JP3204271B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JP3204271B2 JP3204271B2 JP28273391A JP28273391A JP3204271B2 JP 3204271 B2 JP3204271 B2 JP 3204271B2 JP 28273391 A JP28273391 A JP 28273391A JP 28273391 A JP28273391 A JP 28273391A JP 3204271 B2 JP3204271 B2 JP 3204271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- recording head
- ink jet
- jet recording
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【発明が属する技術の分野】本発明はインクジェット記
録装置、より詳細には記録ヘッドを封止するキャッピン
グ機構に関する。
録装置、より詳細には記録ヘッドを封止するキャッピン
グ機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット記録記録装置は、インク
の粘度の影響を受けやすいため、非印字状態における記
録ヘッドの乾燥を防止する目的でゴム等の弾性部材から
なるキャップを備えたキャップ機構が設けられている。
の粘度の影響を受けやすいため、非印字状態における記
録ヘッドの乾燥を防止する目的でゴム等の弾性部材から
なるキャップを備えたキャップ機構が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷等
により記録ヘッドがキャップ機構から長時間離れている
と、キャップ機構に残留しているインクが乾燥して弾性
材からなるキャップが硬化し、記録ヘッドの封止力に低
下を来して印刷品質が低下するという問題がある。本発
明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、キ
ャップ機構の封止力を維持して品質の高い印刷を行うこ
とができるインクジェット記録装置を提供するものであ
る。
により記録ヘッドがキャップ機構から長時間離れている
と、キャップ機構に残留しているインクが乾燥して弾性
材からなるキャップが硬化し、記録ヘッドの封止力に低
下を来して印刷品質が低下するという問題がある。本発
明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、キ
ャップ機構の封止力を維持して品質の高い印刷を行うこ
とができるインクジェット記録装置を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために本発明においては、印字指令に応じてノズルか
らインク滴を噴射する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを
封止するキャップ機構と、前記キャップ機構から前記記
録ヘッドが離れたことに連動して前記キャップ機構の開
口面を封止するキャップカバーとから構成されている。
るために本発明においては、印字指令に応じてノズルか
らインク滴を噴射する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを
封止するキャップ機構と、前記キャップ機構から前記記
録ヘッドが離れたことに連動して前記キャップ機構の開
口面を封止するキャップカバーとから構成されている。
【０００５】
【作用】印刷中などのように、キャップ機構から記録ヘ
ッドが離れた状態では、キャップ機構の開口面をキャッ
プカバーで封止してキャップ機構のインクの乾燥を防止
する。
ッドが離れた状態では、キャップ機構の開口面をキャッ
プカバーで封止してキャップ機構のインクの乾燥を防止
する。
【０００６】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図１は、本発明の一実
施例をキャップ機構でもって示すもので、キャップ３
は、記録ヘッド１３と気密的に接触可能なゴム等の弾性
部材で構成されていて、キャップフレーム４の先端部に
取り付けられている。キャップ３の記録ヘッド対向面に
はキャップフレーム４の後端部に接続されたインク排出
チューブ５と連通するインク吸入口８が開口している。
した実施例に基づいて説明する。図１は、本発明の一実
施例をキャップ機構でもって示すもので、キャップ３
は、記録ヘッド１３と気密的に接触可能なゴム等の弾性
部材で構成されていて、キャップフレーム４の先端部に
取り付けられている。キャップ３の記録ヘッド対向面に
はキャップフレーム４の後端部に接続されたインク排出
チューブ５と連通するインク吸入口８が開口している。
【０００７】キャップフレーム４は、片歯車１４を備
え、一端をキャップフレーム取付軸１１によりキャップ
フレーム支持体６に回動可能に取り付けられ、キャップ
開閉モータ７に設けられたキャップ駆動歯車１５をによ
り回動されて記録ヘッド１３に対して進退可能に構成さ
れている。
え、一端をキャップフレーム取付軸１１によりキャップ
フレーム支持体６に回動可能に取り付けられ、キャップ
開閉モータ７に設けられたキャップ駆動歯車１５をによ
り回動されて記録ヘッド１３に対して進退可能に構成さ
れている。
【０００８】またキャップフレーム４には、キャップ３
よりも後端側に回動軸１２に枢支された第１アーム９が
設けられている。第１アーム９は記録ヘッド側に延長さ
れてキャップ３の開口面を封止するキャップカバー１
が、また後端側には第２アームが設けられている。これ
らアーム９、１０は、その回動の過程で突起２に当接し
てキャップカバー１をキャップ３から接離させる。
よりも後端側に回動軸１２に枢支された第１アーム９が
設けられている。第１アーム９は記録ヘッド側に延長さ
れてキャップ３の開口面を封止するキャップカバー１
が、また後端側には第２アームが設けられている。これ
らアーム９、１０は、その回動の過程で突起２に当接し
てキャップカバー１をキャップ３から接離させる。
【０００９】この実施例において、記録ヘッド１３によ
る印刷が終了すると、図示しないキャリッジにより図２
に示したように記録ヘッド１３がキャッピング位置に移
動して来る。この状態でキャップ開閉モータ７が作動し
てキャップ駆動歯車１５を図中矢印Ａの方向に回動させ
ると、片歯車１４が図中矢印Ｂの方向に回動されて、キ
ャップフレーム４がキャップフレーム取付軸１１を中心
に回動する。この回動の過程で、第２アーム１０が突起
２に当接して図中矢印Ｃの方向に押圧され、キャップカ
バー１が図中矢印Ｄの方向に回転してキャップ３から後
退する。
る印刷が終了すると、図示しないキャリッジにより図２
に示したように記録ヘッド１３がキャッピング位置に移
動して来る。この状態でキャップ開閉モータ７が作動し
てキャップ駆動歯車１５を図中矢印Ａの方向に回動させ
ると、片歯車１４が図中矢印Ｂの方向に回動されて、キ
ャップフレーム４がキャップフレーム取付軸１１を中心
に回動する。この回動の過程で、第２アーム１０が突起
２に当接して図中矢印Ｃの方向に押圧され、キャップカ
バー１が図中矢印Ｄの方向に回転してキャップ３から後
退する。
【００１０】この状態でキャップフレーム４が記録ヘッ
ド側にさらに移動して、キャップ３を記録ヘッド１３に
当接させて記録ヘッド１３を封止する。これにより、記
録ヘッド１３とキャップ３との乾燥が防止される。
ド側にさらに移動して、キャップ３を記録ヘッド１３に
当接させて記録ヘッド１３を封止する。これにより、記
録ヘッド１３とキャップ３との乾燥が防止される。
【００１１】一方、印字指令が発せられると、図３に示
したようにキャップ駆動歯車１５が図中矢印Ａ’の方向
に回転回動させる。これにより、片歯車１４が図中矢印
Ｂ’の方向に回転されて、キャップフレーム４がキャッ
プフレーム取付軸１１を中心に回転し、キャップ３が記
録ヘッド１３から離れる。
したようにキャップ駆動歯車１５が図中矢印Ａ’の方向
に回転回動させる。これにより、片歯車１４が図中矢印
Ｂ’の方向に回転されて、キャップフレーム４がキャッ
プフレーム取付軸１１を中心に回転し、キャップ３が記
録ヘッド１３から離れる。
【００１２】この回動の過程で第１アーム９が突起２に
押されて図中矢印Ｃ’方向に押圧されるため、キャップ
カバー１が矢印Ｄ’の方向に回転してキャップ３を封止
する。
押されて図中矢印Ｃ’方向に押圧されるため、キャップ
カバー１が矢印Ｄ’の方向に回転してキャップ３を封止
する。
【００１３】キャップ３が記録ヘッド１３からさらに後
退して記録ヘッド１３が自由な状態となると、印字動作
が可能となる。記録ヘッド１３がキャップ３から離れた
状態においては、キャップ３がキャップカバー１により
封止さてているから、キャップ３に残留しているインク
の乾燥が防止される。
退して記録ヘッド１３が自由な状態となると、印字動作
が可能となる。記録ヘッド１３がキャップ３から離れた
状態においては、キャップ３がキャップカバー１により
封止さてているから、キャップ３に残留しているインク
の乾燥が防止される。
【００１４】そして、記録ヘッド１３がキャップ３から
離れた状態で、ユーザの誤操作や停電により電力の供給
が絶たれたとしても、キャップ３はキャップカバー１に
より封止されているから、乾燥が防止され、封止力を維
持することができる。
離れた状態で、ユーザの誤操作や停電により電力の供給
が絶たれたとしても、キャップ３はキャップカバー１に
より封止されているから、乾燥が防止され、封止力を維
持することができる。
【００１５】この実施例によれば、キャップカバー１の
開閉動作が記録ヘッドのキャッピング動作に連動するた
め、既存のキャップ機構にレバーとキャップカバーを追
加するだけで目的を達成することができる。
開閉動作が記録ヘッドのキャッピング動作に連動するた
め、既存のキャップ機構にレバーとキャップカバーを追
加するだけで目的を達成することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
印字指令に応じてノズルからインク滴を噴射する記録ヘ
ッドと、記録ヘッドを封止するキャップ機構と、キャッ
プ機構から記録ヘッドが離れたことに連動してキャップ
機構の開口面を封止するキャップカバーとから構成され
ているので、印刷期間中などのようにキャップ機構から
記録ヘッドが離れた時点で、キャップ機構の開口面をキ
ャップカバーで速やかに封止してキャップ機構への異物
の混入やのインクの乾燥を確実に防止することができ
る。
印字指令に応じてノズルからインク滴を噴射する記録ヘ
ッドと、記録ヘッドを封止するキャップ機構と、キャッ
プ機構から記録ヘッドが離れたことに連動してキャップ
機構の開口面を封止するキャップカバーとから構成され
ているので、印刷期間中などのようにキャップ機構から
記録ヘッドが離れた時点で、キャップ機構の開口面をキ
ャップカバーで速やかに封止してキャップ機構への異物
の混入やのインクの乾燥を確実に防止することができ
る。
【図１】本発明のインクジェット記録装置のキャップ機
構の一実施例を示す斜視図である。
構の一実施例を示す斜視図である。
【図２】同上インクジェット記録装置のキャップが閉じ
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図３】同上インクジェット記録ヘッドのキャップが開
いた状態を示す図である。
いた状態を示す図である。
１ キャップカバー ２ 突起 ３ キャップ ４ キャップフレーム ６ キャップフレーム支持体 ７ キャップ開閉モータ ８ インク吸入口 ９ 第１アーム １０ 第２アーム １３ 記録ヘッド １４ 片歯車 １５ キャップ駆動歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 印字指令に応じてノズルからインク滴を
噴射する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを封止するキャ
ップ機構と、前記キャップ機構から前記記録ヘッドが離
れたことに連動して前記キャップ機構の開口面を封止す
るキャップカバーとからなるインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28273391A JP3204271B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28273391A JP3204271B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116330A JPH05116330A (ja) | 1993-05-14 |
| JP3204271B2 true JP3204271B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17656341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28273391A Expired - Fee Related JP3204271B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204271B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4689199B2 (ja) * | 2004-06-23 | 2011-05-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP5162984B2 (ja) | 2007-07-13 | 2013-03-13 | セイコーエプソン株式会社 | 流体噴射装置 |
| JP2009184132A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置 |
| JP5029776B2 (ja) * | 2011-11-22 | 2012-09-19 | セイコーエプソン株式会社 | 流体噴射装置 |
| JP2014031022A (ja) * | 2013-11-20 | 2014-02-20 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置 |
| JP6401967B2 (ja) * | 2014-08-19 | 2018-10-10 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 液体吐出装置 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP28273391A patent/JP3204271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05116330A (ja) | 1993-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6315468B2 (en) | Ink jet recording apparatus with a platen gap regulator | |
| JP3204271B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3209075B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JPS6277943A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
| JPS5955757A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
| JP3472909B2 (ja) | インクジェット式記録装置におけるヘッドクリーニング制御方法 | |
| JPH1029313A (ja) | インクジェットヘッドの回復装置 | |
| JPS61255862A (ja) | インクジエツトヘツド | |
| JP2745601B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH08104010A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2908360B2 (ja) | 切り替え弁 | |
| JP3342301B2 (ja) | インクジェットヘッドの回復装置 | |
| JPH0712670B2 (ja) | インクジエツトヘツドのキヤツプ機構 | |
| JP2000218806A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP2001138545A (ja) | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法 | |
| JPH09240012A (ja) | インク噴射装置 | |
| JPH0615831A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP2002137407A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2001138546A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
| JP3209008B2 (ja) | インク噴射装置 | |
| JPH1134347A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2979738B2 (ja) | インクジェットプリンタのキャッピング装置 | |
| JP2929723B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JPS59103762A (ja) | インクジエツト記録装置における噴射孔のキヤツピング装置 | |
| JP3166606B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010530 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |