JP3154632B2 - 建設機械車両用エンジンの遠隔始動装置 - Google Patents

建設機械車両用エンジンの遠隔始動装置

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JP3154632B2 JP30595094A JP30595094A JP3154632B2 JP 3154632 B2 JP3154632 B2 JP 3154632B2 JP 30595094 A JP30595094 A JP 30595094A JP 30595094 A JP30595094 A JP 30595094A JP 3154632 B2 JP3154632 B2 JP 3154632B2
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豊一 小野
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祐 中野
敏明 名和
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械車両用エンジ
ンの始動制御を、空中伝播信号を媒体とした指令信号に
よって行い得るようにした建設機械車両用エンジンの遠
隔始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地で使用されることが多い建設機械
車両にあっては、その運転開始前にエンジンの暖機運転
が必要となるケースが多々ある。この場合、建設機械車
両は、その使用期間中において工事現場に残置されたま
まとなるのが通常であるため、上記暖機運転つまりエン
ジンの始動制御を遠隔操作により行い得るように構成す
ることが、作業能率の向上を図る上で望ましい。そこ
で、従来では、自動車用に開発されているエンジン遠隔
始動装置を転用することが考えられている。
【0003】即ち、この種の自動車用エンジンの遠隔始
動装置は、一般的には、識別コードを含む指令信号を電
波を媒体として送信する携帯形送信機を設けると共に、
自動車側に上記指令信号を受信可能な受信機を設けた構
成となっており、その受信機は、受信した指令信号に含
まれる識別コードが予め記憶されている識別コードと一
致したときに、所定のエンジン始動条件(例えばトラン
スミッションが走行ポジションにないこと、パーキング
ブレーキが動作されていること、エンジンが既に始動さ
れていないことなどの条件)を満たされていることを前
提としてエンジンの始動制御を行う構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成で
は、携帯形送信機を紛失した場合、或いは携帯形送信機
に記憶されている識別コードが外部に漏れた場合などに
は、第三者が建設機械車両用エンジンを始動させる虞が
出てくる。このような事態に対処するためには、携帯形
送信機を紛失した場合に受信機側に記憶されている識別
コードを変更したり、或いはその識別コードを定期的に
変更することが必要となってくる。従って、送信機側に
記憶している識別コードは、使用者側において簡単な操
作により変更できることが望ましい。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、送信機から送信されるエンジン始動
用の指令信号の適否を判断するために受信機側に記憶さ
れた識別コードの変更を、簡単な操作により行い得るよ
うになるなどの効果を奏する建設機械車両用エンジンの
遠隔始動装置を提供することにあり、必要に応じて、上
記識別コードの変更を第三者では実行困難にすることも
可能となる建設機械車両用エンジンの遠隔始動装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、識別コードを含む指令信号を空中伝播信号
を媒体として送信する送信機と、建設機械車両側に設け
られ前記指令信号を受信したときに当該建設機械車両用
エンジンの始動制御を行う受信機とを備えた建設機械車
両用エンジンの遠隔始動装置において、前記受信機を、
前記送信機からの指令信号に含まれる識別コードを書き
替え可能に記憶して成る記憶手段と、受信した指令信号
に含まれる識別コードが前記記憶手段に記憶された識別
コードと一致したときには予め設定された始動許可条件
が満たされていることを前提に前記エンジンを始動制御
を行う制御手段と、前記記憶手段に記憶された識別コー
ドを書き替えるためのコード登録手段とを含んで構成
し、前記コード登録手段を、少なくとも、前記エンジン
が停止されていること、前記建設機械車両の作業機用操
作子が中立位置にあること及び当該建設機械車両の走行
用操作子が中立位置にあることを含む識別コード登録初
期条件が満たされた状態で、所定の操作スイッチが操作
されたときに、その操作時点から所定期間だけ登録可能
モードに切り替わると共に、この登録可能モードに切り
替わった状態で、少なくとも前記操作スイッチの設定回
数以上のオンオフ操作、及び前記送信機から前記指令信
号を送信する操作が行われたときに、前記記憶手段に記
憶された識別コードを前記送信機からの指令信号に含ま
れる識別コードに書き替える動作を実行し、当該書き替
え動作が完了したときにその旨を報知する構成したもの
である(請求項1)。
【0007】この場合、前記コード登録手段は、前記登
録モードに切り替わった状態では、前記操作スイッチの
設定回数以上のオンオフ操作、及び前記送信機から前記
指令信号を送信する操作の他に、前記建設機械車両用エ
ンジンキースイッチの操作が行われたときに前記記憶手
段に記憶された識別コードを前記送信機からの指令信号
に含まれる識別コードに書き替える動作を実行を実行す
るように構成しても良い(請求項2)。
【0008】また、前記コード登録手段は、前記識別コ
ードの書き替え動作が完了した旨の報知を前記建設機械
車両に搭載されている負荷を所定時間だけ動作させるこ
とにより行う構成とすることができる(請求項3)。
【0009】さらに、前記操作スイッチは、前記エンジ
ンの動作状態で前記エンジンキースイッチがオフされた
後においても当該エンジンの動作状態を所定時間だけ保
持するタイマ機能を起動するためのスイッチにより構成
しても良い(請求項4)。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、送信機から指令信号
を送信すると、これを受信した受信機側においては、制
御手段が、その受信指令信号に含まれる識別コードと、
記憶手段に記憶されている識別コードとが一致している
場合に、予め設定された始動許可条件が満たされている
ことを前提に建設機械車両用エンジンの始動制御を行う
ようになる。これにより、建設機械車両用エンジンの始
動を遠隔操作により行い得るようになる。
【0011】上記記憶手段に記憶されている識別コード
の書き替えは、受信機側に設けられたコード登録手段を
通じて以下のように行うことができる。即ち、識別コー
ドの書き替えを行う場合には、まず、エンジンを停止さ
せると共に、建設機械車両の作業機用操作子及び走行用
操作子をそれぞれ中立位置に保持する。これにより、コ
ード登録手段にあっては、識別コード登録初期条件が満
たされた状態になるから、この状態で所定の操作スイッ
チを操作する。すると、コード登録手段が所定期間だけ
登録可能モードに切り替わるようになり、このように登
録可能モードに切り替わった期間において、前記操作ス
イッチの設定回数以上のオンオフ操作、及び前記送信機
から前記指令信号を送信する操作を行うと、当該コード
登録手段が、前記記憶手段に記憶されている識別コード
を上記送信機からの指令信号に含まれる識別コードに書
き替える動作を実行すると共に、当該書き替え動作が完
了した旨を報知するようになる。
【0012】従って、記憶手段に記憶された識別コード
は、建設機械車両用エンジンキースイッチ及び操作スイ
ッチのオンオフ操作並びに送信機を利用した指令信号の
送信操作を行うだけで簡単に書き替えることができるも
のであり、このような書き替えが完了したときには、そ
の旨を容易に知ることができるようになる。また、上記
書き替え動作は、エンジンが停止され、且つ建設機械車
両の作業機用操作子及び走行用操作子がそれぞれ中立位
置に保持された状態でのみ可能であるから、建設機械車
両の運転中における前記エンジンキースイッチ及び操作
スイッチの操作などに伴って、識別コードの書き替えが
誤って行われる事態の発生を確実に防止できることにな
る。
【0013】請求項2記載の発明によれば、上記のよう
な識別コードの書き替えを行う際には、前述した操作ス
イッチの設定回数以上のオンオフ操作、及び送信機から
前記指令信号を送信する操作の他に、建設機械車両用エ
ンジンキースイッチの操作が必要となる。従って、識別
コードの書き替えを行うためには、エンジンキースイッ
チ及び送信機の双方が必要であるから、第三者により故
意に識別コードが変更される虞がほとんどなくなる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、前記コード
登録手段は、識別コードの書き替え動作が完了したとき
には、その旨の報知を前記建設機械車両に搭載されてい
る負荷を所定時間だけ動作させることにより行う。従っ
て、この場合には、上記ような報知のための部品を新た
に追加する必要がなくなり、コストの高騰を抑制できる
ようになる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、識別コード
の書き替えのために利用される前記操作スイッチは、エ
ンジンの動作状態で前記エンジンキースイッチがオフさ
れた後においても当該エンジンの動作状態を所定時間だ
け保持するタイマ機能を起動するためのスイッチが利用
されるから、この場合にも、専用の操作スイッチを追加
する必要がなくなってコストの高騰を抑制できるように
なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明をターボチャージャ付きのディ
ーゼルエンジンを駆動源とした建設機械車両に適用した
一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0017】電気的構成を示す図1において、送信機1
は、建設機械車両の運転者或いは管理者が携帯するもの
であり、その操作に応じて、当該建設機械車両のエンジ
ンの始動及び停止を指令する所定コードの動作指令信号
Sa及び停止指令信号Sbを選択的に発生すると共に、
その発生信号を例えば電波信号にて送信する構成となっ
ている。尚、上記動作指令信号Sa及び停止指令信号S
bは、予め設定された所定ビット数の識別コードと、指
令内容を示す指令コードとを含んで構成されている。
【0018】受信機2は、例えば建設機械車両の運転室
内における電波受信状態の良好な場所に設置されるアン
テナ3を備えており、そのアンテナ3によって前記動作
指令信号Sa及び停止指令信号Sbを受信できるように
構成されている。この受信機2は、CPUを主体に構成
された制御回路4(本発明でいう制御手段及びコード登
録手段に相当)を備えており、この制御回路4は、上記
アンテナ3を介して受信した電波信号を増幅・復調回路
5を通じて受けるようになっている。また、上記受信機
2は、制御回路4及び増幅・復調回路5の他に、建設機
械車両に搭載されたバッテリ6からの出力を安定化して
制御回路4用の電源とするためのレギュレータ回路7、
記憶手段としてのEPROM8(EEPROMでも
可)、制御回路4によって動作制御される複数個のリレ
ー9〜12とを備えた構成になっている。
【0019】尚、上記EPROM8には、前記送信機1
からの動作指令信号Sa及び停止指令信号Sbに含まれ
る識別コードが記憶されるものである。また、上記各リ
レー9〜12は、常開形のリレースイッチを備えて成る
もので、その電源は前記バッテリ6から与えられる構成
となっている。
【0020】一方、エンジンキースイッチ13は、オフ
ポジションOFFからグロー予熱ポジションR、電源投
入ポジションBR及びスタートポジションCへ操作可能
に設けられた周知構成のものであり、その操作位置に応
じて以下のような各回路が形成されるようになってい
る。
【0021】即ち、エンジンキースイッチ13が電源投
入ポジションBRへ操作されたときには、常開形の電源
リレー14がバッテリ6により動作されて、当該バッテ
リ6から給電される負荷駆動用の電源回路EBRが形成さ
れる。尚、図1中の+Vは、電源回路EBRに接続された
電源端子である。エンジンキースイッチ13がグロー予
熱ポジションRへ操作されたときには、常開形のグロー
プラグリレー15がバッテリ6により動作され、これに
応じて前記電源回路EBRを介したグロープラグ回路ER
が形成される。エンジンキースイッチ13がスタートポ
ジションCへ操作されたときには、常開形のスタータリ
レー16がバッテリ6により動作され、これに応じて前
記電源回路EBRを介したスタータ回路EC が形成され
る。
【0022】この場合、前記受信機2が有するリレー
9、10及び11は、それぞれ上記電源リレー14、グ
ロープラグリレー15及びスタータリレー16と1対1
で対応するように設けられたもので、これら電源リレー
14、グロープラグリレー15及びスタータリレー16
は、対応するリレー9、10及び11が動作された各状
態においても、動作状態に切り替えられて上述した電源
回路EBR、グロープラグ回路ER 及びスタータ回路EC
を形成するようになっている。
【0023】尚、エンジンキースイッチ13が電源投入
ポジションBRへ操作された状態並びにリレー9が動作
された状態では、前記制御回路9の入力端子Q0に対し
て、バッテリ6からの電圧信号が電源オン信号Sonとし
て与えられる構成となっている。
【0024】ハザードランプ17は、本発明でいう負荷
に相当するもので、図示しないが、ハザードスイッチが
オンされた状態においてウインカリレーを通じて間欠的
に通電される構成となっている。また、ホーン18も、
本発明でいう負荷に相当するもので、図示しないホーン
スイッチがオンされた状態で通電される構成となってい
る。
【0025】上記ハザードランプ17及びホーン18
は、それぞれに対応して設けられた常開形のリレー19
及び20が動作された各状態でも通電される構成となっ
ており、これらリレー19及び20は、前記受信機2が
有するリレー12の動作に応じて動作されるようになっ
ている。
【0026】上記制御回路4には、建設機械車両の状態
検知手段を構成するシフトレバー位置検出スイッチ2
1、パーキングブレーキスイッチ22、作業機レバー位
置検出スイッチ23、ドアスイッチ24、エンジン回転
検知手段を構成する油圧検出スイッチ25のオンオフ状
態、並びにオルタネータ26の動作状態に応じて出力さ
れる以下のような各信号S1〜S6が与えられる構成と
なっている。
【0027】シフトレバー位置検出スイッチ21は、建
設機械車両の前進及び後退のための図示しないシフトレ
バー(本発明でいう走行用操作子に相当)が中立位置に
あるときに接点(CーN)がオンする構成のものであ
り、前記電源端子+Vと制御回路4の入力端子Q1との
間に介在されている。これにより、制御回路4の入力端
子Q1には、上記シフトレバーが中立位置にある状態
で、電源端子+Vの電位を有したニュートラル信号S1
が入力されることになる。
【0028】パーキングブレーキスイッチ22は、建設
機械車両のパーキングブレーキが動作位置にある状態で
オンするもので、そのオン状態では、パーキングブレー
キランプ22aが通電点灯されるようになっている。こ
のパーキングブレーキスイッチ22は、グランド端子と
制御回路4の入力端子Q2との間に介在されており、こ
れにより、制御回路4の入力端子Q2には、上記パーキ
ングブレーキが動作された状態で、グランド電位レベル
のパーキングブレーキ信号S2が入力されることにな
る。
【0029】作業機レバー位置検出スイッチ23は、建
設機械車両の図示しない作業機用操作レバー(本発明で
いう作業用操作子に相当)が中立位置にあるときにオン
する構成のものであり、グランド端子と制御回路4の入
力端子Q3との間に介在されている。これにより、制御
回路4の入力端子Q3には、上記作業機用操作レバーが
中立位置にある状態で、グランド電位レベルのニュート
ラル信号S3が入力されることになる。
【0030】ドアスイッチ24は、建設機械車両の運転
席ドアが開放された状態でオンするもので、そのオン状
態では、ドア開放警告ランプ24aが通電点灯されるよ
うになっている。このドアスイッチ24は、グランド端
子と制御回路4の入力端子Q4との間に介在されてお
り、これにより、制御回路4の入力端子Q4には、上記
運転席ドアが開放された状態で、グランド電位レベルの
ドア開放信号S4が入力されることになる。
【0031】油圧検出スイッチ25は、建設機械車両用
エンジンの回転が停止されている状態(実際にはエンジ
ンオイルの循環圧力が設定圧力以下の状態)でオンする
もので、そのオン状態では、油圧警告ランプ25aが通
電点灯されるようになっている。この油圧検出スイッチ
25は、グランド端子と制御回路4の入力端子Q5との
間に介在されており、これにより、制御回路4の入力端
子Q5には、上記エンジンの停止状態で、グランド電位
レベルのエンジン停止信号S5が入力されることにな
る。
【0032】オルタネータ26は、発電状態(エンジン
動作状態)で電源端子+Vの電位レベルとなり、且つ発
電停止状態(エンジン停止状態)でグランド電位レベル
となる出力端子を備えており、その発電停止状態では充
電警告ランプ26aが通電点灯されるようになってい
る。このオルタネータ26の出力端子は、制御回路4の
入力端子Q6に接続されており、これにより、制御回路
4の入力端子Q6には、上記エンジンの停止状態で、グ
ランド電位レベルのエンジン停止信号S6が入力される
ことになる。
【0033】一方、本発明でいう操作スイッチに相当し
たターボスイッチ27は、所謂ターボタイマ、つまり、
前記エンジンの動作状態からエンジンキースイッチ13
がオフ位置OFFに切り替えられた後においても当該エ
