JP3198554B2 - 移動体間の相互位置確認装置 - Google Patents
移動体間の相互位置確認装置Info
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- JP3198554B2 JP3198554B2 JP26349491A JP26349491A JP3198554B2 JP 3198554 B2 JP3198554 B2 JP 3198554B2 JP 26349491 A JP26349491 A JP 26349491A JP 26349491 A JP26349491 A JP 26349491A JP 3198554 B2 JP3198554 B2 JP 3198554B2
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体間の相互位置確
認装置に関する。
認装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、移動体には他の移動体と通信
を行なう手段として、無線電話等がある。
を行なう手段として、無線電話等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た無線電話は移動体相互間において単に通信を行なうも
のであり、移動体の位置が他の移動体には分からない場
合や相互間の距離も明確に確認できないという課題を有
していた。
た無線電話は移動体相互間において単に通信を行なうも
のであり、移動体の位置が他の移動体には分からない場
合や相互間の距離も明確に確認できないという課題を有
していた。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、相互
の位置，距離が確認できる移動体間の相互位置確認装置
を提供することを目的としている。
の位置，距離が確認できる移動体間の相互位置確認装置
を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、移動体に設置され、位置情報を検出する
自位置検出手段と、位置に関する情報を他の移動体へ送
信する情報送信部と、他の移動体からの位置に関する情
報を受信する受信部と、前記自位置検出手段で入手した
位置情報と前記受信部で得た他の移動体からの位置に関
する情報から、その間の距離を算出する距離算出部と、
前記距離算出部より算出された距離を表示する表示部と
を有し、前記位置情報記憶部は、位置が移動したことを
確認したとき、新しい位置情報を前記情報送信部と前記
距離算出部と前記表示部へ送るように制御されるように
構成した。
成するために、移動体に設置され、位置情報を検出する
自位置検出手段と、位置に関する情報を他の移動体へ送
信する情報送信部と、他の移動体からの位置に関する情
報を受信する受信部と、前記自位置検出手段で入手した
位置情報と前記受信部で得た他の移動体からの位置に関
する情報から、その間の距離を算出する距離算出部と、
前記距離算出部より算出された距離を表示する表示部と
を有し、前記位置情報記憶部は、位置が移動したことを
確認したとき、新しい位置情報を前記情報送信部と前記
距離算出部と前記表示部へ送るように制御されるように
構成した。
【０００６】
【作用】この構成によって、交信している２台の移動体
は、それぞれの位置を互いに確認でき、相互の距離も分
かる。
は、それぞれの位置を互いに確認でき、相互の距離も分
かる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【０００８】図１（ａ）は２台の自動車が本発明による
装置を利用している例である。自動車（ａ）と自動車
（ｂ）は、共にＧＰＳ装置を搭載しており、人工衛星か
ら常時送られてくる電波を受信してそれぞれの現在位置
を測位する。そして、自動車（ａ）と自動車（ｂ）は自
動車電話において無線電話基地局を介して交信すること
によって、互いの位置情報を交換する。
装置を利用している例である。自動車（ａ）と自動車
（ｂ）は、共にＧＰＳ装置を搭載しており、人工衛星か
ら常時送られてくる電波を受信してそれぞれの現在位置
を測位する。そして、自動車（ａ）と自動車（ｂ）は自
動車電話において無線電話基地局を介して交信すること
によって、互いの位置情報を交換する。
【０００９】図２は本発明の一実施例における移動体間
の相互位置確認装置の主要部の構成を示すブロック図で
ある。
の相互位置確認装置の主要部の構成を示すブロック図で
ある。
【００１０】図２において、１は自動車２に設置され人
工衛星３からの電波を受信し自動車２の現在位置を測位
するＧＰＳ部、４は他車と交信する機能をもつ自動車電
話部、５は他車へ自車の位置情報を送信する情報送信
部、６は他車の情報送信部から送信された位置情報を受
信する受信部、７はＧＰＳ部１において測位した自動車
２の常に新しい位置情報を記憶しておく位置情報記憶
部、８は両車の位置情報から相互間距離を算出する距離
算出部、９は両車の位置情報を表示する位置表示部、１
０は相互間距離を表示する距離表示部である。
工衛星３からの電波を受信し自動車２の現在位置を測位
するＧＰＳ部、４は他車と交信する機能をもつ自動車電
