JP2007069678A - リヤフェンダー及び鞍乗型車両 - Google Patents

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Takeshi Igarashi
剛 五十嵐
Kota Ikeda
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Abstract

【課題】 形状の複雑化に伴う型成形の困難性を回避することができるとともに、取付部品点数の削減により車体フレームへの取り付けを容易に行うことができるリヤフェンダー、及び該リヤフェンダーを備えた鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】 樹脂成形品のリヤフェンダー本体30に、該リヤフェンダー本体30と別個独立に設けられたバッテリボックス40を組み付けるとともに、該バッテリボックス40を車体フレームに懸架することにより、該バッテリボックス40を介してリヤフェンダー本体30を車体フレームに保持する構成としてある。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車、四輪バギー又はスノーモービル等の鞍乗型車両の後輪を覆って泥はね等を防止するためのリヤフェンダー、及び該リヤフェンダーを備えた鞍乗型車両に関し、特に、形状の複雑化に伴う型成形の困難性を回避することができるとともに、取付部品点数の削減により車体フレームへの取り付けを容易に行うことができるリヤフェンダー、及び該リヤフェンダーを備えた鞍乗型車両に関する。
一般に、自動二輪車等の鞍乗型車両は、電源用のバッテリを搭載している。従来は、該バッテリを鋼板や樹脂材料からなるバッテリボックス内に収納し、該バッテリボックスをボルト及びナット等の取付部品により車体フレームに締結固定して、シート下方におけるエアクリーナボックスとリヤフェンダーの間の空間に設置していた(特許文献1の図5参照)。
また、特許第3206265号では、エアクリーナボックスとリヤフェンダーとを互いに連結可能とし、これらエアクリーナボックスとリヤフェンダーとを連結させたとき、該連結部にバッテリの前後壁部、左右一対の側壁部及び底壁部をそれぞれ当接保持するバッテリ保持部が形成されるようにしたバッテリ保持構造が提案されている(特許文献1の図2〜図4参照)。
特許第3206265号公報(図2〜図5)
しかし、バッテリボックスやエアクリーナボックス等の収納箱と、リヤフェンダーとを、それぞれ別個独立に車体フレームに締結固定する構成では、これら部品をそれぞれ安定的に保持するために必要なボルト及びナットといった取付部品点数が増加してしまい、また、取付作業の工数も増加して作業効率が低下してしまうという問題があった。
一方、バッテリボックスやエアクリーナボックス等の収納箱を、リヤフェンダーと一体化した場合は、バッテリボックスの車体フレームへの取付部を省略して取付部品点数を削減することができる。しかし、リヤフェンダーに一体化したバッテリボックスに、バッテリの保持バンドを掛止するためのフック部、周辺電装品の組付部、ワイヤハーネスのガイド等を一体成形する必要があり、該バッテリボックスを一体化したリヤフェンダーの形状が複雑化してしまい、その型成形が困難になるという問題があった。
なお、特許第3206265号では、エアクリーナボックスとリヤフェンダーとの連結部がバッテリボックスの役割を果たし、両部材にバッテリボックスとしての実体がない構成を採用し、リヤフェンダーの形状の複雑化を解消するとしている。しかし、現実には、バッテリの保持バンドを掛止するためのフック部、周辺電装品の組付部、ワイヤハーネスのガイド等を、エアクリーナボックス又はリヤフェンダーのいずれかに一体成形する必要があり、形状の複雑化による型成形の困難性を回避することができない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、形状の複雑化に伴う型成形の困難性を回避することができるとともに、取付部品点数の削減により車体フレームへの取り付けを容易に行うことができるリヤフェンダー、及び該リヤフェンダーを備えた鞍乗型車両の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のリヤフェンダーは、鞍乗型車両における後輪の上方に取り付けられる樹脂成形品のリヤフェンダー本体と、該リヤフェンダー本体と別個独立に設けられ、他の部材を内部に収納する有底の収納箱とを有し、前記リヤフェンダー本体に前記収納箱を組み付けた構成としてある。
好ましくは、前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の上面に、前記収納箱を組み付けた構成とする。より好ましくは、前記リヤフェンダー本体を、前記鞍乗型車両の前後方向に長い形状とし、該リヤフェンダー本体の前後方向の一側上面に、前記収納箱を組み付けた構成とする。さらに好ましくは、前記リヤフェンダー本体を、前記鞍乗型車両の前後方向に長く、上方に向かって凸となるように湾曲した形状とし、該リヤフェンダー本体の下降傾斜する前端部上面に前記収納箱を組み付けた構成とする。
好ましくは、前記リヤフェンダー本体の前端部上面に、前記収納箱の少なくとも底壁の一部を載置することが可能な他の底壁を有する載置凹部を形成し、該載置凹部に前記収納箱の底壁を載置した状態で組み付けた構成とする。
好ましくは、前記収納箱自体に、又は前記リヤフェンダー本体における前記収納箱を組み付ける側の部位に、前記鞍乗型車両の車体フレームへの取付部を設けた構成とする。より好ましくは、前記リヤフェンダー本体における、前記収納箱を組み付ける側と反対側の部位にも、前記車体フレームへの取付部を設けた構成とする。
好ましくは、前記収納箱自体に前記車体フレームへの取付部を設けるとともに、該収納箱を前記車体フレームに懸架することにより、該収納箱を介して前記リヤフェンダー本体を前記車体フレームに保持する構成とする。
好ましくは、前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の上面に前記収納箱を組み付けるとともに、前記リヤフェンダー本体の下面に凹部を形成し、該凹部内に前記収納箱と前記リヤフェンダー本体との組付部を形成した構成とする。
好ましくは、前記リヤフェンダー本体の前後方向又は幅方向にスライドさせて嵌合させるスライド嵌合部により、前記収納箱を前記リヤフェンダー本体に組み付けた構成とする。より好ましくは、前記スライド嵌合部が、前記鞍乗型車両の前後方向又は幅方向に延びる嵌合板と嵌合溝とからなり、これら嵌合板又は嵌合溝をそれぞれ前記収納箱又は前記リヤフェンダー本体に設けた構成とする。
好ましくは、前記スライド嵌合部の嵌合板に、該嵌合板と直行する方向に突出する板状の補強リブを形成した構成とする。より好ましくは、前記収納箱を前記リヤフェンダー本体にスライド嵌合させた状態で締結部材により締結するとともに、前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の下面に、該リヤフェンダー本体を貫通した前記締結部材の先端部を収納する凹部を形成した構成とする。
好ましくは、前記収納箱が、内部にバッテリを収納するためのバッテリボックスである構成とする。
また、上記問題点を解決するために、本発明の鞍乗型車両は、上述したいずれかの構成のリヤフェンダーを備えた構成としてある。
本発明のリヤフェンダー及び鞍乗型車両によれば、バッテリボックス等の収納箱を含む複雑な形状のリヤフェンダーを容易に型成形することができる。すなわち、収納箱をリヤフェンダー本体と別個独立に型成形して、該リヤフェンダー本体に組み付ける構成としたことにより、これらリヤフェンダー本体と収納箱とを別個独立に型成形することができる。これにより、両部材をそれぞれ複雑な形状としつつも、使用するスライド型の削減を図ることができ、容易に型成形することができる。
また、本実施形態のリヤフェンダーによれば、車体フレームへの取付点数の削減による部品点数の削減を図ることができ、該車体フレームへの組み付けが容易となる。すなわち、収納箱の車体フレームへの取付部が、該収納箱をリヤフェンダー本体に組み付けたリヤフェンダーの車体フレームへの取付部をも兼ねており、該リヤフェンダーの車体フレームへの取付点数を削減することができる。これにより、収納箱及びこれを含むリヤフェンダーを車体フレームに強固に固定しつつ、ボルト及びナット等の取付部品点数の削減を図ることができるとともに、車体フレームへの取付作業も容易となる。
次に、本発明の一実施形態に係るリヤフェンダー及び鞍乗型車両について、図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態に係るリヤフェンダーを備えた鞍乗型車両について、図1を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)を示す左側面図である。
同図において、自動二輪車1の車体フレーム10は、クレードル形のフレームであり、該車体フレーム10の前端のステアリングヘッドパイプ10aには、フロントフォーク11が回動自在に取り付けてある。フロントフォーク11の下端部には前輪WFが回動自在に支承してあり、その上部には該前輪WFを覆うフロントフェンダー13が設けてある。また、フロントフォーク11の上端部には、ハンドル12が取り付けてある。
