JP3193083B2 - レーザ光源装置 - Google Patents

レーザ光源装置

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JP3193083B2 JP28902591A JP28902591A JP3193083B2 JP 3193083 B2 JP3193083 B2 JP 3193083B2 JP 28902591 A JP28902591 A JP 28902591A JP 28902591 A JP28902591 A JP 28902591A JP 3193083 B2 JP3193083 B2 JP 3193083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを利用す
るレーザビームプリンタ等に用いられるレーザ光源装置
に関し、詳しくは、コリメータレンズを調整した後に保
持部材に容易に固定することができるレーザ光源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザビームを利用する装置、
例えばレーザビームプリンタ、デジタル複写機、レーザ
ファクシミリ等には半導体レーザを用いたレーザ光源装
置が用いられており、このレーザ光源装置には、半導体
レーザから出力されるレーザをコリメートするためにコ
リメータレンズが装着されている。そして、このレーザ
光源装置は、半導体レーザの発光点位置とコリメータレ
ンズの所定位置を所定の光学特性が得られるように調整
した後、これら半導体レーザおよびコリメータレンズが
組付けられている。
【0003】従来、この種の半導体レーザとコリメータ
レンズの組付け構造としては、例えば、レーザ光源に臨
むコリメータレンズを保持部材によって保持し、保持部
材に、コリメータレンズを保持部材に固定するために瞬
間接着剤等の接着剤を流し込む注入口を複数個設けた
り、あるいは該注入口をV字型に形成したものがある
(特開平1−238612号公報、特開平1−2386
13号公報および実開昭59−151207号公報参
照)。
【0004】このものは、レーザ光源およびコリメータ
レンズを上下左右方向および光軸方向にそれぞれ位置調
整した後、注入口を介して保持部材の内周部とコリメー
タレンズの外周部の間に接着剤を回り込ませ、保持部材
にコリメータレンズを固定することにより、コリメータ
レンズとレーザ光源を組付けるようにしている。そし
て、このものは保持部材に複数の注入口を設けているた
め、保持部材の内周部とコリメータレンズの外周部の間
に接着剤を容易に回り込ませることができ、接着強度の
向上と温度変化によるコリメータレンズの位置変化を少
なくするすることができ、所定の光学特性を得ることが
できる。
【0005】すなわち、保持部材の内周部とコリメータ
レンズの外周部の間に接着剤が十分に回り込まないと、
コリメータレンズの円周方向で接着剤の固化した部分と
接着剤の無い空間が生じてしまい、レーザ光源装置を構
成する部材の熱膨張係数の違により温度が上下するとコ
リメータレンズが傾いてしまい、所定の光学特性が得ら
れないという不具合が発生する。これに対して上記従来
例は接着剤を容易に回り込ませてレンズの傾きを防止す
ることができ、所定の光学特性を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレーザ光源装置にあっては、保持部材の内周
部とコリメータレンズの外周部の間に瞬間接着剤を回り
込ませるために保持部材に注入口を複数個設けたりある
いは注入口をV字型に形成していたため、部品の加工コ
ストが増大してしまうという問題があった。
【0007】また、接着剤の回り込みが、固化する前の
瞬間接着剤の粘度および非接着部材の表面状態等によっ
て変化するため、保持部材にコリメータレンズを組付け
る製造工程で接着剤の上記各条件を厳密に管理しなけれ
ばならず、製造コストが増大してしまうという問題があ
った。一方、瞬間接着剤よりも硬化速度の遅い熱硬化型
エポシキ性接着剤や2液性エポキシ接着剤を使用すれ
ば、コリメータレンズの外周面(接着面)に接着剤を均
一に塗付してから位置調整を行うことが可能なため、保
持部材の内周部とコリメータレンズの外周部の間のクリ
アランスを均一にして固化した接着剤を充填することが
可能である。ところが、このような接着剤を使用する
と、接着剤を硬化するために加熱する必要があったり、
硬化するまでの時間が長いため、硬化するまでの間にコ
リメータレンズを保持しなければはならず、製造コスト
が増大してしまうという不具合が発生してしまい、実用
的ではなかった。
【0008】そこで本発明は、製造コストおよび加工コ
ストが増大するのを防止しつつ、コリメータレンズを保
持部材に強固に固定することができるレーザ光源装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、組付け部材の内部に組付け
られたコリメータレンズを半導体レーザ素子に対向する
ようにして保持部材の内周部に挿入し、コリメータレン
ズと半導体レーザ素子の相対位置を調整した後、組付け
部材を接着剤によって保持部材に固定するようにしたレ
ーザ光源装置において、前記保持部材の光軸方向端部に
組付け部材の外径よりも大きい内周形状の段差を形成
し、該段差に前記接着剤を接着することにより、コリメ
ータレンズを組付け部材を介して保持部材に固定するよ
うにしたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、組付け部材の内部に組付けられたコリメータ
レンズを半導体レーザ素子に対向するようにして保持部
材の内周部に挿入し、コリメータレンズと半導体レーザ
素子の相対位置を調整した後、組付け部材を接着剤によ
って保持部材に固定するようにしたレーザ光源装置にお
いて、前記組付け部材の外周部の所定箇所に前記挿入孔
の内径よりも小さい外周形状の段差を設け、該段差に前
記接着剤を接着することにより、コリメータレンズを組
付け部材を介して保持部材に固定するようにしたことを
特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記接着剤が紫外線硬化型接着剤であること
を特徴としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】 請求項記載の発明では、保持部材の光軸方向
端部に組付け部材の外径よりも大きい内周形状の段差が
形成され、該段差に接着剤が接着されることにより、コ
リメータレンズが組付け部材を介して保持部材に固定さ
れる。したがって、組付け部材の外周部および保持部材
の光軸方向端部の間の段差に接着剤が均一に充填され、
該レンズが保持部材に強固に接着される。このため、温
度が上下することによりコリメータレンズが傾いたり、
外部からの振動や衝撃等の影響を受けたりする等して光
学特性が変化することがなく、高性能なレーザ光源装置
が得られる。
【0017】また、接着剤が段差に充填されるので、接
着剤を均一に充填させるために接着剤の粘度および非接
着部材の表面状態を製造工程で管理する必要がなく、製
造コストの低減が図られる。さらに、従来のように保持
部材に複数の注入口を設けたりする必要がなく、レーザ
光源装置の加工コストが低減される。請求項記載の発
明では、組付け部材の外周部の所定箇所に挿入孔の内径
よりも小さい外周形状の段差が設けられ、該段差に接着
剤が接着されることにより、コリメータレンズが組付け
部材を介して保持部材に固定される。したがって、組付
け部材の外周部および保持部材の内周部の間の段差に接
着剤が均一に充填され、該レンズが保持部材に強固に接
着される。このため、温度が上下することによりコリメ
ータレンズが傾いたり、外部からの振動や衝撃等の影響
を受けたりする等して光学特性が変化することがなく、
高性能なレーザ光源装置が得られる。
【0018】また、接着剤が段差に充填されるので、接
着剤を均一に充填させるために接着剤の粘度および非接
着部材の表面状態を製造工程で管理する必要がなく、製
造コストの低減が図られる。さらに、従来のように保持
部材に複数の注入口を設けたりする必要がなく、レーザ
光源装置の加工コストが低減される。請求項記載の発
明では、接着剤が紫外線硬化型接着剤から構成されるの
で、段差に接着剤が充填された後にコリメータレンズお
よび半導体レーザ素子の調整作業をしても、紫外線を照
射しないと接着剤が固化されないので調整作業の長短に
かかわらず高精度な調整作業が可能になる。また、接着
剤に紫外線を照射してから固化するまでの時間が短いの
で、調整作業が短い時間で済み、レーザ光源装置の生産
性が向上する。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
まず、本発明に係るレーザ光源装置を説明する前に、レ
ーザ光源装置の一例を説明する。図1〜3はレーザ光源
装置の一例を示す図である。まず、構成を説明する。図
1において、1は光源を光源を構成する半導体レーザ素
子であり、この素子1は支持部材2によって支持されて
いる。支持部材2は図示しないねじによって円筒状の保
持部材3に固定されており、この保持部材3は紫外線を
透過可能なポリカーボネート樹脂から構成されている。
【0020】保持部材3の内周部には挿入孔3aが形成
されており、この挿入孔3aには組付け部材としてのレ
ンズセル4が挿入されている。このレンズセル4内には
コリメータレンズ5が組付けられており、このレンズ5
は半導体レーザ素子1から発光されたレーザ光を平行光
に変換するようになっている。また、レンズセル4の外
周部4aと挿入孔3aの間には紫外線硬化型接着剤が充
填されており、レンズ5は接着剤によってレンズセル4
を介して保持部材3に固定されている。また、支持部材
1および保持部材3には図示しないボルト孔が形成され
ており、支持部材1および保持部材3等はボルトによっ
て図示しない治具に取付けられている。
【0021】このような構成を有するレーザ光学装置に
あっては、治具を用いて所定の光学特性を得るために半
導体レーザ素子1およびコリメータレンズ5の相対位置
を調整する。この調整原理について図2に基づいて説明
する。この調整作業は半導体レーザ素子1から発光され
たレーザ光をコリメータレンズ5に入射し、該レンズ5
から出射する光束を観測しながら行う。
【0022】このためには、まず、支持部材をX、Y方
向に移動させるとともに、レンズセル4をZ方向(光軸
方向)に移動させ、所定の光学特性が得られたときに支
