JP3189227B2 - クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置 - Google Patents

クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置

Info

Publication number
JP3189227B2
JP3189227B2 JP28756897A JP28756897A JP3189227B2 JP 3189227 B2 JP3189227 B2 JP 3189227B2 JP 28756897 A JP28756897 A JP 28756897A JP 28756897 A JP28756897 A JP 28756897A JP 3189227 B2 JP3189227 B2 JP 3189227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
clean
lid
box
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28756897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11111805A (ja
Inventor
俊彦 宮嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP28756897A priority Critical patent/JP3189227B2/ja
Publication of JPH11111805A publication Critical patent/JPH11111805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3189227B2 publication Critical patent/JP3189227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体、電子部品
関連製品、光ディスク等の製造プロセスにおいて必要な
被搬送物を、汚染物質のないクリーン気体で封止した状
態で移送することが可能で、とくに被搬送物を側面開口
より搬出、搬入する構成のクリーンボックス、並びにこ
のクリーンボックスを用いたクリーン搬送方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平9−147205号
において、側面開口式(サイドオープンタイプ)のクリ
ーンボックスを提案しており、図6に示すように、横蓋
5で開閉されるボックス本体1の側面開口2を囲む吸着
用環状溝3を形成し、これに連通した吸排気口4を付加
蓋6で閉じる構成とし、前記吸排気口4を真空排気する
ことで前記吸着用環状溝3により前記横蓋5を真空吸着
し、前記横蓋5の密着性をスプリング等を使用したメカ
ニカルシールの場合よりも向上させている。
【0003】ところで、前記吸排気口4を閉じる付加蓋
6は、内外圧力差で保持されているため、もしも吸着用
環状溝内が大気圧にリークしてしまうと、内外圧力差が
失われ、付加蓋6はボックス本体1から脱落してしま
う。
【0004】この付加蓋の落下防止対策として、以下の
図7及び図8に示す落下防止手段をボックス本体に付加
することが本出願人より提案されている。図7は落下防
止手段を設けたボックス本体を底面側から見た底面図、
図8は正断面図であり、これらの図において、付加蓋6
は周縁部に薄肉部6aを持ち、この薄肉部6aを上から
押さえて落下防止を図る落下防止レバー7がボックス本
体1の底面にピン8で枢着されている。また、ボックス
本体1の底面にはばね受け9が固定され、落下防止レバ
ー7とばね受け9間に配設された圧縮ばね10により、
落下防止レバー7の先端部分が付加蓋6の薄肉部6aを
押さえる位置となるように付勢されている。
【0005】一方、真空チェンジャー20は、昇降軸2
7の上端に落下する付加蓋6を受ける蓋受け部材23を
有するとともに、落下防止レバー7による落下防止を解
除するために、解除バー25及びその両端に植設された
解除ピン26を有している。そして、付加蓋6及びそれ
らの落下防止手段を含む図8の密閉空間Uを、カップ状
載置台21上にボックス本体1を載置することで形成
し、その密閉空間内を真空排気して付加蓋6についての
内外圧力差を無くした後、解除バー25を動かして解除
ピン26にて落下防止レバー7を図7の仮想線位置とし
て付加蓋6の落下防止を解除し、蓋受け部材23上に自
然落下させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7及び図
8に示した従来構造は、付加蓋及びこれに付随する落下
防止手段のボックス本体底面における配置面積が大きく
なり(吸排気口周辺の機構が大きくなり)、このためカ
ップ状載置台の内側の密閉空間Uも大径となり、付加蓋
及び落下防止手段を内部に含んだ密閉空間を真空排気す
るのに時間がかかる問題がある。
【0007】本発明の第1の目的は、上記の点に鑑み、
横蓋を真空吸着するための真空排気用吸排気口をボック
ス本体に設け、該吸排気口を付加蓋で閉じる構造とし
て、従来のメカニカルシールよりも前記横蓋の密着性を
向上させ、クリーン気体で被搬送物を封止して移送、保
管が可能であるとともに、前記付加蓋の落下防止をコン
パクトな機構で実現し、取り扱いを容易とした側面開口
式クリーンボックスを提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、従来のメカニカル
シールよりも横蓋の密着性を向上させることができ、か
つ付加蓋の落下防止をコンパクトな機構で実現した側面
開口式クリーンボックスを用いて、被搬送物をクリーン
気体による封止状態で移送可能なクリーン搬送方法及び
装置を提供することにある。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクリーンボックスは、一側面に開口を有
し、該開口を囲む吸着用環状溝を当該一側面に形成する
とともに他の面に前記吸着用環状溝に連通した吸排気口
を有するボックス本体と、該ボックス本体への装着状態
で前記吸着用環状溝を気密に覆って吸着用空間を形成す
るとともに、該吸着用空間内外の圧力差により当該ボッ
クス本体に吸着されて前記開口を気密に閉成する横蓋
と、前記吸排気口を内外圧力差により気密に閉成する付
加蓋と、前記吸排気口を閉じる向きに該付加蓋を付勢す
る付勢手段とを備えた構成となっている。
【0011】前記クリーンボックスにおいて、前記付加
蓋に、軸部と、該軸部の下部に設けられた大径部若しく
は幅広部とが一体化されており、前記軸部は前記ボック
ス本体に固定された固定部材にて上下動自在に支持され
ているとよい。
【0012】前記付勢手段が前記軸部の周囲に設けられ
た圧縮ばねであってもよい。
【0013】前記吸排気口が前記ボックス本体の外面よ
りも内側に引っ込んだ位置に設けられていてもよい。
【0014】また、本発明のクリーン搬送方法は、一側
面に開口を有し、該開口を囲む吸着用環状溝を当該一側
面に形成するとともに他の面に前記吸着用環状溝に連通
した吸排気口を有するボックス本体と、該ボックス本体
への装着状態で前記吸着用環状溝を気密に覆って吸着用
空間を形成するとともに、該吸着用空間内外の圧力差に
より当該ボックス本体に吸着されて前記開口を気密に閉
成する横蓋と、前記吸排気口を内外圧力差により気密に
閉成する付加蓋と、前記吸排気口を閉じる向きに該付加
蓋を付勢する付勢手段とを備えたクリーンボックスを用
い、側壁面に形成されたゲート口をゲート弁で気密に閉
成したクリーン装置の当該ゲート口に、前記クリーンボ
ックスを気密に連結し、真空チェンジャーで前記付加蓋
を含むボックス本体外側の密閉空間を真空排気して前記
付加蓋の内外圧力差を無くし、前記真空チェンジャー側
の強制開放機構で前記付加蓋を前記吸排気口より離間さ
せて前記吸排気口を開き、前記吸排気口を通して前記吸
着用空間を大気圧とした後、前記ゲート弁で前記横蓋
保持して前記クリーン装置内に引き込んで前記クリーン
ボックス内部空間と前記クリーン装置内部とを連通さ
せ、両者間で被搬送物を移送することを特徴としてい
る。
【0015】前記クリーン搬送方法において、前記クリ
ーンボックス内部空間と前記クリーン装置内部とを連通
させた状態から前記ゲート弁で前記横蓋を保持して前記
開口を気密に閉成した後、前記強制開放機構により前記
付加蓋を前記吸排気口より離間させた状態として前記
空チェンジャーで前記吸排気口を通して前記吸着用空間
を真空排気し、その後、前記強制開放機構は前記付加蓋
を解放して前記付加蓋で前記吸排気口を気密に閉成する
とともに前記付加蓋を含むボックス本体外側の密閉空間
を大気圧とすることで、前記横蓋の前記ボックス本体へ
の装着ができる。
【0016】さらに、本発明のクリーン搬送装置は、
側面に開口を有し、該開口を囲む吸着用環状溝を当該一
側面に形成するとともに他の面に前記吸着用環状溝に連
通した吸排気口を有するボックス本体と、該ボックス本
体への装着状態で前記吸着用環状溝を気密に覆って吸着
用空間を形成するとともに、該吸着用空間内外の圧力差
により当該ボックス本体に吸着されて前記開口を気密に
閉成する横蓋と、前記吸排気口を内外圧力差により気密
に閉成する付加蓋と、前記吸排気口を閉じる向きに該付
加蓋を付勢する付勢手段とを備えたクリーンボックス
と、側壁面に形成されたゲート口と、該ゲート口を開閉
自在で当該ゲート口に連結されたクリーンボックスの横
蓋を保持可能なゲート弁とを有するクリーン装置と、
記付加蓋を前記吸排気口より離間させる強制開放機構を
有し、前記ゲート口に連結されたクリーンボックスの付
加蓋を含むボックス本体外側の密閉空間を真空排気する
真空チェンジャーとを備え、前記真空チェンジャーで
記付加蓋の内外圧力差を無くして前記吸排気口を開き、
前記吸排気口を通して前記吸着用空間を大気圧とした状
態において、前記ゲート弁で前記横蓋を保持して前記ク
リーン装置内に引き込んで前記クリーンボックス内部空
間と前記クリーン装置内部とを連通させる構成としてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクリーンボッ
クス、クリーン搬送方法及び装置の実施の形態を図面に
従って説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態におけるクリー
ンボックスの要部拡大断面図、図2はクリーンボックス
の全体構成を示す正断面図、図3はクリーン搬送方法及
び装置の全体構成を示す正断面図、図4はクリーンボッ
クスを真空チェンジャー上に載置した状態の要部拡大断
面図である。
【0019】これらの図において、クリーンボックス3
0は、一側面に側面開口32を有し、該側面開口32を
囲む吸着用環状溝33を当該一側面に形成するとともに
底面に吸着用環状溝33に吸排気路37を通して連通し
た吸排気口34を有するボックス本体31と、ボックス
本体31への装着状態で吸着用環状溝33を気密に覆っ
て吸着用空間Sを形成するとともに、吸着用空間Sの内
外の圧力差により当該ボックス本体31に吸着されて側
面開口32を気密に閉成する横蓋35と、前記吸排気口
34を内外圧力差により気密に閉成する付加蓋36と、
該付加蓋36の落下防止手段40とを備え、横蓋35及
び付加蓋36の閉成時にクリーン状態を維持できる気密
性を有していて真空排気手段及び移送手段を持たない構
造である。
【0020】図1から判るように、前記吸排気口34を
ボックス本体31の底面よりも引っ込んだ位置に設ける
ために、ボックス本体31の底部の厚肉部分に、吸排気
路37に連通した円形凹部41が形成され、該円形凹部
41を覆うように偏平な上端面付円筒部材42がビス4
8で固定され、その上端面付円筒部材42の上端面中央
に吸排気口34が形成されている。吸排気口34を閉成
するための付加蓋36は、下面側(背面側)に係合部4
5を一体化したものであり、係合部45は軸部46とそ
の下端に固着された大径部(若しくは幅広部)47とか
らなっている。そして、前記吸排気口34を囲む(覆
う)ように前記ボックス本体31に前記ビス48で固定
された固定支持部材43にて前記付加蓋36の軸部46
が上下方向に摺動自在に支持されている。そして、軸部
46の周囲にコイルばね(圧縮ばね)49が配設されて
いて、付加蓋36を吸排気口34方向に押圧付勢してい
る。なお、クリーンボックス30を載置したとき等に係
合部45に衝撃が加わらないように、固定支持部材43
にはガード用円筒部44が一体に形成されている。ま
た、固定支持部材43には通気孔43aが設けられてい
る。
【0021】図2のクリーンボックスの全体構成に示す
ように、前記ボックス本体31の側面開口32の周囲は
側面フランジ部31aとなっており、前記吸着用環状溝
33は側面フランジ部31aの横蓋対接面(横蓋接合
面)を1周するように形成されている。吸着用環状溝3
3と吸排気口34とは、ボックス本体31底部の厚肉部
分の内部に形成された吸排気路37及び円形凹部41の
内部を通して接続されている。
【0022】また、気密性確保のために、ボックス本体
31の側面フランジ部31aに当接する横蓋35の対接
面には、吸着用環状溝33の内周側及び外周側をそれぞ
れ気密シール(気密シール)する位置に環状溝35aが
形成され、該環状溝35a内に気密シール(気密封止)
用のOリング35bがそれぞれ配設されている。さら
に、図1の如く上端面付円筒部材42のボックス本体3
1底面に対接する面に環状溝42aが形成され、環状溝
42a内に気密シール(気密封止)用のOリング42b
が配設されている。前記吸排気口34の周縁部に当接す
る付加蓋36の対接面にも、気密性確保のために、環状
溝36aが形成され、該環状溝36a内に気密シール
(気密封止)用のOリング36bが配設されている。
【0023】なお、前記ボックス本体31内には、図2
のように半導体ウエハー等の被搬送物15を支えるホル
ダー38が取り付けられている。該ホルダー38は、例
えば被搬送物15を多数等間隔で水平状態で収納できる
構造となっている。
【0024】図3に示すように、クリーンルーム50に
はクリーンボックス30を用いて半導体ウエハー等の被
搬送物15を搬入したり、クリーンボックス30へ被搬
送物15を搬出したりするために、その側壁51にゲー
ト口(搬出入口)52が形成されている。このゲート口
52はゲート弁53で開閉自在である。すなわち、ゲー
ト弁53はその背後の取付アーム54に固定されおり、
該アーム54は回転支点軸55で昇降スライダ56に枢
支されている。この昇降スライダ56上には、アーム5
4を回動させる空気圧シリンダ57が搭載されており、
昇降スライダ56はクリーンルーム50内側の上下方向
の案内レール58を昇降するようになっている。ここ
で、ゲート弁53は昇降スライダ56の上昇限位置にて
空気圧シリンダ57で回動され、ゲート口52の閉成又
は開成動作を行うように駆動される。気密性確保のため
に、ゲート口52の周縁部に当接するゲート弁53の対
接面には、環状溝53aが形成され、該環状溝53a内
に気密シール(気密封止)用のOリング53bが配設さ
れている。
【0025】なお、ゲート弁53には、クリーンボック
ス30側の横蓋35を真空吸着するための吸引用凹部5
9が形成されており、さらにこの吸引用凹部59を囲ん
で環状溝59aが形成され、該環状溝59a内に気密シ
ール(気密封止)用のOリング59bが配設されてい
る。
【0026】また、クリーンボックス30のボックス本
体31に対して横蓋35を真空吸着させる目的で吸排気
口34を通して吸着用環状溝33内を真空排気したり、
あるいは大気圧に戻すために真空チェンジャー60(真
空排気手段を具備する)が設けられており(通常、クリ
ーンルーム50の外側でゲート口52の下方位置に配置
されており)、この真空チェンジャー60はクリーンボ
ックス30を前記クリーンルーム50のゲート口52に
連結可能な高さ位置で保持するボックス保持部材として
のカップ状載置台61を横方向(矢印R方向)に摺動自
在に有している。すなわち、カップ状載置台61は真空
チェンジャー60の固定基台70に対し横方向スライダ
67を介して取り付けられており、クリーンルーム50
の側壁51に近接又は離間することが可能となってい
る。
【0027】このカップ状載置台61の内側中心部を上
下方向に貫通した昇降回転軸62の上端にはボックス本
体31側吸排気口34から付加蓋36を強制的に離間さ
せる強制開放機構(チェンジャー側係合部材)としての
引っ掛けアーム部材63が図4の如く固定されている。
この引っ掛けアーム部材63は図5に示すように略半円
状の係合凹部64を有し、付加蓋36に一体化された軸
部46及び大径部(若しくは幅広部)47からなる係合
部45にその係合凹部64にて係合自在(引っ掛けるこ
とが可能)であり、また昇降回転軸62を回転させるこ
とで係合解除が可能である。
【0028】前記カップ状載置台61のクリーンボック
ス載置面には、クリーンボックス30の底面を真空吸着
するための吸着用環状溝65が形成され、この吸着用環
状溝65の内側及び外側に気密性確保のための環状溝6
1aがそれぞれ形成され、該環状溝61a内に気密シー
ル(気密封止)用のOリング61bが配設されている。
【0029】なお、クリーンボックス30の側面フラン
ジ部31a(側面開口32の周縁部)が当接する側壁5
1の外側対接面には、気密性確保のために、ゲート口5
2を囲む環状溝51aが形成され、該環状溝51a内に
気密シール(気密封止)用のOリング51bが配設され
ている。
【0030】次に、この実施の形態の動作説明を行う。
【0031】図2のように、半導体ウエハー等の被搬送
物15を窒素等のクリーン気体で封止、収納したクリー
ンボックス30は、側面フランジ部31aの吸着用環状
溝33が横蓋35で気密に覆われることで形成された吸
着用空間Sが真空に減圧されている状態において横蓋3
5及び付加蓋36が内外圧力差(吸着用環状溝33及び
吸排気口34内側が真空で、クリーンボックス外側は大
気圧)により側面開口32及び吸排気口34を気密に密
閉しており、この状態で自由に搬送、保管が可能であ
る。このとき、付加蓋36は図1の落下防止手段40が
有するコイルばね49で吸排気口34を閉鎖する向きに
付勢されているから、仮に吸着用環状溝33にリークが
生じても、付加蓋36が脱落してしまうことがなく、取
り扱いが容易となる。
【0032】クリーンボックス30とクリーンルーム5
0との間で、被搬送物15の受け渡しを行う場合、図3
の如く真空チェンジャー60のカップ状載置台61上に
クリーンボックス30を載置し、吸着用環状溝65を真
空吸引することでカップ状載置台61に対してクリーン
ボックス30(ボックス本体31)底面を吸着保持す
る。このクリーンボックス30の保持状態で、カップ状
載置台61を側壁51に近接させてボックス本体31の
側面フランジ部31aをゲート口52周縁部の側壁51
外側面に気密に圧接させる。このとき、横蓋35はゲー
ト口52に入り込み、ゲート口52を密閉しているゲー
ト弁53に密着するとともに、ゲート弁53側の吸引用
凹部59の真空吸引を行ってゲート弁53側でも横蓋3
5を吸着保持する。
【0033】クリーンボックス30で上面が密閉された
カップ状載置台61の内部空間Uを真空排気し、付加蓋
36についての内外圧力差を無くし(吸排気口34の内
部と内部空間Uが共に真空となる)、付加蓋36を開放
可能な状態とするとともに、図4の如く、昇降回転軸6
2を回転させて引っ掛けアーム部材63を付加蓋36側
の係合部45に引っ掛け、昇降回転軸62を下降させ
る。これにより、付加蓋36はコイルばね49の弾性力
に抗して引き下げられてボックス本体31底面側の吸排
気口34を開いた状態とする。
【0034】次いで、カップ状載置台61の内部空間U
をクリーンな空気、窒素等のクリーン気体によりリーク
して内部空間U及びこれに連通状態となったクリーンボ
ックス30側の吸排気口34及びこれに連通した吸着用
環状溝33内部を大気圧に戻す。これにより、横蓋35
の真空吸着は解除されるから(吸着用環状溝33及びク
リーンルーム50内が共に大気圧となる)、横蓋35は
ゲート弁53のみに吸着保持された状態となるので、空
気圧シリンダ57を縮動、取付アーム54を右回りに回
動させてゲート口52からゲート弁53を図3の仮想線
Jのように離脱させてから、昇降スライダ56を下降さ
せて図3の仮想線Kの位置とする。この結果、横蓋35
はクリーンルーム50内に引き込まれ、ゲート口52は
開放される。この状態では、クリーンボックス30の内
部とクリーンルーム50とが連続した空間となるから、
クリーンボックス30内のホルダー38から半導体ウエ
ハー等の被搬送物15をクリーンルーム50内部の搬送
用ロボット等を用いて水平に移送して取り出すことがで
きる。
【0035】逆に、図3の仮想線Kのように横蓋35が
クリーンボックス30内に引き込まれた状態では、空に
なっているクリーンボックス30のホルダー38に対し
てクリーンルーム50側の搬送用ロボット等で被搬送物
15を順次水平に移送することができ、所要の枚数の被
搬送物15をクリーンボックス30に収納したら、昇降
スライダ56を上昇限位置(図3実線位置)として、シ
リンダ57を伸動させて取付アーム54を左回りに回動
させ、ゲート弁53をゲート口52の形成された側壁5
1の内側周縁部に圧接して、ゲート口52を気密に閉塞
するとともにゲート弁53で真空吸着されている横蓋3
5をボックス本体31の側面フランジ部31aに圧接さ
せる。クリーンボックス30の側面開口32が横蓋35
で気密に閉塞された状態において、図4のようにチェン
ジャー側係合部材としての引っ掛けアーム部材63で付
加蓋36を開いた状態とし、カップ状載置台61の内部
空間U及びこれに連通しているクリーンボックス30側
の吸着用環状溝33内部(吸着用空間Sの内部)を吸排
気口34を通して真空排気し、真空排気が完了したら昇
降回転軸62を回転させ引っ掛けアーム部材63と付加
蓋36側係合部45間の係合を外して付加蓋36が吸排
気口34にコイルばね49の弾性力で圧接されるように
する。その後、カップ状載置台61の内部空間Uをクリ
ーンな空気、窒素等のクリーン気体によりリークして内
部空間Uを大気圧に戻すことにより、横蓋35及び付加
蓋36は、クリーンボックス30側の吸着用環状溝33
及び吸排気口34内部が真空で外部が大気圧となるた
め、内外の圧力差により確実に側面開口32及び吸排気
口34を気密に封止する。それから、ゲート弁53によ
る横蓋35の吸着を解除することで、図2のようにクリ
ーンボックス30のみを自由に持ち運び可能な状態とす
ることができ、クリーンボックス30を無人搬送車等で
任意の位置に搬送可能である。
【0036】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0037】(1) クリーンボックス30のボックス本
体31の側面開口端面に、開口面以外の一面に配置した
吸排気口34を通して真空排気可能な吸着用環状溝33
を形成して、横蓋35を真空吸着する構成としており、
メカニカルシールの場合よりも横蓋35の密着性を高め
ることができ、被搬送物取り出し用の側面開口32を横
蓋35で、吸排気口34を付加蓋36でそれぞれ気密に
閉成することができる。そして、付加蓋36は落下防止
手段40のコイルばね49で常に閉じる向きに付勢され
ているため、万一吸着用環状溝33と横蓋35との吸着
部分にリークがあっても付加蓋36が脱落することがな
く、クリーンボックス30の取り扱いが容易となる。
【0038】(2) 付加蓋36及び落下防止手段40の
機構を吸排気口34の周囲にコンパクトにまとめること
ができ、真空チェンジャー60側のカップ状載置台61
の内部空間Uは小さくて済む。つまり、ボックス本体3
1底面側の付加蓋36及び落下防止手段40をカップ状
載置台61が囲む必要があるが、付加蓋36及び落下防
止手段40の配置スペースが小さいため、カップ状載置
台61の内部空間Uも小さくできる。従って、クリーン
ボックス30の横蓋35の開閉のために内部空間Uを真
空排気、あるいは大気圧にリークする工程を迅速に実施
できる。
【0039】(3) 付加蓋36は、ボックス本体31に
固定された固定支持部材43にて上下動自在に支持され
た軸部46と、該軸部46の下部に設けられた大径部若
しくは幅広部47とからなる係合部45を一体的に有す
るため、付加蓋36の内外圧力差の無い状態にて、真空
チェンジャー60側の引っ掛けアーム部材63を係合部
45に引っ掛けて引き下げることにより、コイルばね4
9の弾性力に抗して付加蓋36を強制的に開くことがで
きる。それらの係合部45、コイルばね49及び引っ掛
けアーム部材63はいずれもボックス底面の面積を取ら
ない機構となっている。
【0040】(4) 吸排気口34がボックス本体31の
底面よりも内側に引っ込んだ位置に設けられているた
め、ボックス本体31の底面側の突出量を減じることが
でき、あわせて付加蓋36に一体化された係合部45よ
りも高さの大きなガード用円筒部44をボックス本体3
1側に固定の固定支持部材43に設けているため、クリ
ーンボックス30の運搬移送時、もしくは保管時に係合
部45に外部衝撃が加わることを防止でき、取り扱いを
容易にすることが可能である。
【0041】(5) クリーンボックス30が側面開口式
であるため、クリーンルーム50にクリーンボックス3
0を連結状態で被搬送物15を水平方向に移送して被搬
送物15の受け渡しができ、各種処理装置とのインター
フェースにも余分な動きが必要なくなる。また、クリー
ンボックス30は横蓋35の保持のためのにメカニカル
シールを使用しないため、クリーンルーム50のゲート
口52に対する連結、離脱も簡単である。
【0042】(6) 付加蓋36はボックス本体31から
落下することがないため、真空チェンジャー60側に付
加蓋36を受け止める機構を設ける必要がなくなり、付
加蓋36の係合部45に係合して付加蓋36を引き下げ
る強制開放機構(係合手段)を真空チェンジャー60側
に設ければよい。このため、真空チェンジャー60の機
構の簡素化が可能である。
【0043】なお、上記実施の形態では、横蓋35をボ
ックス本体31に対して真空吸着して保持するために、
吸着用環状溝33内を真空排気するのに用いる吸排気口
34をボックス本体31の底面に設けた場合を例示した
が、底面に限らず、側面開口32を設けた面以外の一面
に前記吸排気口34を形成し、これを付加蓋36で気密
に封止する構造としてもよい。
【0044】また、クリーンルーム50のゲート口52
をゲート弁53で開閉する機構は、その目的を達成する
ために多様な構成を適宜採用することができる。
【0045】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクリーン
ボックスによれば、横蓋を真空吸着するための真空排気
用吸排気口をボックス本体に設け、該吸排気口を付加蓋
で閉じる構造として、従来のメカニカルシールよりも前
横蓋の密着性を向上させ、クリーン気体で被搬送物を
封止して移送、保管が可能であるとともに、前記付加蓋
の落下防止をコンパクトな機構で実現し、取り扱いを容
易とすることができる。
【0047】また、本発明のクリーン搬送方法及び装置
は、従来のメカニカルシールよりも横蓋の密着性を向上
させることができ、かつ付加蓋の落下防止をコンパクト
な機構で実現した側面開口式クリーンボックスを用い
て、被搬送物をクリーン気体による封止状態で移送可能
であり、側面開口の横蓋による密閉を従来品のようなメ
カニカルシールを使用しない実行できるから、クリーン
ボックスのクリーンルームのゲート口に対する連結、離
脱も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、クリーンボック
スの要部拡大断面図である。
【図2】分離状態のクリーンボックスを示す正断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態であって、クリーンボック
スを真空チェンジャー上に載置した、クリーンボックス
とクリーンルームとの連結準備段階を示す正断面図であ
る。
【図4】真空チェンジャー側の係合手段をクリーンボッ
クスの付加蓋側の係合部に係合させて付加蓋を引き下げ
た状態を示す要部拡大断面図である。
【図5】真空チェンジャー側の係合手段としての引っ掛
けアーム部材を示す部分平面図である。
【図6】本出願人提案の従来のクリーン気体封止タイプ
のクリーンボックスを示す正断面図である。
【図7】本出願人提案の従来の付加蓋の落下防止手段を
示す底面図である。
【図8】同正断面図である。
【符号の説明】 1,31 ボックス本体 2,32 側面開口 3,33 吸着用環状溝 4,34 吸排気口 5,35 横蓋 6,36 付加蓋 15 被搬送物 20,60 真空チェンジャー 37 吸排気路 40 落下防止手段 41 円形凹部 42 上端面付円筒部材 43 固定支持部材 45 係合部 46 軸部 47 大径部(若しくは幅広部) 49 コイルばね 50 クリーンルーム 51 側壁 52 ゲート口 53 ゲート弁 54 取付アーム 55 回転支点軸 56 昇降スライダ 57 シリンダ 59 吸引用凹部 60 真空チェンジャー 61 カップ状載置台 62 昇降回転軸 63 引っ掛けアーム部材 64 係合凹部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に開口を有し、該開口を囲む吸着
    用環状溝を当該一側面に形成するとともに他の面に前記
    吸着用環状溝に連通した吸排気口を有するボックス本体
    と、該ボックス本体への装着状態で前記吸着用環状溝を
    気密に覆って吸着用空間を形成するとともに、該吸着用
    空間内外の圧力差により当該ボックス本体に吸着されて
    前記開口を気密に閉成する横蓋と、前記吸排気口を内外
    圧力差により気密に閉成する付加蓋と、前記吸排気口を
    閉じる向きに該付加蓋を付勢する付勢手段とを備えた
    とを特徴とするクリーンボックス。
  2. 【請求項2】 前記付加蓋に、軸部と、該軸部の下部に
    設けられた大径部若しくは幅広部とが一体化されてお
    り、前記軸部は前記ボックス本体に固定された固定部材
    にて上下動自在に支持されている請求項1記載のクリー
    ンボックス。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が前記軸部の周囲に設けら
    れた圧縮ばねである請求項2記載のクリーンボックス。
  4. 【請求項4】 前記吸排気口が前記ボックス本体の外面
    よりも内側に引っ込んだ位置に設けられている請求項
    1,2又は3記載のクリーンボックス。
  5. 【請求項5】 一側面に開口を有し、該開口を囲む吸着
    用環状溝を当該一側面に形成するとともに他の面に前記
    吸着用環状溝に連通した吸排気口を有するボックス本体
    と、該ボックス本体への装着状態で前記吸着用環状溝を
    気密に覆って吸着用空間を形成するとともに、該吸着用
    空間内外の圧力差により当該ボックス本体に吸着されて
    前記開口を気密に閉成する横蓋と、前記吸排気口を内外
    圧力差により気密に閉成する付加蓋と、前記吸排気口を
    閉じる向きに該付加蓋を付勢する付勢手段とを備えた
    リーンボックスを用い、側壁面に形成されたゲート口 をゲート弁で気密に閉成し
    たクリーン装置の当該ゲート口に、前記クリーンボック
    スを気密に連結し、真空チェンジャーで前記付加蓋を含
    むボックス本体外側の密閉空間を真空排気して前記付加
    蓋の内外圧力差を無くし、前記真空チェンジャー側の強
    制開放機構で前記付加蓋を前記吸排気口より離間させて
    前記吸排気口を開き、前記吸排気口を通して前記吸着用
    空間を大気圧とした後、前記ゲート弁で前記横蓋を保持
    して前記クリーン装置内に引き込んで前記クリーンボッ
    クス内部空間と前記クリーン装置内部とを連通させ、両
    者間で被搬送物を移送することを特徴とするクリーン搬
    送方法。
  6. 【請求項6】 前記クリーンボックス内部空間と前記ク
    リーン装置内部とを連通させた状態から前記ゲート弁で
    前記横蓋を保持して前記開口を気密に閉成した後、前記
    強制開放機構により前記付加蓋を前記吸排気口より離間
    させた状態として前記真空チェンジャーで前記吸排気口
    を通して前記吸着用空間を真空排気し、その後、前記強
    制開放機構は前記付加蓋を解放して前記付加蓋で前記吸
    排気口を気密に閉成するとともに前記付加蓋を含むボッ
    クス本体外側の密閉空間を大気圧とする請求項5記載の
    クリーン搬送方法。
  7. 【請求項7】 一側面に開口を有し、該開口を囲む吸着
    用環状溝を当該一側面に形成するとともに他の面に前記
    吸着用環状溝に連通した吸排気口を有するボックス本体
    と、該ボックス本体への装着状態で前記吸着用環状溝を
    気密に覆って吸着用空間を形成するとともに、該吸着用
    空間内外の圧力差により当該ボックス本体に吸着されて
    前記開口を気密に閉成する横蓋と、前記吸排気口を内外
    圧力差により気密に閉成する付加蓋と、前記吸排気口を
    閉じる向きに該付加蓋を付勢する付勢手段とを備えた
    リーンボックスと、側壁面に形成されたゲート口と、該ゲート口を開閉自在
    で当該ゲート口に 連結されたクリーンボックスの横蓋を
    保持可能なゲート弁とを有するクリーン装置と、 前記付加蓋を前記吸排気口より離間させる 強制開放機構
    を有し、前記ゲート口に連結されたクリーンボックス
    付加蓋を含むボックス本体外側の密閉空間を真空排気す
    る真空チェンジャーとを備え、 前記真空チェンジャーで前記付加蓋の内外圧力差を無く
    して前記吸排気口を開き、前記吸排気口を通して前記吸
    着用空間を大気圧とした状態において、前記ゲート弁で
    前記横蓋を保持して前記クリーン装置内に引き込んで前
    記クリーンボックス内部空間と前記クリーン装置内部と
    を連通させることを特徴とするクリーン搬送装置。
JP28756897A 1997-10-06 1997-10-06 クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置 Expired - Fee Related JP3189227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28756897A JP3189227B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28756897A JP3189227B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11111805A JPH11111805A (ja) 1999-04-23
JP3189227B2 true JP3189227B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=17719030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28756897A Expired - Fee Related JP3189227B2 (ja) 1997-10-06 1997-10-06 クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189227B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112397423A (zh) * 2021-01-20 2021-02-23 常州江苏大学工程技术研究院 一种硅片清洗设备
KR102583874B1 (ko) 2017-07-03 2023-10-04 가부시키가이샤 시마노 전동 릴

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102583874B1 (ko) 2017-07-03 2023-10-04 가부시키가이샤 시마노 전동 릴
CN112397423A (zh) * 2021-01-20 2021-02-23 常州江苏大学工程技术研究院 一种硅片清洗设备
CN112397423B (zh) * 2021-01-20 2021-05-18 常州江苏大学工程技术研究院 一种硅片清洗设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11111805A (ja) 1999-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3417821B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置
JP3167970B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置
US6641349B1 (en) Clean box, clean transfer method and system
JP2850279B2 (ja) クリーン搬送方法及び装置
US5609459A (en) Door drive mechanisms for substrate carrier and load lock
US5613821A (en) Cluster tool batchloader of substrate carrier
JP3769417B2 (ja) 基板収納容器
US5664925A (en) Batchloader for load lock
KR101302812B1 (ko) 처리 장치 및 처리 방법
US6168364B1 (en) Vacuum clean box, clean transfer method and apparatus therefor
US6561894B1 (en) Clean box, clean transfer method and apparatus therefor
JP3184479B2 (ja) 真空クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置
JP3180600B2 (ja) 密閉コンテナ
JPH1056050A (ja) クリーン搬送方法、クリーンボックス及びクリーン搬送装置
US6390145B1 (en) Container and method for sealing the container
EP0886617A1 (en) Door drive mechanisms for substrate carrier and load lock
US4943457A (en) Vacuum slice carrier
JP2757102B2 (ja) クリーン搬送方法及び装置
JP3184480B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置
JP3189227B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置
JPH09246351A (ja) クリーン搬送方法、クリーン搬送装置及びクリーン装置
JP3794861B2 (ja) クリーン搬送方法及び装置
JP2004071784A (ja) 基板のクリーン搬送装置および当該装置に対する基板のローディング方法
JP3461140B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及びシステム
JP3400382B2 (ja) クリーンボックス、クリーン搬送方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010327

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080518

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090518

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090518

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees