JP3150405B2 - α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法 - Google Patents
α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3150405B2 JP3150405B2 JP07425992A JP7425992A JP3150405B2 JP 3150405 B2 JP3150405 B2 JP 3150405B2 JP 07425992 A JP07425992 A JP 07425992A JP 7425992 A JP7425992 A JP 7425992A JP 3150405 B2 JP3150405 B2 JP 3150405B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactalbumin
- whey
- molecular weight
- protein
- containing composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dairy Products (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
クトアルブミン以外の乳清たんぱく質を酵素分解して生
成したペプチドを除去したα−ラクトアルブミン含有量
の高い組成物及びその製造方法に関するものである。該
組成物は育児用調製乳、栄養食品、栄養剤、機能性食品
等の蛋白質素材として好適である。
蛋白質に比べ栄養価、蛋白利用効率が高いことから母乳
代替品または栄養組成物の蛋白質源として利用すること
が知られている。特に、母乳代替品に利用する場合、牛
乳中の乳清蛋白質の主成分であるβ−ラクトグロブリン
は、母乳に存在しない蛋白質であり、乳児アレルギーの
アレルゲンとして作用することから、β−ラクトグロブ
リンを低減するか或いはα−ラクトアルブミンの含有量
の高い素材を利用することが好ましいと言われている。
において副生するホエーは、そのままで或いは乳糖を除
去した低乳糖ホエー、又はこれらを各種の脱塩装置で処
理した脱塩ホエーとして、また或いは限外濾過処理をし
たホエー蛋白質濃縮物(WPC)等として食品等に利用
されている。一方、ホエーに含有されている乳清蛋白質
を個々の成分に分別する方法として、これまでβ−ラク
トグロブリンを低減するか或いはα−ラクトアルブミン
含有量の高い組成物を製造する試みがなされてきた。
高い画分を分離回収する方法としては、例えば桑田ら
(J.Food Sci.,50(1985))、ピアス(Aust.J.Dairy Tec
hnol.,42(1987))の方法等が示されており、ホエーを出
発原料として各種乳清蛋白質の物理的及び/又は化学的
性質の差を利用する試みがこれまで多くなされてきた。
しかしながら、これらの方法は、工程が複雑なこと、エ
ネルギーコスト、低回収率、蛋白質の不可逆的変化等の
問題を有しており工業的に実行可能な方法まで規模を拡
大するには到っていない。
ブミンを分画する方法としては、たとえばモーブワら
(特開昭56−36494号公報)の方法等が示されて
いるが、これらはすべてホエーを出発原料としてα−ラ
クトアルブミン画分を得ているが、このα−ラクトアル
ブミン画分には分子量が近似しているβ−ラクトグロブ
リン等の乳清たんぱく質が混入しており、より効率的な
分画技術の開発が望まれていた。
中のβ−ラクトグロブリンのみを選択的に分解する技術
が開示されている。このような選択分解性の利用は画期
的なものであったが、この方法では、β−ラクトグロブ
リンは分解により除去できるものの、α−ラクトアルブ
ミンとともに免疫グロブリンや血清アルブミンも残存
し、α−ラクトアルブミンの選択的回収が困難であっ
た。
術の有する問題点を全て解決するものであり、乳質ホエ
ーからα−ラクトアルブミンを選択的に効率よく分離し
てα−ラクトアルブミン含有量の高い組成物を工業的規
模で安価に製造することを目的とする。
により達成される。即ち、本発明は特定条件においては
α−ラクトアルブミン以外を選択的に分解することがで
きるという発見に基づくものであって、乳質ホエーに乳
清たんぱく質あたりCa含量10〜250g/kgとな
るようにCa塩を添加し、pH7〜10でたんぱく分解
酵素を作用させ選択的にα-ラクトアルブミン以外の乳
清たんぱく質を分解後、酵素反応を停止し、α-ラクト
アルブミンより低分子量の分解物を分画分子量20,0
00〜150,000Daの限外濾過膜を用いて除去する
ことにより得られる、α−ラクトアルブミンを固形分換
算で40〜80重量%含有するα−ラクトアルブミン含
有組成物である。又、本発明は該組成物を製造する方法
であって、乳質ホエーに乳清たんぱく質あたりCa含量
10〜250g/kgとなるようにCa塩を添加し、p
H7〜10でたんぱく分解酵素を作用させ選択的にα−
ラクトアルブミン以外の乳清たんぱく質を分解後、酵素
反応を停止し、α−ラクトアルブミンより低分子量の分
解物をα-ラクトアルブミンより低分子量の分解物を分
画分子量20,000〜150,000Daの限外濾過膜
を用いて除去することにより、α−ラクトアルブミンを
固形分換算で40〜80重量%含有するα−ラクトアル
ブミン含有組成物を製造する方法である。
ホエーをCa含量が乳清たんぱく質あたり10〜250
g/kgになるように調整し、pHが7〜10になるよ
うに調整した後、たんぱく分解酵素を添加して、α−ラ
クトアルブミン以外の乳清たんぱく質を分解し、超高温
殺菌(UHT)(100〜120℃、1〜15秒)等を
用いて酵素失活後、分画分子量20,000〜150,
000Daの限外濾過膜を用いて、生成したペプチドを
除去することでα−ラクトアルブミン含有量の高い組成
物を得る。このα−ラクトアルブミン以外の乳清たんぱ
く質を分解するに際しては、たんぱく分解酵素が、動物
由来のトリプシン、α−キモトリプシンまたは微生物由
来で枯草菌、アスペルギルス属糸状菌、放線菌由来のた
んぱく分解酵素または植物由来のブロメライン、パパイ
ンからなる群から選択された1種以上であり、その添加
量がたんぱく質あたり20〜500U/gであることが
好ましい。また、このα−ラクトアルブミン以外の乳清
たんぱく質を分解する酵素反応は、30〜60℃で30
分〜12時間であり、酵素失活を100℃以上で1秒間
以上の超高温殺菌(UHT)にて行うことが好ましい。
ては、無機材質である方が好ましい。
乳、山羊乳、羊乳等の乳類からチーズ、酸カゼイン及び
レンネットカゼイン等を製造する際に副生されるもので
ある。これらホエーには、カードや脂肪が少量残存して
いることが多いので、クリームセパレーター或いはクラ
リファイヤー等で予めこれらを除去することが望まし
い。また、UF装置等を用いて予め乳清たんぱく質を濃
縮してもよい。更には、電気透析及び/又はイオン交換
樹脂を用いて予め脱塩してもよい。また更には、これら
ホエーおよび乳清たんぱく濃縮物を噴霧乾燥して得られ
た粉体を水に再溶解した還元ホエーを用いることもでき
る。
く質あたり10〜250g/kgになるように調整し、
更にpHが7〜10になるように調整した後、たんぱく
分解酵素を添加して、α−ラクトアルブミン以外の乳清
たんぱく質を分解する。Caが10g/kgより少ない
とα−ラクトアルブミンも分解され選択的分解ができな
いこととなり、250g/kgを越えると酸素失活時に
Caとα−ラクトアルブミンが凝集沈澱することとな
る。好ましくは20〜100g/kgの範囲である。C
a含量の調整に用いる物質は塩化カルシウムなどの水溶
性の塩であればなんでもよく、またpH調整もかねて水
酸化カルシウムを用いることもできる。pH調整に用い
る物質は何でもよいが、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸カリウム等が例示できる。発明者ら
は、乳質ホエーにカルシウムを好ましくはたんぱく質あ
たり10〜250g/kg添加することで、カルシウム
と結合したα−ラクトアルブミンが前記の酵素に対し
て、分解されにくいことを見いだした。このような選択
分解性については、前出特開平2−265441号公報
によって示されているが、この方法はβ−ラクトグロブ
リンのみを選択的に分解する方法であって、α−ラクト
アルブミンとともに免疫グロブリンや血清アルブミンも
残存する。しかし発明者らの方法ではα−ラクトアルブ
ミン以外の乳清たんぱく質が分解されており、その生成
物が明らかに異なる。
が7〜10の範囲で行うことにより実現できるが、好ま
しくは温度、時間を30〜60℃、30分〜12時間と
穏和な条件にて行うことで、α−ラクトアルブミンのみ
が分解されずに70%以上残存する。pHが7より低い
と分解が進まないばかりでなくα−ラクトアルブミンも
分解されることとなり、10を越えると分解が短時間で
終了するために酵素失活終了までにα−ラクトアルブミ
ンも分解されることとなる。又、温度は30℃より低い
と分解が進まないこととなり、60℃を越えるとα−ラ
クトアルブミンも分解されることとなる。尚、時間は、
pH、温度条件により最適時間を決定すればよい従属変
数として扱うことができる。当然、短時間では分解が充
分でなく、長時間では分解が進みすぎα−ラクトアルブ
ミンも分解される場合がある。
く、多すぎれば、α−ラクトアルブミンも分解を受け易
くなり、少なければ、他のタンパクの分解が促進されな
い。又、この酵素反応後の失活は、失活処理時にα−ラ
クトアルブミンが分解しないように、好ましくは超高温
短時間処理(UHT)(100〜120℃、1〜15
秒)の失活操作を行うとよい。
ーから分解物を除去する手段として好適なのは、分画分
子量20,000〜150,000Daの限外濾過膜を
用いた濾過であり、生成した分解物であるペプチドを効
率よく除去することでα−ラクトアルブミンを選択的に
分離回収して濃縮することができる。生成したペプチド
は、分子量が1,000〜10,000Da程度の高分
子量であり、α−ラクトアルブミンの分子量(14,2
00程度)と近似したプロファイルであることから、限
外濾過膜処理に際しては、シャープな分画性を有してい
る無機材質の膜を用いることが好ましい。このような無
機材質の膜としては、アルミナ膜、チタニア膜およびジ
ルコニア膜等が例示できる。分画分子量が20,000
より小さいと、α−ラクトアルブミン以外のペプチドも
一部濃縮されてしまい、又150,000を越えればα
−ラクトアルブミンも相当量透過してしまう。
クトアルブミン以外の乳清たんぱく質がほとんど含まれ
ておらず、これまでにないα−ラクトアルブミン含有量
の高い組成物(固形分換算で40〜80重量%)であ
る。
ることができ、必要により油脂、ビタミン類、ミラネル
類、呈味成分、色素、香料、糖類等を添加し、目的の用
途に応じた製品化も可能である。また分離除去したペプ
チドも特開平2−182155号公報等の公知技術によ
り回収可能であり、呈味性に優れているなど食品素材、
機能性素材、医薬品素材等のたんぱく質原料として供給
可能である。
する。実施例1 チェダーチーズホエー(たんぱく質0.8重量%、Ca
0.01重量%、pH6.0)100kgをCaCl2
を用いてCa含量をたんぱく質あたり15g/kgに調
整し、つぎにNaOHを用いてpHを8.5に調整して
45℃に加温した後、パパインをたんぱく質あたり50
U/g添加して2時間反応後、125℃、2秒間の超高
温殺菌により酵素を失活した。このホエーを50℃に冷
却後分画分子量20,000Daの限外濾過膜(膜面積
4.0m2 、日本ガイシ社製CEFILT−UF)で平
均透過流束20l/m2 hrにより濃縮し、濃縮液10
kg、透過液90kgを得、ペプチドを濃縮液に分離除
去した。この濃縮液を噴霧乾燥して得られた粉末は、α
−ラクトアルブミンを65g/100g含んでいた。実施例2 乳酸カゼインホエー(たんぱく質0.7重量%、Ca
0.15重量%、pH4.6)100kgをCa(O
H)2 を用いてCa含量をたんぱく質あたり250g/
kgおよびpHを7.5に調整して35℃に加温した
後、トリプシンをたんぱく質あたり200U/g添加し
て10時間反応後、120℃、5秒間の超高温殺菌によ
り酵素を失活した。このホエーを50℃に冷却後分画分
子量100,000Daの限外濾過膜(膜面積3.0m
2 DDS社製GR40pp)を用いて平均流束25l/
m2 hrで濃縮し、ダイアフィルトレーション(DF)
後、濃縮液10kg、透過液120kgを得、ペプチド
を濃縮液から分離除去した。この濃縮液を実施例1と同
様に噴霧乾燥して得られた粉末は、α−ラクトアルブミ
ンを75g/100g含んでいた。実施例3 レンネットカゼインホエー(たんぱく質0.8重量%、
Ca0.05重量%、pH6.2)100kgをCa
(OH)2 を用いてCa含量をたんぱく質あたり80g
/kgに調整し、さらに炭酸カリウムでpHを9.0に
調整して55℃に加温した後、プロテアーゼAをたんぱ
く質あたり25U/g添加して1時間反応後、105
℃、5秒間の超高温殺菌により酵素を失活した。このホ
エーを50℃に冷却後分画分子量55,000Daの限
外濾過膜(膜面積5.0m2 東陶機器社製TOTOセラ
ミック膜)を用いて平均流束35l/m2 hrで濃縮
し、DF後、濃縮液12.5kg、透過液100kgを
得、ペプチドを濃縮液から分離除去した。この濃縮液を
噴霧乾燥して得られた粉末は、α−ラクトアルブミンを
70g/100g含んでいた。実施例4 固形濃度が5%になるように溶解した乳清たんぱく濃縮
物(WPC、たんぱく質3.8%、Ca0.05%、p
H6.4)100kgをCaCl2 を用いてCa含量を
たんぱく質あたり20g/kgに調整し、さらに水酸化
カリウムでpHを8.0に調整して40℃に加温した
後、ブロメラインをたんぱく質あたり300U/g添加
して3時間反応後、115℃、2秒間の超高温殺菌によ
り酵素を失活した。このホエーを50℃に冷却後分画分
子量50,000Daの限外濾過膜(膜面積4.0m2
日本ガイシ社製CEFILT−UF)を用いて平均流束
30l/m2 hrで濃縮し、DF後、濃縮液20kg、
透過液100kgを得、ペプチドを濃縮液から分離除去
した。この濃縮液を噴霧乾燥して得られた粉末は、α−