ステアリングヘッドパイプ10aには、後方斜め下向きに延びる左右のメインフレーム10bと、下向きに延びる左右のダウンチューブ10cが連結してあり、これらメインフレーム10bとダウンチューブ10cとで囲まれた空間部分に、空冷式4サイクルのエンジン14が搭載してある。該エンジン14は、やや前傾された直立形の気筒14aを有している。また、エンジン14には、図示しないパイプを介してオイルクーラ15が接続してある。該オイルクーラ15は、気筒14aの前方を通るダウンチューブ10cに取り付けてあり、気筒14aの前方上部に位置している。このオイルクーラ15の周囲は、合成樹脂製のシュラウド16によって覆われ、シュラウド16によって走行風をオイルクーラ15に導いて冷却している。
メインフレーム10bの後方には、シート17を支持する左右のシートレール10d,10dが連結してある。各シートレール10dとメインフレーム10bの後部の間にバックステー10eを連結し、バックステー10eによって各シートレール10dを支持している。各シートレール10dとバックステー10eとで後部フレームを構成しており、本実施形態では、該後部フレームを複数パイプの組み合わせとしているが、例えば、Al鋳造等の一体物とした構成としてもよい。
各シートレール10dとメインフレーム10bとの連結部分には、これら両者間に跨って燃料タンク18が配置してある。該燃料タンク18は、エンジン14の上方に位置しており、該燃料タンク18の後端部にシート17が連なっている。
一方、メインフレーム10bの後下部には、図示しないピボット軸取付ブラケットが固定してあり、該ピボット軸取付ブラケットに図示しないピボット軸が支持してある。該ピボット軸にはリヤアーム19の前端部が軸支してあり、該リヤアーム19は、サスペンション20によって揺動自在に支持してある。また、リヤアーム19には可動フェンダー21がボルトによって締付固定してある。このようなリヤアーム19の後端部には、車軸26を介して後輪WRが回動自在に支承してある。そして、該後輪WRには、ドラム式ブレーキ27が備わっている。
燃料タンク18の後部下方からシート17の前部下方はサイドカバー22によって覆ってある。また、メインフレーム10bの後下部には、左右両側にそれぞれフートブラケット23,23が固定してある。また、図示しない右側のフートブラケット23には、エンジン14から後方に延びる図示しない排気管が支持してある。
シート17の側部から後部の周囲の下方は、テールランプ23、左右一対のリヤカバー24,24、及び本実施形態に係るリヤフェンダー3等の車両後部を構成する部品が組み付けてある。
以下、本実施形態に係るリヤフェンダーについて、図2〜図4を参照しつつ説明する。図2は本実施形態に係るリヤフェンダーを示す平面図である。図3は上記リヤフェンダーを示す左側面図である。図4は上記リヤフェンダーの電装品収納部を示す部分拡大図である。
図2及び図3において、本実施形態に係るリヤフェンダー3は、主として、合成樹脂材料を型成形したリヤフェンダー本体30に、これと別個独立に型成形したバッテリボックス(収納箱)40を組み付けた構成となっている。まず、リヤフェンダー本体30の構成について説明し、次いでバッテリボックス40について詳述する。
リヤフェンダー本体30の全体は、上述した自動二輪車1の前後方向に長く、上方に向かって凸となるように湾曲した形状となっている。該リヤフェンダー3の上面には、その前後方向の一側から順に電装品収納部30A、水堰き止めガイド30B、湾曲部30C、小物収納部30D及びフェンダー部30Eが形成してある。
電装品収納部30Aには、バッテリ51、スタータリレー52、イグニッションストップスイッチ53及びヒューズボックス54といった電装品が、別体の収納箱又は一体成形した組付部を介して搭載してある。これら電装品のうち、バッテリ51及びスタータリレー52は、上述したバッテリボックス(収納箱)40に収納又は組み付けた状態で、該電装品収納部30Aに搭載してある。
電装品収納部30Aの前端部上面には、バッテリボックス40の後方下側の角部が嵌合する断面逆L字状の載置凹部31aが形成してある。このような載置凹部31aにバッテリボックス40の一部を嵌め込むことにより、該バッテリボックス40のがたつきを防止して、より安定した状態で組み付けることができる。なお、該載置凹部31aの左右両隅の近傍には、小さな円形の水抜き孔31g,31gがそれぞれ穿設してある。
載置凹部31aの前方には、バッテリボックス40の前方下側の角部を当接支持する左右一対の台座部31b,31bが形成してある。各台座部31bの正面壁には、バッテリボックス40の底壁部40Dに突設した一対の嵌合板47,47とスライド嵌合する正面視略T字型の嵌合溝31c,31cがそれぞれ形成してある。各嵌合板47と嵌合溝31cとの嵌合構造については後に詳述する。
また、載置凹部31aの後方には、リヤフェンダー本体30の下面側から見て上面側に向かって凹ませた、断面略三角形状の空間である凹部31dが形成してある。該凹部31dの天壁は、バッテリボックス40の後述する水平板42をねじ止めするための取付壁31eとなっている。該取付壁31eには、所定の間隔をおいて一対の取付孔(組付部)31f,31fが穿設してある。さらに、各取付孔31fには、前記ねじに螺合するスプリングナット35bが取り付けてある。
前記電装品収納部30Aと湾曲部30Cとの間には、略V字型の突板である水堰き止めガイド30Bが形成してあり、図1に示すシート17下に侵入した水が電装品収納部30Aに流れ込むことを防止している。
湾曲部30Cは、図1に示す後輪WRの外周に沿って上方へ凸をなすように湾曲している。該湾曲部30Cの最後方には、図示しないイグニッションコントロールユニットの取付部32が形成してある。該取付部32は、上方に向かって突出する前後一対の係止片32a,32cと、中央の支持片32bとで構成してある。
中央の支持片32bは、前記イグニッションコントロールユニットの中央を貫通してこれを支持する。一方、各係止片32a,32cは、前記イグニッションコントロールユニットの前後壁部にそれぞれ設けた図示しない枠状の取付部に、その先端部の係止爪を係止させて該イグニッションコントロールユニットを固定する。
小物収納部30Dは、概ね車載工具収納部33aと、キーローター収納部33bと、これらを除いた残りのフリースペース33cとに区画してある。車載工具収納部33aには、図示しないツールケースに入った車載工具が保持ベルトにより保持された状態で収納される。
キーローター収納部33bには、図示しないキーローター(鍵穴)と、該キーローターに連動する図示しないロック解除レバーとが収納される。該ロック解除レバーは、ワイヤーを介して図示しないシート着脱装置に接続してある。前記キーローターに差し込んだイグニッションキーの回動操作によりロックを解除すると、図1に示すシート17を取り外すことができ、小物収納部30Dへのアクセスが可能となる。一方、フリースペース33cには、例えば、車検証や整備手帳など広面積の物を収納することができる。
ここで、小物収納部30Dを区画する左右側壁には、リヤフェンダー3をフレーム10の各シートレール10dに固定するための取付部33d,33dが、それぞれ外側へ突出するように設けてある。
上述した小物収納部30Dの後方に連成されたフェンダー部30Eは、図1に示す後輪WRの後方を覆うものであり、後方に突出する矩形のライセンスプレート取付部34が突設してある。該ライセンスプレート取付部34には、図示しないライセンスプレートが取り付けられ、該ライセンスプレートは、図1に示すテールランプ30下方からの透過光により照明される。
また、リヤフェンダー3の前記電装品収納部30Aから小物収納部30Dに渡る左右両側には、横方向に突出する側片部35,35が設けてある。各側片部35は、図1に示す各リヤカバー24をそれぞれ組み付けるためのものであり、車両前後方向に沿って所定間隔をおいて複数の取付孔35a,35a…が穿設してある。各取付孔35aには、スプリングナット35b,35b…がそれぞれ取り付けてある。
次に、上述したリヤフェンダーに装着されるバッテリボックスについて、図4及び図5〜図11を参照しつつ説明する。図5は上記リヤフェンダーの電装品収納部に装着されたバッテリボックス(収納箱)を示す車両後方から見た背面斜視図である。図6は上記バッテリボックスの背面図である。図7は上記バッテリボックスの平面図である。図8は上記バッテリボックスの前壁部に形成したフックを示す正面図である。図9は図8のA−A線断面図である。図10は図8のB−B線断面図である。図11は上記バッテリボックスのフレーム取付部を示す部分拡大断面図である。
図4〜図7において、本実施形態に係るバッテリボックス40の全体は、概ね前壁部40A、後壁部40B、左右一対の側壁部40C,40C、底壁部40Dからなる高さ方向に長い略矩形状の中空箱体となっている。
バッテリボックス40の前壁部40Aの上端中央には、保持ベルト55の一方の掛け金55aを掛止するためのフック部41が一体的に形成してある。該フック部41は、図8〜図10に示すように、左右一対の金具係止部41a,41aと、これら金具係止部41aの間に間隔をおいて設けられた3つの金具回動保持部41b,41b,41bとを有している。
該フック部41に保持ベルト55の掛け金55aを引掛けると、各金具回動保持部41bが該掛け金55aを回動自在に保持するとともに、各金具係止部41aが該掛け金55aの下方を係止して、該掛け金55aがフック部41から容易に脱落しないようにしている。
バッテリボックス40の後壁部40Bは、前壁部40A及び各側壁部40Cの約半分より若干低い高さとしてあり、バッテリ51の出し入れを容易にしてある。該後壁部40Bの上端縁には、車両後方へ延びる水平板42が突設してある。該水平板42には、所定の間隔をおいて一対の取付孔(組付部)42a,42aが穿設してある。
各取付孔42aは、上述したリヤフェンダー本体30の凹部31dの取付壁31eに穿設した各取付孔31fにそれぞれ対応しており、バッテリボックス40とリヤフェンダー本体30の唯一の締結固定の箇所となっている。具体的に、図4に示すように、これら取付孔42a及び取付孔31fにビスを挿通し、取付孔31fに設けたスプリングナット35bに前記ビスを螺合させることにより、バッテリボックス40を締結固定している。
このとき、リヤフェンダー本体30の下面側に突出する前記ビスの先端部が、該リヤフェンダー本体30の下面に形成した前記凹部31d内に収納されるので、前記ビスの先端部がリヤフェンダー本体30の下面から突出することがなく、前記ビスの先端部に作業者の手が接触することを防止できるので、メンテナンス性が向上する。また、リヤフェンダー本体30に取付孔31fを開口させたとしても、該取付孔31fが凹部31d内に形成されることにより、リヤフェンダー3における後輪WRからの泥はね等の遮断機能を低下させることもない。
また、後壁部40Bの水平板42の中央には、前壁部40Aのフック部41に対応するフック部43が立設してある。該フック部43は、断面略略半円形状となっており、前記保持ベルト55の他方の掛け金55bを回動自在に掛止する。これにより、バッテリボックス40内に収納したバッテリ51の車両前後方向の中央を、保持ベルト55の弾性により押圧保持している。
さらに、後壁部40Bの水平板42における前記フック部43の左側には、一対の片状部材であるリレー保持部44,44が立設してある。一方のリレー保持部44の上端には、係止爪44aが外側に向かって突設してある。前記スタータリレー52の両側に設けた一対の枠状取付部に、各リレー保持部44をそれぞれ挿通すると、該リレー保持部44の途中に設けた段差部に前記枠状取付部が当接して位置決めされるとともに、前記係止爪44aが一方の前記枠状取付部に係止して、スタータリレー52が各リレー保持部44,44に組み付けられる。
バッテリボックス40の各側壁部40Cの上端部中央には、それそれ外側に向かって突出するフレーム取付部45,45が設けてある。各フレーム取付部45には、それぞれボルトを挿通するための取付孔45a,45aが穿設してある。このようなフレーム取付部45は、図1に示す自動二輪車1の車体フレーム10を構成する各シートレール10dに、図2及び図11に示すように取り付けてある。
すなわち、各シートレール10dの車両前端側には、左右一対のブラケット10f、10fが溶接してある。各ブラケット10fは、車両内側方向への突出長さが異なるが、いずれも鋼板を略90°に折り曲げ加工して形成した垂直な取付部をそれぞれ有している。各取付部には、それそれ取付孔が穿設してあり、これら取付孔のシートレール10d側の面には、ナット56bがそれぞれ溶接してある。
そこで、バッテリボックス40の各取付部42の取付孔45aを、各ブラケット10fの取付孔に一致させ、各側壁部40Cの内側から取付孔45aにボルト56aを挿通し、該ボルト56aを各ブラケット10fのナット56bに螺合させることにより、バッテリボックス40を各シートレール10dに締結固定している。
これにより、バッテリ51を収納したバッテリボックス40が、各シートレール10dに懸架した状態で保持され、重量物であるバッテリ51を安定的に支持することができる。また、バッテリボックス40の各フレーム取付部45は、これを組み付けたリヤフェンダー本体30(すなわち、リヤフェンダー3)を各シートレール10dの前端側に固定する役割も兼ねており、リヤフェンダー本体30の各シートレール10dへの取付点数を削減している。
また、左側の側壁部40Cには、バッテリ51やスタータリレー52等の電装品に接続された図示しない電線束を保持して整理配索するための断面略逆L字型のハーネス受部46が突設してある。
バッテリボックス40の底壁部40Dには、下方に向かって一対の嵌合板47,47が所定間隔をおいて突設してある。各嵌合板47は、上述したリヤフェンダー本体30の各台座部31bにそれぞれ対応しており、各台座部31bに設けた略T字型の嵌合溝31cに、車両前方からスライド嵌合する構成となっている。このような車両前後方向のスライド嵌合構造を採用しているので、車両上下方向の振動を受けた場合でも、各嵌合板47と嵌合溝31cとの嵌合が容易に外れることはない。
上述の通り、バッテリボックス40は、リヤフェンダー本体30の車両前方側を各シートレール10dに懸架保持しているので、各嵌合板47には、該リヤフェンダー本体30の荷重が掛かる。そこで、本実施形態では、各嵌合板47の付根部分から下面中央に渡って、該嵌合板47と直交する方向に突出する板状の補強リブ47a,47aを設けた構成としてある。これにより、リヤフェンダー本体30からの荷重を受けても、各嵌合板47が変形することなく嵌合状態を維持する。
なお、底壁部40Dの車両後方側の2箇所の隅部には、図4及び図7に示すように、小さな円形の水抜き孔48,48がそれぞれ設けてある。各水抜き孔48は、上述したリヤフェンダー本体30の載置凹部31aに形成した各水抜き孔31gと対応し、該載置凹部31aにバッテリボックス40の後方下側の角部を嵌め込んだときに、これら水抜き孔48と34gとが一致して、外部へ連通する微細孔を形成する。
次に、上記構成からなるリヤフェンダー3の組み立て、及び車体フレーム10への取り付け手順について簡単に説明する。
まず、図3及び図4に示すように、リヤフェンダー本体30の電装品収納部30Aに形成した各台座部31bの嵌合溝31cに、バッテリボックス40の各嵌合板47を車両前方側からスライド嵌合させつつ、該バッテリボックス40の後方下側の角部を、リヤフェンダー本体30の載置凹部31aに嵌め込む。
次いで、バッテリボックス40の水平板42に穿設した各取付孔42aと、リヤフェンダー本体30の取付壁30eに穿設した各取付孔31fとに前記ビスを挿通し、該ビスをスプリングナット35bに螺合させて、バッテリボックス40をリヤフェンダー本体30に締結固定する。これにより、バッテリボックス40とリヤフェンダー本体30とからなるリヤフェンダー3が構成される。
その後、図2及び図3に示すように、該リヤフェンダー3を車体フレーム10の各シートレール10dの間に下方から嵌め込み、前後4箇所で各シートレール10dに締結固定する。すなわち、シートレール10dの前端側に設けた各取付部10fに、バッテリボックス40の各フレーム取付部45をボルトにより締結固定するとともに、シートレール10dの後端側に設けた図示しないブラケットに、リヤフェンダー本体30の各フレーム取付部33dをボルトにより締結固定する。これにより、リヤフェンダー3の車体フレーム10への取り付けが完了する。
以上のように、本実施形態に係るリヤフェンダー3、及びこれを備えた自動二輪車1(鞍乗型車両)によれば、バッテリボックス40を含む複雑な形状のリヤフェンダー3を容易に型成形することができる。すなわち、バッテリボックス40を、リヤフェンダー本体30と別個独立に型成形して、該リヤフェンダー本体30に組み付ける構成としたことにより、これらリヤフェンダー本体30とバッテリボックス40とを別個独立に型成形することができる。
これにより、両部材30,40(すなわち、リヤフェンダー3)をそれぞれ複雑な形状としつつも、使用するスライド型の削減を図ることができ、容易に型成形することができる。具体的に、上下又は左右の金型の分割方向と交差する方向に形成される取付孔等を型成形するために用いる小型のスライドコマの使用のみで、複雑な形状のリヤフェンダーと収納箱をそれぞれ型成形することができる。
また、本実施形態のリヤフェンダー3によれば、車体フレーム10への取付点数の削減による部品点数の削減を図ることができ、該車体フレーム10への組み付けが容易となる。すなわち、従来は、リヤフェンダーとバッテリボックスのそれぞれに車体フレームへの取付部を設け、両部材を個別に車体フレームに締結固定していた。これに対し、本実施形態のリヤフェンダー3では、バッテリボックス40の各フレーム取付部45が、該バッテリボックス40をリヤフェンダー本体30に組み付けたリヤフェンダー3のフレーム取付部をも兼ねており、該リヤフェンダー3の各シートレール10dへの取付点数を削減することができる。
これにより、バッテリボックス40及びこれを含むリヤフェンダー3を車体フレーム10に強固に固定しつつ、ボルト及びナット等の取付部品点数の削減を図ることができるとともに、車体フレーム10への取付作業も容易となる。
また、バッテリボックス40をリヤフェンダー本体30にスライド嵌合させる構成としてあるので、両部材の取付部品点数の削減を図ることができるとともに、組付作業が容易となる。
さらに、本実施形態のリヤフェンダー3では、底壁部40Dを有するバッテリボックス40をリヤフェンダー本体30の上面の載置凹部31aに組み付けているので、該バッテリボックス40内に収納したバッテリ51を、後輪WRが跳ね上げた飛び石や泥はね等から、二重の底壁部40D,31aによって効果的に保護することができる。
これに加え、本実施形態のリヤフェンダー3では、各フレーム取付部45によりバッテリボックス40を各シートレール10dに懸架した状態で保持しているので、重量物であるバッテリ51を安定的に支持することができる。
その他、本実施形態のリヤフェンダー3では、各嵌合板47と嵌合溝31cとを車両の前後方向にスライド嵌合構造させる採用しているので、車両上下方向の振動を受けた場合でも、各嵌合板47と嵌合溝31cとの嵌合が容易に外れることはない。
また、本実施形態のリヤフェンダー3では、各嵌合板47に補強リブ47aを設けた構成としてあるので、リヤフェンダー本体30からの荷重を受けても、各嵌合板47が変形することなく嵌合状態を維持することができる。
さらに、本実施形態のリヤフェンダー3では、バッテリボックス40をリヤフェンダー本体30に締結固定するためのビスの先端部が、該リヤフェンダー本体30の下面に形成した凹部31d内に収納される構成としてる。これにより、前記ビスの先端部がリヤフェンダー本体30の下面から突出することがなく、前記ビスの先端部に作業者の手が接触することを防止できるので、メンテナンス性が向上する。
これに加え、リヤフェンダー本体30に取付孔31fを開口させたとしても、該取付孔31fが前記凹部31d内に形成されることにより、リヤフェンダー3における後輪WRからの泥はね等の遮断機能を低下させることもない。
また、本実施形態のリヤフェンダー3では、上方に向かって凸となるように湾曲するリヤフェンダー本体30において、該リヤフェンダー本体30の下降傾斜する前端部上面(図3の載置凹部31a参照)にバッテリボックス40を組み付けている。これにより、自動二輪車1の上下方向及び前後方向にバッテリボックス40を嵩張らせることなくコンパクトに配置することができる。
なお、本発明のリヤフェンダー及び鞍乗型車両は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、バッテリボックス40をリヤフェンダー本体30に組み付けてリヤフェンダー3を構成したが、これに限定されるものではない。バッテリボックス40以外の収納箱(ex.エアクリーナボックス)をリヤフェンダー本体30に組み付ける構成とした場合でも、上述した取付点数及び取付部品点数の削減等の効果を奏することができる。
また、本発明のリヤフェンダーを構成する「収納箱」には、バッテリボックス40のような前後、左右を壁部で覆った箱状体に限らず、内部に他の部材を収納し保持することができるのであれば、例えば、幅狭の板体からなる枠状のホルダーの如きものも含まれる。
さらに、バッテリボックス40のスライド嵌合の方向は、上述した実施形態のような車両前後方向に限定されるものではなく、例えば、車両幅方向にスライド嵌合させる構成としても、車両上下方向の振動によって嵌合が容易に外れることはない。
これに加え、バッテリボックス40の組付位置は、リヤフェンダー本体30の前端部に限らす、リヤフェンダー本体30の形状に応じて、その中央部や後端部側に組み付ける構成としてもよい。
また、バッテリボックス40とリヤフェンダー本体30とを強固に固定することができるのであれば、バッテリボックス40に各フレーム取付部45,45を設ける必要はなく、リヤフェンダー本体30における該バッテリボックス40の近傍にフレーム取付部を設けた構成としてもよい。
さらに、本発明に係るリヤフェンダーの適用の対象となる鞍乗型車両は、図面に示す形式の自動二輪車に限定されるものではなく、例えば、スクータやオフロードといった各種形式の自動二輪車又は三輪車、四輪バギー(全地形型車両)、スノーモービル等の鞍乗型車両に適用することもできる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)の左側面図である。 本実施形態に係るリヤフェンダーを示す平面図である。 上記リヤフェンダーを示す左側面図である。 上記リヤフェンダーの電装品収納部を示す部分拡大図である。 上記リヤフェンダーの電装品収納部に装着されたバッテリボックス(収納箱)を示す車両後方から見た背面斜視図である。 上記バッテリボックスの背面図である。 上記バッテリボックスの平面図である。 上記バッテリボックスの前壁部に形成したフックを示す正面図である。 図8のA−A線断面図である。 図8のB−B線断面図である。 上記バッテリボックスのフレーム取付部を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
3 リヤフェンダー
10 フレーム
10d シートレール
10e バックステー
10f ブラケット
22 サイドカバー
23 テールランプ
24 リヤカバー
30 リヤフェンダー本体
30A 電装品収納部
30B 水堰き止めガイド
30C 湾曲部
30D 小物収納部
31a 載置凹部(凹部)
31b 台座部
31c 嵌合溝
31d 凹部
31e 取付壁
31f 取付孔(組付部)
31g 水抜き孔
32 イグニッションコントロールユニット取付部
32a,32c 係止片
32b 支持片
33a 車載工具収納部
33b キーローター収納部
33c フリースペース
33d フレーム取付部
33d1 取付孔
30E フェンダー部
34 ライセンスプレート取付部
35,35 側片部
35a 取付孔
35b スプリングナット
40 バッテリボックス(収納箱)
40A 前壁部
40B 後壁部
40C 側壁部
40D 底壁部
41 フック部
41a 金具係止部
41b 金具回動保持部
42 水平板
42a 取付孔(組付部)
43 フック部
44 リレー保持部
44a 係合爪
45 フレーム取付部
45a 取付孔
46 ハーネス受部
47 嵌合板
47a 補強リブ
48 水抜き孔
51 バッテリ
52 スタータリレー
53 イグニッションストップスイッチ
54 ヒューズボックス
55 保持ベルト
55a,55b 掛け金具
56a ボルト
56b ナット

Claims (15)

  1. 鞍乗型車両における後輪の上方に取り付けられる樹脂成形品のリヤフェンダー本体と、該リヤフェンダー本体と別個独立に設けられ、他の部材を内部に収納する有底の収納箱とを有し、前記リヤフェンダー本体に前記収納箱を組み付けたことを特徴とするリヤフェンダー。
  2. 前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の上面に、前記収納箱を組み付けたことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  3. 前記リヤフェンダー本体を、前記鞍乗型車両の前後方向に長い形状とし、該リヤフェンダー本体の前後方向の一側上面に、前記収納箱を組み付けたことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  4. 前記リヤフェンダー本体を、前記鞍乗型車両の前後方向に長く、上方に向かって凸となるように湾曲した形状とし、該リヤフェンダー本体の下降傾斜する前端部上面に前記収納箱を組み付けたことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  5. 前記リヤフェンダー本体の前端部上面に、前記収納箱の少なくとも底壁の一部を載置することが可能な他の底壁を有する載置凹部を形成し、該載置凹部に前記収納箱の底壁を載置した状態で組み付けたことを特徴とする請求項4記載のリヤフェンダー。
  6. 前記収納箱自体に、又は前記リヤフェンダー本体における前記収納箱を組み付ける側の部位に、前記鞍乗型車両の車体フレームへの取付部を設けたことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  7. 前記リヤフェンダー本体における、前記収納箱を組み付ける側と反対側の部位にも、前記車体フレームへの取付部を設けたことを特徴とする請求項6記載のリヤフェンダー。
  8. 前記収納箱自体に前記車体フレームへの取付部を設けるとともに、該収納箱を前記車体フレームに懸架することにより、該収納箱を介して前記リヤフェンダー本体を前記車体フレームに保持することを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  9. 前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の上面に前記収納箱を組み付けるとともに、前記リヤフェンダー本体の下面に凹部を形成し、該凹部内に前記収納箱と前記リヤフェンダー本体との組付部を形成したことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  10. 前記リヤフェンダー本体の前後方向又は幅方向にスライドさせて嵌合させるスライド嵌合部により、前記収納箱を前記リヤフェンダー本体に組み付けたことを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  11. 前記スライド嵌合部が、前記鞍乗型車両の前後方向又は幅方向に延びる嵌合板と嵌合溝とからなり、これら嵌合板又は嵌合溝をそれぞれ前記収納箱又は前記リヤフェンダー本体に設けたことを特徴とする請求項10記載のリヤフェンダー。
  12. 前記スライド嵌合部の嵌合板に、該嵌合板と直行する方向に突出する板状の補強リブを形成したことを特徴とする請求項11記載のリヤフェンダー。
  13. 前記収納箱を前記リヤフェンダー本体にスライド嵌合させた状態で締結部材により締結するとともに、前記鞍乗型車両の上下方向における前記リヤフェンダー本体の下面に、該リヤフェンダー本体を貫通した前記締結部材の先端部を収納する凹部を形成したことを特徴とする請求項10記載のリヤフェンダー。
  14. 前記収納箱が、内部にバッテリを収納するためのバッテリボックスであることを特徴とする請求項1記載のリヤフェンダー。
  15. 請求項1〜14いずれか記載のリヤフェンダーを備えたことを特徴とする鞍乗型車両。
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