JPH1012748A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1012748A
JPH1012748A JP8181631A JP18163196A JPH1012748A JP H1012748 A JPH1012748 A JP H1012748A JP 8181631 A JP8181631 A JP 8181631A JP 18163196 A JP18163196 A JP 18163196A JP H1012748 A JPH1012748 A JP H1012748A
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gate electrode
gate
region
layer
conductivity type
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JP8181631A
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Kazuhiro Tajima
和浩 田島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチングの際の基板掘れ等の問題を伴うこ
となく良好にデュアルゲート構造を形成することができ
る半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 ゲート電極層として形成した多結晶シリ
コン層のうち、pMOS形成領域1のp+ ゲート形成領
域にのみp+ 不純物を導入してp+ 多結晶シリコン層1
9′を形成し、それ以外の領域にはn+ 不純物を導入し
てn+ 多結晶シリコン層16′を形成する。さらに、p
+ 多結晶シリコン層19′およびp+ 多結晶シリコン層
19′の上に形成したフォトレジスト膜21a,21b
をマスクとするエッチングを行ってp+ ゲートおよびn
+ ゲートを形成し、その後の所定の工程を経てデュアル
ゲート構造のCMOS素子を得る。エッチング対象とな
るのはn+ 多結晶シリコン層16′のみであり、pMO
S形成領域1とnMOS形成領域2との間でエッチング
速度の差がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1導電型ゲート
電極を含む電界効果型半導体素子と、第2導電型ゲート
電極を含む電界効果型半導体素子とを同一の半導体基板
上に混載したデュアルゲート型の半導体装置の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、nMOS素子とpMOS素子
とを同一半導体基板上に混載したCMOS(相補型MO
S(Metal-Oxide-Semiconductor) )半導体装置において
は、異なる導電型の不純物を導入して形成した異種ゲー
ト構造(以下、デュアルゲート構造という。)が多く用
いられている。このデュアルゲート構造によるCMOS
半導体装置では、多結晶シリコン(ポリシリコン)等に
リン(P)等のn型不純物をドープしたもの(以下、n
+ ゲートという。)をnMOS素子のゲートとして用い
ると共に、多結晶シリコン等にボロン(B)等のp型不
純物をドープしたもの(以下、p+ ゲートという。)を
pMOS素子のゲートとして用いることが多い。このよ
うな構造が用いられるのは、一般に、表面チャネルを用
いた動作は、埋め込みチャネルを用いた動作に比べて、
サブスレショールド特性や短チャネル効果、あるいはし
きい値電圧の制御性等の点で優れており、微細化および
高集積化を図る上で有利だからである。
【0003】ところが、このようなデュアルゲート構造
では、nMOSおよびpMOSの双方のゲートを同一極
のゲート(n+ ゲート)として形成する場合と比べる
と、そのプロセスが複雑となると共に、ボロンの突き抜
けという現象が生ずる問題がある。この現象は、ゲート
電極層としての多結晶シリコン中にドープしたp型不純
物としてのボロンが、薄いゲート酸化膜を貫通して半導
体基板に拡散する現象であり、pMOSのしきい値電圧
のばらつきの原因となる。特に、この現象は、多結晶シ
リコン中のフッ素含有量に応じて顕著となるため、ボロ
ンのイオン注入後の熱処理温度の上限が厳しく制限され
る。
【0004】また、ボロンやリンを導入した多結晶シリ
コン上にタングステンシリサイド(WSi2 )等の金属
シリサイドを積層するというポリサイド構造のゲート電
極層を採用する場合には、その後に行う高温(900°
C程度)の熱処理により、ボロンやリン等の不純物が多
結晶シリコン中からWSi2 膜中へと拡散すると共に、
これらの不純物がWSi2 膜中を異常な拡散速度で横方
向に拡散する。このため、多結晶シリコンのp+ ゲート
となるべき領域にn+ 不純物が拡散する一方、n+ ゲー
トとなるべき領域にp+ 不純物が拡散してしまい、しき
い値電圧を変動させる原因となることが知られている。
【0005】以上の問題に対処するため、従来より、大
粒径化された多結晶シリコンをゲートに用いる方法が提
案されている。この方法によれば、上記したボロンの突
き抜け現象やWSi2 膜中での不純物の異常拡散を効果
的に防止して、しきい値電圧のばらつきを抑えることが
可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな大粒径化された多結晶シリコンを用いた場合にも、
デュアルゲート構造を形成する際に次のような問題があ
った。
【0007】すなわち、従来の製造方法では、まず、半
導体基板上のゲート酸化膜の上に多結晶シリコン層を全
面に形成したのち、そのうちのnMOS形成領域をフォ
トレジスト膜で覆った上でボロンをイオン注入すること
により、pMOS形成領域の多結晶シリコン層全体をp
+ 領域とする。次に、nMOS形成領域のフォトレジス
ト膜を除去したのち、多結晶シリコン層のうちのpMO
S形成領域をフォトレジスト膜で覆った上でリンをイオ
ン注入することにより、nMOS形成領域の多結晶シリ
コン層全体をn+ 領域とする。次に、pMOS形成領域
のフォトレジスト膜を除去したのち、イオン注入した不
純物を熱処理によって活性化し、さらに多結晶シリコン
の上にWSi2 を積層してポリサイド構造のゲート電極
層を形成する。そして、pMOS形成領域のp+ ゲート
形成領域およびnMOS形成領域のn+ ゲート形成領域
のみをフォトレジスト膜を覆ってゲート電極層をエッチ
ングすることにより、p+ ゲートおよびn+ ゲートを同
時に形成する。
【0008】この場合、エッチングされるゲート電極層
の多結晶シリコン層のうち、pMOS形成領域のゲート
電極層はボロンを含むp+ 型であり、nMOS形成領域
のゲート電極層はリンを含むn+ 型である。しかしなが
ら、一般に、リンを含む多結晶シリコンはボロンを含む
多結晶シリコンに比べてエッチング速度が大きく、pM
OS形成領域とnMOS形成領域とではエッチング速度
が異なるため、pMOS領域においてエッチング終端に
達した時点で、nMOS領域では下地の基板までエッチ
ングが進んでいることとなり、基板掘れの問題を生ず
る。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、エッチングの際の基板掘れ等の問題
を伴うことなく良好にデュアルゲート構造を形成するこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、同一の半導体基板上に、第1導電型ゲー
ト電極を含む電界効果型半導体素子と、第2導電型ゲー
ト電極を含む電界効果型半導体素子とを混載してなるデ
ュアルゲート型半導体装置の製造方法であって、半導体
基板の全面に形成されたゲート電極層のうち、第1導電
型ゲートとなる領域を除く領域に第2導電型不純物を導
入する工程と、ゲート電極層のうち、第1導電型ゲート
電極となる領域にのみ第1導電型不純物を導入する工程
と、ゲート電極層に導入された第1および第2導電型不
純物を活性化する工程と、活性化された不純物を含むゲ
ート電極層のうち、第1導電型ゲート電極となる領域お
よび第2導電型ゲートとなる領域の2領域を除く第2導
電型不純物導入領域のゲート電極層を並行して選択的に
エッチングし、第1導電型ゲート電極および第2導電型
ゲート電極を形成するエッチング工程とを含んでいる。
ゲート電極層としては例えば非晶質シリコンまたは多結
晶シリコンを用いる。
【0011】変形例として、ゲート電極層上に金属シリ
サイド層を積層してポリサイド構造を形成した場合に
は、エッチング工程において、第1導電型ゲート電極と
なる領域および第2伝導型ゲートとなる領域の2領域を
除くポリサイド構造の各層を選択的にエッチングする。
さらに、オフセット酸化膜付ポリサイド構造を形成した
場合には、エッチング工程において、第1導電型ゲート
電極となる領域および第2伝導型ゲートとなる領域の2
領域を除くオフセット酸化膜付ポリサイド構造の各層を
選択的にエッチングする。
【0012】本発明に係る半導体装置の製造方法では、
第1導電型ゲート電極および第2導電型ゲート電極を形
成するエッチング工程においてエッチングの対象となる
ゲート電極層は、第2導電型不純物が導入された領域の
みであり、第1導電型ゲート電極の形成のためのエッチ
ングの速度と第2導電型ゲート電極の形成のためのエッ
チングの速度とが等しくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1〜図8は、本発明の一実施の形態に係
る半導体装置の製造方法における各工程での素子断面構
造を表すものである。本実施の形態は、p+ ゲートを有
するpMOSトランジスタとn+ ゲートを有するnMO
Sトランジスタとを同一半導体基板上に混載したCMO
S半導体装置を製造する場合について説明するものであ
る。
【0015】まず、図1に示したように、p型のシリコ
ン基板11のうちpMOSを形成しようとする領域にn
型不純物を導入してnウェル領域12を形成したのち、
いわゆるLOCOS(Local Oxidation Of Silicon)法に
よってシリコン基板11上に素子分離膜13を選択的に
形成し、pMOS形成領域1とnMOS形成領域2とを
分離する。さらに、熱酸化法等により、pMOS形成領
域1およびnMOS形成領域2のシリコン基板11の表
面を酸化して、5〜10nm程度の膜厚のゲート酸化膜
を14を形成したのち、ゲート電極層となる非晶質シリ
コン層15を全面に形成する。この場合の非晶質シリコ
ン層15の形成は、例えば低圧CVD法等を用いて55
0°C程度の温度下で行い、その膜厚は例えば200n
m程度とする。なお、非晶質シリコン層15に代えて、
非晶質シリコン層および多結晶シリコンの積層構造とし
てもよい。
【0016】次に、図2に示したように、pMOS形成
領域1のうち、p+ ゲートを形成しようとする領域にの
みフォトレジスト膜17を被着形成する。但し、このと
きのフォトレジスト膜17の長さL1 は、図示のよう
に、所望する(設計上の)ゲート長LG よりも僅かに
(例えば0.2μm程度)大きくするものとし、また、
フォトレジスト膜17が左右等しい余裕を保ってp+
ート形成領域(p+ ゲートを形成しようとする設計位置
領域)を覆うこととなるように位置合わせを行う。そし
て、フォトレジスト膜17をマスクとして、非晶質シリ
コン層15にn+ 不純物であるリンをイオン注入する。
これにより、p+ ゲート領域を除く非晶質シリコン層1
5の表面側にn+ 不純物層16が形成される。この場合
のイオン注入は、打ち込みエネルギーを例えば20ke
v程度、ドーズ量を例えば4×1015/cm2 程度とし
て行う。
【0017】次に、図3に示したように、フォトレジス
ト膜17を除去したのち、pMOS形成領域1のうち、
+ ゲートを形成しようとする領域にのみ開口を有する
フォトレジスト膜18を被着形成する。但し、このとき
の開口の長さL2 は、図示のように所望するゲート長L
G よりも僅かに(例えば0.05μm程度)小さくする
ものとし、また、フォトレジスト膜18が左右等しい余
裕を保ってp+ ゲート形成領域を覆うこととなるように
位置合わせを行う。そして、このフォトレジスト膜18
をマスクとして、非晶質シリコン層15にp+ 不純物で
あるボロンをイオン注入する。これにより、p+ ゲート
領域内の非晶質シリコン層15の表面側にp+ 不純物層
19が形成される。この場合のイオン注入は、打ち込み
エネルギーを例えば10kev程度、ドーズ量を例えば
3×1015/cm2 程度として行う。
【0018】この段階では、図3に示したように、p+
多結晶シリコン層19とn+ 多結晶シリコン層16との
間には、不純物のドープされていない微小なピュア領域
が存在するが、これは、その後に行う熱処理によって不
純物が横方向に拡散するのを見越して設けたものであ
る。
【0019】次に、図4に示したように、フォトレジス
ト膜18を除去したのち、例えば600〜800°Cの
温度下で約10時間程度の固相成長を行ったのち、RT
A(Rapid Thermal Annealing,高温短時間熱処理) によ
り、不純物の活性化を行う。このRTA処理は、例えば
1000°Cの温度下の窒素(N2 )雰囲気中で10秒
程度行う。これにより、図示のように、p+ ゲート形成
領域にp+ 多結晶シリコン層19′が形成されると共
に、それ以外のすべての領域にn+ 多結晶シリコン層1
6′が形成される。
【0020】次に、図5に示したように、pMOS形成
領域1におけるp+ ゲート形成領域と、nMOS形成領
域2におけるn+ ゲート形成領域に、長さLG のフォト
レジスト膜21a,21bをそれぞれ形成する。この場
合、フォトレジスト膜21aの長さは設計上のゲート長
G と等しくするものとし、これがp+ 多結晶シリコン
層19′の長さL3 と等しいか、あるいは僅かに大きい
寸法となるようにする。そして、p+ 多結晶シリコン層
19′の中心がフォトレジスト膜21aの中心と一致す
るように位置合わせを行い、フォトレジスト膜21aが
+ 多結晶シリコン層19′を完全に覆うようにする。
なお、nMOS形成領域2におけるフォトレジスト膜2
1bの位置合わせについては、フォトレジスト膜21a
ほどの厳密さは要しない。
【0021】次に、図5に示したフォトレジスト膜21
a,21bをマスクとして、n+ 多結晶シリコン層1
6′をエッチング除去する。この場合のエッチングに
は、例えばECR(Electron Cyclotron Resonance)系の
エッチング装置を用い、Cl2 +O 2ガス(塩素と酸素
との混合ガス)またはHBr+O 2ガス(臭化水素と酸
素との混合ガス)雰囲気中で行う。これにより、図6に
示したように、p+ ゲート19″およびn+ ゲート1
6″が並行して形成される。このとき、図5に示したよ
うに、エッチングの対象となるのはn+ 多結晶シリコン
層16′のみであり、p+ 多結晶シリコン層19′は対
象とならない。このため、pMOS形成領域1およびn
MOS形成領域2におけるエッチング速度が等しくな
り、両領域でエッチングが同時に終了することとなる。
【0022】次に、図6に示したように、p+ ゲート1
9″と自己整合的に、pMOS形成領域1のシリコン基
板11の表面近傍にp- 不純物(低濃度のp型不純物)
をイオン注入し、いわゆるLDD(Light Doped Drain)
拡散層を形成する。この場合のイオン注入するp型不純
物としては、例えばボロンまたはフッ化ボロン(B
2 )を用い、その打ち込みエネルギーは例えば5〜5
0kev程度、ドーズ量は例えば1×1014/cm2
度とする。
【0023】次に、同じく図6に示したように、n+
ート16″と自己整合的に、nMOS形成領域2のシリ
コン基板11の表面近傍にn- 不純物(低濃度のn不純
物)をイオン注入し、LDD拡散層を形成する。この場
合のイオン注入するn型不純物としては、例えばリンま
たは砒素(As)を用い、その打ち込みエネルギーは例
えば5〜100kev程度、ドーズ量は例えば1×10
14/cm2 程度とする。
【0024】次に、同じく図6に示したように、シリコ
ン酸化膜等の絶縁層を全面に形成したのち、RIE(反
応性イオンエッチング)等の異方性エッチング法によっ
て絶縁層をエッチングすることにより、p+ ゲート1
9″およびn+ ゲート16″の各両側面に、絶縁層から
なるサイドウォール22a〜22dを形成する。
【0025】次に、同じく図6に示したように、p+
ート19″およびサイドウォール22c,22dと自己
整合的に、上記のLDD拡散領域にp+ 不純物(高濃度
のp型不純物)をイオン注入する。この場合のp型不純
物としては、例えばフッ化ボロン(BF2 )を用い、そ
の打ち込みエネルギーは例えば40kev程度、ドーズ
量は例えば3×1015/cm2 程度とする。さらに、n
+ ゲート16″およびサイドウォール22a,22bと
自己整合的に、nMOS形成領域2のシリコン基板11
の表面近傍にn+ 不純物(高濃度のn型不純物)をイオ
ン注入する。この場合のn型不純物としては、例えば砒
素を用い、その打ち込みエネルギーは例えば60kev
程度、ドーズ量は例えば3×1015/cm2 程度とす
る。そして、例えば温度1000°Cで10秒間、また
は850°Cで30分間程度の条件下で熱処理を行うこ
とにより、イオン注入した不純物の活性化を行う。これ
により、pMOS形成領域1には、LDD構造のソース
・ドレインとしてのp型不純物拡散層23c,23dが
形成され、nMOS形成領域2には、LDD構造のソー
ス・ドレインとしてのn型不純物拡散層23a,23b
が形成される。こうして、pMOS形成領域1にはLD
D構造のpMOSトランジスタが形成されると共に、n
MOS形成領域2にはLDD構造のnMOSトランジス
タが形成され、デュアルゲート構造が完成する。
【0026】次に、図7に示したように、全面にチタン
(Ti)またはコバルト(Co)を形成したのち、熱処
理を行うことにより、pMOS形成領域1のp+ ゲート
19″およびp型不純物拡散層23c,23d、並びに
nMOS形成領域2のn+ ゲート16″およびn型不純
物拡散層23a,23bの表面近傍領域をシリサイド化
し、その後、未反応の金属(チタン等)を除去する。こ
れにより、pMOS形成領域1のp+ ゲート19″およ
びp型不純物拡散層23c,23dの表面には、シリサ
イド層24e、24dおよび24fがそれぞれ形成さ
れ、nMOS形成領域2のn+ ゲート16″およびn型
不純物拡散層23a,23bの表面には、シリサイド層
24b、24aおよび24cがそれぞれ形成される。こ
うして、ゲートおよびソース・ドレイン領域のすべてが
自己整合的にシリサイド化されたフルサリサイド構造の
形成が完了する。
【0027】最後に、図8に示したように、CVD法等
により全面に層間絶縁膜26を例えば1500nm程度
の膜厚に形成したのち、いわゆるCMP(化学的機械的
研磨)法により平坦化を行う。そして、pMOS形成領
域1およびnMOS形成領域2のソース・ドレイン領域
(p型不純物拡散層23c,23dおよびn型不純物拡
散層23a,23b)に達するコンタクト孔を層間絶縁
膜26にそれぞれ形成し、さらにこれらのコンタクト孔
をブランケットタングステン(Blk−W)層27a〜
27dによって埋め込んだのち、全面にアルミニウム等
からなる配線層を形成し、これをパターニングすること
により、配線28a〜28dを形成する。こうして、フ
ルサリサイド構造を有するデュアルゲート構造のCMO
Sトランジスタの形成を完了する。
【0028】このように、本実施の形態では、エッチン
グによりp+ ゲートおよびn+ ゲートを同時に形成する
際のそのエッチングの対象となる層がn+ 多結晶シリコ
ン層16′のみとなるようにしたので、pMOS形成領
域1およびnMOS形成領域2におけるエッチング速度
を等しくすることができる。したがって、従来のよう
に、一方の領域(pMOS形成領域1)でエッチング終
端に達した時点で他方の領域(nMOS形成領域2)で
下地の基板までエッチングが進行しているという事態を
回避でき、良好にデュアルゲート構造を形成することが
可能となる。
【0029】次に、図9〜図13を参照して、本発明の
他の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明す
る。上記実施の形態がフルサリサイド構造のCMOSト
ランジスタを形成するものであったのに対し、本実施の
形態は、ソース・ドレイン領域のみがサリサイド構造と
なっているCMOSトランジスタを形成するものであ
る。なお、本実施の形態において、p+ 多結晶シリコン
層19′およびn+ 多結晶シリコン層16′を形成する
までの工程は図1〜図4と同じであるので、説明を省略
する。
【0030】図4に示したように、p+ 多結晶シリコン