持部材2および保持部材3をねじによって結合する。
レーザ光源装置では、予め、組付け部材4の外周部に均
一に紫外線硬化型接着剤を塗付してレンズセル4を挿入
孔3aに挿入して上記調整作業を行い、所定の光学特性
が得られたときに保持部材3の外部から該保持部材3を
介して紫外線硬化型接着剤に紫外線を照射することによ
り、該接着剤を固化させ、コリメータレンズ5をレンズ
セル4を介して保持部材3に固定する。
【0023】このため、接着剤を保持部材3の挿入孔3
aとレンズセル4の外周部4aの間に均一に充填するこ
とができ、温度が上下することによりコリメータレンズ
5が傾いたり、外部からの振動や衝撃等の影響を受けた
りする等して光学特性が変化するのを防止することがで
き、コリメータレンズ5を十分な接着強度で保持部材3
に固定してレーザ光源装置を性能を高めることができ
る。
【0024】また、予め接着剤をレンズセル4の外周部
4aに塗付しているので、接着剤を均一に充填させるた
めに接着剤の粘度および非接着部材の表面状態を製造工
程で管理するのを不要にすることができ、製造コストを
低減させることができる。さらに、従来のように保持部
材3に複数の注入口を設けたりするのを不要にすること
ができ、レーザ光源装置の加工コストを低減することが
できる。
【0025】なお、本レーザ光源装置では、レンズセル
4の外周部4aに紫外線硬化型接着剤を均一に塗付して
いるが、これに限らず、図3に示すようにレンズセル4
の中心に対して対称になるように120°の間隔で離隔さ
せて接着剤6a〜6c塗付しても良い。次に、本発明に
係るレーザ光源装置を説明する。図4は本発明に係るレ
ーザ光源装置の第実施例を示す図である。なお、本実
施例では、上述したレーザ光源装置の一例と同様の構成
には同一番号を付して説明を省略する。
【0026】図4において、支持部材2に図示しないね
じを介して固定された保持部材11の光軸方向端部には段
差11aが形成されており、この段差11aは保持部材3の
円周方向に延在し、レンズセル4の外径よりも大きい内
周形状に形成されている。また、この段差11aには紫外
線硬化型接着剤12が充填されており、レンズセル4はこ
の接着剤12よって保持部材11に固定されている。
【0027】本実施例では、予め、レンズセル4を保持
部材11の挿入孔11bに挿入した後、段差11aに接着剤12
を充填し、次いで、半導体レーザ素子1およびコリメー
タレンズ5の調整作業が終了した後に該接着剤12に矢印
方向から紫外線を照射して接着剤12を固化させ、コリメ
ータレンズ5をレンズセル4を介して保持部材11に固定
する。このため、コリメータレンズ5を保持部材11に強
固に接着することができ、温度が上下することによりコ
リメータレンズ5が傾いたり、外部からの振動や衝撃等
の影響を受けたりする等して光学特性が変化することが
なく、コリメータレンズ5を十分な接着強度で保持部材
3に固定して、レーザ光源装置の性能を高めることがで
きる。
【0028】また、接着剤12を段差11aに充填している
ので、接着剤12を均一に充填させるために接着剤12の粘
度および非接着部材の表面状態を製造工程で管理するの
を不要にすることができ、製造コストを低減させること
ができる。これに加えて、従来のように保持部材11に複
数の注入口を設けたりするのを不要にすることができる
ため、レーザ光源装置の加工コストを低減させることが
できる。
【0029】さらに、本実施例では、接着剤12を紫外線
硬化型接着剤から構成しているので、段差11aに接着剤
12を充填した後にコリメータレンズ5および半導体レー
ザ素子1の調整作業をしても、該接着剤12が紫外線を照
射しないと固化しないので調整作業の長短にかかわらず
高精度な調整作業を可能にすることができる。また、接
着剤12に紫外線を照射してから固化するまでの時間が短
いので、調整作業を短時間で行うことができ、レーザ光
源装置の生産性を向上させることができる。
【0030】図5は本発明に係るレーザ光源装置の第
実施例を示す図である。なお、本実施例では、第実施
例と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図5において、レンズセル21の外周部の所定箇所には段
差21aが形成されており、この段差21aはレンズセル21
の円周方向に延在し、該段差21aは挿入孔21aの内径よ
りも小さい外周形状に形成されている。また、この段差
21aには紫外線硬化型接着剤12が充填されており、レン
ズセル21はこの接着剤12よって保持部材22に固定されて
いる。
【0031】本実施例では、レンズセル21を保持部材22
の挿入孔22aに挿入した後、段差21aに接着剤12を充填
し、次いで、半導体レーザ素子1およびコリメータレン
ズ5の調整作業が終了した後に該接着剤12に矢印方向か
ら紫外線を照射して接着剤12を固化させ、コリメータレ
ンズ5をレンズセル21を介して保持部材22に固定する。
このため、コリメータレンズ5を保持部材22に強固に接
着することができ、第実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、保持部材
の光軸方向端部に、組付け部材の外径よりも大きい内周
形状の段差を形成し、該段差に接着剤を接着することに
