JPH09250273A - 空圧式回動制御装置 - Google Patents

空圧式回動制御装置

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JPH09250273A
JPH09250273A JP6142396A JP6142396A JPH09250273A JP H09250273 A JPH09250273 A JP H09250273A JP 6142396 A JP6142396 A JP 6142396A JP 6142396 A JP6142396 A JP 6142396A JP H09250273 A JPH09250273 A JP H09250273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア等の開閉作動や所定位置での停止を行な
うことができる、安価で、簡単な構成の、信頼性の高い
空圧式回動制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ピストンロッド18側にテーパ状減径部
23を設け、シリンダ15側に内方膨出領域24を設
け、ピストンロッド18が内部を挿通するスリーブ部材
20をばね部材21,22により所定位置に弾撥し、こ
のスリーブ部材20に設けたボール部材Bと前記テーパ
状減径部23とを係合させることによりピストンロッド
18の移動をロックし、ドア等の回動部材3がドアフレ
ーム等の主部材2に対して開いた状態をロックするよう
にしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアあるいはロボ
ットアーム等のように相互に回動可能にヒンジ連結され
た部材間に組み込まれ、回動側部材の回動状態あるいは
停止位置を制御することができる空圧式回動制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
ドアやロボットアーム等のように2つの部材が相互にヒ
ンジ連結されたものでは、一方の部材(以下主部材)に
対し他方の部材(以下回動部材)が回動可能に取付けら
れた状態となっているが、この回動部材の回動状態ある
いは停止位置を制御するには、両部材間に回動制御装置
が設けられている。
【0003】例えば、図6に示すドアの回動制御装置1
は、ドアフレーム2とドア3の頂部との間に取付けられ
ており、その構成は、基部がドアフレーム2にビス等に
より取付られた取付リンク4と、該取付リンク4の端部
と一端が連結された伸縮自在な中間レバー5と、この中
間レバー5の他端と回動可能に連結した回動制御リンク
6と、回動制御リンク6の基部が取付けられた本体部7
とを有している。
【0004】そして、この本体部7内に封入されたオイ
ルを油圧制御することにより、とりわけオイルの流れ抵
抗の制御を利用して、ドア3を半開きの状態に保持した
り、ドア閉鎖時のドア3の回動スピードを調節し、ドア
3の開閉を円滑にしたり、ドア3が静かに閉鎖されるよ
うに制御している。
【0005】しかし、この装置1は、オイルが封入され
た油圧制御装置であるため、高価なものとなるのみでな
く、長年使用している間にシール部材の機能が低下する
と、本体部7内に封入されているオイルが外部に漏れ出
し、これが部屋の側壁を伝って流れ、周辺を汚す虞れが
ある。また、制御不能となったときの修理も簡単ではな
く、大変な労力を要するものとなっている。
【0006】前記ロボットアームに関しても略同様であ
るが、このロボットアームでは、3次元的な作動となる
ので、ドア用の回動制御装置よりもさらに複雑で高価な
制御機構が必要となる。
【0007】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたもので、ドア等の開閉作動や所定位置で
の停止を行なうことができる、安価で、簡単な構成の、
信頼性の高い空圧式回動制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1に記載の発明は、両端が蓋体により閉塞
されたシリンダと、該シリンダ内で往復動可能に設けら
れ、前記シリンダの先端側蓋体への往動時には縮小し復
動時には拡開してシリンダの内周面と摺接する弁体を備
えたピストンと、一端がピストンに連結され他端が前記
