JP2013193629A - 鞍乗り型車両のグラブレール取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】締結位置に対する重量バランスがとれていない構成でも取り付けしやすい鞍乗り型車両のグラブレール取付構造を提供する。
【解決手段】グラブレール48は、前方に開放するU字状であり、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部314,314を車体フレームFに締結することによって車体フレームFに取り付けられ、グラブレール48を車体フレームFの取付位置に配置した際に、グラブレール48の前部に係止して該前部の浮き上がりを抑える係止部351,351を設けるようにした。
【選択図】図10

Description

本発明は、乗員が把持するグラブレールを有する鞍乗り型車両のグラブレール取付構造に関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、乗員が把持するグラブレールを取り付けるものがある。この種の車両には、グラブレールを前方に開放するU字状に形成し、左右の前端部及び前後中間部を車体フレームにボルト締結するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−68723号公報
ところで、上記特許文献1の構成では、グラブレールの左右の前端部及び前後中間部をボルト締結するため、締結位置に対する重量バランスが取れており、グラブレールを車体フレームに締結する際、グラブレールを車体フレームに仮置きすることができ、ボルトの締結作業が容易になる。
しかしながら、締結位置に対する重量バランスを採ろうとすると、締結位置をグラブレールに均等に分散させる必要があり、構造や形状が制約されてしまう。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、締結位置に対する重量バランスがとれていない構成でも取り付けしやすい鞍乗り型車両のグラブレール取付構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、乗員が把持するグラブレール(48)を有する鞍乗り型車両のグラブレール取付構造において、前記グラブレール(48)は、前方に開放するU字状であり、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部(314,314)を車体フレーム(F)に締結することによって前記車体フレーム(F)に取り付けられ、前記グラブレール(48)を前記車体フレーム(F)の取付位置に配置した際に、前記グラブレール(48)の前部に係止して該前部の浮き上がりを抑える係止部(351,351)を設けたことを特徴とする。この構成によれば、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部を車体フレームに締結するグラブレールを、取付位置にて前部の浮き上がりを抑えて仮置きすることができ、グラブレールの締結作業を容易に行うことができる。
上記構成において、前記係止部(351,351)は、前記グラブレール(48)の前部前面が当接して前記グラブレール(48)の前方へのずれを規制する規制部(353,353)を有するようにしても良い。この構成によれば、グラブレールを取付位置に容易に位置決めして仮置きすることができる。
また、上記構成において、前記係止部(351,351)は、前記グラブレール(48)の前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成するようにしても良い。この構成によれば、グラブレールの前部を挟持して位置決め精度を向上させると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記車体フレーム(F)は、前記グラブレール(48)の締結部(314,314)が載置されるガセット(301,301)を有し、前記グラブレール(48)の締結部(314,314)は、前記ガセット(301,301)に前後に間隔を空けて当接すると共に前記ガセット(301,301)に締結される足部(314A,314B)を有し、後方の足部(314B)の方が前記ガセット(301,301)との接触面積が大きく形成されるようにしても良い。この構成によれば、係止部から遠い側の接触面積を大きくとり、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記グラブレール(48)と前記車体フレーム(F)との当接面(303,303)が、後ろ上がりに形成されているようにしても良い。この構成によれば、グラブレールを前方へ移動し易くなると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記係止部(351,351)は、車体後方に延びる断面円形の棒状部材を有し、前記グラブレール(48)側に前記棒状部材の外形が嵌る凹部(361,361)を設けるようにしても良い。この構成によれば、仮置きだけでなく、位置決めも可能となり、取付性がより向上する。
また、上記構成において、前記グラブレール(48)の後部に荷台固定部(318)を設けるようにしても良い。この構成によれば、グラブレールの重心が後寄りで、且つ、重量を有する構成でも、グラブレールを仮置きし、締結作業を容易に行うことができる。
また、上記構成において、前記グラブレール(48)を上方から覆うグラブレールカバー(320)を設けるようにしても良い。この構成によれば、締結部分をグラブレールカバーで目隠しすることができ、外観性を向上できる。
本発明では、グラブレールは、前方に開放するU字状であり、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部を車体フレームに締結することによって車体フレームに取り付けられ、このグラブレールを車体フレームの取付位置に配置した際に、グラブレールの前部に係止して該前部の浮き上がりを抑える係止部を設けたので、締結位置に対する重量バランスがとれていない構成でも、グラブレールを仮置きし、締結作業を容易に行うことができる。
また、係止部は、グラブレールの前部前面が当接してグラブレールの前方へのずれを規制する規制部を有するようにすれば、グラブレールを取付位置に容易に位置決めして仮置きすることができる。
また、係止部は、グラブレールの前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成するようにすれば、グラブレールの前部を挟持して位置決め精度を向上させると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、車体フレームは、グラブレールの締結部が載置されるガセットを有し、グラブレールの締結部は、ガセットに前後に間隔を空けて当接すると共にガセットに締結される足部を有し、後方の足部の方がガセットとの接触面積が大きく形成されるようにすれば、係止部から遠い側の接触面積を大きくとり、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、グラブレールと車体フレームとの当接面が、後ろ上がりに形成されているようにすれば、グラブレールを前方へ移動し易くなると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、係止部は、車体後方に延びる断面円形の棒状部材を有し、グラブレール側に棒状部材の外形が嵌る凹部を設けるようにすれば、仮置きだけでなく、位置決めも可能となり、取付性がより向上する。
また、グラブレールの後部に荷台固定部を設け、グラブレールの重心が後寄りで、且つ、重量を有する構成でも、グラブレールを仮置きし、締結作業を容易に行うことができる。
また、レールを上方から覆うグラブレールカバーを設けるようにすれば、締結部分をグラブレールカバーで目隠しすることができ、外観性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の内部構造を示す左側面図である。 自動二輪車の内部構造を示す右側面図である。 車体フレームの斜視図である。 車体後部を上方から見た図である。 車体後部を左側方から見た図である。 グラブレール本体を周辺構成と共に上方から見た図である。 (A)はグラブレールの荷台固定部にトップボックス取付用のベースを取り付けた状態を示す図であり、(B)はグラブレールの荷台固定部にカバーを取り付けた状態を示す図である。 図7のIX−IX断面図である。 図9のX−X断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車(鞍乗り型車両)1は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア68を有するスクータ型車両であり、車体フレームF(図2)の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジンU(ユニットスイングパワーユニット)に軸支されている。車体フレームFは、樹脂製の車体カバーCによって覆われている。
図2は、自動二輪車1の内部構造を示す左側面図であり、図3は、自動二輪車1の内部構造を示す右側面図であり、図4は、車体フレームFの斜視図である。ここで、図2及び図3では、車体カバーCの一部が取り外された状態が示されている。
図2〜図4に示すように、車体フレームFは、金属製のチューブやパイプを溶接によって複数連結して形成されており、メインフレーム11は、前部に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後下方に延出した後、略水平に後方へ延び、後部で後上方に延びる左右一対のダウンチューブ13,13と、ダウンチューブ13,13の前下部から後上方へ車両後部まで延出する左右一対のシートレール14,14と、ヘッドパイプ12からダウンチューブ13,13の上方を後下方に延びてシートレール14,14に連結される左右一対のアッパーチューブ15,15とを有している。
ダウンチューブ13,13は、ヘッドパイプ12に前端が連結されて後下方へ延出する下方延出部70と、下方延出部70の下端から後方に略水平に延出する水平延出部71と、水平延出部71の後端から後上方に延出する斜め上方延出部72とを有している。
図4に示すように、メインフレーム11には、左右のフレームを連結するクロスメンバとして、ダウンチューブ13,13の下方延出部70,70の上部間を連結する前上部クロスメンバ16と、下方延出部70,70の下部間を連結する前クロスメンバ17と、ダウンチューブ13,13の水平延出部71,71間を連結する水平部クロスメンバ18と、アッパーチューブ15,15間を連結する上部クロスメンバ19と、シートレール14,14間を連結する中間クロスメンバ20と、シートレール14,14の後部間を連結する後部クロスメンバ21とを有している。水平部クロスメンバ18は、水平延出部71,71にボルト止めによって連結されている。
ダウンチューブ13,13の斜め上方延出部72,72の上部には、車幅方向外側に延出する左右一対のタンデムステップステー22,22が設けられている。
ヘッドパイプ12の前面には、灯火類や車体カバーC等を支持する籠状の前部フレーム24が連結されている。
また、メインフレーム11の外側方には、ダウンチューブ13,13に連結されて前後に延び、ステップフロア68を下方から支持する左右一対のステップフレーム23(図2、図3)が設けられている。
図1〜図3に示すように、前輪2を操向する操舵系は、ヘッドパイプ12に回動自在に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、このステアリングシャフトの上部に連結されるハンドル25とを有している。上記ステアリングシャフトの下端は、左右一対のフロントフォーク26,26に連結されており、前輪2は、フロントフォーク26,26の下端に軸支され、ハンドル25による操作によって操向される。
ユニットスイングエンジンUは、エンジンEと、ベルト式の無段変速機構が収容された伝動ケースMとが一体化されたユニットスイング式であり、後輪3を支持するスイングアームとしての機能も有している。ユニットスイングエンジンUは、その前部に連結されるリンク部材27を介して、ダウンチューブ13,13の後部に連結されており、リンク部材27に設けられるピボット軸28を中心にして上下に揺動自在である。なお、リンク部材27の前端は、左右一対のパワーユニット支持部85,85を介してダウンチューブ13,13の後部に連結されている。
エンジンEは、水冷式の4サイクル単気筒エンジンであり、シリンダ軸線29が略水平に前方へ延びるように配置されている。エンジンEは、ユニットスイングエンジンUの前部に配置されるクランクケース30の前面に、シリンダ31及びシリンダヘッド32(図3)を結合して構成されている。
伝動ケースMは、クランクケース30の後部から後輪3の左側方を通って後方に延びている。クランクケース30の後部には、後輪3の右側方を通って後方に延びるアーム部33(図3)が設けられており、後輪3は、伝動ケースMの後部とアーム部33の後部との間に設けられる車軸3Aに支持されている。エンジンEの出力は、上記無段変速機構を介して後輪3に伝達される。
伝動ケースMの後端及びアーム部33の後端とシートレール14,14との間には、左右一対のリヤサスペンション34,34が掛け渡されている。
伝動ケースMの上面には、外気を吸い込むエアクリーナボックス35(図1、図2)が設けられている。エアクリーナボックス35は、シリンダヘッド32の上面の吸気ポートに接続されたスロットルボディ36(図3)に、不図示のコネクティングチューブを介して接続されている。
シリンダヘッド32の下面の排気ポートに接続された排気管37は、エンジンEの下方を通って後方に延び、アーム部33の外側(右側)に固定されたマフラー38(図3)に接続される。
伝動ケースMの後部の下部には、車両を直立状態に支持可能なメインスタンド39が設けられている。
エンジンE用の燃料を貯留する燃料タンク40は、側面視において、前面がダウンチューブ13の下方延出部70に沿うとともに、後面がアッパーチューブ15に沿うように形成されており、上下方向では、ヘッドパイプ12の下部の後方からダウンチューブ13の水平延出部71近傍まで上下に長く延在している。燃料タンク40は、左右のダウンチューブ13,13の間に前傾して配置されている。
前傾した燃料タンク40の前部の下方の空間には、エンジンEの冷却水を冷却する板状のラジエータ41が設けられている。ラジエータ41とエンジンEとを接続する一対の冷却水パイプ42(図2)は、ラジエータ41の左側部から延出され、車両の左側(一側)のステップフレーム23(図2)の下方を後方へ延び、ダウンチューブ13の内側を通ってエンジンEに接続される。
左側の水平延出部71には、サイドスタンド47が取り付けられている。
ラジエータ41の冷却水の一部を貯留するリザーバタンク46(図3)は、ラジエータ41の後方において、車両の右側(他側)のステップフレーム23の下方に配置されている。また、燃料タンク40の蒸発燃料を吸着するキャニスター43(図3)は、リザーバタンク46の後方において右側のステップフレーム23の下方に設けられている。
物品が収納される収納ボックス44(図2、図3)は、シートレール14,14に設けられたボックスステー80,80(図4)を介してシートレール14,14に取り付けられる。この収納ボックス44は、シートレール14,14間に配置されており、燃料タンク40の後部の近傍から伝動ケースMの上方まで、シートレール14,14に沿って後上がりに延在している。収納ボックス44は、燃料タンク40とダウンチューブ13の斜め上方延出部72との間に配置される前部収納部44Aと、ユニットスイングエンジンUの上方に配置される後部収納部44Bとが、樹脂成形によって一体に形成されている。
収納ボックス44の上面は、その全長に亘って開口しており、この開口は、乗員用のシート10(図1)によって開閉自在に塞がれている。シート10は、運転者が着座する前部シート10Aと、前部シート10Aよりも一段高く形成されて同乗者が着座する後部シート10Bとを有している。
収納ボックス44の後方においてシートレール14,14の後部には、グラブレール48が固定されている。
図1に示すように、車体カバーCは、ヘッドパイプ12の前方及び左右側方を覆うとともに、下方延出部70の前方を下方に延びるフロントカバー50と、フロントカバー50の下部に連結されるフロントロアカバー51(図2、図3)と、ハンドル25の下方でフロントカバー50の上部に連結される上部カバー52と、フロントカバー50の左右の縁部に連結されてヘッドパイプ12、アッパーチューブ15,15及び下方延出部70を後方及び側方から覆う上部インナーカバー53と、上部インナーカバー53の下縁に連結され、アッパーチューブ15,15及び下方延出部70を覆う左右一対の下部インナーカバー54,54と、フロントカバー50の下部及び下部インナーカバー54,54の下縁に連結され、ステップフレーム23,23を上方から覆う左右一対のステップカバー55,55と、フロントカバー50の下部及びステップカバー55,55の下部に連結されてステップフレーム23,23を側方から覆う左右一対の前部フロアスカート56,56と、前部フロアスカート56,56に連続して後方へ延び、ダウンチューブ13,13を覆う左右一対の後部フロアスカート57,57と、左右の水平延出部71,71を下方から覆うアンダーカバー58と、下部インナーカバー54,54及びステップカバー55,55の後部に連結され、シート10の下方で収納ボックス44及びシートレール14,14を側方から覆う左右一対のボディサイドカバー59,59と、ボディサイドカバー59,59の後部に連結されるテールカバー60とを有している。
左右のステップカバー55,55の底部には、前部シート10Aに着座した運転者が足を載せるステップフロア68がそれぞれ形成されている。
フロントカバー50の前部には、後上方に延びるウインドスクリーン61が設けられている。フロントカバー50の前端には、ヘッドライト62が設けられ、左右一対のウインカー63は、ヘッドライト62の上部に連続して設けられている。ヘッドライト62とウインドスクリーン61との間には、板状のガーニッシュ64が設けられている。
フロントフォーク26,26には、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー65が設けられている。ボディサイドカバー59,59の下方には、後輪3を上方から覆うリヤフェンダー66が設けられている。
後部シート10Bの同乗者が足を載せる可倒式の一対のタンデムステップ67(図1)は、タンデムステップステー22,22に支持されている。
図5は、車体後部を上方から見た図であり、図6は、左側方から見た図である。なお、これら図において、後部シート10B及びボディサイドカバー59,59については二点鎖線で示している。
グラブレール48は、後部シート10Bの後縁に沿って延びる前方に開放するU字状に形成され、後部シート10Bに着座した同乗者が把持する把持部材として機能するものである。
このグラブレール48は、車体フレームFにグラブレール支持用ガセット301(図4、図6)を介して締結されるグラブレール本体311と、グラブレール本体311の上方を覆うグラブレールカバー320とを有している。グラブレール本体311及びグラブレールカバー320は、車両側面視で後ろ上がりに延在する形状を有し、後ろ上がりに延在するボディサイドカバー59,59との一体感を確保すると共に、グラブレール48後下方に大型のテールカバー60を配置するスペースを確保している。
グラブレール48及びグラブレール支持用ガセット301は、車幅方向の中央を通る車体中心線に対して左右対称形状であるため、以下、車体左側を詳述する。
図4及び図6に示すように、グラブレール支持用ガセット(以下、ガセットと言う)301は、シートレール14の後部上面に溶接で接合され、車体前後方向に後ろ上がりに延びる箱形状を有している。このガセット301は、金属板部材を屈曲して形成され、シートレール14から上方に立設する左右の側板部302と、左右の側板部302,302の上縁間を架橋する上板部303と、上板部303の前端から下方に屈曲して上板部303及び左右の側板部302,302を架橋する前板部304と、上板部303の後端から下方に屈曲して上板部303及び左右の側板部302,302間を架橋する後板部305(図6)とを一体に有している。そして、左右の側板部302,302、前板部304及び後板部をシートレール14の後部に各々溶接で接合することによってシートレール14と一体に連結されている。
上記上板部303は、後ろ上がりに直線状に延在する傾斜板に形成され、この上板部303には、前後に間隔を空けて、グラブレール取付用の雌ねじ部(被締結部)303A,303Bが設けられている。この雌ねじ部303A,303Bは、上板部303の裏面にナット(後述する図10参照)が接合され、上板部303の上方からボルト(締結部材)335(図6)を締結可能である。
また、ガセット301には、上記雌ねじ部303A,303B以外にも軽量化を図るための開口孔が適宜に設けられている。
図7は、グラブレールカバー320を取り外した状態を示す図である。
グラブレール本体311は、前方に開放するU字状の底板部312と、底板部312の外縁から上方に立設する周囲壁313と、底板部312の前部から下方に膨出してガセット301,301に締結される左右の締結部314,314とを一体に備え、これらによってグラブレール48の下半部を形成している。
底板部312は、車体後端に位置するテールカバー60の上方を覆う大型部品に形成されており、その後部には、複数のボス316及び各ボス316をつなぐ補強リブ317が一体に設けられ、これらによって、荷台固定部318が形成されている。つまり、これらボス316を利用して、図8(A)に示すように、台座331を取り付け、この台座331にトップボックス取付用のベース332を取り付けることができる。また、台座331やベース332を取り付けない場合には、図8(B)に示すように、荷台固定部318を覆うカバー333を取り付けるようになっている。
図6に示すように、左右の締結部314,314は、ガセット301,301の上板部303,303の前後長と略同じ長さを有しており、この上板部303に当接する前後一対の足部314A,314Bを一体に備えている。
前後一対の足部314A,314Bは、上板部303の雌ねじ部303A,303B(図4)に対応する領域に当接し、各足部314A,314Bを各々単一のボルト335で各雌ねじ部303A,303Bに締結することによってガセット301に固定される。
これによって、図7に示すように、グラブレール本体311は前後左右に間隔を空けて4本のボルト335でガセット301に固定され、グラブレール本体311の支持強度を十分に確保することができる。また、この締結部314,314には、左右一対のボルト(締結部材)336によって収納ボックス44も締結されるようになっている。
ところで、本構成のグラブレール48は、前後方向中間部よりも前方位置に締結部314,314を設け、この締結部314,314だけを車体フレームF側(シートレール14,14)に締結して固定する構成であるため、締結位置よりもグラブレール48の重心位置が後ろにあり、締結位置に対する重量バランスが採られていない構成である。
特に、本構成では、グラブレール48の後部を、左右のボディサイドカバー59,59を略覆うように幅広で後方に延びる大型形状にして荷台固定部318に形成しているため、重心位置が後方になり易い。このため、グラブレール48を車体フレームF側に締結していない状態では、グラブレール48の前端が浮き上がって後方に倒れ易く、車体フレームF側に仮置きし難い。しかしながら、仮置きできないと、グラブレール48を締結する際に、作業者が、この大型で重量を有するグラブレール48を支えながら位置合わせする作業が必要になり、締結作業が難しくなってしまう。
そこで、本構成では、グラブレール48を取付位置に配置した際に、グラブレール48の前部に係止して前部の浮き上がりを防止する係止部351,351を設けるようにしている。
図9は、図7のIX−IX断面図であり、図10は、図9のX−X断面図である。
係止部351,351は、グラブレール48の被締結部として機能する左右のガセット301,301に接合されるL字状の棒状部材であり、本構成では、断面円形の金属線材をL字状に折り曲げて形成されている。なお、左右の係止部351,351は同形状であるため、以下、一方を詳述する。
係止部351は、L字状の棒状部材の一端がガセット301の前板部304に溶接等で接合されることによって、前板部304に沿ってガセット301よりも上方に突出する上方突出部353と、上方突出部353の上端から屈曲して後方に突出する後方突出部354とが一体に設けられている。
上方突出部353は、ガセット301の前板部304と平行の角度で前上方に延びて、グラブレール本体311の前端(底板部312の前端に相当)が当接する位置まで延びる。また、後方突出部354は、上方突出部353の上端から略垂直の角度で後方に屈曲し、ガセット301の上板部303と平行の角度で後方に突出する(図10)。そして、これら上方突出部353、後方突出部354及び上板部303によって、後方に開放するコの字状部材が形成されている。
図9に示すように、グラブレール本体311の底板部312の左右の前端部には、下方に凹むと共に前後方向に直線状に延出する凹溝(凹部)361,361が設けられており、このグラブレール本体311をガセット301,301の上板部303,303に載置した際に、これら凹溝361,361がガセット301,301の上板部303,303と平行に延びる溝を形成している。
この凹溝361,361は、グラブレール本体311をガセット301,301の上板部303,303に沿わせて前方にスライドさせ、締結可能な取付位置に移動させた際に、ガセット301,301に設けられた係止部351,351の後方突出部354,354が挿入される溝に形成されている。
このため、グラブレール本体311の凹溝361,361に、ガセット301,301に設けられた係止部351,351の後方突出部354,354が入るように、グラブレール本体311をガセット301,301上を前方にスライドさせることによって、グラブレール本体311を締結可能な取付位置に移動させることができる。
この場合、凹溝361,361の内形状が、係止部351,351の後方突出部354,354の外形状が嵌る略同一形状に形成されているため(図9)、凹溝361,361が係止部351,351の後方突出部354,354に挿入された状態では、グラブレール本体311の前部が、後方突出部354,354とガセット301,301の上板部303,303との間に挟持された状態となり(図10)。これにより、グラブレール本体311の前部の浮き上がりが防止され、且つ、グラブレール本体311の車両左右方向へのずれも規制される。これによって、グラブレール本体311を締結可能な取付位置に移動させることができる。
言い換えると、グラブレール本体311を、上方突出部353、後方突出部354及び上板部303によって形成される後方に開放するコの字状の部材によって上下から挟持し、且つ、前方への移動を規制し、これによってグラブレール本体311を取付位置に容易に位置決めすることができる。
続いて、グラブレール本体311をガセット301,301の上板部303,303に沿って前方へ更にスライドさせると、グラブレール本体311の前端が係止部351,351の上方突出部353,353に当接し、それ以上の前方への移動が規制される(図10)。
この位置は、グラブレール本体311をガセット301,301に締結可能な取付位置に相当しており、この位置では、係止部351,351によってグラブレール本体311の前方への移動、左右への移動及び前部の浮き上がりが防止されるので、グラブレール本体311を取付位置に仮置きすることが可能になる。
このように、本実施形態では、グラブレール本体311を、車体フレームFに設けたガセット301,301の上面(上板部303,303)に置き、ガセット301,301の上面に沿って前方へ移動させると、グラブレール本体311に設けた凹溝361,361内に、ガセット301,301に設けられた係止部351,351の後方突出部354,354が入り、グラブレール本体311の前方への移動が案内され、グラブレール本体311を締結可能な取付位置へと容易に移動させることができる。
そして、グラブレール本体311が締結可能な取付位置へ移動すると、グラブレール本体311の前部が係止部351,351の上方突出部353,353に当接するので、それ以上の前方への移動が記載される。また、この場合、グラブレール本体311は、係止部351,351の後方突出部354,354とガセット301,301との間で上下から挟持された状態となり、グラブレール本体311の前部の浮き上がりが規制される。
グラブレール本体311の前部の浮き上がりが規制されれば、締結位置が前部にあるために後方に倒れやすいグラブレール本体311であっても、後方へ倒れる事態を回避して仮置きすることができる。この仮置きした位置では、グラブレール本体311とガセット301,301との締結位置が揃い、容易にボルト締結作業を行うことが可能になる。
次いで、ボルト締結作業を行った後は、このグラブレール本体311にグラブレールカバー320を取り付ける。これによって、グラブレール48の取付作業が完了する。
また、本構成では、図6に示すように、グラブレール48の左右の前端が、左右一対のボディサイドカバー59,59内に入り込み、グラブレール48とボディサイドカバー59,59の合わせ部の隙間を目立たなくしている。この構成によれば、グラブレール48の左右の前端近傍に位置する左右一対の係止部351,351もグラブレール48とボディサイドカバー59,59とによって覆われ、別途覆い部材を設けることなく、係止部351,351を外観視できないようにすることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、グラブレール48は、前方に開放するU字状であり、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部314,314を車体フレームFに締結することによって車体フレームFに取り付けられ、グラブレール48を車体フレームFの取付位置に配置した際に、グラブレール48の前部に係止して該前部の浮き上がりを抑える係止部351,351を設けたので、締結位置に対する重量バランスがとれていない構成でも、グラブレール48を仮置きし、締結作業を容易に行うことができる。
従って、締結位置に対する重量バランスをとらなくてもグラブレール48の取付作業を容易にできる。締結位置に対する重量バランスをとらなくても良いため、取付作業を煩雑にすることなく、グラブレール48の構造や形状の自由度を向上することが可能である。
また、係止部351,351は、グラブレール48の前部前面が当接してグラブレール48の前方へのずれを規制する規制部として機能する上方突出部353,353を有するので、グラブレール48を取付位置に容易に位置決めして仮置きすることができる。
さらに、本構成では、図9に示すように、この係止部351,351と、車体フレームFに設けられたガセット301,301とによって、グラブレール48の前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成するので、グラブレール48の前部を挟持して位置決め精度を向上させると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、グラブレール48の締結部314,314は、ガセット301,301に前後に間隔を空けて当接すると共にガセット301,301に締結される足部314A,314Bを有し、後方の足部314Bの方がガセット301との接触面積が大きく形成されているので(図10)、係止部351,351から遠い側の接触面積を大きくとり、仮置きの安定性を向上させることができる。
また、本構成では、グラブレール48と車体フレームFとの当接面となる上板部303,303が後ろ上がりに形成されているので(図6,図10)、グラブレール48を上板部303,303に沿って前方へ移動し易くなると共に、仮置きの安定性を向上させることができる。
さらに、係止部351,351は、車体後方に延びる断面円形の棒状部材を有し、グラブレール48側に棒状部材の外形が嵌る凹溝(凹部)361,361を設けているので、仮置きだけでなく、位置決めも可能となり、取付性がより向上する。また、この仮置きを実現するための左右の係止部351,351及び凹溝361,361は、汎用部品を用いたり、グラブレール本体311の形状の小変更を行ったりすることで設けることができ、複雑な構成とはならず、コストアップを最小限に抑えることができる。
このようにして、本構成では、グラブレール48の後部に荷台固定部318を設けてグラブレール48の重心が後寄りで、且つ、重量を有する構成でも、グラブレール48を仮置きし、締結作業を容易に行うことができる。また、グラブレール48を上方から覆うグラブレールカバー320を設けるので、締結部分をグラブレールカバー320で目隠しすることができ、外観性を向上できる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。例えば、上記実施形態では、係止部351,351と、車体フレームFに設けられたガセット301,301とによって、グラブレール48の前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成する場合を説明したが、これに限らず、係止部351,351だけで、グラブレール48の前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成するようにしても良い。
また、本発明は、自動二輪車1に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両に適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
48 グラブレール
301 グラブレール支持用ガセット
314 締結部
314A,314B 足部
318 荷台固定部
320 グラブレールカバー
335 ボルト(締結部材)
351 係止部
353 上方突出部(規制部)
361 凹溝(凹部)
F 車体フレーム
特開2011−68273号公報

Claims (8)

  1. 乗員が把持するグラブレール(48)を有する鞍乗り型車両のグラブレール取付構造において、
    前記グラブレール(48)は、前方に開放するU字状であり、前後方向中間よりも前方位置に設けた締結部(314,314)を車体フレーム(F)に締結することによって前記車体フレーム(F)に取り付けられ、
    前記グラブレール(48)を前記車体フレーム(F)の取付位置に配置した際に、前記グラブレール(48)の前部に係止して該前部の浮き上がりを抑える係止部(351,351)を設けたことを特徴とする鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  2. 前記係止部(351,351)は、前記グラブレール(48)の前部前面が当接して前記グラブレール(48)の前方へのずれを規制する規制部(353,353)を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  3. 前記係止部(351,351)は、前記グラブレール(48)の前部を上下から挟持する後方開放のコの字状を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  4. 前記車体フレーム(F)は、前記グラブレール(48)の締結部(314,314)が載置されるガセット(301,301)を有し、
    前記グラブレール(48)の締結部(314,314)は、前記ガセット(301,301)に前後に間隔を空けて当接すると共に前記ガセット(301,301)に締結される足部(314A,314B)を有し、後方の足部(314B)の方が前記ガセット(301,301)との接触面積が大きく形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  5. 前記グラブレール(48)と前記車体フレーム(F)との当接面(303,303)が、後ろ上がりに形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  6. 前記係止部(351,351)は、車体後方に延びる断面円形の棒状部材を有し、前記グラブレール(48)側に前記棒状部材の外形が嵌る凹部(361,361)を設けていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  7. 前記グラブレール(48)の後部に荷台固定部(318)を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
  8. 前記グラブレール(48)を上方から覆うグラブレールカバー(312)を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のグラブレール取付構造。
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