JP2001060429A - 回路しゃ断器 - Google Patents

回路しゃ断器

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JP2001060429A
JP2001060429A JP11235176A JP23517699A JP2001060429A JP 2001060429 A JP2001060429 A JP 2001060429A JP 11235176 A JP11235176 A JP 11235176A JP 23517699 A JP23517699 A JP 23517699A JP 2001060429 A JP2001060429 A JP 2001060429A
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cover
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lock pin
accessory
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Masao Miura
三浦  正夫
Naoji Uchida
直司 内田
Hideto Yamagata
山縣  秀人
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーがしゃ断器本体に内装付属品を取付
け,取り外し操作する際の安全性を簡易な構造で確保で
きるように改善する。 【解決手段】接触子,開閉機構,引外し機構,操作ハン
ドル6を組み込んだ本体ケース1の上部カバー1bに内
装付属品を収納する凹所12を画成し、かつ該凹所の上
面に付属品カバー13を配備した回路しゃ断器におい
て、付属品カバーと手動操作ハンドルとの間を連繋し
て、ON状態では付属品カバーを開放できないように閉
位置に拘束するインターロック手段を設け、具体的には
ハンドルに連結した開閉レバー6aの側面にロックピン
16を植設するとともに、該ロックピンの移動経路に沿
って付属品カバーの側面にはロックピンが嵌まり合う係
合スリット13aを形成し、ハンドルのOFF位置での
みロックピンの拘束を解除して付属品カバーの開け,閉
め,内装付属品の着脱操作が行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低圧配線設備で使
用する配線用回路しゃ断器,漏電しゃ断器などを対象
に、しゃ断器本体にオプション品として補助スイッチ,
警報スイッチ,電圧引外し装置,不足電圧引外し装置な
どの内装付属品をユーザーが後から取付けられるように
した回路しゃ断器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、過電流,漏電が生じた際
に負荷機器を保護する頭記の配線用回路しゃ断器,漏電
しゃ断器は、過電流引外し装置,ないし漏電引外し装置
を装備したものを標準仕様として製作されており、さら
にユーザーの様々な要求に対してフレキシブルに対応で
きるように、後付けが可能な各種の内装付属品がオプシ
ョン品として用意されている。
【0003】ここで、内装付属品としては、回路しゃ断
器のオン,オフ,トリップ状態を外部に接点出力する補
助スイッチ,警報スイッチ、および外部からの遠隔指令
で回路しゃ断器をトリップさせる電圧引外し装置,およ
び主回路電圧が規定値以下に低下した際に回路しゃ断器
を強制的にトリップさせる不足電圧引外し装置などがあ
り、いずれの付属部品もカセット化した構造となし、標
準仕様の回路しゃ断器をロケーション先に据付けた後で
もしゃ断器ケースを分解することなく、ユーザーの作業
者がしゃ断器本体へ簡単に組付けできるようにしてい
る。
【0004】次に、3相回路用の漏電しゃ断器を例に、
図5にその内部機構を、また図6に前記の内装付属品を
ユーザーが後付けできるようにしたしゃ断器本体ケース
の従来構造を示す。まず、図5において、1は下部ケー
ス1aと上部カバー1bを組合せた樹脂モールド成形品
としてなる回路しゃ断器の本体ケース、2は電源側(左
側),負荷側(右側)の主回路端子、3は電源側の主回
路端子に接続した固定接触子、4は可動接触子、5は手
動操作ハンドル(トグル操作式ハンドル)6と組合せた
接触子開閉機構、7は各相ごとにその主回路に介装接続
したバイメタル式の過電流引外し装置、8は零相変流器
で漏電を検出する漏電引外し装置、9は引外し機構のト
リップクロスバー、10はラッチ受け、11は電流遮断
時に固定,可動接点間に発生するアークを消滅させる消
弧板である。
【0005】かかる回路しゃ断器の動作は周知であり、
ここでは詳細な説明は省略するが、主回路の通電時に過
電流引外し装置7,あるは漏電引外し装置8が作動する
と、トリップクロスバー9が回動してラッチ受け10を
釈放し、接触子開閉機構5をトリップ動作させて可動接
触子4を固定接触子3から開極させる。なお、しゃ断器
のトリップ動作によりハンドル6はON位置からTRI
P位置に移動する。そして、トリップ動作後にハンドル
6を手動操作によりTRIP位置から一旦OFF位置に
移動した後にON位置に反転操作すると、しゃ断器がリ
セットされて閉極状態に戻る。
【0006】一方、図6において、しゃ断器本体に先記
の各種内装付属品を取付けるために、上部カバー1bに
は手動操作ハンドル6の側方に仕切壁で囲まれた凹所1
2が画成されており、該凹所12の上面には一端をカバ
ー1bにヒンジ結合した片開き式の付属品カバー(上
蓋)13を装備している。
【0007】かかる構成で、付属品カバー13を開放し
た上で先記した各種の内装付属品を凹所12内の所定位
置へカセット式に嵌め込み装着することにより、補助ス
イッチ,警報スイッチがしゃ断器のオン,オフ,トリッ
プ動作に連動して開閉動作し、その接点出力がリード線
を介して外部に送出される。また、電圧引外し装置,不
足電圧引外し装置は、その引外し電磁コイルの通電によ
り引外し機構のラッチを釈放し、接触子開閉機構5を作
動させて可動接触子4を開極させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に回路しゃ断器の本体ケース1に対して、外部から内装
付属品を後付け装着できるように凹所12,および付属
品カバー13を備えた回路しゃ断器では、その取扱い面
で次に述べるような問題点がある。
【0009】すなわち、回路しゃ断器がON状態(通電
状態)で電圧引外し装置,不足電圧引外し装置などの内
装付属品を着脱すると、しゃ断器が誤動作するおそれが
あるほか、作業者の指先が充電部に触れて感電するおそ
れもあって危険である。そこで、従来の回路しゃ断器で
は、本体ケース1の銘板に、“内装付属品の着脱操作は
オフ,もしくはトリップ状態で行うこと”の旨を表示し
てユーザーに注意を促すようにしている。
【0010】しかし、ユーザー側の作業者の不慣れ,あ
るいは不注意で、しゃ断器がON状態のまま付属品カバ
ー13を開いて内装付属品を無理やり取付け,取り外し
を行うと、しゃ断器の誤動作,および作業者自身が感電
する恐れがあるほか、内装付属品が破損するおそれがあ
る。
【0011】かかる点、前記トラブルの防止策として、
前記した凹所12の内部に接触子開閉機構に連繋したイ
ンターロックレバーを配備し、しゃ断器のON状態では
このインターロックレバーが突き出して内装付属品の取
付け,取り外しを阻止し、トリップ状態でのみインター
ロックレバーの干渉を受けずに付属品が着脱操作できる
ようにした構造が本発明と同一出願人より先に提案した
特開平6−236726号公報に開示されている。しか
しながら、この構成ではインターロック部品を含む組立
構造が複雑化してしゃ断器の製品組立てに手間が掛かる
ほか、しゃ断器の通電状態でも凹所の付属品カバーは自
由に開放できることから、しゃ断器の通電状態で付属品
カバーを開けた際に作業者の不注意で凹所内の充電部に
触れて感電するおそれがある。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的はユーザーがしゃ断器本体に内装付属品を
取付け,取り外し操作する際の安全性を簡易な構造で確
保できるようにした回路しゃ断器を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、下部ケースと上部カバーからなる
