JP3184087B2 - 空圧式回動制御装置 - Google Patents

空圧式回動制御装置

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JP3184087B2 JP6142396A JP6142396A JP3184087B2 JP 3184087 B2 JP3184087 B2 JP 3184087B2 JP 6142396 A JP6142396 A JP 6142396A JP 6142396 A JP6142396 A JP 6142396A JP 3184087 B2 JP3184087 B2 JP 3184087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアあるいはロボ
ットアーム等のように相互に回動可能にヒンジ連結され
た部材間に組み込まれ、回動側部材の回動状態あるいは
停止位置を制御することができる空圧式回動制御装置に
関する。
【0002】例えば、ドアやロボットアーム等のように
2つの部材が相互にヒンジ連結されたものでは、一方の
部材(以下主部材)に対し他方の部材(以下回動部材)
が回動可能に取付けられ、この回動部材の回動状態ある
いは停止位置を回動制御装置により制御している。
【0003】例えば、図6に示すドアの回動制御装置1
は、ドアフレーム2とドア3の頂部との間に取付けられ
ており、その構成は、基部がドアフレーム2にビス等に
より取付られた取付リンク4と、該取付リンク4の端部
と一端が連結された伸縮自在な中間レバー5と、この中
間レバー5の他端と回動可能に連結した回動制御リンク
6と、回動制御リンク6の基部が取付けられた本体部7
とを有している。
【0004】そして、この本体部7内に封入されたオイ
ルを油圧制御することにより、とりわけオイルの流れ抵
抗の制御を利用して、ドア3を半開きの状態に保持した
り、ドア閉鎖時のドア3の回動スピードを調節し、ドア
3の開閉を円滑にしたり、ドア3が静かに閉鎖されるよ
うに制御している。
【0005】しかし、この装置1は、オイルが封入され
た油圧制御装置であるため、高価なものとなるのみでな
く、長年使用している間にシール部材の機能が低下する
と、本体部7内に封入されているオイルが外部に漏れ出
し、これが部屋の側壁を伝って流れ、周辺を汚す虞れが
ある。また、制御不能となったときの修理も簡単ではな
く、大変な労力を要するものとなっている。
【0006】前記ロボットアームに関しても略同様であ
るが、このロボットアームでは、3次元的な作動となる
ので、ドア用の回動制御装置よりもさらに複雑で高価な
制御機構が必要となる。
【0007】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたもので、ドア等の開閉作動や所定位置で
の停止を行なうことができる、安価で、簡単な構成の、
信頼性の高い空圧式回動制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、両端が蓋体により閉塞されたシリンダと、
該シリンダ内で往復動可能に設けられ、前記シリンダの
先端側蓋体への往動時には縮小し復動時には拡開してシ
リンダの内周面と摺接する弁体を備えたピストンと、一
端がピストンに連結され他端が前記シリンダの後端側蓋
体より外部に突出されたピストンロッドと、前記先端側
蓋体に当該シリンダ内の空気を所定の抵抗を持って外部
に排出するリリーフ弁とを有し、前記シリンダの先端側
蓋体とピストンロッドの突出端部のいずれか一方を主部
材に連結し、いずれか他方を当該主部材に対して回動可
能に取付けられた回動部材に連結してなり、該回動部材
の主部材に対する回動状態を制御する空圧式回動制御装
置において、前記ピストンロッドに沿って軸方向に摺動
し得るように設けられたスリーブ部材と、該スリーブ部
材を前記シリンダ内軸方向所定位置に保持するように弾
撥するばね部材と、該スリーブ部材に開設された通孔(2
5)内に放射方向移動可能となるように設けられたボール
