JPH0723378A - ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法 - Google Patents

ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法

Info

Publication number
JPH0723378A
JPH0723378A JP5152305A JP15230593A JPH0723378A JP H0723378 A JPH0723378 A JP H0723378A JP 5152305 A JP5152305 A JP 5152305A JP 15230593 A JP15230593 A JP 15230593A JP H0723378 A JPH0723378 A JP H0723378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
size
frame rate
moving image
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5152305A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakai
浩之 坂井
Masakazu Hamaguchi
昌和 濱口
Masataka Musha
正隆 武者
Yuji Kimura
祐二 木村
Tetsuya Kawahara
哲也 河原
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5152305A priority Critical patent/JPH0723378A/ja
Publication of JPH0723378A publication Critical patent/JPH0723378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】映像データを含む動画データが圧縮された圧縮
動画データを伸長して再生する際に、映像データを表示
するための表示領域のサイズが、圧縮動画データが規定
する再生フレームレートで圧縮動画データを再生するこ
とができる最大サイズとなるよう、自動的に調整する。 【構成】圧縮動画データを伸長し再生する際に、予め決
められたサイズの表示領域に映像データを表示し、圧縮
動画データが規定している、単位時間内の再生フレーム
数である再生フレームレートと、実際に圧縮動画データ
が再生されている再生フレームレートとの差が、予め決
められた範囲内になるよう、映像データが表示されてい
る表示領域のサイズを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像データを含む動画
データが圧縮された圧縮動画データを少なくとも供給す
る1つ以上のコンピュータ(以下、サーバと称す。)
と、サーバから供給された圧縮動画データを、該圧縮動
画データが規定している再生フレームレートに基づい
て、伸長し再生する複数のコンピュータ(以下、クライ
アントと称す。)とがネットワークを介して接続されて
いるネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮動画データを伸長し再生する
技術としては、例えば、マイクロソフト社の「Vide
o for Windows」があり、「Super A
SCII」,1993年2月号の103頁〜110頁に
紹介されている。この技術は、圧縮動画データをソフト
ウェア処理により伸長し再生する技術であり、伸長され
た動画データに含まれている映像データは、パーソナル
コンピュータの表示画面上に表示される。この技術によ
れば、動画処理を行うための専用のハードウェアなしで
圧縮動画データを再生することができるが、パーソナル
コンピュータのCPUを用いて圧縮動画データを伸長し
再生しているので、パーソナルコンピュータのデータ処
理能力によって、映像データを表示するための表示領域
のサイズおよび再生フレームレート(1秒当りの再生フ
レーム数)が制限される。
【0003】また、パーソナルコンピュータに高性能の
動画処理専用ハードウェアを搭載させた場合は、圧縮動
画データが規定している再生フレームレート(通常は、
フルモーション(30フレーム/秒))で、フルスクリ
ーンサイズの表示領域に、映像データを表示することが
可能となるが、動画処理専用ハードウェアの動画処理能
力によっては、映像データを表示するための表示領域の
サイズおよび再生フレームレートが制限される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】圧縮動画データを供給
する1つ以上のサーバと、サーバから供給された圧縮動
画データを、該圧縮動画データが規定している再生フレ
ームレートに基づいて、伸長し再生する複数のクライア
ントと称す。)とがネットワークを介して接続されてい
るネットワークシステムに、上記従来技術を適用し、ネ
ットワークに接続された複数のクライアントが圧縮動画
データを共有するようにした場合、それぞれのクライア
ントが圧縮動画データを伸長し再生するのに十分な性能
の動画処理専用ハードウェアを搭載していれば、圧縮動
画データが規定している再生フレームレートで、フルス
クリーンサイズの表示領域に、映像データを表示するこ
とが可能となる。
【0005】しかしながら、全てのクライアントがこの
ような動画処理専用ハードウェアを搭載していない場合
は、フルスクリーンサイズの表示領域に、圧縮動画デー
タが規定している再生フレームレートで映像データを表
示することができず、圧縮動画データが規定している再
生フレームレートより小さい再生フレームレートで映像
データを表示してしまう。そこで、動画処理専用ハード
ウェアを搭載していないクライアントにおいては、ユー
ザが、表示領域のサイズをマウス等を用いて小さくし
て、映像データの1フレームごとのデータ量が減少する
よう指示しなければならない。
【0006】映像データを表示するための表示領域のサ
イズは、ユーザにより指示されるようになっているの
で、例えば、映像データを表示するための表示領域のサ
イズがフルスクリーンサイズよりも小さい場合に、本来
ならば、フルスクリーンサイズの表示領域に、圧縮動画
データが規定している再生フレームレートで映像データ
を表示でき、もっと映像を見やすくすることが可能であ
るのに、ユーザが表示領域のサイズをフルスクリーンサ
イズになるよう指示しない限りは、そのままのサイズの
表示領域に映像データが表示されたままとなる。
【0007】本発明の目的は、圧縮動画データを伸長し
て再生する際に、伸長した動画データに含まれている映
像データを表示するための表示領域のサイズが、圧縮動
画データが規定する再生フレームレートで圧縮動画デー
タを再生することができる最大サイズとなるよう、自動
的に調整することを可能とすることにあり、特に、異機
種のクライアントや動画処理能力が異なるクライアント
が接続され、各クライアントが圧縮動画データを共有し
ているネットワークシステムにおいて、各クライアント
のユーザが、該クライアントの動画処理能力を意識しな
くても、最適なサイズで映像データを表示することを可
能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、映像データを含む動画データが圧縮され
た圧縮動画データを少なくとも供給するサーバと、サー
バから供給された圧縮動画データを伸長し再生する少な
くとも1つのクライアントがネットワークを介して接続
されているネットワークシステムにおいて、クライアン
トに、上記圧縮動画データを伸長し再生する際に、予め
決められたサイズの表示領域に上記映像データを表示す
る表示手段と、上記圧縮動画データが規定している、単
位時間内の再生フレーム数である第1の再生フレームレ
ートと、実際に上記圧縮動画データが再生されている第
2の再生フレームレートとの差が、予め決められた範囲
内になるよう、上記映像データが表示されている表示領
域のサイズを変更する表示サイズ変更手段とを設けるよ
うにしている。
【0009】上記表示サイズ変更手段は、詳しくは、上
記第1の再生フレームレートと上記第2の再生フレーム
レートとの差が、予め決められた範囲内になく、かつ、
上記第1の再生フレームレートの方が上記第2の再生フ
レームレートよりも大きい場合は、予め決められた段階
の量ずつ、上記表示領域のサイズを小さくするよう動作
する。
【0010】また、上記表示サイズ変更手段は、上記第
1の再生フレームレートと上記第2の再生フレームレー
トとが等しい場合は、予め決められた段階の量ずつ、上
記表示領域のサイズを大きくするよう動作する。
【0011】さらに、上記表示サイズ変更手段は、上記
表示領域のサイズを大きくする場合に、上記映像データ
の1フレームごとのデータ量が増加するよう制御し、上
記表示領域のサイズを小さくする場合に、上記映像デー
タの1フレームごとのデータ量が減少するよう制御する
ようにすることができる。
【0012】
【作用】圧縮動画データを伸長して再生する際に、映像
データの最適な表示状況とは、圧縮動画データが規定し
ている再生フレームレートで圧縮動画データが再生され
ることができる最大のサイズの表示領域に、映像データ
が表示されるという状況である。
【0013】そこで、本発明においては、上記表示サイ
ズ変更手段は、上記第1の再生フレームレートと上記第
2の再生フレームレートとの差が、予め決められた範囲
内になく、かつ、前者の方が後者よりも大きい場合は、
予め決められた段階の量ずつ、映像データを表示するた
めの表示領域のサイズを小さくしていくことによって、
前者と後者との差が、予め決められた範囲内になるよ
う、表示領域のサイズを変更するようにしている。
【0014】これにより、クライアントの動画処理能力
が、最初の時点でのサイズの表示領域に映像データを表
示するのに追いつかない場合に、該動画処理能力に応じ
た最大サイズの表示領域となるよう、表示領域のサイズ
を小さくすることができる。
【0015】また、上記表示サイズ変更手段は、上記第
1の再生フレームレートと上記第2の再生フレームレー
トとが等しい場合は、予め決められた段階の量ずつ、映
像データを表示するための表示領域のサイズを大きくし
ていくようにしている。
【0016】これにより、クライアントの動画処理能力
が、最初の時点でのサイズの表示領域に映像データを表
示してもまだ余裕がある場合に、該動画処理能力が追い
つく最大サイズの表示領域となるよう、表示領域のサイ
ズを大きくすることができる。
【0017】このように、本発明によれば、圧縮動画デ
ータを伸長して再生する際に、伸長した動画データに含
まれている映像データを表示するための表示領域のサイ
ズが、圧縮動画データが規定する再生フレームレートで
圧縮動画データを再生することができる最大サイズとな
るよう、自動的に調整することができる。従って、異機
種のクライアントや動画処理能力が異なるクライアント
が接続され、各クライアントが圧縮動画データを共有し
ているネットワークシステムにおいて、各クライアント
のユーザが、該クライアントの動画処理能力を意識しな
くても、最適なサイズで映像データを表示することがで
きるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本実施例のネットワークシステムの
構成例を示す図である。
【0020】図1において、1はサーバ、2,3はクラ
イアント、4はハードディスクドライバ(以下、HDD
と称す。)、5は圧縮動画データ、6はネットワーク、
7,8はスピーカである。
【0021】サーバ1は、パーソナルコンピュータ,ワ
ークステーション等で実現することができ、外部に大容
量のHDD4が接続され、HDD4には、圧縮動画デー
タ5が格納されている。動画データはデータ量が大きい
ので、通常、圧縮されて、圧縮動画データ5として記憶
または転送され、再生時に伸長されるようになってい
る。
【0022】動画データを圧縮して圧縮動画データ5を
作成するための方式としては、例えば、DCT(離散コ
サイン変換)等の空間周波数変換を行ったデータを量子
化して高周波成分を削除した後、該データを周波数成分
の順にシリアルデータに並べ替え、さらに、ハフマン符
号化等の可変長符号化によりデータを圧縮する圧縮方
式、または、この圧縮方式に、色データを間引くように
する方法や動画像のフレーム間の差分データのみを持つ
ようにする方法を組み合わせた圧縮方式がある。さら
に、音声データをADPCM(アダプティブ・ディファ
レンシャル・パルス・コード・モジュレーション)等の
方式でデジタル圧縮し、映像データと音声データとを1
本のデータとして時間軸方向に交互に配置する(インタ
リーブ方式)データとなっている。
【0023】また、圧縮動画データ5の先頭には、再生
フレームレート,圧縮方式,圧縮パラメータを含むヘッ
ダが付加されている。
【0024】動画データの圧縮方式については、例え
ば、「インタフェース」,1991,12月号の208
頁〜212頁に、テレビ会議/電話符号化標準(H.2
61)や蓄積用動画像符号化標準MPEGの例が記載さ
れている。
【0025】サーバ1には、複数のクライアントがネッ
トワーク6を介して接続されているが、図1の例では、
このうち2台のクライアント2,3のみを示している。
【0026】ネットワーク6は、例えば、イーサネット
等で実現することができ、イーサネットで実現した場合
は、最大10Mbps(ビット/秒)のデータを伝送す
ることができる。
【0027】例えば、動画データが、パーソナルコンピ
ュータで用いる640×480ドットの解像度のフルカ
ラー(RGB各24ビット)の動画データであり、再生
フレームレートが30fps(フレーム/秒)の動画デ
ータである場合には、上述した圧縮方式を用いると、こ
のような動画データを、1.5Mbpsで伝送できる程
度の圧縮動画データ5に圧縮することできる。
【0028】クライアント2,3は、パーソナルコンピ
ュータ,ワークステーション等で実現することができ、
それぞれ、外部にスピーカ7,8が接続されている。ク
ライアント2,3は、サーバ1から圧縮動画データ5を
ネットワーク6を介して入力し、入力した圧縮動画デー
タ5を映像データおよび音声データに伸長し、映像デー
タを表示すると共に、音声データをスピーカ7,8から
出力する。
【0029】図2は、クライアント2,3で圧縮動画デ
ータ5を再生する際の圧縮動画データ5の流れを示す図
である。
【0030】クライアント2が圧縮動画データ5を再生
する場合、圧縮動画データ5は、201に示すように、
HDD4から、サーバ1,ネットワーク6を介して、ク
ライアント2に入力される。クライアント3が圧縮動画
データ5を再生する場合も、同様に、圧縮動画データ5
は、202に示すように、HDD4から、サーバ1,ネ
ットワーク6を介して、クライアント3に入力される。
【0031】例えば、201,202におけるそれぞれ
のデータ転送量が1.5Mbpsであり、ネットワーク
6の最大伝送レートが10Mbpsであるとすると、2
台のクライアント2,3で同時に圧縮動画データ5を再
生しても、201,202におけるデータ転送量の合計
がネットワーク6の最大伝送レートを超えないので、ク
ライアント2,3で同時に圧縮動画データ5を再生する
ことが可能である。従って、サーバ1に接続されたHD
D4に圧縮動画データ5を格納し、これを複数のクライ
アント2,3で共用することができる。
【0032】図3はサーバ1の構成図である。
【0033】図3において、300はサーバ本体、30
1はCPU、302はメモリ、303はハードディスク
(以下、HDと称す。)、304はシステムバス、30
5は表示ボード、306は表示モニタ、307は入力イ
ンタフェース(以下、入力I/Fと称す。)、308は
キーボード、309はマウス、310は入出力インタフ
ェース(以下、入出力I/Fと称す。)、311は外部
記憶装置、312は通信ボード、313はネットワーク
である。
【0034】サーバ本体300は、CPU301,メモ
リ302,HD303等を含むパーソナルコンピュータ
またはワークステーションで実現されており、システム
バス304に、周辺機器が接続された構成となってい
る。
【0035】すなわち、システムバス304に、表示ボ
ード305,入力I/F307,入出力I/F310,
通信ボード312が接続されている。そして、表示ボー
ド305に、表示モニタ306が接続され、入力I/F
307に、キーボード308,マウス309が接続さ
れ、入出力I/F310に、外部記憶装置311が接続
され、通信ボード312に、ネットワーク313が接続
されている。
【0036】なお、ネットワーク313は、図1におけ
るネットワーク6に相当し、外部記憶装置311は、図
1におけるHDD4に相当している。
【0037】サーバ1においては、HD303または外
部記憶装置311に、ネットワーク制御ソフトウェアが
格納されており、CPU302が、キーボード308ま
たはマウス309からの指示により、該ネットワーク制
御ソフトウェアを実行することにより、サーバの機能、
すなわち、外部記憶装置311に格納されている圧縮動
画データ5をクライアント2,3に出力する機能を実現
するようになっている。
【0038】図4はクライアント2,3が動画処理専用
ハードウェアを持つ場合の構成図である。
【0039】図4において、400はクライアント本
体、401はCPU、402はメモリ、403はHD、
404はシステムバス、405は表示ボード、406は
表示モニタ、407は入力I/F、408はキーボー
ド、409はマウス、410は入出力I/F、411は
外部記憶装置、412は通信ボード、413はネットワ
ーク、414は動画処理ボード、415は音声処理ボー
ド、416はスピーカである。
【0040】クライアント本体400は、CPU40
1,メモリ402,HD403等を含むパーソナルコン
ピュータまたはワークステーションで実現されており、
システムバス404に、周辺機器が接続された構成とな
っている。
【0041】すなわち、システムバス404に、表示ボ
ード405,入力I/F407,入出力I/F410,
通信ボード412,動画処理ボード414,音声処理ボ
ード415が接続されている。そして、動画処理ボード
414に、表示ボード405,音声処理ボード415,
表示モニタ406が接続され、音声処理ボード415
に、スピーカ416が接続され、入力I/F407に、
キーボード408,マウス409が接続され、入出力I
/F410に、外部記憶装置411が接続され、通信ボ
ード412に、ネットワーク413が接続されている。
【0042】なお、ネットワーク413は、図1におけ
るネットワーク6に相当し、スピーカ416は、図1に
おけるスピーカ7,8に相当している。
【0043】クライアント2,3においては、HD40
3または外部記憶装置411に、ネットワーク制御ソフ
トウェアが格納されており、CPU402が、キーボー
ド408またはマウス409からの指示により、該ネッ
トワーク制御ソフトウェアを実行することにより、クラ
イアントの機能、すなわち、サーバ1から動画圧縮デー
タ5を入力する機能を実現するようになっている。
【0044】クライアント2,3においては、ネットワ
ーク413,通信ボード412を介して入力された圧縮
動画データ5は、動画処理ボード414で伸長され、映
像データおよび音声データに分離される。分離された映
像データは、動画処理ボード414によって、さらに、
表示ボード405から出力される表示データ(テキスト
データ,グラフィックデータ等)と重ね合わされ、表示
モニタ406に表示される。また、分離された音声デー
タは、音声処理ボード415に出力され、音声処理ボー
ド415によって、スピーカ416から出力される。こ
れにより、圧縮動画データ5は、映像および音声として
再生されることとなる。
【0045】なお、外部記憶装置411に圧縮動画デー
タ5を一時記憶させておいて、任意の時刻に読み出し
て、再生することも可能である。
【0046】図5はクライアント2,3が動画処理専用
ハードウェアを持たない場合の構成図である。
【0047】図5において、500はクライアント本
体、501はCPU、502はメモリ、503はHD、
504はシステムバス、505は表示ボード、506は
表示モニタ、507は入力I/F、508はキーボー
ド、509はマウス、510は入出力I/F、511は
外部記憶装置、512は通信ボード、513はネットワ
ーク、514は音声処理ボード、515はスピーカであ
る。
【0048】クライアント本体500は、CPU50
1,メモリ502,HD503等を含むパーソナルコン
ピュータまたはワークステーションで実現されており、
システムバス504に、周辺機器が接続された構成とな
っている。
【0049】すなわち、システムバス504に、表示ボ
ード505,入力I/F507,入出力I/F510,
通信ボード512,音声処理ボード514が接続されて
いる。そして、表示ボード505に、表示モニタ506
が接続され、入力I/F507に、キーボード508,
マウス509が接続され、入出力I/F510に、外部
記憶装置511が接続され、通信ボード512に、ネッ
トワーク513が接続され、音声処理ボード514に、
スピーカ515が接続されている。
【0050】なお、ネットワーク513は、図1におけ
るネットワーク6に相当し、スピーカ515は、図1に
おけるスピーカ7,8に相当している。
【0051】クライアント2,3においては、HD50
3または外部記憶装置511に、ネットワーク制御ソフ
トウェアが格納されており、CPU501が、キーボー
ド508またはマウス509からの指示により、該ネッ
トワーク制御ソフトウェアを実行することにより、クラ
イアントの機能、すなわち、サーバ1から動画圧縮デー
タ5を入力する機能を実現するようになっている。
【0052】クライアント2,3においては、ネットワ
ーク513,通信ボード512を介して入力された圧縮
動画データ5は、CPU501で伸長され、映像データ
および音声データに分離される。分離された映像データ
は、表示ボード505に出力され、表示ボード505に
よって、表示モニタ506に表示される。また、分離さ
れた音声データは、音声処理ボード514に出力され、
音声処理ボード514によって、スピーカ515から出
力される。これにより、圧縮動画データ5は、映像およ
び音声として再生されることとなる。
【0053】なお、外部記憶装置511に圧縮動画デー
タ5を一時記憶させておいて、任意の時刻に読み出し
て、再生することも可能である。
【0054】図6は動画処理専用ハードウェアである動
画処理ボード414の構成図である。
【0055】図6において、602はデータ量制御部、
605はデータ伸長制御部、608は表示メモリ、60
9は表示制御部、612は再生状態検出部である。表示
制御部609は、信号線616によってシステムバス4
04と接続されており、データ伸長制御部605も、信
号線615によってシステムバス404と接続されてい
る。
【0056】また、601は通信ボード412から動画
処理ボード414に出力される圧縮動画データ、603
はデータ量制御部602からデータ伸長制御部605に
出力される圧縮動画データ、606はデータ伸長制御部
605から音声処理ボード415に出力される伸長され
た音声データ、607はデータ伸長制御部605から表
示メモリ607に出力される伸長された映像データ、6
10は表示ボード405から表示制御部609に出力さ
れる表示データ、611は動画処理ボード414から表
示モニタ406に表示される映像データである。
【0057】また、604はデータ量制御部602とデ
ータ伸長制御部605との間を入出力される制御信号、
613はデータ伸長制御部605から再生状態検出部6
12に出力される制御信号、614a,614b,61
4cは再生状態検出部612からデータ伸長制御部60
5,データ量制御部602,表示制御部609に出力さ
れる制御信号である。
【0058】次に、動画処理ボード414の動作につい
て、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0059】まず、映像データを表示するためのウィン
ドウのサイズと再生フレームレートとの関係について、
図9を用いて説明する。
【0060】図9において、縦軸は再生フレームレート
であり、横軸はウィンドウサイズである。
【0061】Fは、圧縮動画データ5が規定している再
生フレームレートの値を示しており、通常、Fの値は、
30fpsのフルモーションを示している。F<30f
psの場合は、圧縮動画データ5がフルモーションより
小さな再生フレームレートで作成されたものであること
を示す。
【0062】△Fは、△F=(圧縮動画データ5が規定
している再生フレームレートF)−(実際に再生されて
いる圧縮動画データの再生フレームレート)と定義す
る。△F=0の場合は、圧縮動画データ5が規定してい
る再生フレームレートで圧縮動画データが再生されてい
ることを示し、△F>0の場合は、それ以下の再生フレ
ームレートで圧縮動画データが再生されていることを示
す。
【0063】Sは、映像データを表示するためのウィン
ドウが取り得るサイズの範囲を示しており、左端がサイ
ズ0を示し、右端がフルスクリーンサイズを示してい
る。
【0064】Kは、圧縮動画データ5が規定している再
生フレームレートFで映像データを表示することができ
るウィンドウの最大サイズを示している。
【0065】図9において、Sの幅とKとの相対位置関
係は、圧縮動画データ5が規定している再生フレームレ
ート、および、クライアント2,3の動画処理能力に応
じてシフトする。
【0066】さて、クライアントにおいては、動画再生
が指示されると、CPU401は、システムバス404
を介して、映像データを表示するためのウィンドウのサ
イズの初期値を含む制御信号を、動画処理ボード414
に出力する。この制御信号は、信号線615を介して、
データ伸長制御部605に出力され、また、信号線61
6を介して、表示制御部609に出力される。
【0067】図7に示すように、動画処理ボード414
は、データ伸長制御部605,表示制御部609に制御
信号が入力されると、動作を開始し、制御信号に含まれ
ている初期値に従ったサイズのウィンドウに、映像デー
タを表示するよう動作する(ステップ700)。
【0068】すなわち、動画処理ボード414において
は、データ伸長制御部605は、信号線615を介して
入力した制御信号に含まれている初期値を、制御信号6
04として、データ量制御部602に出力する。データ
量制御部602は、圧縮動画データ601を入力する
と、制御信号604として入力した初期値に基づいて、
該サイズのウィンドウに映像データを表示する際に不必
要な色数や解像度を間引き、間引いた後の圧縮動画デー
タ603をデータ伸長制御部605に出力する。
【0069】データ伸長制御部605は、圧縮動画デー
タ603を入力すると、圧縮動画データ603のヘッダ
の内容に基づいて、圧縮動画データ603を伸長し、映
像データおよび音声データに分離して出力する。データ
伸長制御部605から出力された映像データ607は、
表示メモリ608に書き込まれる。データ伸長制御部6
05から出力された音声データ606は、音声処理ボー
ド415に出力され、音声処理ボード415によって、
スピーカ416から音声として出力されることとなる。
【0070】表示制御部609は、表示メモリ608に
書き込まれた映像データ607を読み出し、表示ボード
405から出力された表示データ610と重ね合わせ、
重ね合わせた映像データ611を表示モニタ406に表
示する。
【0071】一方、動画処理ボード414は、入力され
てくる圧縮動画データ601を少なくとも2フレーム分
再生すると、実際に再生されている圧縮動画データの再
生フレームレートを求めることができる。そこで、動画
処理ボード414においては、データ伸長制御部605
は、入力した圧縮動画データ603を伸長する際に、圧
縮動画データ603のヘッダに含まれている再生フレー
ムレート(図9におけるFに相当する。)、および、実
際に再生されている圧縮動画データの再生フレームレー
トを、制御信号613として、再生状態検出部612に
出力する。
【0072】再生状態検出部612は、制御信号613
を入力すると、△Fを求める(ステップ701)。
【0073】いま、ウィンドウサイズがKより小さい場
合を考えると、△F=0となる。そこで、ステップ70
6に進み、再生状態検出部612は、ウィンドウサイズ
がフルスクリーンサイズであるか否かを判定する(ステ
ップ706)。
【0074】フルスクリーンサイズである場合は、圧縮
動画データ5が規定する再生フレームレートで、フルス
クリーンサイズのウィンドウに、映像データを表示する
ことができていることを示しているので、処理を終了す
るが、ここでは、フルスクリーンサイズではないので、
圧縮動画データ5が規定する再生フレームレートで、現
在のサイズよりも大きいサイズのウィンドウに、映像デ
ータを表示することができる可能性があることを示して
いる。
【0075】そこで、ステップ707に進み、再生状態
検出部612は、ウィンドウサイズを予め決められた1
段階分大きくするよう制御する(ステップ707)。す
なわち、再生状態検出部612は、制御信号614a,
614b,614cを、それぞれ、データ伸長制御部6
05,データ量制御部602,表示制御609に出力し
て、ウィンドウサイズを予め決められた1段階分大きく
して、1フレーム当りの処理データ量を増加するよう指
示する。
【0076】これにより、図9において、ウィンドウサ
イズは、右にシフトしてKに近づくが、このとき、再生
状態検出部612は、再び△Fを求め(ステップ70
8)、△F=0のとき、すなわち、ウィンドウサイズが
Kよりもまだ小さいときは、ステップ701に戻って、
同様の処理を繰り返す。
【0077】ステップ708において、△F>0となっ
たとき、すなわち、図9においてウィンドウサイズがK
よりも大きくなったときは、ウィンドウサイズを予め決
められた1段階分小さくするよう制御して(ステップ7
09)、ステップ701に戻る。
【0078】ステップ701に戻ると、△F>0となる
ので、ステップ702に進み、再生状態検出部612
は、△Fがaの範囲に入っているか否かを判定する(ス
テップ702)。
【0079】aは、実際に再生されている圧縮動画デー
タの再生フレームレートがFの近傍であるか否かを判定
するための、予め決められた正の値であり、ウィンドウ
サイズの1段階当りの変更量に応じて決められている。
【0080】△F<aである場合は、Fとの誤差がaの
範囲にあること、すなわち、実際に再生されている圧縮
動画データの再生フレームレートがFの近傍であること
を示しているので、処理を終了する。
【0081】ここでは、ウィンドウサイズがKより小さ
い場合を考えているので、ステップ707の処理を行う
ごとに、ウィンドウサイズが1段階ずつKに近づき、K
よりも大きくなった時点で、ステップ709の処理によ
り、再び、ウィンドウサイズが1段階分小さくなる。そ
こで、ステップ702において△F<aとなって、処理
が終了し、ウィンドウサイズは、Kに最も近づいた最適
なサイズとなる。
【0082】また、ウィンドウサイズがKより大きい場
合を考えると、ステップ701において△F>0とな
る。そこで、ステップ702に進み、再生状態検出部6
12は、△Fがaの範囲に入っているか否かを判定する
(ステップ702)。
【0083】△F<aである場合は、Fとの誤差がaの
範囲にあること、すなわち、実際に再生されている圧縮
動画データの再生フレームレートがFの近傍であること
を示しており、ウィンドウサイズがKに最も近づいた最
適なサイズであることを示しているので、処理を終了す
る。
【0084】また、△F<aでない場合は、実際に再生
されている圧縮動画データの再生フレームレートがFの
近傍ではないことを示しているので、圧縮動画データ5
が規定する再生フレームレートで圧縮動画データを再生
するためには、映像データを表示するためのウィンドウ
のサイズを、現在のサイズよりも小さくする必要があ
る。
【0085】そこで、ステップ703に進み、再生状態
検出部612は、ウィンドウサイズを予め決められた1
段階分小さくするよう制御する(ステップ703)。す
なわち、再生状態検出部612は、制御信号614a,
614b,614cを、それぞれ、データ伸長制御部6
05,データ量制御部602,表示制御609に出力し
て、ウィンドウサイズを予め決められた1段階分小さく
して、1フレーム当りの処理データ量を減少するよう指
示する。
【0086】これにより、図9において、ウィンドウサ
イズは、左にシフトしてKに近づくが、このとき、再生
状態検出部612は、再び△Fを求め(ステップ70
4)、△F>0のとき、すなわち、ウィンドウサイズが
Kよりもまだ大きいときは、ステップ701に戻って、
同様の処理を繰り返す。
【0087】ステップ704において、△F=0となっ
たとき、すなわち、図9においてウィンドウサイズがK
よりも小さくなったときは、ウィンドウサイズを予め決
められた1段階分大きくするよう制御して(ステップ7
05)、ステップ701に戻る。
【0088】ステップ701に戻ると、△F>0となる
ので、ステップ702に進み、再生状態検出部612
は、△Fがaの範囲に入っているか否かを判定する(ス
テップ702)。
【0089】ここでは、ウィンドウサイズがKより大き
い場合を考えているので、ステップ703の処理を行う
ごとに、ウィンドウサイズが1段階ずつKに近づき、K
よりも小さくなった時点で、ステップ705の処理によ
り、再び、ウィンドウサイズが1段階分大きくなる。そ
こで、ステップ702において△F<aとなって、処理
が終了し、ウィンドウサイズは、Kに最も近づいた最適
なサイズとなる。
【0090】このように、図7に示した処理を行うこと
により、Kの近傍にウィンドウサイズが決まる。
【0091】なお、1度圧縮動画データを再生して最適
なウィンドウサイズが求まると、これをテーブル化して
おいて、再度再生するときには、この値を用いてもよ
い。また、テーブル作成時に、図10に示すように、圧
縮動画データのヘッダ情報と関連付けておくと、異なる
再生フレームレートの圧縮動画データを再生する場合で
も、ヘッダ情報によってウィンドウサイズを決めること
も可能である。
【0092】また、図5に示した構成のクライアント、
すなわち、動画処理ボード414を持たないクライアン
トにおいては、図7に示した処理をCPU501が行う
ようにしてもよい。また、動画処理ボード414は持つ
が、動画処理ボード414が再生状態検出部612を持
たない構成である場合も考えられ、このような場合は、
再生状態検出部612の処理をCPUが行うようにして
もよい。従って、いずれの構成の場合にも、図4,図5
に示した構成のクライアントに、図7に示した処理を行
うようにすることができる。
【0093】以上説明したように、本実施例によれば、
圧縮動画データを伸長して再生する際に、映像データを
表示するためのウィンドウのサイズが、圧縮動画データ
が規定する再生フレームレートで圧縮動画データを再生
することができる最大サイズになるよう、自動的に調整
することができる。
【0094】従って、動画処理能力が異なる複数のクラ
イアントが、ネットワークを介してサーバに接続され、
サーバが有する圧縮動画データを共用している場合で
も、いずれのクライアントにおいても、該クライアント
にとって最適なサイズのウィンドウに、映像データを表
示することができる。
【0095】さて、本実施例においては、図7に示した
処理を行うか否かを外部から設定するようにすることが
できるようにしている。
【0096】図8はサイズ設定ウィンドウの例を示す図
である。
【0097】図8において、800は表示画面、801
は他のアプリケーションプログラムの処理結果等を表示
するためのウィンドウ、802は映像データを表示する
ためのウィンドウ、803はウィンドウ802のサイズ
を設定するためのサイズ設定ウィンドウである。
【0098】ウィンドウ801に表示されているデータ
は、図6における表示データ610に相当する。
【0099】サイズ設定ウィンドウ803には、「フル
スクリーン」804,「1/4スクリーン」805,
「任意サイズ」806,「自動調整」807というメニ
ューが表示されている。
【0100】ここで、「自動調整」807が選択指示さ
れた場合に、図7に示した処理が有効となり、ウィンド
ウ802は、圧縮動画データが規定する再生フレームレ
ートで圧縮動画データを再生することができる最大サイ
ズとなる。
【0101】また、「フルスクリーン」804が選択指
示された場合は、ウィンドウ802は、表示画面800
いっぱいとなる。また、「1/4スクリーン」805が
選択指示された場合は、ウィンドウ802は、フルスク
リーンを4分割したサイズと同じサイズとなる。また、
「任意サイズ」806が選択指示された場合は、ウィン
ドウ802は、マウス等を用いて外部から指示されたサ
イズとなる。
【0102】なお、本実施例においては、クライアント
が、ネットワークを介してサーバから供給された圧縮動
画データを入力し、該圧縮動画データを伸長して再生す
るような、ネットワークシステムに適用した例を示して
いるが、図7に示した処理は、クライアントに特有なも
のであるので、ネットワークを介さずに入力した圧縮動
画データを伸長して再生する際にも適用可能であること
はいうまでもない。
【0103】また、本実施例においては、動画データ
は、映像データと音声データとから構成されているよう
説明しているが、映像データのみから構成されていても
よい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮動画データを伸長して再生する際に、伸長した動画
データに含まれている映像データを表示するための表示
領域のサイズが、圧縮動画データが規定する再生フレー
ムレートで圧縮動画データを再生することができる最大
サイズとなるよう、自動的に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のネットワークシステムの構成図。
【図2】クライアントで圧縮動画データを再生する際の
圧縮動画データの流れを示す説明図。
【図3】サーバの構成図。
【図4】クライアントが動画処理専用ハードウェアを持
つ場合の構成図。
【図5】クライアントが動画処理専用ハードウェアを持
たない場合の構成図。
【図6】動画処理専用ハードウェアである動画処理ボー
ドの構成図。
【図7】本実施例の動作フローチャート。
【図8】サイズ設定ウィンドウの例を示す説明図。
【図9】映像データを表示するためのウィンドウのサイ
ズと再生フレームレートとの関係を示す説明図。
【図10】ウィンドウのサイズおよび圧縮動画データの
ヘッダ情報を記憶するためのテーブルを示す説明図。
【符号の説明】
1…サーバ、2,3…クライアント、4…ハードディス
クドライバ、5…圧縮動画データ、6,313,41
3,513…ネットワーク、7,8,416,515…
スピーカ、300…サーバ本体、301,401,50
1…CPU、302,402,502…メモリ、30
3,403,503…ハードディスク、304,40
4,504…システムバス、305,405,505…
表示ボード、306,406,506…表示モニタ、3
07,407,507…入力インタフェース、308,
408,508…キーボード、309,409,509
…マウス、310,410,510…入出力インタフェ
ース、311,411,511…外部記憶装置、31
2,412,512…通信ボード、400,500…ク
ライアント本体、414…動画処理ボード、415,5
14…音声処理ボード、602…データ量制御部、60
5…データ伸長制御部、608…表示メモリ、609…
表示制御部、612…再生状態検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 510 M 8121−5G (72)発明者 武者 正隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 河原 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 山田 剛裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像データを含む動画データが圧縮された
    圧縮動画データを少なくとも供給するコンピュータ(以
    下、サーバと称す。)と、上記サーバから供給された圧
    縮動画データを伸長し再生する少なくとも1つのコンピ
    ュータ(以下、クライアントと称す。)がネットワーク
    を介して接続されているネットワークシステムにおい
    て、 上記クライアントは、上記圧縮動画データを伸長し再生
    する際に、予め決められたサイズの表示領域に上記映像
    データを表示する表示手段と、上記圧縮動画データが規
    定している、単位時間内の再生フレーム数である第1の
    再生フレームレートと、実際に上記圧縮動画データが再
    生されている第2の再生フレームレートとの差が、予め
    決められた範囲内になるよう、上記映像データが表示さ
    れている表示領域のサイズを変更する表示サイズ変更手
    段とを備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のネットワークシステムにお
    いて、 上記表示サイズ変更手段は、上記第1の再生フレームレ
    ートと上記第2の再生フレームレートとの差が、予め決
    められた範囲内になく、かつ、上記第1の再生フレーム
    レートの方が上記第2の再生フレームレートよりも大き
    い場合は、予め決められた段階の量ずつ、上記表示領域
    のサイズを小さくすることを特徴とするネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のネットワークシス
    テムにおいて、 上記表示サイズ変更手段は、上記第1の再生フレームレ
    ートと上記第2の再生フレームレートとが等しい場合
    は、予め決められた段階の量ずつ、上記表示領域のサイ
    ズを大きくすることを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のネットワークシステムにお
    いて、 上記表示サイズ変更手段は、さらに、上記表示領域のサ
    イズを大きくする場合に、上記映像データの1フレーム
    ごとのデータ量が増加するよう制御し、上記表示領域の
    サイズを小さくする場合に、上記映像データの1フレー
    ムごとのデータ量が減少するよう制御することを特徴と
    するネットワークシステム。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のネットワ
    ークシステムにおいて、 上記クライアントは、上記表示サイズ変更手段を動作さ
    せるか否かを外部から設定するための設定手段を備えた
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載のネッ
    トワークシステムにおいて、 上記クライアントは、上記表示サイズ変更手段により変
    更された結果、上記第1の再生フレームレートと上記第
    2の再生フレームレートとの差が、予め決められた範囲
    内になった時点の上記表示領域のサイズ、および、上記
    第1の再生フレームレートを対応させて記憶する記憶手
    段を備えており、 上記表示サイズ変更手段は、上記第1の再生フレームレ
    ートが上記記憶手段に記憶されている場合に、該第1の
    再生フレームレートに対応させられて上記記憶手段に記
    憶されているサイズになるよう、上記表示領域のサイズ
    を変更することを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】映像データを含む動画データが圧縮された
    圧縮動画データを、伸長し再生するコンピュータにおい
    て、 上記クライアントは、上記圧縮動画データを伸長し再生
    する際に、予め決められたサイズの表示領域に上記映像
    データを表示し、上記圧縮動画データが規定している、
    単位時間内の再生フレーム数である第1の再生フレーム
    レートと、実際に上記圧縮動画データが再生されている
    第2の再生フレームレートとの差が、予め決められた範
    囲内になるよう、上記映像データが表示されている表示
    領域のサイズを変更することを特徴とする圧縮動画デー
    タの再生方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の圧縮動画データの再生方法
    において、 上記第1の再生フレームレートと上記第2の再生フレー
    ムレートとの差が、予め決められた範囲内になく、か
    つ、上記第1の再生フレームレートの方が上記第2の再
    生フレームレートよりも大きい場合は、予め決められた
    段階の量ずつ、上記表示領域のサイズを小さくすること
    を特徴とする圧縮動画データの再生方法。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の圧縮動画データの
    再生方法において、 上記第1の再生フレームレートと上記第2の再生フレー
    ムレートが等しい場合は、予め決められた段階の量ず
    つ、上記表示領域のサイズを大きくすることを特徴とす
    る圧縮動画データの再生方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の圧縮動画データの再生方
    法において、 上記表示領域のサイズを大きくする場合に、上記映像デ
    ータの1フレームごとのデータ量が増加するよう制御
    し、上記表示領域のサイズを小さくする場合に、上記映
    像データの1フレームごとのデータ量が減少するよう制
    御することを特徴とする圧縮動画データの再生方法。
