JP2001345037A - 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents
回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置Info
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- JP2001345037A JP2001345037A JP2000162197A JP2000162197A JP2001345037A JP 2001345037 A JP2001345037 A JP 2001345037A JP 2000162197 A JP2000162197 A JP 2000162197A JP 2000162197 A JP2000162197 A JP 2000162197A JP 2001345037 A JP2001345037 A JP 2001345037A
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Abstract
ようにして感電防止の安全性を確保し、併せてハンドル
装置のロックを外さずに盤の扉を無理やりに開こうとし
た場合に装置の部品が破損しないように構造を改良す
る。 【解決手段】盤内に据付けた回路しゃ断器1のハンドル
1aにホルダ5,連結シャフト3,掛け具6を介して盤
の扉前面にマウントしたハンドルユニット2に連繋し、
ハンドルユニットの操作ハンドル2bの操作でしゃ断器
をON/OFF操作する外部操作ハンドル装置におい
て、シャフト3を支えるハンドルガイド4を、しゃ断器
のハンドル周域を覆う幅広なコ字形のフレームとなし、
その両サイドの脚部先端に係合爪4bを形成し、該係合
爪をしゃ断器のケース側面に形成した凹溝1bに嵌め込
んでスナップ結合し、扉を強引に開く場合に加わる外力
で係合爪の結合が外れて連結シャフトと一緒にしゃ断器
から外れるようにする。
Description
路しゃ断器を盤外からのハンドル操作で開閉する外部操
作ハンドル装置に関する。
象とした回路しゃ断器の外部付属装置として、配電盤,
制御盤などの盤内に据付けた回路しゃ断器を盤外からの
ハンドル操作で開閉する外部操作ハンドル装置が知られ
ている。この外部操作ハンドル装置は、盤内に設置した
回路しゃ断器のハンドルと盤の扉前面にマウントしたハ
ンドルユニットとの間を連結し、ハンドルユニットのハ
ンドル操作によりしゃ断器を開閉するものであり、小形
の制御盤などではハンドルユニットが盤のドアハンドル
を兼用し、かつ安全のために回路しゃ断器がON状態で
は盤の扉が開くのを禁止するようなインターロック機能
を備えている。
取付けたハンドルボディに回転式の操作ハンドルを備
え、操作ハンドルをON,OFF,RESET位置に回
転して切換えるようにした構造で、前記操作ハンドルを
ラッチ機構を介して盤内に設置したしゃ断器のハンドル
に直接連結するか、しゃ断器と盤の扉との間に間隔が空
いていて直接連結できない場合には、しゃ断器のハンド
ルとハンドルユニットの操作ハンドルとの間を連結シャ
フトを介して連繋するようにしている。
シャフトの一端にしゃ断器のハンドルに着脱可能に差込
み結合するホルダ,他端にはハンドルユニットの裏面側
に設けたラッチ機構に嵌め合い係合するプラグ状の掛け
具を設け、シャフトの軸中間部分をしゃ断器のケースに
ねじ止め固定して前方に突き出したハンドルガイドに軸
支して定姿勢に支えるようにしている。
先端に取付けた掛け具がハンドルユニットのラッチ機構
に嵌まり込んで抜けないように係合し、同時に扉を閉位
置にロックする。この状態で操作ハンドルをON位置に
回すと連結シャフトを介してしゃ断器がONとなり、O
FF位置に回すとしゃ断器がOFFとなる。また、扉を
開く場合には、ハンドルユニットの操作ハンドルをOF
F位置に戻した上で、錠付きドアロックを解錠して扉を
開く。なお、操作ハンドルをOFF位置に回すと、前記
したラッチ機構とシャフトの掛け具との係合が外れるよ
