JP3161413B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3161413B2 JP14817298A JP14817298A JP3161413B2 JP 3161413 B2 JP3161413 B2 JP 3161413B2 JP 14817298 A JP14817298 A JP 14817298A JP 14817298 A JP14817298 A JP 14817298A JP 3161413 B2 JP3161413 B2 JP 3161413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は拡散層がシリサイド
化された半導体装置の製造方法に関し、特に、小さな占
有面積で高抵抗の抵抗素子を有する半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、高性能化及び高密
度化するためには、拡散層をシリサイド化することが重
要な要素の一つとなっている。図13乃至図18は従来
の拡散層をシリサイド化した半導体装置の製造方法を工
程順に示す断面図である。先ず、図13に示すように、
半導体基板44にNMOSトランジスタ形成領域41、
PMOSトランジスタ形成領域42及び拡散層抵抗形成
領域43を分離する素子分離膜45を形成する。
【0003】次いで、PMOSトランジスタ形成領域4
2にNウェル46を形成する。NMOSトランジスタ形
成領域41及び拡散層抵抗形成領域43には、Pウェル
47を形成する。次に、NMOSトランジスタ形成領域
41及びPMOSトランジスタ形成領域42にゲート絶
縁膜48及びゲート電極49を形成する。その後、NM
OSトランジスタ形成領域41及び拡散層抵抗形成領域
43にN-低濃度拡散層410を形成する。PMOSト
ランジスタ形成領域42には、P-低濃度拡散層411
を形成する。その後、成膜した膜をエッチバックするこ
とによりゲート電極49の側面にサイドウォール412
を形成する。
【0004】その後、図14に示すように、絶縁膜41
3を形成する。
【0005】その後、図15に示すように、リソグラフ
ィ技術により、N+高濃度拡散層(ソース・ドレイン領
域)415を形成するためのイオン注入用レジストマス
ク414を形成する。このイオン注入用レジストマスク
414をマスクとしてイオン注入を行い、N+高濃度拡
散層415を形成する。イオン注入用レジストマスク4
14は、アッシング及びウェット処理によって除去され
る。
【0006】その後、図16に示すように、リソグラフ
ィ技術によりP+高濃度拡散層417を形成するための
イオン注入用レジストマスク416を形成する。このイ
オン注入用レジストマスク416をマスクとしてイオン
注入を行い、P+高濃度拡散層(ソース・ドレイン領
域)417を形成する。イオン注入用レジストマスク4
16は、アッシング及びウェット処理によって除去され
る。
【0007】その後、図17に示すように、絶縁膜41
3が半導体基板44表面を覆っている状態において、注
入した不純物を活性化するための熱処理を行う。
【0008】その後、図18に示すように、絶縁膜41
3をエッチングした後、高融点金属をスパッタリング等
の成膜技術により形成し、その高融点金属をシリサイド
化するための熱処理を行い、続いて未反応の高融点金属
を除去することにより、ゲート電極49、N+高濃度拡
散層415、P+高濃度拡散層417及びシリサイド4
18、419、420を形成する。
【0009】以上の方法により半導体装置を製造した場
合、N+高濃度拡散層上及びP+高濃度拡散層上には、シ
リサイド層が形成されているため、例えば層抵抗値が数
Ω/□の低抵抗の拡散層抵抗となり、高抵抗の拡散層抵
抗素子を形成するためには、大面積の拡散層抵抗形成領
域が必要となり、半導体素子の高集積化が困難となる。
【0010】小さな占有面積で、高抵抗の拡散層抵抗素
子を形成する半導体装置の製造方法としては、例えば、
イオン注入用マスクをマスクとしてエッチングを行った
後、シリサイド化用マスクを形成し、選択的に高濃度拡
散層にシリサイド膜を形成する半導体装置の製造方法が
開示されている(特開平8−97370号公報)。この
方法は、リソグラフィ工程を追加することなく、小さい
占有面積で高抵抗の拡散層抵抗を形成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法により半導体装置を製造する場合には、シリサイド
形成前に拡散層に注入した不純物を活性化するための熱
処理を高温で長時間行う場合、注入した不純物が外方拡
散してしまうという問題及び熱処理炉内の汚染物質が半
導体基板に混入してしまうという問題がある。また、シ
リサイド形成後に不純物を活性化するための熱処理を行
う場合では、シリサイドの耐熱性が低く、シリサイドの
凝集が起こり拡散層抵抗が上昇するという問題が生じる
ため、高温で長時間の熱処理をすることが不可能であ
る。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、リソグラフィ工程を追加することなく、高
温で長時間の熱処理が可能であると共に、小さい占有面
積で高抵抗の抵抗素子を有する半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係る半導
体装置の製造方法は、半導体基板上に素子分離絶縁膜を
形成してNMOSトランジスタ形成予定領域、PMOS
トランジスタ形成予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域
を区画する工程と、前記NMOSトランジスタ形成予定
領域及びPMOSトランジスタ形成予定領域にゲート絶
縁膜及びゲート電極を形成する工程と、NMOSトラン
ジスタのソース・ドレイン領域及び抵抗部となる部分に
N型イオンを選択的に注入する工程と、PMOSトラン
ジスタのソース・ドレイン領域となる部分にP型イオン
を選択的に注入する工程と、前記ゲート電極の側面に側
壁絶縁膜を形成する工程と、全面に下層絶縁膜及び上層
絶縁膜を形成する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除
去し前記下層絶縁膜を介して前記NMOSトランジスタ
の高濃度ソース・ドレイン領域及び抵抗の電極部となる
部分にN型イオンを選択的に注入する工程と、前記上層
絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶縁膜を介して前記P
MOSトランジスタの高濃度ソース・ドレイン領域とな
る部分にP型イオンを選択的に注入する工程と、前記上
層絶縁膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除去
した後高融点金属膜を被着する工程と、熱処理して前記
高融点金属膜をシリサイド化する工程と、を有すること
を特徴とする。
【0014】本願第2発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に素子分離絶縁膜を形成してNMOS
トランジスタ形成予定領域、PMOSトランジスタ形成
予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域を区画する工程
と、前記NMOSトランジスタ形成予定領域及びPMO
Sトランジスタ形成予定領域にゲート絶縁膜及びゲート
電極を形成する工程と、NMOSトランジスタのソース
・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択的に注入
する工程と、PMOSトランジスタのソース・ドレイン
領域及び抵抗部となる部分にP型イオンを選択的に注入
する工程と、前記ゲート電極の側面に側壁絶縁膜を形成
する工程と、全面に下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成す
る工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶
縁膜を介して前記NMOSトランジスタの高濃度ソース
・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択的に注入
する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層
絶縁膜を介して前記PMOSトランジスタの高濃度ソー
ス・ドレイン領域及び抵抗の電極部となる部分にP型イ
オンを選択的に注入する工程と、前記上層絶縁膜をマス
クとして前記下層絶縁膜を選択的に除去した後高融点金
属膜を被着する工程と、熱処理して前記高融点金属膜を
シリサイド化する工程と、を有することを特徴とする。
【0015】本願第3発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に素子分離絶縁膜を形成してNMOS
トランジスタ形成予定領域、PMOSトランジスタ形成
予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域を区画する工程
と、前記NMOSトランジスタ形成予定領域及びPMO
Sトランジスタ形成予定領域にゲート絶縁膜及びゲート
電極を形成する工程と、NMOSトランジスタのソース
・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択的に注入
する工程と、PMOSトランジスタのソース・ドレイン
領域となる部分にP型イオンを選択的に注入する工程
と、前記ゲート電極の側面に側壁絶縁膜を形成する工程
と、全面に下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成する工程
と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶縁膜を
介して前記NMOSトランジスタの高濃度ソース・ドレ
イン領域となる部分にN型イオンを選択的に注入する工
程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶縁膜
を介して前記PMOSトランジスタの高濃度ソース・ド
レイン領域となる部分にP型イオンを選択的に注入する
工程と、前記下層絶縁膜を介して前記拡散層抵抗形成予
