JP3348071B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3348071B2 JP2000108915A JP2000108915A JP3348071B2 JP 3348071 B2 JP3348071 B2 JP 3348071B2 JP 2000108915 A JP2000108915 A JP 2000108915A JP 2000108915 A JP2000108915 A JP 2000108915A JP 3348071 B2 JP3348071 B2 JP 3348071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一半導体基板上
にn型不純物が注入されたポリシリコン膜とp型不純物
が注入されたポリシリコン膜とを構成要素として備える
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くのデジタル回路においては、
MOS型集積回路が用いられている。MOS型集積回路
の中でも、特に、pMOSトランジスタとnMOSトラ
ンジスタとを集積した回路であるCMOSデバイスは、
電力消費がきわめて少ないため、多用されている。この
CMOSデバイス等においては、同一半導体基板上に、
n型不純物が注入されたポリシリコン膜と、p型不純物
が注入されたポリシリコン膜とを構成要素として備える
構造が存在する。例えば、nチャネル型MOSトランジ
スタのゲート電極にn型不純物を、pチャネル型MOS
トランジスタのゲート電極にp型不純物を、それぞれド
ープしたデュアルゲート型CMOSデバイスが知られて
いる。
【0003】図6(a)〜(d)は、従来のデュアルゲ
ート型のCMOSデバイスの製造工程を示す断面図であ
る。
【0004】図6(a)に示す工程で、熱酸化によっ
て、pMOSFET領域Rp、nMOSFET領域Rn
における半導体基板101上にゲート酸化膜102を形
成する。
【0005】次に、図6(b)に示す工程で、ゲート酸
化膜102上にポリシリコン膜103をCVD法によっ
て堆積する。
【0006】次に、図6(c)に示す工程で、レジスト
膜を用いて、このポリシリコン膜103のうちnMOS
FET領域Rnに含まれる部分にリンイオン(P+ )の
注入を行う。これにより、ポリシリコン膜103内にお
ける表面付近の領域に,n型注入領域104aが形成さ
れる。また、レジスト膜を用いて、ポリシリコン膜10
3のうちpMOSFET領域Rpに含まれる部分にボロ
ンイオン(B+ )の注入を行う。これにより、ポリシリ
コン膜103内における表面付近の領域に,p型注入領
域104bが形成される。
【0007】次に、図6(d)に示す工程で、エッチン
グにより、ポリシリコン膜103とゲート酸化膜102
とをパターニングして、nチャネル型MOSトランジス
タのn型ゲート電極105とpチャネル型MOSトラン
ジスタのp型ゲート電極106とを形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
デュアルゲート型のCMOSデバイスの製造工程におい
ては、図6(d)に示す工程で、n型ゲート電極105
の上部であるn型注入領域104aの両端にサイドエッ
チが生ずるという現象が観察された。このような現象が
起こる原因については、以下のように推察される。
【0009】一般に、工程(c)におけるイオン注入の
工程の後、その次の工程(d)の前には、アニールは行
っていない。これは、ボロンの拡散による基板への突き
抜けを防止するためである。その結果、n型注入領域1
04aおよびp型注入領域104bには、リンやボロン
が高濃度に存在している。この状態において、エッチン
グを行うと、図6(d)に示すように、リンが高濃度に
存在しているn型注入領域104a(上部)のエッチン
グ量のほうが、n型ゲート電極105の他の部分(下
部)のエッチング量に比べ、大きくなってしまうものと
思われる。例えば、n型ゲート電極105下部のゲート
長方向の寸法を100nm〜150nmとした場合には、n
型ゲート電極105の上部(n型注入領域104a)の
ゲート長方向の寸法は、70nm〜130nmとなってしま
う。そして、このn型ゲート電極105の上部にサイド
エッチが存在することにより、その後ゲート電極105
を窒化膜サイドウォール等によって覆う場合には、ゲー
ト電極の側面にボイドが発生するおそれがある。また、
ゲート電極としてポリシリコン膜上にシリサイド膜を設
けてなるポリサイド構造を採用する場合には、n型ゲー
ト電極105の上部にサイドエッチが存在することによ
り、ポリシリコン膜─シリサイド膜間の密着力を低下さ
せるおそれがある。さらに、ゲート電極としてポリシリ
コン膜上に金属膜を設けてなるポリメタル構造を採用す
る場合には、このn型ゲート電極105に上部のサイド
エッチが存在することにより、ポリシリコン膜─メタル
膜間の密着力を低下させるおそれがある。
【0010】なお、p型ゲート電極106の上部には、
サイドエッチの発生は認められなかった。これは、シリ
コンとボロンとの結合様式は、シリコンとリンとの結合
様式と異なるためであると考えられる。
【0011】このような現象は、ゲート電極だけでな
く、ポリシリコン膜からなる配線やポリシリコン膜から
なる電極を有する容量素子についても同様に生じうる。
【0012】そこで、本発明の目的は、ゲート電極や配
線等のn型およびp型不純物を含むポリシリコン膜から
なる部材を有する半導体装置の製造方法において、ボロ
ンの拡散による不具合を防止しつつ、n型不純物を含む
ポリシリコン膜からなる部材のパターニング時における
サイドエッチの発生を抑制することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体装
置の製造方法は、半導体基板上にポリシリコン膜を堆積
する工程(a)と、上記ポリシリコン膜の一部にn型不
純物を注入する工程(b)と、上記ポリシリコン膜に、
上記n型不純物を拡散させるための熱処理をする工程
(c)と、上記工程(c)の後に、上記ポリシリコン膜
の他部にp型不純物を注入する工程(d)と、上記工程
(d)の後に、上記ポリシリコン膜をエッチングにより
パターニングする工程(e)とを含み、上記工程(e)
では、上記p型不純物が上記ポリシリコン膜の上部に局
在している状態で、上記ポリシリコン膜をエッチングに
よりパターニングする方法である。
【0014】これにより、n型不純物がドープされたポ
リシリコン膜をパターニングする際には、n型不純物が
十分拡散しているので、上記ポリシリコン膜の上端部
が、上記パターニングによって、横方向に大きくエッチ
ングされることを抑制することができる。したがって、
ポリシリコン膜のパターニングによって、形成される部
材の上端部にサイドエッチが生じることはない。よっ
て、ポリシリコン膜のパターニングによって形成される
部材の高抵抗化などを防止できる。また、上記n型不純
物と上記p型不純物とを同時に拡散するための熱処理を
行っていないため、上記ポリシリコン膜から上記半導体
基板への熱処理によるp型不純物のつきぬけは、抑制さ
れることになる。したがって、例えば、MOSトランジ
スタの場合には、しきい値等の特性が安定した半導体装
置を製造することができる。
【0015】上記工程(a)の前に、半導体基板上にゲ
ート絶縁膜を形成する工程をさらに含み、上記工程
(e)における上記パターニングによって、n型ゲート
電極とp型ゲート電極とを形成し、デュアルゲートトラ
ンジスタとして機能する半導体装置を形成することによ
り、ゲート電極の上部、下部にかかわらず均等にエッチ
ングされるため、ゲート電極の周囲に窒化膜サイドウォ
ール、コバルトシリサイド膜等を設けても、ゲート電極
の周囲にボイドが生じることはない。また、上記n型不
純物と上記p型不純物とを同時に拡散するための熱処理
を行っていないため、ゲート電極から上記半導体基板へ
の熱処理によるp型不純物のつきぬけは、抑制されるこ
とになる。したがって、しきい値等の特性が安定したト
ランジスタを製造することができる。
【0016】
【0017】上記工程(e)では、上記p型不純物が上
記ポリシリコン膜の上部に局在している状態で、上記ポ
リシリコン膜をエッチングによりパターニングすること
ができる。
【0018】上記工程(e)の後に、上記ポリシリコン
膜上にシリサイド膜を形成する工程をさらに含むことが
できる。
【0019】本発明の第2の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上にポリシリコン膜を堆積する工程(a)
と、上記ポリシリコン膜の一部にn型不純物を注入する
工程(b)と、上記ポリシリコン膜に、上記n型不純物