層19′およびn+ 多結晶シリコン層16′の形成を終
了したのち、図9に示したように、CVD法等により全
面にタングステンシリサイド層(以下、WSiX 層とい
う。)31を100nm程度の膜厚に積層して、いわゆ
るポリサイド構造を形成する。この場合、例えば6フッ
化タングステン(WF6 )とシラン(SiH4 )との混
合ガスを用いてCVDを行う。その後、CVD法等によ
り、シリコン酸化膜等からなるオフセット酸化膜32を
全面に形成する。
【0031】次に、図10に示したように、pMOS形
成領域1におけるp+ ゲート形成領域と、nMOS形成
領域2におけるn+ ゲート形成領域に、長さLG のフォ
トレジスト膜33a,33bをそれぞれ形成する。この
場合、フォトレジスト膜33aの長さは設計上のゲート
長LG と等しくするものとし、これがp+ 多結晶シリコ
ン層19′の長さL3 と等しいか、あるいは僅かに大き
い寸法となるようにする。そして、p+ 多結晶シリコン
層19′の中心がフォトレジスト膜33aの中心と一致
するように位置合わせを行い、フォトレジスト膜33a
がp+ 多結晶シリコン層19′を完全に覆うようにす
る。なお、nMOS形成領域2におけるフォトレジスト
膜33bの位置合わせについては、フォトレジスト膜3
3aほどの厳密さは要しない。
【0032】次に、図10に示したフォトレジスト膜3
3a,33bをマスクとして、オフセット酸化膜32、
WSiX 層31およびn+ 多結晶シリコン層16′をそ
れぞれエッチング除去する。この場合のエッチングに
は、例えばECR系のエッチング装置を用い、Cl2
2ガスまたはHBr+O 2ガスの雰囲気中で行う。こ
れにより、図11に示したように、それぞれオフセット
酸化膜32を有するポリサイド構造のp+ ゲート39お
よびn+ ゲート36が並行して形成される。このとき、
図10に示したように、エッチングの対象となる多結晶
シリコン層はn+多結晶シリコン層16′のみであり、
+ 多結晶シリコン層19′は対象とならない。このた
め、pMOS形成領域1およびnMOS形成領域2にお
けるエッチング速度が等しくなり、両領域でエッチング
が同時に終了することとなる。
【0033】次に、図11に示したように、p+ ゲート
39と自己整合的に、pMOS形成領域1のシリコン基
板11の表面近傍にp- 不純物をイオン注入してLDD
拡散層を形成する。この場合のイオン注入するp型不純
物としては、上記実施の形態の場合と同様に、例えばボ
ロンまたはフッ化ボロン(BF2 )を用い、その打ち込
みエネルギーは例えば5〜50kev程度、ドーズ量は
例えば1×1014/cm2 程度とする。
【0034】次に、同じく図11に示したように、n+
ゲート36と自己整合的に、nMOS形成領域2のシリ
コン基板11の表面近傍にn- 不純物をイオン注入して
LDD拡散層を形成する。この場合のイオン注入するn
型不純物としては、上記実施の形態の場合と同様に、例
えばリンまたは砒素(As)を用い、その打ち込みエネ
ルギーは例えば5〜100kev程度、ドーズ量は例え
ば1×1014/cm2程度とする。
【0035】次に、同じく図11に示したように、シリ
コン酸化膜等の絶縁層を全面に形成したのち、RIE等
の異方性エッチング法によって絶縁層をエッチングする
ことにより、p+ ゲート39およびn+ ゲート36の各
両側面に、絶縁層からなるサイドウォール34a〜34
dを形成する。
【0036】次に、上記実施の形態(図6)の場合と同
様にして、pMOS形成領域1に、LDD構造のソース
・ドレイン(p型不純物拡散層23c,23d)を形成
すると共に、nMOS形成領域2に、LDD構造のソー
ス・ドレイン(n型不純物拡散層23a,23b)を形
成する。こうして、pMOS形成領域1にはLDD構造
のpMOSトランジスタが形成されると共に、nMOS
形成領域2にはLDD構造のnMOSトランジスタが形
成され、デュアルゲート構造が完成する。
【0037】次に、図12に示したように、全面にチタ
ン膜またはコバルト膜を形成したのち、熱処理を行うこ
とにより、pMOS形成領域1のp型不純物拡散層23
c,23d、およびnMOS形成領域2のn型不純物拡
散層23a,23bの表面近傍領域をシリサイド化し、
