JP3155446B2 - 旋回作業機の上部構造 - Google Patents

旋回作業機の上部構造

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JP3155446B2
JP3155446B2 JP14083495A JP14083495A JP3155446B2 JP 3155446 B2 JP3155446 B2 JP 3155446B2 JP 14083495 A JP14083495 A JP 14083495A JP 14083495 A JP14083495 A JP 14083495A JP 3155446 B2 JP3155446 B2 JP 3155446B2
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof
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    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の旋回作
業機の上部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホー等の土木・建設用の
旋回作業機では、走行機台上に旋回自在に支持された旋
回台に、左右中途の前部にバックホー作業装置支持用の
支持部を、左右中途の後部にエンジン及びその左右のラ
ジエータ及び油圧ポンプを、左右一側前部に制御弁及び
運転部を、左右他側部に燃料タンク及びオイルタンクを
それぞれ搭載している。
【0003】そしてこれらのエンジン、ラジエータ及び
タンク等を旋回台カバーで包囲しており、この旋回台カ
バーには、ラジエータの吸引によってエンジンルームへ
空気を取り入れる吸入口と排出する排出口とが形成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、エ
ンジンはラジエータの吸引風によって冷却されるが、ラ
ジエータの吸引風はエンジンの上方及び前後方に流れる
が、下方には補強台等があって流れ難く、エンジンルー
ム内で熱風の滞留が生じ易く、シートバランスが悪くな
ることがある。
【0005】また、エンジンルームと制御弁を配置した
運転部側とは連通しており、エンジンルーム内の騒音及
び熱風が運転部側に洩れることがある。そこで、エンジ
ンルームと制御弁を配置した運転部側との間を仕切り壁
で仕切ることが考えられるが、オイルタンクとエンジン
ルーム内の油圧ポンプとを接続する油圧配管がこの仕切
り壁を貫通して運転部側からエンジンルーム内に挿通さ
れていると、エンジンルーム内の騒音及び熱風が運転部
側に洩れるのを防止することが困難である。
【0006】本発明は、旋回台カバーの側部の吸入口か
らラジエータの吸引によって空気を取り入れ、この空気
をエンジンの上方及び前後方だけでなく下方にも流通さ
せて、旋回台カバーの排気口及びその近傍の旋回台の吐
出口から排出させるようにすることにより、エンジンル
ーム内の空気を流動させて、ヒートバランスを良好に
し、かつ熱風の分散排出ができるようにした旋回作業機
の上部構造を提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、エンジンルームとその前方
側との間に仕切り壁を設けることにより、エンジンルー
ムから騒音及び熱風が運転部側に洩れなくできるように
した旋回作業機の上部構造を提供することを目的とす
る。更に本発明は、エンジンルームとその前方側との間
に仕切り壁を設け、かつ油圧ポンプとオイルタンクとを
接続する油圧配管をエンジンルーム側に配置することに
より、油圧ポンプに接続される油圧配管があっても、エ
ンジンルームから騒音及び熱風が運転部に洩れなくでき
るようにした旋回作業機の上部構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行機台3上に旋回自在
に支持された旋回台4に作業装置6支持用の支持部5を
設け、旋回台4の後部にエンジン12及びラジエータ3
8を、左右一側部にタンクを、左右他側部に制御弁51
をそれぞれ搭載し、前記エンジン12、ラジエータ38
及びタンクを旋回台カバー34で包囲し、この旋回台カ
バー34にラジエータ38の吸引によってエンジンルー
ム39へ空気を取り入れる吸入口43と排出する排出口
44とを形成した旋回作業機の上部構造において、前記
旋回台4上に前後に分離した前後支持台61、63を介
してエンジン12を支持し、この前後支持台61、63
間にかつエンジン12下部と旋回台4との間にラジエー
タ風を流す空気流通路42を形成し、前記旋回台4の排
出口44近傍側にラジエータ風を排出する吐出口49を
形成していることである。
【0009】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記エンジン
ルーム39とその前方の制御弁51配置側との間に両者
を仕切る仕切り壁50を設けていることである。本発明
における課題解決のための第3の具体的手段は、第1の
具体的手段に加えて、エンジン12の側方に油圧ポンプ
32を設けて左右一側部のオイルタンク10と油圧配管
47を介して接続し、前記エンジンルーム39とその前
方の制御弁51配置側との間に両者を仕切る仕切り壁5
0を設け、前記油圧配管47を仕切り壁50よりエンジ
ンルーム39側に配置していることである。
【0010】
【作用】旋回台4には作業装置6支持用の支持部5が設
けられ、旋回台4の後部にエンジン12、油圧ポンプ3
2及びラジエータ38が、左右一側部にオイルタンク1
0が、左右他側部に制御弁51がそれぞれ搭載され、前
記エンジン12、ラジエータ38及びオイルタンク10
が旋回台カバー34で包囲されている。
【0011】前記旋回台カバー34には吸入口43と排
出口44とが形成され、ラジエータ38の吸引作用によ
って、吸入口43からエンジンルーム39内に取り入れ
た空気は、エンジン12の上方、前後方だけでなく、エ
ンジン12の下部と旋回台4との間の空気流通路42を
通って流れ、滞留することなく流動してエンジン12を
冷却し、熱風が旋回台カバー34の排出口44及びその
近傍側の旋回台4の吐出口49から分散排出される。
【0012】エンジンルーム39とその前方の制御弁5
1配置側とは仕切り壁50で仕切られており、油圧ポン
プ32とオイルタンク10とを接続する油圧配管47は
仕切り壁50よりエンジンルーム39側に配置されてい
て、仕切り壁50を貫通していなく、従って、エンジン
12を冷却するラジエータ風によって油圧配管47も冷
却され、エンジンルーム39から騒音及び熱風が運転部
側に洩れることがなく、排出口44及び吐出口49から
外側方へ出される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図8、9において、旋回作業機として例示するバ
ックホー1は、左右にクローラ走行装置2を有する走行
機台3に旋回台4が縦軸回り旋回自在に支持され、この
旋回台4の略中央のバックホー支持部5にバックホー装
置(作業装置)6の下部が支持されている。
【0014】前記旋回台4上には、バックホー支持部5
の左側に運転部7が形成され、バックホー装置6との間
を仕切りかつ運転部7を覆う日除け装置(運転部保護
体)8が装着され、バックホー支持部5の右側に燃料タ
ンク9及びオイルタンク10等が配置され、これらの後
側に金属製支持フレーム11及びエンジン12が装着さ
れている。
【0015】前記旋回台4の上部は旋回台カバー34で
覆われている。この旋回台カバー34は旋回台4の外周
部に配置された下カバーと上方に配置された本体カバー
13と後部のボンネット15等を有する。燃料タンク9
及びオイルタンク10は本体カバー13で周囲が覆われ
かつ上方が保護カバー14で覆われ、エンジン12は横
向きに配置されていて、本体カバー13で前上方が覆わ
れかつ後上方及び後方がボンネット15で包囲されてい
る。16は旋回台4の後上部に配置されたウエイトを示
す。
【0016】バックホー装置6は、バックホー支持部5
にブーム枢支軸17を介して基部が支持されかつブーム
シリンダ18を介して昇降するブーム19と、このブー
ム19の先端にアーム枢支軸20を介して支持されかつ
アームシリンダ21を介して屈伸するアーム22と、こ
のアーム22の先端にバケット枢支軸23を介して支持
されかつバケットシリンダ24を介して掻き込み排土動
作するバケット(作業具)25とを有する。
【0017】前記ブーム19はブーム枢支軸17に支持
された基幹ブーム19Aと、この基幹ブーム19Aの先
端に中間支軸28を介して縦軸回り揺動自在に連結され
た中間ブーム19Bと、この中間ブーム19Bの先端に
先端支軸29を介して縦軸回り揺動自在に連結された先
端ブーム19Cとを有する。基幹ブーム19Aと中間ブ
ーム19Bとの間にオフセットシリンダ30が設けら
れ、基幹ブーム19Aと先端ブーム19Cとは平行四連
リンクを構成するための連係リンク31で連結されてお
り、図9に示すように、オフセットシリンダ30の作動
で、基幹ブーム19Aに対して先端ブーム19C、アー
ム22及びバケット25を左右にオフセット動作させる
ようになっている。
【0018】前記バックホー1は、エンジン12で油圧
ポンプ32を駆動し、オイルタンク10のオイルを、制
御弁51を介してクローラ走行装置2の油圧モータに供
給すると共に、前記各油圧シリンダ18、21、24及
び30等へ適宜供給可能になっている。図1〜5、8、
9において、走行機台3上に旋回自在に支持された略円
形の旋回台4には、左右方向中途部に前端から中央側ま
でバックホー支持部5が形成され、このバックホー支持
部5の左側に運転基台53を介して運転部7が配置され
ると共の日除け装置8が配置され、右側に燃料タンク
9、オイルタンク10及びバッテリ52が搭載され、後
側に支持フレーム11、エンジン12、ラジエータ38
及び油圧ポンプ32等が搭載されるている。
【0019】前記バックホー支持部5は旋回台4上に左
右側壁54を固着し、この左右側壁54間に底壁55及
び背壁を固着し、左右側壁54で基幹ブーム19Aのブ
ーム枢支軸17を支持し、底壁55に固着したブラケッ
ト57にブームシリンダ18の支持ピン58を支持して
いる。支持フレーム11は第1分割フレーム11Aと第
2分割フレーム11Bとに2分割されており、第1分割
フレーム11Aは断面丸形、楕円形又は矩形のパイプを
2本又は3本溶着して形成されていて、3本の脚部を有
し、各脚部は旋回台4上に固着の前支持台61と、左右
側壁54の後端に固定のブラケット62と、旋回台4上
に固着の後支持台63とに固着されている。
【0020】第1分割フレーム11Aは正面視、側面視
及び平面視が共にコ字形状になっており、エンジン12
を前後方向に跨ぐように縦長に配置され、その上部には
シート台27が取り付けられ、このシート台27はエン
ジン12の上方に位置し、運転席7Aの後部を受持する
クッションを設けてあり、右端には日除け装置8の後支
柱8Aのボルトを介して取り付けている。
【0021】第2分割フレーム11Bは帯板材、又はパ
イプ材を正面視L字状に形成したものであり、1本の脚
部は支持板65を介して旋回台4上に固着され、水平状
の上部はエンジン12を左右方向に跨ぐように横長に配
置され、その上部の左端と中途部に固着されたブラケッ
トとは第1分割フレーム11Aに着脱自在に連結されて
いる。
【0022】この第2分割フレーム11Bの上部には枢
支具を介してボンネット15の前上縁が連結され、ボン
ネット15の開放状態を開放保持具で保持可能になって
いる。本体カバー13は合成樹脂、特に耐熱性、耐候性
に優れ、高強度の樹脂で形成されており、エンジン12
の上方を覆い、運転部7の後方を覆いかつ燃料タンク9
及びオイルタンク10の側方を覆う形状であり、運転部
7の後方を覆う左側部分13Lと燃料タンク9及びオイ
ルタンク10の側方を覆う右側部分13Rとの間で左右
に分割されている。左分割本体カバー13Lはシート台
27の周囲の上面を覆い、クッションは露出している。
【0023】運転基台53の後部の前支持台61より前
側には、エンジンルーム39と制御弁51側とを区切る
仕切り壁50が設けられている。この仕切り壁50によ
って、エンジンルーム39側の熱風が制御弁51に至る
のを防止している。前記仕切り壁50は前支持台61の
前面に固着されかつ前支持台61から運転基台53まで
突出した板材と、この板材から運転席7Aまで達する左
分割本体カバー13Lの縦壁とで形成されているが、前
記板材を運転席7Aまで達する大きさにしてもよい。
【0024】左右各分割本体カバー13R、13Lは、
それぞれ左右側部にエンジンルーム39へ空気を取り入
れる吸入口43と、エンジンルーム39から熱風を排出
する排出口44とが形成されており、前記ラジエータ3
8は吸引タイプであって、ラジエータ38の吸引によっ
て吸入口43から空気を取り入れかつ排出口44から排
出する。
【0025】ラジエータ38の外周と右分割本体カバー
13R及びボンネット15との間には、板材又はスポン
ジ等で隔壁が形成され、エンジンルーム39をラジエー
タ38の前後で仕切って、ラジエータ38による空気吸
引効率を高めるようにしている。前記前後支持台61、
63はエンジン12をマウントゴムを介して支持する台
である。エンジン12は前後支持台61、63に支持さ
れていて、そのオイルパン12Aは旋回台4の上側に位
置し、エンジン12の下部と旋回台4との間には補強材
等は存在しなく、エンジン12を冷却すべくラジエータ
風を流す空気流通路42が形成されている。
【0026】即ち、エンジン12の下方には旋回台4の
後部を補強するような前後方向の補強部材は設けられて
いなく、エンジン12は左右方向に長い前後支持台6
1、63に支持されているので、その下方には左右方向
に開放した空気流通路42が形成されることになり、ラ
ジエータ38からのラジエータ風はエンジン12及び油
圧ポンプ32の上方及び前後方だけでなく、下方にも流
動する。
【0027】旋回台4には油圧ポンプ32の略下方位置
に吐出口49が形成されており、前記空気流通路42を
流れてきた熱風を旋回台4の下方へ排出できるようにな
っている。この吐出口49は旋回台4の外周を切り欠い
て形成したり、下カバーに形成したりしてもよい。前記
吐出口49は左各分割本体カバー13Lの排出口44の
近傍に位置し、排出口44が熱風を外側方に排出するの
に対し、吐出口49は後下方に排出し、両口で分散排出
する。
【0028】なお、図1に示すように、ラジエータ38
の近傍には前後方向の補強材48Aが設けられているが
ラジエータ風の流動を妨害することはなく、この補強材
48Aに代えて又は併設して、2点鎖線で示す補強材4
8Bを1本又は複数本設けることもできる。旋回台4の
右側の燃料タンク9及びオイルタンク10を包囲する右
分割本体カバー13Rと保護カバー14とはタンクルー
ム39を形成しており、保護カバー14はその前部が枢
支具66を介して右分割本体カバー13Rの前部に枢支
されており、保護カバー14の後部を前方向に回動して
タンクルーム40を開放するようになっている。
【0029】47はオイルタンク10と油圧ポンプ32
とを接続しているサクションホース(油圧配管)であ
り、サクションホース47はオイルタンク10の側部か
ら右側壁54を貫通して後方に屈曲され、エンジンルー
ム39に入って仕切り壁50の後方で逆L字形の前支持
台61の下側を通って油圧ポンプ32に至っている。従
って、仕切り壁50にはホース貫通孔は形成されていな
く、エンジンルーム39から制御弁51側への騒音及び
熱風の洩れがなく、サクションホース47はラジエータ
38の吸い込み風によって冷却できるようになってい
る。
【0030】前記サクションホース47は金属パイプで
形成することもできるが、ポンプの脈動を緩和できるゴ
ムホースが好ましく、また、図2に2点鎖線で示すよう
に、オイルタンク10の後部に接続して、ラジエータ3
8の前側でU字状に屈曲しておくと、更に冷却が良好に
なる。なお、リターンホースもサクションホース47と
同様に配置されている。
【0031】図6はオイルタンク10の取り付け構造の
第1例を示しており、オイルタンク10の下面には前後
一対のブラケット67が固着されている。このブラケッ
ト67は断面鉤形状で、旋回台4に上側からボルト固定
することによりオイルタンク10を取り付けている。オ
イルタンク10は下部にドレンプラグがあるので、若干
持ち上がり状になっている。
【0032】オイルタンク10の上面にはブレザー68
が設けられていると共に、バッテリ止め具69が設けら
れ、バッテリ52が装着されている。保護カバー14を
開放することにより、前記バッテリ52及びオイルタン
ク10の着脱ができる。図7はオイルタンク10の取り
付け構造の第2例を示しており、オイルタンク10の下
面には前後方向に長い左右一対のブラケット70が固着
されている。このブラケット70は帯板又は角筒で形成
されており、旋回台4に上側からボルト固定される。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々変形することができる。例えば、バッ
クホー支持部5は旋回台4の左右中途の前部に前方突出
状に設けられたものでもよく、吸入口43、排出口44
及び吐出口49は比較的大きなで形成されているが、多
数の小孔を穿孔することにより形成したり、その内側に
パンチングメタル又は金網を取り付けたりしてもよい。
また、旋回台4のエンジン12の略下方位置にはドレン
プラグを抜く孔だけが形成されているが、この孔を大き
く形成して、吐出口49と同様に空気流通路42を流れ
てきた熱風を旋回台4の下方へ排出できる孔にしてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、旋回台4
上に前後に分離した前後支持台61、63を介してエン
ジン12を支持し、この前後支持台61、63間にかつ
エンジン12下部と旋回台4との間にラジエータ風を流
す空気流通路42を形成し、前記旋回台4の排出口44
近傍側にラジエータ風を排出する吐出口49を形成して
いるので、エンジン12の上方及び前後方だけでなく下
方にもラジエータ風を流動させることができ、エンジン
ルーム39内の空気を滞留させることがなく、ヒートバ
ランスを良好にし、かつ熱風の分散排出ができる。
【0035】また、エンジンルーム39とその前方の制
御弁51配置側との間に両者を仕切る仕切り壁50を設
けているので、エンジンルーム39からの騒音及び熱風
が運転部7に洩れなくすることができる。更に、エンジ
ン12の側方に油圧ポンプ32を設けて左右一側部のオ
イルタンク10と油圧配管47を介して接続し、前記エ
ンジンルーム39とその前方の制御弁51配置側との間
に両者を仕切る仕切り壁50を設け、前記油圧配管47
を仕切り壁50よりエンジンルーム39側に配置してい
るので、油圧ポンプ32に接続される油圧配管47があ
っても、エンジンルーム39からの騒音及び熱風が運転
部7に洩れなくすることができ、油圧配管47の冷却も
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の背面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同断面正面図である。
【図4】バックホー上部のフレーム及びカバー関係を示
す左側面図である。
【図5】同フレーム及びカバー関係を示す平面図であ
る。
【図6】オイルタンクの取り付け構造の第1例を示す斜
視図である。
【図7】同オイルタンクの取り付け構造の第2例を示す
斜視図である。
【図8】バックホーの全体を示す側面図である。
【図9】バックホーの全体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 バックホー 3 走行機台 4 旋回台 6 バックホー装置(作業装置) 7 運転部 7A 運転席 9 燃料タンク 10 オイルタンク 11 支持フレーム 12 エンジン 32 油圧ポンプ 34 旋回台カバー 38 ラジエータ 39 エンジンルーム 42 空気流通路 43 吸入口 44 排出口 47 サクションホース(油圧配管) 50 仕切り壁 51 制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 B60K 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(3)上に旋回自在に支持され
    た旋回台(4)に作業装置(6)支持用の支持部(5)
    を設け、旋回台(4)の後部にエンジン(12)及びラ
    ジエータ(38)を、左右一側部にタンクを、左右他側
    部に制御弁(51)をそれぞれ搭載し、前記エンジン
    (12)、ラジエータ(38)及びタンクを旋回台カバ
    ー(34)で包囲し、この旋回台カバー(34)にラジ
    エータ(38)の吸引によってエンジンルーム(39)
    へ空気を取り入れる吸入口(43)と排出する排出口
    (44)とを形成した旋回作業機の上部構造において、 前記旋回台(4)上に前後に分離した前後支持台(6
    1、63)を介してエンジン(12)を支持し、この前
    後支持台(61、63)間にかつエンジン(12)下部
    と旋回台(4)との間にラジエータ風を流す空気流通路
    (42)を形成し、前記旋回台(4)における排出口
    (44)近傍側にラジエータ風を排出する吐出口(4
    9)を形成していることを特徴とする旋回作業機の上部
    構造。
  2. 【請求項2】 前記エンジンルーム(39)とその前方
    の制御弁(51)配置側との間に両者を仕切る仕切り壁
    (50)を設けていることを特徴とする請求項1に記載
    の旋回作業機の上部構造。
  3. 【請求項3】 前記エンジン(12)の側方に油圧ポン
    プ(32)を設けて左右一側部のオイルタンク(10)
    と油圧配管(47)を介して接続し、前記エンジンルー
    ム(39)とその前方の制御弁(51)配置側との間に
    両者を仕切る仕切り壁(50)を設け、前記油圧配管
    (47)を仕切り壁(50)よりエンジンルーム(3
    9)側に配置していることを特徴とする請求項1に記載
    の旋回作業機の上部構造。
JP14083495A 1995-06-07 1995-06-07 旋回作業機の上部構造 Expired - Fee Related JP3155446B2 (ja)

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