JP2008215441A - 空気シリンダー(cylinder) - Google Patents
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Abstract
【課題】定位機能を提供できる空気シリンダーを提供する。
【解決手段】シリンダー21は、一端にチェックバルブ座40が設けられ、他端にストップリング50が設けられている。ロッド30は、シリンダー21内に設けられ、一端にスリーブ31が設けられ、他端に締め付け部32が設けられている。ピストン60は、シリンダー21内に設けられ、外縁がシリンダー21の内縁と互いに密接し、ストップリング50との間は第一空気チャンバー22であり、チェックバルブ座40との間は第二空気チャンバー23である。空気バルブ64は、ピストン60に設けられている。調整スプリング24は、シリンダー21内に設けられ、ピストン60の移動に対応して弾性回復力が発生する。
【選択図】図2
【解決手段】シリンダー21は、一端にチェックバルブ座40が設けられ、他端にストップリング50が設けられている。ロッド30は、シリンダー21内に設けられ、一端にスリーブ31が設けられ、他端に締め付け部32が設けられている。ピストン60は、シリンダー21内に設けられ、外縁がシリンダー21の内縁と互いに密接し、ストップリング50との間は第一空気チャンバー22であり、チェックバルブ座40との間は第二空気チャンバー23である。空気バルブ64は、ピストン60に設けられている。調整スプリング24は、シリンダー21内に設けられ、ピストン60の移動に対応して弾性回復力が発生する。
【選択図】図2
Description
本発明は、空気シリンダー(cylinder)に関するもので、特に、空気シリンダー(cylinder)のシリンダー(cylinder)内に設けられるピストン(piston)がシリンダー(cylinder)内の任意の位置で止まることができ、それによって、定位機能を提供する空気シリンダー(cylinder)に関する。
現在、世界の科学技術は日進月歩であり、人々はより便利でより高品質でより快適な生活を求めるため、日常の生活及び仕事の中で大量の機械装置と電子制御を運用しており、その中で空気シリンダー(cylinder)も広く人々に使用され、至るところでそれを見ることができる。例えば、空気シリンダー(cylinder)を利用して製造されたクランプ(clamp)機構(例えば、トグルクランプ(toggle clamp)または偏位クランプ(clamp)等)、空気シリンダー(cylinder)をもってドア(door)を開閉すること、空気シリンダー(cylinder)によって品物の運搬作業を行うこと(例えば、重いものを違う高さに移動する、品物をひっくり返すまたは定量の液体を瓶の中に入れる等の運用)及び空気シリンダー(cylinder)を使用して作られた工具(例えば、ベンディングマシン(bending machine)または成形型等)等がある。
一般伝統的なドア(door)の開閉に使われる空気シリンダー(cylinder)は、図1に示すように、空気シリンダー(cylinder)10にはシリンダー(cylinder)11があり、シリンダー(cylinder)11の一端は第一接面12であり、シリンダー(cylinder)11の他端は第二接面13であり、シリンダー(cylinder)11内にはピストン(piston)14が設けられ、ピストン(piston)14の第二接面13に面する一端にはロッド(rod)15が設けられ、ロッド(rod)15の一端は第二接面13を経由してシリンダー(cylinder)11の外へ延伸して空気シリンダー(cylinder)10の使用者の引き動かしに供され、そのために、ピストン(piston)14はシリンダー(cylinder)11の中で移動することができ、ピストン(piston)14と第一接面12との間に形成する空気チャンバー(chamber)16及びピストン(piston)14と第二接面13との間に形成する別の空気チャンバー(chamber)17は同等比例の変化に現れる。
また、図1に示すように、その他の空気チャンバー(chamber)17にはスプリング(spring)18が具えられ、スプリング(spring)18の相対両端はそれぞれ第二接面13及びピストン(piston)14と連接し、スプリング(spring)18はピッチ(pitch)幅がやや広く展開状に現れるものを使用し、空気シリンダー(cylinder)10がまだ操作されていない状態に於いて、スプリング(spring)18はピストン(piston)14を第一接面12に近隣する位置に制限し、ロッド(rod)15がシリンダー(cylinder)11の外に引き出され、ピストン(piston)14が第二接面13の方向へ移動すると、別の空気チャンバー(chamber)17の空気はピストン(piston)14の最少一つの気孔1401を経て空気チャンバー(chamber)16に流れ込み、かつスプリング(spring)18は圧縮されて弾性回復力が発生し、それによって、ピストン(piston)14を逆方向へ移動するように押し動かす。
再び図1を参照する。上記により、ロッド(rod)15がシリンダー(cylinder)11の外の一端に伸び出してドア(door)(図面には示されていない)に固定され、シリンダー(cylinder)11が壁(図面には示されていない)に固定された状態に於いて、ドア(door)が閉まっている場合、ピストン(piston)14はシリンダー(cylinder)11内の第一接面12に近隣する位置にあり、ドア(door)が開けられると、ロッド(rod)15はシリンダー(cylinder)11の外へ引き出され、ピストン(piston)14は第二接面13の方向へ移動し、スプリング(spring)18は圧縮されて弾性回復力が発生する。ドア(door)が更に開けられないと、スプリング(spring)18はピストン(piston)14を第一接面12の方向へ移動するように押し動かし、空気チャンバー(chamber)16の空気は再び気孔1401を経て別の空気チャンバー(chamber)17に流れ込み、ロッド(rod)15は逐次シリンダー(cylinder)11内に引き込まれ、それによって、ドア(door)は逐次自動的に閉まる。
ところが、一般伝統的空気シリンダー(cylinder)の設計に於いて、使用者が連続してドア(door)を出入りする場合、椅子などのものをドア(door)の前に当ててドア(door)を固定し、ドア(door)が自動的に閉まらないようにしなければならず、このような設計は明らかに不便である。この他、空気シリンダー(cylinder)が普通の戸棚の扉に設置された場合、常に連続して違うもの(例えば、胡椒または塩)を取るが、上記空気シリンダー(cylinder)は使用者が一度ものを取るたびに戸棚の扉を開けなければならないようにし、これはなかなか面倒なことであるので、如何にして定位機能のある空気シリンダー(cylinder)を設計するかは、現在の一刻も待てない解決しなければならない重要な課題である。
前記一般伝統的空気シリンダー(cylinder)が実際の使用に於いて多くの欠点があることに鑑み、本発明の発明者は、長年の技術経験及び累積された専門知識により、上記問題に対して本発明の定位機能のある空気シリンダー(cylinder)を開発設計した。本発明の斬新設計によって人々が空気シリンダー(cylinder)を使用するときに更に便利性と多機能性が得られることを期待する。