を拡散させるための熱処理をする工程(c)と、上記工
程(c)の後に、上記ポリシリコン膜の他部にp型不純
物を注入する工程(d)と、上記工程(d)の後に、上
記ポリシリコン膜をエッチングによりパターニングする
工程(e)とを含み、上記工程(d)の後で上記工程
(e)の前に、上記ポリシリコン膜上に金属膜を堆積
るとともに、上記金属膜を堆積する際に発生する熱によ
って、上記p型不純物が上記ポリシリコン膜の当該部分
の下部に拡散させる工程をさらに含み、上記工程(e)
では、上記金属膜及びポリシリコン膜をエッチングによ
りパターニングする方法である。
【0020】上記ポリシリコン膜上にシリサイド膜や金
属膜を形成する工程をさらに含む場合にも、ポリシリコ
ン膜とシリサイドとの密着性や、ポリシリコン膜と金属
膜との密着性を良好に保持できる。
【0021】上記工程(a)の前に、半導体基板上にゲ
ート絶縁膜を形成する工程をさらに含み、上記工程
(e)では、上記パターニングにより、ポリメタル構造
のn型ゲート電極とp型ゲート電極とを有するデュアル
ゲートトランジスタとして機能する半導体装置を形成す
ることができる。
【0022】
【0023】上記工程(c)における熱処理の温度範囲
は750℃〜850℃であることが好ましい。
【0024】上記工程(c)では、酸素を含む雰囲気で
熱処理を行なうことにより、上記ポリシリコン膜の表面
を酸化してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) まず、第1の実施形態に係るデュアルゲートトランジス
タの構造について説明する。
【0026】図1は、第1の実施形態に係るデュアルゲ
ートトランジスタの構造を示す断面図である。図1に示
すように、このデュアルゲートトランジスタにおいて
は、p型シリコン基板1の上にpMOSFET領域Rp
と、nMOSFET領域Rnとが設けられている。この
pMOSFET領域Rpと、このnMOSFET領域R
nとは、トレンチ型の素子分離用絶縁膜3によって隔て
られている。
【0027】pMOSFET領域Rpにおいては、p型
シリコン基板1内に形成されたn型ウェル領域5上に、
ゲート酸化膜6bとp型ゲート電極13とが下方から順
に設けられている。このp型ゲート電極13は、ポリシ
リコン膜からなる下部電極13aと、コバルトシリサイ
ド膜からなる上部電極13bとを積層して構成されてい
る。上部電極13bの一部及び下部電極13aの側面上
には、窒化膜サイドウォール14が設けられている。ま
た、下地となるn型ウェル領域5中のp型ゲート電極1
3の両側方に位置する領域には、高濃度の不純物を含む
p型ソース・ドレイン領域11bと、p型LDD拡散層
10bとが設けられている。また、p型ソース・ドレイ
ン領域11b上には、コバルトシリサイド膜16が形成
されている。
【0028】nMOSFET領域Rnにおいては、p型
シリコン基板1内に形成されたp型ウェル領域4上に、
ゲート酸化膜6aとn型ゲート電極12とが下方から順
に設けられている。このn型ゲート電極12は、ポリシ
リコン膜からなる下部電極12aと、コバルトシリサイ
ド膜からなる上部電極12bとを積層して構成されてい
る。上部電極12bの一部及び下部電極12aの側面上
には、窒化膜サイドウォール14が設けられている。ま
た、下地となるp型ウェル領域4中のn型ゲート電極1
2の両側方に位置する領域には、高濃度を不純物を含む
n型ソース・ドレイン領域11aと、n型LDD拡散層
10aとが設けられている。また、n型ソース・ドレイ
ン領域11a上には、コバルトシリサイド膜16が形成
されている。
【0029】次に、第1の実施形態に係るデュアルゲー
トトランジスタの製造工程について説明する。図2
(a)〜(e)、図3(a)〜(d)、および図4
(a)〜(d)は、第1の実施形態に係るデュアルゲー
トトランジスタの製造工程を示す断面図である。
【0030】まず、図2(a)に示す工程で、熱酸化に
よって、主面が(100)面であるp型シリコン基板1
上に、保護酸化膜2を形成する。
【0031】その後、図2(b)に示す工程で、減圧C
VD法によって、保護酸化膜2上に保護窒化膜を堆積す
る。その後、フィールド領域を開口したレジスト膜をマ
スクとして用いて、ドライエッチングによりフィールド
領域を開口するように保護窒化膜および保護酸化膜2の
パターニングを行なった後、さらに、ドライエッチング
