JP2009027779A - 住宅用分電盤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前扉3を、上下方向へスライド可能で、且つ、覆い枠7から露出する操作ハンドル4aを被覆する閉塞位置からの下方へのスライドにより操作ハンドル4aを露出するように備える一方、覆い枠7に係止凹部を、前扉3に保持片11を夫々設け、保持片11と係止凹部との係止により前扉3を閉塞位置にて保持するとともに、主幹ブレーカ4のトリップ動作に伴う操作ハンドル4aの回動によって、保持片11と係止凹部との係止が解除され、前扉3が自動的に開放動作するようにした。
【選択図】図2
Description
住宅用分電盤61は、前面に開口を有する基台62と、該基台62の前面開口を開閉するための前扉63とからなるものであって、基台62には、主幹ブレーカ、及び複数の分岐ブレーカが内蔵されている。一方、前扉63は、基台62の前面開口の上縁に左右方向を軸として軸着されており、図7に示す如く、上下方向への回動操作により前面開口を開閉するようになっている。尚、このような構成を有する住宅用分電盤としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、内部に回路遮断器を設置可能で前面に開口を有する基台と、電路をON/OFF操作すべく前記回路遮断器に設けられた操作手段を露出する窓部を備え、前記基台の前面を覆うように取り付けられる覆い枠と、前記窓部を介して露出する前記操作手段を被覆/露出可能に前記基台又は覆い枠に取り付けられた前扉とを備えた住宅用分電盤であって、前記操作手段を露出する開放方向へ前記前扉を付勢し、前記前扉を開放位置にて保持可能な付勢手段を設ける一方、前記前扉の取付対象に係止部又は被係止部の一方を、前記前扉に他方を夫々設け、前記係止部と前記被係止部との係止により、前記操作手段を被覆する閉塞位置にて前記前扉を保持するとともに、前記回路遮断器のトリップ動作をうけて前記係止部と前記被係止部との係止を解除する係止解除手段を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、操作手段が回動可能な操作ハンドルである回路遮断器が設置された住宅用分電盤にあっては、前記操作ハンドルを係止解除手段とし、前記回路遮断器のトリップ動作に伴う前記操作ハンドルのOFF側への回動によって閉塞位置にある前記前扉が押圧され、該押圧力によって係止部と被係止部との係止が解除されるようにしたことを特徴とする。
また、特に請求項1に記載の発明によれば、前扉を、基台又は覆い枠からの下方へのスライドにより操作手段を露出するように設けているため、たとえ天井付近の高所に設置されたとしても、天井が邪魔となり十分に操作手段を露出させることができない、開閉操作が煩わしいといった問題が生じない。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、基台内に設置する回路遮断器の操作ハンドルを係止解除手段としているため、係止解除手段を別途設ける必要がなく、構成の合理化、部材点数の削減等といった効果がある。
分電盤1は、前面に開口を有する箱状の基台2と、前面開口を覆うように基台2に取り付けられる覆い枠7と、該覆い枠7の前面に取り付けられた前扉3とからなるものであって、基台2内には、1つの主幹ブレーカ(回路遮断器)4と、複数の分岐ブレーカ5、5・・とが設置されている。また、覆い枠7には、複数の窓部6、6・・が開設されている。そして、各窓部6を介して主幹ブレーカ4の操作ハンドル(係止解除手段)4a及び分岐ブレーカ5の操作ハンドル5aが覆い枠7よりも前方へ突出しており、覆い枠7の前面側から各操作ハンドル4a、5aが操作可能となっている(以下、覆い枠7における各操作ハンドル4a、5aの露出部近傍を操作部と称す)。さらに、覆い枠7上部には、後述する前扉3の保持片(係止部)11が係止可能な係止凹部(被係止部)8が設けられている。加えて、覆い枠7の前面下部には、後述の如くして前扉3が開放動作した際、操作部が十分広く開放された所定の開放位置で前扉3を支持する(すなわち、前扉3の脱落を防止する)ための支持部材(図示しない)が備えられている。
ここで、過電流や漏電等といった異常の発生が検知されると、主幹ブレーカ4はトリップ動作し、ON位置にある操作ハンドル4aがOFF側へ回動して回路を遮断する。このOFF側への回動により操作ハンドル4aが押圧板12を押圧するため、該押圧力によって保持片11と係止凹部8との係止が解除となり、前扉3は支えを失って下方へスライドし、操作部を開放する(図4(b))。また、前扉3の下方へのスライド時に、ハンドル操作片13の舌部13bが操作ハンドル4aに接触するものの、該接触によりハンドル操作片13は頭部13aを軸として上側方向へ回転して退避し、操作ハンドル4aを操作しない(図5)。尚、操作ハンドル4aがON位置にある通常状態において手動により前扉3を開放した場合、ハンドル操作片13は、操作ハンドル4aに接触することはなく、当然操作ハンドル4aをOFF側等へ操作したりしない。
さらに、ハンドル操作片13は、舌部13bを略水平方向へ延ばした操作位置を初期位置として、当該操作位置から上側(前面から見て反時計回り)方向へは回転可能に取り付けられている。そのため、前扉3が開放方向へスライドするに際し、既にOFF位置にある操作ハンドル4aに対して上側から下側へ(すなわち、OFF操作側へ)負荷がかかるように接触した場合、上側へ回転して退避し操作ハンドル4aを操作しない。したがって、既にOFF位置にある操作ハンドル4aに対して無理な負荷がかかり、主幹ブレーカ4が破損・故障してしまうといった事態を防止することができる。
さらに、前扉を、従来同様、回動により開閉するように構成するとともに、前扉を開放側へ付勢する付勢手段を設置し、前扉及び基台の係止部と被係止部との係止により前扉を閉塞位置にて保持可能とする一方、係止部及び/又は被係止部を、主幹ブレーカへ導かれる商用電力や主幹ブレーカの二次側を電源として動作可能とし、主幹ブレーカや分岐ブレーカのトリップ動作に伴って、係止部及び/又は被係止部が係止解除動作するように構成してもよい。当該構成を採用しても、トリップ時に前扉を自動的に開放させることができ、使い勝手の向上といった効果を期待することができる。
加えて、前扉と覆い枠とのどちらに係止部を設け、どちらに被係止部を設けるかは適宜変更可能であるし、前扉を覆い枠ではなく基台に取り付けるように構成することも可能である(この場合、基台に係止部又は被係止部を設けてもよいことは言うまでもない)。
Claims (3)
- 内部に回路遮断器を設置可能で前面に開口を有する基台と、電路をON/OFF操作すべく前記回路遮断器に設けられた操作手段を露出する窓部を備え、前記基台の前面を覆うように取り付けられる覆い枠と、前記窓部を介して露出する前記操作手段を被覆/露出可能に前記基台又は覆い枠に取り付けられた前扉とを備えた住宅用分電盤であって、
前記前扉を、上下方向へスライド可能で、且つ、前記操作手段を被覆する閉塞位置からの下方へのスライドにより前記操作手段を露出するように備える一方、
前記前扉の取付対象に係止部又は被係止部の一方を、前記前扉に他方を夫々設け、前記係止部と前記被係止部との係止により、前記前扉を前記閉塞位置にて保持するとともに、前記回路遮断器のトリップ動作をうけて前記係止部と前記被係止部との係止を解除する係止解除手段を設けたことを特徴とする住宅用分電盤。 - 内部に回路遮断器を設置可能で前面に開口を有する基台と、電路をON/OFF操作すべく前記回路遮断器に設けられた操作手段を露出する窓部を備え、前記基台の前面を覆うように取り付けられる覆い枠と、前記窓部を介して露出する前記操作手段を被覆/露出可能に前記基台又は覆い枠に取り付けられた前扉とを備えた住宅用分電盤であって、
前記操作手段を露出する開放方向へ前記前扉を付勢し、前記前扉を開放位置にて保持可能な付勢手段を設ける一方、
前記前扉の取付対象に係止部又は被係止部の一方を、前記前扉に他方を夫々設け、前記係止部と前記被係止部との係止により、前記操作手段を被覆する閉塞位置にて前記前扉を保持するとともに、前記回路遮断器のトリップ動作をうけて前記係止部と前記被係止部との係止を解除する係止解除手段を設けたことを特徴とする住宅用分電盤。 - 操作手段が回動可能な操作ハンドルである回路遮断器が設置された住宅用分電盤にあっては、
前記操作ハンドルを係止解除手段とし、
前記回路遮断器のトリップ動作に伴う前記操作ハンドルのOFF側への回動によって閉塞位置にある前記前扉が押圧され、該押圧力によって係止部と被係止部との係止が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の住宅用分電盤。
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