JP3170621B2 - 産業用無人ヘリコプタ - Google Patents

産業用無人ヘリコプタ

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JP3170621B2
JP3170621B2 JP21109696A JP21109696A JP3170621B2 JP 3170621 B2 JP3170621 B2 JP 3170621B2 JP 21109696 A JP21109696 A JP 21109696A JP 21109696 A JP21109696 A JP 21109696A JP 3170621 B2 JP3170621 B2 JP 3170621B2
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義彦 渡辺
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空中撮影や農薬散
布等に用いられる産業用無人ヘリコプタの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無人ヘリコプタにおいて
は、エンジンや各種制御機器等を搭載した機体本体部分
を覆うカバーはねじ止めにより取付けられていた。図9
はこのような無人ヘリコプタの一例を示したものであ
り、この例では機体本体11のカバー12は左右カバー
部12a、12b、前カバー部12c及び下カバー部1
2dの4つの部分からなり、これらがねじ止め固定され
て取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の無人ヘリコプタでは機体本体11のカバー12をねじ
止めによって取付けており、このカバー12は複数に分
割され、かつ複雑な形状をしているため、組立に手間が
かかるものとなっていた。また、配線やねじゆるみ、オ
イルもれ、電子機器動作のチェック等の点検整備をする
際には、カバー12を取外す必要があるが、このカバー
12の取外し及び再組立に時間を要し、この点で整備性
の悪いものとなっていた。
【0004】この発明の目的は上記問題点に鑑み、機体
本体のカバーの取付け、取外しを簡単に行うことがで
き、よって組立性に優れ、かつ整備性に優れた無人ヘリ
コプタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、機体本体のカバーは左右カバー部と上蓋とよりな
り、左右カバー部は機体本体のシャーシの下部に爪の差
込みによりそれぞれ係止され、かつ互いの止め具が係合
されて互いに固定され、上蓋はシャーシの上部に蝶番を
介して開閉自在に取付けられ、かつ左右カバー部上に位
置され、上蓋を開き、かつ上記止め具の係合を外すこと
により、左右カバー部がそれぞれシャーシに取付け、取
外し自在とされる。
【0006】ャーシに固定されているエンジンがリコ
イルスタータ方式とされ、エンジンとその始動用パネル
部とが、上記上蓋と対向された構成とされる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものである。この例では無人ヘリコプタの機
体本体21のカバーは左右カバー部22,23と上蓋2
4とによって構成される。左カバー部22と右カバー部
23とは図2に示したようにほぼ対称形とされ、下端部
には機体の前後方向に配列されて一対の爪25がそれぞ
れ下方に突出形成されている。なお、図2中、26,2
7は上蓋24によって蓋される切欠き部であり、28,
29はマストが挿通される切欠き部である。
【0008】図3は機体本体21のシャーシ31を示し
たものであり、このシャーシ31の下部の両側に、上述
した左右カバー部22,23の各爪25が挿入位置決め
される差込み口32が設けられる。差込み口32はこの
例ではスキッド33のシャーシ31への取付け部分にお
いて、左右に突出して設けられている。図4は差込み口
32の詳細を示したものであり、長円状の穴が形成され
た金属板34に合成ゴム材よりなるリング状の緩衝部材
35が嵌め込まれて構成されている。
【0009】一方、シャーシ31の上部には図3に示し
たように、蝶番36が取付けられ、この蝶番36に上蓋
24が取付けられる。図5はこの取付け部分の詳細を示
したものであり、蝶番36により上蓋24は矢印方向に
開閉自在とされてシャーシ31に取付けられる。シャー
シ31への左右カバー部22,23の取付けは、図6に
示したように上蓋24を開いた状態で、差込み口32に
それぞれ爪25を差込むことによって行われる。この
際、図中、矢印で示したようにシャーシ31に対し、斜
め上方向から左カバー部22及び右カバー部23をそれ
ぞれ取付けられるように、差込み口32の幅W(図4参
照)は爪25の厚さに対して余裕をもたされている。な
お、差込み口32の長さL(図4参照)は爪25の幅と
ほぼ同等とされ、即ち機体の前後方向においてはシャー
シ31に対して左右カバー部22,23がずれることな
く、位置決めされて係止される。左右カバー部22,2
3の互いの固定は、差込み口32に爪25を差込んだ状
態で、左右カバー部22,23をそれぞれ垂直方向に立
て、互いに突き当てた状態で互いの止め具37を係合す
ることにより行われる。
【0010】図7は止め具37の詳細構成を示したもの
である。この例では止め具37は支持体38に一端が係
合支持された略短冊状のクランプ39と、そのクランプ
39に形成されている丸穴41と係合する円柱状突起4
2とによって構成され、クランプ39を支持する支持体
38が左カバー部22に取付けられ、一方突起42が右
カバー部23に取付けられている。
【0011】クランプ39は例えば合成ゴム材等により
構成されて伸縮可能とされており、クランプ39の先端
に一体に形成された把手部43を引っ張り、丸穴41に
突起42を嵌め込むことによって止め具37が係合され
る。なお、この例では左右カバー部22,23の3箇
所、即ち機体本体21における前部、上部及び後部にそ
れぞれ止め具37が取付けられているが、図1,2及び
6においては後部に取付けられている止め具37は隠れ
て見えていない。
【0012】止め具37によって左右カバー部22,2
3が互いに固定された状態で、シャーシ31に取付けら
れている上蓋24はこれら左右カバー部22,23上に
位置しており、上蓋24を閉め、左右カバー部22,2
3の切欠き部26,27を蓋することによって、機体本
体21が左右カバー部22,23及び上蓋24よりなる
カバーによってカバーされた図1に示す状態となる。こ
の際、左右カバー部22,23は上蓋24によって押さ
えられるため、シャーシ31に対して確実に固定され
る。
【0013】一方、左右カバー部22,23の取外しは
上蓋24を開き、かつ3箇所の止め具37の係合を外し
た後、左右カバー部22,23をそれぞれ斜め上方に引
き抜くことによって行うことができ、これにより機体本
体21の内部は完全に露出した状態となる。なお、この
例では機体本体21のシャーシ31にはリコイルスター
タ方式のエンジンが搭載されており、図8に示したよう
に、上蓋24は各種始動用スイッチ44、チョークレバ
ー45等が配置されたエンジン始動用パネル部46及び
エンジン47と対向する大きさとされている。従って、
上蓋24を開けば、エンジン47の始動操作を行うこと
ができるものとなっている。
【0014】上述したように、この例では上蓋24は、
それを開くことによってエンジン47の始動操作を行え
るような大きさとされて設けられているが、この例に限
らず、例えば左カバー部22あるいは右カバー部23に
始動操作用の窓を設け、上蓋24は単なる左右カバー部
22,23の抑えとして機能する小さなものとしてもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
上蓋24を開いた状態で、シャーシ31の差込み口32
にそれぞれ左カバー部22及び右カバー部23の爪25
を差込んだ後、止め具37でそれら左右カバー部22,
23を固定し、上蓋24を閉めるという極めて簡単な作
業で、機体本体21にカバーを取付けることができ、よ
ってカバーの組立を簡易かつ短時間で行うことができ
る。
【0016】また、上蓋24を開き、止め具37の係合
を外せば、左右カバー部22,23を簡単に取外すこと
ができ、機体本体21の内部が露出した状態とすること
ができるため、整備性においても優れたものとなる。
蓋24を開くことによってエンジン47の始動操作を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す斜視図。
【図2】左右カバー部を示す斜視図。
【図3】機体本体のシャーシを示す斜視図。
【図4】シャーシ下部の差込み口を示す拡大図、Aは平
面図、Bは断面図。
【図5】シャーシ上部の上蓋取付け部分の構成を説明す
るための図。
【図6】左右カバー部の取付けを説明するための図。
【図7】止め具を示す拡大斜視図。
【図8】上蓋を開いた時の内部を説明するための図。
【図9】Aは従来の無人ヘリコプタを示す斜視図、Bは
そのカバー構成を説明するための図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64C 1/00,1/12 B64C 27/04 - 27/18 B64C 39/02 A63H 27/133

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体本体のカバーが左右カバー部と上蓋
    とよりなり、 上記左右カバー部は上記機体本体のシャーシの下部に爪
    の差込みによりそれぞれ係止され、かつ互いの止め具が
    係合されて互いに固定され、 上記上蓋は上記シャーシの上部に蝶番を介して開閉自在
    に取付けられ、かつ上記左右カバー部上に位置され、 上記上蓋を開き、かつ上記止め具の係合を外すことによ
    り、上記左右カバー部がそれぞれ上記シャーシに取付
    け、取外し自在とされ 上記シャーシに固定されているエンジンがリコイルスタ
    ータ方式とされ、 上記エンジンとその始動用パネル部とが、上記上蓋と対
    向されてい ることを特徴とする産業用無人ヘリコプタ。
JP21109696A 1996-08-09 1996-08-09 産業用無人ヘリコプタ Expired - Fee Related JP3170621B2 (ja)

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