JP2016068918A - 車両 - Google Patents

車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2016068918A
JP2016068918A JP2014203799A JP2014203799A JP2016068918A JP 2016068918 A JP2016068918 A JP 2016068918A JP 2014203799 A JP2014203799 A JP 2014203799A JP 2014203799 A JP2014203799 A JP 2014203799A JP 2016068918 A JP2016068918 A JP 2016068918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
width direction
cover member
vehicle width
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014203799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6484422B2 (ja
Inventor
秀明 川井
Hideaki Kawai
秀明 川井
岩田 茂行
Shigeyuki Iwata
茂行 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2014203799A priority Critical patent/JP6484422B2/ja
Priority to US14/857,584 priority patent/US9598130B2/en
Priority to EP15187454.2A priority patent/EP3002187B1/en
Publication of JP2016068918A publication Critical patent/JP2016068918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6484422B2 publication Critical patent/JP6484422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J9/00Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
    • B62J9/20Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories
    • B62J9/26Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories to the saddle, e.g. saddle bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J15/00Mud-guards for wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J9/00Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
    • B62J9/20Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories
    • B62J9/23Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories above or alongside the rear wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J9/00Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
    • B62J9/20Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories
    • B62J9/27Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories characterised by mounting arrangements, e.g. quick release arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

【課題】自動二輪車等の車両において、外観性を損なわずに車両付属部品を車体に取り付ける好適な構成を提供する。【解決手段】車両1は、車輪3の上部を上方から覆うフェンダー体30と、フェンダー体30の車幅方向内側に配置される取付部材28とを備える。取付部材28は、車両付属部品を着脱可能に取り付ける取付部を有する。フェンダー体30は、第1カバー部材32と第2カバー部材33とを有する。第1カバー部材32は、取付部を露出させる開口部を有し且つ取付部を除いた取付部材28の残余部分を車幅方向外側から覆う。第2カバー部材33は、第1カバー部材32に着脱可能に取り付けられて、開口部を覆う。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に関し、特にサドルバッグ、パニアケース等の車両付属部品を着脱可能な車両に関する。
自動二輪車等の車両では、運転者の荷物や工具等を収納するサドルバッグあるいは同乗者の背もたれとなるバックレスト等といった車両付属部品が取り付けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。例えば、サドルバッグは、サドルバッグを支持するための専用のステーと当該ステーが固定されるブラケットを介して、車両の車体フレームに取り付けられる。
サドルバッグが後輪の左右両側に配置される場合、サドルバッグの取り付け前において、ブラケットは、後輪の上方に位置する車体フレームに固定される構成が考えられる。ここで、リヤフェンダーの側面は、サドルバッグを保持するステーを固定するために、取り外し可能な構造となっている。
特開平10−76983号公報
しかしながら、ブラケットに固定したステーを介してサドルバッグが車体フレームに取り付けられた後において、リヤフェンダーの側面は取り外されており、車両の外観性が損なわれるという課題があった。
そこで本発明は、車両の外観性を損なわずに、車両付属部品を車体フレームに取り付けることを目的としている。
本発明の一形態に係る車両は、車輪の上部を上方から覆うフェンダー体と、前記フェンダー体の車幅方向内側に配置され、車両付属部品を着脱可能に取り付ける取付部を有する取付部材と、を備え、前記フェンダー体は、前記取付部を露出させる開口部を有し且つ前記取付部を除いた前記取付部材の残余部分を車幅方向外側から覆う第1カバー部材と、前記第1カバー部材に着脱可能に取り付けられて、前記開口部を覆う第2カバー部材とを有する。
前記構成によれば、パニアケースあるいはサドルバッグ等の車両付属部品を取り付ける際に、第1カバー部材を取り外さずに第2カバー部材を取り外すだけで、取付部材の取付部が第1カバー部材の開口部から露出するので、第1カバー部材により取付部材を覆った状態を保ちながら、取付部材に車両付属部品を取り付けることができる。よって、鞍乗型車両の外観性を損なわずに車両付属部品を車体に取り付けることができる。
前記形態において、前記フェンダー体は、前記車輪の上部の上方及び側方を覆う本体カバー部材を更に有し、前記本体カバー部材の車幅方向外側に前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材が設けられていてもよい。
前記構成によれば、車輪の上部を覆い泥除けのためのフェンダーとしての機能と、取付部材を覆うカバーとしての機能とをそれぞれ別の部材で実現することで、各機能に特化したフェンダー体の構造を実現することができる。
前記形態において、車体フレームと、少なくとも後部が第1カバー部材の車幅方向外側に配置されて、前部が前記車体フレームに接続されるレール部材と、を更に備え、前記レール部材は、前記車輪の側面に対して前記車体フレームから車幅方向外側に離間し、車幅方向両側にそれぞれ配置され、前記取付部材は、前記レール部材の車幅方向外側で前記レール部材に固定されていてもよい。
前記構成によれば、レール部材よりも車幅方向外側に取付部材が固定されることによって、取付部材と後輪との車幅方向における干渉を防ぐことができ、かつ、レール部材よりも内側に取付部材が配置される場合に比べてレール部材を後輪に干渉しない程度まで近づけることができるので、レール部材の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
前記形態において、後部が前記レール部材に接続されるとともに、前部が前記車体フレームに接続される補強部材を更に備え、前記補強部材と前記車体フレームとの接続位置は、前記レール部材と前記車体フレームとの接続位置よりも下方に設定され、前記第1カバー部材は、前記補強部材の後部を覆っていてもよい。
前記構成によれば、車体フレーム、レール部材及び補強部材によって、トラス型のフレーム構造を形成することができ、車体の剛性を向上することができる。更に、第1カバー部材が補強部材の後部を覆うことによって、車両の美観を向上することができる。
前記形態において、前記補強部材は、前記取付部材とは別体に形成されて、前記補強部材の後端部と、前記取付部材の前端部とが着脱可能に接続されていてもよい。
補強部材を取付部材と一体で形成して補強部材を長くしたとすると、ネジやボルト等の締結部材を挿通する挿通孔を補強部材の各所に形成する場合に、寸法公差の影響で、挿通孔の内径を締結部材の外径に対して余分に大きくせざるを得ず、締結が安定しにくい。しかし、前記構成によれば、補強部材及び取付部材が別体で形成されており、それぞれの部材ごとによる寸法管理を行うことができる。これにより、補強部材に挿通孔を形成しても、締結部材の外径に対して挿通孔の外径を必要以上に大きくする必要がなく、安定した締結力を得ることができる。
前記形態において、前記補強部材は、前後方向に延び、その内部に中空空間を有する筒状に形成され、前記取付部材は、前記補強部材よりも車幅方向の寸法が小さい板状に形成されていてもよい。
前記構成によれば、取付部材が筒状の補強部材よりも車幅方向の寸法が小さい板状に形成されることによって、取付部材を補強部材と一体で筒状に形成した場合と比較して、補強部材の重量を軽量化しつつ、補強フレームとレール部材との接続箇所よりも後方における車両の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
前記形態において、前記第2カバー部材の車幅方向外側の外面が、前記第1カバー部材の車幅方向外側の外面と面一に形成されていてもよい。
前記構成によれば、第2カバー部材の外面が、第1カバー部材の外面と面一に形成されていることによって、第1カバー部材と第2カバー部材との境界に段差が存在しないので、車両付属部品を取り付ける前の状態においても車両後側の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明によれば、車両の外観性を損なわずに、車両付属部品を車体フレームに取り付けることができる。
図1は、実施形態に係る車両の一例である自動二輪車の左側面図である。 図2は、図1の車体フレームの一部を表す斜視図である。 図3は、図1の補強部材、取付部材、第1カバー部材及び第2カバー部材の配置を表す模式図である。 図4は、図1の第1カバー部材の車幅方向内側の側面の一部拡大斜視図である。 図5は、図1の第2カバー部材を取り外した後の車両付属部品の取り付けを表す模式図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、同一の又は対応する要素には全ての図を通じて同一の符号を付して重複する詳細説明を省略する。以下の説明における方向の概念は、自動二輪車に騎乗した運転者が見る方向を基準としている。なお、車幅方向は左右方向に相当する。
[自動二輪車の構成]
図1は、実施形態に係る車両の一例である自動二輪車1の左側面図である。図2は、図1の車体フレーム4の一部を表す斜視図である。図3は、図1の補強部材23、取付部材28、第1カバー部材32及び第2カバー部材33の配置を表す模式図である。図4は、図1の第1カバー部材32の車幅方向内側の側面の一部拡大斜視図である。図5は、図1の第2カバー部材33を取り外した後の車両付属部品50の取り付けを表す模式図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、前輪2と、駆動輪である後輪3と、前輪2と後輪3との間に配置された車体フレーム4とを備える。前輪2は、略上下方向に延びるフロントフォーク5の下端部にて回転可能に支持されている。フロントフォーク5の上端部には、左右方向に延びるハンドル6が、ブラケット及びステアリングシャフト(図示せず)を介して回転可能に取り付けられている。ハンドル6は、車体フレーム4に取り付けられた燃料タンク7の上面より上方に位置している。燃料タンク7の後方には、運転者が着座する運転者シート9が配置され、運転者シート9の後方には同乗者が着座するタンデムシート10が配置されている。運転者シート9の前後方向中央部は、運転者シート9の前後方向両端部よりも下方に位置している。なお、運転者シート9の前方には、運転者が運転者シート9に着座した際に、足の置き場となるフットレスト11が車体の両側に設けられている。また、後輪3の前方には、同乗者が着座した際に、足の置き場となる同乗者用フットレスト12が車体の両側に設けられている。
後輪3は、スイングアーム13を介して車体フレーム4に支持されている。スイングアーム13は、その前端部において、車体フレーム4に揺動可能に支持され、その後端部において後輪3の車軸3aを回動可能に支持する。また、後輪3は、側面視においてフェンダー体30と重なっている。本実施形態におけるフェンダー体30とは、リヤフェンダーである。
リヤフェンダー30は、樹脂材料によって成型される。リヤフェンダー30は、本体カバー部材31と、第1カバー部材32と、第2カバー部材33とを有する。本体カバー部材31は、後輪3の上部の上方及び側方を覆っている。これにより、本体カバー部材31は、泥除けのためにフェンダーとしての機能を有する。第1カバー部材32及び第2カバー部材33は、本体カバー部材31の車幅方向外側に設けられている。なお、第1カバー部材32及び第2カバー部材33の詳細な構造については後述する。
[車体フレーム]
図1及び2に示すように、車体フレーム4は、ヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14から後方に延びる前側フレーム15と、前側フレーム15の後端から後方に延びる後側フレーム16とを備えている。前側フレーム15の下方には、エンジン(原動機)8が搭載されている(図1参照)。前側フレーム15は、ヘッドパイプ14の下部から左右に分かれて後方に延びる一対のフレーム部材15a,15bを有する(図2参照)。一対のフレーム部材15a,15bは、それぞれ上下に並んだ2本の丸パイプ等からなる。一対のフレーム部材15a,15bの後端は、クロスメンバ17によって、互いに連結されるとともに、クロスメンバ17を介して後側フレーム16に連結されている。
図2に示すように、後側フレーム16は、リヤステー部16aと、ピボットフレーム部16bとを有する。リヤステー部16aは、前後方向に延びる1本のフレーム部材からなる。リヤステー部16aの前側部分は、クロスメンバ17に溶接されている。リヤステー部16aの前側部分から下方には、ピボットフレーム部16bが延びている。ピボットフレーム部16bには、スイングアーム13の前端部が揺動可能に支持される。また、リヤステー部16aの後端には、一対のレール部材18が接続されている。なお、リヤステー部16aは、前後方向に延びる1本のフレーム部材に限らず、前側フレーム15の後端から左右に分かれて、後方に延びる左右一対のフレーム部材であってもよい。
[レール部材]
図2に示すように、一対のレール部材18は、リヤステー部16aの後端から後方に向かって前後方向に延びている。一対のレール部材18は、リヤステー部16aの後端から左右に分かれた左側レール部材19と右側レール部材20とを有する。左側レール部材19及び右側レール部材20のそれぞれの車両上下方向の厚みは、前後方向において異なり、前後方向略中央部における車両上下方向の厚みは、前後方向両端部よりも大きくなっている。
左側レール部材19及び右側レール部材20はそれぞれ、後輪3の側面に対して、車幅方向外側に離間している。後輪3の上部3bは、左側レール部材19及び右側レール部材20で囲まれた空間に部分的に収容可能である。また、スイングアーム13が揺動により左側レール部材19及び右側レール部材20に最近接した状態で、左側レール部材19及び右側レール部材20の一部は、側面視において、後輪3の一部と重なる。また、左側レール部材19及び右側レール部材20は、本体カバー部材31を支持する(図示せず)。
左側レール部材19と右側レール部材20は、ブリッジ21,22により左右方向に接続されている。左側レール部材19の前後方向の略中央部と右側レール部材20の前後方向の略中央部は、第1ブリッジ21により左右方向に接続されている。また、左側レール部材19の後端部と右側レール部材20の後端部は、第2ブリッジ22により左右方向に接続されている。ここで、一対のレール部材18を左右方向に接続するブリッジ21,22と後輪3との車両上下方向のクリアランスは必要最小限の大きさである。
図3に示すように、左側レール部材19は、その左側面から車幅方向外側に突出する突出部19a,19bを有する。突出部19a,19bは、前後方向に間隔をあけて配置されている。突出部19aは、左側レール部材19の前後方向の略中央部に位置し、突出部19bは、左側レール部材19の後端部に位置している。突出部19a,19bは、ブリッジ21,22に隣接した位置に配置されている。具体的に、突出部19aは、第1ブリッジ21に隣接しており、突出部19bは、第2ブリッジ22に隣接した位置に配置されている。また、突出部19a,19bは側面視で、ブリッジ21,22と重なる位置に配置されている。
左側フレーム19の左側面において、突出部19aと突出部19bとの間には、泥除けのためのフェンダーとしての機能を有する本体カバー部材31を支持する支持部19cが設けられている。支持部19cには、本体カバー部材31に形成される凸部が嵌まり込むように、車幅方向内側に凹む嵌合部分が形成されている。なお、図3では、本体カバー部材31の図示を省略している。
突出部19aには後述する第1締結部材41が挿通され、突出部19bには後述する第3締結部材43が挿通される。突出部19a,19bの内周にはそれぞれ、締結部材41,43が螺合するためのネジ溝が設けられている。 左側レール部材19の車幅方向外側(本実施形態では、左側)には、補強部材23及び取付部材28が配置されている。なお、以下の説明では主に、左側レール部材19の左側に配置された補強部材23及び取付部材28について説明するが、右側レール部材20の車幅方向外側(本実施形態では、右側)にも、同様に補強部材23及び取付部材28が配置されている。即ち、補強部材23及び取付部材28はそれぞれ、左右一対配置されている。
[補強部材]
補強部材23は、車体フレーム4の強度を補強するための部材である。図2に示すように、補強部材23の前側部分は、パイプ部24からなる。パイプ部24は、前後方向に延び、内部に中空空間を有する筒状に形成される。ここで、パイプ部24の前端部24aは、補強部材23の前端に相当する。補強部材23の前端(パイプ部24の前端部24a)は、後側フレーム16のピボットフレーム部16bに接続されている。なお、ピボットフレーム部16の車幅方向両側には、ピボットフレーム部16を補強するピボットプレートが配置されてもよく、補強部材23の前端は、当該ピボットプレートを介してピボットフレーム部16に接続されてもよい。補強部材23と後側フレーム16のピボットフレーム部16bとの接続箇所は、左側レール部材19と後側フレーム16との接続箇所よりも下方に設定されている。
パイプ部24の後端部24bには、パイプ部24よりも車幅方向の寸法が小さく平坦形状に形成された平坦部25がパイプ部24と一体で形成されている。以下の説明では、パイプ部24の後端部24bよりも後方を補強部材23の後側部分と呼ぶ。
補強部材23の後側部分は、平坦部25と、接続部26と、プレート部27とを有する。接続部26は、平坦部25よりも後方に位置している円筒状の部材である。接続部26は、溶接等により平坦部25の後端に接合されている。また、接続部26は、車幅方向において、左側レール部材19の突出部19aと重なっている(図3参照)。接続部26に、第1締結部材41が挿通されることによって、補強部材23は、左側レール部材19の突出部19aに固定されている。即ち、接続部26は、補強部材23と左側レール部材19との接続箇所に相当する。第1締結部材41は、例えば、ボルト等の締結部材である。
プレート部27は、接続部26よりも後方に位置している板状の部材である。プレート部27の前端は、接続部26に溶接等により接合されている。図3に示すように、プレート部27は、平坦部25及び接続部26よりも車幅方向の寸法が小さい。また、プレート部27の車幅方向外側の側面(左側面)は、平坦部25の車幅方向外側の側面よりも車幅方向内側に位置している。ここで、プレート部27は、補強部材23の後端に相当する。プレート部27には、取付部材28の前端部28aが着脱可能に接続されている。具体的には、プレート部27の車幅方向内側の側面には、溶接ナット47が溶接されており、当該溶接ナット47に第2締結部材42を螺合することによって、取付部材28の前端部28aが締結されている。第2締結部材42は、例えば、ボルト等の締結部材である。
[取付部材]
取付部材28は、第1カバー部材32及び後述する車両付属部品50を自動二輪車1の車体に取り付けるための部材である。図3に示すように、取付部材28は、その厚み方向が車幅方向に向くように配置され、前後方向に延びる板状の部材で、補強部材23とは別体で形成されている。取付部材28の車幅方向外側の側面は、補強部材23の接続部26の車幅方向外側の側面よりも車幅方向内側に位置している。上述の通り、取付部材28の前端部28aは、第2締結部材42によって補強部材23のプレート部27に接続されている。また、取付部材28の後端部28bは、突出部19bに挿通される第3締結部材43によって、左側レール部材19の突出部19bに締結されている。これにより、取付部材28は、左側レール部材19の車幅方向外側において、その前端部28aが補強部材23に固定され、その後端部28bが左側レール部材19に固定されている。
取付部材28は、リヤフェンダー30の本体カバー部材31よりも車幅方向外側に位置しており(図1参照)、第3締結部材43を締結した際、取付部材28の後端部28bは、リヤフェンダー30の本体カバー部材31と共締めされる。これにより、リヤフェンダー30の本体カバー部材31は、左側レール部材19に支持されている。第3締結部材43は、例えば、ボルト等の締結部材である。
車両付属部品50の取付部材28への取り付け構造の詳細については後述するが、本実施形態では、車両付属部品50は、取付部材28の後端部28bにボルト等の締結部材によって左側レール部材19と共締めされる。以下の説明では、車両付属部品50が取り付けられる取付部材28の後端部28bを、取付部材28の取付部28bと呼ぶ。
また、取付部材28には、リヤフェンダー30の第1カバー部材32の後部が、第4締結部材44によって着脱可能に固定されている。具体的には、取付部材28の車幅方向内側の側面に、溶接ナット48が溶接されており、当該溶接ナット48に第4締結部材44を螺合させることによって、第1カバー部材32が取付部材28に固定されている。第4締結部材44は、例えば、ボルト等の締結部材である。
[第1カバー部材及び第2カバー部材]
図3に示すように、取付部材28に固定されている第1カバー部材32は、その後部において補強部材23の接続部26を露出させる開口部32aと、取付部材28の取付部28bを露出させる開口部32bとを有する。第1カバー部材32は、パイプ部24の一部及び接続部26を除いて、補強部材23を車幅方向外側から覆っている。また、第1カバー部材32は、取付部28bを除いた取付部材28の残余部分も車幅方向外側から覆っている。第1カバー部材32の後部の車幅方向外側には、第2カバー部材33が、第5締結部材45によって第1カバー部材32に着脱可能に固定されている。
図4に示すように、第1カバー部材32の車幅方向内側の側面には、車幅方向外側から内側に向かって部分的に突出する爪部32cが形成されている。爪部32cには、第5締結部材45が挿通されるナット部材49が係止されている。第5締結部材45は、例えばボルト等の締結部材で、ナット部材49の内周には、第5締結部材45が螺合するためのネジ溝が設けられている。ナット部材49に第5締結部材45を螺合することで、第2カバー部材33が第1カバー部材32に固定されている。また、第1カバー部材32は、その下部に車幅方向外側に突出する段差部分が形成されており、当該段差部分に第2カバー部材33が嵌まり込むことによって、第1カバー部材32と第2カバー部材33との段差は目立ちにくい。
第1カバー部材32及び第2カバー部材33は、本体カバー部材31の左側面の下部に配置されている(図1参照)。これより、リヤフェンダー30は、本体カバー部材31の車幅方向外側の側面において、第1カバー部材32及び第2カバー部材33による二重のカバー構造を有し、補強部材23の一部及び取付部材28を覆い外観性を確保するカバーとしての機能も有する。第2カバー部材33の少なくとも一部は、側面視で後輪3と重なっている。また、第2カバー部材33は、後輪3の車軸3aを中心とする略円弧状に延びている。
図3に示すように、第2カバー部材33は、車幅方向に切断した断面が略U字状に形成されている。また、車両付属部品50を取り付ける前において、第2カバー部材33は、車幅方向外側から第1カバー部材32の後部を覆うことにより、第1カバー部材32の開口部32a,32b及び第4締結部材44が、車幅方向外側から覆われている。即ち、第2カバー部材33によって、補強部材23と左側レール部材19との締結箇所、第1カバー部材32との締結箇所及び取付部材28と左側レール部材19との締結箇所が覆われている。
また、第2カバー部材33の車幅方向外側の側面は、第1カバー部材32の車幅方向外側の側面と面一に形成されている。また、本実施形態では、第1カバー部材32及び第2カバー部材33は、同色及び同一の樹脂材料によって成型されている。
[車両付属部品の取り付け]
以下では、自動二輪車1にサドルバッグあるいはパニアケース等の車両付属部品50の取り付け構造について説明する。車両付属部品50を取り付ける際、第5締結部材45の締結を解除することによって、第2カバー部材33のみが、第1カバー部材32の後部から取り外され、第1カバー部材32の開口部32a,32bが外観上視認できるようになる。即ち、第2カバー部材33が取り外されても、補強部材23の接続部26及び取付部材28の取付部28bを除いて、補強部材23の一部及び取付部材28の残余部分は、第1カバー部材32によって車幅方向外側から覆われている。
第1カバー部材32の開口部32aからは、第1締結部材41の頭部が露出し、開口部32bからは、第3締結部材43の頭部が露出する。露出した第1締結部材41及び第3締結部材43をそれぞれ工具で弛緩することによって、第1締結部材41及び第3締結部材43がそれぞれ取り外される。
第1締結部材41及び第3締結部材43が取り外されることで、第1カバー部材32によって覆われていない補強部材23の接続部26及び取付部材28の取付部28bが新たに露出する。このように露出した接続部26及び取付部28bに車両付属部品50が取り付けられる。ここで、接続部26は突出部19aに接続されており、かつ、取付部28bは突出部19bに接続されているため、車両付属部品50は、左側レール部材19の突出部19a,19bに取り付けられているといえる。
車両付属部品50は、左側レール部材19の突出部19a,19bに沿って、前後方向に延びる構造であることが好ましい。例えば、車両付属部品50とは、サドルバッグ、パニアケース、トップケースあるいは背もたれ(バックレスト)等といった付属部品に加えて、それら付属部品を車体に取り付けるための取付ステーが想定される。車両付属部品50のうち、1つが突出部19a,19bに取り付けられてもよいが、複数取り付けられもよい。例えば、背もたれ又はトップケースと、パニアケースとの両方が突出部19a,19bに取り付けられてもよい。本実施形態においては、車両付属部品50は、サドルバッグあるいはパニアケースを車体に取り付けるための取付ステーである。
図5に示すように、取付ステー50は、前後方向に延びるプレート部50aと、プレート部50aから車幅方向外側(本実施形態では、左側)に向かって部分的に突出し、サドルバッグあるいはパニアケースを支持するための支持部50bと、プレート部50aから車幅方向内側に向かって突出し、補強部材23の接続部26に固定される第1固定部50cと、プレート部50aから車幅方向内側に向かって突出し、取付部材28の取付部28bに固定される第2固定部50dとを有する。第1固定部50c及び第2固定部50dのそれぞれに、車幅方向外側から挿入される第6締結部材46が挿通されることによって、取付ステー50は、補強部材23の接続部26及び取付部材28の取付部28bに着脱可能に固定される。なお、取付ステー50の取り付けの際には、部品共通化のために、第6締結部材46として、第1締結部材41及び第3締結部材43のそれぞれが用いられてもよい。
[効果]
以上のように構成された車両の一種である自動二輪車1は、以下の効果を奏する。
リヤフェンダー30は、第1カバー部材32と、第1カバー部材32に着脱可能な第2カバー部材33とを有し、車両付属部品50を取り付ける際に、第1カバー部材32は取り外さずに、第2カバー部材33のみを第1カバー部材32から取り外すことによって、第1カバー部材32の開口部32bから取付部材28の取付部(後端部)28bが露出する。これにより、第1カバー部材32によって、取付部28bを除いた取付部材28の残余部分を覆った状態を保ちながら、自動二輪車1の外観性を損なわずに取付部材28に車両付属部品(取付ステー)50を取り付けることができる。
また、リヤフェンダー30全体を取り外すことなく、車両付属部品50を取付部材28の取付部28bを介して、車体フレーム4(左側レール部材19の突出部19a,19b)に取り付けることができるので、車両付属部品50の取り付け作業を容易に行うことができる。
第2カバー部材33を第1カバー部材32から取り外しても、補強部材23と取付部材28とを締結する第2締結部材42が第1カバー部材32によって車幅方向外側から覆われていることで、車両付属部品50が取り付けられた際に、自動二輪車1の美観低下を抑えることができる。
また、リヤフェンダー30は、後輪3の上部3bの上方及び側方を覆う本体カバー部材31を更に有し、本体カバー部材31の車幅方向外側に第1カバー部材32及び第2カバー部材33が設けられている。これにより、リヤフェンダー30は、泥除けのためのフェンダーとしての機能と、補強部材23の一部及び取付部材28を覆って外観性を確保するカバーとしての機能とをそれぞれ別の部材で実現することで、それぞれの機能に特化したリヤフェンダー30の構造を実現することができる。例えば、取付部材28を車体フレーム4から分離して、本体カバー部材31の車幅方向外側に配置できるので、リヤフェンダー30の車幅方向寸法を小さくすることができる。
突出部19a,19bは、一対のレール部材19,20を左右方向に接続するブリッジ21,22に隣接した位置に配置されている。これにより、左側レール部材19において、ブリッジ21,22によって補強されている部分に突出部19a,19bが設けられているので、車両付属部品50を突出部19a,19bに取り付けた際に、車両付属部品50を強固に支持することができる。
また、第6締結部材46が螺合される突出部19bが、車幅方向において、左側レール部材19と取付部材28との間に配置されている。これにより、第6締結部材46及び突出部19bによる取付ステー50の取付部材28への固定が左側レール部材19よりも車幅方向外側で行われるので、左側レール部材19の車幅方向内側に突出部を設けた場合と比較して、突出部19bが後輪3と干渉しないように、左側レール部材19の車幅方向の寸法を大きくする必要がなく、一対のレール部材18の車幅方向の寸法を小さくして、車両付属部品50を取り付けることができる。
また、取付ステー50を取り付ける前において、第2カバー部材33によって、補強部材23と左側レール部材19との締結箇所、第1カバー部材32との締結箇所及び取付部材28と左側レール部材19との締結箇所が覆われている。これにより、締結部材によって締結されたそれぞれの箇所が露出することを防ぐことができ、自動二輪車1の美観を向上することができる。
また、第2カバー部材33の車幅方向外側の外面が、第1カバー部材32の車幅方向外側の外面と面一に形成されている。これにより、第1カバー部材32と第2カバー部材33との境界に段差が存在しないので、取付ステー50を取り付ける前の状態においても車体後側の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
また、第2カバー部材33が、第1カバー部材32と同色及び同一の樹脂材料によって成型されていることによって、第2カバー部材33を目立たなくすることができ、自動二輪車1の美観を向上させることができる。
また、第2カバー部材33を第1カバー部材32に締結する第5締結部材45が螺合するナット部材49は、第1カバー部材32に形成された爪部32cに係止されている。これにより、ナット部材49が脱落することを防止しつつ、ナット部材49を第1カバー部材32に容易に固定することができる。
また、後側フレーム16のリヤステー部16aの後端から後方に向かって左右一対のレール部材18が前後方向に延びている。また、左右一対のレール部材18と、後側フレーム16のピボットフレーム部16bとが一対の補強部材23によって接続されている。これにより、車体フレーム4、一対のレール部材18及び一対の補強部材23によって、トラス型のフレーム構造を形成することができ、自動二輪車1の車体の剛性を向上することができる。
また、補強部材23は、取付部材28とは別体で形成されている。補強部材23を取付部材28と一体で形成して補強部材23を長くしたとすると、ネジやボルト等の締結部材を挿通する挿通孔を補強部材の各所に形成する場合に、寸法公差の影響で、挿通孔の内径を締結部材の外径に対して余分に大きくせざるを得ず、締結を安定させにくく、取り付け位置が定まりにくい。しかし、上述の構成によれば、補強部材23及び取付部材28が別体で形成されており、それぞれの部材ごとによる寸法管理を行うことができる。これにより、補強部材23に挿通孔を形成しても、締結部材の外径に対して挿通孔の外径を必要以上に大きくする必要がなく、締結を安定させ、取り付け位置が定まりやすい。
また、補強部材23の後側部分は、パイプ部24よりも車幅方向の寸法が小さい平坦部25と、接続部26と、平坦部25よりも車幅方向の寸法が小さいプレート部27とを有している。また、接続部26を除いて、補強部材23の後側部分は、第1カバー部材32によって車幅方向外側から覆われている。これにより、自動二輪車1の美観を向上することができる。また、本体カバー部材31に対して、第1カバー部材32の後部の車幅方向外側に突出する幅が大きくなることを抑制でき、車体後側の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
取付部材28の車幅方向外側の側面は、接続部26の車幅方向外側の側面よりも車幅方向内側に位置し、かつ、補強部材23のプレート部27には、取付部材28の前端部28aが固定されている。これにより、取付部材28は、接続部26よりも車幅方向内側で固定されるので、補強部材23よりも車幅方向外側に張り出して固定されることなく、取付部材28の固定を目立たなくしつつ、車体後側の車幅方向寸法を小さくすることができる。
取付部材28は、その厚み方向が車幅方向に向くように配置され、かつ、前後方向に延びる板状の部材によって形成されていることによって、取付部材がパイプ状の部材によって形成される構成と比較して、車体の車幅方向寸法の大型化を防ぐことができる。
また、取付部材28は、筒状の補強部材23よりも車幅方向の寸法が小さい板状に形成されている。これにより、取付部材28を補強部材23と一体に筒状に形成した場合と比較して、補強部材23の重量を軽量化しつつ、補強部材23と左右一対のレール部材18との接続箇所よりも後方における車体の車幅方向の寸法をより小さくすることができる。
また、取付部材28は、左右一対のレール部材18よりも車幅方向外側に形成される。これにより、取付部材28と後輪3との車幅方向における干渉を防ぐことができ、かつ、左右一対のレール部材よりも車幅方向内側に取付部材が配置される場合に比べて、左右一対のレール部材18を後輪3に干渉しない程度まで近づけることができるので、左右一対のレール部材18との間の車幅方向の寸法を小さくすることができる。 また、リヤフェンダー30は、後輪3と側面視で重なっていることから、本実施形態の自動二輪車1は、アメリカンタイプ(クルーザータイプ)の自動二輪車と特定される。よって、アメリカンタイプの自動二輪車1において、車両の外観性を損なわずに、サドルバッグあるいはパニアケース等の車両付属部品50を車体に取り付けることができ、かつ、車両付属部品50の取り付け後の車両後側の車幅方向の寸法も小さくすることができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加又は削除することができる。
前述の実施形態では、第2カバー部材33は、第1カバー部材32に着脱可能に固定されていたが、第1カバー部材32の開口部32a,32bを覆った状態で、自動二輪車1の車体に着脱可能に固定されていればよい。即ち、第2カバー部材33は、取付部材28、本体カバー部材31及び左右一対のレール部材18のいずれかに固定されていてもよい。また、前述の実施形態では、補強部材23は左右一対のレール部材18と別体で形成されていたが、補強部材23は左右一対のレール部材18と一体で形成されていてもよい。
また、前述の実施形態では、リヤフェンダー30が第1カバー部材32及び第2カバー部材33による二重のカバー構造を有し、車両付属部品50を後輪3の左右両側に取り付ける際に、第2カバー部材33のみを第1カバー部材32から取り外していたが、前輪2の上部又は左右両側に車両付属部品を取り付ける際には、前輪2の上部の上方を覆うフロントフェンダーが二重のカバー構造を有していてもよい。
また、前述の実施形態では、アメリカンタイプ(クルーザータイプ)の自動二輪車に特定して説明したが、他のカテゴリー(例えば、ロードスポーツタイプ等)の自動二輪車であってもよいし、車両は自動二輪車に限らず、例えば、車両付属部品を着脱可能に取り付ける場合がある三輪車や四輪車等の他の車両であってもよい。
本発明に係る車両は、外観性を損なわずに車両付属部品を取り付けることができる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できる車両に広く適用すると有用である。
1 車両(自動二輪車)
3 後輪(車輪)
3b 上部
4 車体フレーム
18 レール部材
19 左側レール部材
20 右側レール部材
23 補強部材
27 プレート部(補強部材の後端部)
28 取付部材
28a 前端部
28b 取付部
30 リヤフェンダー(フェンダー体)
31 本体カバー部材
32 第1カバー部材
32a,32b 開口部
33 第2カバー部材
50 取付ステー(車両付属部品)

Claims (7)

  1. 車輪の上部を上方から覆うフェンダー体と、
    前記フェンダー体の車幅方向内側に配置され、車両付属部品を着脱可能に取り付ける取付部を有する取付部材と、を備え、
    前記フェンダー体は、前記取付部を露出させる開口部を有し且つ前記取付部を除いた前記取付部材の残余部分を車幅方向外側から覆う第1カバー部材と、前記第1カバー部材に着脱可能に取り付けられて、前記開口部を覆う第2カバー部材とを有する車両。
  2. 前記フェンダー体は、前記車輪の上部の上方及び側方を覆う本体カバー部材を更に有し、
    前記本体カバー部材の車幅方向外側に、前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材が設けられる、請求項1に記載の車両。
  3. 車体フレームと、
    少なくとも後部が前記第1カバー部材の車幅方向内側に配置され、前部が前記車体フレームに接続されるレール部材と、を更に備え、
    前記レール部材は、前記車輪の側面に対して前記車体フレームから車幅方向外側に離間し、車幅方向両側にそれぞれ配置され、
    前記取付部材は、前記レール部材の車幅方向外側で前記レール部材に固定される、請求項1又は2に記載の車両。
  4. 後部が前記レール部材に接続されるとともに、前部が前記車体フレームに接続される補強部材を更に備え、
    前記補強部材と前記車体フレームとの接続位置は、前記レール部材と前記車体フレームとの接続位置よりも下方に設定され、
    前記第1カバー部材は、前記補強部材の後部を覆う、請求項3に記載の車両。
  5. 前記補強部材は、前記取付部材とは別体に形成され、
    前記補強部材の後端部と、前記取付部材の前端部とが着脱可能に連結される、請求項4に記載の車両。
  6. 前記補強部材は、前後方向に延び、かつ、その内部に中空空間を有する筒状に形成され、
    前記取付部材は、前記補強部材よりも車幅方向の寸法が小さい板状に形成されている、請求項4又は5に記載の車両。
  7. 前記第2カバー部材の車幅方向外側の外面が、前記第1カバー部材の車幅方向外側の外面と面一に形成されている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両。
JP2014203799A 2014-10-02 2014-10-02 車両 Active JP6484422B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203799A JP6484422B2 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 車両
US14/857,584 US9598130B2 (en) 2014-10-02 2015-09-17 Rear fender for vehicle
EP15187454.2A EP3002187B1 (en) 2014-10-02 2015-09-29 Vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203799A JP6484422B2 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016068918A true JP2016068918A (ja) 2016-05-09
JP6484422B2 JP6484422B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=54249371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014203799A Active JP6484422B2 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 車両

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9598130B2 (ja)
EP (1) EP3002187B1 (ja)
JP (1) JP6484422B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001786A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のリヤフレーム構造体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259178A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 川崎重工業株式会社 自動二輪車のサイドバツグ取付け構造
JPH07329854A (ja) * 1994-06-13 1995-12-19 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両の荷台装置
JP2002255077A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車の荷物取付構造
US20030010555A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-16 Harley-Davidson Motor Company Group, Inc. Motorcycle saddlebag mounting system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62176088U (ja) 1986-04-28 1987-11-09
JPH1076983A (ja) 1996-09-04 1998-03-24 Yamaha Motor Co Ltd 乗物用の物品収納ボックス
US6349783B1 (en) * 1999-07-30 2002-02-26 Harley-Davidson Motor Company Group, Inc. Motorcycle saddlebag mounting system
US7571921B1 (en) * 2006-05-02 2009-08-11 Polaris Industries Inc. Seat mounting on a cosmetic painted fender
JP2011225147A (ja) 2010-04-21 2011-11-10 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の補助ステップ装置
US8985416B2 (en) * 2013-01-10 2015-03-24 Harley-Davidson Motor Company Group, LLC Mounting interface for a removable motorcycle accessory

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259178A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 川崎重工業株式会社 自動二輪車のサイドバツグ取付け構造
JPH07329854A (ja) * 1994-06-13 1995-12-19 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両の荷台装置
JP2002255077A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車の荷物取付構造
US20030010555A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-16 Harley-Davidson Motor Company Group, Inc. Motorcycle saddlebag mounting system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001786A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のリヤフレーム構造体

Also Published As

Publication number Publication date
US20160096572A1 (en) 2016-04-07
US9598130B2 (en) 2017-03-21
JP6484422B2 (ja) 2019-03-13
EP3002187A1 (en) 2016-04-06
EP3002187B1 (en) 2020-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8851557B2 (en) Saddle-ride type vehicle
JP4347015B2 (ja) 鞍乗り型車両用フューエルタンク配設構造
WO2011104748A1 (ja) 自動二輪車の後部構造
JP2007008276A (ja) 自動二輪車の車体カバー取付構造
JP6708687B2 (ja) 自動二輪車のシートフレーム
JP2015033900A (ja) 鞍乗型車両におけるフロントカウルステーの取付構造
JP5460511B2 (ja) 車両用のリヤフェンダ
JP4676281B2 (ja) 車両のフラップ
US10279860B2 (en) Swing arm of saddle riding vehicle
JP6837791B2 (ja) 鞍乗型車両のフロントカウル
JP4078341B2 (ja) 自動二輪車における車体カバー構造
JP2014117996A (ja) 鞍乗車両のサイドミラー
US10836452B2 (en) Front fork for saddled vehicle
JP6448157B2 (ja) 自動二輪車用ヘッドライトガード構造
JP6484422B2 (ja) 車両
JP5460885B2 (ja) 自動二輪車の前部構造
EP3088284B1 (en) Straddled vehicle
JPWO2018173998A1 (ja) 鞍乗り型車両のヘッドライト支持構造
JP2015223902A (ja) 鞍乗型車両
JP2004224176A (ja) 自動二輪車の後部構造
JP6705049B2 (ja) 鞍乗り型車両のメーター取付構造
JP2011148452A (ja) 鞍乗り型車両の後部構造
JP6351172B2 (ja) 車体後部構造
JP4330899B2 (ja) 鞍乗り型車両のフロントカバー構造
JP2013086538A (ja) 自動二輪車の後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6484422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250