JP5152305A 1993-06-23 1993-06-23 ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法 Pending JPH0723378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5152305A JPH0723378A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5152305A JPH0723378A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723378A true JPH0723378A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15537628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5152305A Pending JPH0723378A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723378A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252844A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Megafusion Corp データ配信システム
US7466862B2 (en) 2003-07-08 2008-12-16 Panasonic Corporation Image expansion and display method, image expansion and display device, and program for image expansion and display
WO2011145256A1 (ja) * 2010-05-18 2011-11-24 パナソニック株式会社 映像端末及び表示画像形成方法
JP5017477B1 (ja) * 2011-04-19 2012-09-05 株式会社東芝 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252844A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Megafusion Corp データ配信システム
US7466862B2 (en) 2003-07-08 2008-12-16 Panasonic Corporation Image expansion and display method, image expansion and display device, and program for image expansion and display
WO2011145256A1 (ja) * 2010-05-18 2011-11-24 パナソニック株式会社 映像端末及び表示画像形成方法
US8749704B2 (en) 2010-05-18 2014-06-10 Panasonic Corporation Video terminal and method for forming display images
JP5520302B2 (ja) * 2010-05-18 2014-06-11 パナソニック株式会社 映像端末及び表示画像形成方法
JP5017477B1 (ja) * 2011-04-19 2012-09-05 株式会社東芝 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6414996B1 (en) System, method and apparatus for an instruction driven digital video processor
EP1715696B1 (en) System, method and apparatus for a variable output video decoder
US6507672B1 (en) Video encoder for digital video displays
JP4281309B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像フレームデータ記憶媒体、並びにコンピュータ・プログラム
US20080101455A1 (en) Apparatus and method for multiple format encoding
US6009470A (en) Encoded multi-media terminal
US7697768B2 (en) Method and apparatus for encoding an image
JP2000197043A (ja) デ―タ通信制御装置及びその制御方法、画像処理装置及びその方法、及びデ―タ通信システム
JPH08512439A (ja) サブサンプルされたビデオ画像のコンピュータ・ディスプレイへの表示
US20090016438A1 (en) Method and apparatus for a motion compensation instruction generator
JP2005286472A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2010171609A (ja) 画像処理装置
WO2012040115A1 (en) Virtual video capture device
JPH08511915A (ja) 適応型画像伸張
US7203236B2 (en) Moving picture reproducing device and method of reproducing a moving picture
EP1024668B1 (en) Method and apparatus for a motion compensation instruction generator
JP2003143554A (ja) 受信されたマルチメディアデータを保存するバッファの容量を可変できるマルチメディアデータ復元装置及び方法
JPH0723378A (ja) ネットワークシステムおよび圧縮動画データ再生方法
JP3193525B2 (ja) 情報処理装置
KR100477654B1 (ko) 재생 영상 선택 장치 및 그 방법
JP2000042247A (ja) ゲームシステム、ゲームデータ配信装置、ゲーム装置、リアルタイム画像表示システムおよび情報記録媒体
JP2002262190A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2000259143A (ja) マルチウィンドウ制御装置
JP2001339723A (ja) 画像圧縮・蓄積・表示装置
WO2007099580A1 (ja) マルチメディアデータ再生装置および方法