JP3196833B2 - Iii−v族化合物半導体の成長方法及びこの方法を用いた半導体発光素子の製造方法 - Google Patents
Iii−v族化合物半導体の成長方法及びこの方法を用いた半導体発光素子の製造方法Info
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Description
エピタキシャル成長方法に関し、特に格子定数や熱膨張
係数が異なる基板上にIII−V族化合物半導体結晶を
エピタキシャル成長させる方法及び前記III−V族化
合物半導体結晶を用いた半導体発光素子の製造方法に関
する。
大きく直接遷移型のバンド構造を有することから、青か
ら紫外での発光素子用材料や耐環境用素子材料として期
待されており研究開発が盛んに行われている。このよう
なGaN系化合物半導体を用いた短波長半導体発光素子
においては、成長するエピタキシャル層と同じ物質のバ
ルク結晶を用いることが望ましいが、GaNのような結
晶では窒素の解離圧が高いことによりバルク結晶の作製
が非常に困難であった。
などが基板として用いられていた。しかしながらサファ
イアのような異種基板上にヘテロエピタキシャル成長を
行うとAlGaInN混晶との大きな格子定数差や熱膨
張係数差のため基板とAlGaInN混晶との界面にお
いて108cm-2以上の多数の結晶欠陥が導入されるこ
とが知られている。このような高密度の欠陥をもった化
合物半導体結晶を用いた発光素子においては結晶欠陥が
素子寿命を短くすることが懸念される。そこでエピタキ
シャル成長によって異種基板上に形成した厚膜結晶を基
板として用いることが提案されている。
ーナル・オブ・アプライド・フィジックス第32巻(1
993年)第1528−1533頁にあるような異種基
板上にヘテロエピタキシャル成長した厚膜GaNの成長
がある。
選択成長を用い、かつ選択成長マスクを埋め込んで平坦
化することで異種基板上にIII−V族化合物半導体膜
を形成する方法を用いた場合、格子定数や熱膨張係数が
異なる異種基板上に厚膜をエピタキシャル成長させても
クラックが入りにくく、かつ格子欠陥密度も大幅に低減
できるといった利点があることを見出しているが、例え
ばこのような方法を用いて形成した厚膜GaN層におい
てはその表面にマクロな凹凸があり、さらに改善が要望
されている。
凸のある基板上に半導体発光素子を形成すると、電極プ
ロセス工程時に密着性が悪くなり電極が剥がれやすくな
ったり、素子特性がばらついたりするため、素子の歩留
まりが悪いといった問題が生じる場合があるからであ
る。
異なる異種基板上にヘテロエピタキシャル成長したII
I−V族化合物半導体厚膜においても非常に平坦な表面
モホロジーが得られるエピタキシャル成長方法を提供す
ることにある。
体層にパターニングしたマスクを用いて選択成長領域を
形成する第1の工程と、前記選択成長領域に前記基板と
格子定数または熱膨張係数の異なるIII−V族化合物
半導体をファセット構造を形成しながら成長させる第2
の工程と、前記III−V族化合物半導体をさらに成長
させ、前記マスクと前記選択成長領域に形成したファセ
ット構造を埋め込み、表面を平坦化させる第3の工程と
を含むIII−V族化合物半導体の成長方法であって、
前記基板が、0.3゜以上のオフオリエンテーションを
有する基板であることを特徴とするIII−V族化合物
半導体の成長方法に関する。
たマスクを用いて選択成長領域を形成する第1の工程
と、前記選択成長領域に前記基板と格子定数または熱膨
張係数の異なるIII−V族化合物半導体をファセット
構造を形成しながら成長させる第2の工程と、前記II
I−V族化合物半導体をさらに成長させ、前記マスクと
前記選択成長領域に形成したファセット構造を埋め込
み、表面を平坦化させる第3の工程と、平坦化させた表
面の上に、さらに前記第2の工程と前記第3の工程を少
なくとも1回繰り返す工程とを含むIII−V族化合物
半導体の成長方法であって、前記基板が、0.3゜以上
のオフオリエンテーションを有する基板であることを特
徴とするIII−V族化合物半導体の成長方法に関す
る。
する第1の工程と、この半導体層上にパターニングした
マスクを用いて選択成長領域を形成する第2の工程と、
前記選択成長領域に前記基板と格子定数または熱膨張係
数の異なるIII−V族化合物半導体をファセット構造
を形成しながら成長させる第3の工程と、前記III−
V族化合物半導体をさらに成長させ、前記マスクと前記
選択成長領域に形成したファセット構造を埋め込み、表
面を平坦化させる第4の工程とを含むIII−V族化合
物半導体の成長方法であって、前記基板が、0.3゜以
上のオフオリエンテーションを有する基板であることを
特徴とするIII−V族化合物半導体の成長方法に関す
る。
する第1の工程と、この半導体層上にパターニングした
マスクを用いて選択成長領域を形成する第2の工程と、
前記選択成長領域に前記基板と格子定数または熱膨張係
数の異なるIII−V族化合物半導体をファセット構造
を形成しながら成長させる第3の工程と、前記III−
V族化合物半導体をさらに成長させ、前記マスクと前記
選択成長領域に形成したファセット構造を埋め込み、表
面を平坦化させる第4の工程と、平坦化させた表面の上
に、さらに前記第3の工程と次いで前記第4の工程を少
なくとも1回繰り返す工程とを含むIII−V族化合物
半導体の成長方法であって、前記基板が、0.3゜以上
のオフオリエンテーションを有する基板であることを特
徴とするIII−V族化合物半導体の成長方法に関す
る。
が、前記活性領域よりも大きなバンドギャップを有しか
つ小さな屈折率を有する半導体層で挟まれたダブルヘテ
ロ接合構造を含む半導体積層構造を有する半導体発光素
子の製造方法であって、上記のIII−V族化合物半導
体の成長方法によってIII−V族化合物半導体層を形
成し、次いで該III−V族化合物半導体層上に前記ダ
ブルヘテロ接合構造を含む半導体積層構造を形成するこ
とを特徴とする半導体発光素子の製造方法に関する。
的には0.3゜以上のオフオリエンテーションを有する
基板を用いることが特徴である。さらにこの基板上に基
板と格子定数または熱膨張係数の異なるIII−V族化
合物半導体半導体層を形成し、この半導体層の上にパタ
ーニングしたマスクを用いて選択成長領域を形成する。
この選択成長領域にファセット構造を形成させながら、
III−V族化合物半導体を成長させ、最終的には、形
成したファセット構造と選択成長領域を形成するための
マスクをともに埋め込みながらさらにIII−V族化合
物半導体を成長させることにより、驚くべきことに、結
晶表面に凹凸のない非常に平坦なIII−V族化合物半
導体膜を形成できることを発見し、本発明に到った。
平坦なIII−V族化合物半導体膜の上にダブルヘテロ
接合を含む半導体積層構造を形成することにより、結晶
欠陥が非常に少なく、素子寿命の長い発光素子を製造す
ることが可能である。
ら、詳細に説明する。
て図1を参照して説明する。本実施例では基板として<
11−20>方向に5°のオフオリエンテーションを有
する(0001)面サファイア(Al2O3)基板11を
用い、この上に有機金属気相成長法(MOVPE)によ
り1μm程度の膜厚のGaN膜12を形成した。GaN
膜12の形成には分子線エピタキシー法(MBE)また
は、有機金属分子線エピタキシー法(MOMBE)など
MOVPE以外の成長方法を用いても良い。
し、フォトリソグラフィー法とウエットエッチングによ
りマスク13をストライプ状に形成した。これによりス
トライプ状の選択成長領域14が形成される。このマス
ク及び選択成長領域の幅はそれぞれ5μm及び2μm幅
とした。ストライプ方向は<11−20>方向とした。
体の成長では、III族原料にガリウム(Ga)と塩化
水素(HCl)の反応生成物である塩化ガリウム(Ga
Cl)とV族原料にアンモニア(NH3)ガスを用いる
ハイドライドVPE法を用いた。
気中で650℃からNH3を流しながら基板温度を10
50℃まで昇温する。その後GaClを供給することで
GaN膜15を成長させた。この時の成長条件は、Ga
Cl流量20sccm、NH 3流量1.0slm、水素
キャリア流量3slmとした。この条件でGaNは、成
長初期にファセット構造を形成しながら成長した。さら
に、同一条件下で5時間成長させることにより、隣接す
る選択成長領域から成長するファセット構造が合体し、
お互いを埋め合う形でさらに成長し、最終的には平坦化
した約200μmのGaN膜15を得た。
方向に5°のオフオリエンテーションを有する(000
1)面サファイア(Al2O3)を用いた結果、表面の平
坦性が良好で高品質なIII−V族化合物半導体膜を得
た。
以外は、全く上記条件と同じ条件でIII−V族化合物
半導体膜を形成した場合、表面にマクロな凹凸が形成さ
れた。
て平坦であるため、この上に形成した半導体レーザ、発
光ダイオード、FET、HBTなどが歩留まり良く得ら
れる。さらにこのGaN膜は結晶欠陥も非常に少ないた
めこれらのデバイス特性は優れたものとなる。
て除去することでGaN膜15を基板として用いること
もできる。
成長にハイドライドVPE法を用いたが、有機金属気相
成長法(MOVPE)を用いても同様な効果が得られ
る。本実施例ではキャリアガスとして水素を用いたが、
窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを用いても
良く、またこれらの混合ガスを用いても良い。
が、SiC、ZnO、LiGaO2、MgAl2O4等を
用いても同様な効果が得られる。また面方位として(0
001)面(C面)を用いたが、(11−20)面(A
面)、(10−10)面(M面)、(1−102)面
(R面)など他の面方位を用いても良い。
mのGaN膜をあらかじめ形成したが、厚みについて
は、マクロな凹凸がでない範囲の厚みで形成することが
でき、例えば10μm程度以下の厚みの半導体層の形成
が可能である。また、半導体層を形成せずに、基板11
上に直接マスクを形成しても良い。
する半導体層として、選択成長領域に成長させるIII
−V族化合物半導体と同一のIII−V族化合物半導体
を用いたが、この成長させる半導体と格子定数または熱
膨張係数の少なくとも一方が近い異種のIII−V族化
合物半導体を形成することもできる。例えば、本実施例
の選択成長領域に成長させるIII−V族化合物半導体
がGaNの場合、ZnOまたはSiC等を用いることが
できる。
用いたが、SiNなど、選択成長用のマスクとして用い
られるものであれば他の材料でも良い。
れぞれ5μm、2μmを用いたが、マスクを埋め込むこ
とができればいくらであっても同様の効果が得られる。
方向に形成したが、ファセットが形成されれば、これと
垂直の<1−100>方向でもよく、これらの方向から
傾けた角度であっても結晶成長の条件により選択成長領
域にファセット構造を形成することが出来る。
的の1つとしており、選択成長領域が形成されていれば
目的を達成できる。例えば、代表的な形状として、スト
ライプ形状、矩形状、丸状、または三角形、四角形、五
角形等の多角形状でもよい。なおマスクストライプの形
状も含めて、ファセット構造が形成される結晶成長の条
件は材料によってそれぞれ異なり、適宜選択することが
できる。
度(以下オフアングル)として5°の基板を用いたが、
少なくとも0.3°以上の基板であれば良い。
するサファイア基板(0001)面内の方向について、
<11−20>方向としたが、<1−100>方向でも
良く、さらに同一面内でこれらの方向の間の方向であっ
ても良い。
について述べたが、InGaN膜、AlGaN膜、In
N膜、AlN膜、InGaAlN膜などのGaN系半導
体を用いてエピタキシャル成長しても同様の効果が得ら
れる。さらに成長するIII−V族化合物半導体に不純
物を添加しても同様の効果が得られる。
て図2を参照して説明する。本実施例では基板として<
11−20>方向に5°のオフオリエンテーションを有
する(0001)面炭化珪素(α−SiC)基板21を
用い、この上に有機金属気相成長法(MOVPE)によ
り1μm程度の膜厚のAl0.1Ga0.9N膜22を形成し
た。Al0.1Ga0.9N膜22の形成には分子線エピタキ
シー法(MBE)或いは有機金属分子線エピタキシー法
(MOMBE)などMOVPE以外の成長方法を用いて
も良い。
2膜23を形成し、フォトリソグラフィー法とウエット
エッチングによりマスク23をストライプ状に形成し
た。これによりストライプ状の選択成長領域24が形成
される。このマスク及び選択成長領域の幅はそれぞれ5
μm及び2μm幅とした。ストライプ方向は<11−2
0>方向とした。
体の成長では、III族原料にガリウム(Ga)と塩化
水素(HCl)の反応生成物である塩化ガリウム(Ga
Cl)とV族原料にアンモニア(NH3)ガスを用いる
ハイドライドVPE法を用いた。
気中で650℃からNH3を流しながら基板温度を10
50℃まで昇温する。その後GaClを供給することで
GaN膜25を成長させた。この時の成長条件はGaC
l流量20sccm、NH3流量1.0slm、水素キ
ャリア流量3.0slmとした。この条件でGaNは、
成長初期にファセット構造を形成しながら成長した。さ
らに同一条件下で5時間成長させることにより、隣接す
る選択成長領域から成長するファセット構造が合体し、
お互いを埋め合う形でさらに成長し、最終的には平坦化
した約200μmのGaN膜25を得た。
>方向に5°のオフオリエンテーションを有する(00
01)面α−SiCを用いた結果、表面の平坦性が良好
で高品質なIII−V族化合物半導体膜を得た。
以外は、全く上記条件と同じ条件でIII−V族化合物
半導体膜を形成した場合、表面にマクロな凹凸が形成さ
れた。
て平坦であるため、この上に形成した半導体レーザ、発
光ダイオード、FET、HBTなどが歩留まり良く得ら
れる。さらにこのGaN膜は結晶欠陥も非常に少ないた
めこれらのデバイス特性は優れたものとなる。
去することでGaN膜25を基板として用いることもで
きる。
成長にハイドライドVPE法を用いたが、有機金属気相
成長法(MOVPE)を用いても同様な効果が得られ
る。
いたが、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを
用いても良く、またこれらの混合ガスを用いても良い。
が、ZnO、LiGaO2、MgAl2O4等を用いても
同様な効果が得られる。また面方位として(0001)
面(C面)を用いたが、(11−20)面(A面)、
(10−10)面(M面)、(1−102)面(R面)
など他の面方位を用いても良い。
a0.9N膜22をあらかじめ形成したが、AlXGa1-X
N(0<X≦1)の一般式で表されるAlを含む化合物
であればどの組成でも同様の効果が得られる。このAl
XGa1-XN層の厚みについては、マクロな凹凸がでない
範囲の厚みで形成することができ、例えば10μm程度
以下の厚みの半導体層の形成が可能である。また基板2
1上に直接マスクを形成しても良い。
用いたが、SiNなど、選択成長用マスクとして用いら
れるものであれば他の材料でも良い。
れぞれ5μm、2μmを用いたが、マスクを埋め込むこ
とができればいくらであっても同様の効果が得られる。
方向に形成したが、ファセットが形成されれば、これと
垂直の<1−100>方向でもよく、これらの方向から
傾けた角度であっても結晶成長の条件により選択成長領
域にファセット構造を形成することが出来る。
条件については、実施例1と同様に、適宜選択すること
ができる。この条件により、ファセット構造の面方位も
変化し、例えば図3では、断面形状が台形状のファセッ
ト構造ができていることを模式的に示している。
基板を用いたが、少なくとも0.3°以上の基板であれ
ば良い。
するα−SiC基板(0001)面内の方向について、
<11−20>方向としたが、<1−100>方向でも
良く、さらに同一面内でこれらの方向の間の方向であっ
ても良い。
について述べたが、InGaN膜、AlGaN膜、In
N膜、AlN膜、InGaAlN膜などのGaN系半導
体を用いてエピタキシャル成長しても同様の効果が得ら
れる。さらに成長するIII−V族化合物半導体に不純
物を添加しても同様の効果が得られる。
て図3を参照して説明する。本実施例では基板として<
1−100>方向に2°のオフオリエンテーションを有
する(0001)面サファイア(Al2O3)基板31を
用いた。このAl2O3基板表面にSiO2膜32を形成
し、フォトリソグラフィー法とウエットエッチングによ
りマスクをストライプ状に形成した。これによりストラ
イプ状の選択成長領域33が形成される。このマスク及
び選択成長領域の幅はそれぞれ5μm及び2μm幅とし
た。ストライプ方向は<1−100>方向とした。この
選択成長領域の形状や、以下の結晶成長の条件について
は、実施例1と同様に適宜選択することができる。
体の成長では、III族原料にガリウム(Ga)と塩化
水素(HCl)の反応生成物である塩化ガリウム(Ga
Cl)とV族原料にアンモニア(NH3)ガスを用いる
ハイドライドVPE法を用いた。
からNH3を流しながら1050℃まで昇温した。まず
1050℃で基板のクリーニングを10分間行った後、
500℃でHCl流量1sccm、NH3流量1.0s
lm、水素キャリア流量3slmで20nmのGaNバ
ッファ層34を形成した。その後基板温度を1050℃
に上げ、GaN膜35を成長させた。この時の成長条件
は、GaCl流量20sccm、NH3流量1.0sl
m、水素キャリア流量3slmとした。この条件でGa
Nは、成長初期にはファセット構造を形成しながら成長
した。さらに、同一条件下で5時間成長させることによ
り、隣接する選択成長領域から成長するファセット構造
が合体し、お互いを埋め合う形でさらに成長して、最終
的には平坦化した約200μmのGaN膜35を得た。
>方向に2°のオフオリエンテーションを有する(00
01)面サファイア(Al2O3)を用いた結果、表面の
平坦性が良好で高品質なIII−V族化合物半導体膜を
得た。
ジャスト基板を用いた以外は、全く上記条件と同じ条件
でIII−V族化合物半導体膜を形成したが、表面にマ
クロな凹凸が形成された。
て平坦であるため、この上に形成した半導体レーザ、発
光ダイオード、FET、HBTなどが歩留まり良く得ら
れる。さらにこのGaN膜は結晶欠陥も非常に少ないた
めこれらのデバイス特性は優れたものとなる。
て除去することでGaN膜35を基板として用いること
もできる。
長にハイドライドVPE法を用いたが、有機金属気相成
長法(MOVPE)を用いても同様な効果が得られる。
いたが、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを
用いても良く、またこれらの混合ガスを用いても良い。
が、SiC、ZnO、LiGaO2、MgAl2O4等を
用いても同様な効果が得られる。また面方位として(0
001)面(C面)を用いたが、(11−20)面(A
面)、(10−10)面(M面)、(1−102)面
(R面)など他の面方位を用いても良い。
用いたが、SiNなど、選択成長用マスクとして用いら
れるものであれば他の材料でも良い。
れぞれ5μm、2μmを用いたが、マスクを埋め込むこ
とができればいくらであっても同様の効果が得られる。
さらにマスクストライプを<1−100>方向に形成し
たが、ファセットが形成されれば、これと垂直の<11
−20>方向でもよく、これらの方向から傾けた角度で
あっても結晶成長の条件により選択成長領域にファセッ
ト構造を形成することが出来る。
基板を用いたが、少なくとも0.3°以上の基板であれ
ば良い。
するサファイア基板(0001)面内の方向について、
<1−100>方向としたが、<11−20>方向でも
良く、さらに同一面内でこれらの方向の間の方向であっ
ても良い。
について述べたが、InGaN膜、AlGaN膜、In
N膜、AlN膜、InGaAlN膜などのGaN系半導
体を用いてエピタキシャル成長しても同様の効果が得ら
れる。さらに成長するIII−V族化合物半導体に不純
物を添加しても同様の効果が得られる。
て図4を参照して説明する。本実施例では基板として<
11−20>方向に10°のオフオリエンテーションを
有する(0001)面サファイア(Al2O3)基板41
を用い、この上に有機金属気相成長法(MOVPE)に
より1μm程度の膜厚のGaN膜42を形成した。Ga
N膜42の形成には分子線エピタキシー法(MBE)或
いは有機金属分子線エピタキシー法(MOMBE)など
MOVPE以外の成長方法を用いても良い。
フォトリソグラフィー法とウエットエッチングにより第
1のマスク43をストライプ状に形成した。これにより
ストライプ状の第1の選択成長領域44が形成される。
この選択成長領域の形状については、実施例1と同様に
適宜選択できる。マスク及び選択成長領域のストライプ
幅はそれぞれ5μm及び2μmとした。ストライプ方向
は<11−20>方向とした。
体の成長では、III族原料にガリウム(Ga)と塩化
水素(HCl)の反応生成物である塩化ガリウム(Ga
Cl)とV族原料にアンモニア(NH3)ガスを用いる
ハイドライドVPE法を用いた。
気中で650℃からNH3を流しながら基板温度を10
50℃まで昇温した。その後GaClを供給することで
GaN膜45を成長させた。この時の成長条件は、Ga
Cl流量20sccm、NH 3流量1.0slm、水素
キャリア流量3slmとした。この条件でGaNは、フ
ァセット構造を形成しながら成長した。この条件で2時
間成長させることにより約80μmの第1のGaN膜4
5を得た。
2膜を形成し、第2のマスク46と第2の選択成長領域
47を形成する。マスク及び選択成長領域の幅はそれぞ
れ5μm、2μmとしストライプ方向は<11−20>
方向とした。この時の第2のマスクの方向は<1−10
0>方向でももちろん良く、またこれらの方向から傾け
た方向でも良い。更に第1のマスクとの位置関係も任意
に設定すれば良い。即ち第1のマスク上に第2のマスク
を形成しても良いし、これを平行移動して第1の選択成
長領域上に第2のマスクを形成しても良い。また第1の
マスクと第1の選択成長領域の両方の上にのるように第
2のマスクを形成しても良い。また選択成長領域の形状
については、実施例1と同様に適宜選択できる。
程を経て第2のGaN層48を約150μm成長させ
た。第1、第2のGaN膜の結晶成長条件については、
ファセット構造が形成される条件を適宜選択できる。ま
た、GaNがさらに多層化された場合も同様である。
板として<11−20>方向に10°のオフオリエンテ
ーションを有する(0001)面サファイア(Al
2O3)を用いたため表面の平坦性は良好で高品質なもの
であった。一方、(0001)ジャスト基板を用いた場
合は表面にマクロな凹凸が形成された。
が、上記工程を何回繰り返しても良い。上記工程を繰り
返すことにより欠陥密度はより低減されていくためより
高品質なGaN膜が得られる。
て平坦であるため、この上に形成した半導体レーザ、発
光ダイオード、FET、HBTなどが歩留まり良く得ら
れる。さらにこのGaN膜は結晶欠陥も非常に少ないた
めこれらのデバイス特性は優れたものとなる。
て除去することでGaN膜48を基板として用いること
もできる。
成長にハイドライドVPE法を用いたが、有機金属気相
成長法(MOVPE)を用いても同様な効果が得られ
る。
いたが、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを
用いても良く、またこれらの混合ガスを用いても良い。
が、SiC、ZnO、LiGaO2、MgAl2O4等を
用いても同様な効果が得られる。また面方位として(0
001)面(C面)を用いたが、(11−20)面(A
面)、(10−10)面(M面)、(1−102)面
(R面)など他の面方位を用いても良い。
らかじめ形成したが、基板41上に直接マスクを形成し
ても良い。
O2を用いたがこれに限られるものではなく、実施例1
と同様にSiNなど他の材料でも良い。またマスク及び
選択成長領域の幅としてそれぞれ5μm、2μmを用い
たが、マスクを埋め込むことができればいくらであって
も同様の効果が得られる。さらにマスクストライプを<
11−20>方向に形成したが、ファセットが形成され
れば、これと垂直の<1−100>方向でもよく、これ
らの方向から傾けた角度であっても結晶成長の条件によ
り選択成長領域にファセット構造を形成することが出来
る。なおファセット構造が形成される結晶成長の条件は
材料によってそれぞれ異なる。
ものを用いたが、0.3°以上であれば良く、オフアン
グルの方向についても<11−20>方向としたが、<
1−100>でも良く、実施例1と同様に、さらにこれ
らの方向から傾けた方向であっても良い。
について述べたが、InGaN膜、AlGaN膜、In
N膜、AlN膜、InGaAlN膜などののGaN系半
導体を用いてエピタキシャル成長しても同様の効果が得
られる。さらに成長するIII−V族化合物半導体に不
純物を添加しても同様の効果が得られる。
ついて図5を参照して説明する。本実施例では基板とし
て<11−20>方向に15°のオフオリエンテーショ
ンを有する(0001)面サファイア(Al2O3)基板
51を用い、この上に有機金属気相成長法(MOVP
E)により1μm程度の膜厚のGaN膜52を形成し
た。GaN膜52の形成には分子線エピタキシー法(M
BE)或いは有機金属分子線エピタキシー法(MOMB
E)などMOVPE以外の成長方法を用いても良い。こ
のGaN膜表面にSiO2膜53を形成し、フォトリソ
グラフィー法とウエットエッチングによりマスク53を
ストライプ状に形成した。これによりストライプ状の選
択成長領域54が形成される。このマスク及び選択成長
領域の幅はそれぞれ5μm、2μmとした。ストライプ
方向は<11−20>方向とした。
成長では、III族原料にガリウム(Ga)と塩化水素
(HCl)の反応生成物である塩化ガリウム(GaC
l)とV族原料にアンモニア(NH3)ガスを用いるハ
イドライドVPE法を用いた。
気中で650℃からNH 3 を流しながら基板温度を10
50℃まで昇温する。その後GaClを供給することで
GaN膜25を成長させた。この時の成長条件は、Ga
Cl流量20sccm、NH3流量1.0slm、水素
キャリア流量3slmとした。この条件で5時間成長さ
せることにより約200μmのGaN膜55を得た。
続いて有機金属気相成長装置の反応管に設置した。水素
雰囲気中で650℃からNH3を流しながら昇温し、基
板温度を1050℃に設定した。続いてキャリア濃度2
×1018cm-3のSiドープGaNコンタクト層(n
型)56、2×1018cm-3のSiドープAlGaNク
ラッド層(n型)57、5×1017cm-3のSiドープ
GaN光ガイド層(n型)58を形成した。次に基板温
度を750℃に設定し、アンドープまたはSiを1×1
018cm-3ドープしたInGaNウエル及びアンドープ
またはSiを1×1018cm-3ドープした、ウエルより
もIn組成の少ないInGaNバリアからなる5周期の
多重量子井戸活性層59を形成した。次に再び基板温度
を1050℃に設定し、キャリア濃度5×1017cm-3
のMgドープGaN光ガイド層(p型)60、1×10
17cm-3のMgドープAlGaNクラッド層(p型)6
1、1×1018cm-3のMgドープGaNコンタクト層
(p型)62を順次成長した。
N光ガイド層70の間に活性層や光ガイド層よりもバン
ドギャップの大きな材料AlGaNからなる蒸発防止層
や電子オーバーフロー防止層を挟み込んでも良い。ま
た、p型GaNコンタクト層の上にさらに高濃度のp型
不純物を含むp+−GaNコンタクト層を形成しても良
い。
III族原料にはトリメチルガリウム(TMG)、トリ
メチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム
(TMI)を用い、V族原料にはアンモニア(NH3)
を用い、ドーパントにはシラン(SiH4)及びビスシ
クロペンタジエニルマグネシウム((C5H5)2Mg)
を用いたが、これらの原料ガスは必ずしもこれらに限ら
ず、例えばトリエチルガリウム(TEG)、トリエチル
インジウム(TEI)、トリエチルアルミニウム(TE
A)、トリメチルアミンアラン(TMMA)、ジシラン
(Si2H6)、ビスエチルシクロペンタジエニルマグネ
シウム((C2H5C5H4)2Mg)、ビスメチルシクロ
ペンタジエニルマグネシウム((CH3C5H4)2Mg)
などを用いてもよい。
20>方向に15°のオフオリエンテーションを有する
(0001)面サファイア(Al2O3)を用いたため表
面の平坦性が非常に良好でかつ結晶欠陥も非常に少ない
ため、高性能な半導体発光素子が高い歩留まりで得られ
た。一方、(0001)ジャスト基板を用いた場合は表
面にマクロな凹凸が形成されるため、作製した半導体発
光素子の歩留まりは低いものであった。
研磨やエッチングなどによって除去することでn電極を
基板の裏面からとることもできるため、この場合電極プ
ロセス工程が簡略化されさらに高い歩留まりが期待され
る。
成長にハイドライドVPE法を用いたが、有機金属気相
成長法(MOVPE)、分子線エピタキシャル成長法
(MBE)、ガスソースMBE法を用いても同様な効果
が得られる。また半導体発光素子構造の成長にはMOV
PE法を用いたが、MBE法、ガスソースMBE法、ハ
イドライドVPE法など他の成長法を用いても良い。
いたが、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを
用いても良く、またこれらの混合ガスを用いても良い。
が、SiC、ZnO、LiGaO2、MgAl2O4等を
用いても同様な効果が得られる。また面方位として(0
001)面(C面)を用いたが、(11−20)面(A
面)、(10−10)面(M面)、(1−102)面
(R面)など他の面方位を用いても良い。
らかじめ形成したが、基板51上に直接マスクを形成し
ても良い。
用いたがこれに限られるものではなくSiNなど他の材
料でも良い。またマスク及び選択成長領域の幅としてそ
れぞれ5μm、2μmを用いたが、マスクを埋め込むこ
とができればいくらであっても同様の効果が得られる。
さらにマスクストライプを<11−20>方向に形成し
たが、ファセット構造が形成されれば、これと垂直の<
1−100>方向でもよく、これらの方向から傾けた角
度であっても結晶成長の条件により選択成長領域にファ
セット構造を形成することが出来る。なお選択成長領域
の形状を含め、ファセット構造が形成される結晶成長の
条件は材料によってそれぞれ異なり適宜選択できる。
5°のものを用いたが、0.3°以上であれば良く、オ
フアングルの方向についても<11−20>方向とした
が、<10−10>方向でも良く、さらにこれらの方向
から傾けた方向であっても良い。これらは、実施例1と
同様である。
造を積層したが、InGaN膜、AlGaN膜、InN
膜、AlN膜、InGaAlN膜などの上にデバイス構
造を積層しても同様の効果が得られる。さらにこれらの
III−V族化合物半導体に不純物を添加しても同様の
効果が得られる。
I−V族化合物半導体の成長方法によれば、0.3°以
上のオフアングルを有する基板を用いることにより、表
面平坦性が非常に優れたIII−V族化合物半導体厚膜
結晶を成長することができる。また、本発明による結晶
を基板として用いれば、この上に歩留まり良く高品質の
半導体発光素子などのデバイスを作製することができ
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
製造方法を説明する工程説明図である。
ョンを有するAl2O3(0001)基板 12 基板上に予め形成されたGaN膜 13 SiO2膜(SiO2マスク) 14 GaNを成長させる選択成長領域 15 エピタキシャル成長したGaN膜 21 <11−2>方向に5°のオフオリエンテーショ
ンを有するα−SiC(0001)基板 22 基板上に予め形成されたAl0.1Ga0.9N膜 23 SiO2膜(SiO2マスク) 24 GaNを成長させる選択成長領域 25 エピタキシャル成長したGaN膜 31 <1−100>方向に2°のオフオリエンテーシ
ョンを有するAl2O3(0001)基板 32 SiO2膜(SiO2マスク) 33 GaNを成長させる選択成長領域 34 GaNバッファ層 35 エピタキシャル成長したGaN膜 41 <1−100>方向に10°のオフオリエンテー
ションを有するAl2O3(0001)基板 42 基板上に予め形成されたGaN膜 43 第1のSiO2マスク 44 第1のGaNを成長させる選択成長領域 45 エピタキシャル成長した第1のGaN膜 46 第2のSiO2マスク 47 第2のGaNを成長させる選択成長領域 48 エピタキシャル成長した第2のGaN膜 51 <1−100>方向に15°のオフオリエンテー
ションを有するAl2O3(0001)基板 52 基板上に予め形成されたGaN膜 53 SiO2膜(SiO2マスク) 54 GaNを成長させる選択成長領域 55 エピタキシャル成長したGaN膜 56 n型GaNコンタクト層 57 n型AlGaNクラッド層 58 n型GaN光ガイド層 59 InGaN/InGaN多重量子井戸活性層 60 p型GaN光ガイド層 61 p型AlGaNクラッド層 62 p型GaNコンタクト層
Claims (11)
- 【請求項1】 基板上にパターニングしたマスクを用い
て選択成長領域を形成する第1の工程と、前記選択成長
領域に前記基板と格子定数または熱膨張係数の異なるI
II−V族化合物半導体をファセット構造を形成しなが
ら成長させる第2の工程と、前記III−V族化合物半
導体をさらに成長させ、前記マスクと前記選択成長領域
に形成したファセット構造を埋め込み、表面を平坦化さ
せる第3の工程とを含むIII−V族化合物半導体の成
長方法であって、前記基板が、0.3゜以上のオフオリ
エンテーションを有する基板であることを特徴とするI
II−V族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項2】 基板上にパターニングしたマスクを用い
て選択成長領域を形成する第1の工程と、前記選択成長
領域に前記基板と格子定数または熱膨張係数の異なるI
II−V族化合物半導体をファセット構造を形成しなが
ら成長させる第2の工程と、前記III−V族化合物半
導体をさらに成長させ、前記マスクと前記選択成長領域
に形成したファセット構造を埋め込み、表面を平坦化さ
せる第3の工程と、平坦化させた表面の上に、さらに前
記第2の工程と前記第3の工程を少なくとも1回繰り返
す工程とを含むIII−V族化合物半導体の成長方法で
あって、前記基板が、0.3゜以上のオフオリエンテー
ションを有する基板であることを特徴とするIII−V
族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項3】 基板上に半導体層を形成する第1の工程
と、この半導体層上にパターニングしたマスクを用いて
選択成長領域を形成する第2の工程と、前記選択成長領
域に前記基板と格子定数または熱膨張係数の異なるII
I−V族化合物半導体をファセット構造を形成しながら
成長させる第3の工程と、前記III−V族化合物半導
体をさらに成長させ、前記マスクと前記選択成長領域に
形成したファセット構造を埋め込み、表面を平坦化させ
る第4の工程とを含むIII−V族化合物半導体の成長
方法であって、前記基板が、0.3゜以上のオフオリエ
ンテーションを有する基板であることを特徴とするII
I−V族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項4】 基板上に半導体層を形成する第1の工程
と、この半導体層上にパターニングしたマスクを用いて
選択成長領域を形成する第2の工程と、前記選択成長領
域に前記基板と格子定数または熱膨張係数の異なるII
I−V族化合物半導体をファセット構造を形成しながら
成長させる第3の工程と、前記III−V族化合物半導
体をさらに成長させ、前記マスクと前記選択成長領域に
形成したファセット構造を埋め込み、表面を平坦化させ
る第4の工程と、平坦化させた表面の上に、さらに前記
第3の工程と次いで前記第4の工程を少なくとも1回繰
り返す工程とを含むIII−V族化合物半導体の成長方
法であって、前記基板が、0.3゜以上のオフオリエン
テーションを有する基板であることを特徴とするIII
−V族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項5】 前記基板上の半導体層が、前記選択成長
領域に成長させるIII−V族化合物半導体と同一のI
II−V族化合物半導体を用いて形成した半導体層であ
るか、または格子定数または熱膨張係数の少なくとも一
方が近いIII−V族化合物半導体を用いて形成した半
導体層であることを特徴とする請求項3または4記載の
III−V族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項6】 前記基板が、Al2O3、SiC、MgA
l2O4、ZnO、LiGaO2からなる群より選ばれた
材料からなる基板であることを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載のIII−V族化合物半導体の成長方
法。 - 【請求項7】 前記III−V族化合物半導体が、Ga
N系半導体であることを特徴とする請求項1〜6のいず
れかに記載のIII−V族化合物半導体の成長方法。 - 【請求項8】 前記選択成長領域が、ストライプ形状、
矩形状、丸状、または多角形状の選択成長領域である請
求項1〜7のいずれかに記載のIII−V族化合物半導
体の成長方法。 - 【請求項9】 前記選択成長領域が、ストライプ状の選
択成長領域であって、ストライプ方向が<11−20>
方向または<1−100>方向であることを特徴とする
請求項1〜8のいずれかに記載のIII−V族化合物半
導体の成長方法。 - 【請求項10】 発光層を含む活性領域が、前記活性領
域よりも大きなバンドギャップを有しかつ小さな屈折率
を有する半導体層で挟まれたダブルヘテロ接合構造を含
む半導体積層構造を有する半導体発光素子の製造方法で
あって、請求項1〜9のいずれかに記載のIII−V族
化合物半導体の成長方法によってIII−V族化合物半
導体層を形成し、次いで該III−V族化合物半導体層
上に前記ダブルヘテロ接合構造を含む半導体積層構造を
形成することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項11】 前記半導体積層構造及び前記III−
V族化合物半導体層がGaN系半導体であることを特徴
とする請求項10に記載の半導体発光素子の製造方法。
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