JP3193525B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3193525B2
JP3193525B2 JP12943693A JP12943693A JP3193525B2 JP 3193525 B2 JP3193525 B2 JP 3193525B2 JP 12943693 A JP12943693 A JP 12943693A JP 12943693 A JP12943693 A JP 12943693A JP 3193525 B2 JP3193525 B2 JP 3193525B2
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    • G06F9/3867Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead using instruction pipelines
    • G06F9/3869Implementation aspects, e.g. pipeline latches; pipeline synchronisation and clocking

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数系列の連続データ
をパイプライン処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムには、一般
的なプロセッサ1つを用いたシステム、メモリを共有す
るマルチプロセッサシステム、演算パイプラインシステ
ム、領域分割型画像処理マルチプロセッサシステムなど
が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、動画像のような
時間的制約があり、かつ連続したディジタルデータを汎
用型のコンピュータシステムにより、実時間で処理する
要求が高まりつつある。これらのデータに施す処理は、
あらかじめ決められた一定時間内に終了しないと意味の
無くなる実時間内のデータ処理である。
【0004】しかしながら、前述のような従来例では、
単一CPUによるコンピュータシステムにおいて、計算
機能が不足しこのようなデータの処理を実時間内に行う
ことは不可能である。
【0005】またマルチプロセッサシステムのように複
数プロセッサを用いた、処理を高速化するシステムが提
案されているが、共有メモリ型マルチプロセッサシステ
ムに代表されるような、従来のシステムでは、データの
入出力,表示,及びプロセッサの処理においてメモリシ
ステムでの競合が起こり、高速に処理をする妨げとなっ
ている。
【0006】また演算パイプラインマシンのように粒度
の細かいデータの単位でパイプライン処理を行うシステ
ムにおいては、動画像のような一度に処理を行うべきデ
ータ量が大きい場合には、その構成上高速な処理を行う
ことができない。画像データを複数領域に分割し、複数
プロセッサをそれぞれ個々の領域について割り当て、画
像処理を高速化するシステムも提案されているが、この
ようなシステムの多くはメモリシステムが多数の小さな
領域に分割される構成となっていて、いったんメモリに
処理すべきデータがロードされた後の処理を高速化する
ためのものであり、画像データの書き込み,読みだしに
時間がかかり、動画像データ等の連続処理は不可能であ
る。
【0007】しかも動画像データには、音声データが付
随しているのが通常である。音声データもリアルタイム
データであり、対応する動画像データと同時に出力され
なければならない。例えば、単一CPUによるコンピュ
ータにおいては、動画像データと音声データの同期や即
時性を重視すると、音声データに重きを置いて処理し、
動画像データは、数分の一の画面数でしかも数分の一の
画素数に間引いて表示するのが精一杯である。さらに、
音声データ処理でさえも、他の負荷の重い処理の影響を
受けて出力が途切れてしまうことも起こりうる。
【0008】本発明は、このような状況下でなされたも
ので、各系列のデータの内容が時間的に関連する、複数
系列の連続データを、その時間的関連を失うことなくデ
ータ処理することのできる情報処理装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、情報処理装置を次の(1)のとおりに
構成するものである。
【0010】(1)各系列のデータの内容が時間的に関
連する、複数系列の連続データをデータ処理系でパイプ
ライン処理する情報処理装置であって、前記複数系列の
各系列に対応し、各系列のデータ転送,データ処理のタ
イミングを指示する同期信号を発生する複数の同期発生
手段と、前記データ処理系において各系列のデータをそ
の時間的関連を失うことなく処理できるように、前記デ
ータ処理系における各系列のデータ処理の進み具合に応
じて前記複数の同期発生手段における同期信号の発生状
況を制御する同期制御手段とを備えた情報処理装置。
【0011】
【作用】前記(1)の構成により、データ処理系におい
て、各系列の連続データは、対応する同期信号のタイミ
ングでデータ転送,データ処理され、各系列のデータの
内容の時間的関連を失うことなく処理が進行する。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0013】図1は実施例である“情報処理装置”のブ
ロック図である。図1において、101はデータ入力装
置である。本実施例ではデータ入力媒体として、ディス
ク装置116,117を用いた。しかしデータ入力媒体
は、ネットワーク等でもよい。102,103,10
4,105はメモリ1〜4であり、それぞれ112,1
13,114,115の4つのプロセッサ1〜4によっ
て同時に独立してアクセスされる。106はデータ出力
装置であり、本実施例ではディスプレイ装置118およ
びスピーカ119,120に接続されている。データ出
力装置はハードディスク等でもよい。
【0014】125および126は同期発生手段であ
り、本実施例ではそれぞれ1/30秒毎に同期信号を発
生するように設定されている。この時間間隔は自由に設
定でき、本実施例の例により制限されるものではない。
同期発生手段125,126の同期信号1,同期信号2
は、プロセッサ1,プロセッサ2,プロセッサ3,プロ
セッサ4,データ入力装置101,107のダイレクト
メモリアクセスコントローラ1,108のダイレクトメ
モリアクセスコントローラ2,109のダイレクトメモ
リアクセスコントローラ3,110のダイレクトメモリ
アクセスコントローラ4,111のダイレクトメモリア
クセスコントローラ5へと入力されている。そして、同
期発生手段1と同期発生手段2は同期コントローラ12
7によって制御される。同期コントローラ127はメモ
リ4とプロセッサ4に接続され、プロセッサ4の処理
(リアルタイムデータのタイムコード等)を監視してい
る。
【0015】図2はデータ入力装置の構成を示すブロッ
ク図である。図において、201はデータ入力装置の制
御を行うプロセッサであり、ROM203に格納された
プログラムによってRAM204をワークエリアとして
使用しSCSI(Small Computer System Interface) コ
ントローラ202を制御し、ディスク装置116,11
7により読み出したデータをバス206を介して、DM
ARAM205へ転送する。DMARAM205はデュ
アルポート構成となっており、CPU201からはラン
ダムアクセスが可能であり、任意の位置にデータを書き
込むことができる。DAM1は一般的なダイレクトメモ
リアクセスコントローラであり、同期信号1,2により
読みだし制御信号207をDMARAM205に出力
し、DMARAM205より出力されたデータ209を
メモリ1に書き込むための書き込み読みだし制御信号2
08をメモリ1に出力する。
【0016】図3は各プロセッサとメモリ部を示すブロ
ック図であり、ここではプロセッサ1,メモリ1の部分
を例示している。図において、メモリ1はデュアルポー
ト構成になっており、プロセッサ1およびDMARAM
205からのアクセスに用いられるランダムポートとメ
モリ2へデータを出力するリードポートである。プロセ
ッサ1は、プログラムROM1に格納されたプログラム
と、リセット端子に供給された同期信号により制御さ
れ、メモリ1内のデータに対して処理を行う。このプロ
セッサ,メモリ,プログラムROM,DMAの構成は、
プロセッサ2,プロセッサ3,プロセッサ4に関しても
同様である。
【0017】図4はデータ出力装置の構成を示すブロッ
ク図である。ビデオメモリ301は一般的なビデオRA
Mを使用し構成されている。また、メモリ304は、F
IFO(First-In-First-Out)メモリ等を用いたバッファ
メモリである。メモリ4より出力されたデータは、DM
A5によって同期信号1に同期してビデオメモリ301
のランダムアクセスポートに入力される。同時にDAM
5によって306の書き込み制御信号1が生成され、ビ
デオメモリ301のアドレスおよびコントロール信号と
して入力される。302はディスプレイコントローラで
あり、ビデオメモリ301のシリアルポートからのデー
タ出力のための制御信号およびディスプレイ装置118
の同期信号を生成する。これはグラフィックシステムの
制御装置として公知のものである。303はDAコンバ
ータであり、ビデオメモリ301の出力データをディス
プレイ装置118へのアナログ信号へ変換するこれも公
知のものである。118はディスプレイ装置である。
【0018】また、メモリ4より出力されたデータは、
DMA5によって同期信号2に同期して、307の書き
込み制御信号2が生成され、バッファメモリ304のコ
ントロール信号として入力される。305はDAコンバ
ータであり本実施例では、16ビット左右2チャンネル
分のディジタルデータをアナログオーディオ信号に変換
する。オーディオ出力は、それぞれスピーカ119,1
20に入力される。
【0019】図5は同期信号1,2の標準的なタイミン
グを示す図である。同期信号1の同期間隔は33msに
設定されている。前半の10msは転送期間であり、同
期信号は低レベルを保持し、後半の23msはデータ処
理期間であり、高レベルを保持する。同期信号2の同期
間隔は33msに設定されている。前半の1msは転送
期間であり、同期信号は低レベルを保持し、後半の32
msはデータ処理期間であり、高レベルを保持する。同
期信号1は、画像データ処理のための同期信号、そして
同期信号2は、音声データを処理するための同期信号で
ある。一般に同一時間の画像データと音声データを比較
すると音声データのデータ量は、画像データよりもはる
かに少ない。従って本実施例では、同期信号2の転送期
間を同期信号1の転送期間の1/10にしている。
【0020】図6は、本実施例におけるJPEG(Joint
Picture Expert Group)による画像圧縮データの伸長の
フローチャートであり、図7は、本実施例における音声
圧縮データの伸長のフローチャートである。図6,図7
において、601は圧縮された画像データの形式を示
す。データには、ヘッダ情報と圧縮時に使用したテーブ
ルを再構成する情報、圧縮データが含まれる。ヘッダ情
報には、タイムコード等の、画像データに関する時間情
報も含まれているものとする。また、701は、圧縮さ
れた音声データのデータ形式を示す。データには、ヘッ
ダ情報と補助情報および圧縮データが含まれる。ヘッダ
情報には、タイムコード等の、音声データに関する時間
情報も含まれているものとする。
【0021】図8は、同期発生手段の制御例を示すフロ
ーチャートである。以下これらのフローチャートに従っ
て動作の詳細を説明する。
【0022】本実施例装置が動作を開始すると、データ
入力装置101にて同期信号1,2によりデータ処理中
であることが示されている期間、すなわち同期信号1お
よび同期信号2ともに高レベルの期間にCPU201は
SCSIコントローラ202を制御し、ディスク装置1
16の中に格納されている601形式の画像圧縮データ
1画面分およびディスク装置117の中に格納されてい
る701形式の音声データの画像データ1画面相当分、
すなわち33ms分の画像データ,音声データをDMA
RAM205の所定の位置に転送する。
【0023】これに続く同期信号1による転送期間にお
いて、DMA1は、DMARAM205へ前記所定の位
置に格納された画像データブロックの読みだし信号を出
力し、同時にメモリ1に対し所定の位置に該データブロ
ックを書き込むための信号を発生する。一方、同期信号
2による転送期間においてもDMA1は、前記DMAR
AM205へ前記所定の位置に格納された音声データブ
ロックの読みだし信号を出力し、同時にメモリ1に対し
画像データブロックとは異なる所定の位置に該データブ
ロックを書き込むための信号を発生する。これは、DM
A転送として一般的に行われている手法である。また同
期信号1および2は、プロセッサ1,プロセッサ2,プ
ロセッサ3,プロセッサ4のリセット端子に供給されて
いて、転送期間でのデータの競合が起らないように構成
されている。
【0024】続く処理期間では、データ入力装置101
においては、第2の画面分の画像および音声情報をディ
スク116,117により読み込み、DMARAM20
5の所定の位置に再び書き込むと同時に、プロセッサ1
では、ROM1に格納されたプログラムに従い、第1の
データに関して、 同期信号1の処理期間において601のデータよりハ
フマン復号化に必要なテーブル603を生成し、画像デ
ータのハフマン復号化を行う。さらにプロセッサ1はハ
フマン復号化を終えた画像データおよびテーブル603
をメモリ1内の所定の空き領域に書き込む。
【0025】同期信号2の処理期間において701の
データよりハフマン復号化に必要なテーブル703を生
成し、音声データのハフマン復号化を行う。さらにプロ
セッサ1はハフマン復号化を終えた音声データおよびテ
ーブル703をメモリ1内の所定の空き領域に書き込
む。以上の処理を行ったのちにアイドル状態となり次の
転送期間を待つ。
【0026】続く転送期間では、データ入力装置101
により、前回の転送期間同様に、第2の画像および音声
データがメモリ1の所定の位置に書き込まれる。同時に
DMA2によって、 同期信号1の転送期間においては、前処理期間で処理
されメモリ1の所定の空き領域に格納された第1の画像
データが読み出され、メモリ2の所定の位置に書き込ま
れる。
【0027】また、同期信号2の転送期間において
は、同様に音声データが読み出されメモリ2の所定の位
置に書き込まれる。
【0028】これらの動作は、本実施例では、メモリ1
〜メモリ4は、デュアルポート構成のビデオメモリを、
書き込みにランダムアクセスポート、読み出しにはシリ
アルアクセスポートを使用することにより実現した。し
かし、本発明は、このメモリ構成に制限されるものでは
ない。
【0029】続くデータ処理期間では、データ入力装置
101においては、第3の画像および音声データをディ
スク116,117より読み込み、DMARAM205
の所定の位置に書き込むと同時に、プロセッサ1では、
第2の画像データのハフマン復号化、および音声データ
のハフマン復号化を行う。同時にプロセッサ2では、 同期信号の処理期間において、メモリ2の第1の画像
データに対して、ROM2のプログラムに従い、604
の逆量子化を行う。逆量子化はメモリ2上のデータより
量子化を用いた量子化テーブル605を再生し、このテ
ーブル605にしたがって、輝度,色差信号それぞれの
AC,DC成分を再生する。この結果は、メモリ2の所
定の空き領域に書き込まれる。
【0030】同期信号2の処理期間において、メモリ
2の第1の音声データに対して、ROM2のプログラム
に従い、704の逆量子化および706の逆スケーリン
グ処理を行う。逆量子化はメモリ2上のデータより量子
化に用いた量子化テーブル705を再生し、このテーブ
ル705にしたがって、各サブバンドのAC,DC成分
を再生する。そして逆スケーリング処理によりそれぞれ
の大きさを校正する。この結果は、メモリ2の所定の空
き領域に書き込まれる。
【0031】続くデータ転送期間では、データ入力装置
101により、前回と同様にして、第3の画像および音
声データがメモリ1の所定の位置に書き込まれ、同時
に、DMA2によって、プロセッサ1によりハフマン復
号化が行われメモリ1の所定の位置に格納された第2の
画像および音声データが読み出され、メモリ2の所定の
位置に書き込まれ、同時に、DMA3によって、 同期信号1の転送期間においては、プロセッサ2によ
り逆量子化が行われメモリ2の所定の空き領域に格納さ
れた第1の画像データが読み出され、メモリ3の所定の
位置に書き込まれる。
【0032】同期信号2の転送期間においては、プロ
セッサ2により逆量子化,逆スケーリング化等が行われ
メモリ2の所定の空き領域に格納された第1の音声デー
タが読み出され、メモリ3の所定の位置に書き込まれ
る。
【0033】続くデータ処理期間では、データ入力装置
101においては、第4の画像および音声データをディ
スク116,117より読み込み、DMARAM205
の所定の位置に書き込むと同時に、プロセッサ1では、
第3の画像データのハフマン復号化および音声データの
ハフマン復号化を行い、同時に、プロセッサ2では、第
2の画像データに対して逆量子化を、同じく音声データ
に対しては、逆量子化,逆スケーリング化を行う。同時
に、プロセッサ3によって、 同期信号の処理期間において、メモリ3上の逆量子化
が行われた画像データに対して、ROM3に格納された
プログラムに従い、606の逆離散コサイン変換(ID
CT)が行われる。本実施例で用いる圧縮画像データ
は、8×8画素のブロック毎に2次元離散コサイン変換
され、1つのDC係数と63個のAC係数として表され
ているので、この逆変換を行う。この結果生成された、
1画面分の輝度信号と色差信号がメモリ3上の所定の空
き領域に書き込まれる。
【0034】同期信号2の処理期間において、メモリ
3上の逆量子化,逆スケーリング化が行われた音声デー
タに対して、ROM3に格納されたプログラムに従い、
707の逆変形コサイン変換(逆MDCT)が行われ
る。本実施例で用いる圧縮音声データは、32帯域に分
割された各サブバンド信号をさらに変形コサイン変換(M
odified DCT:MDCT)して周波数成分で表わされるので、
その逆変換を行う。この結果生成された32のサブバン
ド信号がメモリ3上の所定の空き領域に書き込まれる。
【0035】続くデータ転送期間では、データ入力装置
101により、前回と同様にして、第4の画像および音
声データがメモリ1の所定の位置に書き込まれ、同時
に、DMA2によって、プロセッサ1によりハフマン復
号化が行われメモリ1の所定の位置に格納された第3の
画像および音声が読み出され、メモリ2の所定の位置に
書き込まれ、同時にDMA3によって、プロセッサ2に
より逆量子化が行われメモリ2の所定の位置に格納され
た第2の画像データおよびプロセッサ2により逆量子
化,逆スケーリング化等が行われメモリ2の所定の位置
に格納された第2の音声データが読み出され、メモリ3
の所定の位置に書き込まれ、同時にDMA4によって、 同期信号1の転送期間において、プロセッサ3によっ
てIDCTが行われメモリ3の所定の空き領域に格納さ
れた第1の画像データが読み出され、メモリ4の所定の
位置に書き込まれる。
【0036】同期信号2の転送期間において、プロセ
ッサ3によって逆MDCTが行われメモリ3の所定の空
き領域に格納された第1の音声データが読み出され、メ
モリ4の所定の位置に書き込まれる。
【0037】続くデータ処理期間では、データ入力装置
101によって、第5の画像および音声データをディス
ク116,117より読み込みDMARAM205の所
定の位置に書き込むと同時に、プロセッサ1では、第4
の画像データのハフマン復号化、および音声データのハ
フマン復号化を行い、同時に、プロセッサ2では、第3
の画像データに対して逆量子化を、同じく音声データに
対して、逆量子化,逆スケーリング化を行い、同時に、
プロセッサ3では、第2の画像データに対してIDCT
を、同じく音声データに対しては、逆MDCTを行い、
同時に、プロセッサ4によって、 同期信号1の処理期間において、メモリ4上のIDC
Tが行われた画像データに対して、ROM4に格納され
たプログラムに従い、607のYCbCr−RGB変換
が行われる。そして、この画像データはメモリ4の所定
の空き領域に格納される。この変換は、以下の式に従
う、 R=Y+1.40200×Cr G=Y−0.34414×Cb−0.71414×Cr B=Y+1.77200×Cb 同期信号2の処理期間において、メモリ4上の逆MD
CTが行われた32の各サブバンド音声データをサブバ
ンド合成フィルタによって合成する(708)。合成し
た音声データは、メモリ4の所定の空き領域に格納され
る。
【0038】続くデータ転送期間では、データ入力装置
101により、前回と同様にして、第5の画像および音
声データがメモリ1の所定の位置に書き込まれ、同時
に、DMA2によって、プロセッサ1によりハフマン復
号化が行われメモリ1の所定の位置に格納された第4の
画像および音声データが読み出され、メモリ2の所定の
位置に書き込まれ、同時に、DMA3によって、プロセ
ッサ2により逆量子化が行われメモリ2の所定の位置に
格納された第3の画像データおよびプロセッサ2により
逆量子化,逆スケーリング化等が行われメモリ2の所定
の位置に格納された第3の音声データが読み出され、メ
モリ3の所定の位置に書き込まれ、同時に、DMA4に
よって、プロセッサ3によってIDCTが行われメモリ
3の所定の位置に格納された第2の画像データおよびプ
ロセッサ3によって逆MDCTが行われメモリ3の所定
の位置に格納された第2の音声データが読み出され、メ
モリ4の所定の位置に書き込まれる。同時に、DMA5
によって、 同期信号1の転送期間では、プロセッサ4によりRG
B変換され、メモリ4の所定の空き領域に格納された、
第1の画像データが読み出され、データ出力装置106
内のビデオメモリ301に書き込まれる。
【0039】同期信号2の転送期間では、プロセッサ
4によりサブバンド合成され、メモリ4の所定の空き領
域に格納された、第1の音声データが読み出され、デー
タ出力装置106内のオーディオバッファメモリ304
に書き込まれる。
【0040】データ出力装置106では、定常的に、デ
ィスプレイコントローラ302の制御により、ビデオメ
モリ301より読み出したデータをDAコンバータ30
3を介してディスプレイ装置118に表示する。また、
オーディオバッファメモリ304からは、一定の速度で
データが読み出され、DAコンバータ305を介して、
スピーカ119,120からステレオの音声が出力され
る。
【0041】以上述べた情報処理装置において、同期コ
ントローラ127は、プロセッサ4で処理された画像デ
ータ,音声データそれぞれのヘッダ情報であるタイムコ
ードをメモリ4から読み出して監視し、両者が差が小さ
くなるように制御する。ただし、データ出力装置106
におけるメモリの遅延も考慮し、ディスプレイ装置11
8に表示される画像データのタイムコードとスピーカ1
19,120から出力される音声データのタイムコード
の差が、1フレーム(1/30sec)未満になるよう
に制御する。すなわち、同期コントローラ127は、プ
ロセッサ4における画像データと音声データのタイムコ
ードの差が、規定値以上になった場合、130の制御信
号1もしくは、131の制御信号2によって、同期信号
1もしくは2を停止、あるいは遅延させることによって
画像データもしくは音声データの処理を遅らせて、両者
の出力時におけるタイムコードの差が最小になるように
制御する。
【0042】図8に本同期機構の制御例を示す。タイム
コードの監視は、すべての音声データについて行う必要
はなく、画像データ1画面に数回行えば充分である。
【0043】まず、ステップ1で、画像データのタイム
コードと音声データのタイムコードの差TD を算出し、
ステップ2でTD が0より大きいか判断し、大きいとき
(S2,YES)はステップ3に移り、TD が同期信号
の同期33msecより大きいか判断し、大きいとき
(S3,YES)はステップ4に移り同期信号1を停止
してステップ1に戻る。大きくないとき(S3,NO)
はそのままステップ1に戻る。ステップ2で大きくない
とき(S2,NO)はステップ5に移り|TD |が33
msecより大きいか判断し、大きいとき(S5,YE
S)はステップ6に移り同期信号2を停止してステップ
1に戻り、大きくないとき(S5,NO)はそのままス
テップ1に戻る。同期信号を停止するかわりに所定時間
遅延させてもよい。
【0044】なお、実施例においては、同期信号を停止
あるいは遅延させているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、同期信号の周期を変化させる(速くす
る,あるいは遅くする)形で実施することもできる。ま
た実施例においては、同期信号2の標準周期を同期信号
1と同じ(1/30sec)としたが、これに限らず圧
縮方式における粒度、すなわち、データブロックの大き
さ、伸長するフィルタのタップ数等により同期信号1と
異なる周期に設定する形で実施することもできる。さら
に、実施例においては、データソースを画像と音声の2
種類(系列)と仮定し、同期信号1,2の2つの同期信
号についてのみ記したが、3つ以上の複数のデータソー
ス、3つ以上の複数の同期信号を用いる装置についても
実施例と同様の手法で実施することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの内容が時間的に関連する、動画像データとその
音声データといった複数系列の連続データを、その時間
的関連を失うことなくデータ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 データ入力装置の構成を示すブロック図
【図3】 各プロセッサとメモリ部のブロック図
【図4】 データ出力装置の構成を示すブロック図
【図5】 同期信号のタイミングチャート
【図6】 画像圧縮データの伸長のフローチャート
【図7】 音声圧縮データの伸長のフローチャート
【図8】 同期発生手段の制御例を示すフローチャート
【符号の説明】
112〜115 プロセッサ 125,126 同期発生手段 127 同期コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊達 厚 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−291156(JP,A) 特開 平1−311378(JP,A) 特開 平2−253774(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/20 G06F 15/16 610 H04N 7/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各系列のデータの内容が時間的に関連す
    る、複数系列の連続データをデータ処理系でパイプライ
    ン処理する情報処理装置であって、前記複数系列の各系
    列に対応し、各系列のデータ転送,データ処理のタイミ
    ングを指示する同期信号を発生する複数の同期発生手段
    と、前記データ処理系において各系列のデータをその時
    間的関連を失うことなく処理できるように、前記データ
    処理系における各系列のデータ処理の進み具合に応じて
    前記複数の同期発生手段における同期信号の発生状況を
    制御する同期制御手段とを備えたことを特徴とする情報
    処理装置。
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