うになっており、扉を開くとハンドルユニットとシャフ
トとの連結が外れる。
外部操作ハンドル装置は、取扱性,安全性の面で次に記
すような問題点がある。すなわち、 (1) 盤内の保守点検作業を行う場合は、回路しゃ断器を
OFFにした上で扉を開くわけであるが、扉の開放状態
で盤内に露呈しているしゃ断器のハンドルをOFFから
ONに操作すると、盤内の回路が活線状態となるので誤
って感電するおそれがあることから、扉の開放状態では
しゃ断器のハンドルが操作できないようにすることが安
全確保の面から必要である。
って、操作ハンドルをOFF位置に戻さずに扉のドアロ
ックを外し、ハンドルユニットがON位置のままで大き
な力を加えて扉を強引に開けようとすると、係合状態に
あるシャフトの掛け具とハンドルユニットのラッチ機構
(いずれも樹脂成形品)との間に過大な力が加わって破
損してしまい、再使用不可となることがある。
り、前記課題を解決して盤内点検時における感電防止の
安全性を高め、併せて扉開放時に扉をロック状態のまま
強引に開こうとした場合における部品の破損を防止する
ように改良した回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置を
提供することにある。
に、本発明によれば、盤の扉前面にマウントしたハンド
ルユニットと、一端にしゃ断器のハンドルと着脱自在に
結合するホルダ,他端にハンドルユニットのラッチ機構
と係合する掛け具を備えた連結シャフトと、該連結シャ
フトを支えてしゃ断器本体のケースに固定したシャフト
ガイドとの組立体からなり、かつハンドルユニットは操
作ハンドルのOFF位置で前記掛け具との係合を釈放す
るようにしたものにおいて、前記シャフトガイドを、し
ゃ断器のハンドル周域を覆うコ字形のフレームとなし、
その前面中央に開口した軸穴に前記シャフトを嵌挿した
上で、フレーム両サイドの脚部をしゃ断器のケースに固
定する(請求項1)ようにし、その固定手段として前記
シャフトガイドの脚部先端に係合爪を形成し、該係合爪
をしゃ断器のケース側面に形成した凹溝に嵌め込んでス
ナップ結合する(請求項2)。
ンドルはその周域がシャフトガイドに覆われてガードさ
れているために、扉を開いた状態ではしゃ断器のハンド
ルを直接操作してONに切り換えることができず、これ
により盤内での点検作業が感電のおそれなしに安全に行
える。また、盤を開ける際の手順を誤って、ハンドルユ
ニットをOFF位置に戻さずにONのまま大きな力を加
えて扉を無理やりに開けようとすると、係合状態にある
シャフトの掛け具,ハンドルユニットのラッチが過大な
力を受けて破損する以前に、シャフトガイドとしゃ断器
ケース間のスナップ結合が外れ、ハンドルユニットにシ
ャフトが繋がったままシャフトガイドと一緒にしゃ断器
かから抜け出す。これにより、強引な扉開放によって部
品が破損することがなく、ハンドルユニットをOFF位
置に回してシャフトとの結合を外した上で、連結シャフ
ト回路しゃ断器に組付け直すことで、当初の状態に戻し
て再使用することができる。
〜図4に示す実施例に基づいて説明する。各図におい
て、1は盤内に据付けた配線用しゃ断器などの回路しゃ
断器、2は盤の扉パネル7にマウントしたハンドルユニ
ット、3はしゃ断器1とハンドルユニット2との間を連
繋する連結シャフト、4はシャフト3を支持するシャフ
トガイド、5はシャフト3の一端にねじ止めして回路し
ゃ断器1のハンドル(回転式ハンドル)1aへ前方から
着脱自在に差込み結合するホルダ、6はシャフト3の他
端に固着してハンドルユニット2と嵌め合い係合するプ
ラグ(掛け具)であり、これら部品2〜6で外部操作ハ
ンドル装置を構成している。
ディ2aと、回転式の操作ハンドル2bとの組立体から
なり、図示してないが操作ハンドル2bの裏面側には前
記したプラグ6と嵌め合い係合するラッチ機構が設けて
ある。なお、操作ハンドル2bは縦向き位置でON,こ
こから反時計方向に90°回した横向き位置がOFFで
あり、連結シャフト3を結合してハンドルユニット2と
しゃ断器1との間を連繋した状態で、操作ハンドル2b
をON/OFF位置に回すとシャフト3を介してしゃ断
器1のハンドル1aがON/OFF位置に移動する。ま
た、プラグ6をハンドルユニット2のラッチ機構に嵌め
込んだ状態で操作ハンドル2bをOFF位置に回すと、
そのラッチ機構のロックが釈放されてプラグ6がシャフ
ト3とともに自由に抜けるような仕掛けになっている。
3をしゃ断器1のハンドル1aに取付けた状態で抜け落
ちないように水平姿勢に支持するとともに、ハンドル1
aの周囲を囲ってハンドルを直接手動で操作できないよ
うにするガードカバーの役目を果しており、図示のよう
にしゃ断器1の前方に突き出してハンドル1aの周囲を
覆う幅広なコ字形のフレーム(樹脂成形品)としてな
り、その前壁中央に開口した軸穴4aに連結シャフト3
を嵌挿して軸支するとともに、左右両サイドに突き出た
脚部の先端に形成した突起状の係合爪4bをしゃ断器1
のケース側面に形成した凹溝1bへ嵌め合い式にスナッ
プ結合してしゃ断器1のケースに係止固定するようにし
ている。
置の操作,機能を図2〜図4で説明する。まず、図2は
盤内に据付けた回路しゃ断器1と扉7のパネル前面にマ
ウントしたハンドルユニット2とを連結した使用状態を
表す図であり、回路しゃ断器1のハンドル1aはホルダ
5,連結シャフト3,プラグ6(図1参照)を介してハ
ンドルユニット2に連結され、かつシャフト3はその中
間軸がしゃ断器ケースに取付けたシャフトガイド4に支
持されている。また、図示のハンドルONの状態ではシ
ャフト3のプラグ6とハンドルユニット2のラッチ機構
とが係合して扉7が開かないようにインターロックして
いる。したがって、この状態では扉7のドアロックを解
錠しても扉は開らかない。
に扉7を開くには、ハンドルユニット2の操作ハンドル
2bを一旦OFF位置に回してしゃ断器1をOFFにす
る。このOFF操作により、ハンドルユニット2とシャ
フト3に取付けたプラグ6との係合が釈放される。した
がって、この状態で扉7のドアロックを解錠すれば扉を
自由に開くことができるようになる。
た状態を表している。この扉開放の状態では、盤内に据
付けけた回路しゃ断器1のハンドル1aの周域がしゃ断
器ケースに取付けたコ字形フレームのシャフトガイド4
で覆われてガードされているため、ハンドル1aに直接
手を掛けてしゃ断器1をOFFの状態からONに切換え
操作することが殆ど不可能である。これにより、盤内の
点検作業を感電事故の心配なしに安全に行うことができ
る。
ニット2の操作ハンドル2bをON位置からOFF位置
に戻さずに扉7のドアロックを解錠し、そのまま扉に手
を掛けて大きな力で強引に扉7を開いた状態を表してい
る。すなわち、操作ハンドル2bのON位置では、ハン
ドルユニット2のラッチ機構と連結シャフト3のプラグ
(図1参照)とがロック状態にあるために通常の力では
扉7が開かないが、大きな力を加えて扉7を無理やりに
開こうとすると、その力が連結シャフト3を支えている
シャフトガイド4に加わる。そのためにシャフトガイド
4の板面が撓んでその脚部先端の係合爪4bがしゃ断器
ケースの凹溝1bから抜け出してスナップ結合が外れ
る。その結果、図示のように連結シャフト3に取付けた
ホルダ5がハンドル1aから抜け、シャフトガイド4と
ともにシャフト3がハンドルユニット2に連なったまま
扉7と一緒に前方に引き出される。
としても、ロック状態にあるハンドルユニット2のラッ
チ機構,連結シャフト3に取付けたプラグ6などの部品
(樹脂成形品)が過大な外力で破損することがなく、そ
の事後処理としてハンドルユニット2の操作ハンドル2
bをOFF位置に回して連結シャフト3を抜き外した上
で、改めて連結シャフト3,シャフトガイド4を回路し
ゃ断器1に組付けけることで、当初の組立状態に修復す
ることができる。
ば、次記の効果を奏する。 (1) シャフトガイドを、しゃ断器のハンドル周域を覆う
コ字形のフレームとなし、その前面中央に開口した軸穴
に前記シャフトを嵌挿した上で、フレーム両サイドの脚
部をしゃ断器のケースに固定した請求項1の構成によれ
ば、前記シャフトガイドがしゃ断器のハンドル周囲を覆
