JP3168882B2 - スチレン系発泡性樹脂粒子及びその製造方法 - Google Patents

スチレン系発泡性樹脂粒子及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熟成の必要がな
く、予備発泡させたスチレン系予備発泡粒子のセル変化
が少ない、即ち保管条件によって影響の受けにくいスチ
レン系発泡性樹脂粒子、及び、それを得るための懸濁重
合方法に関するものであり、より詳細には、表面外観が
著しく優れた、また外観および機械的強度の優れた発泡
成形体を製造することができるスチレン系発泡性樹脂粒
子、及び、それを得るための懸濁重合方法に関するもの
である。本発明で得られた粒子は、魚箱、通い箱、断熱
材、ドレンパン等の構造部材、及び、包装緩衝材等に用
いられる発泡成形体の製造に有用である。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】スチレン
系発泡性樹脂粒子は比較的安価で、特殊な方法を用いず
に低圧の蒸気等で発泡成形ができ、高い衝撃、断熱の効
果が得られる社会的に有用な材料である。しかしなが
ら、そのスチレン系発泡性樹脂粒子は、保管条件により
セルが変化し、セル荒れ(セルが極端に大きくなる現
象)や、セルムラを生じたりして、それを用いて製造し
た発泡成形体の外観や強度を著しく損なうことがある。
それらを改良させるために、特殊な核剤を用いたり、低
温で長期間保管(熟成)させて安定化させる技術が提案
されているが、これら方法によると製造条件等の様々な
条件に制約が生じるため、根本的な解決策ではないのが
現状である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決する為に鋭意研究を重ねた結果、上記した一般
の発泡性樹脂粒子には、ボイド(小孔)が粒子全体に渡
って平均的に200〜500個/mm2 程度存在するも
のであるが、そのボイドをスチレン系発泡性樹脂粒子の
表面近傍のボイド数を少なくして存在させれば、著しく
表面外観が向上すること、また更には表面近傍のボイド
数を少なくするだけでなく粒子内部のボイドを従来より
も多目に存在するように制御すれば、セルをより安定化
させることができ、それを用いることにより外観が優
れ、表面が美麗で、かつ充分な機械的強度を有する発泡
成形体が得られることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
【0004】即ち、本発明は、スチレン系発泡性樹脂粒
子の中心付近を通る断面での表面から半径方向0.1m
m以内のボイド数が100個/mm2以下であり、かつ
表面から半径方向0.3mm以内を除く半径方向内部の
ボイド数が250個/mm 2 以上であることを特徴とす
るスチレン系発泡性樹脂粒子である。
【0005】また、本発明は、このようなスチレン系発
泡性樹脂粒子を得る方法の1つとしての、スチレン系単
量体を重合開始剤及び懸濁剤の存在下で水性媒体中で懸
濁させ、発泡剤を含有させて発泡性樹脂粒子を製造する
方法において、前記単量体の重合転化率が0〜30%の
間に、過硫酸のアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩
を水性媒体に対し0.5〜30ppmになるような量添
加し、かつ、重合転化率が30%以上の時点で、水性媒
体に対する濃度が、0.02〜5.0mol/lになる
ような量の電解質を添加することを特徴とするスチレン
系発泡性樹脂粒子の製造方法である。
【0006】ここで、スチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法において、ポリエチレンワックス、エチレンビスア
ミド、ヘキサブロモシクロドデカン、タルク、及び、メ
タクリル酸低級アルキルエステル単位を5重量%以上含
むメタクリル酸低級アルキルエステル系共重合体からな
る群から選ばれる少なくとも1種以上を、スチレン系単
量体に対し0.0001〜0.95重量%水性媒体中に
存在させるのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒
子は、その粒子の中心付近を通る断面での表面から半径
方向0.1mm以内(以下「表面部」と呼ぶことがあ
る)のボイド数が100個/mm2 以下、好ましくは0
〜70個/mm2 である。表面部のボイド数が多過ぎる
と、成形品外観の優れた発泡成形体が得られない。
【0008】更には、スチレン系発泡性樹脂粒子の中心
付近を通る断面での表面から半径方向0.3mm以内を
除く半径方向内部のボイド数が250個/mm2 以上、
好ましくは350個/mm2 以上、更に好ましくは50
0個/mm2 以上であって、また10000個/mm2
以下であるのが、充分な機械的強度を有する発泡成形体
が得られるので好ましい。
【0009】尚、本発明で言う「ボイド」とは、スチレ
ン系発泡性樹脂粒子中に存在する、直径0.1〜30μ
m程度の小孔であり、その内部にはポリスチレン以外の
物質、即ち水、発泡剤、溶剤、可塑剤、残存モノマー等
を含んでいても良い。また、ボイド数は、スチレン系発
泡性樹脂粒子の中心付近を通る断面をミクロトームで切
り出し、この断面を走査型電子顕微鏡で観察し、写真を
撮り、この写真よりボイド数を計測し、1mm2 当たり
の値に換算することによって求められる。また、スチレ
ン系発泡性樹脂粒子を、屈折率を合わせるために屈折率
が約1.51の屈折率調整剤(例えばツェーデル油、キ
シダ化学社製、1級品、屈折率=1.514〜1.52
2)に浸した状態で光学顕微鏡(透過光)で観察する方
法によって、ある程度のボイド数をより簡便に求めるこ