ラクトアルブミンを45g/100g含んでいた。
をある種のたんぱく分解酵素を用いて、α−ラクトアル
ブミン以外の乳清たんぱく質を分解した後、限外濾過膜
処理等に付することにより、これまでになくα−ラクト
アルブミン含有量の高い組成物を工業的規模で安価に、
且つ簡便に効率よく製造することができる。このように
して得られたα−ラクトアルブミン含有量の高い組成物
は食品素材や医薬品素材として利用することが可能であ
り、産業界にとって極めて有益である。
いるなど食品素材、機能性素材、医薬品素材等のたんぱ
く質原料として利用できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 乳質ホエーに乳清たんぱく質あたりCa
含量10〜250g/kgとなるようにCa塩を添加し、p
H7〜10でたんぱく分解酵素を作用させ選択的にα-
ラクトアルブミン以外の乳清たんぱく質を分解後、酵素
反応を停止し、α-ラクトアルブミンより低分子量の分
解物を分画分子量20,000〜150,000Daの限
外濾過膜を用いて除去することにより得られる、α-ラ
クトアルブミンを固形分換算で40〜80重量%含有す
るα-ラクトアルブミン含有組成物。 - 【請求項2】 乳質ホエーに乳清たんぱく質あたりCa
含量10〜250g/kgとなるようにCa塩を添加し、pH
7〜10でたんぱく分解酵素を作用させ選択的にα-ラ
クトアルブミン以外の乳清たんぱく質を分解後、酵素反
応を停止し、α-ラクトアルブミンより低分子量の分解
物を分画分子量20,000〜150,000Daの限外
濾過膜を用いて除去することにより、α-ラクトアルブ
ミンを固形分換算で40〜80重量%含有するα-ラク
トアルブミン含有組成物を製造する方法。 - 【請求項3】 たんぱく分解酵素の反応を30〜60
℃、30分〜12時間で行う請求項2に記載のα−ラク
トアルブミン含有組成物の製造方法。 - 【請求項4】 たんぱく分解酵素が、動物由来のトリプ
シン、α−キモトリプシンまたは微生物由来で枯草菌、
アスペルギルス属糸状菌、放線菌由来のたんぱく分解酵
素または植物由来のブロメライン、パパインからなる群
から選択された1種以上であり、その添加量がたんぱく
質あたり20〜500U/gである請求項2に記載のα
−ラクトアルブミン含有組成物の製造方法。 - 【請求項5】 酵素反応停止条件が100〜120℃、
1〜15秒である請求項2に記載のα−ラクトアルブミ
ン含有組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07425992A JP3150405B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07425992A JP3150405B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268879A JPH05268879A (ja) | 1993-10-19 |
JP3150405B2 true JP3150405B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=13541973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07425992A Expired - Fee Related JP3150405B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150405B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103549435A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-02-05 | 哈尔滨艾克尔食品科技有限公司 | 乳清蛋白肽口服液的制作方法 |
AU2017231471B2 (en) * | 2016-03-07 | 2018-07-26 | Megmilk Snow Brand Co., Ltd. | Fractionation method for whey protein, production method for composition including alpha-lactalbumin, and production method for composition including beta-lactoglobulin |
KR20230037067A (ko) * | 2016-07-06 | 2023-03-15 | 빌딩 블록 뉴트리셔널즈, 엘엘씨 | 영양 조제식 |
AU2021293046A1 (en) | 2020-06-15 | 2023-02-02 | Building Block Nutritionals, Llc | Nutritional formula |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP07425992A patent/JP3150405B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05268879A (ja) | 1993-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Rosenberg | Current and future applications for membrane processes in the dairy industry | |
US4740462A (en) | Non-phosphorylated peptides from casein-based material | |
RU2084172C1 (ru) | Способ получения гидролизата белка молочной сыворотки | |
JP2622789B2 (ja) | ホエーからα−ラクトアルブミン含有量の高い画分を製造する方法及び該画分を含有せしめてなる母乳代替物または栄養組成物 | |
US4980450A (en) | Phosphopeptides from casein-based raw material | |
JPS5858061B2 (ja) | 精製タン白加水分解物の製造方法 | |
JP2001299281A (ja) | 乳カルシウム組成物の製造方法 | |
CA2349980A1 (en) | Method of producing fractions containing a high concentration of milk basic cystatin and decomposition products thereof | |
JP3150405B2 (ja) | α−ラクトアルブミン含有組成物及びその製造方法 | |
WO1994015952A1 (en) | Method for production of a kappa-casein glycomacropeptide and use of a kappa-casein glycomacropeptide | |
US9578890B2 (en) | Alpha-lactalbumin enriched whey protein compositions and methods of making and using them | |
JP3261429B2 (ja) | 人乳に類似した育児用調製乳 | |
JP3213453B2 (ja) | ホエー中の脂肪球皮膜物質からの塩類の除去方法及び各種成分の分離方法 | |
JP2004215521A (ja) | カルシウム複合体の製造法 | |
Gesan-Guiziou | Integrated membrane operations in whey processing | |
JP3225080B2 (ja) | κ−カゼイングリコマクロペプチド含有量の高い組成物の製造方法 | |
EP0467482B1 (en) | Method of preparing a milk protein isolate | |
JP3044487B2 (ja) | シアル酸類を含有しα−ラクトアルブミン含有量の高い組成物の製造方法 | |
JP3225081B2 (ja) | κ−カゼイングリコマクロペプチド含有量の高い組成物の製造方法 | |
JP2900953B2 (ja) | α―ラクトアルブミン含有量の高い乳画分の製造法及び該画分を含有する製品 | |
JPWO2019189350A1 (ja) | κ−カゼイングリコマクロペプチドを含む組成物の製造方法 | |
US5216123A (en) | Non-phosphorylated peptides from casein-based material | |
JP2745076B2 (ja) | κ―カゼイングリコマクロペプチドの製造法 | |
US5334408A (en) | Nutrient composition containing non-phosphorylated peptides from casin-based material | |
JPH07264980A (ja) | ホエータンパク質チーズ及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080119 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |