JP6583428B2 - 電子機器の筐体係合装置 - Google Patents
電子機器の筐体係合装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6583428B2 JP6583428B2 JP2017553484A JP2017553484A JP6583428B2 JP 6583428 B2 JP6583428 B2 JP 6583428B2 JP 2017553484 A JP2017553484 A JP 2017553484A JP 2017553484 A JP2017553484 A JP 2017553484A JP 6583428 B2 JP6583428 B2 JP 6583428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- lid
- lever member
- electronic device
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K5/00—Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
- H05K5/02—Details
- H05K5/03—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/12—Resilient or clamping means for holding component to structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
また、従来の電子機器1に用いられる筐体係合装置は、ロック状態と解除状態の判別が困難であった。さらに、解除部材4の位置が視認できないため、予定していない位置でドライバ等の治具が解除部材4に当たる等の要因で解除部材4に無理な力が加わると、破損の原因となる点が、課題として残されていた。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、取付面からの突出量を抑制することができ、ロック状態および解除状態の視認を容易に行うことができ、ロック操作や解除操作での破損を防止することができる、電子機器の筐体係合装置を提供することを目的とする。
(構成1)
電子機器を収容するための筐体であって、少なくとも一方に開口部を有する筐体と、
前記筐体の開口部を少なくとも部分的に覆う蓋体と、
前記筐体および前記蓋体のいずれかに揺動可能に設けられ、前記筐体および前記蓋体のロックおよび解除を行うための少なくとも一つのレバー部材と、を備え、
前記レバー部材は、
少なくとも解除状態において前記蓋体に対して突出してなる突出部と、
前記筐体および前記蓋体のいずれかに回動可能に設けられる軸部と、
前記突出部に対して角度をつけて設けられ、前記筐体および前記蓋体のいずれかを係止するように形成される係止部と、
前記突出部に作用する力を用いて前記蓋体を押し出すように形成される押出部と、
を備える、ことを特徴とする電子機器の筐体係合装置。
前記レバー部材は、前記筐体に揺動可能に設けられ、
前記突出部は、前記レバー部材のロック状態において前記蓋体の外側に突出してなり、
前記係止部は、前記レバー部材のロック状態において前記蓋体を係止するように、前記突出部に直交して設けられ、
前記押出部は、前記レバー部材の解除状態において前記蓋体の面に接触して前記蓋体を押し出すように形成される、ことを特徴とする構成1に記載の電子機器の筐体係合装置。
前記軸部の両端には、Dカットが形成されている、ことを特徴とする構成1または2に記載の電子機器の筐体係合装置。
前記電子機器は、パネル面に取り付けられる、ことを特徴とする構成1から3のいずれか1つに記載の電子機器の筐体係合装置。
前記突出部は、前記解除状態において前記筐体に係止するように形成されている、ことを特徴とする構成2に記載の電子機器の筐体係合装置。
前記レバー部材は、前記解除状態であることを示す解除状態表示部を有し、
前記解除状態表示部は、前記解除状態にあるときには見える位置に、前記ロック状態にあるときには見えない位置となるように構成されている、構成1から5のいずれか1つに記載の電子機器の筐体係合装置。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施形態における電子機器の筐体係合装置の分解斜視図である。同図に示すように、本実施形態における電子機器の筐体係合装置20は、電子機器を収容するために、前面および後面を開口してなる開口部を有する筒型の筐体21を備えている。筐体21の前面には、フランジ部23が設けられ、フランジ部23の上下には、後述するレバー部材30を挿入するための挿入部40が形成されている。
また、本実施形態における電子機器は、パネル面50に取り付けられる(図2参照)。なお、収容される電子機器は、従来と同様であるため、図示を省略している。電子機器は、特に限定されるものではないが、例えば温度制御装置を好適に用いることができる。
筐体係合装置20は、筐体21および前面蓋体22のロックおよび解除を行うための、一対のレバー部材30、30を備えている。本実施形態において、レバー部材30、30は、筐体21のフランジ部23の上縁側中央部および下縁側中央部に形成された挿入部40に、揺動可能に設けられる。
まず、図3において、ロック状態のレバー部材30が示されている。この状態では、レバー部材30の突出部32は前面蓋体22よりも前方に突出しており、リブ部33は挿入部40に収容されて内側壁面44に係止されている。作業者は、レバー部材30の突出部32を右上側に持ち上げるように力を加える(図3の矢印A)。これに伴い、レバー部材30の基部35および軸部31には、反対側(左下側)に回転力が加わる(図3の矢印B)。
また、解除状態とロック状態とで、レバー部材30の向きが大きく異なるため、いずれの状態であるかの判別を容易に行うことができる。
そして、従来のような治具を用いなくてもロックおよび解除の動作を行うことができるため、ロック操作や解除操作での破損を防止することができる。
また、筐体係合装置の上下に一対のレバー部材を設けているため、複数の筐体係合装置を支障なく並設することができる。
また、レバー部材30のロックまたは解除動作を、上下のレバー部材30を同時に操作することにより行うため、誤動作によりロックが解除されてしまう事態を確実に防止することができる。さらに、リブ部33は、レバー部材30の中央部に設けられているので、図4〜図6等に示されるように、前面蓋体22が筐体均等に押し出されるようになる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、または、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が可能である。
例えば、実施形態において、筐体係合装置をパネル面に取り付けた場合を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ラックやレール等に配設される電子機器に筐体係合装置を適用してもよい。
また、筐体係合装置の上下に一対のレバー部材を用いる場合を説明したが、用途に応じて、左右に一対のレバー部材を用いるようにしてもよい。また、電子機器を収容する筐体にレバー部材を設ける場合を説明したが、レバー部材と挿入部を設ける部材を逆にして(レバー部材を蓋体に、挿入部を筐体に設けて)、解除動作時に筐体を押圧するようにしてもよい。また、レバー部材を二対またはそれ以上用いるようにしてもよく、あるいは一つのみ用いるようにしてもよい。
また、レバー部材は、解除状態であることを示す解除状態表示部(例えば、UNLOCK等の文字や模様、色)を有するようにしてもよい。解除状態表示部は、前記解除状態にあるときには見える位置に、ロック状態にあるときには見えない位置となるように構成されることが好ましい。
