JPH11214858A - 筐体の組立構造 - Google Patents
筐体の組立構造Info
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- JPH11214858A JPH11214858A JP10010817A JP1081798A JPH11214858A JP H11214858 A JPH11214858 A JP H11214858A JP 10010817 A JP10010817 A JP 10010817A JP 1081798 A JP1081798 A JP 1081798A JP H11214858 A JPH11214858 A JP H11214858A
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
筐体の組立構造を提供しようとする課題があった。 【解決手段】 組立体1は、台座2aを有する下筐体2
の上に上筐体3を重ね、下筐体2と上筐体3とを結ぶ裏
面側に配線ユニット4を取り付け、この配線ユニット4
に下筐体2と上筐体3の前蓋5,6を取り付け、この前
蓋5,6の内側に下筐体2と上筐体3の裏蓋7,8を取
り付けた構造とした。
Description
される可搬型電子機器の筐体の組立構造に関する。
運びの利便性等から複数の筐体に分けて運搬し、現地に
て組立設置するようにしている。また、筐体は、正面側
を前蓋、裏側を裏蓋で覆って運搬される。そして、現地
にて組立の際に、前蓋と裏蓋を取り外して組み立てる。
取り外した前蓋と裏蓋は、組立体とは別に保管するよう
になっている。また、各筐体同士の接続は、揺動等で筐
体が浮かんで外れないように強い力で行う必要があるた
め、強力な止め具で行っていた。また、各筐体同士は、
電気的にケーブルで接続していた。
筐体の組立構造では、取り外した前蓋や裏蓋を収納する
場所が必要であって、各蓋を筐体と離して保管するた
め、紛失したり、どの筐体にどの蓋が取り付くのかの判
断がつきにくい問題があった。また、強力な止め具を必
要とするため、設計上の制約があり、コスト高になる問
題があった。さらに、筐体の組立をくずすと、各筐体同
士を電気的に接続したケーブルも取り外すことなるた
め、ケーブルがどの筐体に接続するのかの判断がつきに
くい問題があった。
とも2つの筐体を上下に重ねて組立設置する筐体の組立
構造において、各筐体の前側には、前蓋を取り付ける前
蓋係止具を備え、各筐体の裏側には、各筐体同士を接続
するユニットを取り付けるユニット係止具を設け、その
ユニットには前蓋を取り付ける前蓋係止具を設け、前側
の前蓋係止具から取り外した前蓋を、ユニットの前蓋係
止具に取り付けて組立設置するようにした。なお、ユニ
ットには、各筐体に接続するケーブルと、このケーブル
を固縛する配線クランプを設けるのが好ましい。
体の前側および裏側に設け、前側の前蓋係止具から取り
外した前蓋を、裏側の前蓋係止具に取り付けて組立設置
するようにしてもよい。また、筐体の裏蓋を取り付ける
裏蓋係止部を前蓋に備えるようにしてもよい。
の実施の形態を説明する。図1は、筐体の組立構造の側
面図である。図において、1は可搬型電子機器の筐体を
組み立てた組立体である。この組立体1は、台座2aを
有する下筐体2の上に上筐体3を重ね、下筐体2と上筐
体3とを結ぶ裏面側に配線ユニット4を取り付け、この
配線ユニット4に下筐体2と上筐体3の前蓋5,6を取
り付け、この前蓋5,6の内側に下筐体2と上筐体3の
裏蓋7,8を取り付けた構造をしている。
ク9,10,11を取り付けてある。前記上筐体3の両
側面には、略対称にフック12,13,14を取り付け
てある。前記配線ユニット4の両側面には、略対称にフ
ック15,16を取り付けてある。また、前記下筐体2
の両側面には、前記フック9からの距離と前記フック1
2からの距離が等しい位置に回転自在なパチン錠17を
取り付けてある。このパチン錠17の引っ掛け金具17
aが、前記フック9および前記フック12に引っ掛かる
ようになっている。図1では、パチン錠17の引っ掛け
金具17aが、フック12に引っ掛かった状態を示して
おり、下筐体2と上筐体3とを接続する作用を有してい
る。さらに、下筐体2の両側面には、前記フック10か
らの距離と前記フック13からの距離が等しい位置に回
転自在なパチン錠18を取り付けてある。このパチン錠
18の引っ掛け金具18aが、前記フック10および前
記フック13に引っ掛かるようになっている。図1で
は、パチン錠18の引っ掛け金具18aが、フック13
に引っ掛かった状態を示しており、下筐体2と上筐体3
とを接続する作用を有している。
前記フック11からの距離と前記フック15からの距離
が等しい位置に回転自在なパチン錠19を取り付けてあ
る。このパチン錠19の引っ掛け金具19aが、前記フ
ック11および前記フック15に引っ掛かるようになっ
ている。図1では、パチン錠19の引っ掛け金具19a
が、フック11に引っ掛かった状態を示しており、下筐
体2と配線ユニット4とを接続する作用を有している。
さらに、前記配線ユニット4の両側面には、前記フック
14からの距離と前記フック16からの距離が等しい位
置に回転自在なパチン錠20を取り付けてある。このパ
チン錠20の引っ掛け金具20aが、前記フック14お
よび前記フック16に引っ掛かるようになっている。図
1では、パチン錠20の引っ掛け金具20aが、フック
14に引っ掛かった状態を示しており、上筐体3と配線
