JP3169844B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3169844B2
JP3169844B2 JP33078396A JP33078396A JP3169844B2 JP 3169844 B2 JP3169844 B2 JP 3169844B2 JP 33078396 A JP33078396 A JP 33078396A JP 33078396 A JP33078396 A JP 33078396A JP 3169844 B2 JP3169844 B2 JP 3169844B2
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diffusion
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    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
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    • H01L21/8238Complementary field-effect transistors, e.g. CMOS

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CMOS構成の
半導体装置に関し、特に入力および出力保護回路として
の保護用抵抗素子を設けた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内部回路を保護するために、入力端子と
その内部回路との間に設けられる、保護用抵抗素子を用
いた保護回路の一部構成を図3に示す。図3に示すよう
に、平坦な主面3を有するp- 形シリコンからなる基板
1に、まず、p形ウエル5が設けられている。ここに、
nチャネル形のMOS構造となっているトランジスタ5
2が形成されるまた、分離領域を隔てて、第1のn形ウ
エル4が設けられ、ここに、pチャネル型のMOS構造
となっているトランジスタ51が形成される。そして、
p形ウエル5に隣接して第2のn形ウエル6が設けら
れ、これが、保護回路としての保護用抵抗素子53の拡
散層となる。また、選択酸化法(LOCOS法)によ
り、平坦な主面3から基板1内に形成されたシリコン酸
化膜2で各領域が区画されている。このシリコン酸化膜
2は、基板1内にたとえば400nm埋設し、全体の膜
厚が800nmである。
【0003】そのトランジスタ51において、第1のn
形ウエル4内の基板1の主面3にp+ 形のソース12,
+ 形のドレイン13、およびn+ 形の基板コンタクト
領域11が形成されている。そして、チャネル領域31
上に、膜厚30〜50nmのゲート絶縁膜21を介し
て、ポリシリコンからなるゲート電極22が形成され、
そのゲート電極22の両側にサイドウォール29が形成
されている。
【0004】また、トランジスタ52において、基板1
の主面3からp形ウエル5内にn+形のソース15,ド
レインとなるn+ 形の不純物領域16,およびp+ 形の
基板コンタクト領域14が形成されている。そして、チ
ャネル領域32上に、膜厚30〜50nmのゲート絶縁
膜23を介してポリシリコンからなるゲート電極24が
形成され、そのゲート電極24の両側にサイドウォール
29が形成されている。
【0005】また、保護用抵抗素子53において、第2
のn形ウエル6は第1のn形ウエル4と同時に拡散形成
されている。ここで、抵抗素子の抵抗値を定める第2の
n形ウエル6の表面領域33におけるn形不純物濃度
は、1×1015cm-3である。この主面3から、第2の
n形ウエル6にn+ 形の不純物領域17が形成されてい
る。また、トランジスタ52のp形ウエル5に形成され
た不純物領域16が第2のn形ウエル6内にまで延在し
ている。そして、第2のn形ウエル6の電流が流れて抵
抗体としての機能を行う表面領域33(チャネル)上
に、膜厚10〜70nmの絶縁膜25を介してポリシリ
コンからなる制御電極26が形成されている。また、そ
の制御電極26の両側には、サイドウォール29が形成
されている。
【0006】一方、トランジスタ51のソース12,基
板コンタクト領域11,およびゲート電極22、ならび
に、保護用抵抗素子53の制御電極26は、電源ライン
41に接続されて高電位側の電源電圧である正電圧VDD
が供給される。そして、トランジスタ52のソース1
5,基板コンタクト領域14,および,ゲート電極24
