JP2009046200A - コンパクトディスク・スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、コンパクトディスクをしっかりと支持して整然と収納・陳列することができるようなコンパクトディスク・スタンドを提供したり、さまざまな厚みのコンパクトディスクを各々の厚みの違いに制限されることなく自由に、且つ整然と収納・陳列できるようなコンパクトディスク・スタンドを提供することを課題とする。
【解決手段】 このスタンドは、台座と、該台座に取り付けられる、コンパクトディスクのケースを立てかけるための複数個の支持体と、からなるコンパクトディスク・スタンドに於いて、前記台座に前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えているものとしたり、前記台座に前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、前記支持体がコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えているものとした。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンパクトディスクをしっかりと支持して、整然と収納・陳列することができるようなコンパクトディスク・スタンドに関するものである。またさまざまな厚みのコンパクトディスクを各々の厚みの違いに制限されることなく収納・陳列することができるようなコンパクトディスク・スタンドに関するものである。なおスタンドは正確にはコンパクトディスクを納めるケースのスタンドと言うことになるが、この発明ではコンパクトディスク・スタンドと称するものとする。
従来のコンパクトディスク・スタンドには、例えば特開平08−034482号の矩形のトレイ上に複数本のピンを方眼状に配置し、ピンの一方向の間隔をCDジャケットの厚みにほぼ等しくし、直角方向の間隔をMDジャケットの厚みにほぼ等しくしたものがある。従ってCDジャケットとMDジャケットとは互いに直角方向に納められる。また特開平10−147389号は底壁上に第一の隔壁を等間隔で立設し、この第一の隔壁の間にこれよりも背の低い第二の隔壁を立設して成るものであり、幅の広いCDジャケットは第二の隔壁の頂部を底部として広い間隔で設けられた第一の隔壁の間に納められ、幅の狭いCDジャケットは第一の隔壁と第二の隔壁との間に納められる。なお登録実用新案第3030567号のディスク収納用アタッチメントもこれに類する。また例えば実開平06−061785号は基体上に隔壁が等間隔に固定的に設けられていると共に、支持壁が板バネ上に昇降可能に設けられており、シングルサイズのCDケースは隔壁と支持壁との間に納められるが、ダブルサイズのCDケースは2つの隔壁間に納められ、この際に隔壁間にある支持壁はCDケースの重量で板バネと共に押し下げられる。
特開平08−034482号公報 特開平10−147389号公報 実開平06−061785号公報 登録実用新案第3030567号公報
上述した特開平08−034482号のピン2は滑りやすくケースをしっかりと受け止めることができないため、ケースの傾斜角がまちまちになり雑然とした感じを受ける場合がある。これは登録実用新案第3030567号の仕切片3,4でも同様に見られる。また特開平10−147389号は構造が非常に複雑である上に、受座となる部材5’上でケースが不安定になる問題があり雑然とした感じが残る。実開平06−061785号も支持壁6を板バネ8で昇降可能に支持しているため、同様に支持壁6上でケースが不安定になる問題があり収納が雑然となりやすい。
そこでこの発明の第1の目的は、コンパクトディスクをしっかりと支持して、整然と収納・陳列することができるようにすることにある。
次に上述の各種技術は、幅の異なる2種類のケースを納めることを目的とし、これ等は整然と納めることができるものの、これ以外にも存在するさまざまな幅のケースを整然と綺麗に陳列することができない。傾斜姿勢がまちまちになってしまうなどするためである。
更に特開平08−034482号ではCDジャケットとMDジャケットとが互いに直角に納められるため、同方向に揃えて納めることができない問題や、CDジャケットもMDジャケットもその収納位置が限定されてしまうと言う問題がある。また特開平10−147389号によればCDジャケットの高さが揃わず綺麗に陳列されないという欠点がある。同様の欠点は登録実用新案第3030567号にも見られる。なおこのものには更に幅の広いCDケースの底に仕切片が入る溝を設けておく必要があると言う別の問題もある。また実開平06−061785号によればダブルサイズのCDケースに付いては板バネによって常に上方に付勢されているため置く際にCDケースが跳ね上がると言う問題がある。
そこでこの発明は、さまざまな厚みのコンパクトディスクを各々の厚みの違いに制限されることなく自由に、且つ整然と収納・陳列できるようなスタンドを提供することを目的とすることを第2の目的とする。
上記課題は、台座と、該台座に取り付けられる、コンパクトディスクのケースを立てかけるための複数個の支持体と、からなるコンパクトディスク・スタンドに於いて、前記台座には前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えたものとすることにより達成される。支持体は取付手段を用いて台座に固定的にまたは着脱自在に取り付けられる。納めようとするコンパクトディスクの厚みに合わせて支持体を台座の所望の箇所に固定すれば良い。あるいは支持体を台座に着脱自在に取り付けることができるものであれば、支持体を台座の所望の箇所に取り付けたり取り付け直したりすることが可能なため、支持体間の間隔をコンパクトディスクのケースに合わせて何度でも調節することができる。更にこの支持体は高さの異なるものの内から所要のものが選択可能であるため、例えばコンパクトディスクのケースの厚みがごく薄いものである場合には、ケースの背が当る側の支持体により背の高いものを用いて、ケースが後方に寝ないように傾倒角度を調節する。あるいは前記支持体は、厚みの異なるものの内から所要のものが選択可能であり、例えばコンパクトディスクのケースの厚みがごく薄いものである場合には、より厚みのある支持体を用いてケースの傾倒角度を調節する。こうして厚みの異なるコンパクトディスクのケースの高さを全体として揃えて整然と納めることが可能になるのである。このようにして第1の目的が達成されている。
なお前記支持体が、立てかけられたコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えているものとしても良い。この掛止手段はケースが倒れてしまうのを、ぎゅっと捕らえてしっかりと掛け止めることにより制限して安定させるものであるため、どのような厚みのケースであってもやはり整然と納めるのに役立つのである。このようにして第2の目的が達成されている。
また上記課題は、台座と、該台座に取り付けられる、コンパクトディスクのケースを立てかけるための複数個の支持体と、からなるコンパクトディスク・スタンドに於いて、前記台座には前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、前記支持体がコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えたものとすることにより達成される。支持体は取付手段を用いて台座に固定的にまたは着脱自在に取り付けられる。従って納めようとするコンパクトディスクの厚みに合わせて支持体を台座の所望の箇所に固定すれば良い。あるいは支持体を台座に着脱自在に取り付けることが可能なものであれば、支持体を台座の所望の箇所に取り付け、また取り付け直したりすることができるため、支持体間の間隔をコンパクトディスクのケースに合わせて何度でも調節することができる。もちろん支持体を同一厚みのケース専用となるように固定または着脱自在とすることが可能である。そしてこのような際に、前記支持体が掛止手段を備えていることによって、立てかけられたコンパクトディスクのケースをぎゅっと捕らえしっかりと掛止して、ケースが不本意に倒れてしまうのを阻止する。このようにして第2の目的が達成される。
なお高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えるようにすると、上述したような理由でさまざまな厚みのコンパクトディスクのケースの高さまちまちにならないように全体として揃えて整然と納めることが可能になる。
次に請求項2または請求項3に記載した発明に関して、前記支持体を逆クサビ形状に構成することにより掛止手段とすることができる。主としてこの逆クサビの部分はケースの下縁部をぎゅっと捕らえてしっかりと掛止するのに極めて都合が良い。
逆クサビ形状以外にも、一実施形態として、前記支持体にフランジ部を設けることによって掛止手段とすることができる。このフランジ部はケースの下縁部を確実に捕らえてしっかりと掛止するのに極めて都合が良いものである。一例として金属性のネジを上げることができる。ネジを例えば金属製の支持板に止めるのであるがネジの頂部にはフランジ部が設けられている。なおネジの高さの異なるものをいくつか用意したり、フランジ部の直径の異なるものをいく種類か用意するようにしても良い。
次に請求項3に記載の発明に関して、前記台座を略垂直の姿勢を取らせるための垂直設置手段を備えることによって、台座を背に、支持体を底に、コンパクトディスクのケースを立てその表側を見せ、ケースを台座に持たせ掛けるようにして納めることができるものとなる。特にこの構成によればコンパクトディスクの展示に最適である。
このものに付いて更に、ガラス板やアクリル板などから成る、コンパクトディスクのケースの前に置くための透明な保護板を備えているものとすることができる。コンパクトディスクの展示などに際してより装飾的に見せたり、コンパクトディスクに直接触れられないようにすることが可能である。なおコンパクトディスクのケースに代えて写真や絵画を展示するために、この構成の展示台を用いることができる。このようにして写真や絵画の展示に適したこれまでにない新しいタイプのフレームを提供し得るのである。このものは上述の見せ方に止まらず、写真や絵画の交換が容易であると言う効果を奏する。
次に請求項1のコンパクトディスク・スタンドであっても、請求項3のコンパクトディスク・スタンドであっても、前記支持体に関して、背中合わせに重合して1つの支持体を構成するようにすることができる。支持体は2個1対であり、例えば背の高いものと背の低いものとを背中合わせに組み合わせて1個の支持体を構成するなどとする。いま仮にコンパクトディスクのケースの厚みがごく薄いものである場合には、ケースの背が当る側の支持体の内の前側の半分の支持体により背の高いものを用いると共に、ケースの前角が当る側の支持体の内の後側の半分の支持体により背の低いものを用いるようにすることで、ごく薄いケースでも後方に寝ないようにすることができるのである。あるいは前記支持体は厚さの異なるものの内から所要のものが選択可能であり、例えばコンパクトディスクのケースの厚みがごく薄いものである場合には、ケースの背が当る側の支持体の内の前側の半分の支持体に、および/またはケースの前角が当る側の支持体の内の後側の半分の支持体に、より厚みのあるものを調節的に用いることでケースの傾倒角度を最適なものに定めることが可能である。従ってさまざまな背の高さや厚さの組み合わせを実現し得るのである。
また請求項1のコンパクトディスク・スタンドであっても、請求項3のコンパクトディスク・スタンドであっても、複数個の前記台座を備えると共に、各々の台座を連結するための連結手段を備えているものとすることができる。この構成によれば連結手段を用いて複数個の台座を連結して行くことが可能となるため、陳列できるコンパクトディスクのケースの数量に制限がなくなるのである。
この発明のコンパクトディスク・スタンドによれば、納めたいとする厚みのコンパクトディスクのケースの厚みに合わせて支持体を台座の所望の箇所に固定すると共に、あるいは支持体を台座に着脱自在に取り付けることができるものであれば支持体間の間隔を納めようとするコンパクトディスクのケースの厚みに合わせて何度でも調節できるようにすると共に、高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えたものとしたため、第1の目的であるところの、厚みの異なるコンパクトディスクのケースの高さを、全体として揃えて整然と納めることを可能にしている。
また納めたいとする厚みのコンパクトディスクを決めてそれに合わせて支持体を台座の所望の箇所に固定すると共に、あるいは支持体を台座に着脱自在に取り付けることができるものであれば、支持体間の間隔を納めようとするコンパクトディスクのケースの厚みに合わせて何度でも調節できるようにすると共に、前記支持体がコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えたものとしたため、第2の目的であるところの、コンパクトディスクのケースをしっかりと支持して整然と収納・陳列することを可能にしている。
なお台座の垂直設置手段を備えているものはコンパクトディスクの表側を見せての展示に最適である。また複数個の台座とそれ等の連結手段とを備えているものによれば、陳列可能なコンパクトディスクの数量を自由に増やして行くことができると言う利点が追加される。
第1の実施形態
この実施形態のコンパクトディスク・スタンドを図1の斜視図及び図2のX−X断面図で表わす。以下ではコンパクトディスク・スタンドをスタンド1と称する。この実施形態のスタンド1は台座10と支持体11との組み合わせに成るものであり、台座10には両側を鉄製のヨーク20で挟んだ磁石2が等間隔で埋め込まれており、支持体11の底部には鉄製の磁着板21が設けられている点に特徴を有する。すなわちヨーク20で挟まれた磁石2と磁着板21とで着脱手段を構成している。この着脱手段を設ける間隔は適宜でよいが、ここでは等間隔としている。なお支持体11には背の高いものと低いものとを用意してある。
図2はこの使用状態を表わしたものであるが、畝のように並んだ磁石2のラインの任意のものに支持体11を近付けると、磁石2が支持体11の磁着板21を吸着して磁石2のライン上に支持体11が立設される。この際に磁石2はその両側を鉄製のヨーク20で挟まれているため、磁石2の磁力線はヨーク20と磁着板21とで作られる磁力線回路に集中して、磁着板21に対する強力な吸着力を現じて、実質的に支持体11を台座10に強固に固定することになる。
いま例えば背の高い支持体11と低い支持体11とを図2で表わしたように配置して台座10に固定したとする。一般的な厚さのコンパクトディスクのケース(以下ではCDケースと称する)を支持するためには、隣り合う磁石2に背の低い支持体11を固定して、この間にCDケースC−1を立て掛けるようにすればよい。また2枚組、3枚組などのCDを納めた特に厚いCDケースC−2のためには、磁石2を一つ空けるようにしてCDケースC−2の前方となる側の磁石2に背の低い支持体11を、後方となる側の磁石2に背の高い支持体11を固定するようにすればよい。また特に薄いCDケースC−3の場合にはその前後に背の高い支持体11を固定する。このようにしてCDケースC−1〜C−3はその頂部が図2で表わしたように一点鎖線上にほぼ揃うため、整然として見えるのである。なお比較的強い力を掛けることによって支持体11を磁石2から外すことができるので、この配置を自由に変更することが可能である。
前記支持体11には高さの異なるものを複数個用意したが、厚さの異なるものを用いることで、さまざまな厚さのCDケースに対応し得る。図3(A)で示したものは支持体12の両側に発泡ゴムの弾性材13を貼付して成るものであり、弾性材13には滑り止めの役割がある。この弾性材13の厚さを変えて各種のものを揃えるようにする。また図3(B)で示したものは支持体14の両側に水平に並ぶ凹凸部15を設けて成るものである。この凹凸部15は掛止手段である。
第2の実施形態
この実施形態のスタンド3を図4の側面図及び図5の支持体4の説明図を用いて説明する。この実施形態のスタンド3は台座30と支持体4との組み合わせに成るものであり、台座30には断面が台形状を呈するアリ溝31が等間隔で並行に設けられている。支持体4は嵌合部41と支持部40とから成る各種のものをものを2個1対で用い(図5で示したものは嵌合部41こそ同一であるものの、高さHと厚さWとが異なるものが3種類示されている)、各々の背面部42同士を合わせることで各種の支持体4が形成される。このようにして形成された支持体4は嵌合部41を前記アリ溝31に嵌合させることにより、図4で表わされたように台座30上にしっかりと固定される。
図4はこの使用状態を表わしたものであるが、図の左方を前側として、大きさが中と小の支持体4を中のものが前側となるように合わせたもの、前側が中で後側が大のものを合わせたもの、前側が大で後側が小のもの、前後共に中のもの、の4種類の組み合わせが用いられている。一般的な厚さのCDケースC−1を支持するためには図示のように配設することで、後方に緩い角度で、前方にこれよりも急な角度で持たせ掛かるようにすることができる(図から明らかなように支持部40はその形状から高さ及び厚さが異なるものであると共に掛止手段であるものと見做し得る)。次に特に厚いCDケースC−2のためには、アリ溝31を一つ空けるようにして図示のように配設する。支持体4の間隔が広くなるため、背の高い支持部40で掛止するようになる。また特に薄いCDケースC−3の場合には前側は低くとも後側が背が高く幅が狭くなるような組み合わせの支持部40を用いるようにする。このようにしてCDケースC−1〜C−3はその頂部が図4で表わしたようにほぼ揃うために整然として見える。なお各種の支持部40の組み合わせやその配置は自由に変更することができる。
第3の実施形態
この実施形態のスタンド32を図6の平面図、図7の使用状態を表わす側面図及び図8の各種支持体の説明図を用いて説明する。この実施形態のスタンド32は台座33と支持体43との組み合わせに成るものであり、台座33には円形の挿入孔34が等間隔で並行に設けられている。支持体43は横断面が円形状を呈して、その頂部にフランジ部44が形成されており、図7で表わされているように、支持体43の先端部が前記挿入孔34に挿入されて台座33の裏面側でネジ45で台座33上にしっかりと固定されている。
図7はこの使用状態を表わしたものであるが、一般的な厚さのCDケースCを整然と収納することができる。図7では支持体43を等間隔で台座33上に固定しており、1種類の厚さのCDケースCの専用とした例であるが、支持体43を間引くことで更に厚みのあるCDケースが収納可能である。支持体43と支持体43との間にCDケースを納めて後方に向けて持たせ掛かるようにすると、CDケースの下縁部(角部)が支持体43のフランジ部44によってしっかりと保持される。
図8は異なる高さや異なるフランジ部の幅に付いて図解したものである。すなわち図8(イ)を標準の高さhと標準の幅wのフランジ部44とを有する支持体43とすると、図8(ロ)はこれよりも高い高さHを備えるものであると共に、縦方向に半割りしたものを、背中合わせにして用いるためのものである。従って高さの異なるものを組み合わせて背中合わせにして使用することが可能である。なお符号46は支持体であり符号47はフランジ部である。またこの支持体46はその先端部を台座に対してかしめて固定するものである。次に、図8(ハ)の支持体48はその頂部に円盤状のフランジ部49を備えている。これは(ロ)のフランジ部47の幅wよりも広い幅Wを有している。なお図(イ)(ハ)のものは台座に対してネジで着脱自在である。
第4の実施形態
図9はこの実施形態のスタンド5を側面図で表わしたものである。スタンド5は台座50と2種の支持体6,62との組み合わせに成るものであり、台座50を略垂直の姿勢で設置するようにした点に特徴を有する。このスタンド5は図示しない吊り下げ紐を以て壁面に吊り下げるようにして展示する。従ってCDケースCはその表面を見せるようにして展示されるわけであり、吊り下げ紐は垂直設置手段である。
台座50には断面が台形状を呈するアリ溝51が等間隔で並行に設けられている(これには第2の実施形態で用いた台座30を流用することも可能である)。支持体6はCDケースCを受けるのに十分な横幅を備えており、嵌合部61を以て台座50のアリ溝51に嵌合した時に上方に直角に折れる掛止部60が形成されている。また支持体62は支持体6を細かく切断したような形状を呈すると共に、嵌合部64の付き方が嵌合部61とは直角となるように形成されたものである。
こうして図9に示したようにスタンド5を立てた姿勢にした時に下側となるアリ溝51に、掛止部60が上方を向く姿勢を取らせるべく嵌合部61を嵌め合わせるようにして支持体6を固定すると共に、支持体6で受けるCDケースCの両端部に於いて抱持部63が内側を向くようにして、アリ溝51に嵌合部64を嵌め合わせるようにして支持体62を固定する。これによりCDケースCは下側の支持体6に受けられて掛止部60で脱落が阻止されると共に、両側の支持体62の抱持部63によって抱えられて前方への傾倒落下が阻止されるのである。このような支持体6と支持体62との組を複数組、台座50上に設けてスタンド5とするのである。なおこの配置は変更可能である。こうしてCDケースCは整然と陳列されることになる。
第5の実施形態
図10はこの実施形態のスタンド52を側面図で表わしたものである。スタンド52は台座53と支持体65との組み合わせに成るものであり、台座53をその背面に取り付けた脚部55にて傾斜姿勢で設置するようにした点に特徴を有する。支持体65はその頂部にフランジ部66を備えており、台座53には挿入孔54に挿入した後にネジ67で止めることで固定される。
そしてCDケースCの表面に透明なアクリル板56を重ね合わせて、上下の支持体65,65の間に挿入すると、下側の支持体65に支持されて展示される。前記透明なアクリル板56は上下の支持体65のフランジ部66に掛止されているため、不本意に外れることがない。
なおこの第5実施形態ではCDケースCを展示するものとしたが、支持体65の長さを調節することで写真や絵画のフレームとすることが可能である。すなわち写真や絵画に透明なアクリル板(透明なガラス板などでも構成し得る)を重ね合わせて、上下の支持体65,65の間に挿入するようにするのである。写真や絵画は不本意に外れることはないが、装着や取り外しは容易であり、これまでにない新しいフレームとなっている。
第6の実施形態
この実施形態のスタンドの台座7を図11の平面図であらわす。また複数個の台座7の連結状態を図12の断面図を用いて説明する。この実施形態の台座7には、その表側に断面が台形状を呈する表アリ溝70が、等間隔で並行に設けられている。この表アリ溝70の深さは台座7の厚さの半分よりも幾分大きく取ることとする。またこの台座7には、その裏側に断面が台形状を呈する裏アリ溝72が、等間隔で並行に且つ前記表アリ溝70とは直角方向に設けられている。同様にこの裏アリ溝72の深さは台座7の厚さの半分よりもやや大きく取ることとする。従って表アリ溝70と裏アリ溝72との交点には必然的に貫通孔74が形成されている。なお符合71は表アリ溝70の傾斜面を指し、符号73は裏アリ溝72の傾斜面を指す。
この実施形態のスタンドの台座7は、図12に示したダボ8を用いて横方向に連結することができる(図中で矢線はこの連結箇所を指し示す)。前記表アリ溝70には図示しない支持体が嵌め込まれて、図4の第2の実施形態に見たようなスタンドを構成するわけであるが、左右方向に隣り合う台座7を連結するには、台座7間を跨ぐようにして、裏アリ溝72にダボ8を嵌め込むようにするのである。このダボ8には、隣り合う台座7の最短の表アリ溝70の間隔で脱落防止溝81が形成されていると言う特徴があり、この脱落防止溝80を表アリ溝70の位置に合わせてから、表アリ溝70にこのアリ溝と同じ形状の脱落防止体81を嵌め込むことで、組木細工のような嵌め合わせを実現しダボ8を確実に固定して台座7の連結を丈夫なものにすることができるのである。なお上下方向に隣り合う台座7を連結するには台座7間を跨ぐようにして表アリ溝70にダボ8を嵌め込むようにし、このダボ8の脱落防止溝80に脱落防止体81を嵌め込むことによって固定すればよい。これ等表裏のアリ溝70,72と、ダボ8と脱落防止溝80と脱落防止体81とで連結手段が構成されている。このようにして収納・陳列するCDケースの数を増やして行くことが可能である。
この発明では、新旧規格のデジタルビデオディスクなどのディスクメディアもコンパクトディスクに含めるものとする。また通常コンパクトディスクのケースはコンパクトディスクを収容すると同時に、歌詞カードやアルバムジャケット等を収容している。このジャケットに注目するとこれは写真であったりイラストであったりする。してみればこの発明はコンパクトディスクのケース以外にも上述した写真や絵画のフレームに、また例えば書籍の収納・陳列用にこの発明を構成することが可能であるため、これ等用のスタンドもまたこの発明の権利範囲内のものであると言うことができる。例えば透明な薄いプラスチックのケースに写真を入れて、この発明のスタンドに図4や図7で示すように立てて飾るようにするのである。
第1の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの斜視図である。 使用状態を表わすX−X断面図である。 支持体の他の実施例を表わす側面図である。 第2の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの側面図である。 支持体の説明図である。 第3の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの平面図である。 使用状態を表わす側面図である。 支持体の説明図である。 第4の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの側面図である。 第5の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの側面図である。 第6の実施形態のコンパクトディスク・スタンドの台座の平面図である。 台座の連結状態を表わす断面図である。
符号の説明
1 スタンド
10 台座
11 支持体
12 支持体
13 弾性材
14 支持体
15 凹凸部
2 磁石
20 ヨーク
21 磁着板
3 スタンド
30 台座
31 アリ溝
32 スタンド
33 台座
34 挿入孔
4 支持体
40 支持部
41 嵌合部
42 背面部
43 支持体
44 フランジ部
45 ネジ
46 支持体
47 フランジ部
48 支持体
49 フランジ部
5 スタンド
50 台座
51 アリ溝
52 スタンド
53 台座
54 挿入孔
55 脚部
56 アクリル板
6 支持体
60 掛止部
61 嵌合部
62 支持体
63 抱持部
64 嵌合部
65 支持体
66 フランジ部
67 ネジ
7 台座
70 表アリ溝
71 傾斜面
72 裏アリ溝
73 傾斜面
74 貫通孔
8 ダボ
80 離脱防止溝
81 離脱防止体

Claims (10)

  1. 台座と、該台座に取り付けられる、コンパクトディスクのケースを立てかけるための複数個の支持体と、からなるコンパクトディスク・スタンドに於いて、前記台座には前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えていることを特徴とする、コンパクトディスク・スタンド。
  2. 前記支持体が、立てかけられたコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えているものである、請求項1に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  3. 台座と、該台座に取り付けられる、コンパクトディスクのケースを立てかけるための複数個の支持体と、からなるコンパクトディスク・スタンドに於いて、前記台座には前記支持体を固定的にまたは着脱自在に取り付けるための取付手段が適宜間隔に設けられていると共に、前記支持体がコンパクトディスクのケースを掛止するための掛止手段を備えていることを特徴とする、コンパクトディスク・スタンド。
  4. 高さまたは厚みの異なる前記支持体を備えている、請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  5. 前記支持体を逆クサビ形状に構成することによって掛止手段とした、請求項2または請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  6. 前記支持体にフランジ部を設けることによって掛止手段とした、請求項2または請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  7. 前記台座を略垂直の姿勢を取らせるための垂直設置手段を備えている、請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  8. 更にガラス板やアクリル板などから成る、コンパクトディスクのケースの前に置くための透明な保護板を備えている、請求項7に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  9. 背中合わせに重合して1つの前記支持体を構成するようにしたものである、請求項1または請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
  10. 複数個の前記台座を備えると共に、各々の台座を連結するための連結手段を備えている、請求項1または請求項3に記載のコンパクトディスク・スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013011978A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Hakuba Shashin Sangyo Kk タブレットコンピュータ用ケース

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