JP3159270B2 - 自動二輪車の電装品プレート取付構造 - Google Patents

自動二輪車の電装品プレート取付構造

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JP3159270B2
JP3159270B2 JP29097991A JP29097991A JP3159270B2 JP 3159270 B2 JP3159270 B2 JP 3159270B2 JP 29097991 A JP29097991 A JP 29097991A JP 29097991 A JP29097991 A JP 29097991A JP 3159270 B2 JP3159270 B2 JP 3159270B2
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cowl
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motorcycle
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信哉 伊藤
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドライト周り等を
覆うカウル付きの自動二輪車における電装品プレートの
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車において、シート下方の空間
であって、サイドカバーにより囲まれたバッテリ収納空
間内に、ワイヤハーネスのカプラを集中して取り付ける
カプラホルダを車体フレームに取り付けて配設したこと
が、実開昭59−137881号公報により公知となっ
ている。また、ヘッドライト周りを覆うカウルを備える
自動二輪車において、そのカウルの内方にカプラホルダ
及びヒューズボックスステーを配設することも行なわ
れ、その場合、カウルステーにこれらカプラホルダ及び
ヒューズボックスステーを取り付けるようにしていた。
さらに、カプラホルダをカウルステーに一体的に形成し
た例としては、実開昭62−54085号公報に示す技
術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、ヘッドラ
イト周りを覆うカウルの内方にカプラホルダを配設する
場合、従来の如くカウルステーに取り付ける構造では、
メンテナンス時にカウルをそのカウルステーから取り外
す際に、カウル側にヘッドライト及びウインカライトが
取り付けられて配線されている関係から、カウルステー
側のカプラホルダからカプラを抜いて外す必要がある。
このカウルステー側のカプラホルダからカプラを外す作
業は、カウル内の狭い空間内に手を差し込んで行なわな
ければならず、面倒なものとなっていた。
【0004】そこで本発明の目的は、カウルの内方に電
装品プレートを配設した自動二輪車において、カウルの
着脱を容易化してメンテナンス作業性を高めるととも
に、カウル内のワイヤハーネスの配線も整然と行なえる
ようにした電装品プレート取付構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、ヘッドライト周り等を覆うカウルを備え、ワ
イヤハーネスのカプラを集中して取り付ける電装品プレ
ートをカウルの内方に配設した自動二輪車において、電
装品プレートをカウルに直接取り付けて支持させるとと
もに、ヘッドライト並びにウインカライトをカウルに支
持させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】カウルの内方に配設した電装品プレートを、カ
ウルに直接取り付けて支持させるとともに、ヘッドライ
ト並びにウインカライトを、カウルに支持させたので、
メンテナンス時のカウルの着脱が容易となり、また、ワ
イヤハーネスのカウル内の配線も整然となる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を適用した自動二輪車の一例を示す図1及
び図2において、1はヘッドパイプ、2はメインフレー
ム、3はサブフレーム、4はアッパーシートレール、5
はロアーシートレール、6はエンジン、7はラジエー
タ、8はスイングアーム、9は後輪、11は燃料タン
ク、12はシート、13はシートカウル、14はハンド
ルパイプ、15はフロントフォーク、16は前輪、17
はメーターユニット、18はヘッドライト、19はフロ
ントウインカライト、21はメインカウルである。
【0008】左右分割のハンドルパイプ14は、図5及
び図6のように、フロントフォーク15のインナーパイ
プ15a上端部に、トップブリッジ41とともに固定さ
れている。即ち、インナーパイプ15a上端部に、先
ず、ハンドルパイプ14の割締めボス部14aを嵌合し
て、次に、その上面に重ねてトップブリッジ41の割締
めボス部41aを嵌合し、この割締めボス部14a,4
1aをセットプレート42を介してボルト43,44に
より締め付け固定している。このセットプレート42に
より、ハンドルパイプ14の上下位置の規制が行なわれ
る。
【0009】図1及び図2のように、メインカウル21
は、エンジン6の両側方及び下方を覆うアンダーカウル
22と、エンジン6上の気筒部6a及びその前方のラジ
エータ7の両側方を覆う左右のミドルカウル23,23
と、ヘッドライト18,18周りを覆うアッパーカウル
24と、走行風をラジエータ7に導く左右のインナーミ
ドルカウル25,25とから構成されている。インナー
ミドルカウル25は、図3に示すように、ミドルカウル
23の前部内側からアッパーカウル24の下半部内側に
空間を開けて位置するもので、実施例では、図4に示す
通り、アッパーカウル24内方に臨む車体右側のインナ
ーミドルカウル25上端部の外側面(車体幅方向で内側
の表面、すなわち、アッパーカウル24の内方に配置し
たインナーミドルカウル25の表面)に電装品プレート
31を取り付けている。
【0010】即ち、電装品プレート31は、図3及び図
4のように、略水平なカプラ支持面32にカプラ取付部
33を多数(図示例では5個)有して、このカプラ支持
面32から下方に折曲して前後方向に長いカウル側取付
面34を一体に備えてなる。更に、カウル側取付面34
は、前方延出部34a及び後方延出部34bを有し、後
方延出部34bの外面後部にヒューズボックス係合保持
部35を形成するとともに、後方延出部34bの前部に
クリップ嵌着孔36を形成している。39はヒューズボ
ックスである。従って、電装品プレート31は、カプラ
ホルダとヒューズボックスステーを兼ねたものとなって
いる。
【0011】そして、車体右側のインナーミドルカウル
25上端部には、クリップ嵌着孔26を形成するととも
に、その前方離間した部分の外側面(車体幅方向で内側
の表面)に電装品プレート差込部27を形成している。
電装品プレート31の取り付けは、この車体右側のイン
ナーミドルカウル25上端部の外側面(車体幅方向で内
側の表面)に対し、先ず、その電装品プレート差込部2
7に後方からカウル側取付面34の前方延出部34aを
直接差し込んで、次に、樹脂クリップ37をクリップ嵌
着孔26,36にグロメット嵌合することにより、ワン
タッチで行なう。この結果、メインカウル21の内方に
配設した電装品プレート31を、メインカウル21の一
部を成すインナーミドルカウル25に直接取り付けて支
持させることができる。
【0012】このように、カプラホルダとヒューズボッ
クスステーを兼ねた電装品プレート31を、ヘッドライ
ト18,18及びフロントウインカライト19,19を
支持するアッパーカウル24の内方に設けられたインナ
ーミドルカウル25上端部の外側面に直接取り付ける構
造を採用したことにより、以下の利点が得られる。図示
せぬカプラ及びヒューズボックス39のメンテナンス作
業に際して、従来の如くカウルステー側のカプラホルダ
からカプラを外す場合のように、カウル内の狭い空間内
に手を差し込んで行なう面倒な作業が不要となる。更
に、カウルを取り外す際も、樹脂クリップ37を外し、
電装品プレート31を取り外すことにより、容易にメン
テナンスできる。また、以上により、カウル内における
図示せぬワイヤハーネスは整然と配線できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の電装品プレート取
付構造によれば、カウルの内方に配設した電装品プレー
トを、カウルに直接取り付けて支持させるとともに、ヘ
ッドライト並びにウインカライトを、カウルに支持させ
たので、メンテナンス時におけるカウルの着脱を容易化
でき、従って、作業性の向上を達成できるとともに、ワ
イヤハーネスのカウル内における配線の整然化も達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動二輪車の一例を示す概略
側面図
【図2】同じく正面図
【図3】メインカウル部分の拡大側面図
【図4】本発明に係る電装品プレート取付構造を示す破
断平面図
【図5】ハンドルパイプ固定構造例を示す分解斜視図
【図6】その固定状態の要部縦断面図
【符号の説明】
18…ヘッドライト、19…フロントウインカライト、
21…メインカウル、24…アッパーカウル、25…イ
ンナーミドルカウル、26…クリップ嵌着孔、27…電
装品プレート差込部、31…電装品プレート、32…カ
プラ支持面、34…カウル側取付面、35…ヒューズボ
ックス係合保持部、36…クリップ嵌着孔、37はクリ
ップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドライト周り等を覆うカウルを備
    え、ワイヤハーネスのカプラを集中して取り付ける電装
    品プレートをカウルの内方に配設した自動二輪車におい
    て、前記電装品プレートを前記カウルに直接取り付けて
    支持させるとともに、前記ヘッドライト並びにウインカ
    ライトを前記カウルに支持させたことを特徴とする自動
    二輪車の電装品プレート取付構造。
JP29097991A 1991-10-09 1991-10-09 自動二輪車の電装品プレート取付構造 Expired - Lifetime JP3159270B2 (ja)

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JPH0597081A JPH0597081A (ja) 1993-04-20
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