ユニット4とを接続する作用を有している。
ファスナ21が取り付けてある。前記上筐体3の両側面
の前側には、ファスナ22が取り付けてある。前記配線
ユニット4の両側面には、ファスナ23,24が取り付
けてある。また、前蓋6,5の両側面には、それぞれフ
ァスナ25,26が取り付けてある。ファスナ25,2
6は、それぞれ前記ファスナ21,22と噛み合って、
前蓋6,5をそれぞれ下筐体2と上筐体3に接続する作
用を有している。また、ファスナ25,26は、それぞ
れ前記ファスナ23,24と噛み合って、前蓋6,5を
それぞれ配線ユニット4に接続する作用を有している。
図1では、ファスナ23とファスナ25およびファスナ
24とファスナ26を接続した状態を示している。
取っ手27,28が取り付けてある。前記上筐体3の両
側面には、取っ手29,30が取り付けてある。また、
配線ユニット4の下部は、ケーブル31を引出した状態
となっている。図2は、筐体の組立構造の正面図であ
る。図において、この組立体1では、上述したように、
台座2aを有する下筐体2の両側面には、フック11、
引っ掛け金具17aを有するパチン錠17、ファスナ2
1が左右対称な位置に取り付けてある。また、上筐体3
の両側面には、フック12、フック14、ファスナ22
が左右対称な位置に取り付けてある。また、下筐体2と
上筐体3の正面側が開口した状態となっている。
であり、図1の一部を破砕して配線ユニット4の内部を
表した状態を示している。なお、同一要素の説明は省略
する。図において、配線ユニット4の下部から内部へ延
びたケーブル31は、配線ユニット4に適宜配置した配
線クランプ32に固縛して下筐体2および上筐体3の裏
側に延び、コネクタ33によって図示しない配線基板等
に接続するようになっている。
ット4の構造を個別に説明する。なお、上述した構成要
素の説明は省略する。図4は上筐体の側面図、図5は上
筐体の正面図である。図4および図5において、上筐体
3の下部には、ゴム足35が4隅に取り付けてある。な
お、上筐体3は、前蓋5と裏蓋7が取り付けた状態で持
ち運びされる。そして、設置現地にて、図4に示すよう
に、前蓋5は、ファスナ22,26を外し上筐体3の正
面側から矢印a方向に外す。裏蓋7は、ねじ具34を外
し上筐体3の裏側から矢印b方向に外す。
面図である。図6および図7において、下筐体2の上部
には、ゴム足受け金具36が4隅に取り付けてあり、前
記ゴム足36が嵌まるようになっている。なお、下筐体
2は、前蓋6と裏蓋8が取り付けた状態で持ち運びされ
る。そして、設置現地にて、図6に示すように、前蓋6
は、ファスナ21,25を外し下筐体2の正面側から矢
印c方向に外す。裏蓋8は、ねじ具34を外し下筐体2
の裏側から矢印d方向に外す。図6では、パチン錠17
の引っ掛け金具17aが、フック9に引っ掛かった状態
を示している。また、パチン錠18の引っ掛け金具18
aが、フック10に引っ掛かった状態を示している。
ユニットの正面図である。図8および図9において、パ
チン錠19の引っ掛け金具19aが、フック15に引っ
掛かった状態を示している。パチン錠20の引っ掛け金
具20aが、フック16に引っ掛かった状態を示してい
る。また、図9に示すように、前記配線クランプ32
が、一定の高さに複数本配置してある。
る。図10は、筐体の組立構造の組立手順の説明図であ
る。まず、下筐体2からは、前蓋6と裏蓋8を外し、上
筐体3からは、前蓋5と裏蓋7を外す。そして、図に示
すように、設置位置に据えた下筐体2の上に、上筐体3
を矢印e方向に重ね、配線ユニット4を矢印f方向から
取り付ける。次に、ケーブル31は、矢印g方向から配
線ユニット4内に入れ、コネクタ33を接続する。ま
た、前蓋5には、裏蓋7を矢印h方向から入れ、ネジ具
34で矢印i方向から止める。前蓋6には、裏蓋8を矢
印k方向から入れ、ネジ具34で矢印l方向から止め
る。そして、裏蓋7を取り付けた前蓋5は、矢印j方向
から配線ユニット4に取り付ける。裏蓋8を取り付けた
前蓋6は、矢印m方向から配線ユニット4に取り付け
る。
細に説明する。図11は、裏蓋の前蓋への取り付け状態
の説明図である。なお、裏蓋7の前蓋5への取り付け状
態を説明するが、裏蓋8の前蓋6への取り付け状態も同
様であるので説明を省略する。また、図において、パチ
ン錠等は省略してある。図に示すように、前蓋5は、片
面が開口した箱型のものである。裏蓋7は、前蓋5の開
口形状よりも小さな板状のものであり、ねじ具34を通
す貫通孔7aが穿孔してある。そして、前蓋5には、裏
蓋7を矢印h方向から二点鎖線のように入れ、ねじ具3
4で矢印i方向から止める。なお、前蓋5には、裏蓋7
の貫通孔7aと合う位置にねじ受け具を設けてある。ま
た、前蓋5には、裏蓋7を固定する図示しない金具を備
えておくのが好ましい。
体の組立構造の場合を説明したが、三段以上であっても
同様に行うことができる。また、上記実施の形態では、
配線ユニットを介して各蓋を裏側に取り付ける場合を説
明したが、ケーブルの引出しが問題なければ各筐体自体
の裏側に前蓋を取り付けるようにしてもよい。
造によると、裏蓋を取り付けた前蓋を組立体の裏側に取
り付けるようにしたため、各蓋を筐体と離して保管しな
くて済む効果が得られ、このため、蓋の紛失を防止し、
どの筐体にどの蓋が取り付くのかの判断も容易になる効
果が得られる。また、重ねた各筐体を接続する配線ユニ
ットを取り付けた組立体としたため、各筐体同士を接続
する止め具はそれほど強力なものは不要となり、設計の
範囲が増え、低コストになる効果が期待できる。さら
に、筐体の組立をくずした場合には、各筐体同士を電気
的に接続したケーブルは、配線ユニットの配線クランプ
に固縛しておけば、ケーブルがどの筐体に接続するのか
の判断もつきやすくなる効果が期待できる。
明図
説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2つの筐体を上下に重ねて組
立設置する筐体の組立構造において、 各筐体の前側には、前蓋を取り付ける前蓋係止具を備
え、各筐体の裏側には、各筐体同士を接続するユニット
を取り付けるユニット係止具を設け、そのユニットには
前蓋を取り付ける前蓋係止具を設け、 前側の前蓋係止具から取り外した前蓋を、ユニットの前
蓋係止具に取り付けて組立設置するようにしたことを特
徴とする筐体の組立構造。 - 【請求項2】 請求項1において、ユニットには、各筐
体に接続するケーブルと、このケーブルを固縛する配線
クランプを設けたことを特徴とする筐体の組立構造。 - 【請求項3】 少なくとも2つの筐体を上下に重ねて組
立設置する筐体の組立構造において、 前蓋を取り付ける前蓋係止具を各筐体の前側および裏側
に設け、前側の前蓋係止具から取り外した前蓋を、裏側
の前蓋係止具に取り付けて組立設置するようにしたこと
を特徴とする筐体の組立構造。 - 【請求項4】 請求項1または請求項3において、筐体
の裏蓋を取り付ける裏蓋係止部を前蓋に備えたことを特
徴とする筐体の組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01081798A JP3863656B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 筐体の組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01081798A JP3863656B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 筐体の組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11214858A true JPH11214858A (ja) | 1999-08-06 |
JP3863656B2 JP3863656B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=11760916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01081798A Expired - Fee Related JP3863656B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 筐体の組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3863656B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015226355A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 中国電力株式会社 | 電源切換装置 |
CN116096016A (zh) * | 2023-03-14 | 2023-05-09 | 绵阳高新区恒奥电子科技有限公司 | 一种组合式联排机柜 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479706A (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-13 | Toshiba Corp | 閉鎖配電盤 |
JPH0727210U (ja) * | 1993-10-27 | 1995-05-19 | 愛知電機株式会社 | キュービクル式高圧受変電装置 |
JPH09331605A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Toshiba Corp | 閉鎖配電盤装置 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP01081798A patent/JP3863656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479706A (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-13 | Toshiba Corp | 閉鎖配電盤 |
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JP2015226355A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 中国電力株式会社 | 電源切換装置 |
CN116096016A (zh) * | 2023-03-14 | 2023-05-09 | 绵阳高新区恒奥电子科技有限公司 | 一种组合式联排机柜 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3863656B2 (ja) | 2006-12-27 |
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