JP3167723B2 - ホエー蛋白加水分解産物の製造方法 - Google Patents

ホエー蛋白加水分解産物の製造方法

Info

Publication number
JP3167723B2
JP3167723B2 JP51039292A JP51039292A JP3167723B2 JP 3167723 B2 JP3167723 B2 JP 3167723B2 JP 51039292 A JP51039292 A JP 51039292A JP 51039292 A JP51039292 A JP 51039292A JP 3167723 B2 JP3167723 B2 JP 3167723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
dry matter
whey protein
hydrolysis
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP51039292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06507547A (ja
Inventor
ムンク ニールセン,ペル
エリクセン,スバンズ
レグナル ハンセン,オレ
Original Assignee
ダンマーク プロテイン アクティーゼルスカブ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダンマーク プロテイン アクティーゼルスカブ filed Critical ダンマーク プロテイン アクティーゼルスカブ
Publication of JPH06507547A publication Critical patent/JPH06507547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3167723B2 publication Critical patent/JP3167723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23JPROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J3/00Working-up of proteins for foodstuffs
    • A23J3/30Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis
    • A23J3/32Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents
    • A23J3/34Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents using enzymes
    • A23J3/341Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents using enzymes of animal proteins
    • A23J3/343Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents using enzymes of animal proteins of dairy proteins

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホエー蛋白加水分解産物の製造方法を含ん
で成る。
良好な感覚刺激の性質をもつ蛋白質の加水分解産物の
多くの製造方法は、低い収率によってのみ行われること
ができる。従って、本発明の目的は、比較的高い収率に
よって行われることができる、良好な感覚刺激(organo
leptic)の性質をもつ蛋白質の加水分解産物の製造方法
を示すことである。
驚くべきことに、本発明に従えば、非−pH−スタット
加水分解と限外濾過/マイクロフィルトレーションとの
組み合わせが、高い収率で、より良好な味及び感覚刺激
的の許容される製品の製造方法を提供することが見つか
った。
従って、ホエー蛋白加水分解産物の製造のための、本
発明に記載の方法は、 1)乾燥物として計算された少なくとも65%の蛋白質を
含むホエー蛋白と水とを、混合し、約20%までの、好ま
しくは12%までの蛋白質含有量をもつスラリーを作り、 2)60℃を超える温度までの熱処理を行い、 3)段階2)からの混合物を、バチルス・リケニホルミ
ス(B.licheniformis)により作られることができるプ
ロテアーゼ、好ましくはAlcalase商標登録により、及び
/又はバチルス・サブチリス(B.subtilis)により作ら
れることができるプロテアーゼ、好ましくはNeutrase商
標登録により、、非−pH−スタット法により、15と35%
との間のDHまで蛋白分解性加水分解し、 4)段階3)からの混合物を、10,000を超えるカットオ
フ値をもつ限外濾過/マイクロフィルトレーション装置
上で、その透過物が上記蛋白質加水分解産物を構成する
ように分離し、そして、 5)その加水分解を、上記酵素の不活性化により終了さ
せること、 を特徴とする。
ホエー蛋白生成物の全種類を、例えば、チーズ製造に
関連して作られる普通のホエー蛋白質を、段階1中で使
用することができることを、理解すべきである。
上記の蛋白分解酵素に関しては、最初にAlcalase商標
登録(高い最適pHをもつ)、そして次にNeutrase商標登
録(低い最適pHをもつ)を使用することが特に好まし
い。このことは、本発明に従って使用される非−pH−ス
タット−法に、特に好適である。
上記の酵素の不活性化(段階5))を、上記の限外濾
過/マイクロフィルトレーション(段階4))の前に行
うことができることを理解すべきである。また、上記の
膜のカットオフ値がその濃縮物中の全ての酵素を保持す
るのに十分に低い場合、段階5)の全てを省略すること
ができることを理解すべきである。
本発明に記載の方法により作られるホエー蛋白加水分
解産物と同様な組成をもつホエー蛋白加水分解産物は、
米国特許第4,427,658号中に記載されている。
また、欧州特許第226221号もホエー蛋白加水分解産物
について記載している。しかしながら、これは、本発明
に記載の方法により作られるホエー蛋白加水分解産物と
対比して、ラクトースを含まず、そしてpH−スタット技
術により作られている。
また、米国特許第4,293,571号、欧州特許第321603号
及び欧州特許第322589号も、ホエー蛋白加水分解産物に
ついて記載しており、これは、本発明に記載の方法によ
りすなわちその次の加水分解を伴った熱処理により作ら
れるホエー蛋白加水分解産物と対比して、その次の熱処
理を伴った加水分解により作られている。本発明に従っ
て得ることができる高い値の加水分解程度は、従来技術
の方法により得ることはできない。
欧州特許第65663は、ホエー蛋白加水分解産物につい
て記載しており、これは、本発明に記載の方法と対比し
て、加水分解前の熱処理を伴わないで作られる。
Research Disclosure,August 1981 no.20826の中に、
本発明に記載の方法と同様の方法が記載されている。し
かしながら、従来技術の方法は、その出発物質としての
血液に限定されており、そしてまた、その従来技術の方
法は、pH−スタット法により実施される。
本出願人の知るところ、ホエー蛋白加水分解産物の全
ての従来技術の製造方法は、許容できない味をもつホエ
ー蛋白加水分解産物を生じている。また、ホエー蛋白加
水分解産物の従来技術の製造方法の多くに関して、その
最終生成物は、低い収率で、そして/又は高い製造コス
トで得られている。
ホエー蛋白加水分解産物の従来技術の製造方法の多く
は、熱安定性がなく、そして広いpH間隔内で十分に溶解
しないホエー蛋白加水分解産物を生じる。本発明に記載
の方法により作られるホエー蛋白加水分解産物は、熱安
定性があり、そして広いpH間隔内で十分に溶解する。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階1)中の
スラリーが7−12%の蛋白質含有量をもつことを含んで
成る。このやり方においては、その装置は、最適に使用
され、そしてまた、その粘度は、取扱のためにあまり高
くない。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階2)中の
熱処理が70と90℃との間で行われることを含んで成る。
この温度の間隔は、普通に使用される熱交換器の性能に
関して特に好適である。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階3)中の
pH調整がCa(OH)及び/又はKOHにより行われること
を含んで成る。このやり方においては、より良好な味が
得られ、そしてまた、その最終生成物中の好ましい鉱物
分散が得られる。また、炭酸ナトリウム又はリン酸ナト
リウムが、その原ホエー蛋白生成物中で、Ca++を沈殿さ
せるためのpH調整のために使用されることができる。本
明細書中に使用するとき、「非−pH−スタット法」と
は、上記蛋白質加水分解の間に、上記スラリー(混合
物)のpHが、一定に保たれず、そのpHが蛋白質加水分解
反応の進行に伴って変化するときに、干渉されない方法
をいう。一方、「pH−スタット法」とは、蛋白質加水分
解の間に、塩基の添加によりそのpHが一定に保たれる方
法をいう。但し、上述のように、「非−pH−スタット
法」は、蛋白質加水分解の開始前に、そのpHを調整する
可能性を排除するものではない。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階3)中の
加水分解が20−30間のDHまで行われることを含んで成
る。このようなやり方においては、すばらしい感覚刺激
の性質をもつ生成物が得られる。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、上記の限外濾
過/マイクロフィルトレーション装置のカットオフ値
が、50,000を超えることを含んで成る。このようなやり
方においては、非常に高い束密度が得られる。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、酵素の不活性
化(段階5))が熱処理により行われることを含んで成
る。この不活性化は、その最終蛋白質加水分解産物のpH
が比較的高い(ほとんど中性)と想定される場合に、特
に好適である。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、酵素の不活性
化(段階5))が酸処理により行われることを含んで成
る。この不活性化は、その最終蛋白質加水分解産物のpH
が比較的低い(酸性)と想定される場合に、特に好適で
ある。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階4)の最
後における混合物が、乾燥物含有量に関して計算された
1と5%との間の炭素に対応する量で、好ましくは50と
70℃との間の温度において、5分間より長い間、活性炭
により処理されること、そしてその活性炭が除去される
ことを、含んで成る。このようなやり方においては、そ
の香りが改善される。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階5)の
後、濃縮が、好ましくは50と70℃との間の温度におい
て、ナノフィルトレーション/ハイパーフィルトレーシ
ョン/逆浸透、及び/又は蒸発により行われ、その後、
その保持物がその蛋白質加水分解産物として回収される
ことを含んで成る。ナノフィルトレーションにより、脱
塩が、その膜の適当な選択により行われることができ
る;加えて、ナノフィルトレーション/ハイパーフィル
トレーション/逆浸透は、水の除去のための安価な方法
である。蒸発は、乾燥前にその濃縮物中に高い乾燥物含
有量を得るという利点をもっている。
本発明に記載の方法の好ましい態様は、段階5)から
の蛋白質加水分解産物溶液が、6.5%より低い水含有量
までスプレードライされることを含んで成る・このよう
なやり方においては、微生物及び感覚刺激の両方に安定
した生成物が、得られる。
本発明に記載の方法を、以下の例中に説明する。
より良く見渡すために、本例の中で変更されるパラメ
ーターのいくつかの調査を、以下に示す表に表す。
例1 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。
また、このようなやり方において、上記酵素による接
種前の非常に低い微生物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃。
酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析透過(diafiltration)。
最大の乾燥物含有量までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本工程の主な副生成物である保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3分間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃でナノフィルトレーシ
ョン保持物に添加する。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去 最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 95% 乾燥物中の蛋白質(N) 89.5% 乾燥物中の灰分 4.4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 5.9 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 24.8% Mw 1030 Mn 500 平均ペプチド鎖長 4.0 例2 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。
また、このようなやり方において、上記酵素による接
種前の非常に低い微生物数を得る。
pH調整 pHを、4N NaOHにより8.0に調整する。
加水分解 温度53−54℃。
酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本工程の主な副生成物である保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3分間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃でナノフィルトレーシ
ョン保持物に添加する。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去 最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.83) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 6.5 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例3 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃ 酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
pH−調整 蛋白質により酸性飲料を強化するために30%HClによ
りpHを4.2に調整する。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本工程の主な副生成物である保持物を排出する。
低温殺菌 透過物を、バクテリアの理由のために、3秒間75℃で
熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃でナノフィルトレーシ
ョン保持物に添加する。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去 最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 4.2 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例4 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃ 酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つGR4PP膜を装着されたDDSモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本工程の主な副生成物である保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3分間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を取り出す。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃でナノフィルトレーシ
ョン保持物に添加する。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去 最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 6.5 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例5 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃ 酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本工程の主な副生成物である保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3分間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を取り出す。
最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:僅かに香りの悪く、そして低い程度の苦さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 6.5 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例6 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃ 酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃で上記混合物に添加す
る。限外濾過を、その保持物中の活性炭により行う。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
活性炭を含む保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3分間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 6.5 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例7 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、Ca(OH)により8.0に調整する。蛋白質の量
に基く約1%のCa(OH)が必要である。
加水分解 温度53−54℃ 酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.2%。
酵素2:Neutrase商標登録0.5L。投与量E/S=1.1%。pH
が<7.0まで下がったとき、Neutraseを使用する。
処理時間12時間。酵素的加水分解を、重量オスモル濃
度により監視する。重量オスモル濃度における増加は、
175mOsm/kgとなるはずである(上記スラリー中の8%蛋
白質の濃度により測定された)。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つFP100膜を装着されたPClモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本法の主な副生成物である保持物を排出する。
不活性化 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3秒間85℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃で上記混合物に添加す
る。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去。
最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 84% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 6.5 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 27% Mw 800 Mn 400 平均ペプチド鎖長 3.5 例8 フィード 本出発物質は、乾燥物として計算された約80%の蛋白
質をもつスプレードライされたホエー蛋白濃縮物であ
る。
混合 本原材料を、脱イオン水で希釈し、8%の蛋白質含有
量とする。この蛋白質の速い溶解のための最適温度は、
55−60℃である。
熱処理 低温殺菌を、熱交換器内で、少なくとも2分間85℃で
行う。この目的は、その加水分解をより効果的にするた
めに蛋白質を変性することである。また、このようなや
り方において、上記酵素による接種前の非常に低い微生
物数を得る。
pH調整 pHを、NaOHにより8.0に調整する。
加水分解 温度55℃。
酵素1:Alcalase商標登録2.4L。投与量E/S=2.0%。
酵素2:Trypsin PTN 3.3G。投与量E/S=3.0%。DHが16
%0に達したとき、Trypsinを添加する(3時間30分
後)。
全加水分解時間:5時間15分間。酵素的加水分解を、重
量オスモル濃度により監視する。
pH調整 蛋白質により酸性飲料を強化するもに好適な最終生成
物を得るために30%HClによりそのpH値を4.2に調整す
る。
限外濾過分離 使用したUF−プラントは、カットオフ値100,000をも
つGR40PP膜を装着されたDDSモジュールを含んで成る。
最初の容量の半分までの濃縮、そしてその次のその濃
縮物の容量の2倍による透析濾過。最大の乾燥物含有量
までの最終濃縮。
温度60−65℃。
本法の主な副生成物である保持物を排出する。
低温殺菌 透過物を、酵素を不活性化するために、そしてバクテ
リアの理由のために、3秒間75℃で熱処理する。
ナノフィルトレーション 25−30゜Brixまでの濃縮。
温度55−60℃。
副生成物として現れるナノフィルトレーション透過物
を排出する。
活性炭による処理 ゜Brixとして測定された乾燥物の量に基く4%活性炭
(PicatifFGV120)を、55−60℃で上記混合物に添加す
る。反応時間30分間。
濾過 プレート・フィルター上での活性炭の除去。
最終生成物 25%の乾燥物含有量をもつホエー蛋白加水分解産物濃
縮物を、さらに、滅菌濾過により、そしてアトマイザー
輪をもつスプレードライヤー内で、Ti=200℃及びTo=7
5℃で、そのホエー蛋白加水分解産物を乾燥することに
より行われているスプレードライにより、処理する。
得られたホエー蛋白加水分解産物濃縮物の特徴付け 味:香りの悪いものは全く無く、そして低い程度の苦
さ 組成:乾燥物 94.5% 乾燥物中の蛋白質(N6.38) 85% 乾燥物中の灰分 4% 乾燥物中の脂肪分 <0.1% 性質:安定性 安全溶解 5%蛋白質を含む溶液のpH 4.2 5%蛋白質を含む溶液の重量オスモル濃度<20
0mOsm/kg 分子量 分布:加水分解の程度 21% Mw 800 Mn 595 平均ペプチド鎖長 4.8
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンセン,オレ レグナル デンマーク国,デーコー−2730 ヘルレ ウ,カスタゲルバイ 23ベー (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23J 3/00 - 3/34 C12P 21/06 A23C 20/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の工程: 1)乾燥物として計算された少なくとも65%の蛋白質を
    含むホエー蛋白と水を混合して、20%までの蛋白質含量
    をもつスラリーを作り、 2)60℃を超える温度までの熱処理を行い、 3)工程2)からの混合物を、バチルス・リケニホルミ
    ス(B.licheniformis)により作られることができるプ
    ロテアーゼにより、そして/又はバチルス・サブチリス
    (B.subtilis)により作られることができるプロテアー
    ゼにより、非−pH−スタット法により、15と35%との間
    のDHまで蛋白分解性加水分解し、 4)工程3)からの混合物を、10,000を超えるカットオ
    フ値をもつ限外濾過/マイクロフィルトレーション装置
    上で、その透過物が蛋白質加水分解産物を構成するよう
    に分離し、そして 5)その加水分解を、上記酵素の失活により終了させる
    こと、 を含む、ホエー蛋白加水分解産物の製法。
  2. 【請求項2】工程1)におけるスラリーが7〜12%の蛋
    白質含量をもつ、請求項1に記載の製法。
  3. 【請求項3】工程2)における熱処理が70と90℃の間で
    行われる、請求項1又は2に記載の製法。
  4. 【請求項4】工程3)における加水分解が20〜30%の間
    のDHまで行われる、請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の製法。
  5. 【請求項5】前記限外濾過/マイクロフィルトレーショ
    ン装置のカットオフ値が、50,000を超える請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の製法。
  6. 【請求項6】工程3)又は工程5)の終りにおける混合
    物が、乾燥物含量に関して計算された、1と5%の間の
    炭素に対応する量で、好ましくは50と70℃の間の温度に
    おいて、5分間より長い間、活性炭により処理され、そ
    してその活性炭が除去される、請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の製法。
  7. 【請求項7】工程5)の後、濃縮が、好ましくは50と70
    ℃の間の温度において、ナノフィルトレーション/ハイ
    パーフィルトレーション/逆浸透、及び/又は蒸発によ
    り行われ、その後、その保持物がその蛋白質加水分解産
    物溶液として回収される、請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の製法。
  8. 【請求項8】工程5)からの蛋白質加水分解産物溶液
    が、6.5%より低い水分含量までスプレードライされ
    る、請求項1〜7のいずれか1項に記載の製法。
JP51039292A 1991-05-31 1992-05-27 ホエー蛋白加水分解産物の製造方法 Expired - Lifetime JP3167723B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT91610049.8 1991-05-31
EP91610049 1991-05-31
PCT/DK1992/000170 WO1992021248A1 (en) 1991-05-31 1992-05-27 Method for production of a whey protein hydrolyzate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06507547A JPH06507547A (ja) 1994-09-01
JP3167723B2 true JP3167723B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=8208779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51039292A Expired - Lifetime JP3167723B2 (ja) 1991-05-31 1992-05-27 ホエー蛋白加水分解産物の製造方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5691165A (ja)
EP (1) EP0588841B1 (ja)
JP (1) JP3167723B2 (ja)
KR (1) KR100237147B1 (ja)
AT (1) ATE146657T1 (ja)
AU (1) AU656977B2 (ja)
CA (1) CA2109584C (ja)
DE (1) DE69216231T2 (ja)
DK (1) DK0588841T3 (ja)
ES (1) ES2097328T3 (ja)
IE (1) IE77641B1 (ja)
IL (1) IL102059A (ja)
NO (1) NO315304B1 (ja)
NZ (1) NZ242963A (ja)
RU (1) RU2084172C1 (ja)
WO (1) WO1992021248A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515287A (ja) * 2002-11-22 2006-05-25 明治乳業株式会社 栄養組成物

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH683695A5 (fr) * 1992-04-09 1994-04-29 Nestle Sa Hydrolyse enzymatique.
DK71292D0 (ja) * 1992-05-27 1992-05-27 Novo Nordisk As
FI94089C (fi) * 1992-12-10 1995-07-25 Valio Oy Menetelmä allergiaa aiheuttavien yhdisteiden poistamiseksi proteiinipitoisista koostumuksista
EP0799577B1 (en) * 1994-10-14 2001-02-14 Morinaga Milk Industry Co., Ltd. Peptide mixture and products thereof
ATE260567T1 (de) * 1995-06-30 2004-03-15 Arla Foods Amba Verfahren zur herstellung einer peptidmischung
DE69920219T2 (de) 1998-06-17 2005-09-22 New Zealand Dairy Board Bioaktive molke-eiweisshydrolysate
US6120820A (en) * 1999-02-22 2000-09-19 Land O'lakes, Inc. Method of modifying the color of a dairy material
US6416796B1 (en) 1999-04-27 2002-07-09 Kraft Foods, Inc. Whey protein digestion products in cheese
US6551636B2 (en) * 1999-07-23 2003-04-22 Novozymes A/S Modification of foaming properties of proteins
BR0107086A (pt) * 2000-08-11 2002-06-18 Novozymes North America Inc Processo para produzir um aditivo para produto lácteo, aditivo para produto lácteo, processo para produzir um produto lácteo, e, produto lácteo
NZ506866A (en) * 2000-09-11 2003-05-30 New Zealand Dairy Board Bioactive whey protein hydrolysate free of bitter flavours wherein the enzyme used is a heat labile protease
US20030078393A1 (en) * 2001-09-13 2003-04-24 Novozymes Biotech, Inc. Methods for producing coagulated whey protein
US20040047947A1 (en) * 2002-02-21 2004-03-11 Scott Bloomer Method of preparing a milk polar lipid and a sphingolipid enriched concentrate
US20030224096A1 (en) * 2002-06-04 2003-12-04 Novozymes A/S Whey protein hydrolysate
US7399496B2 (en) * 2003-02-07 2008-07-15 Glanbia Nutritionals (Ireland) Limited Hydrolyzed whey protein compositions
US7582326B2 (en) * 2003-10-29 2009-09-01 Kraft Foods Global Brands Llc Method of deflavoring whey protein using membrane electrodialysis
NO320964B1 (no) * 2004-05-26 2006-02-20 Norcape Biotechnology As Hydrolysert marint proteinprodukt og et fôrprodukt omfattende dette, fremgangsmate for fremstilling og anvendelse
CN101466389B (zh) 2006-06-15 2013-05-01 墨累古尔本合作有限公司 包含乳清蛋白及水解产物的用于改善肌肉恢复的制剂
US8222372B2 (en) * 2007-04-16 2012-07-17 Novozymes A/S Whey protein hydrolysate
US9034402B2 (en) * 2007-04-16 2015-05-19 Solae, Llc Protein hydrolysate compositions having improved sensory characteristics and physical properties
US9055752B2 (en) * 2008-11-06 2015-06-16 Intercontinental Great Brands Llc Shelf-stable concentrated dairy liquids and methods of forming thereof
BRPI0924195A2 (pt) * 2009-01-06 2016-06-21 Nestec Sa processamento de macronutrientes
DK2413720T3 (da) * 2009-04-02 2019-09-30 Novozymes As Fremgangsmåde til fremstilling af et mælkebaseret proteinhydrolysat
JP5177901B2 (ja) * 2009-12-02 2013-04-10 株式会社明治 栄養組成物
UA112972C2 (uk) 2010-09-08 2016-11-25 Інтерконтінентал Грейт Брендс ЛЛС Рідкий молочний концентрат з високим вмістом сухих речовин
RU2457689C2 (ru) * 2010-11-17 2012-08-10 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования " Кемеровский технологический институт пищевой промышленности" Способ получения смеси аминокислот из отходов переработки сырья животного или растительного происхождения
CZ306184B6 (cs) * 2010-12-30 2016-09-14 C2P S.R.O. Způsob výroby hydrolyzátu kvasničné bílkoviny
JP5763024B2 (ja) * 2012-09-07 2015-08-12 株式会社明治 栄養組成物
DK2883457T3 (en) * 2013-12-10 2017-05-01 Dmk Deutsches Milchkontor Gmbh Apparatus and method for the continuous production of protein hydrosylates
EP3197288A4 (en) * 2015-07-15 2018-05-16 Scotland, Rebecca Isolation of plant oligopeptides and uses thereof
KR101698379B1 (ko) * 2015-09-17 2017-01-20 삼육대학교산학협력단 산양유 단백질 가수분해물, 그것의 제조방법 및 그것의 식품에 사용하는 용도
EP3356544A4 (en) 2015-10-02 2019-08-14 Glanbia Nutritionals (Ireland) Ltd. PROTEIN HYDROLYZATE, METHOD FOR THE PRODUCTION AND USE THEREOF
RU2663583C2 (ru) * 2015-12-30 2018-08-07 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Федеральный научный центр пищевых систем им. В.М. Горбатова" РАН Способ производства гидролизата сывороточных белков
CN108949876B (zh) * 2018-07-09 2020-11-24 齐鲁工业大学 一种具有抗氧化活性的牡丹籽多肽口服液的制备方法
JPWO2020085518A1 (ja) * 2018-10-26 2021-09-24 株式会社明治 高タンパク質の乳原料の製造方法
AU2019364074A1 (en) * 2018-10-26 2021-05-20 Meiji Co., Ltd. Method for producing high-protein milk raw material

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2459620B1 (fr) * 1979-06-26 1983-08-05 Agronomique Inst Nat Rech Hydrolisat enzymatique total de proteines de lactoserum, obtention et application
EP0065663A1 (en) * 1981-05-11 1982-12-01 Miles Laboratories, Inc. Method for the preparation of a protein hydrolyzate from whey protein
US4636388A (en) * 1982-02-22 1987-01-13 Stauffer Chemical Company Preparing protein for hydrolysis and product
DK589785A (da) * 1985-12-18 1987-06-19 Samuelsson Ernst Gunnar Peptidpraeparat, fremgangsmaade til fremstilling deraf samt anvendelse af peptidpraeparatet
FR2608051B1 (fr) * 1986-12-15 1989-04-07 Bellon Labor Sa Roger Procede de fabrication d'un hydrolysat enzymatique de proteines riche en di- et tri-peptides, utilisable notamment en nutrition artificielle et en dietetique
ATE84680T1 (de) * 1987-12-23 1993-02-15 Nestle Sa Verfahren zur herstellung eines molkeeiweisshydrolysates und eines hypoallergenen nahrungsmittels.
BE1003298A3 (nl) * 1990-01-12 1992-02-18 Tessenderlo Chem Nv Werkwijze voor het bereiden van een enzymatisch hydrolysaat.
DK3991D0 (da) * 1991-01-10 1991-01-10 Novo Nordisk As Fremgangsmaade til fremstilling af et proteinhydrolysat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515287A (ja) * 2002-11-22 2006-05-25 明治乳業株式会社 栄養組成物
JP2011006425A (ja) * 2002-11-22 2011-01-13 Meiji Milk Prod Co Ltd 栄養組成物
US8778404B2 (en) 2002-11-22 2014-07-15 Meiji Co., Ltd. Nutritional compositions

Also Published As

Publication number Publication date
IL102059A (en) 1997-02-18
IE77641B1 (en) 1997-12-31
IE921762A1 (en) 1992-12-02
EP0588841B1 (en) 1996-12-27
IL102059A0 (en) 1992-12-30
AU1882792A (en) 1993-01-08
NO934310D0 (no) 1993-11-29
US5691165A (en) 1997-11-25
KR100237147B1 (ko) 2000-01-15
EP0588841A1 (en) 1994-03-30
RU2084172C1 (ru) 1997-07-20
ATE146657T1 (de) 1997-01-15
JPH06507547A (ja) 1994-09-01
AU656977B2 (en) 1995-02-23
NO934310L (no) 1993-11-29
NZ242963A (en) 1993-10-26
CA2109584C (en) 2003-04-01
DK0588841T3 (da) 1997-05-12
ES2097328T3 (es) 1997-04-01
CA2109584A1 (en) 1992-12-10
WO1992021248A1 (en) 1992-12-10
NO315304B1 (no) 2003-08-18
DE69216231D1 (de) 1997-02-06
DE69216231T2 (de) 1997-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3167723B2 (ja) ホエー蛋白加水分解産物の製造方法
US4293571A (en) Process for the preparation of a purified protein hydrolysate
JP3181913B2 (ja) えんどう豆の蛋白質水解物、その製造方法およびそれらの使用
JP3121014B2 (ja) カゼイン加水分解物および該カゼイン加水分解物の製造方法
KR940003938B1 (ko) 펩타이드 제제의 제조방법
US7648721B2 (en) Hydrolyzed milk proteins
WO2001064047A9 (fr) Procede de production d'un hydrolisat de proteine de soja
EP0353122A1 (fr) Hydrolysat partiel de protéines de lactosérum, procédé enzymatique de préparation de cet hydrolysat, et aliment lacté diététique hypoallergénique le contenant
JPWO2008136326A1 (ja) 酸性可溶大豆蛋白質の製造法
EP0566645B1 (en) Method for production of a vegetable protein hydrolyzate
RU2428047C1 (ru) Способ получения гидролизата сывороточных белков с высокой степенью гидролиза и гидролизат сывороточных белков с высокой степенью гидролиза
JP2004215521A (ja) カルシウム複合体の製造法
RU2529707C2 (ru) Способ производства гидролизата сывороточных белков с высокой степенью гидролиза и низкой остаточной антигенностью
RU2663583C2 (ru) Способ производства гидролизата сывороточных белков
CN114457137B (zh) 一种连续循环水解并精准筛选肽分子量的深度水解乳清蛋白的制备方法
JP3150405B2 (ja) α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法
JPH0254061B2 (ja)
JPH10248495A (ja) 全乳蛋白質分解物及びその製造法
JPWO2005001106A1 (ja) 高グルタミン・グルタミン酸含有ポリペプチド混合物及びその製造法
JP2011101627A (ja) 脱塩された蛋白質加水分解物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12