JP3184651B2 - 光学活性アルコールの製法 - Google Patents
光学活性アルコールの製法Info
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- JP3184651B2 JP3184651B2 JP01220593A JP1220593A JP3184651B2 JP 3184651 B2 JP3184651 B2 JP 3184651B2 JP 01220593 A JP01220593 A JP 01220593A JP 1220593 A JP1220593 A JP 1220593A JP 3184651 B2 JP3184651 B2 JP 3184651B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学活性アルコールの製
造法に関する。さらに詳しくは、式(I)で表わされる
構造のアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式
(II)で表わされる立体配置をもつアルコールを残存さ
せうる能力を有する微生物あるいはその処理物を作用さ
せ、残存する式(II) で表わされる立体配置をもつアル
コールを採取することを特徴とする光学活性アルコール
の製造法に関する。
造法に関する。さらに詳しくは、式(I)で表わされる
構造のアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式
(II)で表わされる立体配置をもつアルコールを残存さ
せうる能力を有する微生物あるいはその処理物を作用さ
せ、残存する式(II) で表わされる立体配置をもつアル
コールを採取することを特徴とする光学活性アルコール
の製造法に関する。
【0002】
【化2】
【0003】(式中、 Rは H, NH2, Cl, Br,I又は-CH2
OH、 mは1〜5の整数を示す。但し、Rが Hの時、mは1
ではない。)式(II)で表わされる光学活性アルコールは
液晶、種々の医農薬品、例えば抗生物質、抗菌剤、カル
シウム拮抗剤、抗結核剤等の重要合成原料である。
OH、 mは1〜5の整数を示す。但し、Rが Hの時、mは1
ではない。)式(II)で表わされる光学活性アルコールは
液晶、種々の医農薬品、例えば抗生物質、抗菌剤、カル
シウム拮抗剤、抗結核剤等の重要合成原料である。
【0004】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
前記式(II)で表わされる光学活性アルコールを製造する
方法として、アルキル鎖の 1,2−ジオールについては、
1−ヒドロキシケトンをパン酵母を用いて不斉還元し、
光学活性1,2−ジオールを得る方法(Guetteら、Bull. So
c. Chim.Fr., (11), 4217-24, 1972)、また、酵素を用
いる方法としては1,2 −ジオールのエナンチオマー混合
物にリパーゼを作用させて、エステル交換反応あるいは
エステル合成反応によって光学分割する方法(Cambou
ら、J. Am. Chem. Soc., 106, 2687-92, 1984)、グリセ
ロールデヒドロゲナーゼを用いて1−ヒドロキシ−2−
ブタノンを還元して(R)− 1,2−ブタンジオールを、
1,2−ブタンジオールのエナンチオマー混合物に該酵素
を作用させ(S)− 1,2−ブタンジオールを残存させる
方法(Lee ら、J. Org. Chem., 51, 25-36, 1986) など
が知られている。また、特開平2−128699号公報におい
て、(S)− 1,2−ジオールの製法として 1,2−ブタン
ジオール以上の鎖長の直鎖の 1,2−ジオールについて
1,2−ジオールのエナンチオマー混合物に微生物を作用
させ、光学純度の高い(S)− 1,2−ジオールを採取す
る方法が開示されている。また、Kuwaharaらも 1,2−ジ
オールのエナンチオマー混合物に酵母を作用させて
(S)− 1,2−ジオールを残存させる方法を報告してい
るが (J. Mol. Catal., 60, L33-L35, 1990)、いずれも
(S)− 1,2−ジオールであり、R体の製法は記載され
ていない。
前記式(II)で表わされる光学活性アルコールを製造する
方法として、アルキル鎖の 1,2−ジオールについては、
1−ヒドロキシケトンをパン酵母を用いて不斉還元し、
光学活性1,2−ジオールを得る方法(Guetteら、Bull. So
c. Chim.Fr., (11), 4217-24, 1972)、また、酵素を用
いる方法としては1,2 −ジオールのエナンチオマー混合
物にリパーゼを作用させて、エステル交換反応あるいは
エステル合成反応によって光学分割する方法(Cambou
ら、J. Am. Chem. Soc., 106, 2687-92, 1984)、グリセ
ロールデヒドロゲナーゼを用いて1−ヒドロキシ−2−
ブタノンを還元して(R)− 1,2−ブタンジオールを、
1,2−ブタンジオールのエナンチオマー混合物に該酵素
を作用させ(S)− 1,2−ブタンジオールを残存させる
方法(Lee ら、J. Org. Chem., 51, 25-36, 1986) など
が知られている。また、特開平2−128699号公報におい
て、(S)− 1,2−ジオールの製法として 1,2−ブタン
ジオール以上の鎖長の直鎖の 1,2−ジオールについて
1,2−ジオールのエナンチオマー混合物に微生物を作用
させ、光学純度の高い(S)− 1,2−ジオールを採取す
る方法が開示されている。また、Kuwaharaらも 1,2−ジ
オールのエナンチオマー混合物に酵母を作用させて
(S)− 1,2−ジオールを残存させる方法を報告してい
るが (J. Mol. Catal., 60, L33-L35, 1990)、いずれも
(S)− 1,2−ジオールであり、R体の製法は記載され
ていない。
【0005】光学活性トリオール類については、 1,2,4
−ブタントリオールは(R)あるいは(S)−りんご酸
エステルを還元して調製する方法(例えばTandonら、J.
Org.Chem., 40, 2767-9, 1983)、L−エリスルロースか
ら(R)− 1,2,4−ブタントリオールを合成する方法
(Van der Eyckenら、Tetrahedron Lett., 28, 4759-6
0, 1987) が知られているのみである。また、 1,2,6−
ヘキサントリオールは(S)体をD−グルコノ−1,5 −
ラクトンより調製する方法が知られているのみである
(Regelingら、Carbohydr. Res., 216, 79-91, 1991)。
−ブタントリオールは(R)あるいは(S)−りんご酸
エステルを還元して調製する方法(例えばTandonら、J.
Org.Chem., 40, 2767-9, 1983)、L−エリスルロースか
ら(R)− 1,2,4−ブタントリオールを合成する方法
(Van der Eyckenら、Tetrahedron Lett., 28, 4759-6
0, 1987) が知られているのみである。また、 1,2,6−
ヘキサントリオールは(S)体をD−グルコノ−1,5 −
ラクトンより調製する方法が知られているのみである
(Regelingら、Carbohydr. Res., 216, 79-91, 1991)。
【0006】光学活性3−ハロゲノ−1,2 −プロパンジ
オールにつていは、特開昭62−122596号、同62−122597
号、同62−158494号各公報において種々の微生物をラセ
ミ体3−クロロ−1,2 −プロパンジオールに作用させ
て、残存する光学活性3−クロロ−1,2 −プロパンジオ
ールを採取する方法が開示されているが、シュードモナ
ス属微生物を用いた場合、R体が残存しており、S体を
残存させる株は記載されていない。また、特開平3−19
1794号公報においても、やはりラセミ体3−クロロ−1,
2 −プロパンジオールよりシュードモナス属微生物を用
いて(R)−3−クロロ−1,2 −プロパンジオールを製
造する方法が開示されているが、S体の記載はない。す
なわち、シュードモナス属に属する微生物を3−ハロゲ
ノ−1,2 −プロパンジオールのエナンチオマー混合物に
作用させて、(S)−3−ハロゲノ−1,2 −プロパンジ
オールを残存させ、これを採取する方法は今までまった
く知られていなかった。
オールにつていは、特開昭62−122596号、同62−122597
号、同62−158494号各公報において種々の微生物をラセ
ミ体3−クロロ−1,2 −プロパンジオールに作用させ
て、残存する光学活性3−クロロ−1,2 −プロパンジオ
ールを採取する方法が開示されているが、シュードモナ
ス属微生物を用いた場合、R体が残存しており、S体を
残存させる株は記載されていない。また、特開平3−19
1794号公報においても、やはりラセミ体3−クロロ−1,
2 −プロパンジオールよりシュードモナス属微生物を用
いて(R)−3−クロロ−1,2 −プロパンジオールを製
造する方法が開示されているが、S体の記載はない。す
なわち、シュードモナス属に属する微生物を3−ハロゲ
ノ−1,2 −プロパンジオールのエナンチオマー混合物に
作用させて、(S)−3−ハロゲノ−1,2 −プロパンジ
オールを残存させ、これを採取する方法は今までまった
く知られていなかった。
【0007】また、3−アミノ−1,2 −プロパンジオー
ルについては、光学活性2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸を用いて光学分割する方法(Arch. P
harm., 319, 193-5, 1986)、グリセリンと N,N−ジイソ
プロピル−10−カンファースルホンアミドとケタールを
作らせた後、 NaH/PhCH2Br を反応させ、(S)−1−
(ベンゾイルオキシ)−2,3 −プロパンジオールにした
後、(R)−3−アミノ−1,2 −プロパンジオールに誘
導する方法(Hsu ら、Tetrahedron Asymmetry,1, 219-2
0, 1990)、N−アセチル−DあるいはL−アラニンで光
学分割する方法(DE 2943444) などが知られている。
ルについては、光学活性2−(6−メトキシ−2−ナフ
チル)プロピオン酸を用いて光学分割する方法(Arch. P
harm., 319, 193-5, 1986)、グリセリンと N,N−ジイソ
プロピル−10−カンファースルホンアミドとケタールを
作らせた後、 NaH/PhCH2Br を反応させ、(S)−1−
(ベンゾイルオキシ)−2,3 −プロパンジオールにした
後、(R)−3−アミノ−1,2 −プロパンジオールに誘
導する方法(Hsu ら、Tetrahedron Asymmetry,1, 219-2
0, 1990)、N−アセチル−DあるいはL−アラニンで光
学分割する方法(DE 2943444) などが知られている。
【0008】以上述べたように、前記式(I)で表され
るアルコールのエナンチオマー混合物にシュードモナス
属の微生物を作用させ、式(II)で表される立体配置をも
つ光学活性アルコールを残存させ、残存する光学活性ア
ルコールを採取する方法は、今までまったく知られてい
なかった。
るアルコールのエナンチオマー混合物にシュードモナス
属の微生物を作用させ、式(II)で表される立体配置をも
つ光学活性アルコールを残存させ、残存する光学活性ア
ルコールを採取する方法は、今までまったく知られてい
なかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は経済的に優
れ、かつ簡便な方法で光学純度の高い、前記式(II)で表
わされる光学活性アルコールを得る方法として、微生物
を作用させる方法に着目し、この目的に適した微生物を
広く自然界より検索した結果、シュードモナス属に属す
る微生物群から選ばれた微生物が、式(I)で表わされ
るアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式(II)
で表わされる光学活性アルコールを残存させることを見
出し、本発明を完成したものである。
れ、かつ簡便な方法で光学純度の高い、前記式(II)で表
わされる光学活性アルコールを得る方法として、微生物
を作用させる方法に着目し、この目的に適した微生物を
広く自然界より検索した結果、シュードモナス属に属す
る微生物群から選ばれた微生物が、式(I)で表わされ
るアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式(II)
で表わされる光学活性アルコールを残存させることを見
出し、本発明を完成したものである。
【0010】すなわち本発明は、シュードモナス属に属
し、式(I)で表わされる構造のアルコールのエナンチ
オマー混合物に作用し、式(II)で表わされる立体配置を
もつアルコールを残存させうる能力を有する微生物、あ
るいはその処理物を、式(I)で表わされるアルコール
のエナンチオマー混合物に作用させ、残存する式(II)で
表わされる立体配置をもつアルコールを採取することを
特徴とする光学活性アルコールの製法、およびシュード
モナス属に属し、かつ、式(I)で表されるアルコール
のエナンチオマー混合物に作用し、立体特異的に一方の
エナンチオマーのアルコールを代謝、分解する能力を有
する微生物群から選ばれる新規な微生物を提供する。
し、式(I)で表わされる構造のアルコールのエナンチ
オマー混合物に作用し、式(II)で表わされる立体配置を
もつアルコールを残存させうる能力を有する微生物、あ
るいはその処理物を、式(I)で表わされるアルコール
のエナンチオマー混合物に作用させ、残存する式(II)で
表わされる立体配置をもつアルコールを採取することを
特徴とする光学活性アルコールの製法、およびシュード
モナス属に属し、かつ、式(I)で表されるアルコール
のエナンチオマー混合物に作用し、立体特異的に一方の
エナンチオマーのアルコールを代謝、分解する能力を有
する微生物群から選ばれる新規な微生物を提供する。
【0011】本発明で用いられる式(I)で表されるア
ルコールとしては、例えば、 1,2−ブタンジオール、
1,2−ペンタンジオール、 1,2−ヘキサンジオールなど
のジオール類、 1,2,4−ブタントリオール、1,2,5 −ペ
ンタントリオール、 1,2,6−ヘキサントリオールなどの
トリオール類、3−クロロ− 1,2−プロパンジオール、
3−ブロモ− 1,2−プロパンジオールなどのハロゲノア
ルコール類、3−アミノ−1,2 −プロパンジオール等の
アミノアルコール類が挙げられる。
ルコールとしては、例えば、 1,2−ブタンジオール、
1,2−ペンタンジオール、 1,2−ヘキサンジオールなど
のジオール類、 1,2,4−ブタントリオール、1,2,5 −ペ
ンタントリオール、 1,2,6−ヘキサントリオールなどの
トリオール類、3−クロロ− 1,2−プロパンジオール、
3−ブロモ− 1,2−プロパンジオールなどのハロゲノア
ルコール類、3−アミノ−1,2 −プロパンジオール等の
アミノアルコール類が挙げられる。
【0012】本発明に使用する微生物としては、シュー
ドモナス属(Pseudomonas)に属し、式(I)で表わされ
るアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式(II)
で表わされる光学活性アルコールを残存させる能力を有
する限り、特に制限されない。
ドモナス属(Pseudomonas)に属し、式(I)で表わされ
るアルコールのエナンチオマー混合物に作用し、式(II)
で表わされる光学活性アルコールを残存させる能力を有
する限り、特に制限されない。
【0013】具体的には、シュードモナス プチダ(Ps
eudomonas putida) TRB−2、TRP−4、シュード
モナス スピーシズ(Pseudomonas sp.)TRP−13株な
どが挙げられる。これらの微生物は、野性株、変異株、
または細胞融合、もしくは遺伝子操作などの遺伝的手法
により誘導される組み換え株など、いずれの株でも好適
に用いることができる。また、これらの微生物は、少な
くとも一種使用すればよい。
eudomonas putida) TRB−2、TRP−4、シュード
モナス スピーシズ(Pseudomonas sp.)TRP−13株な
どが挙げられる。これらの微生物は、野性株、変異株、
または細胞融合、もしくは遺伝子操作などの遺伝的手法
により誘導される組み換え株など、いずれの株でも好適
に用いることができる。また、これらの微生物は、少な
くとも一種使用すればよい。
【0014】シュードモナス プチダ(Pseudomonas pu
tida) TRB−2、TRP−4、シュードモナス スピ
ーシズ(Pseudomonas sp.)TRP−13は、本発明者等が
自然界より分離したもので、式(I)で表わされるアル
コールのエナンチオマーの一方のみを立体特異的に代
謝、分解する能力の高い菌株であり、それぞれ微工研条
寄第3879号(FERM BP−3879) 、微工研条寄第38
80号(FERM BP−3880)、微工研条寄第3882号
(FERM BP−3882) として、1992年6月3日に工
業技術院微生物工業技術研究所に国際寄託されている。
以下にそれらの菌学的性質を示す。
tida) TRB−2、TRP−4、シュードモナス スピ
ーシズ(Pseudomonas sp.)TRP−13は、本発明者等が
自然界より分離したもので、式(I)で表わされるアル
コールのエナンチオマーの一方のみを立体特異的に代
謝、分解する能力の高い菌株であり、それぞれ微工研条
寄第3879号(FERM BP−3879) 、微工研条寄第38
80号(FERM BP−3880)、微工研条寄第3882号
(FERM BP−3882) として、1992年6月3日に工
業技術院微生物工業技術研究所に国際寄託されている。
以下にそれらの菌学的性質を示す。
【0015】 TRB−2株 TRP−4株 TRP−13株 (a) 形態 (1)細胞の形および大きさ 桿菌 桿菌 桿菌 0.5〜0.6 μm 0.6〜0.8 μm 0.5μm × ×1.5〜4.0μm ×1.0〜3.5μm 1.0〜2.5μm (2)運動性 + + + (3)グラム染色性 − − − (4)胞子の有無 − − − (5)鞭毛 極鞭毛、>1 極鞭毛、>1 極鞭毛、1 (b) 生理学的性質 (1)オキシダーゼ + + + (2)カタラーゼ + + + (3)アミノペプチダーゼ + + + (4)インドールの生成 − − − (5)VPテスト − − − (6)硝酸塩の還元 − − + (7)脱窒反応 − − + (8)ウレアーゼ ± N.T. N.T. (9)フェニルアラニンデアミナーゼ − − − (10)シュクロースからレバンの生成 − − − (11)レシチナーゼ − − − (12)チロシンの分解 + + N.T. (13)でんぷんの加水分解 − − − (14)ゼラチンの加水分解 − − − (15)カゼインの加水分解 − − − (16)DNAの加水分解 − − − (17)Tween80 の加水分解 − − − (18)エスクリンの加水分解 − − + (19)3%KOH による溶菌 + + + (20)酸素に対する態度 好気的 好気的 好気的 (21)4℃での生育 − − − (22)37℃での生育 + − + (23)41℃での生育 − − − (24)pH5.6 での生育 + + + (25)Mac-Conkey-Agar 培地での生育 + + + (26)SS-Agar 培地での生育 + + + (27)Cetrimid-Agar 培地での生育 + + + (28)色素の生成 蛍光性 + + − ピロシアニン − − − (29)OFテスト O O O (30)グルコースからガスの生成 − − − (31)酸の生成 グルコース + + + フルクトース + + + キシロース + + + (32)PNPG (β−ガラクトシダーゼ) − − − (33)アルギニンジヒドロラーゼ + + + (34)炭素源の利用 酢酸 + + + アジピン酸 − − + カプロン酸 + + + クエン酸 + + + グリコール酸 + − − レブリン酸 − + N.T. リンゴ酸 + + + マロン酸 + − − フェニル酢酸 − + + L−アラビノース + − − フルクトース + + N.T. グルコース + ± + マンノース + − − マルトース − − − キシロース + − − マンニトール + − − グルコン酸 + − ± 2−ケトグルコン酸 + − N.T. N−アセチルグルコサミン − − ± L−セリン + + − D−酒石酸 + − N.T. 馬尿酸 + − N.T. L−酒石酸 + − N.T. m−酒石酸 − + N.T. エタノール + − + 乳酸 + + + スベリン酸 − − − ベンジルアミン + − N.T. アドニトール + − − 酪酸 + N.T. + D−マンデル酸 − − N.T. トレハロース − − − D−グルカル酸 − N.T. − L−ラムノース − − N.T. シトラコン酸 + − N.T. ベンゾイルギ酸 − − − ブチルアミン − + N.T. m−イノシトール − − − L−マンデル酸 − − − トリプタミン − − N.T. イソ酪酸 − + N.T. セバシン酸 − − + ソルビトール − − − エリスリトール − − N.T. L−メチオニン N.T. − N.T. アセトアミド N.T. − − イタコン酸 N.T. − N.T. ピメリン酸 N.T. − N.T. シュクロース N.T. − − アゼライン酸 N.T. − + D−ガラクトース N.T. N.T. + ムコン酸 N.T. N.T. + ゲラニオール N.T. N.T. + プロピレングリコール N.T. N.T. + n−プロパノール N.T. N.T. + N.T.:試験を行っていない 以上の菌学的性質をバージーの細菌分類書〔Bergey's m
anual of SystematicBacteriology(1986)〕に基づいて
分類すると、TRB−2、TRP−4はシュードモナス
プチダ(Pseudomonas putida) と同定された。TRP
−13株は明確に該当する種がなく、シュードモナス属
(Pseudomonas sp.)に属する新菌種であることが明らか
となった。
anual of SystematicBacteriology(1986)〕に基づいて
分類すると、TRB−2、TRP−4はシュードモナス
プチダ(Pseudomonas putida) と同定された。TRP
−13株は明確に該当する種がなく、シュードモナス属
(Pseudomonas sp.)に属する新菌種であることが明らか
となった。
【0016】本発明に用いる微生物を培養するための培
地は、その微生物が増殖しうるものであれば特に制限は
ない。例えば、炭素源としては、上記微生物が利用可能
であればいずれも使用でき、具体的には、グルコース、
フルクトース、シュクロース、デキストリンなどの糖
類、ソルビトール、グリセロール、 1,2−プロパンジオ
ール、 1,3−プロパンジオール、 1,2−ブタンジオー
ル、2−アミノ−1−プロパノール、2−アミノ−1−
ブタノールなどのアルコール類、フマール酸、クエン
酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類およびその塩
類、パラフィンなどの炭化水素類など、あるいはこれら
の混合物を使用することができる。窒素源としては例え
ば、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アン
モニウムなどの無機酸のアンモニウム塩、フマル酸アン
モニウム、クエン酸アンモニウムなどの有機酸のアンモ
ニウム塩、肉エキス、酵母エキス、コーンスティープリ
カー、カゼイン加水分解物、尿素、などの無機有機含窒
素化合物、あるいはこれらの混合物を使用することがで
きる。他に無機塩、微量金属塩、ビタミン類など、通常
の培養に用いられる栄養源を適宜混合して用いることも
できる。また、必要に応じて微生物の増殖を促進する因
子、本発明の目的化合物の生成能力を高める因子、ある
いは培地のpH保持に有効なCaCO3 などの物質も添加でき
る。
地は、その微生物が増殖しうるものであれば特に制限は
ない。例えば、炭素源としては、上記微生物が利用可能
であればいずれも使用でき、具体的には、グルコース、
フルクトース、シュクロース、デキストリンなどの糖
類、ソルビトール、グリセロール、 1,2−プロパンジオ
ール、 1,3−プロパンジオール、 1,2−ブタンジオー
ル、2−アミノ−1−プロパノール、2−アミノ−1−
ブタノールなどのアルコール類、フマール酸、クエン
酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類およびその塩
類、パラフィンなどの炭化水素類など、あるいはこれら
の混合物を使用することができる。窒素源としては例え
ば、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アン
モニウムなどの無機酸のアンモニウム塩、フマル酸アン
モニウム、クエン酸アンモニウムなどの有機酸のアンモ
ニウム塩、肉エキス、酵母エキス、コーンスティープリ
カー、カゼイン加水分解物、尿素、などの無機有機含窒
素化合物、あるいはこれらの混合物を使用することがで
きる。他に無機塩、微量金属塩、ビタミン類など、通常
の培養に用いられる栄養源を適宜混合して用いることも
できる。また、必要に応じて微生物の増殖を促進する因
子、本発明の目的化合物の生成能力を高める因子、ある
いは培地のpH保持に有効なCaCO3 などの物質も添加でき
る。
【0017】培養方法としては培地pHは 3.0〜10.0、好
ましくは4〜8、培養温度は20〜45℃、好ましくは25〜
37℃で、嫌気的あるいは好気的に、その微生物の生育に
適した条件下5〜120 時間、好ましくは12〜72時間程度
培養する。
ましくは4〜8、培養温度は20〜45℃、好ましくは25〜
37℃で、嫌気的あるいは好気的に、その微生物の生育に
適した条件下5〜120 時間、好ましくは12〜72時間程度
培養する。
【0018】式(I)で表わされるアルコールのエナン
チオマー混合物から式(II)で表わされる光学活性なアル
コールを生成する方法としては、培養液をそのまま用
い、該培養液に式(I)で表わされるアルコールのエナ
ンチオマー混合物を添加する方法、遠心分離などによ
り、菌体を分離し、これをそのまま、あるいは洗浄した
後、緩衝液、水などに再懸濁したものに、式(I)で表
わされるアルコールのエナンチオマー混合物を添加し反
応させる方法などがある。この反応の際、グルコース、
シュクロースなどの炭素源をエネルギー源として添加し
たほうがよい場合もある。また、菌体は生菌体のままで
もよいし、菌体破砕物、アセトン処理、凍結乾燥などの
処理を施したものでもよい。また、これらの菌体あるい
は菌体処理物を、例えばポリアクリルアミドゲル法、含
硫多糖ゲル法(カラギーナンゲル法など)、アルギン酸
ゲル法、寒天ゲル法など公知の方法で固定化して用いる
こともできる。さらに、菌体処理物から、公知の方法を
組み合わせて精製取得した酵素も使用できる。
チオマー混合物から式(II)で表わされる光学活性なアル
コールを生成する方法としては、培養液をそのまま用
い、該培養液に式(I)で表わされるアルコールのエナ
ンチオマー混合物を添加する方法、遠心分離などによ
り、菌体を分離し、これをそのまま、あるいは洗浄した
後、緩衝液、水などに再懸濁したものに、式(I)で表
わされるアルコールのエナンチオマー混合物を添加し反
応させる方法などがある。この反応の際、グルコース、
シュクロースなどの炭素源をエネルギー源として添加し
たほうがよい場合もある。また、菌体は生菌体のままで
もよいし、菌体破砕物、アセトン処理、凍結乾燥などの
処理を施したものでもよい。また、これらの菌体あるい
は菌体処理物を、例えばポリアクリルアミドゲル法、含
硫多糖ゲル法(カラギーナンゲル法など)、アルギン酸
ゲル法、寒天ゲル法など公知の方法で固定化して用いる
こともできる。さらに、菌体処理物から、公知の方法を
組み合わせて精製取得した酵素も使用できる。
【0019】式(I)で表わされるアルコールのエナン
チオマー混合物はそのまま、あるいは水に溶解し、また
は反応に影響を与えないような有機溶媒に溶解したり、
界面活性剤などに分散させたり、反応始めから一括にあ
るいは分割して添加してもよい。
チオマー混合物はそのまま、あるいは水に溶解し、また
は反応に影響を与えないような有機溶媒に溶解したり、
界面活性剤などに分散させたり、反応始めから一括にあ
るいは分割して添加してもよい。
【0020】反応はpH3〜10、好ましくはpH5〜9の範
囲で、温度は10〜60℃、好ましくは20〜40℃の範囲で、
1〜120 時間程度、攪拌下あるいは静置下で行う。基質
である式(I)で表わされるアルコールのエナンチオマ
ー混合物の濃度は特に制限されないが、1〜40重量%程
度が好ましい。また必要に応じてNaOH,CaCO3, HCl,H2S
O4 などで反応液のpHを保持すると、良好な結果が得ら
れる場合もある。
囲で、温度は10〜60℃、好ましくは20〜40℃の範囲で、
1〜120 時間程度、攪拌下あるいは静置下で行う。基質
である式(I)で表わされるアルコールのエナンチオマ
ー混合物の濃度は特に制限されないが、1〜40重量%程
度が好ましい。また必要に応じてNaOH,CaCO3, HCl,H2S
O4 などで反応液のpHを保持すると、良好な結果が得ら
れる場合もある。
【0021】反応によって残存生成した式(II)で表わさ
れる光学活性アルコールの採取は、反応液から直接ある
いは菌体分離後、有機溶媒による抽出、蒸留、カラムク
ロマトグラフィーなどの通常の精製方法を用いれば容易
に行うことができる。また、反応の副生物にアルデヒ
ド、ケトールが生じる場合には、亜硫酸水素ナトリウム
で処理し、除去することも効果的な方法である。
れる光学活性アルコールの採取は、反応液から直接ある
いは菌体分離後、有機溶媒による抽出、蒸留、カラムク
ロマトグラフィーなどの通常の精製方法を用いれば容易
に行うことができる。また、反応の副生物にアルデヒ
ド、ケトールが生じる場合には、亜硫酸水素ナトリウム
で処理し、除去することも効果的な方法である。
【0022】
【実施例】以下、実施例にて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではな
い。尚、例中の%は特記しない限り重量基準である。
が、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではな
い。尚、例中の%は特記しない限り重量基準である。
【0023】実施例1〜6 下記に示す菌体調製用培地50mlを500ml 容坂口フラスコ
に分注し、 121℃、15分間滅菌した。冷却後、シュード
モナス スピーシズ (Pseudomonas sp.)TRP−13株の
前培養液(下記に示す前培養培地を用い、5ml/φ21mm
試験管、30℃、24時間培養)を0.5 ml植菌した。30℃、
48時間振とう培養した後、遠心集菌し、生菌体を得た。
これを脱イオン水に懸濁し、25mlとなるようにした。表
1に示す各種ラセミ体アルコールの500mM 溶液をそれぞ
れ調製し(アミノアルコールの場合NaOHにて、中和し、
pH7とした)、菌体懸濁液2.5ml 、基質溶液2.5ml 、Ca
CO3 0.05gを混合し、φ21mm試験管中30℃、12〜24時間
振とう反応させた。反応終了後遠心分離にて菌体を除去
し上清を得た。得られた上清中のアルコールの光学純
度、それぞれのエナンチオマーの収率を表2及び表3に
示す条件でそれぞれ測定した。尚、光学純度の測定はす
べてダイセル化学工業(株)製光学分割カラムを用いる
高速液体クロマトグラフィーによった(φ4.6 ×250m
m)。測定結果を表1に示す。
に分注し、 121℃、15分間滅菌した。冷却後、シュード
モナス スピーシズ (Pseudomonas sp.)TRP−13株の
前培養液(下記に示す前培養培地を用い、5ml/φ21mm
試験管、30℃、24時間培養)を0.5 ml植菌した。30℃、
48時間振とう培養した後、遠心集菌し、生菌体を得た。
これを脱イオン水に懸濁し、25mlとなるようにした。表
1に示す各種ラセミ体アルコールの500mM 溶液をそれぞ
れ調製し(アミノアルコールの場合NaOHにて、中和し、
pH7とした)、菌体懸濁液2.5ml 、基質溶液2.5ml 、Ca
CO3 0.05gを混合し、φ21mm試験管中30℃、12〜24時間
振とう反応させた。反応終了後遠心分離にて菌体を除去
し上清を得た。得られた上清中のアルコールの光学純
度、それぞれのエナンチオマーの収率を表2及び表3に
示す条件でそれぞれ測定した。尚、光学純度の測定はす
べてダイセル化学工業(株)製光学分割カラムを用いる
高速液体クロマトグラフィーによった(φ4.6 ×250m
m)。測定結果を表1に示す。
【0024】 <前培養培地> グルコース 0.5% 肉エキス 0.3% 酵母エキス 0.3% ポリペプトン 0.5% KH2PO4 0.07% (NH4)2HPO4 0.13% MgSO4・7H2O 0.05% pH7.2 <菌体調製用培地> ラセミ 1,2−プロパンジオール 1.0% 肉エキス 0.1% 酵母エキス 0.1% ポリペプトン 0.2% KH2PO4 0.07% (NH4)2HPO4 0.13% MgSO4・7H2O 0.05% pH7.2
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】注) *1 Thermon 3000 5%:φ3mm×2.1 m TSK-Gel ODS80-TM :東ソー(株)製、φ 4.6×250mm *2 KPB :カリウムリン酸緩衝液 SDS :ドデシル硫酸ナトリウム
【0028】
【表3】
【0029】注) *1 Ac:塩化アセチルを用いるアセチル化 Phcb:フェニルイソシアネートを用いるフェニルカルバ
モイル化 実施例7〜12 実施例1〜6のTRP−13株と同様にして、シュードモ
ナス プチダ(Pseudomonas putida) TRB−2株につ
いても全く同様の方法にて、ラセミ体アルコールと反応
させた。残存する光学活性アルコールの測定も同様にし
て行った。結果を表4に示す。
モイル化 実施例7〜12 実施例1〜6のTRP−13株と同様にして、シュードモ
ナス プチダ(Pseudomonas putida) TRB−2株につ
いても全く同様の方法にて、ラセミ体アルコールと反応
させた。残存する光学活性アルコールの測定も同様にし
て行った。結果を表4に示す。
【0030】
【表4】
【0031】実施例13〜18 実施例1〜6のTRP−13株と同様にして、シュードモ
ナス プチダ(Pseudomonas putida) TRP−4株につ
いても全く同様の方法にて、ラセミ体アルコールと反応
させた。残存する光学活性アルコールの測定も同様にし
て行った。結果を表5に示す。
ナス プチダ(Pseudomonas putida) TRP−4株につ
いても全く同様の方法にて、ラセミ体アルコールと反応
させた。残存する光学活性アルコールの測定も同様にし
て行った。結果を表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】
【発明の効果】本発明の微生物を用いた光学活性アルコ
ールの製法は、簡便に光学純度の高い光学活性アルコー
ルを製造することを可能にさせるものであり、工業的に
極めて有利である。
ールの製法は、簡便に光学純度の高い光学活性アルコー
ルを製造することを可能にさせるものであり、工業的に