本体ケースに固定,可動接触子,手動操作ハンドルと組
合せた接触子開閉機構,およびその引外し機構を組み込
むとともに、前記ハンドルの側方に並置して上部カバー
に内装付属品を格納する凹所を画成し、かつ該凹所の上
面に付属品カバーを配備した回路しゃ断器において、第
1の発明では、前記付属品カバーとハンドルとの間を連
繋して、接触子の閉極状態では付属品カバーを開放でき
ないように該カバーを閉位置に拘束するインターロック
手段を備え、しゃ断器のON状態では付属品カバーを閉
位置に鎖錠して開放できないようにし(請求項1)、具
体的にはインターロック手段として、手動操作ハンドル
と接触子開閉機構を連結する開閉レバーの側面に付属品
カバーに向けてロックピンを突設するとともに、該ロッ
クピンの移動経路に沿って付属品カバーの側面にはロッ
クピンが嵌まり合い係合し、かつハンドルのオフ位置で
のみロックピンとの係合を解除して付属品カバーの開
け,閉めを許容するようにした係合スリット(請求項
2),もしくはハンドルのトリップ位置でのみロックピ
ンとの係合を解除して付属品カバーの開け,閉めを許容
するようにした係合スリット(請求項3)を形成する。
【0014】上記の構成により、しゃ断器がONの状態
では付属品カバーが閉位置に拘束されて開くことができ
ないので、凹所内部へのアクセス,および内装付属品の
着脱操作が行えず、これにより作業者の安全確保、およ
び無理な着脱操作による内装付属品の破損を防止でき
る。
【0015】また、第2の発明では、前記付属品カバー
に、接触子の閉極状態で付属品カバーを開いた際に引外
し機構を強制的に作動させるトリップレバーを設け、し
ゃ断器ONの状態で付属品カバーを開いた場合には、し
ゃ断器をトリップ動作させて作業者の安全を優先的に確
保するようにする(請求項4)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実施
例の図中で図5,図6に対応する部材には同じ符号を付
してその説明は省略する。
【0017】〔実施例1〕図1(a),(b) ,および図2
(a),(b) は本発明の請求項1,2に対応する実施例を示
すものである。この実施例においては、本体ケース1の
上部カバー1bに形成した内装付属品組付け用の凹所1
2に対し、その上面に配置した付属品カバー13と手動
操作ハンドル6との間を連繋して次のインターロック機
構を備えている。
【0018】すなわち、手動操作ハンドル6に結合した
接触子開閉機構5と連繋する開閉レバー6aの側面には
付属品カバー13に向けて突き出すようにロックピン1
5が植設されており、かつ付属品カバー13の側面には
前記ロックピン15の移動経路に沿ってロックピンと嵌
まり合う係合スリット13aが形成されている。この係
合スリット13aはロックピン15との嵌まり合いによ
り、しゃ断器のON状態では付属品カバー13が開放で
きないよう閉位置に拘束する役目を果たすものであり、
この実施例ではハンドル6のOFF位置に対応して、ロ
ックピン15との係合を解除して付属品カバー13を開
け,閉め操作できるようにスリット13aの一部にはカ
バーの下面側に開放した切欠部13bが形成されてい
る。なお、図2において、凹所12には内装付属品とし
て補助スイッチ16,警報スイッチ17,および電圧引
外し装置18が装着されている。
【0019】かかる構成で、主回路接触子が閉極してい
るしゃ断器ONの状態では、図1(b) で示すようにハン
ドル6がONの位置にある。したがって、この状態では
付属品カバー13を開放しようとしても、ロックピン1
5が係合スリット13aと噛み合って付属品カバー13
を開くことができない。これにより、ON状態での内装
付属品の取付け,取り外し操作を阻止してしゃ断器の誤
動作,感電事故などが生じないように安全性を確保す
る。一方、図1(a) のようにしゃ断器がOFF状態にあ
れば、ハンドル6がOFF位置に移動してロックピン1
5と係合スリット13aの切欠部13bとが合致するの
で、この状態ではロックピン15の拘束を受けずに付属
品カバー13を自由に開け,閉めして凹所12への内装
付属品の着脱,点検などの作業が安全に行える。
【0020】〔実施例2〕図3(a),(b) は本発明の請求
項3に対応した先記実施例1の応用実施例を示すもので
ある。この実施例においては、インターロック機構は基
本的に先記実施例1と同様であるが、ハンドル6のO
N,OFF位置では付属品カバー13の開放を阻止し、
しゃ断器のトリップ状態でのみ付属品カバー13が開
け,閉めできるように係合スリット13aの切欠部13
bがハンドル6のTRIP位置に合わせてON位置とO
FF位置との中間に設定,形成されている。
【0021】すなわち、実施例1では、しゃ断器がOF
F状態であれば付属品カバー13を開いて内装付属品の
着脱作業を感電のおそれなしに安全に行うことができる
が、例えば不足電圧引外し装置を取付ける場合には、O
FF状態であっても不足電圧引外し装置の装着と同時に
しゃ断器がトリップ動作し、その反転動作により作業者
の指先が開閉機構に挟まれたりして思わぬ怪我をする危
険がある。
【0022】かかる点、この実施例のようにしゃ断器の
トリップ状態を除いて、OFF状態でも付属品カバー1
3が開放できないようにインターロックすることで、不
足電圧引外し装置などの取付け作業も安全に行え、実施
例1と比べてより一層高い安全性が確保できる。
【0023】〔実施例3〕図4(a),(b) は本発明の請求
項4に対応する実施例を示すものである。この実施例で
は、トリップクロスバー9に対向して付属品カバー13
のヒンジ側基部にはトリップレバー13cが設けてあ
る。このトリップレバー13cは、付属品カバー13を
開放した際にトリップクロスバー9を押してラッチ受け
10を釈放し、図5で述べた引外し装置7の作動時と同
様に接触子開閉機構5をトリップ動作させて可動接触子
4を開極させる。
【0024】かかる構成により、回路しゃ断器をロケー
ション先に設置した実使用状態でユーザーが内装付属品
を着脱する際に、作業者が前もってしゃ断器を手動操作
でトリップさせずに、オン,もしくはオフ状態のまま付
属品カバー13を開放すると、付属品カバー13に設け
たトリップレバー13cがトリップクロスバー9を引外
し方向に押してラッチ受け10を釈放し、しゃ断器本体
を強制的にトリップ動作させる。
【0025】これにより、先記実施例2と同様に、しゃ
断器がオン,ないしオフ状態のままで内装付属品を着脱
操作する危険性を防止し、しゃ断器を自動的にトリップ
状態に切換えた上で付属品の着脱作業を安全に行うこと
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、下
部ケースと上部カバーからなる本体ケースに固定,可動
接触子,手動操作ハンドルと組合せた接触子開閉機構,
およびその引外し機構を組み込むとともに、前記ハンド
ルの側方に並置して上部カバーに内装付属品を格納する
凹所を画成し、かつ該凹所の上面に付属品カバーを配備
した回路しゃ断器において、第1の発明では、前記付属
品カバーとハンドルとの間を連繋して、接触子の閉極状
態では付属品カバーを開放できないように該カバーを閉
位置に拘束するインターロック手段を備え、しゃ断器の
ON状態では付属品カバーを閉位置に鎖錠して開放でき
ないようにしたことにより、しゃ断器がONの状態では
付属品カバーが閉位置に拘束されて開くことができない
ので、凹所内部へのアクセス,および内装付属品の着脱
操作が行えず、これによりユーザーの安全確保、および
無理な着脱操作による内装付属品の破損を防止できる。
しかも、従来の安全策と比べても、しゃ断器ONの状態
では付属品カバーが開かないようにインターロックした
ので不測な感電事故も防げるなど、より一層高い安全性
が確保できる。
【0027】また、第2の発明では、前記付属品カバー
に、接触子の閉極状態で付属品カバーを開いた際に引外
し機構を強制的に作動させるトリップレバーを設け、し
ゃ断器ONの状態で付属品カバーを開いた場合にしゃ断
器をトリップ動作させるようにしたので、作業者の安全
を優先的に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係わるインターロック機構
部の構成,動作の説明図であり、(a) はしゃ断器のOF
F状態で付属品カバーを開いた状態,(b) はON状態を
表す図
【図2】図1の補足説明図で、(a) しゃ断器本体の上面
図、(b) は一部断面側視図
【図3】本発明の実施例2に係わるインターロック機構
部の構成,動作の説明図であり、(a) はしゃ断器のトリ
ップ状態で付属品カバーを開いた状態,(b) はON状
態,(c) はOFF状態を表す図
【図4】本発明の実施例2に係わるインターロック機構
部の構成,動作の説明図であり、(a) は側視断面図、
(b) はしゃ断器本体の上面図
【図5】漏電しゃ断器を例とする回路しゃ断器の内部機
構図
【図6】上部カバーに内装付属装置を格納する凹所,お
よび付属品カバーを装備した従来におけるしゃ断器本体
ケースの外形斜視図
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 上部カバー 3 固定接触子 4 可動接触子 5 接触子開閉機構 6 手動操作ハンドル 6a 開閉レバー 9 トリップクロスバー 10 ラッチ受け 12 凹所 13 付属品カバー 13a 係合スリット 13b 切欠部 13c トリップレバー 15 ロックピン 16 補助スイッチ(内装付属品) 17 警報スイッチ(内装付属品) 18 電圧引外し装置(内装付属品)
フロントページの続き (72)発明者 山縣 秀人 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5G030 AB00 BA05 XX04 XX16 5G052 AA15 AA28 BB07 HA11 LA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部ケースと上部カバーからなる本体ケー
    スに固定,可動接触子,手動操作ハンドルと組合せた接
    触子開閉機構,およびその引外し機構を組み込むととも
    に、前記ハンドルの側方に並置して上部カバーに内装付
    属品を収納する凹所を画成し、かつ該凹所の上面に付属
    品カバーを配備した回路しゃ断器において、前記の付属
    品カバーと手動操作ハンドルとの間を連繋して、接触子
    の閉極状態では付属品カバーを開放できないように該カ
    バーを閉位置に拘束するインターロック手段を備えたこ
    とを特徴とする回路しゃ断器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回路しゃ断器において、イ
    ンターロック手段として、手動操作ハンドルと接触子開
    閉機構を連結する開閉レバーの側面に付属品カバーに向
    けてロックピンを突設するとともに、該ロックピンの移
    動経路に沿って付属品カバーの側面にはロックピンが嵌
    まり合い係合し、かつハンドルのオフ位置でのみロック
    ピンとの係合を解除して付属品カバーの開け,閉めを許
    容する係合スリットを形成したことを特徴とする回路し
    ゃ断器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の回路しゃ断器において、イ
    ンターロック手段として、手動操作ハンドルと接触子開
    閉機構を連結する開閉レバーの側面に付属品カバーに向
    けてロックピンを突設するとともに、該ロックピンの移
    動経路に沿って付属品カバーの側面にはロックピンが嵌
    まり合い係合し、かつハンドルのトリップ位置でのみロ
    ックピンとの係合を解除して付属品カバーの開け,閉め
    を許容する係合スリットを形成したことを特徴とする回
    路しゃ断器。
  4. 【請求項4】下部ケースと上部カバーからなる本体ケー
    スに固定,可動接触子,手動操作ハンドルと組合せた接
    触子開閉機構,およびその引外し機構を組み込むととも
    に、上部カバーには内装付属品を格納する凹所を画成
    し、かつ該凹部の上面に付属品カバーを装備した回路し
    ゃ断器において、前記付属品カバーに、接触子の閉極状
    態で付属品カバーを開いた際に引外し機構を強制的に作
    動させるトリップレバーを設けたことを特徴とする回路
    しゃ断器。
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