その後、未反応の金属(チタン等)を除去する。これに
より、pMOS形成領域1のp型不純物拡散層23c,
23dの表面にシリサイド層24d,24fがそれぞれ
形成されると共に、nMOS形成領域2のn型不純物拡
散層23a,23bの表面にシリサイド層24a,24
cがそれぞれ形成される。このとき、p+ ゲート39お
よびn+ ゲート36の表面はオフセット酸化膜32によ
って保護されているため、シリサイド化は行われない。
こうして、ソース・ドレイン領域のみが自己整合的にシ
リサイド化されたサリサイド構造の形成が完了する。
【0038】最後に、図13に示したように、CVD法
等により全面に層間絶縁膜26を例えば1500nm程
度の膜厚に形成したのち、CMP法により平坦化を行
う。そして、pMOS形成領域1およびnMOS形成領
域2のソース・ドレイン領域(p型不純物拡散層23
c,23dおよびn型不純物拡散層23a,23b)に
達するコンタクト孔を層間絶縁膜26にそれぞれ形成
し、さらにこれらのコンタクト孔をBlk−W27a〜
27dによって埋め込んだのち、全面にアルミニウム等
からなる配線層を形成し、これをパターニングすること
により、配線28a〜28dを形成する。こうして、サ
リサイド構造を有するデュアルゲート構造のCMOSト
ランジスタの形成を完了する。
【0039】このように、本実施の形態では、ゲートを
オフセット酸化膜付きのポリサイド構造とした場合に
も、pMOS形成領域1およびnMOS形成領域2にお
ける多結晶シリコン層のエッチング速度が等しくするこ
とができ、良好にデュアルゲート構造を形成することが
可能となる。
【0040】そして、このようなp+ ゲートを有するC
MOS素子では、表面チャネル動作が可能であるため、
低いしきい値電圧での動作が可能となり、駆動能力の増
加、高速化および低電力化等の効果が期待できる。
【0041】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。
【0042】例えば、上記の各実施の形態では、p+
ート形成領域を除く領域にn+ 不純物を導入(図2)し
てからp+ ゲート形成領域にp+ 不純物を導入(図3)
するようにしたが、逆に、先にp+ ゲート形成領域にp
+ 不純物を導入してからp+ゲート形成領域を除く領域
にn+ 不純物を導入するようにしてもよい。
【0043】また、上記の各実施の形態では、不純物活
性化のための熱処理の際の不純物の横方向の拡散を考慮
して、p+ ゲート形成領域を除く領域にn+ 不純物を導
入する際のエッチングマスクの大きさを本来のゲート長
より大きくすると共に、p+ゲート形成領域にp+ 不純
物を導入する際のエッチングマスクの開口の大きさを本
来のゲート長より小さくすることにより、p+ 不純物領
域とn+ 不純物領域との間に微小なピュア領域を設ける
ようにしたが、このようなピュア領域を設けることなく
+ ゲートを形成するようにしてもよい。
【0044】また、上記の実施の形態では、MOS構造
の半導体素子に適用する場合について説明したが、デュ
アルゲート構造を有するものであれば、他のタイプの半
導体素子(例えば、MES(Metal-Semiconductor) 構造
等)にも適用することは可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置の製造方法によれば、第1導電型ゲート電極およ
び第2導電型ゲート電極を形成するエッチング工程にお
いて、第2導電型不純物が導入された領域のみがエッチ
ング対象となるようにしたのて、第1導電型ゲート電極
の形成のためのエッチングの速度と第2導電型ゲート電
極の形成のためのエッチングの速度とが等しくなる。こ
のため、エッチング時に一方の下地が掘れてしまう等の
不都合を回避することができ、デュアルゲート構造の加
工を良好に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造
方法の一工程を表す断面図である。
【図2】図1に続く工程を表す断面図である。
【図3】図2に続く工程を表す断面図である。
【図4】図3に続く工程を表す断面図である。
【図5】図4に続く工程を表す断面図である。
【図6】図5に続く工程を表す断面図である。
【図7】図6に続く工程を表す断面図である。
【図8】図7に続く工程を表す断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る半導体装置の製
造方法の一工程を表す断面図である。
【図10】図9に続く工程を表す断面図である。
【図11】図10に続く工程を表す断面図である。
【図12】図11に続く工程を表す断面図である。
【図13】図12に続く工程を表す断面図である。
【符号の説明】
1…pMOS形成領域、2…nMOS形成領域、11…
シリコン基板、12…nウェル領域、13…素子分離
膜、14…ゲート酸化膜、15…非晶質シリコン層(ゲ
ート電極層)、16…n+ 不純物層、16′…n+ 多結
晶シリコン層(第2導電型不純物導入領域)、16″…
+ ゲート(第2導電型ゲート電極)、17,18,2
1a,21b,33a,33b…フォトレジスト膜、1
9…p+ 不純物層、19′…p+ 多結晶シリコン層、1
9″…p+ ゲート(第1導電型ゲート電極)、23a,
23b…n型不純物拡散層、23c,23d…p型不純
物拡散層、24a〜24d…シリサイド層、26…層間
絶縁膜、27a〜27d…ブランケットタングステン
層、28a〜28d…配線、31…タングステンシリサ
イド層(金属シリサイド層)、32…オフセット酸化
膜、36…n+ ゲート(ポリサイド構造のゲート)、3
9…p+ ゲート(ポリサイド構造のゲート)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の半導体基板上に、第1導電型ゲー
    ト電極を含む電界効果型半導体素子と、第2導電型ゲー
    ト電極を含む電界効果型半導体素子とを混載してなるデ
    ュアルゲート型半導体装置の製造方法であって、 前記半導体基板の全面に形成されたゲート電極層のう
    ち、前記第1導電型ゲートとなる領域を除く領域に第2
    導電型不純物を導入する工程と、 前記ゲート電極層のうち、前記第1導電型ゲート電極と
    なる領域にのみ第1導電型不純物を導入する工程と、 前記ゲート電極層に導入された前記第1および第2導電
    型不純物を活性化する工程と、 活性化された不純物を含むゲート電極層のうち、前記第
    1導電型ゲート電極となる領域および前記第2導電型ゲ
    ートとなる領域の2領域を除く第2導電型不純物導入領
    域のゲート電極層を並行して選択的にエッチングし、第
    1導電型ゲート電極および第2導電型ゲート電極を形成
    するエッチング工程とを含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極層は非晶質シリコンまた
    は多結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ゲート電極層への第1およ
    び第2導電型不純物の導入後にゲート電極層上に金属シ
    リサイド層を積層してポリサイド構造を形成する工程を
    含み、 エッチング工程において、前記第1導電型ゲート電極と
    なる領域および前記第2伝導型ゲートとなる領域の2領
    域を除くポリサイド構造の各層を選択的にエッチングす
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置の製造方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記ゲート電極層上への金属シ
    リサイド層の積層後にオフセット酸化膜を積層して、オ
    フセット酸化膜付ポリサイド構造を形成する工程を含
    み、 前記エッチング工程において、前記第1導電型ゲート電
    極となる領域および前記第2伝導型ゲートとなる領域の
    2領域を除くオフセット酸化膜付ポリサイド構造の各層
    を選択的にエッチングするようにしたことを特徴とする
    請求項3記載の半導体装置の製造方法。
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