話部、５は他車へ自車の位置情報を送信する情報送信
部、６は他車の情報送信部から送信された位置情報を受
信する受信部、７はＧＰＳ部１において測位した自動車
２の常に新しい位置情報を記憶しておく位置情報記憶
部、８は両車の位置情報から相互間距離を算出する距離
算出部、９は両車の位置情報を表示する位置表示部、１
０は相互間距離を表示する距離表示部である。
【００１１】自動車２の所有者は、自動車電話部４にお
いて相互位置確認装置を装備している他車との交信を行
なうと、自動車２の位置情報を示す要素（緯度・経度・
高度）を、情報送信部５において送信可能な信号に変調
し、他車へ電話回線を介して送信する。同時に、他車の
情報送信部から電話回線を介して送信された位置情報の
信号を受信部６において受信した後、その信号を位置情
報を示す要素に復調する。その受信した位置情報を距離
算出部８と位置表示部９へ送る。ここで、常に最新の位
置情報を提供するために、ＧＰＳ部１において測位した
自動車２の位置情報を、随時位置情報記憶部７へ送る。
その位置情報記憶部７において位置が移動したことを確
認したとき（位置情報が変化したことを確認したと
き）、常に新しい位置情報を記憶をしておき、その位置
情報を情報送信部５，距離算出部８，位置表示部９へそ
れぞれ送る。
いて相互位置確認装置を装備している他車との交信を行
なうと、自動車２の位置情報を示す要素（緯度・経度・
高度）を、情報送信部５において送信可能な信号に変調
し、他車へ電話回線を介して送信する。同時に、他車の
情報送信部から電話回線を介して送信された位置情報の
信号を受信部６において受信した後、その信号を位置情
報を示す要素に復調する。その受信した位置情報を距離
算出部８と位置表示部９へ送る。ここで、常に最新の位
置情報を提供するために、ＧＰＳ部１において測位した
自動車２の位置情報を、随時位置情報記憶部７へ送る。
その位置情報記憶部７において位置が移動したことを確
認したとき（位置情報が変化したことを確認したと
き）、常に新しい位置情報を記憶をしておき、その位置
情報を情報送信部５，距離算出部８，位置表示部９へそ
れぞれ送る。
【００１２】距離算出部８における相互車間の距離の算
出方法としては、自車および他車の位置情報を示す要素
の緯度・経度・高度からピタゴラスの定理を用いる。緯
度・経度の単位には度・分・秒といった単位があるが、
仮に地球の外周の距離を４万キロメートルとして計算す
ると、１秒を示す距離が約３１メートルとなる。そこ
で、図３を参照して説明する。ｘ軸を経度，ｙ軸を緯度
とし、自車の位置を（ｘ 1，ｙ1）、他車の位置を
（ｘ2，ｙ2）として設定する。次に相互車間の経度の差
｜ｘ1−ｘ2｜と緯度の差｜ｙ1−ｙ2｜から先に示した値
を参考にして、それぞれの距離の差に換算し、その緯度
・経度の距離の差より相互車間の距離をピタゴラスの定
理を用いて求める。しかし、この距離は海抜零メートル
の高度におけるものであるので、相互車間の高度の差も
考慮に入れてピタゴラスの定理を用いて求めたものが、
相互車間の真の距離となる。
出方法としては、自車および他車の位置情報を示す要素
の緯度・経度・高度からピタゴラスの定理を用いる。緯
度・経度の単位には度・分・秒といった単位があるが、
仮に地球の外周の距離を４万キロメートルとして計算す
ると、１秒を示す距離が約３１メートルとなる。そこ
で、図３を参照して説明する。ｘ軸を経度，ｙ軸を緯度
とし、自車の位置を（ｘ 1，ｙ1）、他車の位置を
（ｘ2，ｙ2）として設定する。次に相互車間の経度の差
｜ｘ1−ｘ2｜と緯度の差｜ｙ1−ｙ2｜から先に示した値
を参考にして、それぞれの距離の差に換算し、その緯度
・経度の距離の差より相互車間の距離をピタゴラスの定
理を用いて求める。しかし、この距離は海抜零メートル
の高度におけるものであるので、相互車間の高度の差も
考慮に入れてピタゴラスの定理を用いて求めたものが、
相互車間の真の距離となる。
【００１３】そして、位置情報記憶部７において記憶し
た両車の位置情報を位置表示部９において表示し、距離
算出部８において算出した相互車間の距離を距離表示部
１０において表示する。この位置表示部９と距離表示部
１０における表示デバイスとしては、たとえばＬＣＤま
たは７セグメントＬＥＤが使用できる。
た両車の位置情報を位置表示部９において表示し、距離
算出部８において算出した相互車間の距離を距離表示部
１０において表示する。この位置表示部９と距離表示部
１０における表示デバイスとしては、たとえばＬＣＤま
たは７セグメントＬＥＤが使用できる。
【００１４】このように本発明の実施例の移動体間の相
互位置確認装置によれば、自車位置を測位するＧＰＳ部
と、他車間との通信手段と、両者の位置から相互間距離
を算出する距離算出部と、位置と、距離の表示部を備え
てあるので、相互の位置，距離を確認することができ
る。
互位置確認装置によれば、自車位置を測位するＧＰＳ部
と、他車間との通信手段と、両者の位置から相互間距離
を算出する距離算出部と、位置と、距離の表示部を備え
てあるので、相互の位置，距離を確認することができ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、相互車間において自動車電話で交信した場
合、双方の位置情報や相互車間の距離を確認できる移動