部材と、前記シリンダの所定位置に軸方向所定長さだけ
当該シリンダの内径を減径した内方膨出領域と、前記ピ
ストンロッドに形成されたテーパ状減径部との間で、前
記ボール部材を係合したり解除することによりピストン
ロッドの移動をロックしたり解除するようにしたロック
機構とを有することを特徴とする。
【0009】このようにすれば、テーパ状減径部により
スリーブ部材のボール部材が放射方向に移動されるま
では、ピストンロッドは、テーパ状減径部が自由にシリ
ンダ内を移動でき、回動部材も所定の範囲内で自由に回
動でき、この回動スピードも、リリーフ弁の開度を調節
すれば、自由に調節できる。
【0010】例えば、回動部材の往動時(ドアの場合、
例えば開放時)には、ピストンの弁体が縮小し、シリン
ダ内の空気の移動を許容し、円滑にピストンロッドをシ
リンダから突出させることができ、回動部材も主部材か
ら離れるように作動する。
【0011】また、復動時(ドアの場合、例えば閉塞
時)には、ピストンの弁体が拡開し、シリンダ内の空気
がリリーフ弁を介して外部に排出されつつピストンロッ
ドが移動し、回動部材は、主部材に近付くように作動す
る。
【0012】そして、前記回動部材によりピストンロッ
ドがシリンダ内からさらに突出された状態で停止する
と、テーパ状減径部とシリンダの内周面との間にボール
部材が食い込み、ピストンロッドの移動が阻止され、ロ
ックされる。これにより回動部材も所定位置で停止した
状態が保持される。
【0013】また、シリンダの所定位置に軸方向所定長
さだけ当該シリンダの内径を減径した内方膨出領域とピ
ストンロッドに形成されたテーパ状減径部との間でボー
ル部材が係合したり当該係合を解除しているので、ボー
ル部材の放射方向移動量が少なくても、ピストンロッド
の移動は簡単に阻止される。また、ロックの利きも良
い。
【0014】
【0015】
【実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の形態に
基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態を示す全
体概略斜視図、図2は同実施の形態の要部を示す分解斜
視図、図3は同実施の形態の要部を示すドアの閉鎖状態
における断面図、図4はドアの開放状態における断面
図、図5はドアロック状態における断面図であり、図6
に示す部材と共通する部材には同一符号を付している。
【0016】図1において、本実施の形態のドア回動制
御装置10は、ドアフレーム2と、当該ドアフレーム2
に対してヒンジ機構11を介して回動自在に取付けられ
たドア3との間に設けられ、一端がドアフレーム2側の
中間レバー5に、他端がドア3側に取付けられた支持ブ
ラケット12に、それぞれピンP等により回動可能に取
付けられている。
【0017】このドア回動制御装置10は、図2に示す
ように、両端が蓋体13,14により閉塞されたシリン
ダ15と、該シリンダ15内で往復動可能に設けられ、
前記シリンダ15の先端側蓋体13への往動時には縮小
し復動時には拡開してシリンダ15の内周面15aと摺
接する弁体16を備えたピストン17と、一端がピスト
ン17に連結され他端が前記シリンダ15の後端側蓋体
14より外部に突出されたピストンロッド18と、前記
先端側蓋体13にシリンダ15内の空気を所定の抵抗を
持って外部に排出するリリーフ弁19とを有している。
【0018】特に、本実施の形態では、シリンダ15内
にロック機構Rが設けられている。このロック機構R
は、ピストンロッド18に沿って軸方向に摺動し得るス
リーブ部材20と、該スリーブ部材20を前記シリンダ
15内所定位置に保持するように弾撥する第1ばね部材
21及び第2ばね部材22と、該スリーブ部材20に放
射方向移動可能となるように設けられた1個または複数
個のボール部材Bと、ボール部材Bの放射方向位置を制
御する前記ピストンロッド18の前記弁体16に近い位
置に形成されたテーパ状減径部23とを有し、このテー
パ状減径部23とシリンダ15の内周面15aとの間で
ボール部材Bを係合させることによりピストンロッド1
8の移動を停止させるようにしている。
【0019】このロック機構Rは、テーパ状減径部23
とシリンダ15の内周面15aとの間にボール部材Bを
食い込ませることによりピストンロッド18の移動をロ
ックするようになっているので、このロック性能を向上
させたり、ピストンロッド18の移動を速やかに阻止す
るには、ボール部材Bの放射方向移動量を少なくするこ
とが好ましい。このため、本実施の形態では、シリンダ
15の内周面15aの後端側蓋体14より軸方向所定長
さLだけシリンダ15の内径を減径する内方膨出領域2
4を形成している。
【0020】ただし、この内方膨出領域24とピストン
ロッド18の前記テーパ状減径部23以外の部分の外周
面18aとの間の隙間sは、ボール部材Bの直径dより
も小さくしてあり、ここにはボール部材Bが入り込めな
いようになっているが、前記テーパ状減径部23がこの
内方膨出領域24まで移動してきたときには、テーパ状
減径部23と内方膨出領域24とにより比較的広い空間
が形成されるので、ボール部材Bは、スリーブ部材20
とともに内方膨出領域24内に入り込むことができるよ
うになっている。
【0021】したがって、このスリーブ部材20が内方
膨出領域24との衝突を回避し、円滑に入り込むように
するため、内方膨出領域24の入口側端部24aは、テ
ーパ状に削落することが好ましく、またスリーブ部材2
0の先端部も角部を丸く形成しておくことが好ましい。
【0022】なお、図2中、符号「25」はスリーブ部
材20に開設されたボール部材Bが嵌挿される通孔、
「26」はOリング、図3中、符号「27」は空気出
口、「28」は空気入口である。
【0023】次に、実施の形態の作用を説明する。ドア閉鎖状態 まず、ドア3を閉鎖している状態では、ドア回動制御装
置10は、図3に示すような状態となっている。つま
り、第1ばね部材21及び第2ばね部材22が略自由長
となるように伸長した状態であり、スリーブ部材20が
シリンダ15の内方膨出領域24の入口側端部24a近
傍に保持された状態となっている。このとき、ピストン
ロッド18に形成されたテーパ状減径部23の位置は、
弁体16に近い位置である。
【0024】ドア開放状態 ドア3を押し開くと、図4に示すように、ピストンロッ
ド18がシリンダ15内から外方に引き出される。この
場合、ボール部材Bは、シリンダ15の内方膨出領域2
4とピストンロッド18の外周面18aとの間の隙間s
に遮られて移動できない。したがって、ピストンロッド
18は、ボール部材Bによる移動の制約を受けることな
く、第1ばね部材21の弾撥力に抗して移動でき、シリ
ンダ15内から引き出される。これによりドア3は、円
滑に開放される。なお、この時点では、第2ばね部材2
2は、まだ伸長した自由長の状態である。
【0025】このドア3が所定位置まで開放された後
に、このドアの押し力を解くと、ピストンロッド18
は、ボール部材B等によりロックされる位置に至ってい
ないので、前記第1ばね部材21の弾撥力によりシリン
ダ15内に引き戻され、ドア3は元の閉鎖状態に戻され
る。
【0026】なお、このドア3の戻り速度は、リリーフ
弁19の開度状態により制御される。つまり、リリーフ
弁19が空気出口27を絞ると、シリンダ15内の空気
は、空気出口27から排出されにくく、ピストンロッド
18の戻りが遅くなり、ドア3の戻り速度も遅くなる。
また、リリーフ弁19を開放すれば、シリンダ15内の
空気は、空気出口27から速やかに排出されるので、ピ
ストンロッド18の戻りが早くなり、ドア3の戻り速度
も早くなる。
【0027】ドアロック状態 ドア3が所定位置まで開放された状態を保持する場合に
は、図4に示す状態からさらにドア3を僅かに開放し、
図5に示す状態とする。このドア3僅か開放によ
、ピストンロッド18は、第2ばね部材22を押し縮
めつつ移動する。このピストンロッド18のテーパ状減
径部23が、内方膨出領域24の入口側端部24aまで
移動すると、ボール部材Bは、通孔25内で内方移動を
許容され、スリーブ部材20とともに内方膨出領域24
内に入り込むことができる。そして、スリーブ部材20
とともにボール部材Bが、内方膨出領域24内まで至る
と、ドア3はロックされることになる。
【0028】つまり、ピストンロッド18のテーパ状減
径部23が、内方膨出領域24の入口側端部24aを越
える程度まで、ドア3を開放した後に、ドア3の押し力
を解くと、ピストンロッド18は、第1ばね部材21及
び第2ばね部材22の弾撥力によりシリンダ15内に引
き戻されるようになる。
【0029】しかし、この場合、ボール部材Bがテーパ
状減径部23により半径方向外方に押し出されることに
なるので、ボール部材Bは、テーパ状減径部23とシリ
ンダ15の内周面15aとの間に食い込み、楔効果を発
揮してピストンロッド18の移動をロックする。この結
果、ドア3は、所定位置で開放されたままのロック状態
となる。
【0030】ドアロックの解除 ドア3のロック状態を解除する場合には、一旦ドア3を
僅かに開方向に移動する。これにより前記テーパ状減径
部23とシリンダ15の内周面15aとの間に食い込ん
でいるボール部材Bが、テーパ状減径部23内に入り込
み、一時的に自由になる。これによりロック状態は、簡
単に解除される。
【0031】つまり、ロック状態のドア3を一旦僅かに
開方向に移動すると、ピストンロッド18は、第1ばね
部材21及び第2ばね部材22の弾撥力に抗して、図5
に示す状態から図上僅かに右方向に移動することにな
り、ボール部材Bは、テーパ状減径部23内に入り込
む。これによりピストンロッド18のロック状態解除
されるこの状態で、ドア3閉方向に急激に移動する
と、再度ボール部材Bがピストンロッド18のテーパ状
減径部23により押し出されることになるので、ロック
は解除されない。
【0032】しかし、このドア3を閉方向に徐々に移動
すると、ボール部材Bは、テーパ状減径部23内に止ま
った状態でスリーブ部材20とともに移動し、シリンダ
15の内方膨出領域24の入口側端部24aから出る。
この結果、ピストンロッド18は、ボール部材Bにより
ロックされることなく、図5上左方向に移動し、ロック
状態が解除される。
【0033】このように、本実施の形態では、ロック機
構Rのボール部材Bとテーパ状減径部23とを適宜操作
することにより、ドア等の開閉作動や所定位置での停止
を簡単に行なうことができることになる。しかも、この
ドア回動制御装置10は、油圧を使用せず、空気圧のみ
により作動するようにしているので、長年使用によりシ
ール部材のシール機能が損なわれても、周辺をオイルに
より汚すことはない。また、この装置自体は、基本的に
はシリンダやピストンというものから構成され、ここに
は複雑な機構もなく、簡単な構成のみのため、装置全体
のコストは極めて安価となり、しかも信頼性の高いもの
となる。
【0034】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲内において種々改
変することができる。前述した実施の形態では、いわば
ロック機構Rが1つ設けられたものであるが、本発明
は、これのみでなく、2つあるいはそれ以上設けても良
い。
【0035】この他の実施の形態は、いわば多段停止式
のドア回動制御装置であるが、このようにすれば、ドア
の停止位置を多数選択することができるので、例えば、
ドアを僅かに開放して室内の換気を行なう場合あるいは
広く開放して換気する場合などに使い分ければ、極めて
利便性が向上する。
【0036】また、前記実施の形態において、ロック状
態においてドア等の回動部材が風などにより揺動する虞
れがある場合には、ピストンロッド18の所定位置にば
ねにより突出習性が付与された小さなボールを設け、後
端側蓋体14に設けられた凹所と嵌合するようにする
か、あるいはU字状のピンをピストンロッド18の所定
位置に取り付け、このピンが後端側蓋体14に設けられ
た凹所と嵌合するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回動部材の作動時に、ピストンロッドのテーパ状減径部
がスリーブ部材のボール部材を放射方向に突出するまで
は、ピストンロッドは、自由にシリンダ内を移動でき、
回動部材も所定の範囲内で自由に回動でき、この回動ス
ピードも、リリーフ弁の開度を調節すれば、自由に調節
でき、また、ボール部材を放射方向に移動し、シリンダ
の内周面と係合すると、ピストンロッドはロックされ、
これにより回動部材が所定位置で停止できる。
【0038】また、シリンダの所定位置に軸方向所定長
さだけ内方膨出領域を設けると、ボール部材の放射方向
移動量が少なくても、ピストンロッドを簡単にロックで
き、ロックの利きも良い。
【0039】さらに、装置自体も、油圧を使用しないの
で、長年使用によりシール部材のシール機能が損なわれ
ても、周辺をオイルにより汚すことはなく、また、複雑
な機構もなく、簡単な構成のみのため、安価で、信頼性
の高い装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す全体概略斜視図で
ある。
【図2】 同実施の形態の要部を示す分解斜視図であ
る。
【図3】 同実施の形態の要部を示すドア閉鎖状態にお
ける断面図である。
【図4】 同ドアの開放状態における断面図である。
【図5】 同ドアのロック状態における断面図である。
【図6】 従来のドア開閉装置の概略斜視図である。
【符号の説明】 2…主部材、 3…回動部材、1
3,14…蓋体、 15…シリンダ、15
a…シリンダの内周面、 16…弁体、17…ピス
トン、 18…ピストンロッド、19…
リリーフ弁、 20…スリーブ部材、2
1,22…ばね部材、 23…テーパ状減径
部、24…内方膨出領域、 25…通孔、B
…ボール部材、 L…内方膨出領域の軸
方向長さ、R…ロック機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が蓋体(13,14)により閉塞されたシ
    リンダ(15)と、該シリンダ(15)内で往復動可能に設けら
    れ、前記シリンダ(15)の先端側蓋体(13)への往動時には
    縮小し復動時には拡開してシリンダ(15)の内周面(15a)
    と摺接する弁体(16)を備えたピストン(17)と、一端がピ
    ストン(17)に連結され他端が前記シリンダの後端側蓋体
    (14)より外部に突出されたピストンロッド(18)と、前記
    先端側蓋体(13)に当該シリンダ(15)内の空気を所定の抵
    抗を持って外部に排出するリリーフ弁(19)とを有し、前
    記シリンダ(15)の先端側蓋体(13)とピストンロッド(18)
    の突出端部のいずれか一方を主部材(2)に連結し、いず
    れか他方を当該主部材(2)に対して回動可能に取付けら
    れた回動部材(3)に連結してなり、該回動部材(3)の主部
    材(2)に対する回動状態を制御する空圧式回動制御装置
    において、 前記ピストンロッド(18)に沿って軸方向に摺動し得るよ
    うに設けられたスリーブ部材(20)と、 該スリーブ部材(20)を前記シリンダ(15)内軸方向所定位
    置に保持するように弾撥するばね部材(21,22)と、 該スリーブ部材(20)に開設された通孔(25)内に放射方向
    移動可能となるように設けられたボール部材(B)と、前記シリンダ(15)の所定位置に軸方向所定長さ(L)だけ
    当該シリンダ(15)の内径を減径した内方膨出領域(24)
    と、前記ピストンロッド(18)に形成されたテーパ状減径
    部(23)との間で、前記ボール部材(B)を係合したり解除
    することによりピストンロッド(18)の移動をロックした
    り解除する ようにしたロック機構(R)と、を有すること
    を特徴とする空圧式回動制御装置。
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