JP2018001786A - 鞍乗型車両のリヤフレーム構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量増加を抑えつつ、付属部品を取り付けることができる剛性の高いリヤフレーム構造体を提供する。【解決手段】自動二輪車のリヤフレーム構造体2は、メインフレーム1の後方に設けられる。リヤフレーム構造体2は、メインフレーム1から後方に延びる第1フレーム部材21と、第1フレーム部材21から下方に突出して、第1フレーム部材21に沿って前後方向に延びる接合部分23で第1フレーム部材21に接合される補強部材24と、メインフレーム1から後方に向かって上方に傾斜して延びて後端面22aで補強部材24に接合される第2フレーム部材22とを備えている。補強部材24の下面24dに付属部品取付用の取付部材30が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、鞍乗型車両のメインフレームの後方に設けられるリヤフレーム構造体に関するものである。
鞍乗型車両の車体フレームのリヤフレーム構造として、メインフレームから後方に延びる上側フレームと、メインフレームから後方斜め上方に延びて上側フレームに連結される下側フレームとを有するものがある(例えば、特許文献1)。
特公平07―064299号公報
特許文献1のリヤフレーム構造では、下側フレームは、上側フレームとの連結部分と非連結部分とで延在方向が異なっており、両部分の間に折れ部が形成されている。このようなリヤフレーム構造で、リヤフレームの後部、すなわち下側フレームの連結部分に付属部品を取り付けると、連結部分の長手方向に直交する方向の曲げ荷重が上記折れ部にかかる。折れ部の強度を上げるために、折れ部に補強部材を設けると、リヤフレーム構造の重量が増加する。
本発明は、重量増加を抑えつつ、付属部品を取り付けることができる剛性の高いリヤフレーム構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のリヤフレーム構造体は、鞍乗型車両のメインフレームの後方に設けられるリヤフレーム構造体であって、前記メインフレームから後方に延びる第1フレーム部材と、前記第1フレーム部材から下方に突出して、前記第1フレーム部材に沿って前後方向に延びる接合部分で前記第1フレーム部材に接合される補強部材と、前記メインフレームから後方に向かって上方に傾斜して延びて、後端面で前記補強部材に接合される第2フレーム部材とを備え、前記補強部材の下面に付属部品取付用の取付部材が設けられている。ここで、「付属部品」とは、ユーザが選択的に追加するオプション、アクセサリのことをいい、例えば、パニア、トップケース、U字ロック、リヤグリップ、ドレスガードを含む。
この構成によれば、第1フレーム部材が第2フレーム部材および補強部材により補強されているので、リヤフレーム構造体の剛性が向上する。また、第2フレーム部材が後端面で補強部材に接合されるので、第2フレーム部材に折れ部をなくすことができる。したがって、補強部材に付属部品を取り付けた場合でも、上下方向の荷重が折れ部に集中することなく、傾斜した第2フレーム部材の長手方向に荷重の一部が作用する。したがって、第2フレーム部材を補強する必要がなく、リヤフレーム構造体の重量の増加を抑制できる。このように、リヤフレーム構造体の重量増加を抑えつつ、リヤフレーム構造体の高い剛性を確保して、付属部品を安定して取り付けることができる。さらに、取付部材が補強部材の下面に設けられているので、付属部品が取り付けられていないとき、取付部材が側方に露出せず見栄えがよい。
本発明において、前記補強部材の底壁に上下方向を向く貫通孔が設けられ、前記取付部材は、前記取付孔に挿入される小径部と、前記貫通孔よりも大径の大径部とを有することが好ましい。この構成によれば、大径部と小径部との間の段部で、付属部品の位置決めが容易となる。また、大径部の周縁で補強部材の底壁に溶接することで、溶接の熱の影響が取付部分(例えば、ねじ孔)に伝わり難い。
前記取付部材が小径部と大径部とを有する場合、前記大径部は前記小径部の下方に位置し、少なくとも前記大径部に、付属部品取付用の締結部分が形成されていることが好ましい。この構成によれば、補強部材の下方に締結部分が形成されているので、締結部分に下方から締結部材を容易に取り付けることができる。
前記大径部に締結部分が形成されている場合、前記締結部分は前記大径部と前記小径部とを貫通するねじ孔であることが好ましい。この構成によれば、大径部の大形化が抑制され、見栄えがよくなる。また、大径部と小径部の両方にねじ孔が形成されているので、ねじ孔の長さを大きくでき、付属部品の支持が安定する。
本発明において、前記第2フレーム部材の後端面が、前記補強部材の前面に接合されていることが好ましい。この構成によれば、第2フレーム部材の後端面が補強部材に支持されているので、第2フレーム部材を補強する必要がなく、リヤフレーム構造体の重量の増加を抑制できる。
前記第2フレーム部材の後端面が補強部材の前面に接合されている場合、前記補強部材の前面および前記第2フレーム部材の後端面は、前記第2フレーム部材の長手方向に直交する直交面に対して、前記直交面から前記長手方向に離れるにつれて後方に傾斜して形成されていることが好ましい。この構成によれば、補強部材と第2フレーム部材との接合面が大きくなる。これにより、付属部品を取り付けたことによる上下方向の荷重が分散して、第2フレーム部材に伝達されるから、第2フレーム部材を大形化したり、第2フレーム部材を補強したりする必要がない。その結果、リヤフレーム構造体の重量の増加を抑制できる。
本発明において、前記第1フレーム部材、前記第2フレーム部材および前記補強部材は左右一対設けられ、さらに、左右一対の前記補強部材を連結する連結部材を備えていることが好ましい。この構成によれば、左右のリヤフレーム構造のねじれを防ぐことができる。
本発明のリヤフレーム構造体によれば、重量増加を抑えつつ高い剛性を確保して、付属部品を安定して取り付けることができる。
本発明の第1実施形態に係るリヤフレーム構造体を備えた鞍乗型車両の一種である自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車の車体フレームを示す平面図である。 (a)は同リヤフレーム構造体を示す側面図で。(b)は同リヤフレーム構造体の補強部材を示す斜視図である。 図3(a)のIV−IV線に沿った断面図である。 同リヤフレーム構造体を示す縦断面図である。 同リヤフレーム構造体に、パニアブラケットを取り付けた状態を示す側面図である。 同リヤフレーム構造体に同パニアブラケットを取り付けた状態を示す縦断面図である。 同リヤフレーム構造体に、トップケース用のケースブラケットを取り付けた状態を示す側面図である。 同ケースブラケットを示す平面図である。 同リヤフレーム構造体に、U字ロックを取り付けた状態を示す平面図である。 同リヤフレーム構造体に、同U字ロック用のロックホルダを取り付けた状態を示す側面図である。 同リヤフレーム構造体に、パニアブラケットおよびU字ロックブラケットを取り付けた状態を示す側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、自動二輪車に乗車した運転者から見た左右側をいう。
図1は本発明の一実施形態に係るリヤフレーム構造体を備えた自動二輪車の側面図である。なお、図1は、付属部品が取り付けられていない状態を示している。この自動二輪車の車体フレームFRは、鋼のような金属からなり、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するリヤフレーム構造体2とを有している。メインフレーム1は、前端に設けられたヘッドパイプ4から後方斜め下方に延びる前側メインフレーム片1aを有している。
図2に示すように、前側メインフレーム片1aは左右一対設けられており、前側メインフレーム片1a,1aの後端部が、車幅方向に延びる第1クロス部材1bにより連結されている。メインフレーム1は、さらに、図1に示すように、第1クロス部材1bから後方斜め下方に延びる後側メインフレーム片1cを有している。後側メインフレーム片1cも左右一対設けられている。このように、メインフレーム1は、左右の前側メインフレーム片1a,1aと、第1クロス部材1bと、左右の後側メインフレーム片1c,1cとにより構成されている。
リヤフレーム2は、第1クロス部材1bから後方に延びる第1フレーム部材21と、その下方の第2フレーム部材22とを有している。第2フレーム部材22は、その前端が後側メインフレーム片1cの後端部に接続されて、この前端から第1フレーム部材21に向かって後方斜め上方に延びる。本実施形態の第1および第2フレーム部材21,22は円筒状のパイプ部材である。第1フレーム部材21は、後ろ上がりに傾斜しており、特に、後半部の傾斜が大きく、その傾斜角は水平面に対して20〜40°である。第1フレーム部材21の後部に、第1フレーム部材21から下方に突出する補強部材24が設けられている。補強部材24は、第1フレーム部材21に沿って前後方向に延びる接合部分23で、第1フレーム部材21に溶接により接合されている。第2フレーム部材22は、長手方向軸心X1に沿って延びる真直なパイプ部材であり、その後端面22aで補強部材24に溶接により接合されている。
図2に示すように、第1フレーム部材21、第2フレーム部材22および補強部材24も左右一対設けられている。第1フレーム部材21の前後方向中間部の上部に、左右の第1フレーム部材21,21を連結する第2クロス部材25が設けられている。第2クロス部材25は、左右の第1フレーム部材21,21に溶接で接合されている。さらに、第2クロス部材25の後方に、左右の補強部材24,24を連結する連結部材である第3クロス部材26が設けられている。第3クロス部材26は、左右の補強部材24,24の下面にボルトにより連結されている。つまり、第2クロス部材25は第1フレーム部材21の上半部側に設けられ、第3クロス部材26は第1フレーム部材21の下半部側に設けられている。これにより、左右一対の第1フレーム部材21の捻れを抑制できる。
このように、リヤフレーム構造体2は、左右の第1フレーム部材21,21、左右の第2フレーム部材22,22、左右の補強部材24,24、第2クロス部材25および第3クロス部材26により構成されている。リヤフレーム構造体2の詳細は後述する。
図1に示すヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定され、フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられている。
メインフレーム1の後側メインフレーム片1cに、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。メインフレーム1の前側メインフレーム片1aの下部でスイングアームブラケット9の前側に、エンジンEが取り付けられている。エンジンEがチェーンのような動力伝達部材11を介して後輪14を駆動する。
メインフレーム1の前側メインフレーム片1aの上部に燃料タンク15が配置され、リヤフレーム構造体2の第1フレーム部材21に、ライダー用シート18および同乗者用シート20が支持されている。詳細には、同乗者用シート20は、第2クロス部材25と第1フレーム部材21に支持されている。リヤフレーム構造体2の第2フレーム部材22に、同乗者用ステップ17を支持するステップブラケット19が取り付けられている。ステップブラケット19は、前後方向に並んだ2つのボルト69により、第2フレーム部材22に取り付けられている。
リヤフレーム構造体2の後部に左右一対のリヤカウル27が配置され、ライダー用シート18の後部の下方および同乗者用シート20の下方の領域を外側方から覆っている。後輪14の上方で、リヤカウル27の下部にリヤフェンダ28が配置され、第1フレーム部材21に支持されている。リヤフェンダ28の下部にリヤフラップ29が取り付けられている。詳細には、リヤフェンダ28の後部およびリヤフラップ29は第3クロス部材26に支持されている。補強部材24はリヤカウル27およびリヤフェンダ28により外側方から覆われている。
図3(a)に示すように、補強部材24は、第1フレーム部材21の長手方向に延びる細長い形状である。図3(b)に示すように、補強部材24は、板金の折り曲げ加工により得られる、上方に開口した横断面U字形状の部材である。図3(a)に示す第2フレーム部材22の後端面22aが、補強部材24の前面32に溶接により接合されている。補強部材24の前面32および第2フレーム部材22の後端面22aは、第2フレーム部材22の長手方向X1に直交する直交面PLに対して、直交面PLから長手方向X1に離れるにつれて後方に傾斜して形成されている。第1フレーム部材21と補強部材24との接合部分25は、第2フレーム部材22における傾斜した後端面22aの長さよりも長く形成されている。
図4に示すように、横断面U字形状の補強部材24の両側壁24a,24aは、第1フレーム部材21の両側部に接合される。詳細には、両側壁24a,24aは、第1フレーム部材21における車幅方向寸法が最も大きくなる部分21aの下側に接合される。これにより、補強部材24が車幅方向に大形化するのが抑制され、その結果、補強部材24がリヤフェンダ28(図1)に干渉するのを防ぐことができる。補強部材24の側壁部24a,24aと底壁24bとの境界部に円弧状の曲げ部24c,24cが形成されている。
補強部材24の下面に、付属部品取付用の取付部材30が設けられている。ここで、「付属部品」とは、ユーザが選択的に追加するオプション、アクセサリのことをいう。本実施形態では、取付部材30は、各補強部材24に前後方向に並んで2つ設けられている。ただし、取付部材30の数は、1つでもよく、3つ以上であってもよい。取付部材30を1つにすると、製作工数が少なく済む。取付部材30を複数設けると、各種付属部品に対応可能となり、汎用性が増す。
図5に示すように、補強部材24の底壁24bにほぼ上下方向を向く貫通孔34が前後方向に並んで2つ設けられ、この貫通孔34に取付部材30が装着されている。詳細には、取付部材30は、貫通孔34に挿入される小径部36と、貫通孔34よりも大径の大径部38とを有する。本実施形態では、大径部38は、小径部36の下方に位置し、補強部材24の底壁24bに溶接で固着されている。つまり、大径部38が補強部材24から露出している。
取付部材30は、付属部品取付用の締結部分40を有している。本実施形態の締結部分40は、大径部38と小径部36とを貫通するねじ孔40である。つまり、本実施形態の取付部材30は、補強部材24の底壁24bに固定されたナット部材である。ねじ孔40は、少なくとも大径部38に形成されていればよく、小径部36にはなくてもよい。
補強部材24の下面は平坦面である。これにより、大径部38を溶接しやすい。また、補強部材24の下面と、取付部材30のねじ孔40の軸心X2とが直交する。本実施形態のように、取付部材30が複数設けられる場合、各ねじ孔40の軸心X2は互いに平行である。換言すれば、補強部材24における各取付部材30が溶接される下面は互いに平行である。
大径部38の外径は、貫通孔34の直径よりも大きいが、図4に示すように、補強部材24の車幅方向寸法よりも小さい。これにより、取付部材30が、補強部材24から車幅方向外側に突出しない。また、大径部38の外径は、補強部材24の円弧状の曲げ部24cの近傍にまで至る大きさである。これにより、取付部材30の大径部38に生じた荷重を両側壁24a,24aで受けることができる。
図5に示すように、リヤフェンダ28における各取付部材30に相当する位置に、フェンダ貫通孔28aが形成されている。付属部品が取り付けられていない状態では、各フェンダ貫通孔28aは、キャップ35で塞がれている。また、補強部材24の底壁24bの後端部に、ねじ孔42が形成されている。ねじ孔42は、底壁24bの内面に接合された溶接ナットで構成されている。このねじ孔42を用いて、前記第3クロス部材26(図3)がボルト連結されており、上述のように、この第3クロス部材26を介して、リヤフェンダ28の後部およびリヤフラップ29が支持されている。これにより、リヤフェンダ28の後部およびリヤフラップ29専用の支持部材が不要となるので、リヤフレーム構造体2の構成が簡単になる。
図6は、リヤフレーム構造体2に、付属部品としてパニア44を取り付ける場合を示す。パニア44は、物品を収納するためのバッグで、車体後部の側方に付属部品であるパニアブラケット46を介して取り付けられる。パニアブラケット46は、車体に支持される被支持部48と、パニア44が取り付けられるパニア取付部50と、被支持部48とパニア取付部50とを連結する連結部52とを有している。被支持部48、パニア取付部50および連結部52は、鋼製のパイプ材からなり、溶接により一体化されている。
図7に示すように、被支持部48は、下方に開口した有底の円筒パイプからなり、前後方向に並んで2つ設けられている。各被支持部48の底部48aにボルト挿通孔48bが形成されている。
つぎに、パニア44(図6)の取付方法を説明する。まず、リヤフェンダ28からキャップ35(図5)を取り外す。前側のフェンダ貫通孔28aに、筒状の第1カラー54を挿通し、その一端面(上端面)54aを前側の取付部材30の大径部38の端面38aに当接させる。つぎに、パニアブラケット46の前側の被支持部48の底部48aを第1カラー54の他端面(下端面)54bに当接させた状態で、下方からボルト55をボルト挿通孔48bおよび第1カラー54の内部の順に挿通し、前側の取付部材30のねじ孔40に締め付ける。つまり、ボルト55の頭部55aと取付部材30の大径部38との間に被支持部48の底部48aと第1カラー54とが挟持され、ボルト55の締結力により連結される。
後側の取付部材30にも同様の手順で、ボルト55を締結する。これにより、パニアブラケット46の後部がリヤフレーム構造体2に支持される。
最後に、図6のパニア44をパニアブラケット46に取り付ける。本実施形態では、パニア44は、その裏面(車幅方向内側面)に設けた被係合部(図示せず)をパニア取付部50に係合させることで、パニアブラケット46に取り付けられる。
図8は、リヤフレーム構造体2に、付属部品としてトップケース58を取り付ける場合を示す。トップケース58は、物品を収納するためのケースで、車体の後部上方に付属品であるケースブラケット60を介して取り付けられる。ケースブラケット60は、車体後部に沿って後方斜め上方に延びる本体部62と、車体に支持される前側および後側被支持部64,66と、トップケース58が取り付けられるケース取付部68とを有している。図9に示すように、本体部62は、左右一対の鋼製のパイプ材からなり、前側および後側被支持部64,66とケース取付部68とは鋼製の板材からなる。前側および後側被支持部64,66とケース取付部68が、本体部62に溶接により接合されて一体化されている。
図8に示すように、前側被支持部64は、本体部62の前端部に接合され、車幅方向を向く貫通孔64aが形成されている。後側被支持部66は、本体部62の前後方向中間部に接合され、本体部62から下方に延びる縦壁66aと、縦壁66aから車幅方向内側に折り曲げられた横壁66bとを有するL字形である。横壁66bに、ほぼ上下方向を向くボルト挿通孔66cが形成されている。ケース取付部68は、本体部62の後端部の上部に接合されている。
つぎに、トップケース58の取付方法を説明する。まず、ケースブラケット60の前側被支持部64が、ボルト69によりステップブラケット19の後部と共締めされる。詳細には、ボルト69を車幅方向外側から、前側被支持部64の貫通孔64aおよびステップブラケット19のボルト挿通孔(図示せず)の順に挿通した後、リヤフレーム構造体2の第2フレーム部材22に設けられたねじ孔(図示せず)に締め付ける。これにより、ケースブラケット60の前部が車体に支持される。
さらに、取付部材30の大径部38とケースブラケット60の後側被支持部66の横壁66bとの間に環状のスペーサ70を介在させる。この状態で、ボルト75を下方から後側被支持部66のボルト挿通孔66cおよびスペーサ70の順に挿通させ、後側の取付部材30のねじ孔40に締め付ける。これにより、ケースブラケット60の前後方向中間部がリヤフレーム構造体2に支持される。
最後に、トップケース58をケースブラケット60に取り付ける。トップケース58は、例えば、図9に示すケース取付部68のボルト挿通孔71に挿通したボルト(図示せず)を用いて、ケース取付部68に取り付けられる。このように、付属部品としてトップケース58が取り付けられる場合、図8に示す後側の取付部材30のみが使用され、前側の取付部材30は使用されない。トップケース58を取り付けた後に、リヤフェンダ28の貫通孔28aは、キャップ35で塞がれる。
図10は、リヤフレーム構造体2に、付属部品としてU字ロック72を取り付けた状態を示す。U字ロック72は、駐車時に車輪をロックして車両の移動を阻止するもので、車輪に係止されるU字部74と、U字部74の2つの枝部74a,74aの先端が係合する長尺状のロック部76とを有している。未使用時のU字ロック72は、同乗者用シート20(図1)の下方で左右の第1フレーム部材21,21の間に収納され、付属部品である左右一対のロックホルダ78を介して、リヤフレーム構造体2に取り付けられている。
各ロックホルダ78は、板金からなり、車体に支持される被支持部80と、被支持部80から車幅方向内側に延びてロック部76を保持するロック保持部82と、ロック保持部82から後方に延びてU字部74を保持するU字保持部84とを有している。被支持部80、ロック保持部82およびU字保持部84は、一枚の板材を折り曲げることで構成されてもよいし、別々の板材を溶接により一体化してもよい。各被支持部80に、上下方向を向くねじ体挿通孔80aが形成されている。
つぎに、U字ロック72の取付方法を説明する。図11に示すU字ロック72も、まず、ねじ体82を下方から、ロックホルダ78のねじ体挿通孔80aに挿通し、後側の取付部材30のねじ孔40に締め付ける。これにより、ロックホルダ78がリヤフレーム構造体2に支持される。
つづいて、図10のU字ロック72をロックホルダ78に保持する。詳細には、U字ロック72のロック部76は、長手方向が車幅方向となるように配置され、その両端部が左右のロック保持部82の上に載置される。また、U字ロック72のU字部74は、各枝部74aが、左右のU字保持部84の上に載置される。本実施形態では、U字部74は、ロック保持部82上に載置されたロック部76の上にも載置されている。ロックホルダ78で保持されたU字ロック72を、例えば、バンド(図示せず)で固定して、その移動を阻止してもよい。
このように、付属部品としてU字ロック72が取り付けられる場合も、後側の取付部材30のみが使用され、前側の取付部材30は使用されない。U字ロック72を取り付けた後に、リヤフェンダ28の貫通孔28aは、キャップ35で塞がれる。
図12は、リヤフレーム構造体2に、付属部品としてパニア44およびU字ロック72を取り付ける場合を示す。図12の例と、図7の付属部品としてパニアブラケット46を取り付けた例とは、前側の取付部材30の構造は同じで、後側の取付部材30の構造が異なる。
詳細には、図7の例では、ボルト55の頭部55aと後側の取付部材30の大径部38との間には、被支持部48の底部48aと第2カラー56とが挟持されていたが、図12では、被支持部48の底部48a、第3カラー86およびロックホルダ78の被支持部80が挟持されている。つまり、図7の第2カラー56に代えて、図12では、第3カラー86とロックホルダ78とが配置されている。したがって、第3カラー86は、第2カラー56(図7)よりも被支持部80の厚さ分だけ短い。このように、本実施形態のリヤフレーム構造体2には、付属部品として、パニア44およびU字ロック72の両方または一方を選択的に取り付けることができる。
図6〜12では、本実施形態のリヤフレーム構造体2に、付属部品として、パニア44、トップケース58またはU字ロック72を取り付けた例を説明したが、その他に、付属部品として、例えば、同乗者が把持するグリップ、同乗者の衣類を保護するドレスガードを取り付けることもできる。
上記構成によれば、図3(a)に示す第1フレーム部材21が第2フレーム部材22および補強部材24により補強されているので、リヤフレーム構造体2の剛性が向上する。また、第2フレーム部材22が後端面22aで補強部材24に接合されるので、第2フレーム部材22に折れ部をなくすことができる。したがって、補強部材24に付属部品を取り付けた場合でも、上下方向の荷重が折れ部に集中することがなく、傾斜した第2フレーム部材22の長手方向X1に荷重の一部が作用する。したがって、第2フレーム部材22を補強する必要がなく、リヤフレーム構造体2の重量の増加を抑制できる。
さらに、取付部材30が補強部材24の下面に設けられているので、付属部品が取り付けられていないとき、取付部材30が側方に露出せず見栄えがよい。取付部材30を補強部材24の側面に設けると、図1のリヤカウル27にボルト挿通孔をあける必要があるが、上記構成ではその必要がない。その結果、ボルトが外側方に露出することがなくなり、見栄えがよい。
図5に示すように、取付部材30は、取付孔34に挿入される小径部36と取付孔34よりも大径の大径部38とを有している。これにより、大径部38と小径部36との間の段部で、付属部品の位置決めが容易となる。また、大径部38の周縁で補強部材24の底壁24bに溶接されているので、溶接の熱の影響がねじ孔40に伝わり難い。
大径部38が小径部36の下方に位置し、大径部38から小径部に渡って付属部品取付用の締結部分(ねじ孔)40が形成されている。このように、補強部材24の下方に締結部分40が形成されているので、締結部分40に下方からボルト55を取り付けることができる。また、大径部38と小径部36に両方にねじ孔40が形成されているので、ねじ孔40の長さを大きくでき、付属部品の支持が安定する。
図3(a)の第2フレーム部材22の後端面22aが、補強部材24の前面32に接合されている。これにより、第2フレーム部材22の後端面22aが補強部材24に支持されるので、第2フレーム部材22を補強する必要がなく、リヤフレーム構造体2の重量の増加を抑制できる。ここで、補強部材24が、第1フレーム部材21とともに後ろ上がりに傾斜しているので、荷重の一部(成分)が第1フレーム部材21の長手方向に沿う。この成分が、第2フレーム部材22によって支持される。したがって、荷重の支持が強固になされる。
また、補強部材24の前面32および第2フレーム部材22の後端面22aは、第2フレーム部材22の長手方向X1に直交する直交面PLに対して、直交面PLから長手方向X1に離れるにつれて後方に傾斜して形成されている。これにより、補強部材24と第2フレーム部材22との接合面Jが大きくなる。したがって、付属部品を取り付けたことによる上下方向の荷重の前記成分が分散して、第2フレーム部材22に伝達されるから、第2フレーム部材22を大形化したり、第2フレーム部材22を補強したりする必要がない。その結果、リヤフレーム構造体2の重量の増加を抑制できる。
図2に示すように、第1フレーム部材21、第2フレーム部材22および補強部材24は左右一対設けられ、左右の補強部材24が連結部材25により連結されている。これにより、左側第1フレーム部材21、第2フレーム部材22および補強部材24と右側の第1フレーム部材21、第2フレーム部材22および補強部材24とのねじれを防ぐことができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、取付部材30の大径部38が小径部36の下側に位置しているが、大径部38が小径部36の上側に位置していてもよい。この場合、大径部38は補強部材24の内部に配置される。また、取付部材30は補強部材24に溶接で固着されていなくてもよい。さらに、締結部分40は、ねじ孔に限定されず、例えば、大径部38に設けられたボルトであってもよい。上記実施形態では、付属部品としてパニア、トップケース、U字ロックを用いていたが、付属部品は、これらに限定されず、例えば、リヤグリップ、ドレスガード等であってもよい。本発明のリヤフレーム構造体は、自動二輪車以外の鞍乗型車両、例えば、三輪車、四輪バギーにも適用できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 メインフレーム
2 リヤフレーム構造体
21 第1フレーム部材
22 第2フレーム部材
23 接合部分
24 補強部材
26 第3クロス部材(連結部材)
30 取付部材
34 貫通孔
36 小径部
38 大径部
40 ねじ孔(締結部分)
44 パニア(付属部品)
46 パニアブラケット(付属部品)
58 トップケース(付属部品)
60 ケースブラケット(付属部品)
72 U字ロック(付属部品)
78 ロックホルダ(付属部品)

Claims (7)

  1. 鞍乗型車両のメインフレームの後方に設けられるリヤフレーム構造体であって、
    前記メインフレームから後方に延びる第1フレーム部材と、
    前記第1フレーム部材から下方に突出して、前記第1フレーム部材に沿って前後方向に延びる接合部分で前記第1フレーム部材に接合される補強部材と、
    前記メインフレームから後方に向かって上方に傾斜して延びて、後端面で前記補強部材に接合される第2フレーム部材とを備え、
    前記補強部材の下面に付属部品取付用の取付部材が設けられている鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  2. 請求項1に記載のリヤフレーム構造体において、前記補強部材の底壁に上下方向を向く貫通孔が設けられ、
    前記取付部材は、前記取付孔に挿入される小径部と、前記貫通孔よりも大径の大径部とを有する鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  3. 請求項2に記載のリヤフレーム構造体において、前記大径部は前記小径部の下方に位置し、
    少なくとも前記大径部に、付属部品取付用の締結部分が形成されている鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  4. 請求項3に記載のリヤフレーム構造体において、前記締結部分は、前記大径部と前記小径部とを貫通するねじ孔である鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のリヤフレーム構造体において、前記第2フレーム部材の後端面が、前記補強部材の前面に接合されている鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  6. 請求項5に記載のリヤフレーム構造体において、前記補強部材の前面および前記第2フレーム部材の後端面は、前記第2フレーム部材の長手方向に直交する直交面に対して、前記直交面から前記長手方向に離れるにつれて後方に傾斜して形成されている鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のリヤフレーム構造体において、前記第1フレーム部材、前記第2フレーム部材および前記補強部材は左右一対設けられ、
    さらに、左右一対の前記補強部材を連結する連結部材を備えている鞍乗型車両のリヤフレーム構造体。
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