とができる。
【0010】上記した本発明のスチレン系発泡性樹脂粒
子を得る1つの方法としては、スチレン系単量体を重合
開始剤及び懸濁剤の存在下で水性媒体中に分散させた後
に、重合反応を開始し、重合転化率が0〜30%の間
に、過硫酸のアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩を
水性媒体に対し0.5〜30ppmになるような量添加
し、かつ、重合転化率が30%以上の時点で、水性媒体
に対する濃度が、0.02〜5.0mol/lになるよ
うな量の電解質を添加して懸濁重合を行い、懸濁重合中
に発泡剤を添加するか、又は重合後に発泡剤を含浸させ
て、例えば粒径0.3〜3mmの大きさのスチレン系発
泡性樹脂粒子を得る方法が挙げられる。
【0011】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法において使用されるスチレン系単量体としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、
p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、o−ク
ロロスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロスチレ
ン、2,4−ジクロロスチレン、p−n−ブチルスチレ
ン、p−t−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレ
ン、p−オクチルスチレン、スチレンスルホン酸、スチ
レンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。また、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシ
ル等のアクリル酸の炭素数1〜10のアルキルエステ
ル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸−
2−エチルヘキシル等のメタクリル酸の炭素数1〜10
のアルキルエステル;ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピル
アクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒ
ドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタク
リレート等の水酸基を有する不飽和化合物;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等のニトリル基含有不飽和
化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の有機酸ビ
ニル化合物;エチレン、プロピレン、1−ブテン、2−
ブテン、イソブテン等の不飽和モノオレフィン類;ブタ
ジエン、イソプレン、クロロプレン等のジエン化合物;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニ
ル等のハロゲン化ビニル;ビニルメチルケトン、ビニル
エチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニルケトン
類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;N−ビ
ニルピロリドン、N−ビニルインドール、N−ビニルカ
ルバゾール、N−ビニルピロール等のN−ビニル化合
物;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド等
のアミド基を有する不飽和化合物;アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸;N−フェニ
ルマレイミド、N−(メチル)フェニルマレイミド、N
−(ヒドロキシ)フェニルマレイミド、N−(メトキ
シ)フェニルマレイミド、N−安息香酸マレイミド、N
−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−n−
プロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N
−n−ブチルマレイミド、N−イソブチルマレイミド、
N−t−ブチルマレイミド等のマレイミド系化合物;ジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート
等の架橋性多官能ビニル化合物;グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等のエポキシ基を有する
不飽和化合物、などの各種のビニル系化合物を併用して
も良い。
【0012】また、本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子
の製造方法において使用される重合開始剤としては、た
とえばアゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系化合物、
クメンヒドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソプロピルカー
ボネート、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキシルモ
ノカーボネート、ラウロイルパーオキサイド等の単量体
に可溶な開始剤が挙げられる。重合開始剤の使用量は、
通常、仕込み単量体の全重量100重量部に対して0.
01〜3重量部が好ましい。
【0013】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法において使用される懸濁剤としては、一般に市販さ
れているものが利用でき、例えばポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン等の水溶
性高分子、ピロリン酸マグネシウム、第3燐酸カルシウ
ム等の難溶性無機塩等を用いることができ、これらは界
面活性剤を併用してもよい。なお、難溶性無機塩を用い
る場合は、アルキルスルホン酸ソーダ、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ等のアニオン性界面活性剤を併用す
るのが好ましい。
【0014】懸濁剤の使用量は、仕込み単量体の全重量
100重量部に対し0.01〜5.0重量部が好まし
く、前記した難溶性無機塩とアニオン性界面活性剤との
併用系では、それぞれ仕込み単量体の全重量100重量
部に対し難溶性無機塩を0.05〜3.0重量部、アニ
オン性界面活性剤を0.0001〜0.5重量部が好ま
しい。
【0015】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法において使用される過硫酸のアルカリ金属塩若しく
はアンモニウム塩としては、例えば過硫酸カリウム、過
硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が挙げられる。
また、その添加時期は、スチレン系単量体の重合転化率
が0〜30%の間、好ましくは0〜20%の間に行うこ
とが肝要である。重合が進みすぎた時点で添加しても粒
子内部のボイド数を充分に形成させることが難しくな
る。又重合添加時期が上述の間であれば、2回以上に分
割して添加することは差し支えない。 更に、過硫酸の
アルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩の添加量は、水
性媒体(重合系内に存在する水全てを言う。以下同様)
に対し、0.5〜30ppm、好ましくは0.5〜20
ppmになるような量である。添加量が少な過ぎると、
粒子内部のボイド数を充分に形成させることが難しくな
り、逆に添加量が多過ぎると表面部のボイド数が多くな
り過ぎ、成形品外観の優れた発泡成形体が得られにくく
なるので好ましくない。
【0016】また本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の
製造方法において使用される電解質は、水溶液中でイオ
ン解離する物質であればよく、例えば、塩化リチウム、
塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩
化カルシウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫
酸マグネシウム、硫酸カリウム、硫酸アルミニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸マグネシウム、
硝酸カリウム、硝酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸
マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸ア
ンモニウム等の無機塩類、或は酢酸カリウム、酢酸ナト
リウム、オクタン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、
琥珀酸二ナトリウム等の水に可溶なカルボン酸のアルカ
リ金属塩等が挙げられる。特に塩化ナトリウムは、少量
の添加重量で本発明の表面部の発泡開始点となり得るボ
イドの少ないスチレン系発泡性樹脂粒子を容易に得るこ
とができ、また工業的に安価に大量に入手できるので好
ましい。
【0017】また、本電解質の添加は、重合転化率が3
0%以上の時点で行うことが肝要である。重合転化率が
30%未満でのみ添加した場合は、本発明のボイド形態
のスチレン系発泡性樹脂粒子が得られない。又、最終的
に得られる発泡性樹脂粒子の粒子径が粗大化したり、変
形を起こすことがあり、条件によっては重合中の懸濁状
態が不安定になり塊化する場合がある。尚、本電解質の
添加は、好ましくは重合転化率が50〜100%、更に
好ましくは75〜100%の間で行う。
【0018】これら電解質は粉体若しくは水溶液として
添加されるが、その添加方法は、重合転化率が30%以
上の時点であれば、1回若しくは数回に分割してもよ
い。但し、水性媒体のpH調整等の目的で、懸濁状態の
不安定化を生じず、本発明の目的を損なわない範囲で、
上記電解質を重合率が30%未満の時期に少量添加する
ことは差し支えない。
【0019】なお、ここでいう重合転化率は、比重液
法、赤外吸光分析法、ガスクロマトグラフィー等の方法
で知ることができる。また、重合率30%以上の時点で
水性媒体中に添加する電解質の量は、該水性媒体に対
し、0.02〜5.0mol/l、好ましくは0.03
〜1.0mol/lになる量である。添加量が少な過ぎ
ると、表面部のボイドが多くなりやすく、ひいては得ら
れる成形品の外観が劣ることとなる。逆に添加量が多過
ぎると重合を安定に行うことが困難となり、塊化し易く
なる上、添加量に見合った効果が得られない。
【0020】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法では、懸濁重合の途中又は懸濁重合終了後に発泡剤
を添加して重合体粒子に発泡剤を含有せしめた発泡性重
合体粒子を製造する。その発泡剤としては、たとえばプ
ロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタ
ン、イソペンタン、ネオペンタン、ヘキサン等の脂肪族
炭化水素;シクロブタン、シクロペンタン等の脂環族炭
化水素;塩化メチル、ジクロルフルオロメタン等のハロ
ゲン化炭化水素等の物理発泡剤;さらには炭酸ガス、窒
素、アンモニア等の無機ガスが挙げられる。これらの発
泡剤は1種類を単独で、又は2種以上を併用して使用で
きる。発泡剤は、通常、生成重合体粒子中の発泡剤含有
量が1〜20重量%になる程度の量が供給される。
【0021】本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造
方法においては、内部のボイド数を増加させるために、
ポリエチレンワックス、エチレンビスアミド、ヘキサブ
ロモシクロドデカン、タルク、及び、メタクリル酸低級
アルキルエステル単位を5重量%以上含むメタクリル酸
低級アルキルエステル系共重合体からなる群から選ばれ
る少なくとも1種以上を、スチレン系単量体に対し0.