また、レバー部材の係止部と押出部を共通化した場合について説明したが、係止部と押出部を別の位置に設けるようにしてもよく、例えば軸部31および基部35の内側に押出部を形成してもよい。
4…解除部材、5…係止穴、
20…筐体係合装置、21…筐体、22…前面蓋体(蓋体)、
23…フランジ部、30…レバー部材、31…軸部、32…突出部、
33…リブ部(係止部)、34…押出部、35…基部、36…端部、
40…挿入部、41…外側壁面、42…係止溝、43…押出部当接面、44…内側壁面、
46…嵌合部、50…パネル面(取付面)
Claims (5)
- 電子機器を収容するための筐体であって、少なくとも一方に開口部を有する筐体と、
前記筐体の開口部を少なくとも部分的に覆う蓋体と、
前記筐体および前記蓋体のいずれかに揺動可能に設けられ、前記筐体および前記蓋体のロックおよび解除を行うための少なくとも一つのレバー部材と、を備え、
前記レバー部材は、
少なくとも解除状態において前記蓋体に対して突出してなる突出部と、
前記筐体および前記蓋体のいずれかに回動可能に設けられる軸部と、
前記突出部に対して角度をつけて設けられ、前記筐体および前記蓋体のいずれかを係止するように形成される係止部と、
前記突出部に作用する力を用いて前記蓋体を押し出すように形成される押出部と、
を備え、
前記レバー部材は、前記筐体に揺動可能に設けられ、
前記突出部は、前記レバー部材のロック状態において前記蓋体の外側に突出してなり、
前記係止部は、前記レバー部材のロック状態において前記蓋体を係止するように、前記突出部に直交して設けられ、
前記押出部は、前記レバー部材の解除状態において前記蓋体の面に接触して前記蓋体を押し出すように形成される、ことを特徴とする電子機器の筐体係合装置。 - 前記軸部の両端には、Dカットが形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体係合装置。
- 前記電子機器は、パネル面に取り付けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器の筐体係合装置。
- 前記突出部は、前記解除状態において前記筐体に係止するように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体係合装置。
- 前記レバー部材は、前記解除状態であることを示す解除状態表示部を有し、
前記解除状態表示部は、前記解除状態にあるときには見える位置に、前記レバー部材のロック状態にあるときには見えない位置となるように構成されている、請求項1から4のいずれか1つに記載の電子機器の筐体係合装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2015/083547 WO2017094054A1 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 電子機器の筐体係合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017094054A1 JPWO2017094054A1 (ja) | 2018-06-28 |
JP6583428B2 true JP6583428B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=58796505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017553484A Expired - Fee Related JP6583428B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 電子機器の筐体係合装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6583428B2 (ja) |
WO (1) | WO2017094054A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412688U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | ||
JP2747265B2 (ja) * | 1995-12-19 | 1998-05-06 | 静岡日本電気株式会社 | 保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造 |
JP2013014913A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Kawamura Electric Inc | 機器収納用キャビネット |
-
2015
- 2015-11-30 JP JP2017553484A patent/JP6583428B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2015-11-30 WO PCT/JP2015/083547 patent/WO2017094054A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2017094054A1 (ja) | 2018-06-28 |
WO2017094054A1 (ja) | 2017-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9882310B2 (en) | Connection structure and apparatus unit | |
EP3396090B1 (en) | Vehicle door handle device | |
TW201902034A (zh) | 端子裝卸裝置 | |
JP4994979B2 (ja) | 住宅用分電盤 | |
JP6583428B2 (ja) | 電子機器の筐体係合装置 | |
JP6053743B2 (ja) | レバー付きコネクタ | |
US20220161731A1 (en) | Locking device for opening/closing body | |
JP2010073457A (ja) | レバー嵌合式コネクタ | |
JP4678346B2 (ja) | 開閉器の外部操作ハンドル | |
KR101524539B1 (ko) | 키 스위치 | |
JP5388906B2 (ja) | ハンドル装置 | |
WO2016157989A1 (ja) | コントロールセンタ | |
US7956300B2 (en) | Safety holder | |
JP2001345037A (ja) | 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置 | |
JP2006318778A (ja) | 遮断機 | |
CN108063066B (zh) | 开关装置的扳动组合改良结构 | |
JP6663113B2 (ja) | 電子装置 | |
JP2010160924A (ja) | 回路遮断器におけるハンドルロック構造 | |
JP2007305349A (ja) | カバー付スイッチ及びスイッチ用カバー | |
JP6953995B2 (ja) | スイッチ取付構造 | |
KR101752338B1 (ko) | 푸시-록 스위치 | |
JP4936427B2 (ja) | 回路遮断器のハンドルロック機構 | |
JP5474267B1 (ja) | レセプタクル保護カバー及び電子機器 | |
JP6987438B2 (ja) | 電気電子機器収納用箱 | |
JP6669990B2 (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180307 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6583428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |