JPH1076983A - 乗物用の物品収納ボックス - Google Patents

乗物用の物品収納ボックス

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JPH1076983A
JPH1076983A JP8253902A JP25390296A JPH1076983A JP H1076983 A JPH1076983 A JP H1076983A JP 8253902 A JP8253902 A JP 8253902A JP 25390296 A JP25390296 A JP 25390296A JP H1076983 A JPH1076983 A JP H1076983A
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JP
Japan
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lid
box body
storage box
box
article storage
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JP8253902A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Suzuki
康仁 鈴木
Yoshinori Shima
義則 嶋
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 乗物用の物品収納ボックスにおいて防水性を
確保するためにシール部材を介装させたボックス本体と
蓋体の嵌合部の外面に段差が生じないよう、当該部分を
一体成型によって形成する。 【解決手段】 ボックス本体25と蓋体26のうちの少
なくとも一方が硬質合成樹脂によって形成され、両者の
嵌合部に、シール部材27を介装させるために、ボック
ス本体25と蓋体26のうちの硬質合成樹脂によって形
成された少なくとも一方の側の嵌合部付近を、ボックス
本体25と蓋体26の外面が段差なく連続するように、
ボックス本体25あるいは蓋体26の外面から徐々に滑
らかな状態で外方に膨出させると共に、この外方膨出部
25a,26aの内部に、嵌合部と略平行して連続的に
延びる空間部25c,26cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、長距離ツ
アー用の自動二輪車において所謂サドルバッグとして後
輪の両側に設置されている収納ボックスや、営業用の自
動二輪車において荷台に設置されている収納ボックス
や、三輪自転車において左右の後輪の間に設置されてい
る収納ボックスなどのように、小型の乗物に対して外部
に露出した状態で設置されるような乗物用の物品収納ボ
ックスに関する。
【0002】
【従来の技術】長距離ツアー用の自動二輪車では、搭乗
者の荷物や修理用の工具等を収納しておくために、ボッ
クス本体と蓋体とがそれぞれ硬質合成樹脂によって形成
されている大型の収納ボックスを、所謂サドルバッグと
して後輪の両側に設置するということが一般的に行われ
ており、そのような小型の乗物に対して外部に露出した
状態で設置されるような物品収納ボックスでは、ボック
ス本体を蓋体で閉蓋した時の防水性を確保するために、
従来、ボックス本体と蓋体の嵌合部に対して、例えば、
図12(A)に示すように、該嵌合部に沿って延びるシ
ール部材を介装させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の乗物用の物品収納ボックスでは、ボックス本体
と蓋体の嵌合部にシール部材を介装させるために、図示
したように、シール部材27に合わせて蓋体26の下端
部を外方に膨出させており、それによって蓋体26とボ
ックス本体25の嵌合部の外面に明確な段差が生じるた
め、外見上の見栄えが良くないだけでなく、該段差に埃
などが溜まりやすく、また、掃除をする際にもその周辺
を掃除しづらかったり、該段差に物を引っ掛かけて当該
部分を破損したりすることもある。
【0004】そのため、図12(B)に示すように、シ
ール部材27をボックス本体25の内側に装着すること
で、蓋体26とボックス本体25の嵌合部の外面に段差
を生じないようにしたものもあるが、そのようなもので
は、ボックス本体25を一体成型しようとすると、シー
ル部材27の装着部が内側に突出して、金型からの抜き
が困難となることから、別体のシール装着用部材30を
ボックス本体25に溶着することが必要となって、製造
のためのコストアップを招くこととなる。
【0005】そこで、図12(C)に示すように、蓋体
26とボックス本体25の嵌合部の外面に段差が生じな
いように、両者の嵌合部付近を共に外方に膨出させると
共に、該外方膨出部25a,26aをボックス本体25
や蓋体26の外面から急激に突出させないように、徐々
に滑らかな状態で外方に膨出させるということも考えら
れており、それによって、外方膨出部25a,26aが
厚みのあるものとなるため、ガラス繊維等を使用するこ
となく、当該部分の剛性や強度の向上を図ることもでき
るが、その反面、該外方膨出部25a,26aが肉厚部
分となってしまうため、通常のインジェクション成型で
は、当該部分で所謂ヒケを生じることとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、ボックス本体と蓋体のうちの少なくとも一方が硬質
合成樹脂によって形成され、両者の嵌合部にシール部材
が介装されている乗物用の物品収納ボックスにおいて、
シール部材を介装させるために、ボックス本体と蓋体の
うちの硬質合成樹脂によって形成された少なくとも一方
の側の嵌合部付近が、ボックス本体と蓋体の外面が段差
なく連続するように、ボックス本体あるいは蓋体の外面
から徐々に滑らかな状態で外方に膨出されていると共
に、この外方膨出部の内部に、嵌合部と略平行して連続
的に延びる空間部が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0007】また、上記の請求項1に記載した乗物用の
物品収納ボックスにおいて、上記の請求項2に記載した
ように、ボックス本体と蓋体の少なくとも一方の側の外
方膨出部の内部に形成されている空間部が、ガスアシス
トインジェクション製法によるガス通路であることを特
徴とするものである。
【0008】さらに、上記の請求項2に記載した乗物用
の物品収納ボックスにおいて、上記の請求項3に記載し
たように、収納ボックスの前部と後部で、ボックス本体
側と蓋体側に渡って、閉蓋状態を維持するための部材が
それぞれ取り付けられていると共に、ガス通路を形成す
る際のガス注入孔あるいはガス排出孔としてボックス本
体と蓋体の少なくとも一方の側の外面に開口されている
孔が、該部材によって覆われていることを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗物用の物品収納
ボックスの実施形態について図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明の物品収納ボックスが設置
されている長距離ツアーに適した自動二輪車の全体を示
すもので、この自動二輪車1では、フロントフォーク2
の下端に軸架された前輪3をハンドル4によって操向す
るステアリング部分に対して、該ステアリング部分の前
面に固定されたヘッドライト5の付近から上方に、ライ
ダーの上半身に対する風防として、操向ハンドル4の前
方を覆うように大きなウインドスクリーン6が取り付け
られていると共に、ヘッドライト5よりも下方で、左右
のフロントフォーク2のそれぞれに、ライダーの脚部に
対する風防として、小さなウインドスクリーン7がそれ
ぞれ取り付けられている。
【0011】また、左右のフロントフォーク2の間に
は、前輪3の上半部を上方から覆うフロントフェンダー
8が、該フロントフォーク2に固定された状態で設置さ
れており、フロントフェンダー8には、その装飾効果を
高めるために、フロントフェンダー本体の両端部に、金
属光沢を有する亜鉛ダイキャスト製の別体のフェンダー
チップ8a,8bがそれぞれ取り付けられている。
【0012】この点に関して、後輪9の上半部を上方か
ら覆うにリヤフェンダー10ついても、リヤフェンダー
本体の後端部に、上記のフェンダーチップと同様の金属
光沢を有する亜鉛ダイキャスト製の別体のフェンダーチ
ップ10bが取り付けられている。
【0013】自動二輪車1のステアリング部分より後方
では、メインフレームに跨がるように大型の燃料タンク
11が設置され、燃料タンク11の下方にV型エンジン
12が搭載されていると共に、燃料タンク11の後方に
は、操縦者用のシート13aと同乗者用のシート13b
とからなるタンデムシート13が設置されていて、リヤ
フェンダー10の上方に位置する同乗者用シート13b
に対して、同乗者の背もたれとなるバックレスト14
が、バックレストフレームー15を介して設置されてい
る。
【0014】なお、バックレストフレームー15は、後
輪9の両側でリヤフェンダー8に沿って設置されている
取付部材17に対して、位置の調整が可能な状態で取り
付けられており、それによって、同乗者用シート13b
に着座する人の体型に合わせて、バックレスト14の位
置を変えることができるものとなっている。
【0015】自動二輪車1の後部には、同乗者用シート
13bの下方で後輪9の両側に、所謂サドルバッグとし
て、ライダーの荷物や修理用の工具等を収納しておくた
めの大型の物品収納ボックス18が取り付けられている
と共に、それぞれの物品収納ボックス18に対して、そ
の前部を保護するために、ガード用フレーム19が車体
の左右両側にそれぞれ設置されていて、該ガード用フレ
ーム19には、車体の側方に配置されるサイドリフレク
ター20が取り付けられている。
【0016】左右の物品収納ボックス18は、何れも、
その車体側の側壁上部が、上記の取付部材17や該取付
部材17を設置するためのステー16により固定され、
その底部が、エンジン12の排気管の後端に接続される
マフラー21を支承するためのステー22により固定さ
れており、また、左右のガード用フレーム19は、何れ
も、両側の物品収納ボックス17のそれぞれの前部に近
接して、当該付近の車体フレームやステー22により固
定されている。
【0017】なお、車体の左右にそれぞれ設けられてい
る各ステー22は、強度および支持剛性の向上を図るた
めに、後輪9の後方で左右のものを連結させているが、
この連結部分は、外観上の問題を考慮して、リヤフェン
ダー10の下方の外部から見え難い場所に設けられてい
る。
【0018】上記のように自動二輪車1の左右両側にそ
れぞれ設置されている本実施形態の物品収納ボックス1
8自体の構造を、その片側(車体左側)のものについて
の図面により以下に説明する。
【0019】物品収納ボックス18は、図2に示すよう
に、基本的には、それぞれがABS樹脂等の硬質合成樹
脂によって一体的に成型されたボックス本体25と蓋体
26からなるものであって、ボックス本体25をボルト
等によって車体側に固定するための連結用孔25g,2
5hが、ボックス本体25の車体側の側壁と底壁とにそ
れぞれ開設されており、図3および図5に示すように、
嵌め合わせによって閉蓋されるボックス本体25と蓋体
26の嵌合部には、閉蓋時の防水性を確保するために、
該嵌合部に沿って延びるシール部材27が介装されてい
る。
【0020】そのようなボックス本体25と蓋体26の
嵌合部については、図5および図11に示すように、本
実施形態では、蓋体26の側には、その上方の蓋体外面
から徐々に滑らかな状態で外方に膨出するように外方膨
出部26aが形成され、該外方膨出部26aの外端から
嵌合部26bが垂設されていて、該嵌合部26bの内側
で外方膨出部26aの下側凹部に、シール部材27が装
着されている。
【0021】これに対して、ボックス本体25の側に
は、その下方のボックス本体外面から徐々に滑らかな状
態で外方に膨出するように外方膨出部25aが形成さ
れ、該外方膨出部25aの内端から嵌合部25bが立設
されていて、それにより、ボックス本体25と蓋体26
の嵌合時には、該ボックス本体側の嵌合部25bが蓋体
側の嵌合部26bの内側に重なり、該嵌合部25bの上
端部がシール部材27に圧接されると共に、蓋体側の嵌
合部26bの外面とボックス本体側の外方膨出部25a
の外面とが段差なく滑らかに続くようになっている。
【0022】そして、ボックス本体25側と蓋体26側
のそれぞれの外方膨出部25a,26aにおいて、その
内部には、ボックス本体25と蓋体26の嵌合部の方向
と略平行して連続的に延びる空間部25c,26cがそ
れぞれ形成されている。
【0023】なお、それら外方膨出部25a,26a内
に形成されている空間部25c,26cについては、本
実施形態では、ボックス本体25と蓋体26のそれぞれ
において、当該部分を従来公知のガスアシストインジェ
クション製法(例えば、特公昭48−41264号公報
等参照)により一体成型したときに形成されるガス通路
である。
【0024】一方、ボックス本体25と蓋体26とがそ
の嵌合部付近で上記のような構造を有する本実施形態の
物品収納ボックス18において、図2〜図4に示すよう
に、シール部材27を介して嵌合されるボックス本体2
5と蓋体26の嵌合部に渡って、その閉蓋状態を維持す
ると共にその状態をロックすることができるように、物
品収納ボックス18の幅方向略中央に位置して、該収納
ボックス18の前側と後側にそれぞれ閉蓋ロック用部材
28がそれぞれ取り付けられている。
【0025】すなわち、本実施形態では、収納ボックス
18の前側と後側に取り付けられる各閉蓋ロック用部材
28は、何れも、図6に示すように、係合用孔部を有す
る受部28aがボルト31で蓋体26の側に固定されて
いる一方、ナット32でボックス本体25の側に固定さ
れているロック本体28cに対して、該ロック本体28
cを外側から覆い隠すように、上端部に下向きの係合用
突起を有する係合可動部28bが、内蔵されたバネ(図
示せず)により常に下方に付勢された状態で、上下摺動
可能に組付けられていて、図示したように、係合可動部
28b上端部の係合用突起を受部28aの係合用孔部に
係合させることにより、物品収納ボックス18の閉蓋状
態を維持することができると共に、ロックキー29によ
ってその状態をロックすることができるように構成され
ている。
【0026】そして、本実施形態では、図7〜図10に
示すように、閉蓋ロック用部材28を取り付けるための
ボルト孔25e,26eやロック本体挿入孔25f(ボ
ックス本体側のみ)が開設されている該部材28の取付
箇所において、上記のガスアシストインジェクション製
法によりガス通路(空間部25c,26c)を形成する
際にガス注入孔あるいはガス排出孔となった孔25d,
26dが、ボックス本体25および蓋体26の外面にそ
れぞれ開口されていて、当該箇所に閉蓋ロック用部材2
8の取り付けられることにより、該孔25d,26dが
閉蓋ロック用部材28によって覆われるように構成され
ている。
【0027】上記のような構成を有する本実施形態の自
動二輪車1の物品収納ボックス18によれば、閉蓋時に
おける防水性を確保するために、ボックス本体25と蓋
体26との嵌合部にシール部材27を介装させているに
もかかわらず、該嵌合部の外面には明確な段差が生じな
いため、外見上見栄えが良く、当該部分に埃などが溜ま
り難く、その周辺の掃除もスムーズに行うことができ、
段差に物が引っ掛かって当該部分を破損したりするよう
なことがない。
【0028】また、シール部材27の装着部が形成され
ている蓋体26は、一体成型品であって、シール部材2
7の装着部を形成するために別体の部材を溶着するよう
な必要がないため、蓋体26にシール部材装着部を形成
するためのコストアップを招くというようなことはな
い。
【0029】そして、蓋体26とボックス本体25との
嵌合部にシール部材27を介装させ、且つ、その外面に
段差を生じさせないように、図12(C)に示すよう
に、ボックス本体25と蓋体26のそれぞれに滑らかな
状態で外方膨出部25a,26aを形成していること
で、外方膨出部25a,26aが厚みを有するものとな
っているため、ガラス繊維等を使用することによってコ
ストアップを招くようなことなく、当該部分の剛性や強
度を向上させることができると共に、該外方膨出部25
a,26aには空間部25c,26cが形成されている
ため、当該部分に肉厚部分が形成されず、その一体成型
時において当該部分でヒケを生じるようなことはない。
【0030】さらに、本実施形態では、該空間部25
c,26cが、従来公知のガスアシストインジェクショ
ン製法によるガス通路であることから、該製法によって
空間部25c,26cの形成をきわめて容易に行うこと
ができる。
【0031】なお、従来公知のガスアシストインジェク
ション製法によるガス通路で空間部25c,26cを形
成した場合、該ガス通路を形成する際のガス注入孔やガ
ス排出孔となる孔25d,26dがボックス本体25や
蓋体26の外面にそれぞれ開口されて、該孔25d,2
6dの存在が外観上見苦しいものとなるが、本実施形態
では、収納ボックス18の閉蓋状態を維持してロックす
るための閉蓋ロック用部材28の取付けにより、それら
の孔25d,26dが隠されてしまうため、外観上全く
問題はない。
【0032】以上、本発明の乗物用の物品収納ボックス
の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実
施形態に示したようなものに限られるものではなく、例
えば、その用途については、長距離ツアー用の自動二輪
車にサドルバッグとして使用される収納ボックスに限ら
ず、営業用の自動二輪車の荷台に設置される収納ボック
スや、三輪自転車の左右の後輪の間に設置される収納ボ
ックスなどのような、小型の乗物に対して外部に露出し
た状態で設置される乗物用の物品収納ボックス全般につ
いて適用可能なものである。
【0033】また、その具体的な構造についても、シー
ル部材の装着部を蓋体の側ではなくボックス本体の側に
形成することによって実施することも可能であり、ボッ
クス本体と蓋体のうちの何れか一方だけを硬質合成樹脂
製として、該硬質合成樹脂製の一方の側に対してだけ実
施することも可能であり、さらには、外方膨出部に形成
する空間部をガスアシストインジェクション製法におけ
るガス通路としてではなく、その他の方法によって形成
することにより実施することも可能である等、適宜設計
変更可能なものであることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したような本発明の乗物用の物
品収納ボックスによれば、該ボックスの防水性を確保す
るためにシール部材を介装させたボックス本体と蓋体の
嵌合部の少なくとも一方の側について、ボックス本体と
蓋体の外面に明確な段差が生じないように外見上の見栄
え良く、且つ、格別のコストアップを招くことなく、当
該部分を一体成型によって剛性や強度が向上するように
形成することができると共に、一体成型する際に当該部
分でヒケが生じるのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る物品収納ボックスが
設置されている自動二輪車を示す側面図。
【図2】本発明の物品収納ボックスの一実施形態を示す
一部断面側面図。
【図3】図2に示した物品収納ボックスにおいて、前側
の閉蓋ロック用部材を取外して、蓋体の一部を切り欠い
た状態を示す上面図。
【図4】図2に示した物品収納ボックスにおいて、前側
の閉蓋ロック用部材を取外した蓋体の状態を示す上面
図。
【図5】図2に示した物品収納ボックスのA−A線に沿
った断面図。
【図6】図2に示した物品収納ボックスの閉蓋ロック用
部材が取り付けられている部分を示す一部断面側面図。
【図7】図2に示した物品収納ボックスにおいて、閉蓋
ロック用部材を取り付けるための蓋体側の部分を示す正
面図。
【図8】図7のB−B線に沿った断面側面図。
【図9】図2に示した物品収納ボックスにおいて、閉蓋
ロック用部材を取り付けるためのボックス本体側の部分
を示す正面図。
【図10】図9のC−C線に沿った断面側面図。
【図11】図5に示した物品収納ボックスにおける蓋体
とボックス本体の嵌合部付近の部分拡大断面図。
【図12】従来の物品収納ボックスについて、その蓋体
とボックス本体の嵌合部付近を示す、図11に対応した
部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車(乗物) 18 物品収納ボックス 25 ボックス本体 25a (ボックス本体側の)外方膨出部 25c (ボックス本体側の)空間部 25d (ボックス本体側におけるガス注入あるいはガ
ス排出の際の)孔 26 蓋体 26a (蓋体側の)外方膨出部 26c (蓋体側の)空間部 26d (蓋体側におけるガス注入あるいはガス排出の
際の)孔 27 シール部材 28 閉蓋ロック用部材(閉蓋状態を維持するための
部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体と蓋体のうちの少なくとも
    一方が硬質合成樹脂によって形成され、両者の嵌合部に
    シール部材が介装されている乗物用の物品収納ボックス
    において、シール部材を介装させるために、ボックス本
    体と蓋体のうちの硬質合成樹脂によって形成された少な
    くとも一方の側の嵌合部付近が、ボックス本体と蓋体の
    外面が段差なく連続するように、ボックス本体あるいは
    蓋体の外面から徐々に滑らかな状態で外方に膨出されて
    いると共に、この外方膨出部の内部に、嵌合部と略平行
    して連続的に延びる空間部が形成されていることを特徴
    とする乗物用の物品収納ボックス。
  2. 【請求項2】 ボックス本体と蓋体の少なくとも一方の
    側の外方膨出部の内部に形成されている空間部が、ガス
    アシストインジェクション製法によるガス通路であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の乗物用の物品収納ボッ
    クス。
  3. 【請求項3】 収納ボックスの前部と後部で、ボックス
    本体側と蓋体側に渡って、閉蓋状態を維持するための部
    材がそれぞれ取り付けられていると共に、ガス通路を形
    成する際のガス注入孔あるいはガス排出孔としてボック
    ス本体と蓋体の少なくとも一方の側の外面に開口されて
    いる孔が、該部材によって覆われていることを特徴とす
    る請求項2に記載の乗物用の物品収納ボックス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3002187A1 (en) 2014-10-02 2016-04-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3002187A1 (en) 2014-10-02 2016-04-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Vehicle
US9598130B2 (en) 2014-10-02 2017-03-21 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Rear fender for vehicle

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