JP3164368U - パズルブロック組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら完成させることが複雑となり、かつ完成に至る難易度を選択することが可能なパズルブロック組立体を提供する。【解決手段】パズルブロック組立体10は、分離独立した8個の同一寸法の立方体からなるブロック1〜8を積み重ねて得られる大立方体にて形成される。組立体10の各6面には、当該面を構成する各ブロック1〜8の表面に現れる部分によって同一の図柄が表示される。統一したイメージには、同一色、同一文字、同一模様、同一図形、これらの組合せが含まれる。各ブロック1〜8の6面の内、組立体10の表面に現れる相互に隣接する3面を除く他の3面には任意の図柄を表示することができ、当該他の3面の任意の図柄を利用することで、組立体10を完成させるための難易度を変化させることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、頭脳パズルとして利用可能な、所定数量の立方体ブロックを所定の位置に積み重ねることによって、各外面に同一の図柄を複数表したより大きな大立方体を完成させるパズルブロック組立体に関する。
図柄が描かれたブロック材を積み重ねて所定形状に完成させるブロック組立体としてよく知られたものに、幼児を対象とした積み木がある。大人を対象とした頭を使ってブロックを積み重ねて完成させるパズルも各種知られており、例えば図柄が施された複数の立体ブロックを磁性を利用して組み立てるブロックの組み合わせが従来技術に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、独立分離したブロックの組み合わせとはいえないが、一定の制約のなかで図柄を組み合わせるパズルとしてルービックキューブ(登録商標)が著名である。ルービックキューブでは、図柄の完成のために行、列ごとの面の集合体を回転移動させるため、内部には回転保持機構が仕組まれている(例えば、特許文献2参照。)。ルービックキューブの変形として、正多面体を回転接続手段を利用して回転可能とし、回転動作によって図柄を合わせるパズルも開示されている(例えば、特許文献3参照。)
特開平2003−71149号公報 実用新案登録第3019273号 特開平5−15664号公報 特開2000−61131号公報
しかしながら、上述したこれまで知られたブロック式のパズルは、それなりの興味を呼ぶものではあっても未だ改善の余地があった。幼児用の積み木は使用目的が限定されているため除外するとして、ルービックキューブの例で言えば、立方体の各6面が9個の分割面から構成され、これらの分割面は上述した内部の回転保持機構に制約されるためにその移動は行、列ごとでしか行うことができない。しかもその移動は、立方体の複数の面(4つの面)において連動した動きとならざるを得ない。このため、回転に伴って一定の法則が成り立ち易く、一旦遊技者がこの法則を覚えてしまうと、どのような状態からゲームを始めても、完成させること(すなわち、各面の図柄を同一のものに揃えること。以下、同。)は比較的容易となる。早い者は僅か数分で完成させることができるようになり、競技大会などを別とすれば、個人的にはそれ以上の挑戦意欲を湧かせることができなくなる。
上記特許文献3に開示されたものも、回転手段、接続手段をそれぞれ設けていることからほぼ同様の制約があり、一定の法則が導き出され易い。特許文献1に開示されたものでは、磁性を利用して組み立てることから、ルービックキューブなどに比べて組み合わせの自由度は高まるが、図柄を組み立てることに関しては各立体ブロックの組み合わせのみであって、いわばジグソーパズルを単に立体版にしたようなものに過ぎない。
上記特許文献4に開示されたものでは、大立方体を組立てた際に各面で描かれる図絵の一部が各ブロックの面に描かれているため、各ブロックの配置されるべき位置、向きが組立てられる前から容易に判断されることになり、難易度が低いものになってしまうという問題があった。
また、幼児用の積み木を除き、上述したいずれのパズルにおいても、立体を形成するのに回転保持機構、磁性体などが必要とされており、このために構造を複雑としていた。加えて、このような機構があることに起因して立体ブロック同士の動きにも制約を受けるものとなっていた。
本願考案は、これら従来技術にある問題を解消し、より簡単な構造でありながらより複雑な思考を必要とし、しかも構成に変化を与えることによって完成に至る難易度を任意に選択することができるなど、老若男女を対象としたこれまでに見られなかった新しい形式のパズルブロック組立体を提供するものである。
本考案は、同一寸法の立方体ブロック8個、又は27個から構成され、これらのブロックを積み上げてより大きな大立方体を形成したときに、その大立方体の各6面に同一の図柄が表れるようなパズルブロック組立体を提供するもので、具体的には以下の内容を含む。
すなわち、本考案に係る1つの態様は、相互に分離独立した同一寸法の8個または27個の立方体ブロックからなるパズルブロック組立体であって、各ブロックの6つの面には相互に異なる図柄がそれぞれ表示されており、当該8個または27個のブロックを積み重ねてより大きな大立方体を形成した際、当該大立方体の外表面となる6つの面上にそれぞれ同一の前記図柄が表れる、かつ1つの面に現れる当該同一の図柄が他の面に現れる同一の図柄とは異なったものとなるよう、前記8個または27個の個々のブロックの各面に前記図柄が配置され、少なくとも1個のブロックの各面間における図柄の配置パターンが、残りのブロックの各面間における図柄の配置パターンと異なっていることを特徴とするパズルブロック組立体に関する。
より具体的に、8個のブロックとした場合には以下のように構成される。
相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の時計回りの最初の面にBの図柄、次の面にCの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の時計回りの最初の面にCの図柄、次の面にDの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の時計回りの最初の面にDの図柄、次の面にEの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の時計回りの最初の面にEの図柄、次の面にBの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の反時計回りの最初の面にBの図柄、次の面にCの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の反時計回りの最初の面にCの図柄、次の面にDの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の反時計回りの最初の面にDの図柄、次の面にEの図柄を有する1のブロック、
相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見て残りの2面の内の反時計回りの最初の面にEの図柄、次の面にBの図柄を有する1のブロック。
27個のブロックとした場合には、上記のブロックに対してさらに以下の19個のブロックが追加される。
隣接する2面にAとBの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にAとCの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にAとDの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にAとEの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にFとBの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にFとCの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にFとDの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にFとEの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にBとCの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にCとDの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にDとEの図柄を有する1のブロック、
隣接する2面にEとBの図柄を有する1のブロック、
1面にそれぞれA、B、C、D、E、Fの図柄を有する計6のブロック、
6面に任意の図柄を有する1のブロック。
前記A〜Fの図柄は、それぞれ相互に異なる色、文字、絵、模様、図形、又はこれらの組み合わせのいずれかとすることができる。
前記各ブロックは、前記A〜Fのいずれかの図柄を有すると特定された面を除く残りの面に、A〜Fの図柄の内の前記特定された面に表された図柄を除く残りの3つの図柄を各個に表すことができる。この際、A〜Fの図柄とは異なる一の図柄を残りのすべての面に表すこと、A〜Fの図柄とは異なる少なくとも1つの図柄を加えたものから選択された3種類の図柄を表すこと、あるいは何らの図柄も表示しないことも可能である。
前記各ブロックには、N極、S極を微細に分布させた球形磁石、磁性粒子、磁性流体などの磁石を内蔵させ、これによって相互に吸引力を作用させることができる。
本考案の実施により、老若男女を問わず幅広いジャンルの人々が興味を抱き、楽しむことができる、これまでにないパズルブロック組立体を提供することができる。
本考案にかかる実施の形態のパズルブロック組立体の完成状態を示す斜視図である。 図1に示すパズルブロック組立体の分解した状態を示す斜視図である。 図1に示すパズルブロック組立体を構成するブロックの展開図である。 本考案にかかる他の実施の形態のパズルブロック組立体の完成状態を示す斜視図である。 図4に示すパズルブロック組立体の角部に位置するブロック8個を除いた状態を示す斜視図である。 本考案にかかるパズルブロック組立体の各ブロックを展開して印刷したシートの平面図である。
本考案にかかる第1の実施の形態のパズルブロック組立体について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかるパズルブロック組立体10(以下、単に「組立体」と言う。)の完成した状態を示している。図示のように、組立体10は、ブロック1〜8(ブロック7は図面の背後に隠れている)の8個の同一寸法の立方体ブロックで構成されている。各ブロック1〜8の6面には、それぞれ図柄A、B、C、D、E、F(図面ではD、E、Fが背後に隠れている)が描かれている。図1に示す組立体10の完成した状態で、それぞれのブロックの各面には、矢印Aから見た正面には図柄A、矢印Bから見た正面には図柄B、矢印Cから見た正面には図柄Cが集まるよう構成されている。図面の背後に隠れている矢印D〜Fに対向する面においても同様である。
ここで「図柄」A〜Fは、単純な例では「色」とすることができ、組立体10の6面が相互に異なる色面となるよう構成することができる。あるいは図示のようなA〜Fなどの文字であっても、模様であっても、図形であっても、あるいは幼児用、小児用などでは異なる動物の図柄などが描かれていてもよい。
個別のブロック1〜8も6面を有しており、この6つの各面には各種の図柄を表すことができる。しかしながら、これらを積み上げて完成したときには、図1に示すような組立体10の各面にはそれぞれ同一の図柄が表れねばならない。図2は、図1のブロック1〜8を分離した状態で示している。この内の右上方に位置するブロック2を例にとれば、図柄A、C、D(図柄Dは図面の背後に隠れている)が表示された相互に隣接する3つの面が組立体10の表面に表れている。これに対し、手前側に見える「×」印を示した面は、組み立て後には隣接するブロック1と重なって見えなくなる。このため、図1に示すように組立体10を完成させるには、「×」印の面には極端にはどのような図柄で表示されていてもよいものとなる。図面では背後及び下側となるが、ブロック2の矢印Eから見た面、矢印Fから見た面も同様に他のブロック3、6と重なって見えなくなるため、任意の図柄でよいものとなる。すなわち、ブロック2の6面の内、組み立てられた後の組立体10の表面に現れる相互に隣接する3面を除いて、他のブロックと重なることになる残りの相互に隣接する3面には、図柄A、C、Dを除いた残りの図柄B、E、Fを任意の面に配置して表示することができる。同様なことは全てのブロック1〜8について言える。
1つのブロックのみで見た場合、6面における6種類の図柄の組み合わせは30通りある。この内のどの面が組立体10の表面に現れるかは、各ブロックが分離した状態では不明である。そして8個のブロック1〜8が組立体10のどの位置に来るかは5,040通りの組み合わせがある。これにより、自由な組み合わせによれば、8個のブロック1〜8の位置及び向きの合計の組み合わせは151、200通り(30×5,040)となる。しかしながら、この自由な組み合わせの全てが、図1に示す各面に同一の図柄を有する組立体10となるとは限らない。
具体的には、図1に示す組立体10の完成を可能にするには、各ブロック1〜8が以下の条件を満たしていなければならない。すなわち、
ブロック1は、6面の内の相互に隣接する3面の内の1つに図柄Aが表されており、当該図柄Aを矢印Aに対向させた状態で他の2面が時計回りに図柄B、Cの順に表されていること、
ブロック2は、同様に相互に隣接する3面の内の1つに図柄Aが表されており、当該図柄Aを矢印Aに対向させた状態で他の2面が時計回りに図柄C、Dの順に表されていること、
同様にブロック3、4は、相互に隣接する3面の内の図柄Aが表された面を矢印Aに対向させた状態で他の2面が時計回りにそれぞれ図柄D、E(ブロック3)、及び図柄E、B(ブロック4)の順に表されている必要がある。
図1の背後に位置する4個のブロック5〜8に於いては、矢印Fに対向する面に図柄Fが表され、当該面と相互に隣接する他の2面が、今度は反時計回りに、順に図柄B、C(ブロック5)、図柄C、D(ブロック6)、図柄D、E(ブロック7)、図柄E、B(ブロック8)が表されていなければならない。ブロック1〜8において、以上の図柄の条件が成立している限り、ブロック同士が重なって隠れる他の面(図2の×印のある面)の図柄はどのように表示されていてもよい。組立体10の6面上に、それぞれ統一したイメージを完成させることができる上述したブロック1〜8の各相互に隣接する3面の図柄の配置条件を、本明細書では「完成条件」と呼ぶものとする。
製造時において、上述した「完成条件」を満たすブロック組立体を製造する最も簡単な方法は、8個のブロックを無地のままで図1のように大立方体に積み上げ、各6面がそれぞれ統一したイメージとなるよう図柄を表せばよい。その後ブロックをバラバラに分離し、図柄の描かれていない残りの面(図2の「×」印がある面)に任意の図柄を描けば、完成条件を満たす各ブロック1〜8を準備することができる。
他の完成条件を満たすブロックの製造方法として、図3に示す展開図を利用することができる。図3(a)は、図1に示すブロック1を展開した状態、同じく図3(b)はブロック5を展開した状態を示している。図3(a)のブロック1では、図1の矢印Aの方向から見て正面となる位置の面1aに図柄Aが表わされ、それと隣接する面の内、時計回りに最初の面となる面1bに図柄Bが、次の面1cに図柄Cが表わされる。その他の面1d、1e、1fは残りの図柄D、E、Fを任意に配分すればよい。図3(b)のブロック5では、図1の矢印Fの方向から見て正面となる位置の面5aに図柄Fが表わされ、それと隣接する面の内、反時計回りに最初の面となる面5bに図柄Bが、次の面5cに図柄Cが表わされる。その他の面5d、5e、5fは残りの図柄A、D、Eを任意に配分すればよい。図3では、ブロック1、5のみを例示しているが、他のブロック2〜4、6〜8も同様に図柄を配置すること(これを、「図柄の配置パターン」と呼ぶものとする。)で全体として「完成条件」を満たすブロック1〜8を準備することができる。ただし、図3の展開図と図柄の配置は分り易い一例を示したものに過ぎず、立方体を形成する展開図は他にも各種考えられ、完成条件を満たす図柄の配置もその展開図に応じて変わり得る。同一の展開図であっても完成条件を満たすための図柄の配置は各種存在し得る。
次に、このようにして完成されたバラのプロック8個を図1に示すように完成させることは、一般的に言えばなかなか容易ではない。組み立てる位置、個々の面の向きの組み合わせは上述のように15万通り以上にもなるからである。しかしながら、この完成を容易にする方法はあり得る。端的な例は、図1に示す組立体10を構成するブロック1〜8を、全て同一の図柄配置とすることである。すなわち、同一のブロック(例えば、ブロック1)を8個揃えて組立体10を構築すれば、全てを同一の向きに合わせることによって図1に示すような組立体10を極めて容易に完成させることができる。このような組立ブロックの組み合わせは小児用として利用可能であり、あるいは高齢者用の老化防止に最適な遊技具ともなり得る。しかしながら、成人向けのパズルとしては簡単すぎて成り立たない。
これに対し、上記の例において8個のブロックの内の1個のみを他とは異なる図柄配置とすれば、様子は大分異なってくる。この図柄配置の異なる「特異ブロック」を、その異なった配置の図柄が他のブロックに重なって隠れるような組立体10の位置に積み重ねなければならない。しかも、どの1つが他とは異なっているかは直ぐには判別できないため、それなりの試行錯誤が必要となる。それでも、他とは異なる「特異」ブロック」が1つの場合であれば、まだ比較的容易に組立体10を完成させることができるであろう。しかし、この「特異ブロック」の数を2つ、3つと増して行けば、その数の増加に応じて組立体10を完成させることは順次難しくなり、そして最も完成が難しいのは、8個のブロック全てが相互に異なる「特異ブロック」ばかりの組合せとなった場合である。
このように、本願考案にかかるパズルブロック組立体10の特徴としては、これまで見られた他のパズルとは異なり、図柄の配置パターンを変えることによって、完成に至る難易度を変化させた幾種類かの組立体を提供できることにある。遊技者は、まず難易度の低い「初級用」から取り組み、腕が上達するにつれて「中級用」、「上級用」へと進むことができる。同じ級位であっても、いかに早く完成させるかとの挑戦意欲を与えることができる。ルービックキューブのような「規則性」も見つけ難く、一度覚えれば誰にでも直ぐできるパズルとはならない。
本願考案者らが行った限られた範囲内での実験によれば、人によってバラツキはあるが、「特異ブロック」を半分の4個とした「中級用」では完成させるまでの時間が30分〜1時間ほど、全てを「特異ブロック」とした「上級用」では同じく1〜3時間、あるいはそれ以上の時間を要している。慣れることにより、時間短縮は可能であろう。
逆に小児用あるいは幼児用として、あるいは高齢者用として、完成をより一層容易とした組立体を提供することも可能である。その一例は、図2に示す各ブロック1〜8の面の内、A〜Fの図柄が表された面を除いて、その他の3面(図中に「×」印が付された面)を無地のままとするか、あるいは黒色などで塗りつぶすことである。これにより、これら無地などの面は相互のブロックが重なり合う面であることをはっきり明示したものとなり、幼児にでも完成させることができるものとなる。表される図柄も、動物の絵などにすれば、一般に知られた積み木よりも完成時の満足感を与えられることから幼児の興味を引くものとなろう。
以上をまとめると、本実施の形態にかかる組立体は、ルービックキューブほか従来のこの種のパズルに比較して、以下のような顕著な特徴を有する。
1.立方体のブロック8個からなる極めてシンプルな構成に拘わらず、複雑な組み合わせが可能であり、より早く完成させようとする遊技者の挑戦意欲を喚起させることができる。
2.個々の構成品であるブロック1個1個が、個別自由に旋回(水平面に対する)・回転(垂直面に対する)、移動が可能であり、自由度が高まる。
3.難度レベルを幾段階にも設定可能であり、遊技者は自らのスキルに応じた難度レベルの組立体の選択が可能である。
4.組立体の完成後、ゲームを再開するための「初期化」が極めて容易である(ルービックキューブでは駒を崩すための「戻し」が必要となるが、本考案にかかる組立体では単にブロックをバラバラにすればよい。)
5.比較的安価に供給できる。
次に、本考案にかかる第2の実施の形態のパズルブロック組立体について説明する。先の実施の形態では、ブロック1〜8の各面に異なる6つの図柄(例えば6色)を配置するものとしているが、この図柄の種類を増やすことによって組立体により一層の変化をもたらすことができる。本実施の形態は、図2に示す「×印」の付された各面を利用して図柄の種類を先の6種類よりも多くし、同じ8個のブロックを使いながら好ましくは2つ以上の異なった組立体を完成できるよう構成したパズルブロック組立体を提供する。
例えば図2において、前側の矢印Aに対向するブロック1〜4の図柄Aを有する面の反対側の各面(矢印Fに対向する側の面)に図柄A〜Fとは異なる図柄Gを表し、一方、後側で矢印Fに対向するブロック5〜8の図柄Fを有する面の反対側の各面(矢印Aに対向する側の「×」印が付された面)に、図柄A〜Gとは異なる図柄Hを表す。そしてブロック1〜4とブロック5〜8の前後の位置をそっくり入れ替えれば、図柄AとFが内部に隠れ、代って図柄G、Hが表面に表れるようになる。この結果、図1、2に示す組立体10と同じブロックを使いながら、図柄B、C、D、F、G、Hからなるいずれかの同じ図柄を各6面に有する、図1に示す組立体10とは異なった組立体を完成させることができる。
同様に、図2の手前左側に示す4つのブロック1、4、5、8と、右奥側の4つのブロック2、3、6、7とを利用し、図柄Bを有する面の反対側の各面に図柄A〜Hとは異なる図柄Iを表し、図柄Dを有する面の反対側の各面に図柄A〜Iとは異なる図柄Jを表し、この両者の左右の位置をそっくり入れ替えることによって、図柄B、Dが背後に隠れ、図柄I、Jが表面に現れる。この結果、図柄A、F、E、F、I、Jからなるいずれかの同じ図柄とを各6面に有する、図1、2に示す組立体10とは異なった組立体が完成する。
全く同様に、今度は図2の上段にある4つのブロック1、2、5、6と、下段にある4つのブロック3、4、7、8とを利用し、図柄Cを有する面の反対側の各面(下向きの面)に図柄A〜Jとは異なる図柄Kを表し、図柄Eを有する面の反対側の各面(上向きの面)に図柄A〜Kとは異なる図柄Lを表し、この両者の上下の位置をそっくり入れ替えることによって、図柄A、B、D、F、K、Lからなるいずれかの同じ図柄を各6面に有する、図1、2に示す組立体10とは異なった組立体が完成する。
以上では、前後、左右、上下の3つの位置関係を個別に入れ替えることを前提に、図柄2種類(図柄G、H、または図柄I、J、または図柄K、L)を追加して全体で8種類の図柄を利用する8個のブロックにより、2つの異なった組立体を完成するものとしている。さらに、上記3つの位置関係の内の任意の2つを組み合わせれば、例えば前後の位置関係と左右の位置関係の2つを入れ替えるようにすれば、図柄4種類(図柄G、H、I、J)を追加して全体で10種類の図柄を利用する同じ8個のブロックにより、3つの異なった完成イメージを有する組立体が得られるものとなる。前後と上下、左右と上下の2つの位置関係を組み合わせて入れ替えるようにしても同様である。
さらに、前後、左右、上下の3つの位置関係が入れ替えられるようにすれば、図柄6種類(図柄G、H、I、J、K、L)を追加して全体で12種類の図柄を利用する8個のブロックにより、4つの異なった完成イメージを有する組立体が得られるものとなる。この場合、前後、左右、上下の3つの位置関係を同時に入れ替えれば、図1に示す組立体10の表面に現れる図柄A〜Fは全て内部に隠れ、新たに図柄G〜Lが表面に現れて全面が図1に示す組立体10とは全く異なった統一したイメージを6面に有する組立体を完成することができる。例えば、図柄A〜Fにプロ野球セントラルリーグの各球団シンボルマークをそれぞれ表し、図柄G〜Lにパシフィックリーグの各球団シンボルマークをそれぞれ表せば、同一の8個のブロックを利用して6面にセントラルリーグ、またはパシフィックリーグ各6球団のシンボルマークのいずれか一を表した2種類の組立体を完成させることができる。あるいは、各面に6色を有する組立体から6種類の絵を外面に有する組立体へと変化させることができる。元の図柄A〜Fが全て隠れるよう構成する場合には、ブロックの移動位置には拘束されないものとなるため(例えば、各ブロックを同一位置にてひっくり返してもよい)、どのブロックにどの図柄を表し、組立体のどの位置に配置するかは「完成条件」が満たされている限り全く自由に選択することができるようになる。
上述した前後、左右、上下の位置関係を全て入れ替えて元の図柄A〜Fが全て隠れる状態になるとは、図2において立体的に対称の位置にあるブロック1と7、ブロック2と8、ブロック3と5、ブロック4と6が入れ替わることを意味する。これによって組立体10の外面に現れる6面は全て「×」印の面となるため、ここに表す図柄は自由となる。例えばこの6面を利用して先の6種類の図柄A〜Fの内の1つのみを入れ替えた図柄A、B、C、D、E、Gによる完成パターンを備えた組立体を作ることができる。この場合、ブロック1〜8は、合計7種類の図柄を使用して2つの完成パターンを得るものとなる。同様にして、図柄の種類は12種類に至るまで任意の数が選択可能であり、これらを利用して少なくとも2つの完成パターンを得ることができる。
以上の内、完成させる難易度の観点からみれば、12種類の図柄を利用したものが最も難易度が低いもの(完成容易なもの)となる。なぜなら、統一したイメージを構成するブロックの4つの面が一義的に決まってしまうからである。例えば図2において、1つの面に図柄Aを有するブロックは、ブロック1〜4のみとなり、他に図柄Aを有するブロックは一切ないものとなる。従って、この形態は小児用又は高齢者用のパズルブロック組立体に使用可能であろう。逆に6種類の図柄のみを利用するものが最も難易度が高く、7〜11種類の図柄を利用するものの難度がこれらの中間に位置する。
さらに、上記の8種類の図柄を使用した例では異なった2つの完成イメージを有する組立体としているが、図柄を8種類使用しながら1つの完成イメージのみの組立体とすることもできる。8種類の各図柄を8個のブロックの内の6個に全体で均等となるようそれぞれ配分すれば、6×8=48面に当該各図柄を表すことができる。これは正六面体のブロック8個の合計の面数である6×8に一致する。追加となった2種類の図柄をダミーとしていずれも他のブロックの背後に隠れる位置に配置することにより、パズルをより多彩で面白いものとすることができる。この図柄の種類は8種類とは限定されず、7〜12種類の間で変化させることができる。より極端には、図2の背後に隠れることとなる「×」印を付した合計24面を1個1個全部異なった図柄とすれば、表面に現れる6種類の図柄に加えて最大24種類の図柄まで追加すること(合計30種類にすること)もできる。
本実施の形態にかかる図柄の種類を6種類よりも増加して表した組立体により、パズルの組立てに変化を与えることができ、図柄によってより多くの遊技者の関心を呼ぶことができるようになる。また、難易度に関してより多くの選択肢が得られるものとなる。このようなパズルブロックの幅広い展開は、従来技術による組立体には見られなかったものである。ルービックキューブなどと比較した本考案にかかるその他の特徴は、先の実施の形態で示したものがそのまま適用される。
次に、本考案にかかる第3の実施の形態のパズルブロック組立体について、図面を参照して説明する。図4は、本実施の形態にかかる組立体50を示している。図において、組立体50は、一面が9個、合計27個のブロックにより構成されている。立方体となる組立体50の各6面に、それぞれ同一の図柄A〜Fが表されていることは図1に示す組立体10と同様である。
図5は、図4に示す組立体50から、各角部(頂部)に位置するブロック1〜8を除いた残りのブロック群を示している。除かれたブロック1〜8は、図1に示す組立体10を構成するブロック1〜8と同一のものと見ることができる。すなわち、図1に示すブロック1〜8に対し、図5に示す合計19個のブロックが追加されれば組立体50を構成することができる。これらのブロックの「完成条件」を考慮すれば、まず図5の図柄Aが付された手前側においては、隣接する2面がそれぞれAとB、AとC、AとD(図柄Dは図面の背後に隠れている。以下、同。)、AとE(図柄Eは図面の背後に隠れている。以下、同。)の各図柄を有するブロック51〜54と、一面に図柄Aを有するブロック55があればよい。
図6の背後にある面でも同様に、隣接する2面がFとB(図柄Fは図面の背後に隠れている。以下、同。)、FとC、FとD、FとEの図柄をそれぞれ有するブロック56〜59(ブロック58、59は図面の背後に隠れている)と、一面に図柄Fを有するブロック60(図面の背後に隠れている)があればよい。この両者の中間に位置する部分においては、隣接する2面がBとC、CとD、DとE、EとBをそれぞれ有するブロック61〜64(ブロック63は図面の背後に隠れている)と、各面の中央に位置している、一面に図柄B、C、D、Eをそれぞれ有するブロック65〜68(ブロック67、68は図面の背後に隠れている)と、そして立方体の中心に位置し、全周囲を他のブロックで囲まれるために図柄を問わないブロック69(図面の背後に隠れている)が揃えばよいことになる。
以上の「完成条件」により特定された図柄が配置される面を除き、各ブロックのその他の面(図5の「×」印のある面)には任意の図柄を選択して付けることができる。この図柄の選択により、組立体50を完成させる難易度を変化させることができるのは、先の実施の形態と同様である。先の実施の形態に比べて8個が27個になるため、通常では難度が格段に高まるものとなる。しかしながら、上述したその他の面(図5の「×」印のある面)を利用することにより、パズルとして楽しめるレベルの難度を選択することは困難ではない。
図4に示す組立体50は、外観的にはルービックキューブに類似しているが、実際には両者の間には以下の示すような顕著な相違がある。
1.ルービックキューブの移動は、行、列、複数の表面が同時に移動するが、本組立体50では各ブロックが個別に移動し、同じ位置であっても旋回・回転する。
2.各ブロックが中心で拘束されておらず、分離独立しているため、移動位置に制約がない。
3.本組立体50では、各ブロックが立方体である。ルービックキューブの各「駒」も一見立方体に見えるが実際はそうではない。8個所の角部(頂部)に位置する駒は隣接する3面が外部に見えるだけで、その他の3面は外表面に出ることはない。各面の辺に当たる部分の中央に位置する4個は2面が外部に見えるのみであり、また各面の中央にある1個に至っては1面のみが外部に現れるだけでその内部形状は窺い知れない(実際に立方体とはなっていない)。
以上、本考案に係る各実施の形態について述べてきたが、各実施の形態に示すものに対して様々な展開が考えられる。一例として、各ブロック1〜8、51〜69は分離独立したバラバラなものではあるが、積み重ねを容易にするためにブロック相互間に僅かな吸引力を働かせることが可能である。昨今ではN、S極を表面に微細に分布させた球形磁石が知られており、この球形磁石を各ブロックの内部に埋めることで吸引力を付与することができる。球形磁石の代替として、磁性鉄粉などの磁性粒子の塊、あるいは磁性流体を各ブロックの内部に封入して吸引力を得ることもできる。
その他、本考案にかかる組立体10は外観が視覚的に優美であり、そのまま積み上げて置物として活用することもできる。デザインされたガラスなどの容器に詰めることによってそれなりの装飾品となり、容器内にポプリなどを配して室内に飾ることもできる。小型であるため持ち運びにも便利であり、外出先において、あるいは病院などにおける待ち時間を利用して楽しむことができる。また頭を使うパズルであることから、高齢者の老化防止にはうってつけの道具ともなる。このように、本考案にかかるパズルブロックの組立体10は、老若男女を問わず、広い層に受け入れられる備品となる要素を含んでいる。
本考案にかかる組立体を構成する各ブロックは、各種の材料から作ることができる。最も身近な材料としては、積み木と同様に木が挙げられる。入手、加工が容易であり、また遊技中に木特有の感触を手で楽しむこともできる。他の一般的な材料としてはプラスチックが考えられる、さらに特殊な例としては、御影石、大理石などを利用して高級感を持たせることもできる。
図6に示す態様では、本願考案に係る各ブロックを紙又は薄いプラスチックなどのシート70から作る場合の例を示している。各ブロックを展開した各面には、これまで説明した内容に基づく図柄が印刷されている。各展開図を切り取り、のり代を利用して組み立てることにより、これまで述べたものと同様のブロックを紙などから作ることができる。切り取り部分にはミシン目などを入れて切り取り易くすることが望ましい。このシート70の状態のままで頒布することも可能であり、子供であれば作ることも合わせ楽しむことができる。あるいはこれを組立てた後、中にゴルフボール、お菓子などを入れ、内容物の使用後に残ったブロックで遊べるようにすることもできる。図では8個のブロックの例を示しているが、27個の場合も同様にすることができる。
本考案に係るパズルブロック組立体は、おもちゃ及びパズルを製造、販売、使用する産業分野において広く利用することができる。
1〜8.ブロック、 10、50.パズルブロック組立体(組立体)、 51〜69.ブロック。

Claims (9)

  1. 相互に分離独立した同一寸法の8個または27個の立方体ブロックからなるパズルブロック組立体において、各ブロックの6つの面には相互に異なる図柄がそれぞれ表示されており、当該8個または27個のブロックを積み重ねてより大きな大立方体を形成した際、当該大立方体の外表面となる6つの面上にそれぞれ同一の前記図柄が表れ、かつ1つの面に現れる当該同一の図柄が他の面に現れる同一の図柄とは異なったものとなるよう、前記8個または27個の個々のブロックの各面に前記図柄が配置され、少なくとも1個のブロックの各面間における図柄の配置パターンが、残りのブロックの各面間における図柄の配置パターンと異なっており、かつ少なくともいずれか2個のブロックの各面間における図柄の配置パターンが同一であることを特徴とするパズルブロック組立体。
  2. 相互に分離独立した同一寸法の8個の立方体ブロックからなり、積み重ねてより大きな大立方体を形成するパズルブロック組立体において、
    第1のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の時計回りの最初の面がBの図柄を、次の面がCの図柄をそれぞれ有し、
    第2のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の時計回りの最初の面がCの図柄を、次の面がDの図柄をそれぞれ有し、
    第3のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の時計回りの最初の面がDの図柄を、次の面がEの図柄をそれぞれ有し、
    第4のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がAの図柄を有し、当該Aの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の時計回りの最初の面がEの図柄を、次の面がBの図柄をそれぞれ有し、
    第5のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の反時計回りの最初の面がBの図柄を、次の面がCの図柄をそれぞれ有し、
    第6のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の反時計回りの最初の面がCの図柄を、次の面がDの図柄をそれぞれ有し、
    第7のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の反時計回りの最初の面がDの図柄を、次の面がEの図柄をそれぞれ有し、
    第8のブロックの相互に隣接する3面の内の1面がFの図柄を有し、当該Fの図柄の面を正面に見た状態で残りの2面の内の反時計回りの最初の面がEの図柄を、次の面がBの図柄をそれぞれ有し、
    前記第1から第8のブロックの内、少なくとも1個のブロックの各面間における図柄の配置パターンが、残りのブロックの各面間における図柄の配置パターンと異なっており、少なくともいずれか2個のブロックの各面間における図柄の配置パターンが同一であることを特徴とするパズルブロック組立体。
  3. 前記A〜Fの図柄が、それぞれ相互に異なる色、文字、絵、模様、図形又はこれらの組み合わせのいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載のパズルブロック組立体。
  4. 前記各ブロックが、前記A〜Fのいずれかの図柄を有すると特定された3面を除く残りの相互に隣接する3面に、A〜Fの図柄の内の前記特定された3面に表された図柄を除く残りの3つの図柄が各個に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のパズルブロック組立体。
  5. 前記各ブロックが、前記A〜Fのいずれかの図柄を有すると特定された3面を除く残りの相互に隣接する3面に、A〜Fの図柄とは異なる一の図柄が3面ともに表されていること、又はA〜Fの図柄とは異なる図柄を少なくとも1つ加えた図柄の中から選択された3種類の図柄が各個に配置されていること、あるいは何らの図柄も表されていないことを特徴とする、請求項2に記載のパズルブロック組立体。
  6. 前記第1〜第8のブロックの前記A〜Fのいずれかの図柄を有すると特定された3面を除く各8個のブロックの残りの面に対し、
    (イ)前記第1、第2、第3、第4のブロックの前記Aの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれGの図柄が表され、かつ前記第5、第6、第7、第8のブロックの前記Fの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれHの図柄が表されていること、
    (ロ)前記第1、第4、第5、第8のブロックの前記Bの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれIの図柄が表され、かつ前記第2、第3、第6、第7のブロックの前記Dの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれJの図柄が表されていること、
    (ハ)前記第1、第2、第5、第6のブロックの前記Cの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれKの図柄が表され、かつ前記第3、第4、第7、第8のブロックの前記Eの図柄を有する面の反対側の面にそれぞれLの図柄が表されていること、
    のいずれか一、またはこれらの任意の組み合わせが選択され、
    前記A〜Lの図柄が、それぞれ相互に異なる色、文字、絵、模様、図形又はこれらの組み合わせのいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載のパズルブロック組立体。
  7. 前記パズルブロック組立体が、前記ブロックと同一寸法の相互に分離独立した第9〜第27の19個の立方体ブロックをさらに含み、
    第9のブロックの隣接する2面がそれぞれA、Bの図柄を有し、
    第10のブロックの隣接する2面がそれぞれA、Cの図柄を有し、
    第11のブロックの隣接する2面がそれぞれA、Dの図柄を有し、
    第12のブロックの隣接する2面がそれぞれA、Eの図柄を有し、
    第13のブロックの隣接する2面がそれぞれF、Bの図柄を有し、
    第14のブロックの隣接する2面がそれぞれF、Cの図柄を有し、
    第15のブロックの隣接する2面がそれぞれF、Dの図柄を有し、
    第16のブロックの隣接する2面がそれぞれF、Eの図柄を有し、
    第17のブロックの隣接する2面がそれぞれB、Cの図柄を有し、
    第18のブロックの隣接する2面がそれぞれC、Dの図柄を有し、
    第19のブロックの隣接する2面がそれぞれD、Eの図柄を有し、
    第20のブロックの隣接する2面がそれぞれE、Bの図柄を有し、
    第21、22、23、24、25、26のブロックの各1面がそれぞれA、B、C、D、E、Fの図柄を有し、
    第27のブロックの6面が任意の図柄を有していることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のパズルブロック組立体。
  8. 前記各ブロックが、内部に球形磁石、磁性粒子、磁性流体のいずれかを含んでいることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一に記載のパズルブロック組立体。
  9. 立方体を構成する各面に図柄を有するブロックの展開図を複数印刷したシートであって、当該複数の展開図を切り取って組立てることにより、請求項1から請求項8のいずれか一に記載のパズルブロック組立体を完成することができるシート。
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