により、シリコン基板1のうちフィールド領域に相当す
る部分にトレンチを形成する。次に、トレンチ内の側面
に熱酸化によって保護酸化膜を形成した後、CVD法に
よって、トレンチを含む基板上にシリコン酸化膜をトレ
ンチの底部から堆積させる。次に、CMP法によって、
シリコン酸化膜を保護窒化膜の表面が露出するまで研磨
することにより、シリコン酸化膜をトレンチに埋め込ん
で、素子分離用絶縁膜3を形成する。その後、熱燐酸を
用いて保護窒化膜を全て除去する。
【0032】次に、図2(c)に示す工程で、レジスト
膜をエッチングマスクとして用いて、nMOSFET領
域Rnにおけるp型シリコン基板1中に、注入エネルギ
ー20keV,ドーズ量2×1012cm-2の条件で、ボ
ロンイオン(B+ )の注入を行うことによって、p型ウ
ェル領域4を形成する。次に、pMOSFET領域Rp
におけるレジスト膜を用いて、p型シリコン基板1中
に、注入エネルギー50keV,ドーズ量2×1012
-2の条件でリンイオン(P+ )の注入を行うことによ
って、n型ウェル領域5を形成する。次に、p型ウェル
領域4の不純物とn型ウェル領域5の不純物とを拡散さ
せ、かつ、活性化させるための熱処理を行う。
【0033】次に、図2(d)に示す工程で、エッチン
グにより保護酸化膜2を除去した後、熱酸化法によりゲ
ート酸化膜6を形成する。
【0034】次に、図2(e)に示す工程で、CVD法
により、ゲート酸化膜6上にポリシリコン膜7を堆積す
る。
【0035】次に、図3(a)に示す工程で、ポリシリ
コン膜7の上に、pMOSFET領域Rpを覆いnMO
SFET形成領域Rnを開口したレジスト膜8を形成す
る。その後、このレジスト膜8を注入マスクとして用
い、ポリシリコン膜7のうちnMOSFET領域Rnに
位置する領域に、注入エネルギー20keV,ドーズ量
5×1015cm-2の条件で、リンイオン(P+ )の注入
を行う。
【0036】次に、図3(b)に示す工程で、レジスト
膜8を除去した後、800℃,30分間の条件で熱処理
を行う。この熱処理の工程によって、ポリシリコン膜7
の上部に注入されたリンを、ポリシリコン膜7の下部に
まで拡散させる。ゲート電極を形成する際に異常に大き
くエッチングされる部分は、リンの濃度が特に大きい部
分であるから、この拡散工程によって、ゲート電極中の
リンの濃度が比較的均一化されることにより、ゲート電
極の一部が大きくエッチングされることを抑制すること
ができる。
【0037】この熱処理の際の温度は、750℃から8
50℃までの範囲とすることが好ましい。750℃以下
の温度としたのでは、ポリシリコン膜7の上部に注入さ
れたリンを、ポリシリコン膜7の下部にまで十分拡散さ
せることができないため、ゲート電極を形成する際に、
n型ゲート電極12の上部にサイドエッチが発生するお
それがある一方、850℃以上の温度としたのでは、リ
ンがp型ウェル領域4にまで拡散してしまうおそれがあ
るからである。また、ポリシリコン膜7中にリンを均一
に拡散させるには、熱処理の際の温度を750℃とする
ときには、30分間以上熱処理をし、また、熱処理の際
の温度を850℃とするときには、20分間以上熱処理
をすることが望ましい。
【0038】なお、熱処理の工程における雰囲気には酸
素が添加されている。この酸素によって、ポリシリコン
膜7の表面が酸化される。したがって、この熱処理によ
って、ポリシリコン膜7中に注入されたリンが、ポリシ
リコン膜7の外方に一旦放散した後、ポリシリコン膜7
(特に、pMOSFET領域Rpにおける後の工程によ
ってp型ゲート電極となる部分)に入ることを防ぐこと
ができる。また、この熱処理によって、ポリシリコン膜
7中に注入されたリンが、後の工程によってp型のゲー
ト電極となる部分にまで拡散することも防ぐことができ
る。ゆえに、トランジスタの特性(例えばしきい値)を
安定したものにすることができる。
【0039】次に、図3(c)に示す工程で、ポリシリ
コン膜7の上に、nMOSFET領域Rnを覆いpMO
SFET形成領域Rpを開口したレジスト膜9を形成す
る。その後、このレジスト膜9を注入マスクとして用
い、pMOSFET領域Rpにおけるポリシリコン膜7
に、注入エネルギー10keV、ドーズ量3×1015
-2の条件でボロンイオン(B+ )の注入を行う。
【0040】なお、ボロン原子(B)がポリシリコン膜
7の上部に局在している状態においてエッチングを行な
って、ゲート電極13を形成しても、p型ゲート電極1
3の一部が大きくエッチングされるということはない。
ボロンイオン(B+ )を注入したポリシリコン膜7、つ
まり、p型ポリシリコン領域では、n型ポリシリコン領
域とはシリコン原子と不純物原子との結合様式等が異な
るためであると考えられる。よって、ボロンイオン(B
+ )の注入後、ゲート電極を形成するためのエッチング
前には、基板の熱処理を行う必要はない。
【0041】次に、図3(d)に示す工程で、レジスト
膜9を除去した後、ポリシリコン膜7の上に、ゲート電
極形成領域を覆うレジスト膜(図示せず)を形成し、こ
のレジスト膜をマスクにしてポリシリコン膜7のドライ
エッチングを行なうことにより、ゲート電極12,13
を形成する。
【0042】次に、図4(a)に示す工程で、p型ウェ
ル領域4にn型LDD拡散層10aを形成するため、p
MOSFET領域Rpを覆い、nMOSFET領域Rn
を開口したレジスト膜(図示せず)及びn型ゲート電極
12をマスクとして用いて、注入エネルギー20ke
V,ドーズ量1×1014cm-2 ,傾き角ほぼ0°の条
件で、ヒ素イオン(As+ )の注入を行う。また、n型
ウェル領域5にLDD拡散層10bを形成するため、n
MOSFET領域Rnを覆い、pMOSFET領域Rp
を開口したレジスト膜(図示せず)及びp型ゲート電極
13を注入マスクとして用いて、注入エネルギー20k
eV,ドーズ量6×1013cm-2 ,傾き角ほぼ0°の
条件で、フッ化ボロンイオン(BF2 +)の注入を行う。
【0043】次に、図4(b)に示す工程で、CVD法
によって、基板の全面上にサイドウォール用窒化膜を堆
積した後、これをエッチバックして、窒化膜サイドウォ
ール14を形成する。このとき、サイドウォール用窒化
膜の堆積の際に発生する熱によって、p型ゲート電極1
3aの上部に注入されていたボロンはp型ゲート電極1
3a全体に拡散される。さらに、このときのエッチング
によって、ゲート酸化膜6のうちゲート電極12又は窒
化膜サイドウォール14によって覆われていない部分を
除去することにより、ゲート酸化膜6a,6bを形成す
る。
【0044】次に、図4(c)に示す工程で、p型ウェ
ル領域4にn型ソース・ドレイン領域11aを形成する
ため、pMOSFET領域Rpを覆い、nMOSFET
領域Rnを開口したレジスト膜(図示せず)と、n型ゲ
ート電極12と、窒化膜サイドウォール14とを注入マ
スクとして用い、注入エネルギー50keV,ドーズ量
2×1015cm-2,傾き角7°の条件で、砒素イオン
(As+ )の注入を行う。また、n型ウェル領域5にp
型ソース・ドレイン領域11bを形成するため、nMO
SFET領域Rnを覆い、pMOSFET領域Rpを開
口したレジスト膜(図示せず)と、p型ゲート電極13
と、窒化膜サイドウォール14とを注入マスクとして用
い、注入エネルギー10keV,ドーズ量2×1015
-2,傾き角7°の条件で、ボロンイオン(B+ )の注
入を行う。その後、100℃,10秒の条件で短時間ア
ニールを行うことにより、p型ウェル領域4に注入され
たヒ素と、n型ウェル領域5に注入されたボロンとの拡
散を行う。これにより、n型ソース・ドレイン領域11
aとp型ソース・ドレイン領域11bとが形成される。
なお、この短時間アニールの工程においては、アニール
時間が極めて短いので、n型ゲート電極12中のリンが
p型ウェル領域4にまで拡散することや、p型ゲート電
極13中のボロンがn型ウェル領域5にまで突き抜ける
ことを抑制することができる。
【0045】次に、図4(d)に示す工程で、基板の全
面上にコバルト膜をスパッタ法によって堆積した後、短
時間の熱処理によって、コバルトと、ポリシリコン及び
シリコンとを反応させることにより、コバルトをシリサ
イド化する。その後、未反応のコバルト膜をエッチング
によって除去する。これにより、n型ソース・ドレイン
領域11a上およびp型ソース・ドレイン領域11b上
に、コバルトシリサイド膜16が形成される。また、n
型ゲート電極12及びp型ゲート電極13の表面部もシ
リサイド化されて、n型ゲート電極12はn型ポリシリ
コンからなる下部電極12aとシリサイドからなる上部
電極12bとを有する構造となり、p型ゲート電極13
はp型ポリシリコンからなる下部電極13aとシリサイ
ドからなる上部電極13bとを有する構造となる。この
ようにして、第1の実施形態に係るデュアルゲートトラ
ンジスタが形成される。
【0046】なお、第1の実施形態においては、ゲート
電極12、13を構成する材料として、ポリシリコン膜
7を用いたが、アモルファスシリコン膜を代わりに用い
てもよい。
【0047】また、第1の実施形態においては、デュア
ルゲートトランジスタを製造している。しかし、同一半
導体基板上に、n型不純物が注入されたポリシリコン膜
と、p型不純物が注入されたポリシリコン膜とを備える
構造を有する配線、容量素子等を、図2(a)〜(e)
及び図3(a)〜(d)に示す工程と同様の処理によ
り、製造できることはいうまでもない。
【0048】ここで、n型ゲート電極12におけるサイ
ドエッチの発生を抑制するために、n型ゲート電極12
とp型ゲート電極13とを形成するエッチング前にアニ
ールを行うことも考えられる。アニールによって、ポリ
シリコン膜7の上部に、高濃度に存在しているリンが、
ポリシリコン膜7中に拡散するためである。
【0049】しかしながら、ポリシリコン膜7中におい
ては、アニールによってリンよりもボロンの方がより広
い領域に拡散される。よって、リンの拡散とボロンの拡
散とを同時に行ったのでは、ポリシリコン膜7の上部に
注入されたボロンが、拡散によってp型シリコン基板1
にまで突き抜けてしまう。そして、p型シリコン基板1
内にドープされたボロンは、pMOSFETのしきい値
等の特性を設計値からずらす原因となり得る。
【0050】そこで、上述したように、第1の実施形態
に係る製造方法においては、nMOSFET領域Rnに
おけるポリシリコン膜7内にリンイオン(P+ )の注入
を行った後、熱処理によって、ポリシリコン膜7の下部
にまでリンを拡散させている。したがって、第1の実施
形態によれば、n型ゲート電極12の上端のエッジがポ
リシリコン膜をパターニングする際に横方向に大きくエ
ッチングされることを抑制することができる。よって、
n型ゲート電極12中のリンが失われることがないた
め、n型ゲート電極12の高抵抗化を防止できる。ま
た、第1の実施形態においては、ゲート電極12,13
が上部,下部にかかわらずほぼ均一にエッチングされる
ため、ゲート電極12,13の側面上に窒化膜サイドウ
ォール14等を設けても、ゲート電極12,13の側面
にボイドが生じることはない。さらに、ボイドの発生を
抑制することによって、シリサイド後における下部電極
12a,13aと上部電極12b,13bとの相互の密
着力の低下を防止できる。
【0051】なお、ポリシリコン膜7をパターニングし
てゲート電極を形成する際に、p型ゲート電極13の一
部が大きくエッチングされることはない。これは、p型
の領域では、n型の領域とはシリコン原子と不純物原子
との結合様式等が異なるためであると考えられる。よっ
て、ボロンイオン(B+ )の注入を行った後、ゲート電
極を形成する際のエッチングを行う前に、熱処理を行う
必要はない。ゆえに、従来の製造方法においては生じて
いたp型ゲート電極13からn型ウェル領域5への熱処
理によるボロンのつきぬけは、第1の実施形態に係る製
造方法により抑制されることになる。したがって、第1
の実施形態によれば、しきい値等の特性が安定したトラ
ンジスタを製造することができることになる。
【0052】(第2の実施形態) 第2の実施形態に係るデュアルゲートトランジスタの製
造工程と、第1の実施形態に係るデュアルゲートトラン
ジスタの製造工程における図2(a)〜(e)、図3
(a)〜図3(c)、図4(a)〜(d)に示す工程と
は、同様である。すなわち、第1の実施形態における図
2(a)〜(e)、図3(a)〜図3(c)に示す工程
と同様に、第2の実施形態においても、nMOSFET
領域Rnのポリシリコン膜7中のリンは十分に拡散させ
ているが、pMOSFET領域Rpのポリシリコン膜7
中のボロンは拡散させていない。また、第1の実施形態
における図4(a)〜(d)に示す工程と同様に、第2
の実施形態においても、ゲート電極を形成した後に、ソ
ース・ドレイン領域等を形成する。そこで、第2の実施
形態において、第1の実施形態とは異なる点である、図
3(c)に示す工程の後、図4(a)に示す工程の前の
工程について説明する。
【0053】図5(a)、(b)は、第2の実施形態に
係るデュアルゲートトランジスタの製造工程を示す断面
図である。
【0054】図5(a)に示す工程で、レジスト膜を除
去した後、蒸着法により、ポリシリコン膜7の上にタン
グステン膜30を堆積させる。この蒸着の際に発生する
熱によって、ポリシリコン膜7のうちpMOSFET領
域Rpに位置する部分の上部に注入されていたボロン
は、ポリシリコン膜7の当該部分の下部にまで拡散され
る。
【0055】次に、図5(b)に示す工程で、ポリシリ
コン膜7の上に、ゲート電極形成領域を覆うレジスト膜
を形成し(図示せず)、このレジスト膜をエッチングマ
スクとして用いてエッチングを行なう。このエッチング
によって、各々、ポリシリコン膜からなる下部電極22
a,23aと、タングステン膜からなる上部電極22
b,23bとを有するポリメタルゲート構造のn型ゲー
ト電極22とp型ゲート電極23とが形成されることに
なる。
【0056】なお、図5(a)に示す工程において、レ
ジスト膜を除去した後、CVD法によって、ポリシリコ
ン膜7の上にシリサイド膜を堆積させてもよい。
【0057】第2の実施形態においても、第1の実施形
態と同様に、nMOSFET領域Rnにおけるポリシリ
コン膜7に、リンイオン(P+ )の注入を行った後、熱
処理によって、ポリシリコン膜7の下部にまでリンを拡
散させている。したがって、n型ゲート電極の上端部の
エッジがゲート電極を形成する際に横方向に大きくエッ
チングされることを抑制することができる。よって、下
部電極中のリンが失われることがないため、n型ゲート
電極の高抵抗化を防止できる。また、下部電極の上部、
下部にかかわらず均等にエッチングされるため、下部電
極の周囲に窒化膜サイドウォール等を設けても、ゲート
電極の周囲にボイドが生じることはない。さらに、ボイ
ドの発生を抑制することによって、下部電極─上部電極
間の密着力の低下を防止できる。
【0058】また、従来の製造方法においては生じてい
たp型ゲート電極からn型ウェル領域への熱処理による
ボロンのつきぬけは、ポリシリコン膜7中におけるリン
の拡散とボロンの拡散とが別々に行われるため、第2の
実施形態に係る製造方法においても、抑制されることに
なる。したがって、第2の実施形態によっても、しきい
値等の特性が安定したトランジスタを製造することがで
きる。
【0059】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、ポリシリコン膜中のn型不純物とp型不純物のう
ち、n型不純物を十分に拡散した後、ポリシリコン膜を
パターニングしてn型、p型ゲート電極を形成すること
により、p型不純物の拡散による不具合を防止しつつ、
ポリシリコン膜の上端部のエッジが、パターニングの際
に、大きくエッチングされることを抑制することができ
るため、しきい値等の特性が安定した半導体装置を製造
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るデュアルゲートトランジ
スタの構造を示す断面図である。
【図2】第1の実施形態に係るデュアルゲートトランジ
スタの製造工程を示す断面図である。
【図3】第1の実施形態に係るデュアルゲートトランジ
スタの製造工程を示す断面図である。
【図4】第1の実施形態に係るデュアルゲートトランジ
スタの製造工程を示す断面図である。
【図5】第2の実施形態に係るデュアルゲートトランジ
スタの製造工程を示す断面図である。
【図6】従来のデュアルゲート型のCMOSデバイスの
製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 保護酸化膜 3 素子分離用絶縁膜 4 p型ウェル領域 5 n型ウェル領域 6 ゲート酸化膜 6a ゲート酸化膜 6b ゲート酸化膜 7 ポリシリコン膜 8 レジスト膜 9 レジスト膜 10a n型LDD拡散層 10b p型LDD拡散層 11a n型ソース・ドレイン領域 11b p型ソース・ドレイン領域 12 n型ゲート電極 12a 下部電極 12b 上部電極 13 p型ゲート電極 13a 下部電極 13b 上部電極 14 窒化膜サイドウォール 16 コバルトシリサイド膜 22 n型ゲート電極 23 p型ゲート電極 30 タングステン膜 Rp pMOSFET部 Rn nMOSFET部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久呉 俊介 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−310666(JP,A) 特開 平5−226593(JP,A) 特開 昭62−25451(JP,A) 特開 平5−74804(JP,A) 特開 平7−161976(JP,A) 特開 平7−321234(JP,A) 特開 平6−77474(JP,A) 特開 平6−275788(JP,A) 特開 平5−335503(JP,A) 特開 平7−122649(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8238 H01L 27/092

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にポリシリコン膜を堆積す
    る工程(a)と、 上記ポリシリコン膜の一部にn型不純物を注入する工程
    (b)と、 上記ポリシリコン膜に、上記n型不純物を拡散させるた
    めの熱処理をする工程(c)と、 上記工程(c)の後に、上記ポリシリコン膜の他部にp
    型不純物を注入する工程(d)と、 上記工程(d)の後に、上記ポリシリコン膜をエッチン
    グによりパターニングする工程(e)とを含み、 上記工程(e)では、上記p型不純物が上記ポリシリコ
    ン膜の上部に局在している状態で、上記ポリシリコン膜
    をエッチングによりパターニングする ことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記工程(a)の前に、半導体基板上にゲート絶縁膜を
    形成する工程をさらに含み、 上記工程(e)における上記パターニングによって、n
    型ゲート電極とp型ゲート電極とを形成し、デュアルゲ
    ートトランジスタとして機能する半導体装置を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記工程(e)の後に、半導体基板上にサイドウォール
    用窒化膜を堆積する工程をさらに含み、 上記サイドウォール用窒化膜の堆積の際に発生する熱に
    よって、上記p型不純物が上記p型ゲート電極中に拡散
    されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記工程(e)の後に、上記ポリシリコン膜上にシリサ
    イド膜を形成する工程をさらに含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上にポリシリコン膜を堆積す
    る工程(a)と、 上記ポリシリコン膜の一部にn型不純物を注入する工程
    (b)と、 上記ポリシリコン膜に、上記n型不純物を拡散させるた
    めの熱処理をする工程(c)と、 上記工程(c)の後に、上記ポリシリコン膜の他部にp
    型不純物を注入する工程(d)と、 上記工程(d)の後に、上記ポリシリコン膜をエッチン
    グによりパターニングする工程(e)とを含み、 上記工程(d)の後で上記工程(e)の前に、上記ポリ
    シリコン膜上に金属膜を堆積するとともに、上記金属膜
    を堆積する際に発生する熱によって、上記p型不純物が
    上記ポリシリコン膜の当該部分の下部に拡散させる工程
    をさらに含み、 上記工程(e)では、上記金属膜及びポリシリコン膜を
    エッチングによりパターニングすることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記工程(a)の前に、半導体基板上にゲート絶縁膜を
    形成する工程をさらに含み、 上記工程(e)では、上記パターニングにより、ポリメ
    タル構造のn型ゲート電極とp型ゲート電極とを有する
    デュアルゲートトランジスタとして機能する半導体装置
    を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記工程(c)における熱処理の温度範囲は、750℃
    〜850℃であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記工程(c)では、酸素を含む雰囲気で熱処理を行な
    うことにより、上記ポリシリコン膜の表面を酸化するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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