うガードカバーの役目を果たすので、扉を開いた状態で
も盤内に据付けた回路しゃ断器のハンドルに手をかけて
直接ON操作することが殆ど不可能である。これによ
り、扉を開いて行う盤内の点検作業が感電のおそれなし
に安全に行うことができる。
合爪を形成し、該係合爪をしゃ断器のケース側面に形成
した凹溝にはめ込んでスナップ結合した請求項2の構成
によれば、盤の扉を開放する際の操作手順を誤って、ハ
ンドルユニットの操作ハンドルをOFF位置に戻さずに
ON位置のまま過大な力で扉を無理やりに開こうとして
も、シャフトガイドのスナップ結合が外れるだけでハン
ドル装置の部品が破損されずに済む。したがって、外れ
た部品を組付け直すことで元の状態に修復して再使用す
ることができる。
分解斜視図
に取付けたハンドルユニットで開閉操作する外部操作ハ
ンドル装置の使用状態を表す図
ロックを解除して扉を開き、ハンドルユニットを回路し
ゃ断器から切り離した盤内点検の状態を表す図
ロックを解除せずに扉を強引に開いた場合の状態を表す
図
Claims (2)
- 【請求項1】盤内に据付けた回路しゃ断器を盤外からの
ハンドル操作で開閉するための外部操作ハンドル装置で
あって、盤の扉前面にマウントしたハンドルユニット
と、一端にしゃ断器のハンドルと着脱自在に結合するホ
ルダ,他端にハンドルユニットのラッチ機構と係合する
掛け具を備えた連結シャフトと、該連結シャフトを支え
てしゃ断器本体のケースに固定したシャフトガイドとの
組立体からなり、かつハンドルユニットは操作ハンドル
のOFF位置で前記掛け具との係合を釈放するようにし
たものにおいて、前記シャフトガイドを、しゃ断器のハ
ンドル周域を覆うコ字形のフレームとなし、その前面中
央に開口した軸穴に前記シャフトを嵌挿した上で、フレ
ーム両サイドの脚部をしゃ断器のケースに固定したこと
を特徴とする回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置。 - 【請求項2】請求項1記載の外部操作ハンドル装置にお
いて、シャフトガイドの脚部先端に係合爪を形成し、該
係合爪をしゃ断器のケース側面に形成した凹溝に嵌め込
んでスナップ結合したことを特徴とする回路しゃ断器の
外部操作ハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000162197A JP4253699B2 (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置 |
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CN103021702A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-03 | 正泰电气股份有限公司 | 移开式开关设备的紧急分闸装置 |
JP2014233158A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | ファナック株式会社 | 電気回路開閉装置 |
KR101541217B1 (ko) | 2013-07-15 | 2015-08-03 | 윤여관 | 차단기 온 오프 개폐 스위치와 스위치 조작 핸들 연결용 샤프트 어댑터 장치 |
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KR102665952B1 (ko) * | 2023-09-08 | 2024-05-14 | 주식회사 티더블유테크놀로지 | 배선 차단기용 디스커넥터 스위치 |
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- 2000-05-31 JP JP2000162197A patent/JP4253699B2/ja not_active Expired - Fee Related
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