本発明の一つの目的は、定位機能のある空気シリンダー(cylinder)を設計することで、シリンダー(cylinder)及びシリンダー(cylinder)内に設けられるロッド(rod)が含まれ、ロッド(rod)の一端はシリンダー(cylinder)内のピストン(piston)に連接され、ロッド(rod)の他端はシリンダー(cylinder)の外へ伸び出して使用者の引き動きに供され、シリンダー(cylinder)内はピストン(piston)によって第一空気チャンバー(chamber)及び第二空気チャンバー(chamber)に分けられ、第一空気チャンバー(chamber)及び第二空気チャンバー(chamber)内の空気はピストン(piston)の移動に伴って同等比例の変化に現れ、ピストン(piston)が移動する状態に於いてピストン(piston)の空気バルブ(valve)が開けられ、二つの空気チャンバー(chamber)間の空気は交換を行うことができ、それによって、ピストン(piston)は順調に移動することができ、ピストン(piston)の移動が止まった状態に於いて空気バルブ(valve)が閉められると、二つの空気チャンバー(chamber)間の空気はバランス(balance)状態に現れ、そのために、ピストン(piston)はシリンダー(cylinder)内の任意の位置で止まることができる。
本発明の別の目的は、ピストン(piston)を再び移動させ、シリンダー(cylinder)のストップリング(stop ring)と互いに嵌め当たる状態に於いて、ピストン(piston)のスリーブ(sleeve)は空気バルブ(valve)に嵌め当たって空気バルブ(valve)は開いた状態に現れ、この場合、第一空気チャンバー(chamber)の調整スプリング(spring)はピストン(piston)を逆方向に移動するように押し動かし、それによって、ロッド(rod)はシリンダー(cylinder)内に進入することができる。
本発明は、一端にチェックバルブ座が設けられ、他端にストップリングが設けられ、ストップリングはチェックバルブ座に真向うシリンダーと、シリンダー内に設けられ、一端にスリーブが設けられ、他端にストップリングを経由してシリンダーの外へ伸び出して締め付け部が設けられているロッドと、シリンダー内に設けられてスリーブと連接し、外縁はシリンダーの内縁と互いに密接し、ストップリングとの間は第一空気チャンバーであり、チェックバルブ座との間は第二空気チャンバーであるピストンと、ピストンに設けられピストンがストップリングに向かって移動すると第一空気チャンバーの空気に押し動かされて開いた状態となり、そのため、第一空気チャンバーの空気がピストンを経由して第二空気チャンバーに流れ込む空気バルブと、シリンダー内に設けられ、ピストンの移動に対応して弾性回復力が発生し、ピストンの移動が停止した状態に於いて、ピストンを動かしてチェックバルブ座の方向へ移動させるが、この場合、第二空気チャンバーの空気圧は第一空気チャンバーより大きいので、空気バルブは閉鎖の状態となり、ピストンがシリンダー内に固定される調整スプリングとを含むことを特徴とする。
審査官殿各位に本発明の目的、形状、構造、装置特徴及び効果について更に認識及び了解していただくため、ここに実施例を取上げ、図面と合わせて次の如く詳細説明する。
本発明は、空気シリンダー(cylinder)に係るもので、図2に示すように、空気シリンダー(cylinder)20はシリンダー(cylinder)21及びロッド(rod)30から構成され、シリンダー(cylinder)21の一端にチェックバルブ(check valve)座40が設けられ、他端にはストップリング(stop ring)50が設けられ、ストップリング(stop ring)50はチェックバルブ(check valve)座40に真向き、ロッド(rod)30はシリンダー(cylinder)21内に収容され、ロッド(rod)30の一端にはシリンダー(cylinder)21内のピストン(piston)60との連接に用いられるスリーブ(sleeve)31が設けられ、ピストン(piston)60の外縁はシリンダー(cylinder)21の内縁と互いに密接し、そのために、ロッド(rod)30がピストン(piston)60を動かしてシリンダー(cylinder)21の軸方向に沿って移動した場合、ピストン(piston)60とストップリング(stop ring)50の間に形成される第一空気チャンバー(chamber)22及びピストン(piston)60とチェックバルブ(check valve)座40の間に形成される第二空気チャンバー(chamber)23はピストン(piston)60の移動に伴って同等比例の変化に現れる。
本発明は、空気シリンダー(cylinder)に係るもので、図2に示すように、空気シリンダー(cylinder)20はシリンダー(cylinder)21及びロッド(rod)30から構成され、シリンダー(cylinder)21の一端にチェックバルブ(check valve)座40が設けられ、他端にはストップリング(stop ring)50が設けられ、ストップリング(stop ring)50はチェックバルブ(check valve)座40に真向き、ロッド(rod)30はシリンダー(cylinder)21内に収容され、ロッド(rod)30の一端にはシリンダー(cylinder)21内のピストン(piston)60との連接に用いられるスリーブ(sleeve)31が設けられ、ピストン(piston)60の外縁はシリンダー(cylinder)21の内縁と互いに密接し、そのために、ロッド(rod)30がピストン(piston)60を動かしてシリンダー(cylinder)21の軸方向に沿って移動した場合、ピストン(piston)60とストップリング(stop ring)50の間に形成される第一空気チャンバー(chamber)22及びピストン(piston)60とチェックバルブ(check valve)座40の間に形成される第二空気チャンバー(chamber)23はピストン(piston)60の移動に伴って同等比例の変化に現れる。
再び図2を参照する。ロッド(rod)30の他端はストップリング(stop ring)50を経由してシリンダー(cylinder)21の外側へ伸び出し、並びに締め付け部32が設けられ、締め付け部32があるもの(例えば、戸棚の扉または乗用車のトランク(trunk)蓋等)に固定され、シリンダー(cylinder)21が他のもの(例えば、戸棚の側板または乗用車のトランク(trunk)等)に固定され、その二つのものが互いに離されてロッド(rod)30がシリンダー(cylinder)21の外側へ引き伸ばされた場合、ピストン(piston)60もロッド(rod)30に伴ってストップリング(stop ring)50の方向へ移動し、それによって、第一空気チャンバー(chamber)22内の空気はピストン(piston)60の空気バルブ(valve)64を経由して第二空気チャンバー(chamber)23に流れ込むことができる。
本実施例の技術特徴の一つとして、図2に示すように、二つのものが互いにある距離で離されてから止まった場合、第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧はちょうど空気バルブ(valve)64を動かしてピストン(piston)60へ貼り付けることができ、そのために、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23はそれぞれ密閉の空間を形成し、ピストン(piston)60は静止したバランス(balance)状態になり、そのために、ピストン(piston)60はシリンダー(cylinder)21内の任意の位置に停止することができ、同時に、その二つのものは長時間その適当な距離を保持することができる。本実施例のもう一つの技術特徴として、二つのものが互いに離されてピストン(piston)60とストップリング(stop ring)50が互いに嵌め当たった場合、ピストン(piston)60の空気バルブ(valve)64は常時開いた状態となり、このとき、ピストン(piston)60はシリンダー(cylinder)21に沿ってチェックバルブ(check valve)座40の方向へ移動し、二つのものを互いに寄せ付ける。
図2及び図3に示すように、本発明の一実施例に於いて、ピストン(piston)60のチェックバルブ(check valve)座40に面する一面からピストン(piston)60の別の面の間に、順番に第一気道61、第二気道62及び第三気道63が設けられ、第三気道63の内径は第二気道62の内径より大きく、第二気道62の内径はまた第一気道61の内径より大きく、第一気道61、第二気道62及び第三気道63は互いに連通する。
再び図3を参照する。第三気道63の第一気道61に面する一端から第三気道63の他端の間にスライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71及びスライドスリーブ(slide sleeve)70が収容され、スライドスリーブ(slide sleeve)70の外縁と第三気道63の内縁は互いに密接し、スライドスリーブ(slide sleeve)70の第一気道61に面する一端には複数個の第二通路72が設けられ、スライドスリーブ(slide sleeve)70の他端にはスライドスリーブ(slide sleeve)溝73が設けられ、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73と各第二通路72は連通し、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73はスリーブ(sleeve)31の収容に用いられ、スリーブ(sleeve)31の外縁はスライドスリーブ(slide sleeve)溝73の内縁と互いに密接し、かつスリーブ(sleeve)31がスライドスリーブ(slide sleeve)70を通りぬいたら、ピストン(piston)60と連接することができる。この他、スライドスリーブ(slide sleeve)70はスライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71とスリーブ(sleeve)31の第一気道61に面する一端の間に制限され、スライドスリーブ(slide sleeve)70はピストン(piston)60の間に相対して移動するスライド(slide)空間がある。
再び図3を参照する。このように、上記により、スライドスリーブ(slide sleeve)70が第一気道61の方向に移動してスライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71を押し動かし、スライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71に弾性回復力が発生すると、その弾性回復力はスライドスリーブ(slide sleeve)70をスライドスリーブ(slide sleeve)溝73の第二通路72に面する一端とスリーブ(sleeve)31が互いに嵌め当たるまで逆方向へ移動させる。
また、スリーブ(sleeve)31には複数個の第一通路3103が設けられ、第一通路3103はスリーブ(sleeve)31のスライドスリーブ(slide sleeve)70に面する一端からスライドスリーブ(slide sleeve)70を超える他端位置まで延伸し、スリーブ(sleeve)31がスライドスリーブ(slide sleeve)70内に収容された状態に於いて、第一通路3103の両端はそれぞれスライドスリーブ(slide sleeve)溝73の中及びスライドスリーブ(slide sleeve)70の外に位置し、そのために、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第一通路3103、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73、第二通路72、第三気道63、第二気道62及び第一気道61に沿って互いに流通することができる。
図3を参照する。第一気道61は空気バルブ(valve)64の収容に用いられ、空気バルブ(valve)64は第三気道63の一端に背向いて第一気道61の第三気道63に背向く一端の外に伸び出し、並びに第一隔片6401が設けられ、空気バルブ(valve)64の他端は第二気道62を経由して第三気道63中に伸び入り、並びに第二隔片6402が設けられ、第一隔片6401の外径は第一気道61の内径より大きく、第二隔片6402の外径は第二気道62と第一気道61の内径の間に介在する。
図3に示すように、上記により、空気バルブ(valve)64が第三気道63の方向へ移動し、第一隔片6401が第一気道61を閉鎖する位置へ来ると、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23はそれぞれ独自に閉鎖した互いに連通しない空間になり、そのために、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は第一空気チャンバー(chamber)22に流れず、ロッド(rod)30は移動することができなくなる。逆に、空気バルブ(valve)64が第三気道63に背向く方向へ移動すると、第二隔片6402は第二気道62の第一気道61に背向く一端と互いに嵌め当たり、それによって、第一隔片6401と第一気道61の閉鎖状態が解除されて、第一隔片6401が開き、そのために、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第三気道63、第二気道62及び第一気道61を経由して第二空気チャンバー(chamber)23へ流れることができる。
図3を参照する。ピストン(piston)60がストップリング(stop ring)50の方向へ移動した場合(図2に示すように)、第一空気チャンバー(chamber)22内の空気は圧縮され、それによって、第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧は第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧より大きくなり、この場合、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第二隔片6402を押し動かして第一隔片6401を開き、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第一通路3103、第一気道61、第二気道62、第三気道63を経由して自由に第二空気チャンバー(chamber)23に流れ込み、このように、ピストン(piston)60はスムーズにシリンダー(cylinder)21の軸方向に沿って移動することができる。逆に、第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧が第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧より大きい場合、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は第一隔片6401を押し動かし、第一隔片6401は第一気道61を閉鎖して閉鎖状態になり、この場合、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23の空気は自由に流れなくなり、ピストン(piston)60はシリンダー(cylinder)21内のある位置に停止する。
再び図2及び図3を参照する。本実施例に於いて、シリンダー(cylinder)21内には調整スプリング(spring)24が設けられ、それの最適位置は第一空気チャンバー(chamber)22の中に設けられ、調整スプリング(spring)24はピッチ(pitch)幅がやや広く展開状に現れるスプリング(spring)を使用し、調整スプリング(spring)24の相対両端はそれぞれストップリング(stop ring)50及びピストン(piston)60と接触し、調整スプリング(spring)24は本実施例に於いて次に述べる二つの状態がある。
一、ピストン(piston)60がチェックバルブ(check valve)座40に近い位置にある場合、調整スプリング(spring)24は展開状となり、ピストン(piston)60はその位置に制限される。