定領域の半導体基板に不純物を導入する工程と、前記上
層絶縁膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除去
した後高融点金属膜を被着する工程と、熱処理して前記
高融点金属膜をシリサイド化する工程と、を有する。
【0016】なお、上記各発明において、前記下層絶縁
膜は酸化膜、前記上層絶縁膜は窒化膜により形成するこ
とができる。
【0017】本願第4発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板表面に拡散層抵抗部となる低濃度拡散層
を形成する工程と、下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成す
る工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去した後前記下
層絶縁膜を介してN型イオンを選択的に注入し更に前記
上層絶縁膜を選択的に除去した後前記下層絶縁膜を介し
てP型イオンを選択的に注入することにより夫々NMO
Sトランジスタ及びPMOSトランジスタの高濃度ソー
ス・ドレイン拡散層を形成する工程と、前記上層絶縁膜
をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除去した後高
融点金属膜を形成する工程と、熱処理して前記高融点金
属膜をシリサイド化する工程と、を有することを特徴と
する。
【0018】なお、前記拡散層抵抗部となる低濃度拡散
層を形成する工程は、前記NMOSトランジスタの低濃
度ソース・ドレイン拡散層又はPMOSトランジスタの
低濃度ソース・ドレイン拡散層の形成と同一の工程とす
ることができる。
【0019】本願第5発明に係る半導体装置の製造方法
は、下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成する工程と、前記
上層絶縁膜を選択的に除去した後前記下層絶縁膜を介し
てN型イオンを選択的に注入し更に前記上層絶縁膜を選
択的に除去した後前記下層絶縁膜を介してP型イオンを
選択的に注入することにより夫々NMOSトランジスタ
及びPMOSトランジスタの高濃度ソース・ドレイン拡
散層を形成する工程と、前記下層絶縁膜を介して拡散層
抵抗部となる低濃度拡散層を半導体基板表面に形成する
工程と、前記上層絶縁膜をマスクとして前記下層絶縁膜
を選択的に除去した後高融点金属膜を形成する工程と、
熱処理して前記高融点金属膜をシリサイド化する工程
と、を有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る半導
体について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1乃至図6は本発明の第1の実施例に係る半導体装置
の製造方法を工程順に示す断面図である。図1に示すよ
うに、半導体基板14にNMOSトランジスタ形成領域
11、PMOSトランジスタ形成領域12及び拡散層抵
抗形成領域13を分離する素子分離膜15を、例えば、
LOCOS酸化法によって400nmの厚さで形成す
る。この半導体基板14には、例えば、P型シリコン基
板を使用する。
【0021】次いで、PMOSトランジスタ形成領域1
2にNウェル16をイオン注入により形成する。このイ
オン注入条件は、例えば、不純物にリンイオン(P+
を使用し、エネルギー800keVでドーズ量1×10
13個/cm2及びエネルギー300keVでドーズ量5
×1012個/cm2である。NMOSトランジスタ形成
領域11及び拡散層抵抗形成領域13には、Pウェル1
7をイオン注入により形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物にホウ素イオン(B+)を使用し、
エネルギー350keVでドーズ量1×1013個/cm
2及びエネルギー100keVでドーズ量5×1012
/cm2である。
【0022】次に、NMOSトランジスタ形成領域11
及びPMOSトランジスタ形成領域12にゲート絶縁膜
18及びゲート電極19を形成する。ゲート絶縁膜18
は、例えば、熱酸化法によって10nm程度の厚さで形
成する。ゲート電極19には、例えば、厚さ200nm
のポリシリコンを使用する。
【0023】その後、NMOSトランジスタ形成領域1
1及び拡散層抵抗形成領域13にN-低濃度拡散層11
0をイオン注入により形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物にリンイオン(P+)を使用し、エ
ネルギー20keVでドーズ量2×1013個/cm2
ある。PMOSトランジスタ形成領域12には、P-
濃度拡散層111をイオン注入により形成する。このイ
オン注入条件は、例えば、不純物にホウ素イオン
(B+)を用いたエネルギー30keVでドーズ量3×
1013個/cm2である。その後、成膜した膜をエッチ
バックすることによりゲート電極19側面にサイドウォ
ール112を形成する。サイドウォール112は、例え
ば、酸化シリコン膜で10nm程度の幅を有する。
【0024】その後、図2に示すように、下層絶縁膜1
13及び上層絶縁膜114の2層からなる絶縁膜を形成
する。この下層絶縁膜113及び上層絶縁膜114は、
エッチングに対して互いに選択性が優れた特徴を有し、
例えば、下層絶縁膜113は、20nm程度の酸化シリ
コン膜、上層絶縁膜114は、10nm程度の窒化シリ
コン膜により形成する。
【0025】その後、図3に示すように、リソグラフィ
技術により、N+高濃度拡散層116を形成するための
イオン注入用レジストマスク115を形成する。このイ
オン注入用レジストマスク115をマスクとして上層絶
縁膜114をエッチングした後、イオン注入を行い、N
+高濃度拡散層(ソース・ドレイン領域)116を形成
する。このイオン注入条件は、例えば、不純物に砒素イ
オン(As+)を使用し、エネルギー70keVでドー
ズ量2×1015個/cm2である。イオン注入用レジス
トマスク115は、アッシング及びウェット処理によっ
て除去される。
【0026】その後、図4に示すように、リソグラフィ
技術によりP+高濃度拡散層118を形成するためのイ
オン注入用レジストマスク117を形成する。このイオ
ン注入用レジストマスク117をマスクとして上層絶縁
膜114をエッチングした後、イオン注入を行い、P+
高濃度拡散層(ソース・ドレイン領域)118を形成す
る。このイオン注入条件は、例えば、不純物に2フッ化
ホウ素イオン(BF2+)を使用し、エネルギー50ke
Vでドーズ量5×1015個/cm2である。イオン注入
用レジストマスク117は、アッシング及びウェット処
理によって除去される。
【0027】その後、図5に示すように、下層絶縁膜1
13が半導体基板14表面を覆っている状態において、
注入した不純物を活性化するための熱処理を行う。この
熱処理は、例えば、窒素雰囲気中にて850℃で30分
行うことができる。下層絶縁膜113が半導体基板14
表面を覆っていることにより、注入した不純物の外方拡
散及び熱処理炉から汚染物質が半導体基板14に混入す
ることを防止し、高温で長時間の熱処理が可能になる。
【0028】その後、図6に示すように、上層絶縁膜1
14をマスクとして下層絶縁膜113をエッチングした
後、高融点金属をスパッタリング等の成膜技術により形
成し、その高融点金属をシリサイド化するための熱処理
を行い、続いて未反応の高融点金属を除去することによ
り、N+高濃度拡散層116、P+高濃度拡散層118及
びゲート電極19の上部にシリサイド119、120、
121を形成する。このシリサイド化工程は、例えば、
高融点金属にチタンを使用し、650℃で30秒のアニ
ールの後、未反応の高融点金属をウェット処理により除
去し、800℃で10秒のアニールを行うことができ
る。
【0029】このような方法により拡散層がシリサイド
化された半導体装置を製造すると、N-低濃度拡散層1
10上にはシリサイド層が形成されないので、極めて小
さな占有面積で高抵抗の抵抗素子を得ることができる。
また、ゲート電極19上、N+高濃度拡散層116上及
びP+高濃度拡散層118上には低抵抗のシリサイド層
121、119、120が形成されているため、例えば
層抵抗値が数Ω/□の低抵抗の拡散層抵抗を形成するこ
ともできる。
【0030】図7乃至図12は本発明の第2の実施例に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。図7に示すように、半導体基板34にNMOSトラ
ンジスタ形成領域31、PMOSトランジスタ形成領域
32及び拡散層抵抗形成領域33を分離する素子分離膜
35を、例えば、LOCOS酸化法によって400nm
の厚さで形成する。上記半導体基板34には、例えば、
P型シリコン基板を使用する。
【0031】次いで、PMOSトランジスタ形成領域3
2にNウェル36をイオン注入により形成する。このイ
オン注入条件は、例えば、不純物にリンイオン(P+
を使用し、エネルギー800keVでドーズ量1×10
13個/cm2及びエネルギー300keVでドーズ量5
×1012個/cm2である。NMOSトランジスタ形成
領域31及び拡散層抵抗形成領域33には、Pウェル3
7をイオン注入により形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物にホウ素イオン(B+)を使用し、
エネルギー350keVでドーズ量1×1013個/cm
2及びエネルギー100keVでドーズ量5×1012
/cm2である。
【0032】次に、NMOSトランジスタ形成領域31
及びPMOSトランジスタ形成領域32にゲート絶縁膜
38及びゲート電極39を形成する。ゲート絶縁膜38
は、例えば、熱酸化法によって10nm程度の厚さで形
成する。ゲート電極39には、例えば、厚さ200nm
のポリシリコンを使用する。その後、NMOSトランジ
スタ形成領域31にN-低濃度拡散層310をイオン注
入により形成する。このイオン注入条件は、例えば、不
純物にリンイオン(P+)を使用し、エネルギー20k
eVでドーズ量2×1013個/cm2である。PMOS
トランジスタ形成領域32には、P-低濃度拡散層31
1をイオン注入により形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物にホウ素イオン(B+)を用いたエ
ネルギー30keVでドーズ量3×1013個/cm2
ある。その後、成膜した膜をエッチバックすることによ
りゲート電極39側面にサイドウォール312を形成す
る。サイドウォール312は、例えば、酸化シリコン膜
で10nm程度の幅を有する。
【0033】その後、図8に示すように、下層絶縁膜3
13及び上層絶縁膜314の2層からなる絶縁膜を形成
する。この下層絶縁膜313及び上層絶縁膜314は、
エッチングに対して互いに選択性が優れた特徴を有し、
例えば、下層絶縁膜313は、20nm程度の酸化シリ
コン膜、上層絶縁膜314は、10nm程度の窒化シリ
コン膜で形成する。
【0034】その後、図9に示すように、リソグラフィ
技術により、N+高濃度拡散層316を形成するための
イオン注入用レジストマスク315を形成する。このイ
オン注入用レジストマスク315をマスクとして上層絶
縁膜314をエッチングした後、イオン注入を行い、N
+高濃度拡散層316を形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物に砒素イオン(As+)を使用し、
エネルギー70keVでドーズ量2×1015個/cm2
である。イオン注入用レジストマスク115は、アッシ
ング及びウェット処理によって除去される。
【0035】その後、図10に示すように、リソグラフ
ィ技術によりP+高濃度拡散層318を形成するための
イオン注入用レジストマスク317を形成する。このイ
オン注入用レジストマスク317をマスクとして上層絶
縁膜314をエッチングした後、イオン注入を行い、P
+高濃度拡散層318を形成する。このイオン注入条件
は、例えば、不純物に2フッ化ホウ素イオン(BF2+
を使用し、エネルギー50keVでドーズ量5×1015
個/cm2である。イオン注入用レジストマスク317
は、アッシング及びウェット処理によって除去される。
【0036】その後、図11に示すように、イオン注入
により拡散層抵抗形成領域33に低濃度拡散層319を
形成する。イオン注入には、例えば、不純物にリンイオ
ン(P+)を使用し、エネルギー40keVでドーズ量
2×1013個/cm2である。このイオン注入では、N+
高濃度拡散層316上及びP+高濃度拡散層318にも
不純物の注入が行われるが、注入ドーズ量が少ないため
に影響を与えない。また、下層絶縁膜313が半導体表
面を覆っているため、イオン注入による半導体基板34
への欠陥を導入することがない。イオン注入条件を変え
ることにより低濃度拡散層319の層抵抗を変えること
ができる。
【0037】その後、下層絶縁膜313が半導体基板3
4表面を覆っている状態において、注入した不純物を活
性化するための熱処理を行う。この熱処理は、例えば、
窒素雰囲気中にて850℃で30分行うことができる。
下層絶縁膜313が半導体基板34表面を覆っているこ
とにより、不純物の外方拡散及び熱処理炉からの汚染を
防止し、高温で長時間の熱処理が可能になる。
【0038】その後、図12に示すように、上層絶縁膜
314をマスクとして下層絶縁膜313をエッチングし
た後、高融点金属をスパッタリング等の成膜技術により
形成し、その高融点金属をシリサイド化するための熱処
理を行い、続いて未反応の高融点金属を除去することに
より、N+高濃度拡散層316、P+高濃度拡散層318
及びゲート電極39の上部にシリサイド320、32
1、322を形成する。このシリサイド化工程は、例え
ば、高融点金属にチタンを使用し、650℃で30秒の
アニールの後、未反応の高融点金属をウェット処理によ
り除去し、800℃で10秒のアニールを行うことがで
きる。
【0039】このような方法により拡散層がシリサイド
化された半導体装置を製造すると、第1の実施例の効果
に加えて下層絶縁膜をエッチングする前にイオン注入工
程を追加し、そのイオン注入条件を変化させることによ
り所望の層抵抗の抵抗素子を構成することができる。ま
た、イオン注入時には絶縁膜が半導体基板上を覆ってい
るので半導体基板に欠陥を導入することがない。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
抵抗部にはシリサイドが形成されないために、リソグラ
フィ工程を追加することなく、小さな占有面積で高抵抗
の抵抗素子を形成することができる。また、半導体基板
上を絶縁膜が覆っているため、高温で長時間熱処理を行
う場合に、注入した不純物の外方拡散及び熱処理炉内の
汚染物質が半導体基板へ混入することがない。また、抵
抗部に半導体基板と逆の導電型のウェルを使用すること
により、この製造方法を全てのCMOS半導体装置に適
用することができるという効果がある。更に、下層絶縁
膜をエッチングする前にイオン注入工程を追加し、その
イオン注入条件を変化させることにより所望の層抵抗の
抵抗素子を構成することができると共に、イオン注入時
には絶縁膜が半導体基板上を覆っているので半導体基板
に欠陥を導入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法を示す断面図である。
【図2】図1の次工程を示す断面図である。
【図3】図2の次工程を示す断面図である。
【図4】図3の次工程を示す断面図である。
【図5】図4の次工程を示す断面図である。
【図6】図5の次工程を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
方法を示す断面図である。
【図8】図7の次工程を示す断面図である。
【図9】図8の次工程を示す断面図である。
【図10】図9の次工程を示す断面図である。
【図11】図10の次工程を示す断面図である。
【図12】図11の次工程を示す断面図である。
【図13】従来の実施例に係る半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図14】図13の次工程を示す断面図である。
【図15】図14の次工程を示す断面図である。
【図16】図15の次工程を示す断面図である。
【図17】図16の次工程を示す断面図である。
【図18】図17の次工程を示す断面図である。
【符号の説明】
11,31,41:NMOSトランジスタ形成領域 12,32,42:PMOSトランジスタ形成領域 13,33,43:拡散層抵抗形成領域 14,34,44:半導体基板 15,35,45:素子分離膜 16,36,46:Nウェル 17,37,47:Pウェル 18,38,48:ゲート絶縁膜 19,39,49:ゲート電極 113,313:下層絶縁膜 114,314:上層絶縁膜 115,315,414:N+高濃度拡散層注入用レジ
ストマスク 110,310,410:N-低濃度拡散層 111,311,411:P-低濃度拡散層 112,312,412:サイドウォール 116,316,415:N+高濃度拡散層 117,317,416:P+高濃度拡散層注入用レジ
ストマスク 118,318,417:P+高濃度拡散層 119,120,121,211,320,321,3
22,418,419,420:シリサイド 319:低濃度拡散層 413:絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/265 H01L 21/266 H01L 21/822

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に素子分離絶縁膜を形成し
    てNMOSトランジスタ形成予定領域、PMOSトラン
    ジスタ形成予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域を区画
    する工程と、前記NMOSトランジスタ形成予定領域及
    びPMOSトランジスタ形成予定領域にゲート絶縁膜及
    びゲート電極を形成する工程と、NMOSトランジスタ
    のソース・ドレイン領域及び抵抗部となる部分にN型イ
    オンを選択的に注入する工程と、PMOSトランジスタ
    のソース・ドレイン領域となる部分にP型イオンを選択
    的に注入する工程と、前記ゲート電極の側面に側壁絶縁
    膜を形成する工程と、全面に下層絶縁膜及び上層絶縁膜
    を形成する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前
    記下層絶縁膜を介して前記NMOSトランジスタの高濃
    度ソース・ドレイン領域及び抵抗の電極部となる部分に
    N型イオンを選択的に注入する工程と、前記上層絶縁膜
    を選択的に除去し前記下層絶縁膜を介して前記PMOS
    トランジスタの高濃度ソース・ドレイン領域となる部分
    にP型イオンを選択的に注入する工程と、前記上層絶縁
    膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除去した後
    高融点金属膜を被着する工程と、熱処理して前記高融点
    金属膜をシリサイド化する工程と、を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に素子分離絶縁膜を形成し
    てNMOSトランジスタ形成予定領域、PMOSトラン
    ジスタ形成予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域を区画
    する工程と、前記NMOSトランジスタ形成予定領域及
    びPMOSトランジスタ形成予定領域にゲート絶縁膜及
    びゲート電極を形成する工程と、NMOSトランジスタ
    のソース・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択
    的に注入する工程と、PMOSトランジスタのソース・
    ドレイン領域及び抵抗部となる部分にP型イオンを選択
    的に注入する工程と、前記ゲート電極の側面に側壁絶縁
    膜を形成する工程と、全面に下層絶縁膜及び上層絶縁膜
    を形成する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前
    記下層絶縁膜を介して前記NMOSトランジスタの高濃
    度ソース・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択
    的に注入する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し
    前記下層絶縁膜を介して前記PMOSトランジスタの高
    濃度ソース・ドレイン領域及び抵抗の電極部となる部分
    にP型イオンを選択的に注入する工程と、前記上層絶縁
    膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除去した後
    高融点金属膜を被着する工程と、熱処理して前記高融点
    金属膜をシリサイド化する工程と、を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に素子分離絶縁膜を形成し
    てNMOSトランジスタ形成予定領域、PMOSトラン
    ジスタ形成予定領域及び拡散層抵抗形成予定領域を区画
    する工程と、前記NMOSトランジスタ形成予定領域及
    びPMOSトランジスタ形成予定領域にゲート絶縁膜及
    びゲート電極を形成する工程と、NMOSトランジスタ
    のソース・ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択
    的に注入する工程と、PMOSトランジスタのソース・
    ドレイン領域となる部分にP型イオンを選択的に注入す
    る工程と、前記ゲート電極の側面に側壁絶縁膜を形成す
    る工程と、全面に下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成する
    工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶縁
    膜を介して前記NMOSトランジスタの高濃度ソース・
    ドレイン領域となる部分にN型イオンを選択的に注入す
    る工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し前記下層絶
    縁膜を介して前記PMOSトランジスタの高濃度ソース
    ・ドレイン領域となる部分にP型イオンを選択的に注入
    する工程と、前記下層絶縁膜を介して前記拡散層抵抗形
    成予定領域の半導体基板に不純物を導入する工程と、前
    記上層絶縁膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に
    除去した後高融点金属膜を被着する工程と、熱処理して
    前記高融点金属膜をシリサイド化する工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記下層絶縁膜は酸化膜であり、前記上
    層絶縁膜は窒化膜であることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板表面に拡散層抵抗部となる低
    濃度拡散層を形成する工程と、下層絶縁膜及び上層絶縁
    膜を形成する工程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去し
    た後前記下層絶縁膜を介してN型イオンを選択的に注入
    し更に前記上層絶縁膜を選択的に除去した後前記下層絶
    縁膜を介してP型イオンを選択的に注入することにより
    夫々NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタの
    高濃度ソース・ドレイン拡散層を形成する工程と、前記
    上層絶縁膜をマスクとして前記下層絶縁膜を選択的に除
    去した後高融点金属膜を形成する工程と、熱処理して前
    記高融点金属膜をシリサイド化する工程と、を有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記拡散層抵抗部となる低濃度拡散層を
    形成する工程は、前記NMOSトランジスタの低濃度ソ
    ース・ドレイン拡散層又はPMOSトランジスタの低濃
    度ソース・ドレイン拡散層の形成と同一の工程であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 下層絶縁膜及び上層絶縁膜を形成する工
    程と、前記上層絶縁膜を選択的に除去した後前記下層絶
    縁膜を介してN型イオンを選択的に注入し更に前記上層
    絶縁膜を選択的に除去した後前記下層絶縁膜を介してP
    型イオンを選択的に注入することにより夫々NMOSト
    ランジスタ及びPMOSトランジスタの高濃度ソース・
    ドレイン拡散層を形成する工程と、前記下層絶縁膜を介
    して拡散層抵抗部となる低濃度拡散層を半導体基板表面
    に形成する工程と、前記上層絶縁膜をマスクとして前記
    下層絶縁膜を選択的に除去した後高融点金属膜を形成す
    る工程と、熱処理して前記高融点金属膜をシリサイド化
    する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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