体間の相互位置確認装置を提供できる。
によれば、相互車間において自動車電話で交信した場
合、双方の位置情報や相互車間の距離を確認できる移動
体間の相互位置確認装置を提供できる。
【図１】本発明による装置の使用例を示す模式図
【図２】本発明の一実施例の移動体間の相互位置確認装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図３】相互距離の算出方法を示すグラフ
１ ＧＰＳ部 ５ 情報送信部 ６ 受信部 ７ 位置情報記憶部 ８ 距離算出部 ９ 位置表示部 １０ 距離表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01S 5/00 - 5/14 G01C 21/00 - 21/36 G01C 23/00 - 25/00 H04B 7/24 - 7/26
Claims (1)
- 【請求項１】 移動体に設置され、位置情報を検出する自
位置検出手段と、位置に関する情報を他の移動体へ送信
する情報送信部と、他の移動体からの位置に関する情報
を受信する受信部と、前記自位置検出手段で入手した位
置情報と前記受信部で得た他の移動体からの位置に関す
る情報から、その間の距離を算出する距離算出部と、前
記距離算出部より算出された距離を表示する表示部とを
有し、前記位置情報記憶部は、位置が移動したことを確
認したとき、新しい位置情報を前記情報送信部と前記距
離算出部と前記表示部へ送るように制御されることを特
徴とする移動体間の相互位置確認装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26349491A JP3198554B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 移動体間の相互位置確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26349491A JP3198554B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 移動体間の相互位置確認装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05100008A JPH05100008A (ja) | 1993-04-23 |
| JP3198554B2 true JP3198554B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=17390305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26349491A Expired - Fee Related JP3198554B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 移動体間の相互位置確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3198554B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3565942B2 (ja) * | 1995-04-20 | 2004-09-15 | 三菱電機株式会社 | 移動体通信ナビゲーション装置 |
| JP3681241B2 (ja) * | 1996-11-19 | 2005-08-10 | 松下電器産業株式会社 | 相対位置算出装置 |
| KR100331324B1 (ko) * | 1998-08-28 | 2002-11-22 | 삼성전자 주식회사 | 지피에스(gps)위성을 이용한 차량의 거리측정방법 |
| JP2004023511A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Nec Corp | 携帯端末装置の位置表示システム、携帯端末装置の位置表示方法および携帯端末装置 |
| KR20040000947A (ko) * | 2002-06-26 | 2004-01-07 | 현대자동차주식회사 | 차량항법장치를 이용한 그룹 주행방법 |
| JP4927909B2 (ja) * | 2009-07-06 | 2012-05-09 | 株式会社日立国際電気 | 伝送状態表示方法および装置 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP26349491A patent/JP3198554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05100008A (ja) | 1993-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615 Year of fee payment: 7 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615 Year of fee payment: 8 |
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