JP3166582B2 - 車両用リフタ装置の停止機構 - Google Patents

車両用リフタ装置の停止機構

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JP3166582B2
JP3166582B2 JP26432595A JP26432595A JP3166582B2 JP 3166582 B2 JP3166582 B2 JP 3166582B2 JP 26432595 A JP26432595 A JP 26432595A JP 26432595 A JP26432595 A JP 26432595A JP 3166582 B2 JP3166582 B2 JP 3166582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貨物車両の荷室
に積み荷を上げ下ろしする際に用いられるリフタ装置の
停止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のリフタ装置には、プ
ラットホームを格納高さに位置させて水平方向にスライ
ドさせることにより、このプラットホームを荷台の床下
に格納できるよう構成したものがあり、かかる床下格納
タイプのリフタ装置において、上記格納高さは荷台床面
よりも若干低い位置となることから、荷物積み下ろし作
業完了後プラットホームを荷台床下に格納する際には、
その上面が荷台床面と面一となる上昇高さよりも手前の
高さ(格納高さ)で停止させる必要がある。
【0003】従来、プラットホームをこの格納高さで停
止させるには、単に使用者が目測により行う構成とした
ものの他、リミットスイッチ等のセンサを用いて自動的
に行う構成としたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ように目測による場合には、プラットホームを格納高さ
に正確に停止させることが困難であり、このためある程
度の熟練者であっても手間と時間がかかった。また、後
者の停止機構にあっては、プラットホームが格納高さに
至ってセンサがオンするとプラットホーム昇降装置の油
圧ポンプを停止させる構成となっており、センサがオン
してからプラットホームが実際に停止するまでには若干
のタイムロスを避け得ず、また、センサの感度にもバラ
つきがあること等の理由から、この場合にもプラットホ
ームを格納高さで正確に停止させることが困難であっ
た。
【0005】本発明は、かかる床下格納タイプのリフタ
装置において、熟練者でなくてもプラットホームを格納
高さに正確かつ迅速に停止させることができる停止機構
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、荷室開口部の両側部に沿って配置されたコラ
ムに昇降可能に設けた左右一対のランナ間に連結部材を
掛け渡し、該連結部材にプラットホームの前端縁を載せ
掛けて前記ランナを昇降動させることにより該プラット
ホームを昇降させるとともに、該プラットホームを格納
高さで水平に移動させて荷台床下に格納可能に構成した
車両用リフタ装置における前記プラットホームを停止さ
せるための機構であって、前記コラムには固定ストッパ
を設ける一方、前記ランナには、該固定ストッパに対し
て当接する位置と当接しない位置とを選択可能な可動ス
トッパを設け、該可動ストッパを前記固定ストッパに当
接させて前記プラットホームを前記格納高さに停止させ
る一方、該可動ストッパを前記固定ストッパに当接しな
い位置に位置させて前記プラットホームを前記格納高さ
よりも上昇可能な構成としたことを特徴とする。
【0007】上記構成において、固定ストッパをプラッ
トホームを格納する高さに設定した場合には、可動スト
ッパを固定ストッパに対して当接する位置に移動させた
状態でプラットホームを上昇または下降させると、プラ
ットホームが格納高さに至った時点でこの可動ストッパ
がコラム側の固定ストッパに当接することにより停止さ
れる。このように可動ストッパと固定ストッパとの当接
によりプラットホームが停止される構成であるので、従
来のセンサを用いた場合のようなタイムロスがなく、ま
た目測による場合のようなバラつきがなく、従ってプラ
ットホームは格納高さで正確かつ迅速に停止される。
【0008】一方、可動ストッパを、コラム側の固定ス
トッパに当接しない位置に移動させておけば、この可動
ストッパは固定ストッパに当接することなく通過できる
ので、プラットホームは格納高さを通過して上昇または
下降される。従って、この可動ストッパは、主として荷
物積み下ろし作業完了後プラットホームを荷台床下に格
納するときに、固定ストッパに当接する位置に移動さ
れ、その他荷物積み下ろし作業時にはこの固定ストッパ
に当接しない位置に移動される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の停
止機構であって、コラムには固定ストッパに加えて、該
固定ストッパよりも突き出し寸法の大きい上昇高さ用ス
トッパを設ける一方、ランナ側の可動ストッパは、プラ
ットホームの上昇過程において前記固定ストッパに当接
するA位置と、該固定ストッパには当接せず通過して前
記上昇高さ用ストッパに当接するB位置と、双方に当接
しないC位置との3位置を選択可能に設けたことを特徴
とする。
【0010】上記構成によれば、プラットホーム格納時
に可動ストッパをA位置に移動させておけば、上記と同
様の作用をなす他、B位置に位置させておくことにより
プラットホームを上昇させる過程において可動ストッパ
は固定ストッパに当接することなく通過し、上昇高さ用
ストッパに当接するので、プラットホームは格納高さを
通過して荷台床面と面一となる上昇高さまで上昇され
る。さらに、この可動ストッパをC位置に移動させてお
けば、固定ストッパおよび上昇高さ用ストッパの双方に
当接しないのでプラットホームは上昇高さを越えてさら
に上昇される。
【0011】このようにプラットホームは、格納高さと
上昇高さの2位置で停止させる構成の他、コラム側のス
トッパを複数位置に設定し、各ストッパの突き出し寸法
をプラットホームの移動方向に順次変化させる一方、こ
れに対応してランナ側の可動ストッパの移動位置を複数
に設定しておけば、プラットホームをさらに多くの高さ
で正確かつ迅速に停止させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、プラットホームを簡単
な構成で容易に停止させることができ、とりわけストッ
パをプラットホームの格納高さに設定しておけば、熟練
者でなくともプラットホームを格納高さで正確かつ迅速
に停止させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図1
〜図4に基づいて説明する。図1および図2は、貨物車
両1の荷室後部および該荷室後部の開口部2に装備され
た車両用リフタ装置10の全体を示し、この車両用リフ
タ装置10は本実施形態に係る停止機構20を備えてい
る。また、図1はリフタ装置10のプラットホーム11
が地面に接地する直前の下降位置にまで下降された状態
を示し、図2はプラットホーム11が荷台床面3とほぼ
面一となる上昇位置まで上昇された状態を示している。
なお、図では荷室開口部2を開閉するリヤゲートが省略
されている。
【0014】先ず、リフタ装置10の全体構成について
簡単に説明する。荷室開口部2の両側部にはコラム1
2,12が設けられ、両コラム12,12の内部には昇
降装置により相互に連動して昇降動するランナ13,1
3が設けられている。両ランナ13の下端部にはそれぞ
れランナブラケット14が、コラム12から後方へ突き
出した状態に設けられており、ランナ13の昇降動によ
りこのランナブラケット14も一体で昇降動する。
【0015】このように設けられた左右一対のランナブ
ラケット14,14間には連結部材16が掛け渡し状に
取付けられており、これにより両ランナブラケット1
4,14ひいては両ランナ13,13が一体で昇降動さ
れる。
【0016】一方、荷台床下には、プラットホーム11
を格納するための格納空間部4が設けられている。図1
に示す下降位置からプラットホーム11を上昇させて、
あるいは図2に示す上昇位置からプラットホーム11を
若干下降させて、このプラットホーム11を上記格納空
間部4の高さ(以下、「格納高さ」という)に位置させ
た後、水平に移動させてこの格納空間部4内に押し込む
ことによりこのプラットホーム11が荷台床下に格納さ
れる。
【0017】プラットホーム11はその前側の両側部お
よび中央部に車輪11a〜11aを備え、また後ろ側の
両角部には吊りワイヤの一端が接続されている。プラッ
トホーム11を格納空間部4から引出した状態(図示す
る状態)では車輪11a〜11aが上記連結部材16の
上面に乗り掛かった状態となって、当該プラットホーム
の前端側が支持される。なお、プラットホーム11を格
納空間部4内を移動させるときには、同格納空間部4の
両側部および中央に沿って設けられたガイドレール4a
〜4aに沿って車輪11a〜11aが転動されることに
より、楽にプラットホーム11を移動させることができ
る。
【0018】吊りワイヤ15,15の他端は、コラム1
2内に引き込まれて昇降装置に組み込まれた首振り機構
に連結されており、これによりプラットホーム11の後
端側が吊り下げ状に支持されている。
【0019】なお、上記首振り機構によればプラットホ
ーム11が下降位置に至った状態において両吊りワイヤ
15,15がわずかに引き出されることによりプラット
ホーム11の後端側だけがさらに下降されて接地され、
これによりプラットホーム11が後ろ側へ下傾する方向
の傾斜状態で接地されることから、地面との間に段差を
生ずることなく楽に台車等をプラットホーム11上に移
動でき、またプラットホーム11上から地面に移動させ
ることができるようになっている。これに対して、プラ
ットホーム11がこの傾斜状態から上昇する際には、先
ず両吊りワイヤ15,15がわずかに引き込まれて当該
プラットホーム11がほぼ水平姿勢に戻された後に昇降
装置が作動して上昇されるようになっている。
【0020】昇降装置は、特に変更を要するものではな
いので詳述はしないが、油圧シリンダを駆動源とするチ
ェーン駆動機構により両ランナ13,13を連動して上
昇させる構成となっている。なお、ランナ13の下降す
なわちプラットホーム11の下降は、その自重あるいは
積載荷重を利用した自然落下によりなされる。
【0021】プラットホーム11の中央には、格納時に
おいて格納空間部4の中央に設けたガイドレール4aを
逃がすための溝部11bが所定の幅で前端から所定の範
囲で切込み状に形成されている。なお、プラットホーム
11の後端には、折たたみ式の補助プレート11cが設
けられており、これによっても下降位置におけるプラッ
トホーム11と地面との間の段差が吸収される。
【0022】次に、両コラム12,12の後面(図示手
前側面)には、それぞれ上下に一定の間隔をおいて上昇
高さ用ストッパ21と固定ストッパ22が後方へ突き出
し状に設けられている。本実施形態では、固定ストッパ
22のコラム12への取付け高さをプラットホーム11
の格納位置に設定した場合で説明する。従って、以下の
説明において、固定ストッパ22を特に格納高さ用スト
ッパ22という。
【0023】さて、上側の上昇高さ用ストッパ21の方
が下側の格納高さ用ストッパ22よりも突き出し寸法が
寸法Lだけ大きくなっている。上昇高さ用ストッパ2
1,21はプラットホーム11を上昇高さで停止させる
ために設けられ、格納高さ用ストッパ22,22はプラ
ットホーム11を格納高さに停止させるために設けられ
ている。
【0024】上記両ストッパ21,22に対応して左右
のランナブラケット14,14の外側面にはそれぞれ可
動ストッパ23が設けられている。この可動ストッパ2
3は、図3および図4に示すように略平板形状をなし、
ランナブラケット14に軸受25を介して回転可能に取
付けられた支持ピン24を介して支持されている。な
お、図3および図4には、図1および図2において左側
の停止機構20が示されているが、右側の停止機構20
についても左右対称に構成されている。
【0025】支持ピン24の先端側には一定幅の二面幅
部24a,24aが形成されており、この二面幅部24
a,24aが可動ストッパ23の中央に形成された長溝
孔形状のガイド孔23aに挿通されている。このガイド
孔23aの幅は、二面幅部24a,24aをガタ付きな
く挿通するに必要かつ十分な幅に設定されているため、
可動ストッパ23は支持ピン24に対して回転方向のガ
タ付きなく一体でのみ回転可能となっている。これに対
して、この可動ストッパ23は、支持ピン24の二面幅
部24a,24aがガイド孔23a内を相対移動可能な
範囲で支持ピン24の径方向に移動できる。
【0026】このように、可動ストッパ23は回転可能
かつ支持ピン24の径方向に移動可能であり、これによ
りランナ13ひいてはプラットホーム11の上昇過程に
おいて当該可動ストッパ23が前記コラム12側に取付
けられた格納高さ用ストッパ22に当接する位置(以下
「A位置」という)、格納高さ用ストッパ22には当接
せず通過して上昇高さ用ストッパ21に当接する位置
(以下「B位置」という)、あるいは双方に当接しない
位置(以下「C位置」という)との3位置A,B,Cの
切換えがなされるようになっている。
【0027】次に、可動ストッパ23の図示右端部寄り
には、筒体の先端に鋼球の先端部をばね付勢して突き出
し支持してなるボールプランジャ30がランナブラケッ
ト14に向けて取付けられている。これに対して、ラン
ナブラケット14の外側面にはこのボールプランジャ3
0の鋼球が嵌まり込むための断面V字型の係止孔30
A,30B,30Cが3箇所に形成されている。
【0028】上記係止孔30A,30B,30Cは、前
記可動ストッパ23の3位置A,B,Cに対応して形成
されており、そのいずれかにボールプランジャ30の鋼
球が嵌まり込むことによって可動ストッパ23が上記位
置Aまたは位置Bまたは位置Cに位置保持される。すな
わち、図3および図4において実線で示すように支持ピ
ン24に対して右側に、左右に並んで形成された係止孔
30A,30Bのうち左側(支持ピン24に近い側)の
係止孔30Aに鋼球が嵌まり込むと可動ストッパ23は
A位置に保持され、このA位置から、前記コラム12側
の両ストッパ21,22の突き出し寸法差Lと同じ寸法
Lだけ右側に移動させて右側の係止孔30Bに鋼球が嵌
まり込むと可動ストッパ23はB位置に保持され、この
B位置から図示時計回り方向に回転させて鋼球が係止孔
30Cに嵌まり込むと可動ストッパ23がC位置に保持
される。
【0029】次に、ランナブラケット14の外側面であ
って、支持ピン24よりも後ろ側(図示右側)には、可
動ストッパ23の回転を規制するためのストッパピン2
9が、可動ストッパ23の上方に突き出し状に取付けら
れている。このストッパピン29の位置は、図3に示す
ように可動ストッパ23がA位置またはB位置に位置す
るときにその上面の、支持ピン24よりも後端側が当接
される位置に設定されている。このことから、可動スト
ッパ23はA位置またはB位置に位置するときには図示
反時計回り方向に回転不能となり、ストッパとしての機
能を果たす。
【0030】なお、図4に示すようにランナブラケット
14と可動ストッパ23との間にはワッシャ26が介装
され、また支持ピン24の先端にはワッシャ27および
止め輪28が取付けられており、これによりランナブラ
ケット14と可動ストッパ23との間の隙間が一定に保
持され、かつ可動ストッパ23の板厚方向のガタ付きが
抑制され、ひいてはボールプランジャ30の位置保持機
能が有効に発揮されるようになっている。
【0031】以上のように構成された停止機構20によ
れば、左右の可動ストッパ23,23をそれぞれA位置
に保持させた状態でランナ13が上昇すると、プラット
ホーム11が格納高さに至った時点で両可動ストッパ2
3,23の上面であって、支持ピン24よりも先端側が
それぞれ格納高さ用ストッパ22に当接し、これにより
ランナ13の上昇が阻止されてプラットホーム11がこ
の格納高さで停止する。
【0032】このように、可動ストッパ23と格納高さ
用ストッパ22との当接によりプラットホーム11が停
止する構成であるので、停止位置はバラつきなく正確で
あり、また従来のようにセンサを用いて停止させた場合
のような時間的遅れがなく、従って熟練者でなくでもプ
ラットホーム11を迅速かつ精度よく格納高さに停止さ
せることができる。
【0033】なお、可動ストッパ23をB位置に保持し
た状態でランナ13が上昇すると、可動ストッパ23は
B位置では格納高さ用ストッパ22には当接せず、従っ
てプラットホーム11は格納高さを通過して上昇位置に
至った時点で可動ストッパ23の上面先端側が上昇高さ
用ストッパ21に当接し、これによりプラットホーム1
1がこの上昇高さで停止される。
【0034】また、可動ストッパ23はC位置に保持し
ておけば、両ストッパ21,22に当接しないのでプラ
ットホーム11は両ストッパ21,22に関係なく昇降
動される。
【0035】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることが可能である。例えば、ストッパピン29の取付
け位置は、可動ストッパ23をA位置またはB位置にし
たときにその下面であって、支持ピン24よりも前側
(図示左側)に当接する位置であってもよく、要は可動
ストッパ23の図示反時計回り方向の回転を阻止する位
置であればよい。
【0036】また、係止孔30Aと係止孔30Bの間隔
は必ずしも両ストッパ21,22の突き出し寸法差Lに
一致させる必要はなく、可動ストッパ23がA位置では
格納高さ用ストッパ22に当接し、B位置では格納高さ
用ストッパ22は通過するが上昇高さ用ストッパ21に
当接するよう可動ストッパ23に移動差を与える間隔で
あればよい。
【0037】さらに、可動ストッパ23の前後方向の移
動(A位置とB位置との間の移動)を許容するガイド溝
23aは当該可動ストッパ23側に形成したが、ランナ
ブラケット14側に形成してもよい。この場合には、可
動ストッパ23は支持ピン24に対して回転可能に取付
けられ、従って可動ストッパ23の前後方向の移動に伴
って支持ピン24も一定で同方向に移動することとな
る。
【0038】さらに、本実施形態では、左右の停止機構
20,20が独立して設けられた構成を例示したが、い
ずれか一方の可動ストッパ23を回転操作すれば他方の
可動ストッパ23もこれに連動して回転される構成とす
ることも可能である。かかる構成とする場合には、例え
ば図示は省略したが左右の両支持ピン24,24の後端
面(相互に対向する面)に相互に同心の角孔を形成する
一方、両端部がこの角孔に相対回転不能に嵌まり込み可
能な角柱形状に形成された連結バーを用意し、この連結
バーを介して両支持ピン24,24を回転について連結
する構成が考えられる。かかる構成によれば、一方の可
動ストッパ23を例えばB位置からC位置に回転操作す
れば、他方の可動ストッパ23もこれに連動してC位置
に回転されるので、可動ストッパ23,23の回転操作
を簡単に行うことができる。
【0039】なお、このように連結バーを用いて両支持
ピン24,24を連結する構成ではなく、一本の支持シ
ャフトを両ランナブラケット14,14間に掛け渡し支
持し、この支持シャフトの両端部に可動ストッパ23,
23を取付ける構成としてもよい。
【0040】また、本実施形態では、プラットホーム1
1を上昇高さと格納高さの2箇所で停止させる構成を例
示したが、コラム12側にはさらに多数箇所にストッパ
を設け、これに対応して可動ストッパ23の保持位置を
設定することとして、より多くの高さでプラットホーム
を停止させる構成としてもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、プラットホームが下
降位置に下ろされた状態のリフタ装置の斜視図である。
【図2】同じく、プラットホームが上昇位置に上昇され
た状態のリフタ装置の斜視図である。
【図3】停止機構の側面図である。但し、ワッシャ27
および止め輪28は省略されている。
【図4】停止機構の一部破断平面図であり、ストッパピ
ン29は二点鎖線で示されている。
【符号の説明】
2…荷室開口部、3…荷台床面 4…格納空間部、4a…ガイドレール 10…リフタ装置 11…プラットホーム 12…コラム、13…ランナ 14…ランナブラケット 15…吊りワイヤ 20…停止機構 21…上昇位置用ストッパ、22…固定ストッパ(格納
高さ用ストッパ) 23…可動ストッパ 29…ストッパピン 30…ボールプランジャ 30A…係止孔(A位置用) 30B…係止孔(B位置用) 30C…係止孔(C位置用)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−12436(JP,A) 実開 昭62−72237(JP,U) 実開 平5−32109(JP,U) 実開 昭63−142232(JP,U) 実開 昭59−30739(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室開口部の両側部に沿って配置された
    コラムに昇降可能に設けた左右一対のランナ間に連結部
    材を掛け渡し、該連結部材にプラットホームの前端縁を
    載せ掛けて前記ランナを昇降動させることにより該プラ
    ットホームを昇降させるとともに、該プラットホームを
    格納高さで水平に移動させて荷台床下に格納可能に構成
    した車両用リフタ装置における前記プラットホームを停
    止させるための機構であって、 前記コラムには固定ストッパを設ける一方、前記ランナ
    には、該固定ストッパに対して当接する位置と当接しな
    い位置とを選択可能な可動ストッパを設け、該可動スト
    ッパを前記固定ストッパに当接させて前記プラットホー
    ムを前記格納高さに停止させる一方、該可動ストッパを
    前記固定ストッパに当接しない位置に位置させて前記プ
    ラットホームを前記格納高さよりも上昇可能な構成とし
    ことを特徴とする車両用リフタ装置の停止機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の停止機構であって、コラ
    ムには固定ストッパに加えて、該固定ストッパよりも突
    き出し寸法の大きい上昇高さ用ストッパを設ける一方、
    ランナ側の可動ストッパは、プラットホームの上昇過程
    において前記固定ストッパに当接するA位置と、該固定
    ストッパには当接せず通過して前記上昇高さ用ストッパ
    に当接するB位置と、双方に当接しないC位置との3位
    置を選択可能に設けたことを特徴とする車両用リフタ装
    置の停止機構。
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