JP3167970B2 - クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置 - Google Patents

クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体、電子部品
関連製品、光ディスク等の製造プロセスにおいて必要な
被搬送物を、汚染物質のないクリーン気体で封止した状
態で移送することが可能で、とくに窒素ガス、不活性ガ
ス等の非酸化性ガスで封止し被搬送物の酸化を防止した
状態で被搬送物の搬送、保管が可能なクリーンボック
ス、並びにこのクリーンボックスを用いたクリーン搬送
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のクリーンボックスは、
一面に開口を有するボックス本体と、該開口を気密に閉
成する開閉蓋とからなり、開閉蓋の保持するためにスプ
リング等を使用したメカニカルシールを用いたもの、あ
るいは本出願人提案の特願平9−147205号のよう
に、開閉蓋を真空吸着する構造として密着性をスプリン
グ等を使用したメカニカルシールの場合よりも向上させ
たものがある。
【0003】このようなクリーンボックスの使用に当た
って、従来は、大気圧中でクリーンボックス内にクリー
ン空気が満たされた状態で半導体ウエハ等の被搬送物を
入れ、開閉蓋で内部を密閉することだけにより、塵埃、
各種微粒子が被搬送物上に付着するのを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近になっ
て、半導体のデザインルールが0.25ミクロン以下に
なってくると、オングストロームオーダーでの膜厚コン
トロールが必要になる。特に、クリーンボックス内の大
気にさらされただけで自然酸化膜が半導体ウエハ上に形
成されてしまい、その後の工程での膜厚のコントロール
が難しくなってしまう現象も起きている。
【0005】これを防ぐため、密閉空間内に窒素ガスを
入れると同時に、当該密閉空間内の気体を外に出して、
徐々に酸素濃度を下げていく技術があるが、クリーンボ
ックス内を密閉性良く窒素置換する構成は従来提案され
ていなかった。
【0006】本発明の第1の目的は、上記の点に鑑み、
内部空間を窒素、不活性ガス等の非酸化性ガスで簡単に
置換可能な構造を具備し、非酸化性ガスで被搬送物を封
止して移送、保管が可能なクリーンボックスを提供する
ことにある。
【0007】本発明の第2の目的は、内部空間を窒素、
不活性ガス等の非酸化性ガスで簡単に置換可能な構造を
持つクリーンボックスを用いて、被搬送物を非酸化性ガ
スによる封止状態で移送可能とするクリーン搬送方法及
び装置を提供することにある。
【0008】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクリーンボックスは、一面に開口を有する
ボックス本体と、前記ボックス本体に設けられたガス導
入バルブ及びガス排出バルブと、前記開口を気密に閉成
する開閉蓋とを備え、前記開閉蓋が前記ボックス本体を
閉じている状態において前記開口を取り囲む環状の吸着
用空間が形成されるように構成するとともに、前記吸着
用空間と連通して前記吸着用空間を排気するための吸排
気口を備え、 前記開閉蓋は前記吸着用空間内外の圧力差
により前記ボックス本体に吸着されることを特徴として
いる。
【0010】前記クリーンボックスにおいて、前記ガス
導入バルブ及びガス排出バルブは、同一構造を持ち、ガ
ス吸排気用小開口を塞ぐ向きに付勢された弁体と、該小
開口から前記ボックス本体内部空間に至るガス吸排気路
に配された塵埃除去用フィルタとを有していてもよい。
【0011】また、本発明のクリーン搬送方法は、一面
に開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に設
けられたガス導入バルブ及びガス排出バルブと、前記
口を気密に閉成する開閉蓋とを備え、前記開閉蓋が前記
ボックス本体を閉じている状態において前記開口を取り
囲む環状の吸着用空間が形成されるように構成するとと
もに、前記吸着用空間と連通して前記吸着用空間を排気
するための吸排気口を備え、前記開閉蓋は前記吸着用空
間内外の圧力差により前記ボックス本体に吸着される
リーンボックスを用い、前記開閉蓋で前記ボックス本体
の開口を閉成した状態においてガス給排機構により前記
ガス導入バルブ及びガス排出バルブを開き、前記ガス導
入バルブを通して非酸化性ガスを前記クリーンボックス
内に導入し、前記非酸化性ガス導入前に前記クリーンボ
ックス内を充たしていたガスを前記ガス排出バルブより
排出することを特徴としている。
【0012】さらに、本発明のクリーン搬送装置は、一
面に開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に
設けられたガス導入バルブ及びガス排出バルブと、前記
開口を気密に閉成する開閉蓋とを備え、前記開閉蓋が前
記ボックス本体を閉じている状態において前記開口を取
り囲む環状の吸着用空間が形成されるように構成すると
ともに、前記吸着用空間と連通して前記吸着用空間を排
気するための吸排気口を備え、前記開閉蓋は前記吸着用
空間内外の圧力差により前記ボックス本体に吸着される
クリーンボックスと、前記開閉蓋で前記ボックス本体の
開口を閉成した状態において前記ガス導入バルブ及びガ
ス排出バルブを開き、前記ガス導入バルブを通して非酸
化性ガスを前記クリーンボックス内に導入し、前記非酸
化性ガス導入前に前記クリーンボックス内を充たしてい
たガスを前記ガス排出バルブより排出させるガス給排機
構とを備えた構成である。
【0013】前記クリーン搬送装置において、前記ガス
導入バルブ及びガス排出バルブは、同一構造を持ち、ガ
ス吸排気用小開口を塞ぐ向きに付勢された弁体と、該小
開口から前記ボックス本体内部空間に至るガス吸排気路
に配された塵埃除去用フィルタとを有し、前記ガス給排
機構は前記ガス吸排気用小開口に連通する吸排気路と、
前記弁体を開く向きに押圧する作動ピンとを有していて
もよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクリーンボッ
クス、クリーン搬送方法及び装置の実施の形態を図面に
従って説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態におけるクリー
ンボックス、クリーン搬送方法及び装置の要部拡大断面
図、図2はクリーンボックスの全体構成を示す一部を断
面とした平面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は
図2のIV−IV断面図、図5は図4の要部拡大断面図、図
6はクリーン搬送方法及び装置の全体構成を示す側断面
図である。
【0016】これらの図において、クリーンボックス1
0は、図2のように、一側面に側面開口12を有し、該
側面開口12を囲む吸着用環状溝13を当該一側面に形
成するとともに底面に吸着用環状溝13に吸排気路17
を通して連通した真空排気のための吸排気口14を有す
るボックス本体11と、ボックス本体11への装着状態
で吸着用環状溝13を気密に覆って吸着用空間Sを形成
するとともに、吸着用空間Sの内外の圧力差により当該
ボックス本体11に吸着されて側面開口12を気密に閉
成する開閉蓋としての横蓋15と、図5の如く前記吸排
気口14を内外圧力差により気密に閉成する付加蓋16
と、該付加蓋16の落下防止手段20と、ボックス本体
11に設けられた非酸化性ガス導入のためのガス導入・
排出バルブ(ポート)30A,30Bとを備え、横蓋1
5及び付加蓋16の閉成時にクリーン状態を維持できる
気密性を有していて真空排気手段及び移送手段を持たな
い構造である。ここで、非酸化性ガス(窒素ガス、不活
性ガス等)導入のためのガス導入・排出バルブ(ポー
ト)30A,30Bは同一構造であり、いずれか一方を
ガス導入バルブとして使用し、他方をガス排出バルブと
して使用する。
【0017】図1乃至図3に示すように、クリーンボッ
クス10内への非酸化性ガス導入のために用いるガス導
入・排出バルブ30A,30Bは、同一構造を持ち、ス
テンレス等の金属円筒構造体31内に、ステンレス等の
金属弁体32、圧縮ばねとしてのコイルばね33、塵埃
除去用フィルタ34を内蔵させたものである。円筒構造
体31は、気密シール(気密封止)用のOリングを介在
させて相互に気密に連結一体化された底部円板部31
a、中間円筒部31b及び上部に開口したフイルタ取付
部31cの3つの部分からなり、ボックス本体11の取
付穴35にビス36で固定されている。ガス導入・排出
バルブ30A,30B取付部分の気密シール(気密封
止)のために、中間円筒部31bの外周溝31dにOリ
ング31eが配設されている。前記底部円板部31aの
中央にガス吸排気用小開口37が形成されており、中間
円筒部31bの内筒部31fに固定の摺動軸受部材38
で弁体32の内側軸部32cが摺動自在に支持されてい
る。コイルばね33は弁体32がガス吸排気用小開口3
7を閉鎖する向きに当該弁体32を付勢している。な
お、弁体32の底部円板部31aへの対接面には、環状
溝32aが形成され、該環状溝32a内に気密シール
(気密封止)用のOリング32bがそれぞれ配設されて
いる。コイルばね33は気密封止を確実に実行するため
にOリング32bが底部円板部31aに圧接してつぶれ
るように十分な弾性力を有するものである。中間円筒部
31bの上部には通気孔31gが形成されていて、中間
円筒部31b及びフイルタ取付部31cの内部はボック
ス本体11の内部空間に至るガス吸排気路39となって
おり、フイルタ取付部31c内に塵埃除去用フィルタ3
4が配置されている。ガス吸排気路39に設けられた塵
埃除去用フィルタ34はクリーンボックス10内に塵
埃、微粒子が入らないようにするためのものである。
【0018】図4及び図5から判るように、横蓋15を
ボックス本体11に真空吸着するための吸排気口14
は、ボックス本体11の底部中央に配されている。ここ
では、前記吸排気口14をボックス本体11の底面より
も引っ込んだ位置に設けるために、ボックス本体11の
底部の厚肉部分に、吸排気路17に連通した円形凹部2
1が形成され、該円形凹部21を覆うように偏平な上端
面付円筒部材22がビス28で固定され、その上端面付
円筒部材22の上端面中央に吸排気口14が形成されて
いる。吸排気口14を閉鎖するための付加蓋16は、下
面側(背面側)に係合部25を一体化したものであり、
係合部25は軸部26とその下端に固着された大径部
(若しくは幅広部)27とからなっている。そして、前
記吸排気口14を囲む(覆う)ように前記ボックス本体
11に前記ビス28で固定された固定支持部材23にて
前記付加蓋16の軸部26が上下方向に摺動自在に支持
されている。そして、軸部26の周囲にコイルばね(圧
縮ばね)29が配設されていて、付加蓋16を吸排気口
14方向に押圧付勢している。なお、クリーンボックス
10を載置したとき等に係合部25に衝撃が加わらない
ように、固定支持部材23にはガード用円筒部24が一
体に形成されている。また、固定支持部材23には通気
孔23aが設けられている。
【0019】図2のクリーンボックスの全体構成に示す
ように、前記ボックス本体11の側面開口12の周囲は
側面フランジ部11aとなっており、横蓋15を真空吸
着するための吸着用環状溝13は側面フランジ部11a
の横蓋対接面(横蓋接合面)を1周するように形成され
ている。吸着用環状溝13と吸排気口14とは、ボック
ス本体11底部の厚肉部分の内部に形成された吸排気路
17及び円形凹部21の内部を通して接続されている。
【0020】また、気密性確保のために、ボックス本体
11の側面フランジ部11aに当接する横蓋15の対接
面には、吸着用環状溝13の内周側及び外周側をそれぞ
れ気密シール(気密シール)する位置に環状溝15aが
形成され、該環状溝15a内に気密シール(気密封止)
用のOリング15bがそれぞれ配設されている。さら
に、図5の上端面付円筒部材22のボックス本体11底
面に対接する面に環状溝22aが形成され、環状溝22
a内に気密シール(気密封止)用のOリング22bが配
設されている。前記吸排気口14の周縁部に当接する付
加蓋16の対接面にも、気密性確保のために、環状溝1
6aが形成され、該環状溝16a内に気密シール(気密
封止)用のOリング16bが配設されている。
【0021】なお、前記ボックス本体11内には、半導
体ウエハー等の被搬送物1を支えるホルダー18が設け
られている。該ホルダー18は、例えば被搬送物1を多
数等間隔で水平状態で収納できる構造となっている。
【0022】図6に示すように、クリーン装置50(ク
リーンルーム或いは非酸化性ガス雰囲気の密閉空間を持
つ装置)にはクリーンボックス10を用いて半導体ウエ
ハー等の被搬送物1を搬入したり、クリーンボックス1
0へ被搬送物1を搬出したりするために、その側壁51
にゲート口(搬出入口)52が形成されている。このゲ
ート口52はゲート弁53で開閉自在である。すなわ
ち、ゲート弁53はその背後のゲート弁開閉機構(図示
せず)により、ゲート口52を閉めた状態からクリーン
装置50内部に引き込まれた状態に、或いはその逆の動
作を行うように駆動される。気密性確保のために、ゲー
ト口52の周縁部に当接するゲート弁53の対接面に
は、環状溝53aが形成され、該環状溝53a内に気密
シール(気密封止)用のOリング53bが配設されてい
る。
【0023】なお、ゲート弁53には、クリーンボック
ス10側の横蓋15を真空吸着するための吸引用凹部5
9が形成されており、さらにこの吸引用凹部59を囲ん
で環状溝59aが形成され、該環状溝59a内に気密シ
ール(気密封止)用のOリング59bが配設されてい
る。
【0024】また、クリーンボックス10のボックス本
体11に対して横蓋15を真空吸着させる目的で吸排気
口14を通して吸着用環状溝13内を真空排気したり、
あるいは大気圧に戻すために真空チェンジャー40(真
空排気手段を具備する)が設けられており、この真空チ
ェンジャー40に図1下部に示す非酸化性ガス(窒素ガ
ス、不活性ガス等)をクリーンボックス10内に導入す
るためのガス給排機構41が併設されている。真空チェ
ンジャー40は、通常、クリーン装置50の外側でゲー
ト口52の下方位置に配置されており、この真空チェン
ジャー40はクリーンボックス10を前記クリーン装置
50のゲート口52に連結可能な高さ位置で保持するボ
ックス保持部材としてのカップ状載置台61を横方向
(矢印R方向)に摺動自在に有している。すなわち、カ
ップ状載置台61は真空チェンジャー40の固定基台7
0に対し横方向スライダ67を介して取り付けられてお
り、クリーン装置50の側壁51に近接又は離間するこ
とが可能となっている。
【0025】このカップ状載置台61の内側中心部を上
下方向に貫通した昇降回転軸62の上端にはボックス本
体11側吸排気口14から付加蓋16を強制的に離間さ
せるチェンジャー側係合部材としての引っ掛けアーム部
材63(図5の仮想線)が固定されている。この引っ掛
けアーム部材63は付加蓋16に一体化された軸部26
及び大径部(若しくは幅広部)27からなる係合部25
に係合自在(引っ掛けることが可能)であり、また昇降
回転軸62を回転させることで係合解除が可能である。
【0026】前記カップ状載置台61のクリーンボック
ス載置面には、クリーンボックス10の底面を真空吸着
するための吸着用環状溝65が形成され、この吸着用環
状溝65の内側及び外側に気密性確保のための環状溝6
1aがそれぞれ形成され、該環状溝61a内に気密シー
ル(気密封止)用のOリング61bが配設されている。
【0027】なお、クリーンボックス10の側面フラン
ジ部11a(側面開口12の周縁部)が当接する側壁5
1の外側対接面には、気密性確保のために、ゲート口5
2を囲む環状溝51aが形成され、該環状溝51a内に
気密シール(気密封止)用のOリング51bが配設され
ている。
【0028】さらに、図1下部に示すように、真空チェ
ンジャー40に併設されたガス給排機構41は、カップ
状載置台61上に吸着保持されたクリーンボックス10
側の2個のガス導入・排出バルブ30A,30Bに対応
したガス給排口42A,42Bをカップ状載置台61の
クリーンボックス10載置面に有しているとともに、ガ
ス給排口42A,42Bから突出自在な突き上げピン4
3をそれぞれ有している。突き上げピン43は、電磁プ
ランジャ、エアーシリンダ等の昇降駆動機構44により
昇降駆動されるようになっている。カップ状載置台61
にはガス給排口42A,42Bに連通するガス給排路4
5A,45Bが設けられている。
【0029】クリーンボックス10内部をクリーンな非
酸化性ガス(窒素ガス、不活性ガス等)で置換する場
合、ガス給排口42A,42Bの突き上げピン43を昇
降駆動機構44によりそれぞれ上昇させて、ガス導入・
排出バルブ30A,30B側の弁体32を押し上げてガ
ス吸排気用小開口37を開き、この状態で一方のガス給
排路、例えばガス給排路45Aから非酸化性ガスを供給
して、ガス給排口42A、ガス導入・排出バルブ30A
の経路でクリーンボックス10内に導入する。これと同
時に非酸化性ガス導入前にクリーンボックス内を充たし
ていたガスをガス導入・排出バルブ30B、ガス給排口
42Bの経路で他方のガス給排路45Bより排出し、一
定時間流したところでガス給排口42A,42Bの突き
上げピン43を昇降駆動機構44によりそれぞれ下降さ
せて、ガス導入・排出バルブ30A,30Bの弁体32
をそれぞれ閉じる。
【0030】次に、この実施の形態の全体的な動作説明
を行う。
【0031】クリーンボックス10とクリーンな非酸化
性ガス(窒素ガス、不活性ガス等)雰囲気のクリーン装
置50との間で、被搬送物1の受け渡しを行う場合、図
6の如く真空チェンジャー40のカップ状載置台61上
にクリーンボックス10を載置し、吸着用環状溝65を
真空吸引することでカップ状載置台61に対してクリー
ンボックス10(ボックス本体11)底面を吸着保持す
る。このクリーンボックス10の保持状態で、カップ状
載置台61を側壁51に近接させてボックス本体11の
側面フランジ部11aをゲート口52周縁部の側壁51
外側面に気密に圧接させる。このとき、横蓋15はゲー
ト口52に入り込み、ゲート口52を密閉しているゲー
ト弁53に密着するとともに、ゲート弁53側の吸引用
凹部59の真空吸引を行ってゲート弁53側でも横蓋1
5を吸着保持する。
【0032】ここで、クリーンボックス10内が空き
で、非酸化性ガス(窒素ガス、不活性ガス等)が満たさ
れていない場合、図1下部に示されるガス給排機構41
側の各突き上げピン43を上昇させてガス導入・排出バ
ルブ30A,30Bを開き、一方のガス導入・排出バル
ブ30Aよりクリーンな非酸化性ガスをクリーンボック
ス10内に導入するとともに他方のガス導入・排出バル
ブ30Bよりクリーンボックス10内のガスを排出して
一定時間かけてクリーンボックス10内を非酸化性ガス
に置換する。
【0033】そして、クリーンボックス10で上面が密
閉されたカップ状載置台61の内部空間Uを真空排気
し、付加蓋16についての内外圧力差を無くし(吸排気
口14の内部と内部空間Uが共に真空となる)、付加蓋
16を開放可能な状態とするとともに、図5の仮想線の
如く、昇降回転軸62を回転させて引っ掛けアーム部材
63を付加蓋16側の係合部25に引っ掛け、昇降回転
軸62を下降させる。これにより、付加蓋16はコイル
ばね29の弾性力に抗して引き下げられてボックス本体
11底面側の吸排気口14を開いた状態とする。
【0034】次いで、カップ状載置台61の内部空間U
をクリーンな空気、窒素等のクリーン気体(好ましくは
非酸化性ガス)によりリークして内部空間U及びこれに
連通状態となったクリーンボックス10側の吸排気口1
4及びこれに連通した吸着用環状溝13内部を大気圧に
戻す。これにより、横蓋15の真空吸着は解除されるか
ら(吸着用環状溝13及びクリーン装置50内が共に大
気圧となる)、横蓋15はゲート弁53のみに吸着保持
された状態となるので、ゲート弁開閉機構により、ゲー
ト口52からゲート弁53を離脱させて図6の仮想線K
の位置とする。この結果、横蓋15はクリーン装置50
内に引き込まれ、ゲート口52は開放される。この状態
では、クリーンボックス10の内部とクリーン装置50
とが連続した非酸化性ガス(窒素ガス、不活性ガス等)
雰囲気の空間となるから、空になっているクリーンボッ
クス10のホルダー18に対してクリーン装置50側の
搬送用ロボット等で被搬送物1を順次水平に移送するこ
とができ、所要の枚数の被搬送物1をクリーンボックス
10に収納することができる。
【0035】クリーンボックス10に対して所要の枚数
の被搬送物1を移し変えた後、ゲート弁開閉機構により
ゲート弁53をゲート口52の形成された側壁51の内
側周縁部に圧接して、ゲート口52を気密に閉塞すると
ともにゲート弁53で真空吸着されている横蓋15をボ
ックス本体11の側面フランジ部11aに圧接させる。
クリーンボックス10の側面開口12が横蓋15で気密
に閉塞された状態において、引っ掛けアーム部材63で
付加蓋16を開いた状態とし、カップ状載置台61の内
部空間U及びこれに連通しているクリーンボックス10
側の吸着用環状溝13内部(吸着用空間Sの内部)を吸
排気口14を通して真空排気し、真空排気が完了したら
引っ掛けアーム部材63と付加蓋16側係合部25間の
係合を外して付加蓋16が吸排気口14にコイルばね2
9の弾性力で圧接されるようにする。その後、カップ状
載置台61の内部空間Uをクリーンな空気、窒素等のク
リーン気体(好ましくは非酸化性ガス)によりリークし
て内部空間Uを大気圧に戻すことにより、横蓋15及び
付加蓋16は、クリーンボックス10側の吸着用環状溝
13及び吸排気口14内部が真空で外部が大気圧となる
ため、内外の圧力差により確実に側面開口12及び吸排
気口14を気密に封止する。それから、ゲート弁53に
よる横蓋15の吸着を解除することで、図2のようにク
リーンボックス10のみを自由に持ち運び可能な状態と
することができ、クリーンボックス10を無人搬送車等
で任意の位置に搬送可能である。
【0036】なお、クリーン装置50が、クリーン気体
雰囲気ではあるが、非酸化性ガス雰囲気ではない場合、
クリーンボックス10内に被搬送物1を移し変えて横蓋
15を閉じて真空吸着した後に真空チェンジャー40に
併設されたガス給排機構41でクリーンボックス10内
をクリーンな非酸化性ガスに置換するようにする。
【0037】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0038】(1) クリーンボックス10を真空チェン
ジャー40上に載置し、これに併設されたガス給排機構
41によりガス導入・排出バルブ30A,30Bを通し
て窒素ガス、不活性ガス等の非酸化性ガスをクリーンボ
ックス10内に自動的に導入、充填することができる。
【0039】(2) 窒素ガス、不活性ガス等の非酸化性
ガスは酸欠事故の危険があるが、完全密閉状態でクリー
ンボックス10内を非酸化性ガスに置換でき、安全性を
確保できる。
【0040】(3) ガス導入・排出バルブ30A,30
Bのガス吸排気用小開口37からボックス本体11内部
空間に至るガス吸排気路39に塵埃除去用フィルタ34
が配設されており、非酸化性ガス導入時に塵埃や微粒子
がクリーンボックス10内部に侵入しないようにしてい
る。
【0041】なお、上記実施の形態では、ガス給排機構
41が、クリーンボックス10の横蓋15の開閉のため
の真空チェンジャー40に併設されているものとして説
明したが、真空チェンジャー40とは別個の装置として
独立させて配置することも可能である。また、横蓋15
をボックス本体11に対して真空吸着して保持するため
に、吸着用環状溝13内を真空排気するのに用いる吸排
気口14とガス導入・排出バルブ30A,30Bとをク
リーンボックス10の底面に配置したが、クリーンボッ
クスの種類に応じて吸排気口14、ガス導入・排出バル
ブ30A,30Bはボックス本体11の側面開口12を
設けた面以外の任意の面に配置することができる。
【0042】また、吸排気口14を開閉する付加蓋16
の落下防止手段20や、クリーン装置50のゲート口5
2をゲート弁53で開閉する機構は、その目的を達成す
るために多様な構成を適宜採用することができる。
【0043】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一面に開口を有するボックス本体と、該ボックス本体に
吸着保持されて前記開口を気密に閉成する開閉蓋と、前
記ボックス本体に設けられたガス導入バルブ及びガス排
出バルブとを備えたクリーンボックス構造としたので、
ガス導入バルブ及びガス排出バルブを用いて完全密閉状
態にて内部空間を窒素ガス、不活性ガス等の非酸化性ガ
スに簡単に置換でき、その置換動作を自動化可能であ
る。また、ガス導入バルブ及びガス排出バルブに塵埃除
去用フィルタを設けた場合にはクリーンボックス内に塵
埃その他の微粒子が侵入するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、クリーンボック
スの要部拡大断面図である。
【図2】クリーンボックスの一部を断面とした平面図で
ある。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】ボックス本体底部の吸排気口周辺の拡大断面図
である。
【図6】クリーンボックスを真空チェンジャー上に載置
した、クリーンボックスとクリーン装置との連結準備段
階を示す正断面図である。
【符号の説明】
1 被搬送物 10 クリーンボックス 11 ボックス本体 12 側面開口 13 吸着用環状溝 14 吸排気口 15 横蓋 16 付加蓋 17 吸排気路 20 落下防止手段 21 円形凹部 22 上端面付円筒部材 23 固定支持部材 25 係合部 26 軸部 27 大径部(若しくは幅広部) 29,33 コイルばね 30A,30B ガス導入・排出バルブ 31 金属円筒構造体 32 金属弁体 34 塵埃除去用フィルタ 37 ガス吸排気用小開口 39 ガス吸排気路 40 真空チェンジャー 41 ガス給排機構 42A,42B ガス給排口 43 突き上げピン 44 昇降駆動機構 50 クリーン装置 51 側壁 52 ゲート口 53 ゲート弁 61 カップ状載置台 62 昇降回転軸 63 引っ掛けアーム部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口を有するボックス本体と、
    記ボックス本体に設けられたガス導入バルブ及びガス排
    出バルブと、前記開口を気密に閉成する開閉蓋とを
    え、前記開閉蓋が前記ボックス本体を閉じている状態に
    おいて前記開口を取り囲む環状の吸着用空間が形成され
    るように構成するとともに、前記吸着用空間と連通して
    前記吸着用空間を排気するための吸排気口を備え、 前記開閉蓋は前記吸着用空間内外の圧力差により前記ボ
    ックス本体に吸着される ことを特徴とするクリーンボッ
    クス。
  2. 【請求項2】 前記ガス導入バルブ及びガス排出バルブ
    は、同一構造を持ち、ガス吸排気用小開口を塞ぐ向きに
    付勢された弁体と、該小開口から前記ボックス本体内部
    空間に至るガス吸排気路に配された塵埃除去用フィルタ
    とを備えている請求項1記載のクリーンボックス。
  3. 【請求項3】 一面に開口を有するボックス本体と、
    記ボックス本体に設けられたガス導入バルブ及びガス排
    出バルブと、前記開口を気密に閉成する開閉蓋とを
    え、前記開閉蓋が前記ボックス本体を閉じている状態に
    おいて前記開口を取り囲む環状の吸着用空間が形成され
    るように構成するとともに、前記吸着用空間と連通して
    前記吸着用空間を排気するための吸排気口を備え、前記
    開閉蓋は前記吸着用空間内外の圧力差により前記ボック
    ス本体に吸着されるクリーンボックスを用い、 前記開閉蓋で前記ボックス本体の開口を閉成した状態に
    おいてガス給排機構により前記ガス導入バルブ及びガス
    排出バルブを開き、前記ガス導入バルブを通して非酸化
    性ガスを前記クリーンボックス内に導入し、前記非酸化
    性ガス導入前に前記クリーンボックス内を充たしていた
    ガスを前記ガス排出バルブより排出することを特徴とす
    るクリーン搬送方法。
  4. 【請求項4】 一面に開口を有するボックス本体と、
    記ボックス本体に設けられたガス導入バルブ及びガス排
    出バルブと、前記開口を気密に閉成する開閉蓋とを
    え、前記開閉蓋が前記ボックス本体を閉じている状態に
    おいて前記開口を取り囲む環状の吸着用空間が形成され
    るように構成するとともに、前記吸着用空間と連通して
    前記吸着用空間を排気するための吸排気口を備え、前記
    開閉蓋は 前記吸着用空間内外の圧力差により前記ボック
    ス本体に吸着されるクリーンボックスと、 前記開閉蓋で前記ボックス本体の開口を閉成した状態に
    おいて前記ガス導入バルブ及びガス排出バルブを開き、
    前記ガス導入バルブを通して非酸化性ガスを前記クリー
    ンボックス内に導入し、前記非酸化性ガス導入前に前記
    クリーンボックス内を充たしていたガスを前記ガス排出
    バルブより排出させるガス給排機構とを備えたことを特
    徴とするクリーン搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス導入バルブ及びガス排出バルブ
    は、同一構造を持ち、ガス吸排気用小開口を塞ぐ向きに
    付勢された弁体と、該小開口から前記ボックス本体内部
    空間に至るガス吸排気路に配された塵埃除去用フィルタ
    とを有し、 前記ガス給排機構は前記ガス吸排気用小開口に連通する
    吸排気路と、前記弁体を開く向きに押圧する作動ピンと
    を有するものである請求項4記載のクリーン搬送装置。
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