JPS61284282A

JPS61284282A - 組立おもちや

Info

Publication number: JPS61284282A
Application number: JP60124871A
Authority: JP
Inventors: 健造葛西
Original assignee: Aprica Kassai KK
Current assignee: Aprica Kassai KK
Priority date: 1985-06-07
Filing date: 1985-06-07
Publication date: 1986-12-15
Also published as: AU5845586A; GB8613949D0; KR870000088A; GB2176125A; IT8620577A0; DE3617142A1; FR2582954A1; ES297004U; IT1204874B; ES297004Y

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、組立おもちゃに関するもので、たとえば、
積木、ブロック玩具等の範躊に属するとともに、遊びの
ための背景を与える組立おもちゃに関するものである。

従来の技術実開昭５９−１９６２９８号公報には、積木とこれを載
置するパネルとからなる積木玩具が開示されている。こ
の積木玩具において、パネルは、遊びの場の２次元的拡
がりを与える機能を有するものであり、その表裏の各面
には、積木と組合わされて一定の光景を表わす模様が表
示されている。

したがって、パネル上に表示された模様と合致させて、
積木をパネル上に載置すると、パネル上の平面的模様は
、積木で表わされた立体形状と調和して、興味ある風景
を表現することができる。

発明が解決しようとする問題点上述した従来技術によれば、遊びの場となるパネルすな
わちベースには、予め種々の模様が固定的に表現されて
いるため、その上に積木を載せる場合、積木自身はある
程度自由に組合わせることができるが、ベースとの組合
せ態様すなわちベースのどの位置に積木を置くかについ
ては、限定されてしまうことになる。

ところで、子供達は、自分の創り出す空想の世界で遊ぶ
ことに熱中する傾向がある。子供達は、積木のような組
立おもちゃを用いて、自分自身の世界あるいは王国を建
設し、それを破壊したり、再建したりして、夢と空想の
世界を創り出していく。そうしながら、もちろん、子供
達は手先の器用さを身に付けてい（ことも見逃せないが
、情緒的な調和能力も養っていくのである。つまり、子
供は、この種の組立おもちゃの中で、過去を想い浮かべ
、現在を再現し、未来を予測しながら、様々な状況設定
を試みてゆく。

このような背景を考慮したとき、子供達に与えるおもち
やとしては、自由な発想で遊べるものが好ましいと言え
る。ただ、単に自由な発想といっても、遊びの方法に対
して何らのヒントも与えないものは、子供達に興味を引
き起こさず、また熱中させることもないであろう。

そこで、この発明は、子供達に対していくつかの態様の
遊び方のヒントを与え得るとともに、自由な発想で遊び
得る、組立おもちゃを提供しようとするものである。

問題点を解決するための手段この出願では、主要部を共通にする次の３つの発明が開
示される。

第１の発明は、第２および第３の発明のそれぞれの主要
部を構成するものであり、遊びの場の２次元的拡がりを
与える、無地のベースシートと、ベースシート上に自由
に載せられるものであって、その少なくとも一方面の描
写および全体の輪郭が特定の風景要素を表わすように構
成された、複数の平板形状のパネルとを備える組立おも
ちゃである。この組立おもちやは、ベースシート上にパ
ネルを載せることにより、他のおもちゃを用いての遊び
の場を提供することができる。

上述したパネルは、道路を表わすものであったり、花壇
を表わすものであったり、池を表わすものであったりす
る。

第２の発明は、第１の発明に対して、さらに、ベースシ
ート上またはパネル上に自由に載せられるものであって
、特定の立体形状を表わす、複数の立体おもちゃを備え
ることが特徴である。

立体おもちやは、動物または人間の人形おもちゃであっ
たり、樹木を表わす樹木おもちゃであったり、テーブル
を表わすテーブルおもちゃであったり、欄を表わす柵お
もちやであったりする。

第３の発明は、第２の発明に対して、さらに、ベースシ
ート上またはパネル上で組立てられるブロック玩具を備
える組立おもちゃである。ブロック玩具は、周知のよう
に、穴、溝、突起などを有していて、これらを用いて機
械的に結合させながら、ある程度自由な形に組立てるこ
とができる。

発明の作用効果第１の発明によれば、子供の遊びの場となる２次元的拡
がりが、ベースシートにより与えられる。

このベースシートは、無地で構成されるため、このベー
スシート上には、子供の自由な発想によって、様々な世
界を展開することができる。この空想の世界を造り出す
ために、複数のパネルが用いられ、それらがベースシー
ト上に載せられる。パネルをどのような組合わせでベー
スシート上のどのような位置に載せるかは、全く自由で
ある。このようなパネルは、平板形状であるので、その
上に他のおもちゃを載せることも可能であり、ベースシ
ートの上面とともにパネルの上面は、他のおもちゃを用
いての遊びの場を提供してくれる。この遊びの場は、パ
ネルを置換えるなどして、自由な状況設定を楽しむこと
ができる。そして、各パネルは、特定の風景要素を表わ
しているので、たとえば、道路を表わすパネル上では、
乗物おもちゃを載せて遊んだり、花壇を表わすパネルの
傍には人形おもちゃを置いて遊んだり、というように、
遊びの組立に対してヒントを与え、子供が興味を持って
遊ぶ助けとなる。

第２の発明では、特定の立体形状を表わす複数の立体お
もちゃが、子供の遊びの中に、さらに加えられることが
できる。立体おもちやは、ベースシート上またはパネル
上のどちらにも自由に載せられることができるので、立
体おもちやは、たとえばパネルとのかかわりで、その上
に載せたり、その傍に立てたりして自由な遊びを楽しむ
ことができる。もらろん、このように用意された立体お
もちゃとともに、別のおもちゃを組合わせて遊ぶことも
できる。

第３の発明では、さらに、ブロック玩具を用いて、自由
な立体形状を、たとえばベースシート上で展開すること
ができる。ブロック玩具は、ベースシートおよびパネル
のようないわゆる平面的な表示との関連で、また、立体
おもちゃのような立体形状との関連で、自由な形に組立
てられかつ自由な位置に置くことができる。たとえば、
パネルによって表現した道路の終端または側部に建物を
ブロック玩具で表現したり、ベースシートで表現される
土地の境界線を表わす欄をブロック玩具で表現したり、
また、パネルで表わされた道路上の自動車をブロック玩
具で表現したりすることができる。とにかく、自由な発
想で遊ぶのに適した場を提供するベースシートおよびパ
ネルに対して、さらにブロック玩具が組合わされると、
子供達は、様々な状況設定を表現しやすくなり、現実の
自分を超越した様々な経験の可能性を子供達に与えるこ
とができる。

実施例この発明の一実施例の組立おもちゃが組立てられた状態
の一例が、第１図に斜視図で示されている。第１図に示
す組立状態は、はんの−例にすぎず、ここに表現されて
いる種々の平面的または立体的形状は、すべて、第２図
に示すような無地のベースシート１上に単に載せられて
いる物品によって表現されたものである。

ベースシート１は、たとえば四角形をなす軟質または硬
質の樹脂シートから構成されることができる。ベースシ
ート１は、遊びの場の２次元的拡がりを与えるもので、
その形状は、任意である。

また、ベースシート１は、マグネット板で構成してもよ
い。ベースシート１は、典型的には、緑色に着色され、
全体として芝生のようなイメージを与えるようにされる
。

子供は、第２図に示すように、ベースシート１を見なが
ら、そこを遊びの場として、ここに、特定の風景を想い
浮かべるであろう。

第３図を参照して、この組立おもちゃには、その少なく
とも一方面の描写および全体の輪郭が特定の風景要素を
表わすように構成された、複数の平板形状のパネル２ａ
　〜２ｃ　、３ａ　〜３ｅ　、４゜５がセットされてい
る。これらパネルは、樹脂等からなる平板で構成され、
その一方面に、印刷等により特定の描写が施されている
。なお、このような描写は、図示されないが、適当な色
を伴なっており、わずかな凹凸を付けてもよい。すべて
のパネルは、たとえば約１〜２１Ｉ１１程度の厚さとさ
れる。

パネル２ａ〜２Ｃは、それぞれ道路の一部を表現する道
路パネルであり、典型的、には、３種類の形態に分類さ
れる。第１の道路パネル２ａは、道路の直線部分を表わ
し、第２の道路パネル２ｂは、道路の曲線部分を表わし
、さらに、第３の道路パネル２Ｃは、道路の十字状交差
点を表わしている。

各道路パネル２８〜２Ｃには、それぞれ、センタライン
６および路側表示７が着色を異ならせることにより描か
れている。これら道路パネル２ａ〜２Ｃは、単にベース
シート１上に載せるだけで、種々の形状の道路が表現さ
れるが、たとえば第３図に示′すような道路の形状も表
わすことができる。

パネル３８〜３ｅは、花壇を表現する花壇パネルであり
、その大きさや形状も互いに異なる５種類の花壇パネル
３ａ〜３ｅを備えている。各花壇パネル３ａ〜３ｅには
、たとえば黄色の着色をもって多数の花８が描かれ、そ
れら花８の背景は、ベースシート１より濃い緑色とされ
る。

パネル４は、池を表現する池パネルであって、その周囲
は、濃い緑色に着色された土手９とされ、土手９に囲ま
れた領域は水色に着色され、水面１０を表現している。

また、所々に石１１が描かれており、さらに、土手９か
ら水面１０の中心に向って、橋１２が描かれている。

パネル５は、ここに建物（第１図）が置かれたときの建
物内の床面を表現する床面パネルである。

床面パネル５は、たとえば１枚の四角形の板で構成され
、その一方面に、格子模様のような適当な模様が描かれ
る。

なお、上述した種々のパネル２ａ〜２０　、３ａ〜３ｅ
　、４．５は、その一方面に適当な描写が施されている
が、このような描写は、両面に施されてもよく、各面に
描写される表示内容が互いに異ならされていてもよい。

第３図に示すように種々のパネルがベースシート１上に
載せられたとき、ベースシート１上には２次元的な拡が
りをもったさらに他のおもちゃを用いての遊びの場が提
供される。

第１図には、第３図においてベースシート１上で表現さ
れた２次元的な光景の上に、さらに立体的なおもちゃを
載せた状態が示されている。なお、図面上の煩雑さを避
けるため、第１図では、第３図に示した各種パネルに関
連する参照符号の記入は省略する。

ベースシート１または各種パネル２８〜２ｃ。

３ａ〜３ｅ　ｌ　４．５の特定のものの上には、特定の
立体形状を表わす、立体おもちやおよび適当な形状に組
立てられたブロック玩具が置かれている。

立体おもちゃのあるものは、複数の人形おもちゃ１３で
ある。人形おもちゃ１３は、適当な動物または人間を表
わすものであり、図示の実施例では、「ウサギ」の形状
が模されている。

立体おもちゃには、さらに、樹木を表わす複数の樹木お
もちゃ１４もある。

さらに、欄を表わす複数の欄おもちゃ１５も、立体おも
ちゃの１つとして用意されている。

ブロック玩具は、１つ１つのブロックが穴、溝、突起な
どを有していて、個々のブロックが互いに結合され、任
意の形状を造り出すことができるが、第１図では、この
ようなブロック玩具を用いて、建物１６、アーチ１７、
および自動車１８が組立てられている。

第１図に示した組立状態において、上述した立体おもち
やおよびブロック玩具の配置を説明すると、人形おもち
ゃ１３の第１のものは、建物１６の入口付近にある道路
パネル２ｂの上に置かれ、第２のものは、池パネル４の
橋１２の上に置かれ、第３のものは、自動車１８の上に
置かれている。

また、樹木おもちゃ１４の第１のものは、建物１６と花
壇パネル３ａとの中間位置に置かれ、第２のものは、池
パネル４の傍に置かれている。柵おもちヤ１５は、適当
にブロック玩具と組合わされながら、ベースシート１の
ほぼ全周囲を取囲むように配置されている。建物１６は
、床面パネル５上に置かれ、この建物１６の２つの面に
は、それぞれ、道路パネル２ａおよび２ｂが接している
。

アーチ１７は、欄おもちゃ１５の間に渡され、道路パネ
ル２ａを跨ぐように配置されている。自動車１８は、道
路パネル２ａ上に置かれている。

言うまでもなく、第１図に示した組立状態は、−例にす
ぎず、種々の変形が可能である。

たとえば第４図にはベースシート１（図示せず）上で組
立てられた他の形状の組立状態が示されている。第４図
には、ブロック玩具によって組立てられた塀１９が示さ
れており、この塀１９によって囲まれた部分が庭に想定
される。この庭には、前述した人形おもちゃ１３や樹木
おもち？１４が配置されるほか、他の立体おもちやとし
てのテーブルおもちや２０が置かれている。また、ブロ
ック玩具により椅子２１も組立てられている。

第４図に最もよく示されるように、立体おもちャの１種
としての人形おもちゃ１３は、それを安定的に平面上に
置けるようにするため、台２２を備えている。同様に、
樹木おもちゃ１４にも台２３が形成されている。たとえ
ば、人形おもちゃ１３に設けられる台２２は、図示しな
いが、その下面側に穴または溝が形成されていて、ブロ
ック玩具の突起に嵌まり合うように設計されていてもよ
い。このようにすることにより、人形おもち？１３のよ
うな立体おもちゃを、ブロック玩具を構成するブロック
と結合可能にすることができる。たとえば、第１図に示
す自動車１８上に置かれた人形おもちゃ１３は、自動車
１８に含まれるブロックと上述の手段により結合されて
いると理解すればよい。

上述した実施例では、組立おもちゃは、ベースシート１
と、各種パネル２ａ　〜２０　、３ａ　〜３ｅ　。

４．５と、各種立体おもちや１３〜１５．１９゜２０と
、建物１６等を表現したブロック玩具とにより構成され
たものであったが、ベースシートおよびパネルだけを備
える組立おもちやであっても、ベースシート、パネルお
よび立体おもちゃだけを備える組立おもちゃであっても
、それだけで十分に遊ぶことができるとともに、必要に
応じて、従来から所持している他のおもちゃを組合わせ
ても遊ぶことができる。

また、ブロック玩具は任意の形状を造り出すことができ
るという性質を利用して、たとえば柵おもちゃ１５に代
えて、これをブロック玩具で表現してもよい。また、ブ
ロック玩具で表現されたアーチ１７は、これを一体内な
立体おもちやで構成してもよい。このような変更は、そ
の他種々の箇所において可能である。

さらに、この発明による組立おもちゃを用いて表現され
る風景は、第１図に示すようなものに限らず、全く子供
の発想で展開されるものであり、結果として、それが動
物園であったり、幼稚園であったりすることがあるのは
当然である。

なお、前述したように、ベースシート１がたとえばマグ
ネット板で構成されるとき、各種パネルや立体おもちゃ
にマグネットを内蔵させ、これらを積極的にベースシー
ト１に吸着させるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例の組立おもちゃが組立て
られた状態の一例を示す斜視図である。第２図は、第１図に示したベースシート１を単独で示す
斜視図である。第３図は、ベースシート１上に各種パネ
ルのみを載せた状態を示す斜視図である。第４図は、他
の組立状態の一部を示す斜視図である。図において、１はベースシート、２８〜２Ｃは道路パネ
ル、３ａ〜３ｅは花壇パネル、４は池パネル、５は床面
パネル、１３は人形おもちや、１４は樹木おもちや、１
５は槽おもちゃ、１６は建物（ブロック玩具）、１７は
アーチ（ブロック玩具）、１８は自動車（ブロック玩具
）、１９は塀（ブロック玩具）、２０はテーブルおもち
や、２１は椅子（ブロック玩具）である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）遊びの場の２次元的拡がりを与える、無地のベー
スシートと、前記ベースシート上に自由に載せられるものであつて、
その少なくとも一方面の描写および全体の輪郭が特定の
風景要素を表わすように構成された、複数の平板形状の
パネルとを備え、前記ベースシート上に前記パネルを載せることにより、
他のおもちゃを用いての遊びの場を提供できるようにし
た、組立おもちゃ。
（２）前記ベースシートは緑色に着色された、特許請求
の範囲第１項記載の組立おもちゃ。
（３）前記パネルのあるものは、道路の一部を表現し、
同種のパネルを複数個並べて置くことにより、連続する
道路を表わすようにされた、特許請求の範囲第１項また
は第２項記載の組立おもちゃ。
（４）前記パネルのあるものは、花壇を表現する、特許
請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の組立
おもちゃ。
（５）前記パネルのあるものは、池を表現する、特許請
求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の組立お
もちゃ。
（６）遊びの場の２次元的拡がりを与える、無地のベー
スシートと、前記ベースシート上に自由に載せられるものであつて、
その少なくとも一方面の描写および全体の輪郭が特定の
風景要素を表わすようにされた、複数の平板形状のパネ
ルと、前記ベースシート上または前記パネル上に自由に載せら
れるものであって、特定の立体形状を表わす、複数の立
体おもちゃとを備えた、組立おもちゃ。
（７）前記立体おもちゃのあるものは、動物または人間
の人形おもちゃである、特許請求の範囲第６項記載の組
立おもちゃ。
（８）前記立体おもちゃのあるものは、樹木を表わす樹
木おもちゃである、特許請求の範囲第６項または第７項
記載の組立おもちゃ。
（９）前記立体おもちゃのあるものは、テーブルを表わ
すテーブルおもちゃである、特許請求の範囲第６項ない
し第８項のいずれかに記載の組立おもちゃ。
（１０）前記立体おもちゃのあるものは、■を表わす■
おもちゃである、特許請求の範囲第６項ないし第９項の
いずれかに記載の組立おもちゃ。
（１１）遊びの場の２次元的拡がりを与える、無地のベ
ースシートと、前記ベースシート上に自由に載せられるものであつて、
その少なくとも一方面の描写および全体の輪郭が特定の
風景要素を表わすように構成された、複数の平板形状の
パネルと、前記ベースシート上または前記パネル上に自由に載せら
れるものであって、特定の立体形状を表わす、複数の立
体おもちゃと、前記ベースシート上または前記パネル上で組立てられる
ブロック玩具とを備えた、組立おもちゃ。
（１２）前記パネルのあるものは、前記ブロック玩具に
より建物が組立てられたとき、当該建物内の床面を表現
するものである、特許請求の範囲第１１項記載の組立お
もちゃ。
（１３）前記立体おもちゃのあるものは、前記ブロック
玩具により建物が組立てられたとき、当該建物内に配置
されるテーブルを表わすテーブルおもちゃである、特許
請求の範囲第１１項または第１２項記載の組立おもちゃ
。
（１４）前記立体おもちゃのあるものは、前記ブロック
玩具を構成するブロックと結合可能に構成された、特許
請求の範囲第１１項ないし第１３項のいずれかに記載の
組立おもちゃ。