け、前記開閉動される一方側
の底板に対しブラケットを介して案内輪を回転自在に支
承するとともに、他方側の底板にはブラケットを介して
前記案内輪の内側に対向する案内輪を回転自在に支承
し、前記両案内輪を前記脚部の高さ内に位置せしめたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、産業廃棄物を
収納するボックスパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のボックスパレットにあ
っては、上部が開放された箱形に形成されて、その中に
適宜の廃棄物等を収納するものであり、そして、収納し
た廃棄物を該ボックスパレットから取出す場合、ボック
スパレットは廃棄物等を含めて相当な重量物となるた
め、フオークリフト等により吊り上げて所定の部位まで
運搬した後、該ボックスパレット自体を別の手段例えば
ワイヤ等により吊り変えて傾動させながら取出しを行っ
ているのが現状であり、また、ボックスパレットの側板
を開閉する構造にして廃棄物等を比較的取出し易くした
ものが案出されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】上記した従来のものに
あっては、収納した廃棄物等の取出し作業に際し、ボッ
クスパレット自体を別の手段例えばワイヤ等により吊り
変えて傾動させるものであるから、実際にワイヤ等を吊
り変える作業者とフオークリフト等によりボックスパレ
ットを吊り上げ操作する作業者の少なくとも2人の人員
を必要とし、その連携に支障等を来すと、その吊り変え
作業は非常に危険な作業なり、往々にして作業者がボッ
クスパレットの角やワイヤ等によって大きな怪我をする
ことがあった。また、ボックスパレットの側板を開閉す
るものにあっても、いちいち作業者が中の廃棄物等を取
出さなくては成らず、非常に面倒であり、これを一度に
取出すには前述したように、ボックスパレット自体を吊
り上げて行なければならず、危険性を伴う作業となって
いた。本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、2分割
された底板の開閉動作を動作を円滑にしてボックスパレ
ット内に収納した廃棄物等の取出しをきわめて安全かつ
簡易になし得るボックスパレットを提供することを目的
としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は上部を開放しかつ四周及び底部を側板
及び底板で囲み、該底板を2分割するとともに開閉動可
能に組付けられたボックスパレットであって、前記ほぼ
4隅部には所望の高さの脚部を設け、前記開閉動される
一方側の底板に対しブラケットを介して案内輪を回転自
在に支承するとともに、他方側の底板にはブラケットを
介して前記案内輪の内側に対向する案内輪を回転自在に
支承し、前記両案内輪を前記脚部の高さ内に位置せしめ
たことを要旨とするものである。また、前記両案内輪を
装設したブラケットを前記底板の閉塞状態において前記
脚部と同様な高さに設定することが好ましい。
【0005】
【作用】上記した構成によれば、2分割された底板が開
閉時に際し、その両底板に設けられたそれぞれの案内輪
により規制案内されながら該底板を開閉動することがで
き、その開閉動作を円滑に行うものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図にした
がって詳述する。図において、1はボックスパレットの
全体を示し、該ボックスパレット1は四周を側板2A,
2B,2C,2Dで、かつ底部をほぼ中央部にて2分割
された底板3A,3Bで上部を開放した箱形に形成され
ている。この底板3A,3Bは分割縁の反対端縁が前記
相対向する側板2A,2Bの下部に蝶番等の回動手段を
介して開閉動可能に装設され、分割縁の下面に沿って支
持部材4,4がそれぞれ横架されている。この支持部材
4,4は底板3A,3Bの側縁から若干突出している。
また、前記側板2A,2Bの上面には所定の間隔をおい
てフオークリフト等のフオークが挿入されるほぼ門形状
の受け金具5〜5が装着され、さらに下部の4隅部には
所望の長さでかつその下部を椀形状となした脚部6〜6
が延出されている。
【0007】前記、底板3A,3Bの分割縁と直交する
側の側板2C,2Dのほぼ中央部より下方側には作動ア
ーム7,7がその一端部を支承ピン7aにより該側板2
C,2Dに沿って上下方向への傾動可能に支承されてい
る。この作動アーム7のアーム部7bはその上傾状態に
おいて他端部が該側板2Cの端縁から若干突出するよう
に延出されて所望の案内斜面7cが形成されており、こ
の作動アーム7のほぼ中央部には長さを異にした連繋部
材を構成する2本の作動リンク8,8が同一の軸支ピン
9により同側板2C,2Dに沿って上下方向へ傾動可能
に斜設されている。この2本の作動リンク8,8の下端
部はそれぞれ前記2分割された底板3A,3Bの分割縁
の下面に沿って延在する支持部材4,4の端部にブラケ
ット10,10を介して軸支ピン11,11によりその
傾動を許容するように枢着されている。
【0008】前記一方の側板2Aのほほ上部両側部には
支持ブラケット12,12が斜状に突設され、両支持ブ
ラケット12,12間にわたり長尺の作動ロッド13が
横架されており、該作動ロッド13は同支持ブラケット
12,12上に沿って該側板2Aから避退する方向、す
なわち、前記作動アーム7の端部における傾動軌跡上及
び同傾動軌跡から外れる方向に移動可能に載置されると
ともに、外方に突出位置されている。
【0009】そして、前記側板2Cに直交する一方の側
板2Aのほほ上部両側部には所定の間隔をおいて取付け
ブラケット14,14を介してほぼ三角形のレバー状の
取付け板15,15がそのほぼ中央隅角部を回動ピン1
6,16にて回動可能に軸支され、この取付け板15,
15の下部の隅角部には斜状の長孔17,17が貫設さ
れ、この長孔17,17内に前記作動ロッド13が遊挿
支持されている。また、取付け板15,15の上部には
第1の操作手段を構成する門形状の操作部材18が斜状
に取付けられている。
【0010】しかして、前記作動ロッド13は操作部材
18を側板2A側に回動することによって取付け板1
5,15が回動ピン16,16を支点として回動される
ので、この回動に伴って支持ブラケット12,12上に
沿って該側板2Aから避退する方向、すなわち、前記作
動アーム7の端部における傾動軌跡から外れる方向に移
動され、また、操作部材18を側板2A側から避退する
方向に自重により回動することによって、取付け板1
5,15が回動ピン16,16を支点として回動される
ので、この回動に伴ってその支持ブラケット12,12
上に沿って側板2A側に向かう方向、すなわち、前記作
動アーム8の端部における傾動軌跡上に位置する方向に
移動されるものであって、該両端部が前記側板2Aの側
端からそれぞれ突出されて支持ブラケット12,12の
最下位に位置した状態では前記作動アーム7の端部の傾
動軌跡上にあって同端部を乗載係止して該作動アーム7
の上傾状態を保持するとともに、該支持ブラケット1
2,12上に沿って斜め上方(側板2Aから避退する方
向)に移動されてその最上位に位置するにしたがって前
記作動アーム7の端部の傾動軌跡から外れて同端部との
上載係止状態を解離して該作動アーム7の下傾状態を許
容するように構成されている。
【0011】前記ボックスパレット1の下部の両隅部に
は所定の間隔をおいてフオークリフト等のフオーク(図
示しない)が挿入される中空の断面のフオーク挿入口1
9,19が前記側板2Cに直交する側板2A,2B間に
わたり底板3A,3Bの上面に位置して配設されてお
り、このフオーク挿入口19,19内にフオークリフト
等のフオークを挿入してボックスパレット1全体を持ち
上げたり、降ろしたりするものである。
【0012】前記2分割された底板3A,3Bのにおい
て、一方の底板3B側には前記支持部材4の両端には矩
形状の取付けブラケット20,20が装設され、この取
付けブラケット20,20の一側部にはアーム21.2
1を介して案内輪22,22が回転自在にそれぞれ支承
され、他方側の底板3B側には前記支持部材4の両端に
は矩形状の取付けブラケット23,23が装設され、こ
の取付けブラケット23,23にはアーム24,24を
介して案内輪25,25が前記案内輪22,22の内側
に対向位置して回転自在に支承されている。そして、底
板3A,3Bの閉塞状態において、この両案内輪22,
25の外周の設置部位前記脚部6の下面と同一若しくは
若干内方、すなわち該脚部6の高さ内に位置するように
設定され、また、両取付けブラケット20,23は脚部
6の高さとほぼ同一に設定されている。
【0013】そして、2分割された底板3A,3Bの開
閉操作を自動的に行うための別の操作手段を構成する自
動操作手段の構成について説明する。前記両側板2C,
2Dの一方側縁に沿って傾動レバー26,26が上下方
向に配置されていて、この傾動レバー26,26のほぼ
中央部が該側板2C,2Dに対し支ピン26aを介して
傾動可能に支承され、上端部がボックスパレット1のほ
ぼ上部に臨んでほぼ直角に曲折されかつ下端部が該ボッ
クスパレット1の下部、すなわち、前記フオーク挿入口
19,19より下方に臨み、この下部間には他方の側板
2Bに沿って位置する当板27が横架連結されている。
また、該両側板2C,2Dのほぼ上部には同側板2C,
2Dに沿って連結アーム28,28が横方向に配設され
ていて、この連結アーム28,28の一端は前記傾動レ
バー26,26の上端部の曲折片26b,26bに対し
て支ピン29,29により回動可能に軸支されかつ他端
は前記操作部材18側の作動リンク30,30の端部に
支ピン31,31により傾動可能に軸支されている。そ
して、連結アーム28,28の作動リンク30,30側
には長孔30a,30aが貫設され、この長孔30a,
30a内に前記側板2C,2Dから突設されたガイドピ
ン32,32が遊挿されることにより、該連結アーム2
8,28の移動が案内されるようになされている。さら
に、前記作動リンク30,30はその前端に複数個(図
では3個)の係止溝33A,33B,33C(第1〜第
3の係止溝)が所定の間隔をおいて形成されていて、こ
の係止溝33A,33B,33Cは前記操作部材18の
両側に突設された連結ロッド34,34に係脱可能に対
向されている。
【0014】しかして、上記自動操作手段は、傾動レバ
ー26,26の当板27を側板2B側に押動されると、
該傾動レバー26,26が支ピン26a,26aを中心
として図示時計方向に回動され、その上端部の曲折片2
6b,26bが側板2Cの側端面側に沿って回動変位さ
れる。これによって連結アーム28,28及び作動リン
ク30,30が図示右方向に引っ張られた状態で移動さ
れ、この作動リンク30,30とその係止溝33A,3
3B,33Cのいずれかの係止溝と係合された連結ロッ
ド34,34を介して一体的に連結された操作部材18
が側板2A側に回動され、前述と同様にして作動ロッド
13と作動アーム7端部との上載係止状態を解離して該
作動アーム7の下傾状態を許容するように構成されてい
る。ただし、この作動リンク30,30の先端側の前記
第1の係止溝33Aが連結ロッド34に係合された状態
は傾動レバー26の傾動範囲をなくして操作部材18が
傾動しない状態、すなわち、前記底板3A,3Bの回動
を許容しない全閉状態を維持するロック状態に対応し、
第2の係止溝33Bが連結ロッド34に係合された状態
は傾動レバー26の傾動範囲を少なく(角度を小さく)
して操作部材18を傾動する状態に対応し、第3の係止
溝33Cが連結ロッド34に係合された状態は傾動レバ
ー26の傾動範囲を前述より多く(角度を大きく)して
操作部材18の傾動を瞬時に行う状態に対応するように
設定されている。また、作動リンク30を連結アーム2
8に対して傾動していずれの係止溝33A,33B,3
3Cも前記連結ロッド34に係合させない状態において
は前記操作部材18の単独の回動を許容するものであ
る。
【0015】本実施例のボックスパレット1は上述のよ
うに構成したものであり、2分割された底板3A,3B
の閉状態において、該ボックスパレット1内に上方から
所望の廃棄物等を入れて収納するものである。
【0016】そこで、収納した廃棄物等をボックスパレ
ット1内から取出す場合について説明する。本実施例に
あっては、まず、作動リンク30の係止溝33B,33
Cのいずれかを連結ロッド34に係合した状態におい
て、フオークリフト等のフオークを受け金具5〜5又は
ボックスパレット1のほぼ下部に位置されるフオーク挿
入口20,20内に挿入して同フオークリフト等により
ボックスパレット1全体を吊り上げて所定の部位、例え
ば、廃棄物等を運搬するトラックの荷台等上方に位置さ
せる。
【0017】そこで、作業者により操作部材18を側板
2A側に回動するか、或いは自動操作手段により操作部
材18を側板2A側に回動する。この自動操作手段によ
り操作部材18を側板2A側に回動するには、ボックス
パレット1全体をトラックの側板(図示しない)上部よ
り若干下方に位置させるとともに該トラックの側板側に
引き、自動操作手段を構成する傾動レバー26,26の
当板27を、トラックの側板に当ててボックスパレット
1における側板2B側に押動すると、該傾動レバー2
6,26が支ピン26a,26aを中心として図示時計
方向に回動され、その上端部の折曲片26b,26bが
側板2Cの側端面側に沿って回動変位される。これによ
って連結アーム28,28及び作動リンク30,30が
図示右方向に引っ張られた状態でその支ピン29,31
により傾動が許容された状態で移動(作動リンク30,
30は長孔30a,30aとこれに遊挿されたガイドピ
ン32,32で案内)され、この作動リンク30,30
といずれかの係止溝50B,50Bに係合した連結ロッ
ド34,34を介して一体的に連結された操作部材18
が側板2A側に回動される。
【0018】上記のようにして操作部材18が側板2A
側に回動されると、取付け板15,15が回動ピン1
6,16を支点として回動されるので、この回動に伴っ
て作動ロッド13が支持ブラケット12,12に沿って
その最下位の位置から斜め上方(側板2Aから避退する
方向)すなわち、作動アーム7の端部の傾動軌跡から外
れる方向に移動され同支持ブラケット12,12の最上
位に位置される。
【0019】この作動ロッド13が支持ブラケット1
2,12の最上位に位置するにしたがい今まで作動アー
ム7の端部を乗載係止して状態を自動的に解離して該作
動アーム7の下傾状態を許容する。すると、作動アーム
7はその自重等により下傾(側板Cに沿って下方向に傾
動)状態に傾動(図示反時計方向に傾動)され、これと
連動して作動リンク8,8が順次下方へ変位する状態に
動作されて、該底板3A,3Bをそれぞれ積極的に開状
態とするものである。しかして、底板3A,3Bは作動
リンク8,8によりその自重及び収納されている廃棄物
等の重量による相乗動作により側板2A,2Bに対して
蝶番等の回動手段の部位を中心として両側方向に開動
(観音開き)されてボックスパレット1自体の底部を開
放するものであり、これによって、ボックスパレット1
内に収納されている廃棄物等を取出すものである。
【0020】次いで、上述のようにしてボックスパレッ
ト1内に収納されている廃棄物等の取出しを終了した状
態において、底板3A,3Bのそり状の脚41が設置面
に当接されたままの状態で該ボックスパレット1全体を
下降させると、その下降にしたがって、底板3A,3B
はそれぞれの案内輪22,25が設置面に対する当接状
態を維持しながら閉方向に積極的に回動されてボックス
パレット1の底面を閉状態とする。
【0021】すなわち、実施例においては、底板3A,
3Bの開閉に際し、該両底板3A,3B側に設けた案内
輪22,25がその設置面等に接しながら回転されその
底板3A,3Bの開閉動作を案内するものであり、これ
によって、同底板3A,3Bの開閉状態を良好(円滑)
に遂行するものである。
【0022】しかして、底板3A,3Bの閉方向への積
極回動によって作動リンク8,8が上方に変位して作動
アーム7を図示時計方向に回動する。これによって、該
作動アーム7の端部がその斜状面7cにより前記支持ブ
ラケット12,12の最下位の位置された作動ロッド1
3を該支持ブラケット12,12に沿って斜め上方に押
し上げ該作動ロッド13を回避するとともに、再び作動
ロッド13が支持ブラケット12,12の最下位の位置
に復帰動されて作動アーム7の端部を自動的に乗載係止
して、該作動アーム7の上傾状態を保持する。この動作
に調時して2分割されたそれぞれの底板3A,3Bは完
全に閉状態となり、ボックスパレット1自体の底部を閉
塞するものである。しかる後、ボックスパレット1自体
を元の所定の場所に戻し、フオークリフト等のフオーク
を受け金具5〜5或いはフオーク挿入口20,20から
離脱するものである。
【0023】本実施例においては、上述のように構成し
たものであり、その傾動レバー26,26、当板27、
連結アーム28,28、作動リンク30,30、連結ロ
ッド34,34等により構成される自動操作手段を所望
の手段により遠隔操作することも可能であり、さらに、
操作部材18のみの手動による回動操作でもこれを回動
してボックスパレット1の2分割された底板3A,3B
を開動作することができる。この場合は、作動リンク3
0を連結アーム28に対して傾動していずれの係止溝3
3A,33B,33Cも前記連結ロッド34に係合させ
ない状態とするものである。また、作動リンク30,3
0の第1の係止溝33Aを連結ロッド34に係合させた
状態においては傾動レバー26の傾動範囲をなくして操
作部材18が傾動しない状態、すなわち、前記底板3
A,3Bの回動を許容しない全閉状態を維持するロック
状態とし、第2の係止溝33Bが連結ロッド34に係合
された状態は傾動レバー26の傾動角度を小さくして操
作部材18を通常の速さで傾動する状態とし、第3の係
止溝33Cが連結ロッド34に係合された状態は傾動レ
バー26の傾動範角度を大きくして操作部材18の傾動
を瞬時に行うことができる。このことは、操作部材18
の遠隔操作としての自動操作手段を種々の状態に設定す
ることができるとともにその安全性を向上することがで
きるものであるまた、底板3A,3Bを操作部材18の
回動動作に伴ない作動ロッド13に係合、非係合される
作動アーム7と該底板3A,3Bとを作動リンク8,8
により連繋したことにより、その底板3A,3Bの開閉
動作及び作動アーム7と作動ロッド13の係合動作を確
実に遂行することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、2分
割された底板が開閉時に際し、その両底板に設けられた
それぞれの案内輪により規制案内されながら該底板を開
閉動することができ、したがって、2分割された底板の
開閉動作を円滑且つ良好に行うことができる。また、前
記両案内輪を装設したブラケットを前記底板の閉塞状態
において前記脚部と同様な高さに設定したこにより、該
ブラケットを脚部として機能させることができるため、
両底板の閉鎖状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、平面図である。
【図4】(a)(b)は取付け板と作動ロッド、第1の
操作手段の関係を示す拡大断面図である。
【図5】同じく、第2の操作手段を示す一部省略の斜視
図である。
【符号の説明】
1 ボックスパレット 2A 側板 2B 側板 2C 側板 2D 側板 3A 底板 3B 底板 7 作動アーム 8 作動リンク 13 作動ロッド 18 操作部材 22 案内輪 25 案内片 26 傾動レバー 27 当板 28 連結アーム 30 作動リンク 34 連結ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開放しかつ四周及び底部を側板及
    び底板で囲み、該底板を2分割するとともに開閉動可能
    に組付けられたボックスパレットであって、前記ほぼ4
    隅部には所望の高さの脚部を設け、前記開閉動される一
    方側の底板に対しブラケットを介して案内輪を回転自在
    に支承するとともに、他方側の底板にはブラケットを介
    して前記案内輪の内側に対向する案内輪を回転自在に支
    承し、前記両案内輪を前記脚部の高さ内に位置せしめた
    ことを特徴とするボックスパレット。
  2. 【請求項2】 前記両案内輪を装設したブラケットを前
    記底板の閉塞状態において前記脚部と同様な高さに設定
    したことを特徴とする前記請求項1記載のボックスパレ
    ット。
JP15491494A 1994-01-20 1994-07-06 ボックスパレット Pending JPH0820403A (ja)

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