は、GNDライン44に接続されて低電位側の電源電圧
である接地電位VGND に接続されている。また、保護用
抵抗素子53の不純物領域17とトランジスタ51のド
レイン13は、入力接続点42および内部回路へ接続す
る出力端子43との間に接続している。すなわち、上述
した保護回路は、外部入力と内部回路との間にぶら下が
るように接続されている。
【0007】以上のように構成することで、外部から異
常電圧が印加された場合、上述した保護回路がスナップ
バックに入り、その異常電圧をGNDライン44に流す
ようにしている。そして、そのスナップバックが、内部
回路のトランジスタのゲート絶縁膜が破壊される前に入
るようにすることで、内部回路を保護するようにしてい
る。
【0008】また、トランジスタ52のドレインとなる
不純物領域16およびソース15には、それぞれn-
領域16′およびn- 形領域15′が接続形成されてL
DD構造となっている。同様に、保護用抵抗素子53にお
いても、不純物領域17および不純物領域16に、制御
電極下の領域をはさんで、それぞれn- 形領域17′お
よびn- 形領域16′が接続形成されてLDD構造となっ
ている。これらLDD構造とすることにより、不純物の濃
度をなめらかにして、その箇所にかかる電界を緩和して
いる。なお、それらn+ 形不純物領域やn+ 形ソース・
ドレインは同時に形成され、n形の表面不純物濃度は5
×1020cm-3である。また、LDDを構成するn- 形領
域の表面不純物濃度は1×1017cm-3となっている。
【0009】また、高速化のためにシリサイドプロセス
を適用して、シリコン酸化膜2およびサイドウォール2
9をマスクとし、ソース・ドレインなどになる各p+
およびn+ 形領域の表面に、自己整合的にシリサイド膜
30が形成されている。同様に、シリコンゲート電極の
上表面にも、サイドウォール29により自己整合的にシ
リサイド膜30が形成されている。このシリサイドプロ
セスは、近年、CMOS半導体装置の高速化や微細化に
伴い必要とされている技術である。シリサイド技術は、
MOSトランジスタの高速化のために、ソース・ドレイ
ンなどのシリコン基板表面やシリコンゲート電極表面に
高融点金属膜を被着し、熱処理を行うことによりこれら
表面にシリサイド薄膜を自己整合的に形成し、その表面
抵抗を下げるプロセスである。
【0010】以上説明したように、保護用抵抗素子53
を設けるようにしているので、トランジスタ52のドレ
イン16に入力される信号は、保護用抵抗素子53を介
することになる。この結果、ドレイン16に入力される
信号が異常電圧であった場合でも電圧降下を生じ、トラ
ンジスタ53に直接高いレベルの異常電圧が印加される
ことが防止される。また、シリサイドプロセスを用いて
も、保護用抵抗素子53の拡散層表面上にはゲート電極
構造(制御電極26)が設けられているから、この表面
領域にシリサイド膜は形成されない。これにより表面領
域における抵抗値の不所望な低下を回避することができ
るので、サージ電圧の波高を低減するのに十分な所定の
抵抗値が、小面積の拡散層(第2のn形ウエル6)で得
られるようになる。
【0011】また、シリサイド膜の形成を回避するため
には、素子分離領域と同様に厚い酸化膜を形成するよう
にしてもよいが、この場合、厚い酸化膜端部に発生する
バーズビークのために余分な面積を必要とする。たとえ
ば、片側0.5μm余分に広がってしまう。しかし、保
護用抵抗素子の拡散層の表面領域上には、10〜70n
m程度の薄いゲート絶縁膜が形成されているだけであ
り、その無駄な部分を0とすることができる。この結
果、より高集積化を可能にする。また、この厚い酸化膜
の端部における結晶の乱れによるキャリアトラップの不
都合の問題が発生しない。
【0012】さらに、保護用抵抗素子のゲート電極を固
定電位に維持することにより、抵抗値が安定した保護用
抵抗素子となる。すなわち、一般の保護用抵抗素子の拡
散層表面上には、層間絶縁膜やパシベーション膜などの
何らかの絶縁膜が形成される。この場合、n形の拡散層
のキャリアである電子がシリコン酸化膜などの絶縁膜に
とラップされ、これにより抵抗値を定める拡散層の表面
領域を流れる電流が変化してしまい、出力特性が変動し
てしまう。これに対して、保護用抵抗素子のゲート電極
を、たとえば正電位のVDDに固定すれば、そのような不
都合が発生しない。
【0013】なお、ここでは、トランジスタ51とトラ
ンジスタ52のうち、トランジスタ52のソースとなる
不純物領域16と出力端子43(入力接続点42)との
間に、保護用抵抗素子53が設けられている。これに対
して、トランジスタ51のドレイン13は、保護用抵抗
素子を通さないで直接入力接続点42に接続している。
この理由は、nチャネルMOSトランジスタの多数キャ
リアは電子で、そのモビリティは大きくスナップバック
に入りやすく、pウエルの電位(基板の電位)が上がり
ESD耐圧が低下しやすい。これに対して、pチャネル
MOSトランジスタでは、正孔が多数キャリアのため、
スナップバックに入りにくいので、ESDに関してはn
チャネルMOSトランジスタよりもその耐圧が大きくな
っているからである。しかし、pチャネルMOSトラン
ジスタに対しても、保護用の抵抗素子を適用した方がよ
り信頼性が向上する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成では、以下に説明するように不都合があっ
た。上述した構成では、保護用抵抗素子53の制御電極
26が、電源ライン41に接続されて高電位側の電源電
圧である正電圧VDDに固定されている。このため、電源
ライン41の電位が0〜VDDで変化するのに応じて、第
2のn形ウエル6と制御電極26との間の電位がVDD
0と変化する。そして、これに応じてn形ウエル抵抗値
も変化してしまい、従来の構成では設計がしづらいとい
う問題があった。
【0015】また、電源ライン41の電位がほぼ接地電
位となるような場合で、GNDライン44に対して正の
サージが印加される状況を考える。この状態で電源ライ
ン42の電位が上昇すると、第2のn形ウエル6と制御
電極26の間の薄い絶縁膜25にストレスがかかり、絶
縁膜25にキャリアがトラップされる。このようにキャ
リアがトラップされると、n形ウエル抵抗値が変化して
しまう。そして、最悪の場合その絶縁膜25の破壊に至
る。
【0016】また、従来では、保護用抵抗素子を設ける
ようにしているので、場合によっては内部回路に対して
より高い電位が入力されることもある。従来の構成で
は、サージが印加されたとき、保護用抵抗素子に流れ込
む電流による電圧上昇により、内部回路により高い電圧
が入力される場合がある。この場合、最悪の場合、内部
回路の保護にならず、内部回路のトランジスタのゲート
絶縁膜を破壊してしまうこともある。
【0017】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、より設計がしやすく、ど
のような場合でも保護回路として機能することができる
ようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、電界効果トランジスタに、そのドレイン(第2の拡
散層)と所定距離離れて半導体基板表面に形成された第
1導電形の第3の拡散層と,第2および第3の拡散層に
挾まれた領域の半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
た制御電極と,第2および第3の拡散層に挾まれた領域
の半導体基板表面に第2および第3の拡散層に接触して
形成された第1導電形のウエルとからなる保護用抵抗素
子を接続した。そして、制御電極は第3の拡散層と同電
位となるように接続し、ウエルは第2および第3の拡散
層より低い不純物濃度とした。以上のように構成したの
で、電界効果トランジスタのドレインに入力される信号
は、保護用抵抗素子を介するので、その信号が異常電圧
であった場合でも電圧降下を生じ、電界効果トランジス
タに直接高いレベルの異常電圧が印加されることが防止
される。そして、抵抗として機能するウエルの抵抗値が
あまり変化しない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図を
参照して説明する。 実施の形態1 図1は、この発明の実施の形態1における半導体装置の
構成を示す構成図である。図1(a)に示すように、こ
の実施の形態1では、制御電極26が不純物領域17に
接続されるようにした。そして、それ以外は、前述した
従来の構成と同様であり、基板1の素子分離のためのシ
リコン酸化膜2で区画された領域内の所定位置に、第1
のn形ウエル4,p形ウエル5,およびそのp形ウエル
5に隣接して第2のn形ウエル6が形成されている。こ
の第2のn形ウエル6は、最低限、制御電極26下の不
純物領域16,17に挾まれた領域に、その不純物領域
16,17に接して形成されていればよい。そして、第
1のn形ウエル4上にトランジスタ51が形成され、p
形ウエル5上にトランジスタ52が形成され、第2のn
形ウエル6上に保護用抵抗素子53が形成されている。
【0020】そのトランジスタ51においては、p+
のソース12,p+ 形のドレイン13、およびそれらの
間のチャネル領域31上に、ゲート絶縁膜21を介して
ゲート電極22が形成されている。この、ゲート電極2
2の両側には、サイドウォール29が形成されている。
そして、ソース12,ドレイン13,および,ゲート電
極22上面には、シリサイド膜30が形成されている。
加えて、第1のn形ウエル4領域には、n+ 形の基板コ
ンタクト領域11が形成されている。
【0021】またトランジスタ52は、n+ 形のソース
15,ドレインとなるn+ 形の不純物領域16,および
それらの間のチャネル領域32上に、ゲート絶縁膜23
を介してゲート電極24が形成されている。このゲート
電極24の両側にも、サイドウォール29が形成されて
いる。なお、不純物領域16は、隣接する第2のn形ウ
エル6の形成領域にまで入り込んで形成されている。そ
して、このトランジスタ52においても、ソース15,
+ 形の不純物領域16,およびゲート電極23上面に
は、シリサイド膜30が形成されている。加えて、p形
ウエル5領域には、p+ 形の基板コンタクト領域14が
形成されている。
【0022】これらトランジスタ51およびトランジス
タ52は、素子分離領域2をはさんで形成されている
が、保護用抵抗素子53はトランジスタ52に連続して
形成されている。すなわち、この保護用抵抗素子53
は、トランジスタ52にとってドレインとなっている不
純物領域16,不純物領域17,およびそれらの間の表
面領域33上に、薄い絶縁膜25を介して形成された制
御電極26から構成されている。また、その制御電極2
6の両側には、サイドウォール29が形成されている。
ここで、保護用抵抗素子53の構成をみると、制御電極
26と不純物領域16および不純物領域17、そして、
制御電極26が形成されている絶縁膜25下の表面領域
33とからなるMOSトランジスタの構成をしている。
【0023】そして、トランジスタ51のソース12,
基板コンタクト領域11,およびゲート電極22は、電
源ライン41に接続されて高電位側の電源電圧である正
電圧VDDが供給される。また、トランジスタ52のソー
ス15,基板コンタクト領域14,および,ゲート電極
24は、GNDライン44に接続されて低電位側の電源
電圧である接地電位VGND に接続されている。そして、
この実施の形態1では、保護用抵抗素子53の制御電極
26,不純物領域17,およびトランジスタ51のドレ
イン30が、入力接続点42に接続しており、それらに
外部からの信号が入力される。また、トランジスタ51
のp+ 形ドレイン13が、内部回路へ接続する出力端子
43に接続されている。
【0024】以上示したように接続することで、電源ラ
イン41の電位がほぼ接地電位となるような場合に、G
NDライン44に対して正のサージが印加されても、制
御電極26は不純物領域17と同電位にしているため、
絶縁膜25にストレスがかかることがない。また、第2
のn形ウエル6と制御電極26の間の電位差は最大で1
/10VDD程度であり、保護用抵抗素子の抵抗としての
第2のn形ウエル6の抵抗値の変化は微小であり、設計
が容易になる。
【0025】ここで、その抵抗値の変化に関して説明す
る。抵抗としての第2のn形ウエル6の電気伝導度は、
主に電子(キャリア)のドリフト電流で決定される。こ
のドリフト電流Ieは、以下の(1)式により定義され
る。 Ie=e・n・μe・F=e・n・ve・・・(1) なお、eは素電荷、nは電子の密度、μeは電子の移動
度、veはドリフト速度、Fは電界である。なお電界F
は、この場合(ドレイン電圧−ソース電圧)/ゲート長
である。
【0026】そして、電子の密度は、制御電極26と第
2のn形ウエル6の電位差で変化し、ゲート電圧がドレ
イン電圧より大きい場合は、ゲート電極下の領域に電子
の蓄積層が形成されるため電子の密度が増加する。すな
わち、ゲート電圧に対してドレイン電圧が変化すると、
制御電極26下の電子密度が変化し、第2のn形ウエル
6におけるドリフト電流が変化する。そして、この結
果、第2のn形ウエル6の電気伝導度が変化することに
なり、第2のn形ウエル6の抵抗値が変化することにな
る。しかし、上述したように、この実施の形態1によれ
ば、制御電極26は不純物領域17(ドレイン)に接続
され同電位となっているので、第2のn形ウエル6の抵
抗値が変化することがない。
【0027】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、制御電極26を不純物領域17に接続するよう
にしたので、保護用抵抗素子の抵抗としての機能を発現
する第2のn形ウエル6の抵抗値がほとんど変化するこ
とがないまた、GNDライン44に対して正のサージが
印加されるような場合でも、絶縁膜25にストレスがか
かることがない。また、この実施の形態1では、不純物
領域16より内部回路への入力を取り出すようにしてい
るので、保護用抵抗素子53があっても、内部回路に対
して不必要に高い電位が印加されることがなくなる。
【0028】なお、制御電極26と不純物領域17との
接続は、第2のn形ウエル6の領域で行うようにした方
がよい。これは、GNDライン44に対して正のサージ
が印加されるような場合に、その接続部(コンタクト
部)が第2のn形ウエル6以外のp形領域上にあると、
そのp形領域はGND電位に固定されており、制御電極
26との接続部との間に高電界が加わり、その接続部が
破壊されることがある。一方、制御電極26の接続を第
2のn形ウエル6上の領域で行えば、第2のn形ウエル
6と接続部とは同電位のため、その接続部が破壊される
ことはない。
【0029】ところで、上述では、電源側の保護のため
のCMOS構成のトランジスタによる保護回路に関して
示したが、これに限るものではない。図1(b)に示す
ように、この実施の形態の構成を、信号出力側の保護に
用いるようにしてもよい。すなわち、図1(b)に示す
ように、ソース12および基板コンタクト領域11が電
源ライン41に接続し、ゲート電極22およびゲート電
極24が入力接続点42に接続し、ソース15および基
板コンタクト領域24がGNDライン44に接続されて
低電位側の電源電圧である接地電位VGND に接続する。
また、ドレイン13,不純物領域17,および,制御電
極26が、出力端子43に接続する。すなわち、図1
(b)の構成は、入力接続点42より入力した内部から
の信号を出力するCMOS構成のトランジスタであり、
かつ、出力端子43から混入するサージに対する保護回
路となる。
【0030】実施の形態2 以下、この発明の第2の実施の形態について、図2を用
いて説明する。この実施の形態2では、図2(a)に示
すように、トランジスタ52のソース15下に、第3の
n形ウエル5′を設けるようにしたものである。そし
て、基板1の素子分離のためのシリコン酸化膜2で区画
された領域内の所定位置に、第1のn形ウエル4,p形
ウエル5,およびそのp形ウエル5に隣接して第2のn
形ウエル6が形成されている。加えて、この実施の形態
2においては、トランジスタ51の形成領域と、トラン
ジスタ52および保護用抵抗素子の領域が、それぞれガ
ードリング11a,14aで囲われている。このガード
リング11aは基板の周面より形成されたn+不純物領
域でり、ガードリング14aは基板1の主面3より形成
されたp+ 不純物領域である。
【0031】このガードリング11aは、図2(b)の
平面図に示すように、pチャネル型のMOS構造となっ
ているトランジスタを囲うように形成され、ガードリン
グ14aは、nチャネルMOS構造となっているトラン
ジスタおよび保護用抵抗素子を囲うように形成されてい
る。ここで、図示していないが、例えば、ソース12,
15やドレイン13には、シリサイド膜30を介してそ
れぞれの電極配線が引出されている。そして、それぞれ
の電極配線は、その接続領域において、所定の大きさの
コンタクト複数個で接続されている。なお、その接続領
域ほぼ全域に1つのコンタクトで、それぞれの電極配線
を接続するようにしてもよい。このようにすることで、
コンタクト部での電流集中が緩和でき、電流を均一に流
すことができるため、よりいっそう高い保護能力が得ら
れる。
【0032】なお、図2(b)では、pチャネル型のM
OS構造となっているトランジスタが2つ、そして、n
チャネル形のMOS構造となっているトランジスタおよ
び保護用抵抗素子が2組で構成された状態を示してい
る。すなわち、ガードリング11aに囲われた第1のn
形ウエル4上の領域内に、ソース12a,ドレイン1
3,およびゲート電極22aからなるトランジスタと、
ソース12,ドレイン13,およびゲート電極22から
なるトランジスタが形成されている。
【0033】また、ガードリング14aに囲われた領域
内では、まず、p形ウエル5およびp形ウエル5aの上
に、ソース15,ドレインとなる不純物領域16,ゲー
ト電極24からなるトランジスタ、および、ソース15
a,ドレインとなる不純物領域16a,ゲート電極24
aからなるトランジスタがそれぞれ形成されている。加
えて、第2のn形ウエル6の上に、不純物領域16,不
純物領域17,制御電極26からなる保護用抵抗素子
と、不純物領域16a,不純物領域17,制御電極26
aからなる保護用抵抗素子が形成されている。そして、
この実施の形態2では、nチャネル形のMOS構造とな
っているトランジスタのソース下に第3のn形ウエル
5′が設けられている。この第3のn形ウエル5′は、
ソース15より不純物濃度が低くなっている。なお、図
2(a)は、図2(b)におけるAA′における断面を
示している。
【0034】以上説明したように、ガードリング構造を
用いるようにしても、前記実施の形態1と同様に、制御
電極26を不純物領域17に接続するようにしたので、
保護用抵抗素子の抵抗としての機能を発現する第2のn
形ウエル6の抵抗値がほとんど変化することはない。ま
た、GNDライン44に対して正のサージが印加される
ような場合でも、絶縁膜25にストレスがかかることが
ない。また、従来の構成では、サージが印加されたと
き、保護用抵抗素子に流れ込む電流による電圧上昇によ
り、内部回路により高い電圧が入力される場合がある。
これに対して、上記実施の形態1と同様に、不純物領域
16より内部回路への入力を取り出すようにしているの
で、保護用抵抗素子53があっても、内部回路に対して
不必要に高い電位が印加されることがなくなる。
【0035】また、この実施の形態2では、第3のn形
ウエル5′を設けるようにしたので、保護回路としてよ
り安全性を向上させることができる。すなわち、この半
導体装置による保護回路では、GNDライン44に対し
て正のサージが加わった場合に、以下に示すようにして
サージを抜くことができる。まず、GNDライン44に
対して正のサージが加わると、トランジスタ52のドレ
インとなる不純物領域16のゲート端がブレイクダウン
を起こし、入力接続点42−第2のn形ウエル6−不純
物領域16−p形ウエル5(基板1)−基板コンタクト
(ガードリング14a)の経路でサージが流れる。
【0036】ここで、p形ウエル5の抵抗により、p形
ウエル5に流れる電流が増加すると、p形ウエル5の電
位がGND電位より上昇する。pウエル5の電位が上昇
し、ソース15とpウエル5で形成されるpn接合(ダ
イオード)の電位差がビルトインポテンシャルを越して
順バイアスとなる。このpn接合が順バイアスとなる
と、このトランジスタ52におけるドレイン−pウエル
−ソースで形成される寄生のnpnバイポーラトランジ
スタがオンし、入力接続点42−第2のn形ウエル6−
不純物領域16−p形ウエル5−ソース15という経路
でもサージが流れ出す(スナップバック)。
【0037】このp形ウエル5(基板1)−トランジス
タ52のpn接合間における降伏は、その接合における
ビルトインポテンシャルが低いほど起きやすい。ここ
で、ソース15のしたにそれより低濃度の第3のn形ウ
エル5′を設けておけば、第3のn形ウエル5′とp形
ウエル5(基板1)との間の界面に、ビルトインポテン
シャルのより低い状態が形成される。この結果、その界
面に形成されるダイオードが順バイアスとなりやすくな
り、結果としてよりスナップバックに入りやすくなる。
【0038】なお、前述したように、この発明の半導体
装置の構成は、入力保護だけに限るものではなく、出力
の保護にも適用できる。また、入力保護回路で保護して
いる内部回路においても、前述したように保護用抵抗素
子を接続した構成としてもよいことはいうまでもない。
また、上記実施の形態1,2では、たとえば、各トラン
ジスタを1つまたは2つずつ配置するようにしている
が、これらに限るものではない。各トランジスタが3個
以上複数並列に配置した状態として、用いるようにして
もよい。
【0039】1つのトランジスタで構成しようとする
と、ゲート幅を大きくしていくことになるが、これで
は、素子の配置がいびつになり集積度の向上を阻害す
る。これに対して、トランジスタを複数用いることで、
より集積度を向上させることが可能となる。ただし、こ
の場合、保護用抵抗素子に接続するトランジスタがスナ
ップバックに入った状態でそれが破壊する電圧より、ス
ナップバックにはいる電圧が小さくなるように、各保護
用抵抗素子の抵抗値は設定しておく必要がある。
【0040】すなわち、このように保護用抵抗素子を接
続して、スナップバックに入ってから破壊するまでの電
圧を、スナップバックに入る電圧以下とすれば、1つの
トランジスタが先にスナップバックに入った状態でも、
複数に分割した他のトランジスタもスナップバックに入
れるようになる。そして、複数のトランジスタが全てス
ナップバックにはいるようになれば、サージを均一に分
散させることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、電
界効果トランジスタに、そのドレイン(第2の拡散層)
と所定距離離れて半導体基板表面に形成された第1導電
形の第3の拡散層と,第2および第3の拡散層に挾まれ
た領域の半導体基板上に絶縁膜を介して形成された制御
電極と,第2および第3の拡散層に挾まれた領域の半導
体基板表面に第2および第3の拡散層に接触して形成さ
れた第1導電形のウエルとからなる保護用抵抗素子を接
続した。そして、制御電極は第3の拡散層と同電位とな
るように接続し、ウエルは第2および第3の拡散層より
低い不純物濃度とした。以上のように構成したので、電
界効果トランジスタのドレインに入力される信号は、保
護用抵抗素子を介するので、その信号が異常電圧であっ
た場合でも電圧降下を生じ、電界効果トランジスタに直
接高いレベルの異常電圧が印加されることが防止され
る。そして、抵抗として機能するウエルの抵抗値があま
り変化しない。
【0042】したがって、保護用抵抗素子の抵抗値が変
化しにくいので、その設計がより容易になるという効果
がある。また、電源ラインの電位がほぼ接地電位となる
ような場合で、GNDラインに対して正のサージが印加
される状況でも制御電極下の絶縁膜にストレスがかかる
ことがなく、そこでキャリアがトラップされることもな
い。そして、キャリアトラップによるウエルの抵抗値変
化が起きにくくなり、絶縁膜の破壊耐性も向上させるこ
とができる。すなわち、この発明によれば、より設計が
しやすく、どのような場合でも保護回路として機能が損
なわれにくいという効果を有する。
【0043】また、この発明によれば、外部からの入力
信号を入力する入力接続点が保護用抵抗素子の他端に接
続され、入力信号は保護用抵抗素子と第2の拡散層とを
介して第2の拡散層に接続される出力端子より出力され
ようにした。例えば、従来の構成では、サージが印加
されたとき、保護用抵抗素子に流れ込む電流による電圧
上昇により、内部回路により高い電圧が入力される場合
がある。しかしこの発明では、上述の構成としたため、
内部回路に対してより高い電位が入力されることがなく
なり、どのような場合でも保護回路として機能するよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体装置
の構成を示す構成図である。
【図2】 この発明の第2の実施の形態における半導体
装置の構成を示す構成図である。
【図3】 保護用抵抗素子を用いた保護回路を入力端子
との間に設けた、CMOS回路の一部を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1…基板、2…、3…、4…第1のn形ウエル、5…p
形ウエル、6…第2のn形ウエル、11,14…基板コ
ンタクト領域、12,15…ソース、13…ドレイン、
16,17…不純物領域、21,23…ゲート絶縁膜、
22,24…ゲート電極、25…絶縁膜、26…制御電
極、29…サイドウォール、30…シリサイド膜、3
1,32…チャネル領域、41…電源ライン、42…入
力接続点、43…出力端子、44…GNDライン、5
1,52…トランジスタ、53…保護用抵抗素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺井 弘治 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 八田 敏也 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番53 日本電気アイシーマイコンシステ ム株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−183516(JP,A) 特開 平7−202009(JP,A) 特開 昭61−131476(JP,A) 特開 平3−184369(JP,A) 特開 平7−161990(JP,A) 特開 平1−297855(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8238 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/092

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面に形成されたソースおよ
    びドレインとなる第1導電形の第1および第2の拡散
    層,前記第1および第2の拡散層に挾まれた領域にゲー
    ト絶縁膜を介して配置されたゲート電極、前記第1およ
    び第2の拡散層に接触して形成された第2導電形のウエ
    ルを備えた電界効果トランジスタと、前記第2の拡散層
    と所定距離離れて前記半導体基板表面に形成された第1
    導電形の第3の拡散層,前記第2および第3の拡散層に
    挾まれた領域の前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成
    された制御電極,前記第2および第3の拡散層に挾まれ
    た領域の前記半導体基板表面に前記第2および第3の拡
    散層に接触して形成された第1導電形のウエルからなる
    保護用抵抗素子とを備え、前記制御電極は前記第3の拡
    散層と同電位となるように接続され、前記第1導電形の
    ウエルは前記第2および第3の拡散層より低い不純物濃
    度であり、前記第1の拡散層よりも低い不純物濃度の第
    1導電形のウエルが、前記第1の拡散層下で前記第1の
    拡散層に接して形成されていると共に、前記第2導電形
    のウエルに接して形成されていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板表面に形成されたソースおよ
    びドレインとなる第1導電形の第1および第2の拡散
    層,前記第1および第2の拡散層に挾まれた領域にゲー
    ト絶縁膜を介して配置されたゲート電極、前記第1およ
    び第2の拡散層に接触して形成された第2導電形のウエ
    を備えた電界効果トランジスタと、前記第2の拡散層
    と所定距離離れて前記半導体基板表面に形成された第1
    導電形の第3の拡散層,前記第2および第3の拡散層に
    挾まれた領域の前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成
    された制御電極,前記第2および第3の拡散層に挾まれ
    た領域の前記半導体基板表面に前記第2および第3の拡
    散層に接触して形成された第1導電形のウエルからなる
    保護用抵抗素子と、前記制御電極に接続された外部から
    の入力信号が入力される入力端子と、前記第2の拡散層
    に接続されて前記入力信号が供給される内部回路とを備
    え、前記制御電極は前記第3の拡散層と同電位となるよ
    うに接続され、前記第1導電形のウエルは前記第2およ
    び第3の拡散層より低い不純物濃度であり、前記第1の
    拡散層よりも低い不純物濃度の第1導電形のウエルが、
    前記第1の拡散層下で前記第1の拡散層に接して形成さ
    れてい ると共に、前記第2導電形のウエルに接して形成
    されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板表面に形成されたソースおよ
    びドレインとなる第1導電形の第1および第2の拡散
    層,前記第1および第2の拡散層に挾まれた領域にゲー
    ト絶縁膜を介して配置されたゲート電極、前記第1およ
    び第2の拡散層に接触して形成された第2導電形のウエ
    を備えた電界効果トランジスタと、前記第2の拡散層
    と所定距離離れて前記半導体基板表面に形成された第1
    導電形の第3の拡散層,前記第2および第3の拡散層に
    挾まれた領域の前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成
    された制御電極,前記第2および第3の拡散層に挾まれ
    た領域の前記半導体基板表面に前記第2および第3の拡
    散層に接触して形成された第1導電形のウエルからなる
    保護用抵抗素子と、前記ゲート電極に接続されて前記ゲ
    ート電極に出力信号を出力する内部回路と、前記制御電
    極に接続されて前記出力信号が出力される出力端子と、
    を備え、前記制御電極は前記第3の拡散層と同電位とな
    るように接続され、前記第1導電形のウエルは前記第2
    および第3の拡散層より低い不純物濃度であり、前記第
    1の拡散層よりも低い不純物濃度の第1導電形のウエル
    が、前記第1の拡散層下で前記第1の拡散層に接して形
    成されていると共に、前記第2導電形のウエルに接して
    形成されていることを特徴とする半導体装置。
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