一、ピストン(piston)60がチェックバルブ(check valve)座40に近い位置にある場合、調整スプリング(spring)24は展開状となり、ピストン(piston)60はその位置に制限される。
二、ピストン(piston)60がストップリング(stop ring)50の方向へ移動して調整スプリング(spring)24を押し付け、調整スプリング(spring)24が圧縮状となった場合、調整スプリング(spring)24には弾性回復力が発生し、その弾性回復力がピストン(piston)60を逆方向へ移動させると、第二空気チャンバー(chamber)23の空気も圧縮され、第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧は第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧より大きくなるので、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は第一隔片6401を押し動かし、第一隔片6401は第一気道61を閉鎖し、このように第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23はそれぞれ密閉した空間になり、かつ第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23がそれぞれ受ける圧力はちょうど調整スプリング(spring)24の弾性回復力に対応し、そのために、第二空気チャンバー(chamber)23と第一空気チャンバー(chamber)22の間はバランス(balance)の状態を達成し、ピストン(piston)60もバランス(balance)の状態で静止し、このようにピストン(piston)60はシリンダー(cylinder)21内の任意の位置に停止することができる。
ここで特に声明したいのは、第二空気チャンバー(chamber)23は第一空気チャンバー(chamber)22と同じく同時に、または、別に調整スプリング(spring)を設けてもよく、第二空気チャンバー(chamber)23内の調整スプリング(spring)はピッチ(pitch)幅がやや狭く圧縮状としてスプリング(spring)を使用するが、ロッド(rod)30がシリンダー(cylinder)21内で移動するときに、調整スプリング(spring)を圧縮または引き伸ばし、弾性回復力を発生することができるものであれば、すべて本発明に保護される範囲に属するものとする。
再び図3を参照する。ピストン(piston)60の外縁には第一締め付けリング(ring)66が取り付けられ、第一締め付けリング(ring)66は弾性のある材料から構成され、ピストン(piston)60がシリンダー(cylinder)21内に位置すると、ピストン(piston)60の外縁はシリンダー(cylinder)21の内縁と共同して第一締め付けリング(ring)66を挟み付けることができ、ピストン(piston)60がシリンダー(cylinder)21内で移動(または静止)した場合、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23内の空気はピストン(piston)60とシリンダー(cylinder)21間の隙間から漏れない。また、第一気道61の第三気道63に背向く一面の第一隔片6401に面する位置には第二締め付けリング(ring)67が設けられ、第一隔片6401が第一気道61を閉鎖した場合、第一隔片6401はちょうど第二締め付けリング(ring)67と緊密に貼り付くので、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は第一空気チャンバー(chamber)22内に流れ込めない。
図2及び図4を参照する。スリーブ(sleeve)31の外径はロッド(rod)30の外径より大きく、スリーブ(sleeve)31とロッド(rod)30が互いに連接する個所には傾斜状に現れるスライド(slide)部3101が設けられ、ストップリング(stop ring)50のピストン(piston)60に面する一面には外しスリーブ(sleeve)51が設けられ、外しスリーブ(sleeve)51には外し溝52が設けられ、それはスリーブ(sleeve)31の収容に用いられ、スリーブ(sleeve)31の外縁は外し溝52の内縁と互いに密接し、かつ外しスリーブ(sleeve)51のストップリング(stop ring)50に背向く一端にはスリーブ(sleeve)31との嵌め付けに用いられる第一定位部53が設けられ、ピストン(piston)60がシリンダー(cylinder)21に沿う軸方向でストップリング(stop ring)50の方向へ移動し、スリーブ(sleeve)31を外し溝52内に進入させる状態に於いて、第一定位部53はロッド(rod)30及びスライド(slide)部3101に沿ってスリーブ(sleeve)31と互いに嵌め付けることができ、それによって、スリーブ(sleeve)31の位置を制限する。
また、図4に示すように、ピストン(piston)60のスライドスリーブ(slide sleeve)70に真向う位置には第二定位部65が設けられ、スライドスリーブ(slide sleeve)70が第一気道61の方向に移動し、スライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71に弾性回復力が発生した状態に於いて、第二定位部65は第三気道63の中に伸び入り、スライドスリーブ(slide sleeve)70の第三定位部74と互いに嵌め付けてスライドスリーブ(slide sleeve)70を固定することができ、このように空気バルブ(valve)64はスライドスリーブ(slide sleeve)70に押し付けられて常時開いた状態となって、この場合、スライドスリーブ(slide sleeve)70は空気バルブ(valve)64に固定されているので、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第一気道61、第二気道62、第三気道63、第二通路72、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73及び第一通路3103を経由して第一空気チャンバー(chamber)22内に流れ込む。
図2、図4及び図5を参照する。上記各部材の構造設計は、スリーブ(sleeve)31がストップリング(stop ring)50の方向へ移動して外しスリーブ(sleeve)51内に進入した場合、第一定位部53もロッド(rod)30及びスライド(slide)部3101を経由してスリーブ(sleeve)31と互いに嵌め付けてロッド(rod)30を固定する。図5に示すように、スライドスリーブ(slide sleeve)70と外しスリーブ(sleeve)51のストップリング(stop ring)50に背向く一端とが互いに嵌め当たると、外しスリーブ(sleeve)51はスライドスリーブ(slide sleeve)70を押し動かし、スライドスリーブ(slide sleeve)70は第三気道63の中で第一気道61の方向へ移動し、そのために、第二定位部65は第三定位部74と互いに嵌め付け、同時に、スライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71に弾性回復力が発生し、スライドスリーブ(slide sleeve)70は空気バルブ(valve)64を押し動かしてピストン(piston)60の外へ伸び出させ、それによって、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第一気道61、第三気道63、第二通路72、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73及び第一通路3103に沿って第一空気チャンバー(chamber)22内に流れ込むことができる。
上記に於いて、第一定位部53には複数個の第一定位溝5301が含まれ、図4に示すように、第一定位溝5301は外しスリーブ(sleeve)51の軸心に沿って順番に外しスリーブ(sleeve)51の外縁に設けられ、各第一定位溝5301のスライドスリーブ(slide sleeve)溝73に背向く一端にはそれぞれ締め付けばね5302が設けられ、並びに締め付けばね5302とスライドスリーブ(slide sleeve)溝73の間にそれぞれ第一定位エレメント(element)5303(例えば、スチールボール(steel ball))が設けられ、各締め付けばね5302は対応する第一定位エレメント(element)5303を外し溝52の中から伸び出すように押し、これによって、スリーブ(sleeve)31が逐次外し溝52の中に進入すると、第一定位エレメント(element)5303はロッド(rod)30、スライド(slide)部3101及びスリーブ(sleeve)31に沿って逐次第一定位溝5301の中に嵌め当たり、並びに各対応する締め付けばね5302を押さえ、そのために、締め付けばね5302にそれぞれ弾性回復力が発生し、それによって、第一定位エレメント(element)5303を逆方向へ移動するように押し動かす。また、スリーブ(sleeve)31の各第一通路3103が対応する第一定位溝5301に真向う状態に於いて、締め付けばね5302は再び対応する第一定位エレメント(element)5303を外し溝52の中から伸び出すように押し動かし、並びに対応する第一通路3103と互いに嵌め付け、それによって、外しスリーブ(sleeve)51の中でスリーブ(sleeve)31を固定する。このとき、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第一気道61、第二気道62、第三気道63、第二通路72、スライドスリーブ(slide sleeve)溝73、第一通路3103及び第一定位溝5301に沿って第一空気チャンバー(chamber)22内に流れ込むことができる。
また、上記に於いて、第二定位部65はピストン(piston)60の外縁と第三気道63の間に設けられている複数個の定位空間6501と、定位空間6501内にそれぞれ収容される定位スプリング(spring)6502と、定位空間6501内の各対応する定位スプリング(spring)6502と定位空間6501が第三気道63に面する一端の間で収容される第二定位エレメント(element)6503から構成され、第二定位エレメント(element)6503は定位スプリング(spring)6502に第三気道63の方向へ押さえられ、そのために、第二定位エレメント(element)6503の一部は第三気道63の中に伸び込み、第三定位部74はスライドスリーブ(slide sleeve)70の外縁に設けられている複数個の第二定位エレメント(element)6503に対応する定位孔7401によって構成され、スライドスリーブ(slide sleeve)70がスライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71に押さえられて第一気道61から離れる方向へ移動する状態に於いて、スライドスリーブ(slide sleeve)70のスライドスリーブ(slide sleeve)溝73が第二通路72に面する一端はスリーブ(sleeve)31と互いに嵌め付け、それによって、スライドスリーブ(slide sleeve)70はスライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)71とスリーブ(sleeve)31に第三気道63中ある位置に制限される。このとき、定位孔7401は第二定位エレメント(element)6503に近隣する位置にあり、第二定位エレメント(element)6503はスライドスリーブ(slide sleeve)70の外縁に嵌め当てられてピストン(piston)60の外縁方向へ移動し、そのために、第二定位エレメント(element)6503は定位空間6501の中に位置し、かつ各対応する定位スプリング(spring)6502に弾性回復力が発生する。逆に、スライドスリーブ(slide sleeve)70が外しスリーブ(sleeve)51に第一気道61へ押し付けられ、そのために、各定位孔7401がちょうど対応する第二定位エレメント(element)6503に面した場合、第二定位エレメント(element)6503は弾性回復力によって第三気道63の方向へ押し動かされ、それによって、第二定位エレメント(element)6503はそれぞれ各対応する定位孔7401内に伸び入り、スライドスリーブ(slide sleeve)70の第三気道63内の位置が固定される。
図6に示すチェックバルブ(check valve)座40の構造の模式図を参照する。チェックバルブ(check valve)座40の一端には絞り溝41が設けられ、絞り溝41は座溝43に面し、座溝43は内から外へ順番にチェックスプリング(check spring)45及びチェックバルブ(check valve)44が設置され、チェックバルブ(check valve)44の一端には貼り付け部4402が設けられ、貼り付け部4402の外縁はちょうど座溝43の外縁と互いに密接している。また、座溝43の一端は第四通路42を経由して絞り溝41と互いに連通し、座溝43の絞り溝41に背向く他端には限位覆い46が嵌め付けられ、チェックバルブ(check valve)44の他端は限位覆い46の限位孔4701を経由してチェックバルブ(check valve)座40の外へ伸び出して嵌め当て部4401が設けられ、嵌め当て部4401の外径は限位孔4701の内径よりも大きい。この他、チェックスプリング(check spring)45の相対両端はそれぞれ座溝43の絞り溝41に面する一端及び貼り付け部4402がチェックバルブ(check valve)44に背向く一端に連接され、それによって、チェックバルブ(check valve)44はチェックスプリング(check spring)45及び限位覆い46によって座溝43の中に制限される。また、チェックスプリング(check spring)45はピッチ(pitch)幅がやや広く展開状のスプリング(spring)が使用されるので、チェックバルブ(check valve)44が絞り溝41の方向へ移動する状態に於いて、チェックスプリング(check spring)45は圧縮されて弾性回復力が発生し、それによって、チェックバルブ(check valve)44は逆方向へ移動するように押し動かされる。
再び図6を参照する。貼り付け部4402の嵌め当て部4401に面する端面のチェックバルブ(check valve)44の外縁に沿って肩部4404が設けられ、肩部4404の外径は限位孔4701の内径よりも大きく、また、限位覆い46の一端で限位孔4701に近隣する位置には限位孔4701の外縁に沿って複数個の第五通路4702が設けられ、これにより、チェックバルブ(check valve)44が絞り溝41の方向へ移動した場合、限位覆い46の限位孔4701が設けられている一端の内側面はちょうどチェックバルブ(check valve)44と互いに嵌め当たり(図7に示すチェックバルブ(check valve)座40の図の如く)、この場合、肩部4404は限位孔4701及び第五通路4702を閉鎖することができ、そのために、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は座溝43の中に流れなくなる。
また、再び図6に示すように、肩部4404の限位孔4701と第五通路4702に面する一面には第三締め付けリング(ring)4405が設けられ、肩部4404が限位孔4701と第五通路4702を閉鎖した場合、図7に示すように、第三締め付けリング(ring)4405はちょうど限位覆い46の一端の内側面と互いに緊密に貼り付き、そのために、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は完全に絞り溝41へ流れなくなる。
再び図6に示すように、貼り付け部4402の一端から他端の間には複数個の第三通路4403が設けられ(例えば、4個)、チェックバルブ(check valve)44が限位覆い46の外へ伸び出した状況に於いて、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第五通路4702、第三通路4403、座溝43及び第四通路42を経由して絞り溝41へ流れる。逆に、図7に示すように、チェックバルブ(check valve)44が絞り弁4102から離れる方向へ移動した状況に於いて、肩部4404及び第三締め付けリング(ring)4405は同時に限位孔4701、各第五通路4702及び各第三通路4403の第一空気チャンバー(chamber)22に面する一端を閉鎖することができる。
再び図2、図3、図6及び図7を参照する。チェックバルブ(check valve)44が限位覆い46の外へ伸び出した状態に於いて、第一空気チャンバー(chamber)22及び第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は同等比例の変化として現れ、スライドスリーブ(slide sleeve)70と第二定位部65が互いに嵌め付けると、調整スプリング(spring)24はピストン(piston)60を押し動かしてチェックバルブ(check valve)座40の方向へ移動することができ、それによって、ピストン(piston)60の第一隔片6401はチェックバルブ(check valve)44の嵌め当て部4401と互いに嵌め当たり、第一隔片6401はチェックバルブ(check valve)44に押し動かされて第一気道61を閉鎖し、第二隔片6402を動かしてスライドスリーブ(slide sleeve)70を押し動かし、スライドスリーブ(slide sleeve)70と第二定位部65間の嵌め付け状態を解除し、それによって、スライドスリーブ(slide sleeve)70をスリーブ(sleeve)31の方向へ移動させ、それと同時に、ピストン(piston)60は調整スプリング(spring)24に押し動かされて逐次チェックバルブ(check valve)44を絞り溝41の方向へ移動するように押し動かし、貼り付け部4402と限位覆い46間の閉鎖状態が解除される。この場合、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は第一空気チャンバー(chamber)22へ流れず、第五通路4702、座溝43及び第四通路42を経由して絞り溝41へ流れ込み、最終的に、ピストン(piston)60は逐次第二空気チャンバー(chamber)23内の空気を排除してチェックバルブ(check valve)座40と互いに嵌め当たり、それによって、シリンダー(cylinder)20は操作されていない前の原始状態に回復する。
また、図6に示すように、絞り溝41内には順番にボールプラグ(ball plug)4101及び絞り弁4102が収納され、絞り弁4102(Throttling valve、例えば、ニードル(needle)型、スライド(slide)型及び回転型等)はボールプラグ(ball plug)4101が絞り溝41での位置の調整に用いられ、それによって、ボールプラグ(ball plug)4101は絞り溝41と座溝43間の第四通路42の空気流量を制御することができ、絞り弁4102がボールプラグ(ball plug)4101を離れると、ボールプラグ(ball plug)4101は絞り溝41の中で自由に移動することができ、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は座溝43及び第四通路42を経由して自由に絞り溝41の中に流れ込み、並びに再び絞り溝41の気孔4103を経由してチェックバルブ(check valve)座40の外へ流れ出し(すなわち、図2に示す如くシリンダー(cylinder)20の外へ排出され)、絞り弁4102がボールプラグ(ball plug)4101を圧迫すると、ボールプラグ(ball plug)4101は第四通路42を閉鎖し、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気は絞り溝41の中に流れなくなり、このように第一空気チャンバー(chamber)22(図2に示すように)及び第二空気チャンバー(chamber)23内の空気はある固定の比例を維持することができる。
図2を参照する。本実施例に於いて、空気シリンダー(cylinder)20が作用していない状態に於いて、空気バルブ(valve)64はシリンダー(cylinder)21中のストップリング(stop ring)50から離れる一端に位置し、そのために、第一隔片6401はチェックバルブ(check valve)44の嵌め当て部4401と互いに嵌め当たり、それによって、チェックバルブ(check valve)44は座溝43中の位置に制限される。
図8を参照する。ロッド(rod)30が引き動かされてピストン(piston)60が逐次ストップリング(stop ring)50の方向へ移動した場合、チェックバルブ(check valve)44も逐次チェックスプリング(check spring)45の弾性回復力によってシリンダー(cylinder)21の中に押しこめられ、そのために、肩部4404は限位孔4701と各第五通路4702を閉鎖し(図7に示すように)、第二空気チャンバー(chamber)23内の空気はピストン(piston)60の移動に伴って逐次増加する。
それと同時に、第一空気チャンバー(chamber)22内の空気が圧縮されて第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧は第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧より大きくなり、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第一隔片6401を押し動かし、第一隔片6401が開けられて第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第二空気チャンバー(chamber)23に流れ込む。
この場合、図9に示すように、もしロッド(rod)30が移動を止めると、調整スプリング(spring)24に発生した弾性回復力はピストン(piston)60をチェックバルブ(check valve)座40の方向へ押し動かし、そのために、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は圧迫され、第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧は第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧より大きくなり(図2に示すように)、第二空気チャンバー(chamber)23の空気は第一隔片6401を押し動かして第一気道61を閉鎖し(図3に示すように)、そのために、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23の空気は更に流れなくなり、このようにピストン(piston)60はシリンダー(cylinder)21内の任意の位置に固定される。
再び図2を参照する。ピストン(piston)60が再びストップリング(stop ring)50の方向へ移動した場合、第一空気チャンバー(chamber)22の空気が再び圧縮され、そのために、第一空気チャンバー(chamber)22の空気圧は第二空気チャンバー(chamber)23の空気圧より大きくなり、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第一隔片6401を押し動かして第一隔片6401が開けられ、第一空気チャンバー(chamber)22の空気は第二空気チャンバー(chamber)23へ流れ込むことができる。
再び図3を参照する。スリーブ(sleeve)31が外し溝52に進入すると(図4に示すように)、スライドスリーブ(slide sleeve)70と外しスリーブ(sleeve)51は互いに嵌め当たり、そのために、第二定位部65と第三定位部74は互いに嵌め付けてスライドスリーブ(slide sleeve)70は第二隔片6402と嵌め当たり、それによって、第一隔片6401が開けられて、空気バルブ(valve)64は常時開いた状態に現れる。
図5に示すように、上記空気バルブ(valve)64が常時開いた状態に於いて、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23間の空気は自由に移動することができ、この場合、空気シリンダー(cylinder)20には次に述べられる二つの実施手順がある。
図5に示すように、上記空気バルブ(valve)64が常時開いた状態に於いて、第一空気チャンバー(chamber)22と第二空気チャンバー(chamber)23間の空気は自由に移動することができ、この場合、空気シリンダー(cylinder)20には次に述べられる二つの実施手順がある。
その一は、図2、図3及び図5に示すように、第一定位部53と第一通路3103の互いに嵌め付ける結合力が調整スプリング(spring)24の弾性回復力より大きい場合、スリーブ(sleeve)31は依然外し覆い51と互いに嵌め付けることができ、かつピストン(piston)60もシリンダー(cylinder)21内のストップリング(stop ring)50に近隣する位置に固定され、ロッド(rod)30は押し動かされてスリーブ(sleeve)31を外し覆い51から離れるように動かし、この場合、調整スプリング(spring)24はピストン(piston)60を押し動かしてチェックバルブ(check valve)座40の方向へ移動させ、それによって、ロッド(rod)30は逐次シリンダー(cylinder)21の中に進入することができる。
その二は、図2、図3及び図5に示すように、第一定位部53と第一通路3103の互いに嵌め付ける結合力が調整スプリング(spring)24の弾性回復力より小さい場合、調整スプリング(spring)24はピストン(piston)60を押し動かしてチェックバルブ(check valve)座40の方向へ移動させ、それによって、ロッド(rod)30は逐次シリンダー(cylinder)21の中に進入することができる。
再び図3を参照する。スリーブ(sleeve)31はそれの結合部3102(例えば、定位ピン(pin)またはねじ)によりスライドスリーブ(slide sleeve)70の長孔3104(図2に示すように)を経てピストン(piston)60と互いに連接することができ、それによって、スリーブ(sleeve)31はピストン(piston)60と互いに連接することができる。この他、図6に示すように、チェックバルブ(check valve)44の嵌め当て部4401に背向く他端にはチェック(check)溝4406が設けられ、チェック(check)溝4406はチェックスプリング(check spring)45の収容に用いられ、それによって、チェックスプリング(check spring)45はチェック(check)溝4406の中の位置に制限される。
以上に述べたのは本発明の最適実施例だけであり、本発明の構造特徴はそれに局限されず、如何なるこの技術を熟知するものが本発明の領域内に於いて軽易に思い及ぶ変化または改修は、すべて本発明の特許登録請求の範囲内に含まれるものする。
以上に述べたのは本発明の最適実施例だけであり、本発明の構造特徴はそれに局限されず、如何なるこの技術を熟知するものが本発明の領域内に於いて軽易に思い及ぶ変化または改修は、すべて本発明の特許登録請求の範囲内に含まれるものする。
20:空気シリンダー(cylinder)、21:シリンダー(cylinder)、22:第一空気チャンバー(chamber)、23:第二空気チャンバー(chamber)、24:調整スプリング(spring)、30:ロッド(rod)、31:スリーブ(sleeve)、32:締め付け部、40:チェックバルブ(check valve)座、41:絞り溝、42:第四通路、43:座溝、44:チェックバルブ(check valve)、45:チェックスプリング(check spring)、46:限位覆い、50:ストップリング(stop ring)、51:外しスリーブ(sleeve)、52:外し溝、53:第一定位部、60:ピストン(piston)、61:第一気道、62:第二気道、63:第三気道、64:空気バルブ(valve)、65:第二定位部、66:第一締め付けリング(ring)、67:第二締め付けリング(ring)、70:スライドスリーブ(slide sleeve)、71:スライドスリーブスプリング(slide sleeve spring)、72:第二通路、73:スライドスリーブ(slide sleeve)溝、74:第三定位部、3101:スライド(slide)部、3102:結合部、3103:第一通路、3104:長孔、4101:ボールプラグ(ball plug)、4102:絞り弁、4103:気孔、4401:嵌め当て部、4402:貼り付け部、4403:第三通路、4404:肩部、4405:第三締め付けリング(ring)、4406:チェック(check)溝、4701:限位孔、4702:第五通路、5301:第一定位溝、5302:締め付けばね、5303:第一定位エレメント(element)、6401:第一隔片、6402:第二隔片、6501:定位空間、6502:定位スプリング(spring)、6503:第二定位エレメント(element)、7401:定位孔
Claims (15)
- 一端にチェックバルブ座が設けられ、他端にストップリングが設けられ、ストップリングはチェックバルブ座に真向うシリンダーと、
シリンダー内に設けられ、一端にスリーブが設けられ、他端にストップリングを経由してシリンダーの外へ伸び出して締め付け部が設けられているロッドと、
シリンダー内に設けられてスリーブと連接し、外縁はシリンダーの内縁と互いに密接し、ストップリングとの間は第一空気チャンバーであり、チェックバルブ座との間は第二空気チャンバーであるピストンと、
ピストンに設けられ、ピストンがストップリングに向かって移動すると、第一空気チャンバーの空気に押し動かされて開いた状態になり、第一空気チャンバーの空気がピストンを経由して第二空気チャンバーに流れ込む空気バルブと、
シリンダー内に設けられ、ピストンの移動に対応して弾性回復力を発生し、ピストンの移動が停止した状態に於いて、ピストンをチェックバルブ座の方向へ移動するとき、この場合、第二空気チャンバーの圧力は第一空気チャンバーの圧力より大きいことで、空気バルブが閉鎖され、ピストンがシリンダー内に固定される調整スプリングと、
を含むことを特徴とする空気シリンダー。 - ピストンがストップリングの方向へ移動してストップリングと互いに嵌め当たる状態に於いて、ピストンの空気バルブは常時開いた状態となり、そのため、調整スプリングはピストンを動かしてチェックバルブ座の方向へ移動可能であることを特徴とする請求項1記載の空気シリンダー。
- ピストンの外縁には、第一締め付けリングが取り付けられ、それは弾性のある材料から構成され、ピストンがシリンダー内に位置する状態に於いて、ピストンの外縁はシリンダーの内縁と共同で第一締め付けリングを挟み付けることを特徴とする請求項1記載の空気シリンダー。
- 調整スプリングは、第一空気チャンバーの中に設けられ、調整スプリングはピッチ幅がやや広く展開状のスプリングが使用され、調整スプリングの相対両端はそれぞれストップリング及びピストンと互いに連接することを特徴とする請求項1記載の空気シリンダー。
- ピストンには更に、
ピストンのチェックバルブ座に面する一端に設けられている第一気道と、
ピストンの他端に設けられ、内径が第一気道の内径より大きい第三気道と、
第一気道と第三気道との間に設けられ、内径が第一気道の内径より大きいが、第三気道の内径より小さく、第一気道及び第三気道と互いに連通する第二気道と、
