JP2929723B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2929723B2
JP2929723B2 JP226791A JP226791A JP2929723B2 JP 2929723 B2 JP2929723 B2 JP 2929723B2 JP 226791 A JP226791 A JP 226791A JP 226791 A JP226791 A JP 226791A JP 2929723 B2 JP2929723 B2 JP 2929723B2
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JP
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cleaner blade
platen
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cleaner
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望月聖二
花岡幸弘
熊谷利雄
富井剛
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタに関し、より詳しくは、ノズル面のクリーニング機
構に特徴を有するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタのノズルクリー
ニング機構は、特開昭61−230940号公報に開示
されているように、キャッピング手段の印字領域側の一
端に装着したクリーナブレードをキャッピング手段とと
もに突出させるような構造が採られているが、このブレ
ードを後退させるにはインク回復装置の駆動源を利用し
なければならないといった不都合を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
クリーナブレードの進退動を、これと関連した動きをす
る紙送りモータの駆動力を利用するようにした構造簡単
なインクジェットプリンタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインクジェットプリンタと
して、プラテンと一体的に回転する部材に、プラテンの
回転方向に応じてクリーナブレートを記録ヘッドのノズ
ル面の移動領域へ進退動させる進退動部材を摩擦接合さ
せるようにして、紙送りモータの駆動力を利用するよう
にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1乃至図3は本発明の一実施例を示し
たものである。
【0006】図において符号1で示したプラテンには、
中フレーム21を貫通してホームポジション側に突出し
たその軸1aの端部に、摩擦円板23がスプリングピン
22によって一体的に回転するよう取付けられ、さらに
この摩擦円板23の内面には、クリーナブレード7を進
退動させるためのクリーナブレード開閉板27が、コイ
ルバネ25の付勢力により摩擦接合している。
【0007】クリーナブレード開閉板27には、図2に
示したように、プラテン1の紙送り方向aの回転に対し
てその回転中心からの距離が漸減するようなカム溝27
aが設けられていて、ここには、中フレーム21に植設
した軸29を支点として回動するクリーナブレード支持
部材8に設けたピン8aが摺動自在に挿通され、クリー
ナブレード開閉板27が紙送り方向aに回転した場合に
はクリーナブレード支持部材8を図2の反時計方向に回
動させて、ここに取付けたクリーナブレード7を記録ヘ
ッド4のノズル部の移動領域Nの外へ退避させるように
構成されている。
【0008】また一方、プラテン1を反時計方向bに回
転させた場合には、クリーナブレード開閉板27を介し
てクリーナブレード支持部材8を図3の時計方向に回動
させて、クリーナブレード7の先端を記録ヘッド4のノ
ズル部の移動領域Nの内側へ進入させるようにしている
が、一般に、シリアルプリンタにおいては、縦倍角を印
字する際に1ライン分、つまり1/6インチ分プラテン
1を逆転させ、この逆転させる角度は、プラテン1の径
が50mmのもので9.7゜に達するため、この逆転によ
ってクリーナブレード7がノズル面に接触してしまわな
いように、クリーナブレード開閉板27に設けるカム溝
27aについては、その回転中心からの増減距離を考慮
しておく必要がある。
【0009】なお、図1において符号2はガイド部材、
3はキャリッジ、5はキャップ、6はチューブ、24、
26は平座金、Pは記録紙をそれぞれ示している。
【0010】つぎにこのように構成されたノズル面のク
リーニング動作を図5に示したフローチャートをもとに
説明する。所要の記録書込み処理を終えてキャリッジ3
がホームポジションへ移動してきたら、ノズルクリーニ
ング装置はキャップ5を前進させて記録ヘッド4のノズ
ル面を覆う(ステップ1)。
【0011】そしてこの際、記録紙Pがカットされてい
るときはこれを排出し(ステップ2)、ついで、図示し
ないインク回復装置を作動させてインクをノズルより吸
引した上(ステップ3)、キャップ5を後退させる(ス
テップ4)。
【0012】ついで紙送りモータを逆転させ、プラテン
1を反紙送り方向、つまり図3の矢印b方向へ回転させ
ると、コイルバネ25により摩擦円板23に摩擦接触し
ているクリーナブレード開閉板27は摩擦円板23とと
もに矢印b方向に回転し、そのカム溝27bに嵌合して
いるピン8aを介してクリーナブレード支持部材8を軸
29回りにこれを図中時計方向に回動させて、支持した
クリーナブレード7の先端をノズル部の移動領域N内へ
突出させる(ステップ5)。
【0013】そしてこの状態で、キャリッジ7をホーム
ポジションから図中右方へ移動させ、記録ヘッド4のノ
ズル面をクリーナブレード7に摺接させてその表面に付
着した余剰のインクを除去した後(ステップ6)、つぎ
に、紙送りモータを正転に切換え、プラテン1を紙送り
方向、つまり矢印a方向に回転させて、これと一体の摩
擦円板23に摩擦接触しているクリーナブレード開閉板
27を介してクリーナブレード支持部材8を図中反時計
方向に回動操作し、支持したクリーナブレード7をノズ
ル部の移動領域N外へと完全に退避させる(ステップ
7)。
【0014】なお、この際プラテン1が必要以上に回転
しても、クリーナブレード開閉板27は、クリーナブレ
ード支持部材8がカム溝27aの終端に達した点で摩擦
円板23との間で滑りだすため、装置には無理な力がな
んら作用することはない。
【0015】そして、以上述べたノズル面の払拭処理を
終えたらキャリッジ3を再びホームポジションへ移動さ
せ(ステップ8)、キャップ5を前進させて記録ヘッド
4のノズル部を覆って一連の作業を終了する(ステップ
9)。
【0016】図4は、本発明の第2の実施例を示したも
ので、クリーナブレード7を支持するクリーナブレード
支持部材8をキャリッジ3の移動方向と直交する向きの
直線ガイド部8bに摺動自在に取付けるとともに、この
クリーナブレード支持部材8の一部に植設したピン8a
をクリーナブレード開閉板27に設けたカム溝27aに
嵌合させることにより、摩擦円板23と摩擦接合するこ
のクリーナブレード開閉板27によりクリーナブレード
7を記録ヘッド4のノズルの移動領域Nへ進退動させる
ように構成したものである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プラ
テンと一体的に回転する部材に、プラテンの回転方向に
応じてクリーナブレードを記録ヘッドのノズル面の移動
領域に向けて進退動させる進退動部材を摩擦接合させる
ようにしたので、単にプラテンを回転させるだけで、装
置に無理な力を作用させることなく、ホームポジション
でのノズル面の払拭処理を確実に行わすことができるば
かりでなく、クリーナブレードを操作するための特別な
駆動機構を不要となして、この種の機構をより簡素にか
つより安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置によるクリーナブレードの退避動作を
示した図である。
【図3】同上装置におけるクリーナブレードの進出動作
を示した図である。
【図4】本発明のさらに別の実施例の要部を示した図で
ある。
【図5】ノズル面の払拭動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 プラテン 3 キャリッジ 4 記録ヘッド 7 クリーナブレード 8 クリーナブレード支持部材 23 摩擦円板 27 クリーナブレード開閉板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富井剛 長野県諏訪市大和3丁目3番5号セイコ ーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−202453(JP,A) 特開 平4−122650(JP,A) 特開 平4−187445(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/165

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと一体的に回転する部材に、該
    プラテンの回転方向に応じてクリーナブレートを記録ヘ
    ッドのノズル面の移動領域へ進退動させる進退動部材を
    摩擦接合させたことを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 上記進退動部材に、上記クリーナブレー
    ドの一部と係合して該クリーナブレードを記録ヘッドの
    ノズル面の移動領域へ進退動させるカム部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリン
    タ。
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