JP3156802U - イーゼル - Google Patents

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保雄 富坂
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有限会社トミサカ画材
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Abstract

【課題】立設状態のままで収納したり、折り畳んで収納する場合のイーゼル本体から、作品載置台が脱落することを防止可能な構造のイーゼルを提供する。【解決手段】左右一対の前脚4間に上桟6と後脚5を取付けた形状のイーゼル本体1と、別体に設けた作品載置台2とを備え、該作品載置台2の一側面に突設した2個の取付ピン10を左右前脚4の頂部に形成した保持穴11に係合するように設けるとともに、作品載置台2の取付ピン10を設けた一側面とイーゼル本体1の上桟6とにおける相対向する部位に、一組または複数組のマグネットを固着して構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、絵画の制作時や美術工芸品の展示場などにおいて、制作中または展示中の作品の支持台として使用されるイーゼルに係るものであり、さらに詳しくは、イーゼル本体と作品載置台(以下、載置台と略称する)が分離して形成されていて、不使用時に、載置台をイーゼル本体の上部に支持するように形成したイーゼルに関するものである。
従来、イーゼル本体と載置台を分離して形成し、不使用時における載置台をイーゼル本体の上部に支持する形状のイーゼルとしては、載置台の取付ピンを前脚の頂部に設けた孔に挿入することにより、載置台をイーゼル本体の上部に位置付けするように構成された絵画用イーゼルが提案されている(特許文献1参照)。
実開平2−121839号公報
上記した特許文献1の絵画用イーゼルは、前後の脚を開いて縦状に立設された状態のイーゼル本体の上部に、載置台を単に乗せて置くのみの構成であって、平面状に折り畳み可能な形状のイーゼル本体と別体の載置台を、固定状に連結して収納することまでは想定されていない。
このような形状のイーゼルにおいては、イーゼル本体の前後の脚を開き、暫時部屋の隅等に寄せておくような形態で収納する場合では、載置台が落下するようなケースは比較的少ないのであまり大きな支障は生じないが、イーゼル本体を長方形の平面状に折り畳んだ後に横に倒した形態で収納する場合は、係合された取付ピンが孔から離脱し易いので、管理が不十分な場合などでは、結果的に載置台が離れた場所に移動してしまったり、紛失したりするという問題点があった。さらに前記した問題点を克服するために、取付ピンと孔を強固に嵌合する構造にした場合には、取付ピンの挿脱作業を迅速容易に行うことが困難になるという不具合があった。
本考案は上記の問題点や不具合を解消するために考案されたもので、使用中のイーゼル本体の上部に載置台を暫時乗せておく場合や、イーゼルを折り畳んだ後に横に倒した状態で収納する場合など、いずれの形態で収納するようにしても、載置台がイーゼル本体から離脱することを防止可能な構造のイーゼルを提供しようとするものである。
上記の課題を解決するため、本考案は以下のような技術的手段を講ずるものである。
すなわち請求項1に記載の本考案は、左右一対の前脚の上端部間に上桟を差し渡すとともに、該両前脚間に後脚を開閉可能に取付けた形状のイーゼル本体と、別体に設けた載置台とを備え、該載置台の一側面に突設した2個の取付ピンを左右前脚の頂部に形成した保持穴に係合することにより、不使用時における載置台がイーゼル本体上に支持されるように設けて成るイーゼルであって、載置台の取付ピンを設けた一側面とイーゼル本体の上桟とにおける相対向する部位に、一組または複数組の係着部材を固着し、載置台をイーゼル本体上に固定状態で支持可能に構成したことを特徴とするものである。
また請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載のイーゼルにおいて、上記した係着部材がマグネットであることを特徴とするものである。
本考案に成るイーゼルは、載置台をイーゼル本体の上部に固定して収納するようになっているので、例えばイーゼル本体を平面状に折り畳み、使用場所から収納場所へ輸送するような場合に、輸送中の振動で載置台がイーゼル本体から離脱して傷がついたり、長い期間使用せずに収納しておくような場合に、管理の不手際で載置台が紛失したりするような事態を未然に防止することができるという特筆すべき効果があるばかりでなく、イーゼルの使用途中において、イーゼル本体上に載置台を暫時乗せておくような場合などでも、載置台の脱落を確実に防止することができるという効果がある。
また本考案においては、上記した係着部材として安価なマグネットを採用するようになっているので、載置台を正確な位置にワンタッチで固定することができるとともに、費用対効果という点においても非常に優れているという利点がある。
本考案のイーゼルの折り畳み時における全体形状を示す正面図である。 載置台の形状を示す拡大斜視図である。 イーゼル本体の上部の形状を示す要部拡大斜視図である。 載置台とイーゼル本体の固定状態を示す要部拡大断面図である。
以下に、本考案の一実施形態を図面に基いて説明するが、本実施形態は、この考案を実施するのに最も適合する公知のイーゼルに改良を加えたものである。すなわちここで使用されるイーゼルは、使用時には三脚状に立設して使用され、不使用時には平面状に折り畳んで収納される形状のイーゼル本体1と、使用時には所定位置に取付けられ、不使用時にはイーゼル本体1の上部に収納される形状の載置台2を備えて成るものである。そこで、このようなイーゼルの構造について次に簡単に説明する。
上記したイーゼル本体1は、垂直方向に平行して配置された左右一対の前脚4と、その両前脚4の上端部に差し渡された上桟6と、その両前脚4の下端寄りに差し渡された下桟7とにより、ほぼ長方形の枠状に形成されるとともに、後脚5が、該両前脚4間のやや上方寄り位置に設けられた回動軸8とその補助線材を介して、所定角度内で回動可能に取付けられた構造となっている。したがってこの後脚5は、使用時には、後方に引き出されて開いた状態に設定されるとともに、不使用時には、両前脚4の間に押し戻されて閉じた状態に設定されるものである。なお前記両前脚4には、使用時の載置台2を取付けるための複数個の挿入孔9がそれぞれ縦一列状に穿設されており、また該イーゼル本体1における回動軸8と補助線材を除いた各構成部は、いずれも断面長方形の角柱材を用いて形成されている。
また前記後脚5は、垂直状に設けられた縦棒と床面等に接地される水平状の横棒とにより、逆T字型に形成されたものであるが、この横棒は、図1に示すように、折り畳み時においては下桟7の下方に位置するように設けられている。また縦棒が下桟7に当接する部位は凹状に形成されており、その凹状部位およびその上下部位に薄板状の金属板が設けられているので、収納時には、縦棒が下桟7の裏面に固着されたマグネットを介して固定され、且つ下桟7の部分を含めた各構成部が同一平面状に折り畳まれるように構成されている。なお本実施形態においては、後脚5を逆T字型に形成して床面等との接地部分を大きく設けてあるので、後脚を単なる縦棒のみから形成した場合に比較して、使用の際の安定度が格段に増強された形状となっている。
さらに上記した左右前脚4の頂部には、イーゼルの不使用時に、後述する載置台2の取付ピン10を挿入するための保持穴11が穿設されているが、この保持穴11は、挿入された取付ピン10の周囲に適宜な隙間を存するように形成されるものとする。
前記イーゼル本体1と同一の幅および厚さを有して形成された載置台2は、図2に示すように、断面略コ字状に形成されており、その一側面には、前記前脚4の挿入孔9に差し入れて、該載置台2を前脚4の所望位置に取付ける役目を担う取付ピン10が突設されている。
次に、載置台2をイーゼル本体1の上部に固定状態で収納すべく、前記した載置台2における取付ピン側の側面とイーゼル本体1の上端面における相対向する部位に、係着部材3が固着されているので、その係着部材3について図2〜図4を参照して説明する。
本実施形態では、使用する係着部材3として2組のマグネットを採用している。すなわち載置台2における左右の取付ピン10の内側位置には、図2に示すように、−極を有する2個のマグネット3Aが固着されており、またイーゼル本体1における上桟6の上面位置には、図3に示すように、+極を有する2個のマグネット3Bが固着されている。
なお本実施形態では、使用するマグネットを双方の取付面から突出した状態で固着してあるので、図4に示すように、固定状態のイーゼル本体1と載置台2の間に僅かな隙間が形成されているが、このマグネットを取付面に埋設して同一平面状となるように固着すれば、両者を密着状に固定することも可能である。
本実施形態は以上のように構成されたものであるが、このような構造のイーゼルを、例えば絵画等の制作が終了した直後に立設状態のままで収納しようとする場合は、図4に示すように、挿入孔9から抜き出した取付ピン10を保持穴11に挿入すると同時に、上下のマグネット3A,3B同士を重合させるようにすれば、載置台2をイーゼル本体1の上部に瞬時に固定させることができる。またこのように設定したイーゼルをさらに折り畳んで収納する場合は、開状態の後脚5を前方に回動させて閉状態に設定し、その全体形状が長方形の平面状となるように折り畳んだ後、横に倒して収納する。なお折り畳み状態のイーゼルを縦状にして収納することも可能であるが、非常に不安定であるので、横に倒すようにするのが好ましい。
なおまた本実施形態においては、係着部材3としてマグネットの2組を使用する例を示したが、このマグネットの数は限定されるものではないので、1組または適宜な複数組を使用してもよく、またマグネットに代えて、面ファスナーやその他の様々な係着部材を使用することも可能である。さらにまた本実施形態では、図1に示したような形状のイーゼルを対象とした例を示したが、本考案は、イーゼル本体の上面と載置台との間に係着部材を取付可能な構造のイーゼルであれば、如何なる形状のイーゼルにも対応することができる。
1 イーゼル本体
2 作品載置台
3 係着部材
3A,3B マグネット
4 前脚
5 後脚
6 上桟
7 下桟
8 回動軸
9 挿入孔
10 取付ピン
11 保持穴

Claims (2)

  1. 左右一対の前脚の上端部間に上桟を差し渡すとともに、該両前脚間に後脚を開閉可能に取付けた形状のイーゼル本体と、別体に設けた作品載置台とを備え、該作品載置台の一側面に突設した2個の取付ピンを左右前脚の頂部に形成した保持穴に係合することにより、不使用時における作品載置台がイーゼル本体上に支持されるように設けて成るイーゼルであって、作品載置台の取付ピンを設けた一側面とイーゼル本体の上桟とにおける相対向する部位に、一組または複数組の係着部材を固着し、作品載置台をイーゼル本体上に固定状態で支持可能に構成したことを特徴とするイーゼル。
  2. 上記した係着部材がマグネットであることを特徴とする請求項1に記載のイーゼル。
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