シリンダの後端側蓋体より外部に突出されたピストンロ
ッドと、前記先端側蓋体に当該シリンダ内の空気を所定
の抵抗を持って外部に排出するリリーフ弁とを有し、前
記シリンダの先端側蓋体とピストンロッドの突出端部の
いずれか一方を主部材に連結し、いずれか他方を当該主
部材に対して回動可能に取付けられた回動部材に連結し
てなり、該回動部材の主部材に対する回動状態を制御す
る空圧式回動制御装置において、前記ピストンロッドに
沿って軸方向に摺動し得るように設けられたスリーブ部
材と、該スリーブ部材を前記シリンダ内軸方向所定位置
に保持するように弾撥するばね部材と、該スリーブ部材
に開設された通孔内に放射方向移動可能となるように設
けられたボール部材とを有し、該ボール部材を前記ピス
トンロッドに形成されたテーパ状減径部により前記シリ
ンダの内周面と係合させ、ピストンロッドの移動を停止
させるようにしたロック機構を有することを特徴とす
る。
【0009】このようにすれば、テーパ状減径部がスリ
ーブ部材のボール部材が放射方向に移動されるまでは、
ピストンロッドは、自由にシリンダ内を移動でき、回動
部材も所定の範囲内で自由に回動でき、この回動スピー
ドも、リリーフ弁の開度を調節すれば、自由に調節でき
る。
【0010】例えば、回動部材の往動時(ドアの場合、
例えば開放時)には、ピストンの弁体が縮小し、シリン
ダ内の空気の移動を許容し、円滑にピストンロッドをシ
リンダから突出させることができ、回動部材も主部材か
ら離れるように作動する。
【0011】また、復動時(ドアの場合、例えば閉塞
時)には、ピストンの弁体が拡開し、シリンダ内の空気
がリリーフ弁を介して外部に排出されつつピストンロッ
ドが移動し、回動部材は、主部材に近付くように作動す
る。
【0012】そして、前記回動部材によりピストンロッ
ドがシリンダ内からさらに突出された状態で停止する
と、テーパ状減径部とシリンダの内周面との間にボール
部材が食い込み、ピストンロッドの移動が阻止され、ロ
ックされる。これにより回動部材も所定位置で停止した
状態が保持される。
【0013】請求項2に記載の発明のロック機構は、シ
リンダの所定位置に軸方向所定長さだけ当該シリンダの
内径を減径した内方膨出領域を有することを特徴とす
る。
【0014】このようにすれば、ボール部材の放射方向
移動量が少なくても、ピストンロッドの移動は簡単に阻
止される。また、ロックの利きも良い。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の形態に
基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態を示す全
体概略斜視図、図2は同実施の形態の要部を示す分解斜
視図、図3は同実施の形態の要部を示すドアの閉鎖状態
における断面図、図4はドアの開放状態における断面
図、図5はドアロック状態における断面図であり、図6
に示す部材と共通する部材には同一符号を付している。
【0016】図1において、本実施の形態のドア回動制
御装置10は、ドアフレーム2と、当該ドアフレーム2
に対してヒンジ機構11を介して回動自在に取付けられ
たドア3との間に設けられ、一端がドアフレーム2側の
中間レバー5に、他端がドア3側に取付けられた支持ブ
ラケット12に、それぞれピンP等により回動可能に取
付けられている。
【0017】このドア回動制御装置10は、図2に示す
ように、両端が蓋体13,14により閉塞されたシリン
ダ15と、該シリンダ15内で往復動可能に設けられ、
前記シリンダ15の先端側蓋体13への往動時には縮小
し復動時には拡開してシリンダ15の内周面15aと摺
接する弁体16を備えたピストン17と、一端がピスト
ン17に連結され他端が前記シリンダ15の後端側蓋体
14より外部に突出されたピストンロッド18と、前記
先端側蓋体13にシリンダ15内の空気を所定の抵抗を
持って外部に排出するリリーフ弁19とを有している。
【0018】特に、本実施の形態では、シリンダ15内
にロック機構Rが設けられている。このロック機構R
は、ピストンロッド18に沿って軸方向に摺動し得るス
リーブ部材20と、該スリーブ部材20を前記シリンダ
15内所定位置に保持するように弾撥する第1ばね部材
21及び第2ばね部材22と、該スリーブ部材20に放
射方向移動可能となるように設けられた1個または複数
個のボール部材Bと、ボール部材Bの放射方向位置を制
御する前記ピストンロッド18の前記弁体16に近い位
置に形成されたテーパ状減径部23とから構成され、こ
のテーパ状減径部23とシリンダ15の内周面15aと
の間でボール部材Bを係合させることによりピストンロ
ッド18の移動を停止させるようにしている。
【0019】このロック機構Rは、テーパ状減径部23
とシリンダ15の内周面15aとの間にボール部材Bを
食い込ませることによりピストンロッド18の移動をロ
ックするようになっているので、このロック性能を向上
させたり、ピストンロッド18の移動を速やかに阻止す
るには、ボール部材Bの放射方向移動量を少なくするこ
とが好ましい。このため、本実施の形態では、シリンダ
15の内周面15aの後端側蓋体14より軸方向所定長
さLだけシリンダ15の内径を減径する内方膨出領域2
4を形成している。
【0020】ただし、この内方膨出領域24とピストン
ロッド18の前記テーパ状減径部23以外の部分の外周
面18aとの間の隙間sは、ボール部材Bの直径dより
も小さくしてあり、ここにはボール部材Bが入り込めな
いようになっているが、前記テーパ状減径部23がこの
内方膨出領域24まで移動してきたときには、テーパ状
減径部23と内方膨出領域24とにより比較的広い空間
が形成されるので、ボール部材Bは、スリーブ部材20
とともに内方膨出領域24内に入り込むことができるよ
うになっている。
【0021】したがって、このスリーブ部材20が内方
膨出領域24との衝突を回避し、円滑に入り込むように
するため、内方膨出領域24の入口側端部24aは、テ
ーパ状に削落することが好ましく、またスリーブ部材2
0の先端部も角部を丸く形成しておくことが好ましい。
【0022】なお、図2中、符号「25」はスリーブ部
材20に開設されたボール部材Bが嵌挿される通孔、
「26」はOリング、図3中、符号「27」は空気出
口、「28」は空気入口である。
【0023】次に、実施の形態の作用を説明する。ドア閉鎖状態 まず、ドア3を閉鎖している状態では、ドア回動制御装
置10は、図3に示すような状態となっている。つま
り、第1ばね部材21及び第2ばね部材22が略自由長
となるように伸長した状態であり、スリーブ部材20が
シリンダ15の内方膨出領域24の入口側端部24a近
傍に保持された状態となっている。このとき、ピストン
ロッド18に形成されたテーパ状減径部23の位置は、
弁体16に近い位置である。
【0024】ドア開放状態 ドア3を押し開くと、図4に示すように、ピストンロッ
ド18がシリンダ15内から外方に引き出される。この
場合、ボール部材Bは、シリンダ15の内方膨出領域2
4とピストンロッド18の外周面18aとの間の隙間s
に遮られて移動できない。したがって、ピストンロッド
18は、ボール部材Bによる移動の制約を受けることな
く、第1ばね部材21の弾撥力に抗して移動でき、シリ
ンダ15内から引き出される。これによりドア3は、円
滑に開放される。なお、この時点では、第2ばね部材2
2は、まだ伸長した自由長の状態である。
【0025】このドア3が所定位置まで開放された後
に、このドアの押し力を解くと、ピストンロッド18
は、ボール部材B等によりロックされる位置に至ってい
ないので、前記第1ばね部材21の弾撥力によりピスト
ンロッド18は、シリンダ15内に引き戻され、ドア3
は元の閉鎖状態に戻される。
【0026】なお、このドア3の戻り速度は、リリーフ
弁19の開度状態により制御される。つまり、リリーフ
弁19が空気出口27をリリーフ弁19により絞ると、
シリンダ15内の空気は、空気出口27から排出されに
くく、ピストンロッド18の戻りが遅くなり、ドア3の
戻り速度も遅くなる。また、リリーフ弁19を開放すれ
ば、シリンダ15内の空気は、空気出口27から速やか
に排出されるので、ピストンロッド18の戻りが早くな
り、ドア3の戻り速度も早くなる。
【0027】ドアロック状態 ドア3が所定位置まで開放された状態を保持する場合に
は、図4に示す状態からさらにドア3を僅かに開放し、
図5に示す状態とする。つまり、ドア3を僅かに開放す
ると、ピストンロッド18は、第2ばね部材22を押し
縮めつつ移動する。このピストンロッド18のテーパ状
減径部23が、内方膨出領域24の入口側端部24aま
で移動すると、ボール部材Bは、通孔25内で内方移動
を許容され、スリーブ部材20とともに内方膨出領域2
4内に入り込むことができる。そして、スリーブ部材2
0とともにボール部材Bが、内方膨出領域24内まで至
ると、ドア3はロックされることになる。
【0028】つまり、ピストンロッド18のテーパ状減
径部23が、内方膨出領域24の入口側端部24aを越
える程度まで、ドア3を開放した後に、ドア3の押し力
を解くと、ピストンロッド18は、第1ばね部材21及
び第2ばね部材22の弾撥力によりシリンダ15内に引
き戻されるようになる。
【0029】しかし、この場合、ボール部材Bがテーパ
状減径部23により半径方向外方に押し出されることに
なるので、ボール部材Bは、テーパ状減径部23とシリ
ンダ15の内周面15aとの間に食い込み、楔効果を発
揮してピストンロッド18の移動をロックする。この結
果、ドア3は、所定位置で開放されたままのロック状態
となる。
【0030】ドアロックの解除 ドア3のロック状態を解除する場合には、一旦ドア3を
僅かに開方向に移動する。これにより前記テーパ状減径
部23とシリンダ15の内周面15aとの間に食い込ん
でいるボール部材Bが、テーパ状減径部23内に入り込
み、一時的に自由になる。これによりロック状態は、簡
単に解除される。
【0031】つまり、ロック状態のドア3を一旦僅かに
開方向に移動すると、ピストンロッド18は、第1ばね
部材21及び第2ばね部材22の弾撥力に抗して、図5
に示す状態から図上僅かに右方向に移動することにな
り、ボール部材Bは、テーパ状減径部23内に入り込
む。これによりピストンロッド18のロック状態を解除
されるが、この状態で、ドア3の閉方向に急激に移動す
ると、再度ボール部材Bがピストンロッド18のテーパ
状減径部23内に入り込むことになるので、ロックは解
除されない。
【0032】しかし、このドア3を閉方向に徐々に移動
すると、ボール部材Bは、テーパ状減径部23内に止ま
った状態でスリーブ部材20とともに移動し、シリンダ
15の内方膨出領域24の入口側端部24aから出る。
この結果、ピストンロッド18は、ボール部材Bにより
ロックされることなく、図5上左方向に移動し、ロック
状態が解除される。
【0033】このように、本実施の形態では、ロック機
構Rのボール部材Bとテーパ状減径部23とを適宜操作
することにより、ドア等の開閉作動や所定位置での停止
を簡単に行なうことができることになる。しかも、この
ドア回動制御装置10は、油圧を使用せず、空気圧のみ
により作動するようにしているので、長年使用によりシ
ール部材のシール機能が損なわれても、周辺をオイルに
より汚すことはない。また、この装置自体は、基本的に
はシリンダやピストンというものから構成され、ここに
は複雑な機構もなく、簡単な構成のみのため、装置全体
のコストは極めて安価となり、しかも信頼性の高いもの
となる。
【0034】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲内において種々改
変することができる。前述した実施の形態では、いわば
ロック機構Rが1つ設けられたものであるが、本発明
は、これのみでなく、2つあるいはそれ以上設けても良
い。
【0035】この他の実施の形態は、いわば多段停止式
のドア回動制御装置であるが、このようにすれば、ドア
の停止位置を多数選択することができるので、例えば、
ドアを僅かに開放して室内の換気を行なう場合あるいは
広く開放して換気する場合などに使い分ければ、極めて
利便性が向上する。
【0036】また、前記実施の形態において、ロック状
態においてドア等の回動部材が風などにより揺動する虞
れがある場合には、ピストンロッド18の所定位置にば
ねにより突出習性が付与された小さなボールを設け、後
端側蓋体14に設けられた凹所と嵌合するようにする
か、あるいはU字状のピンをピストンロッド18の所定
位置に取り付け、このピンが後端側蓋体14に設けられ
た凹所と嵌合するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回動部材の作動時に、ピストンロッドのテーパ状減径部
がスリーブ部材のボール部材を放射方向に突出するまで
は、ピストンロッドは、自由にシリンダ内を移動でき、
回動部材も所定の範囲内で自由に回動でき、この回動ス
ピードも、リリーフ弁の開度を調節すれば、自由に調節
でき、また、ボール部材を放射方向に移動し、シリンダ
の内周面と係合すると、ピストンロッドはロックされ、
これにより回動部材が所定位置で停止できる。
【0038】また、シリンダの所定位置に軸方向所定長
さだけ内方膨出領域を設けると、ボール部材の放射方向
移動量が少なくても、ピストンロッドを簡単にロックで
き、ロックの利きも良い。
【0039】さらに、装置自体も、油圧を使用しないの
で、長年使用によりシール部材のシール機能が損なわれ
ても、周辺をオイルにより汚すことはなく、また、複雑
な機構もなく、簡単な構成のみのため、安価で、信頼性
の高い装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す全体概略斜視図で
ある。
【図2】 同実施の形態の要部を示す分解斜視図であ
る。
【図3】 同実施の形態の要部を示すドア閉鎖状態にお
ける断面図である。
【図4】 同ドアの開放状態における断面図である。
【図5】 同ドアのロック状態における断面図である。
【図6】 従来のドア開閉装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
2…主部材、 3…回動部材、1
3,14…蓋体、 15…シリンダ、15
a…シリンダの内周面、 16…弁体、17…ピス
トン、 18…ピストンロッド、19…
リリーフ弁、 20…スリーブ部材、2
1,22…ばね部材、 23…テーパ状減径
部、24…内方膨出領域、 25…通孔、B
…ボール部材、 L…内方膨出領域の軸
方向長さ、R…ロック機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が蓋体(13,14)により閉塞されたシ
    リンダ(15)と、該シリンダ(15)内で往復動可能に設けら
    れ、前記シリンダ(15)の先端側蓋体(13)への往動時には
    縮小し復動時には拡開してシリンダ(15)の内周面(15a)
    と摺接する弁体(16)を備えたピストン(17)と、一端がピ
    ストン(17)に連結され他端が前記シリンダの後端側蓋体
    (14)より外部に突出されたピストンロッド(18)と、前記
    先端側蓋体(13)に当該シリンダ(15)内の空気を所定の抵
    抗を持って外部に排出するリリーフ弁(19)とを有し、前
    記シリンダ(15)の先端側蓋体(13)とピストンロッド(18)
    の突出端部のいずれか一方を主部材(2)に連結し、いず
    れか他方を当該主部材(2)に対して回動可能に取付けら
    れた回動部材(3)に連結してなり、該回動部材(3)の主
    部材(2)に対する回動状態を制御する空圧式回動制御装
    置において、 前記ピストンロッド(18)に沿って軸方向に摺動し得るよ
    うに設けられたスリーブ部材(20)と、該スリーブ部材(2
    0)を前記シリンダ(15)内軸方向所定位置に保持するよう
    に弾撥するばね部材(21,22)と、該スリーブ部材(20)に
    開設された通孔(25)内に放射方向移動可能となるように
    設けられたボール部材(B)とを有し、該ボール部材(B)
    を前記ピストンロッド(18)に形成されたテーパ状減径部
    (23)により前記シリンダ(15)の内周面(15a)と係合さ
    せ、ピストンロッド(18)の移動を停止させるようにした
    ロック機構(R)を有することを特徴とする空圧式回動制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構(R)は、前記シリンダ(1
    5)の所定位置に軸方向所定長さ(L)だけ当該シリンダ(1
    5)の内径を減径した内方膨出領域(24)を有することを特
    徴とする請求項1に記載の空圧式回動制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424888B1 (ko) * 2001-11-19 2004-03-27 현대자동차주식회사 자동차의 테일 게이트 오픈용 가스 리프터
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