0001〜0.95重量%水性媒体中に存在させること
が好ましい。
【0022】また、更に必要に応じて、その重合反応系
に分子量を調整するために、ドデシルメルカプタン等の
アルキルメルカプタン類、α−メチルスチレンダイマー
等の連鎖移動剤を重合反応系に添加することができる。
その連鎖移動剤の使用量は、重合させる全単量体100
重量部に対して、0.01〜3重量部が好ましい。単量
体の水性媒体への添加方法は、予め一括に仕込んでもよ
いし、徐々に添加しながら行っても良い。(特公昭46
−2987号、特公昭49−2994号参照) また、本発明のスチレン系発泡性樹脂粒子の製造方法に
おいては、必要に応じて、重合反応系に生成重合体の可
塑剤、たとえばジオクチルフタレート等のフタル酸エス
テル、その他脂肪酸エステルやキシレン、トルエン、シ
クロヘキサン等の有機化合物等を添加することができ
る。
【0023】さらに、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、
導電化剤、粒度分布調整剤等の一般的に発泡性樹脂粒子
の製造に使用されている添加剤を適宜添加したり、ブタ
ジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム等のゴム成分を
混合することもできる。
【0024】
【実施例】以下に、実施例及び比較例をあげて本発明を
さらに詳述するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。 実施例1 撹拌器付き50リットルオートクレーブに、イオン交換
水20リットル、第3リン酸カルシウム(太平化学産業
社製)50g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.6gを投入した。次いで撹拌下に、t−ブチルパー
オキシ2−エチルヘキサノエート45g、t−ブチルパ
ーオキシ2−エチルヘキシルモノカーボネート27g、
可塑化剤としてシクロヘキサン270gをスチレンモノ
マー18kgに溶解させたものを投入した。
【0025】オートクレーブ内を窒素ガスで置換した
後、撹拌下で30分間室温のまま放置し、1時間半かけ
て90℃まで昇温した。内温が60℃に達した時点で、
過硫酸カリウムの1%水溶液を12g添加した。次いで
90℃から100℃まで5時間半かけて昇温させ、その
途中の4時間30分目にオートクレーブから懸濁液をサ
ンプリングし、重合転化率を調べたところ、75%であ
った。ここで25%の塩化ナトリウム水溶液700g
(水性媒体に対する濃度は0.15mol/lに相当)
を5分間かけてオートクレーブ内に投入した後、ブタン
1.7kgをオートクレーブ内に圧入した。更に100
℃から110℃まで1時間半かけて昇温し、2時間保持
した。
【0026】30℃まで4時間かけて冷却した後、酸洗
浄して発泡樹脂粒子表面に付着していた第3燐酸カルシ
ウムを除去した。その後、遠心分離器にて脱水し、流動
乾燥装置で表面付着水分を除去し発泡性樹脂粒子を得
た。その後、篩で0.8〜1.2mmの粒分を製出し、
ブロッキング防止剤としてステアリン酸亜鉛0.1%を
樹脂粒子表面に付着させた後、予備発泡機(ダイセン工
業社製、DYH−850)で、常法により嵩密度20g
/lに発泡させた。
【0027】こうして得られた予備発泡粒子を、1日室
温で放置(熟成)した後、これを28×35×15cm
の大きさの箱型の金型内に充填し0.6kgf/cm2
・Gの蒸気吹き込み圧で20秒間加熱して成形し、発泡
成形体を得た。上記のようにして得られる発泡性樹脂粒
子中のボイド数、予備発泡粒子のセルの安定性及び発泡
成形体の表面外観及び落球衝撃強度高さを下記の方法で
評価した。
【0028】評価方法 ボイド数;スチレン系発泡性樹脂粒子の中心付近を通る
断面をミクロトームで切り出し、この断面を走査型電子
顕微鏡で観察し、写真を撮る。この写真より、表面部の
ボイドの計測には0.1mm×0.3mmの範囲から、
また内部のボイドの計測には0.2mm×0.2mmの
範囲のボイド数を計測し、これを1mm 2 当りの値に換
算して求めた。
【0029】予備発泡粒子のセルの状態;スチレン系発
泡性樹脂粒子を下記〜の条件で保存後、上記方法に
て予備発泡、成形してセルの状態を目視により下記基準
にて評価した。 オートクレーブより抜きだし表面付着水分を除去した
直後 オートクレーブより抜きだし表面付着水分を除去した
後、0℃にて7日間保管(熟成)した後 オートクレーブより抜きだし表面付着水分を除去した
後、40℃にて3日間保管した後
【0030】 良;セル荒れやセルムラがない。 不良;セル荒れやセルムラがある。 表面外観;発泡成形体の表面外観を目視により下記基準
にて評価した。 良;セル荒れ、セルムラ、粒子間の間隙がなく、見栄え
がよい。 不良;セル荒れ、セルムラ、粒子間の間隙があり、見栄
えが悪い。
【0031】落球衝撃強度高さ;発泡成形体に重量25
5gの剛球を垂直に落下させ発泡成形体の50%が破壊
したところの落下高さとする。(JIS K7211に
準拠)
【0032】実施例2 スチレン単量体に、重合開始剤、可塑化剤の他にメタク
リル酸メチル重合体(三菱レイヨン社製、BR−80)
0.5g(スチレン系単量体に対して0.0028%に
相当)を添加して重合を開始し、内温が60℃に達した
時点で、過硫酸カリウムの1%水溶液を5.4g添加し
て実験を行なった。その他の条件は実施例1と同様に行
ない評価した。
【0033】実施例3 メタクリル酸メチル重合体(三菱レイヨン社製、BR−
80)の添加量を1.8g(スチレン系単量体に対して
0.01%に相当)、過硫酸カリウムの1%水溶液の添
加量を18gにして重合を行った。25%の塩化ナトリ
ウム水溶液は、冷却を開始した時点(その時の重合添加
率を調べたところ、99%であった。)に、700g
(水性媒体に対する濃度は0.15mol/lに相当)
を10分間かけてオートクレーブ内に投入した。その他
の条件は実施例2と同様に行い評価した。
【0034】実施例4 過硫酸カリウムの1%水溶液の添加量を9gにして重合
を行い、90℃から100℃まで5時間半かけて昇温さ
せる途中の4時間目(その時の重合転化率を調べたとこ
ろ、60%であった。)に酢酸ナトリウムの20%水溶
液1450g(水性媒体に対する濃度は0.1mol/
lに相当)を10分間かけてオートクレーブ内に投入し
た。また重合終了後は30℃まで6時間かけて冷却し
た。その他の条件は実施例1と同様に行ない評価した。
【0035】実施例5 メタクリル酸メチル重合体の代わりに、ヘキサブロモシ
クロドデカン(デッドシーブロム社製、HBCD−LM
S)100g(スチレン系単量体に対して0.60%に
相当)を添加し、25%の塩化ナトリウム水溶液の添加
量を500g(水性媒体に対する濃度は0.11mol
/lに相当)にした以外は実施例2と同様にして実験を
行なった。また重合終了後は30℃まで3時間かけて冷
却した。
【0036】実施例6 過硫酸カリウムの1%水溶液の添加時期を、90℃から
100℃まで5時間半かけて昇温させる途中の1時間目
(その時の重合転化率を調べたところ、25%であっ
た。)に変更した以外は、実施例4と同様に行ない評価
した。
【0037】実施例7 25%の塩化ナトリウム水溶液の添加時期を、90℃か
ら100℃まで5時間半かけて昇温させる途中の2時間
半目(その時の重合転化率を調べたところ、40%であ
った。)に変更した以外は、実施例4と同様に行ない評
価した。
【0038】比較例1 実施例2に於て、25%の塩化ナトリウム水溶液を添加
せずに実験を行い、同様の評価をした。 比較例2 実施例2に於て、過硫酸塩を添加せずに実験を行い、同
様の評価をした。
【0039】比較例3 実施例2に於て、メタクリル酸メチル重合体(三菱レイ
ヨン社製、BR−80)の添加量を0.2g(スチレン
系単量体に対して0.0011%に相当)にし、90℃
から100℃まで5時間半かけて昇温させる途中の4時
間目(その時の重合転化率を調べたところ、60%であ
った。)に塩化ナトリウム7kg(水性媒体に対する濃
度は6mol/lに相当)を10分間かけてオートクレ
ーブ内に投入して実験を行い、同様の評価をした。また
重合終了後は30℃まで8時間かけて冷却した。
【0040】比較例4 過硫酸塩と塩化ナトリウム水溶液を添加しなかった以外
は、実施例5と同様の実験と評価を行なった。 比較例5 過硫酸カリウム1%水溶液の量を63gにした以外は、
実施例1と同様の実験を行なった。
【0041】比較例6 25%の塩化ナトリウム水溶液700g(水性媒体に対
する濃度は0.15mol/lに相当)の添加時期を9
0℃に到達した時点(その時の重合転化率を調べたとこ
ろ10%であった)とした以外は、実施例3と同様の実
験を行なった。
【0042】比較例7 25%の塩化ナトリウム水溶液700g(水性媒体に対
する濃度は0.15mol/lに相当)の添加時期を9
0℃から100℃まで5時間半かけて昇温させる途中の
4時間目に添加し、過硫酸カリウム1%水溶液18gの
添加時期を、その後の4時間半目にした以外は、実施例
1と同様の実験と評価を行なった。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明の発泡性樹脂粒子を用いて成形さ
れた発泡成形体は表面が美麗で且つ充分な機械的強度を
有するものである。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高徳 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱化 学ビーエーエスエフ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−188454(JP,A) 特開 昭62−148542(JP,A) 特開 平7−292150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 9/20 C08F 2/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系発泡性樹脂粒子の中心付近を
    通る断面での表面から半径方向0.1mm以内のボイド
    数が100個/mm2以下であり、かつ表面から半径方
    向0.3mm以内を除く半径方向内部のボイド数が25
    0個/mm 2 以上であることを特徴とするスチレン系発
    泡性樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 スチレン系発泡性樹脂粒子の粒径が0.
    3〜3mmであることを特徴とする、請求項1に記載の
    スチレン系発泡性樹脂粒子。
  3. 【請求項3】 スチレン系単量体を重合開始剤及び懸濁
    剤の存在下で水性媒体中で懸濁させ、発泡剤を含有させ
    て発泡性樹脂粒子を製造する方法において、前記単量体
    の重合転化率が0〜30%の間に、過硫酸のアルカリ金
    属塩若しくはアンモニウム塩を水性媒体に対し0.5〜
    30ppmになるような量添加し、かつ、重合添加率が
    30%以上の時点で、水性媒体に対する濃度が0.02
    〜5.0mol/lになるような量の電解質を添加する
    ことを特徴とするスチレン系発泡性樹脂粒子の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 ポリエチレンワックス、エチレンビスア
    ミド、ヘキサブロモシクロドデカン、タルク、及び、メ
    タクリル酸低級アルキルエステル単位を5重量%以上含
    むメタクリル酸低級アルキルエステル系共重合体からな
    る群から選ばれる少なくとも1種以上を、スチレン系単
    量体に対し0.0001〜0.95重量%水性媒体中に
    存在させることを特徴とする、請求項3記載の製造方
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