より、コリメータレンズを組付け部材を介して保持部材
に固定しているので、コリメータレンズを保持部材に強
固に接着させることができる。
【0033】このため、温度が上下することによりコリ
メータレンズが傾いたり、外部からの振動や衝撃等の影
響を受けたりする等して光学特性が変化するのを防止す
ることができ、コリメータレンズを十分な接着強度で保
持部材に固定してレーザ光源装置の性能を高めることが
できる。また、予め接着剤を組付け部材の外周部に塗付
しているので、接着剤を均一に充填させるために接着剤
の粘度および非接着部材の表面状態を製造工程で管理す
るのを不要にすることができ、製造コストを低減させる
ことができる。さらに、従来のように保持部材に複数の
注入口を設けたりするのを不要にすることができ、レー
ザ光源装置の加工コストを低減することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、組付け部材
の外周部の所定箇所に、挿入孔の内径よりも小さい外周
形状の段差を設け、該段差に接着剤を接着することによ
り、コリメータレンズを組付け部材を介して保持部材に
固定しているので、コリメータレンズを保持部材に強固
に接着させることができる。このため、温度が上下する
ことによりコリメータレンズが傾いたり、外部からの振
動や衝撃等の影響を受けたりする等して光学特性が変化
するのを防止することができ、コリメータレンズを十分
な接着強度で保持部材に固定してレーザ光源装置の性能
を高めることができる。また、予め接着剤を組付け部材
の外周部に塗付しているので、接着剤を均一に充填させ
るために接着剤の粘度および非接着部材の表面状態を製
造工程で管理するのを不要にすることができ、製造コス
トを低減させることができる。さらに、従来のように保
持部材に複数の注入口を設けたりするのを不要にするこ
とができ、レーザ光源装置の加工コストを低減すること
ができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、接着剤を紫
外線硬化型接着剤から構成しているので、段差に接着剤
を充填した後にコリメータレンズおよび半導体レーザ素
子の調整作業をしても、紫外線を照射しないと接着剤が
固化しないので調整作業の長短にかかわらず高精度な調
整作業を可能にすることができる。また、接着剤に紫外
線を照射してから固化するまでの時間が短いので、調整
作業を短縮することができ、レーザ光源装置の生産性を
向上させることができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ光源装置の一例を示すその断面図であ
る。
【図2】コリメータレンズ調整の原理図である。
【図3】レーザ光源装置の一例のレンズセルの外周部に
接着された接着剤の配設状態の他の態様を示す図であ
る。
【図4】本発明に係るレーザ光源装置の第実施例を示
すその断面図である。
【図5】本発明に係るレーザ光源装置の第実施例を示
すその断面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ素子 3、11、22 保持部材 3a、11b、22a 挿入孔 4、21 レンズセル(組付け部材) 4a 外周部 5 コリメータレンズ 6a〜6c、12 接着剤 11a、21a 段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/022 B41J 2/44 G02B 26/10 H04N 1/113

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組付け部材の内部に組付けられたコリメー
    タレンズを半導体レーザ素子に対向するようにして保持
    部材の内周部に挿入し、コリメータレンズと半導体レー
    ザ素子の相対位置を調整した後、組付け部材を接着剤に
    よって保持部材に固定するようにしたレーザ光源装置に
    おいて、前記保持部材の光軸方向端部に組付け部材の外
    径よりも大きい内周形状の段差を形成し、該段差に前記
    接着剤を接着することにより、コリメータレンズを組付
    け部材を介して保持部材に固定するようにしたことを
    徴とするレーザ光源装置。
  2. 【請求項2】組付け部材の内部に組付けられたコリメー
    タレンズを半導体レーザ素子に対向するようにして保持
    部材の内周部に挿入し、コリメータレンズと半導体レー
    ザ素子の相対位置を調整した後、組付け部材を接着剤に
    よって保持部材に固定するようにしたレーザ光源装置に
    おいて、前記組付け部材の外周部の所定箇所に前記挿入
    孔の内径よりも小さい外周形状の段差を設け、該段差に
    前記接着剤を接着することにより、コリメータレンズを
    組付け部材を介して保持部材に固定するようにしたこと
    を特徴とするレーザ光源装置。
  3. 【請求項3】前記接着剤が紫外線硬化型接着剤であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のレーザ光源装
    置。
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