JP5364667B2 - ウインカー及びこれを備えた鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

この発明は、ウインカー及びこれを備えた鞍乗り型車両に関する。
自動二輪車などの鞍乗り型車両の中には車体側部にウインカーを備えたものがある。ウインカーは車体後部のリヤフェンダーにボルト、ナットにより取り付けられたり(特許文献1参照)、車体前部ではフロントフェンダーに取り付けられている(特許文献2、3参照)。
特開昭58−164883号公報 特開平05−97081号公報 特開2010−83358号公報
車両転倒時にウインカーが路面に衝突すると、様々な衝突の状況があるため、例えば、ウインカーの車体の固定部がフロントカウルである場合には、フロントカウルの固定部周辺が破損してしまう場合も有り、その際にはウインカーだけではなくフロントカウルも修理しなければならなくなってしまう。
そこで、この発明は、車両転倒時等にウインカーに路面から衝撃が作用した場合であっても、車体のウインカー固定部に応力が集中せず、ウインカーそのもので衝撃を吸収できるウインカー及びこれを備えた鞍乗り型車両を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ウインカー本体(例えば、実施形態におけるウインカー本体31)と、前記ウインカー本体を車体側の固定部(例えば、実施形態におけるフロントカウル24)に弾性的に支持する弾性部材(例えば、実施形態におけるグロメット32)と、前記弾性部材を介して車体側の固定部と前記ウインカー本体とを着脱可能に固定する固定部材(例えば、実施形態におけるリテーナ33)と、前記固定部材と前記ウインカー本体とを締結する締結部材(例えば、実施形態における段付きボルト34)とを備え、前記締結部材によって前記固定部材が締結される前記ウインカー本体の締結部位近傍に脆弱部(例えば、実施形態における溝69)を設けたウインカーにおいて、前記固定部材は、前記車体側の固定部の内側から、外側のウインカー本体内に延びる取付片(例えば、実施形態における取付片74)を備え、前記取付片の基部は、前記弾性部材の取付座(例えば、実施形態における取付座54)の径方向外側に折れ曲がって延出する取付端(例えば、実施形態における取付端77)を備え、前記取付片の先端は、前記締結部材によってウインカー本体に締結されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記固定部材は金属製であり樹脂製のウインカー本体よりも剛性が高い材料で形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ウインカー本体に形成される前記脆弱部は、前記ウインカー本体が路面と当接して前記弾性部材により屈曲される方向で前記固定部材と前記ウインカー本体が干渉する位置に形成されることを特徴とする
請求項4に記載した発明は、前記脆弱部は、前記ウインカー本体の車体上下方向の上側に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記弾性部材に、前記固定部材の位置決めを行う位置決め部(例えば、実施形態における位置決め孔58)を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のウインカーを備えたことを特徴とする鞍乗り型車両である。
請求項7に記載した発明は、前記車体側の固定部は、フロントカウルであることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記車体側の固定部は、リヤカウル(例えば、実施形態におけるリヤカウル27)であることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記車体側の固定部は、リヤフェンダー(例えば、実施形態におけるリヤフェンダー35)であることを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、前記車体側の固定部は、テールライトユニット(例えば、実施形態におけるテールライトユニット82)であり、当該テールライトユニットは、テールライト(例えば、実施形態におけるテールライト84)とテールライトカバー(例えば、実施形態におけるテールライトカバー83)を有し、前記テールライトカバーに前記弾性部材を嵌合して取り付けられるウインカー本体と、前記テールライトカバーの内側から前記弾性部材の内部に挿通された前記固定部材とが前記締結部材により締結されることを特徴とする
請求項1に記載した発明によれば、例えば、鞍乗り型車両等の車両の転倒時にウインカーに応力が作用した場合に、車体側の固定部ではなく、ウインカー本体が応力を受けて、脆弱部を起点にして変形若しくは破損するため、車体側の変形や破損を最小限にすることができる。よって、車体側のフロントカウルなどの他の部品を修理交換する必要がなくなった場合には、修理費などを安くすることが可能となる。
また、取付片によってウインカー本体と固定部材との締結を行うと共に、ウインカー本体の脆弱部に当接して、ウインカー本体の変形や破損を促すことができ、更にウインカー本体が車体の固定部から抜けるのを防止できる。
請求項2に記載した発明によれば、車両転倒時に固定部材によりウインカー本体に応力を与え、ウインカー本体を変形若しくは破損させて、他の部材への影響を抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、剛性の高い固定部材により脆弱部に直接応力を与えることで、応力が他の部位に作用するのを抑制することができる。
請求項4に記載した発明によれば、ウインカー本体の応力が作用し易い上側部位に脆弱部を設けることで、ウインカー本体で効果的に応力を受けることができ、他の部位への影響を抑制できる。
請求項5に記載した発明によれば、弾性部材を介して固定部材を位置決めして、固定部材とウインカー本体を固定することで、車体側に直接的にウインカー本体の固定は行わずに、弾性部材と協同して車体側へ応力が作用するのを抑制することができる。
請求項6に記載した発明によれば、鞍乗り型車両の転倒時においてウインカーの変形若しくは破損の影響を最小限に押さえることができる。
請求項7に記載した発明によれば、車両転倒時にフロントカウルの変形や破損を防止できる。
請求項8に記載した発明によれば、車両転倒時にリヤカウルの変形や破損を防止できる。
請求項9に記載した発明によれば、車両転倒時にリヤフェンダーの変形や破損を防止できる。
請求項10に記載した発明によれば、例えば、鞍乗り型車両等の車両の転倒時にリヤウインカーに応力が作用した場合に、テールライトユニット(テールライトカバー)ではなく、ウインカー本体が応力を受けて、脆弱部を起点にして変形若しくは破損するため、テールライトユニット(テールライトカバー)の変形や破損を防止できる

この発明の実施形態の自動二輪車の側面図である。 フロントウインカーを上から見た部分断面図である。 ウインカー本体の斜視図である。 フロントウインカーの正面図である。 フロントウインカーのリテーナ側から見た側面図である。 フロントウインカーの取付状況を示す分解平面図である。 グロメットの平面図である。 グロメットの背面図である。 リテーナの平面図である。 リテーナの背面図である。 リテーナの取付状態を示す斜視図である。 ウインカー本体の溝周辺を示す部分拡大図である。 ウインカー本体の破損状況を示す斜視図である。 他の実施形態の自動二輪車のリヤウインカー周りを示す側面図である。 図14の後部斜視図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の図においてFRは車両前方、LHは車両左方、UPは車両上方を各々示す。
図1に示すように、自動二輪車1の前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支されている。各フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5前端のヘッドパイプ6に操向可能に枢支されている。ステアリングステム4の上部には、前輪転舵用のハンドル7が取り付けられている。自動二輪車1の後輪8は、ピボット軸9cを軸にして揺動するスイングアーム9の後端部のリヤアクスル10に軸支されている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6の上部から後方へ延びた後に下方に屈曲するメインフレーム11を主として構成されている。メインフレーム11の後部下側には、スイングアーム9の前端部をピボット軸9cに支持するピボットブラケット12が一体に設けられている。ヘッドパイプ6の下部からは、斜め後下方に向けてダウンフレーム13が延びて設けらている。ダウンフレーム13の下部には、車体フレーム5の内側に搭載したエンジン14のクランクケース15の前端部が支持されている。クランクケース15の後端部は、ピボットブラケット12の前部に支持されている。
エンジン14は、クランクケース15上にやや前傾姿勢のシリンダ16を備えている。シリンダ16の前部には排気管17が接続され、排気管17がクランクケース15の前方及び下方を通過するように湾曲して後方に延び、車体後部右側に配設されたサイレンサ17aに接続されている。シリンダ16の後部にはキャブレターまたはスロットルボディ等の燃料供給装置18が接続され、燃料供給装置18の後方にはエアクリーナボックス18aが接続されている。
車体フレーム5の後部を構成するシートフレーム19の上部には乗員着座用の鞍乗りシート21が支持され、シート21の前方には、メインフレーム11上に支持される燃料タンク22が設けられている。
ここで、車体前部上側にはウインドスクリーン23が起立して設けられ、車体前部、車体下部、車体側部及び車体後部には、各々これらを覆うフロントカウル24、アンダーカウル25、サイドカウル26、リヤカウル27が設けられている。
そして、フロントカウル24の両側面にフロントウインカー29,29が、リヤカウル27の両側面にリヤウインカー30,30が各々取り付けられている。尚、後輪8の上方には後方に延びるリヤフェンダー35が設けられている。
シートフレーム19は、主としてメインフレーム11の後部後側から後方へ略水平に延びる左右一対のシートレール19aと、左右シートレール19aの前後方向中間部とピボットブラケット12との間に渡って後上がりに傾斜して延びる左右一対のサポートパイプ19bとで構成されている。左右サポートパイプ19bの後端部とスイングアーム9の左右アーム部材9a,9bの後部との間には、左右一対のリヤクッション28がそれぞれ前傾姿勢で配設されている。
次に、フロントウインカー29、リヤウインカー30について説明する。ここで、フロントウインカー29、リヤウインカー30はその照明方向が前方向か後方向かの違いを除いては、両者とも同様の構造であるので、フロントウインカー29を例にして説明する。また、フロントウインカー29は左右に設けられているが、図示都合上右側のフロントウインカー29を例にして説明する。
図2〜図5に示すように、フロントウインカー29は、樹脂製のウインカー本体31と、ウインカー本体31をフロントカウル24に弾性的に支持するゴム製のグロメット32と、グロメット32を介してフロントカウル24とウインカー本体31とを着脱可能に固定するウインカー本体31よりも剛性の高い金属製のリテーナ33と、リテーナ33とウインカー本体31とを締結する段付きボルト34とを備えている。
より具体的には、フロントウインカー29は、フロントカウル24の取付部として設けられた開口部51に嵌合されるグロメット32と、グロメット32のフロントカウル24よりも車体外側の部分に支持されるウインカー本体31と、グロメット32のフロントカウル24よりも車体内側の部分に取り付けられグロメット32の外側への抜けを防止すると共に、グロメット32の内部に挿通されてフロントカウル24よりも車体外側のウインカー本体31内に延びる取付片74を備えたリテーナ33と、リテーナ33の取付片74とウインカー本体31とを締結する段付きボルト34とを備えている。
ウインカー本体31は横に長い球状に形成された頭部41と、この頭部41にくびれ部42を介して拡径される基部43とを備えた樹脂製の部材である。ウインカー本体31は頭部41内にバルブ44を備え、頭部41の前面に開口部45が形成されている。バルブ44はウインカー本体31内の図示しないソケットに装着される。この開口部45にクリアレンズ46がビス47により着脱可能に取り付けられ、クリアレンズ46を取り外すことによりバルブ44の交換を可能としている。
ウインカー本体31の基部43は開口し、くびれ部42の後面に段付きボルト34の逃げ用凹部48が形成され、この逃げ用凹部48に段付きボルト34の挿通孔49が形成されている。
図6に示すように、グロメット32はフロントカウル24に形成された開口部51に嵌め込まれる溝である嵌め込み部52を全周に渡って備えている。グロメット32には嵌め込み部52のフロントカウル24よりも外側に、嵌め込み部52よりも拡径しフロントカウル24の外側面に当接する略菱形状の支持部53が形成されている。グロメット32には、嵌め込み部52のフロントカウル24よりも内側に、嵌め込み部52よりもやや拡径しフロントカウル24の内側面に当接する長円形状のリテーナ33の取付座54が形成されている。グロメット32は取付座54をフロントカウル24の開口部51内に外側から押し込まれ、元の形状に復元するとフロントカウル24の開口部51に嵌め込み部52が嵌合して装着される。
図7に示すように、グロメット32の支持部53の一端部には、丸孔55が貫通して形成され、この丸孔55を取り囲むようにして、ウインカー本体31の基部43の内壁68にやや縮径しながら差し込まれる差し込み部56が立設されている(図6も参照)。差し込み部56は平面から視て支持部53の菱形状の一端側の内側寄りに沿って略三角形状に形成され、頂部近傍で丸孔55を囲み、底辺側の壁部57には外側面に沿うようにして、後述するリテーナ33の取付片74の端部を露出させる位置決め孔58が形成されている。差し込み部56には丸孔55の近傍に、差し込み部56の弾性力を確保するための弧状の切欠き59が一対形成されている。差し込み部56をウインカー本体31の基部43に差し込むと支持部53の外縁がウインカー本体31の基部43の外周縁に連なる(図2、図4参照)。尚、丸孔55の近傍には後述する貫通部63と連通する挿通部40が丸孔55を挟む位置に形成されている。
図6、図8に示すように、グロメット32の取付座54は外周縁61を残して内側に落とし込まれた落とし込み部62を備え相対的に外周縁61が全周に渡って立ち上がって形成されている。これにより落とし込み部62が形成されていない場合に比較して取付座54は容易に縮径できるので、フロントカウル24の開口部51に容易に挿入できる。取付座54の一端側には落とし込み部62の内側に支持部53の丸孔55が貫通している。丸孔55に隣接して取付座54の他端側に貫通部63、貫通部63よりも更に取付座54の他端側に至る部位に落とし込み部62を取付座54の幅方向に横断する平坦部64が形成されている。取付座54の他端側には凹部65が形成されている。平坦部64には取付座54の他端側寄りにリテーナ33の取付片74を挿入する位置決め孔58が形成されている。貫通部63にはハーネス67が挿通される。
図6、図9、図10に示すように、リテーナ33はグロメット32の取付座54に当接されて、グロメット32がフロントカウル24の開口部51に嵌着された状態で、グロメット32がフロントカウル24の開口部51から抜けるのを防止する。具体的には、リテーナ33はグロメット32の取付座54に当接する平坦なベース部71を備え、このベース部71の外周縁はグロメット32の嵌め込み部52が嵌り合うフロントカウル24の開口部51よりも大きく形成されているのでフロントカウル24の開口部51からの抜けが防止される。ベース部71はグロメット32の取付座54の外周縁61に整合するよう長円形状に形成され、グロメット32の取付座54の外周縁61に当接される。ベース部71にはグロメット32の丸孔55に対応する位置に設けた弧状開口72と、グロメット32の平坦部64に対応する位置に設けた矩形開口73とが連なって形成されている。矩形開口73の端部にはベース部71から垂直に立ち上がる取付片74が設けられている。
取付片74は基部にベース部71の裏側、つまりグロメット32の取付座の径方向外側にL字形に折れ曲がって延出する取付端77を備え、この取付端77がベース部71の裏側に溶接固定されている。取付片74はリテーナ33のベース部71をグロメット32の取付座54に当接した状態で、グロメット32の位置決め孔58に挿入され、取付片74の先端はグロメット32の差し込み部56の壁部57の脇から露出する。
取付片74の先端には位置決め孔58から露出する部分に、バーリング加工が施されたネジ孔75が形成されている。したがって、位置決め孔58は取付片74の断面形状にバーリング加工されたネジ孔75の断面を受け入れるべく凸形状の断面空間となっている。ネジ孔75にウインカー本体31の挿通孔49から挿通された段付きボルト34をねじ込み、取付片74をウインカー本体31と締め付けることで、リテーナ33とウインカー本体31とをグロメット32を介して締結固定している。
リテーナ33のベース部71の弧状開口72の周囲には取付片74の延出側に向かって半円筒状のガイド76が形成されている。ガイド76はグロメット32の取付座54に形成された丸孔55に挿入され、グロメット32の嵌め込み部52の内側位置に延出している。
ここで、図11、図12に示すように、ウインカー本体31の基部43の内壁68には締結部位の近傍に、ウインカー本体31を組み付けた際に、ウインカー本体31に締結されたリテーナ33の取付片74の側縁が位置する基部43の開口縁から頭部41に向かう部位であって車体上下方向の上側の位置、つまり自動二輪車1転倒時に、ウインカー本体31が路面と当接してグロメット32により屈曲される方向でリテーナ33の取付片74とウインカー本体31とが干渉する位置に、基部43の内壁68の肉厚を部分的に脆弱にするための溝69が形成されている。溝69の両側部には、外力が作用すると変形、破損の起点となる深い切り込み69aが形成されている。つまり、リテーナ33の取付片74に溝69が押圧されると切り込み69aを起点として、ウインカー本体31が変形または破損するようになっている。
上記実施形態によれば、フロントウインカー29をフロントカウル24に取り付けるには、フロントカウル24の開口部51にグロメット32の取付座54側を押し込んで、グロメット32の嵌め込み部52を開口部51に嵌合させ、グロメット32をフロントカウル24に取り付ける。
次に、グロメット32の支持部53に設けた差し込み部56に外側からウインカー本体31の基部43の内壁68を差し込んでウインカー本体31をグロメット32の支持部53に取り付ける。このとき、グロメット32の差し込み部56はウインカー本体31の基部43の内壁68に対して寸法が少し大きく圧縮されながら挿入されるため、ウインカー本体31は、元に戻ろうとするグロメット32によって仮止めされる。
そして、フロントカウル24の内側からグロメット32の取付座54の位置決め孔58にリテーナ33の取付片74を挿入してグロメット32に対してリテーナ33を位置決めすると共に、グロメット32の取付座54の丸孔55にリテーナ33のガイド76を挿入して、リテーナ33のベース部71がグロメット32の取付座54に当接するまで押し込む。
次に、ウインカー本体31のくびれ部42の後面の逃げ用凹部48の挿通孔49に段付きボルト34を挿入し、段付きボルト34をリテーナ33の取付片74のネジ孔75に締め付ける。
リテーナ33の締め付けが終了したら、予めグロメット32の挿通部40及び貫通部63を経て、リテーナ33の矩形開口73からフロントカウル24の内側に延出されたハーネス67を結線してフロントウインカー29の組み付け作業を終了する。
したがって、ウインカー本体31はフロントカウル24に対しては、グロメット32を介して弾性的に支持されているため、ウインカー本体31に作用する振動や、衝撃を緩和することができ、振動からバルブ44等を保護できる。
また、グロメット32を交換するだけで、様々な車種の違いに対しても同じウインカー本体31を用いることができるため、汎用性に優れる。
また、グロメット32により弾性的に支持されてはいるものの、リテーナ33のベース部71がフロントカウル24の開口部51よりも大きな外形を有し、かつグロメット32の嵌め込み部52はリテーナ33のガイド76がグロメット32の丸孔55の内部に挿入されることで、ガイド76により嵌め込み部52の径が小さくなるのを阻止できるため、グロメット32がフロントカウル24から外れることはない。
そして、自動二輪車1が右側に転倒し、ウインカー本体31が路面に当接して路面から上向きの応力が作用し、ウインカー本体31が基部43を中心にフロントカウル24に対して斜め上方向に回動すると、ウインカー本体31よりも剛性の高いリテーナ33の取付片74が相対的に上側に持ち上がり、溝69に直接的に上向きの応力を与える。この応力によりウインカー本体31は溝69(特に、切り込み69a)の基部43の開口縁側を起点として変形若しくは破損する。例えば、図13に示すように、リテーナ33の取付片74に押圧されてウインカー本体31の基部43が開口縁から溝69の切り込み69aを起点として破損し、グロメット32に一部乗り上がるように変形する。
したがって、自動二輪車1が転倒してフロントウインカー29に衝撃力が作用しても、ウインカー本体31のみが変形若しくは破損するだけであって、フロントカウル24の応力集中を回避してフロントカウル24の変形や破損を最小限にすることができる。したがって、修理の際には変形若しくは破損したウインカー本体31のみを交換すればよく、車体側のフロントカウル24等の他の部品を修理する必要がなくなった場合には修理費などを安くすることが可能となる。
ここで、これまでフロントウインカー29を例にして説明したが、図1に示すように自動二輪車1のリヤウインカー30にも適用できる。この場合には自動二輪車1の転倒によりリヤウインカー30が取り付けられるリヤカウル27の変形や破損を防止できる。また、リヤカウル27にリヤウインカー30が取り付けられている場合以外にも、リヤフェンダー35の側壁にリヤウインカー30’を取り付ける場合にも適用できる(図1に鎖線で示す)。そして、フロントウインカー29がフロントカウル24以外の車体のパネル部材に取り付けらる場合にも適用できる。
次に、図14、図15に基づいて、後部構造が異なる自動二輪車のリヤウインカーに適用した場合の他の実施形態を説明する。尚、この実施形態において、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この実施形態の自動二輪車は第1実施形態とは異なる構造のリヤ周りを備えている。リヤカウル80の後面に後方に延び左右半割状のリヤカバー81が設けられ、リヤカバー81の後端部にテールライトユニット82が配置されている。
テールライトユニット82は両側部に設けられ左右半割状にされたテールライトカバー83と、テールライトカバー83の幅方向中央部において上部から後部及び下部に至る範囲にテールライト84とを備えている。テールライトカバー83の左右外側面にリヤウインカー85が取り付けられている。テールライトユニット82の下部はアンダーカバー86で構成され、アンダーカバー86の下部には、ライセンスプレート87を支持するリヤフェンダー88が斜め後方下方に傾斜した状態で取り付けられている。アンダーカバー86の後面には反射板89が取り付けられている。
ここで、リヤウインカー85の取付構造は第1実施形態のフロントウインカー29と同様であり、テールライトカバー83にはフロントウインカー29の取付用の開口部51と同様の構成のリヤウインカー85の取付用の開口部90が設けられている。
テールライトカバー83に設けたこの開口部90にフロントウインカー29と同じ構成のグロメット32が嵌着され、テールライトカバー83の内壁側にリテーナー33のベース部71が配置されている。リテーナ33のベース部71に取り付けられた取付片74がグロメット32の内部に挿通されテールライトカバー83の外側に延出してリヤウインカー85のウインカー本体31の内部に挿通され、この取付片74が段付きボルト34(図示はせず)によりウインカー本体31に締結固定されている。
このリヤウインカー85においても、ウインカー本体31には、ウインカー本体31が路面と当接してグロメット32により屈曲される方向でリテーナ33とウインカー本体31が干渉する位置に溝69が形成されている。
したがって、この実施形態においても、自動二輪車1が転倒してリヤウインカー85に衝撃力が作用しても、ウインカー本体31のみが変形若しくは破損するだけであって、テールライトカバー83の応力集中を回避してテールライトカバー83の変形や破損を最小限にすることができる。したがって、修理の際には変形若しくは破損したウインカー本体31のみを交換すればよく、車体側のテールライトカバー83等の他の部品を修理する必要がなくなった場合には修理費などを安くすることが可能となる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、自動二輪車に限らず鞍乗り型車両であれば、三輪、四輪バギー車両にも適用できる。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
29 フロントウインカー
30,30’,85 リヤウインカー
31 ウインカー本体
24 フロントカウル(固定部)
32 グロメット(弾性部材)
33 リテーナ(固定部材)
34 段付きボルト(締結部材)
69 溝(脆弱部)
27 リヤカウル(固定部)
35 リヤフェンダー(固定部)
58 位置決め部(位置決め孔)
82 テールライトユニット(固定部)
84 テールライト
83 テールライトカバー

Claims (10)

  1. ウインカー本体(31)と、前記ウインカー本体(31)を車体側の固定部(24)に弾性的に支持する弾性部材(32)と、前記弾性部材(32)を介して車体側の固定部(24)と前記ウインカー本体(31)とを着脱可能に固定する固定部材(33)と、前記固定部材(33)と前記ウインカー本体(31)とを締結する締結部材(34)とを備え、前記締結部材(34)によって前記固定部材(33)が締結される前記ウインカー本体(31)の締結部位近傍に脆弱部(69)を設けたウインカーにおいて、
    前記固定部材(33)は、前記車体側の固定部(24)の内側から、外側のウインカー本体(31)内に延びる取付片(74)を備え、前記取付片(74)の基部は、前記弾性部材(32)の取付座(54)の径方向外側に折れ曲がって延出する取付端(77)を備え、前記取付片(74)の先端は、前記締結部材(34)によってウインカー本体(31)に締結されることを特徴とするウインカー。
  2. 前記固定部材(33)は金属製であり樹脂製のウインカー本体(31)よりも剛性が高い材料で形成されていることを特徴とする請求項1記載のウインカー。
  3. 前記ウインカー本体(31)に形成される前記脆弱部(69)は、前記ウインカー本体(31)が路面と当接して前記弾性部材(32)により屈曲される方向で前記固定部材(33)と前記ウインカー本体(31)が干渉する位置に形成されることを特徴とする請求項2記載のウインカー。
  4. 前記脆弱部(69)は、前記ウインカー本体(31)の車体上下方向の上側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のウインカー。
  5. 前記弾性部材(32)に、前記固定部材(33)の位置決めを行う位置決め部を設けたことを特徴とする請求項1記載のウインカー。
  6. 前記請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のウインカーを備えたことを特徴とする鞍乗り型車両。
  7. 前記車体側の固定部(24)は、フロントカウルであることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記車体側の固定部(24)は、リヤカウルであることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記車体側の固定部(24)は、リヤフェンダーであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の鞍乗り型車両。
  10. 前記車体側の固定部(24)は、テールライトユニット(82)であり、当該テールライトユニット(82)は、テールライト(84)とテールライトカバー(83)を有し、前記テールライトカバー(83)に前記弾性部材(32)を嵌合して取り付けられるウインカー本体(31)と、前記テールライトカバー(83)の内側から前記弾性部材(31)の内部に挿通された前記固定部材(33)とが前記締結部材(34)により締結されることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両。
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