第三気道に設けられ、第三気道の第二気道に近隣する一端の間で共同でスライドスリーブスプリングを収容し、第一気道に面する一端には複数個の第二通路が設けられ、他端には第二通路と互いに連通してスリーブの収容に用いられるスライドスリーブ溝が設けられ、それによって、スライドスリーブスプリングとスリーブとの間に制限され、外縁が第三気道の内縁と互いに密接するスライドスリーブと、
第一気道に設けられ、第三気道の一端に背向けて第一気道の外へ伸び出し、第一隔片が設けられ、第一隔片の外径は第一気道の内径より大きく、他端が第二気道を経由して第三気道へ伸び込み、第二隔片が設けられ、第二隔片の外径は第二気道の内径より小さいが、第一気道の内径より大きいので、それが第三気道の方向へ移動する状態に於いて、第一隔片は第一気道を閉鎖し、第一隔片は閉鎖状となり、それが別の方向へ移動する状態に於いて、第二隔片は第二気道と互いに嵌め当たって第一隔片を第一気道から離れるように押し動かし、第一隔片は開いた状態となる空気バルブと、
を含むことを特徴とする請求項1記載の空気シリンダー。 - スリーブの外縁は、スライドスリーブ溝の内縁と互いに密接し、スリーブはスライドスリーブを経由してピストンと互いに連接し、スリーブには複数個の第一通路が設けられ、第一通路はスリーブの一端からスライドスリーブの他端を越える位置まで延伸し、第一通路の相対両端はそれぞれスライドスリーブ溝の中及びスライドスリーブの外に位置することを特徴とする請求項5記載の空気シリンダー。
- 第一気道の第三気道に背向く一端面の第一隔片に面する位置には、第二締め付けリングが設けられ、第一隔片が第一気道を閉鎖する状態に於いて、第一隔片は第二締め付けリングと緊密に貼り付くことを特徴とする請求項5記載の空気シリンダー。
- スリーブの外径は、ロッドの外径より大きく、スリーブとロッドが互いに連接する個所には傾斜状のスライド部が設けられ、ストップリングのピストンに面する一面には外しスリーブが設けられ、外しスリーブには外し溝が設けられ、外し溝はロッドがシリンダーの外へ移り出し、スリーブの収容に用いられ、スリーブの外縁は外し溝の内縁と互いに密接することを特徴とする請求項5記載の空気シリンダー。
- 外しスリーブのストップリングに背向く一端には、スリーブとの嵌め付けに用いられる第一定位部が設けられ、ピストンがシリンダーの軸方向に沿ってストップリングの方向へ移動し、スリーブを外し溝内に進入させる状態に於いて、第一定位部はロッド及びスライド部に沿ってスリーブと互いに嵌め付けることが可能であり、スリーブの位置を制限することを特徴とする請求項8記載の空気シリンダー。
- 第一定位部は、複数個の第一定位溝によって構成され、第一定位溝は外しスリーブの軸心方向に沿って順番に外しスリーブの外縁に設けられ、第一定位溝中のスライドスリーブ溝に背向く一端にはそれぞれ締め付けばねが設けられ、締め付けばねとスライドスリーブ溝との間にはそれぞれ第一定位エレメントが設けられ、各締め付けばねは対応する第一定位エレメントを押し動かして外し溝内へ伸び出すことが可能であることを特徴とする請求項9記載の空気シリンダー。
- ピストンのスライドスリーブに真向う位置には、第二定位部が設けられ、スライドスリーブが第一気道の方向へ移動し、スライドスリーブスプリングに弾性回復力が発生した状態に於いて、第二定位部は第三気道の中に伸び入り、スライドスリーブの第三定位部と互いに嵌め付けてスライドスリーブの固定に用いることが可能であり、スライドスリーブの第一気道に面する一端は第二隔片をピストンの外へ移動し、第一隔片が開いた状態となることを特徴とする請求項5記載の空気シリンダー。
- 第二定位部には、それぞれピストンの外縁と第三気道との間に設けられている複数個の定位空間と、
それぞれ定位空間中に設けられている複数個の定位スプリングと、
それぞれ定位空間中の対応する定位スプリングと定位空間が面する第三気道の一端との間に設けられている複数個の第二定位エレメントとが含まれ、第二定位エレメントは対応する定位スプリングに第三気道の方向へ向かって押さえられ、そのため、第二定位エレメントの一部は第三気道の中へ伸び入ることが可能であり、
第三定位部はスライドスリーブの外縁に設けられている複数個の第二定位エレメントの各定位孔から構成されることを特徴とする請求項11記載の空気シリンダー。 - チェックバルブ座には、
チェックバルブ座のストップリングに背向く一端に設けられている絞り溝と、
チェックバルブ座の他端に設けられている座溝とが含まれ、座溝のストップリングに背向く一端は第四通路を経由して絞り溝と互いに連通し、絞り溝の他端には限位覆いが嵌め付けられ、座溝には内から外へ順番にチェックスプリング及びチェックバルブが収容され、チェックバルブの一端には貼り付け部が設けられ、貼り付け部の外縁はちょうど座溝の外縁と互いに密接し、チェックバルブの他端は限位覆いの限位孔を経由してチェックバルブ座の外へ伸び出して嵌め当て部が設けられ、嵌め当て部の外径は限位孔の内径よりも大きく、チェックスプリングの相対両端はそれぞれ座溝の絞り溝に面する一端と貼り付け部がチェックバルブに背向く一端に連接され、チェックバルブは座溝の中に制限されることを特徴とする請求項1記載の空気シリンダー。 - 貼り付け部がチェックバルブに接する個所の外縁には、肩部が設けられ、肩部の外径は限位孔の内径よりも大きく、チェックバルブがストップリングの方向へ移動する状態に於いて、限位覆いの限位孔が設けられている一端の内側面は肩部と互いに嵌め当たり、限位孔及び限位覆いの限位孔に近隣する複数個の第五通路を閉鎖可能であり、肩部の限位孔に面する一面には第三締め付けリングが設けられていることを特徴とする請求項13記載の空気シリンダー。
- 絞り溝には、内から外へ順番にボールプラグ及びボールプラグを圧迫可能である絞り弁が収容され、絞り弁はボールプラグを圧迫することによって第四通路の流量を制御することを特徴とする請求項14記載の空気シリンダー。
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JP2007051861A Pending JP2008215441A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 空気シリンダー(cylinder) |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108914531A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-11-30 | 合肥奥瑞数控科技有限公司 | 一种带升降功能的气动夹紧装置 |
CN115657459A (zh) * | 2019-08-11 | 2023-01-31 | 哈尔滨理工大学 | 一种自适应稳定平台 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61116131A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | Nhk Spring Co Ltd | 多段式ガスばね装置 |
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JPH09250273A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Chuzan Chin | 空圧式回動制御装置 |
-
2007
- 2007-03-01 JP JP2007051861A patent/JP2008215441A/ja active Pending
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CN115657459A (zh) * | 2019-08-11 | 2023-01-31 | 哈尔滨理工大学 | 一种自适应稳定平台 |
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