極めて有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:40) (C12P 41/00 C12R 1:40) (C12P 41/00 C12R 1:38) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 41/00 C12P 7/18 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 シュードモナス属に属し、式(I)で表
わされる構造のアルコールのエナンチオマー混合物に作
用し、式(II)で表わされる立体配置をもつアルコールを
残存させうる能力を有する微生物、あるいはその処理物
を、式(I)で表わされるアルコールのエナンチオマー
混合物に作用させ、残存する式(II)で表わされる立体配
置をもつアルコールを採取することを特徴とする光学活
性アルコールの製法。 【化1】 (式中、 Rは H, NH2, Cl, Br,I又は-CH2OH、 mは1〜
5の整数を示す。但し、Rが Hの時、mは1ではない。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP4-318400 | 1992-11-27 | ||
JP31840092 | 1992-11-27 | ||
JP01220593A JP3184651B2 (ja) | 1992-11-27 | 1993-01-28 | 光学活性アルコールの製法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209781A JPH06209781A (ja) | 1994-08-02 |
JP3184651B2 true JP3184651B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=26347775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01220593A Expired - Fee Related JP3184651B2 (ja) | 1992-11-27 | 1993-01-28 | 光学活性アルコールの製法 |
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---|---|
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JPH10313890A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-02 | Daicel Chem Ind Ltd | 光学活性1,2,4−ブタントリオールの製造方法 |
JP3705046B2 (ja) * | 1999-10-26 | 2005-10-12 | ダイソー株式会社 | 微生物による光学活性4−ハロゲノ−1,3−ブタンジオール及びその誘導体の製法 |
JP4197815B2 (ja) * | 1999-11-29 | 2008-12-17 | ダイソー株式会社 | 微生物による(s)−3−ハロゲノ−1,2−プロパンジオールの製法 |
JP3687497B2 (ja) | 2000-06-28 | 2005-08-24 | ダイソー株式会社 | 微生物培養法による光学活性1,2−ジオール類の製造法 |
US6727088B2 (en) | 2000-12-26 | 2004-04-27 | Daiso Co., Ltd. | Process for preparation of (R)-1, 2-propanediol by microbes |
ATE371745T1 (de) | 2004-01-05 | 2007-09-15 | Daiso Co Ltd | Verfahren zur mikrobiologischen herstellung von optisch aktiven 3-chlor-2-methyl-1,2-propandiol |
US7247468B2 (en) | 2004-04-30 | 2007-07-24 | Daiso Co., Ltd. | Method for producing optically active 1,2-diols by microorganism culturing |
JP7014240B2 (ja) * | 2020-02-20 | 2022-02-01 | 株式会社大阪ソーダ | (s)-3-ハロゲノ-2-メチル-1,2-プロパンジオールを製造する方法 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP01220593A patent/JP3184651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06209781A (ja) | 1994-08-02 |
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