ンジンの動作状態を所定時間だけ保持してターボチャー
ジャの保護を図るためのタイマ機能を得る場合にオン状
態に保持される構成のものであり、グランド端子と制御
回路4の入力端子Q7との間に介在されている。これに
より、制御回路4の入力端子Q7には、上記ターボスイ
ッチ27のオン状態で、グランド電位レベルのターボタ
イマオン信号S7が入力されることになる。
【0034】尚、制御回路4は、上記ターボタイマのた
めのタイマ機能を備えたもので、ターボタイマオン信号
S7が入力されている場合には、エンジンの動作状態か
らエンジンキースイッチ13がオフ位置OFFに切り替
えられたときに次に述べるような制御を行う。即ち、エ
ンジン停止信号S5及びS6の少なくとも一方が入力停
止された状態、つまりエンジンの動作状態から、エンジ
ンキースイッチ13がオフ位置OFFに切り替えられる
のに応じて電源オン信号Sonが入力されたときには、予
め設定された時間のタイマ動作を行ってその間はリレー
9を動作状態に保持してエンジンの動作を継続させ、そ
の後に上記タイマ動作が終了したときにリレー9を動作
停止させてエンジンを停止させる。
【0035】また、制御回路4は、常時において連続的
或いは間欠的な受信待機状態に保持されており、送信機
1からの始動指令信号Saを増幅・復調回路5を通じて
受信したときには、以下〜のような制御を行う。
【0036】…始動指令信号Saの受信に応じて、当
該信号Saに含まれる識別コードがEPROM8に記憶
されている識別コードと一致するか否かを判断する。
【0037】…識別コードが不一致の場合にはそのま
ま受信待機状態に戻るが、一致した場合には、予め設定
されているエンジン始動条件が満たされた状態にあるか
否かを判断する。即ち、上記エンジン始動条件は、例え
ば前記ニュートラル信号S1及びS3、パーキングブレ
ーキ信号S2、エンジン停止信号S5及びS6が全て入
力され、且つドア開放信号S4が入力停止された状態を
指す。
【0038】…上記エンジン始動条件が満たされてい
ない場合には受信待機状態に戻るが、その条件が満たさ
れていた場合、つまり、シフトレバー及び作業機用操作
レバーが中立位置にあること(エンジンが始動されて
も、建設機械車両が走行したり作業機が動作したりしな
いこと)、パーキングブレーキが動作していること、運
転席ドアが閉鎖されていること、エンジンが停止されて
いることの各状態が満たされていた場合には、エンジン
始動制御を行う。
【0039】…このエンジン始動制御時には、まず、
リレー9を動作状態に切り替えた状態に保持することに
より、電源リレー14を通じた電源回路EBRを形成し、
この状態で、リレー10を所定の予熱時間だけ動作状態
に切り替えた後に、リレー12を所定のスタータ駆動時
間が経過するまで若しくはエンジン停止信号S5、S6
が入力停止されるまでの期間だけ動作状態に切り替え
る。これにより、グロープラグ回路ER が上記予熱時間
だけ形成されてグロープラグの予熱が行われると共に、
スタータ回路EC が所定の期間だけ形成されてエンジン
スタータが駆動されるものである。
【0040】…上記のようなエンジン始動制御により
エンジンの始動が成功した場合(エンジン停止信号S
5、S6が入力停止された場合)には、その後の所定時
間(暖機運転に必要な時間)だけリレー9を動作状態に
保持し、所定時間経過後にはリレー9を動作停止させて
エンジンを停止させ、初期状態に戻る。また、エンジン
の始動に失敗した場合には、前記エンジン始動制御を複
数回(2〜3回程度)だけ再実行する。
【0041】尚、制御回路4は、エンジンを動作状態に
保持した状態(リレー9を動作させた状態)で、送信機
1からの停止指令信号Sbを増幅・復調回路5を通じて
受信したときには、その停止指令信号Sbに含まれる識
別コードがEPROM8に記憶されている識別コードと
一致した場合のみ、リレー9を動作停止させてエンジン
を停止させる。
【0042】さて、制御回路4は、EPROM8に記憶
された識別コードを書き替えるためのコード登録手段と
しての機能も備えており、以下においては、その識別コ
ード登録機能について説明する。
【0043】図2には、上記のような識別コードをEP
ROM8の登録するためのコード登録ルーチンの一例が
示されている。上記コード登録ルーチンは、メインルー
チン中に組み込まれたもので、このルーチンに移行した
ときには、まず、識別コード登録初期条件が満たされて
いるか否かを判断する(ステップA1)。
【0044】具体的には、制御回路4は、前記ニュート
ラル信号S1及びS3、パーキングブレーキ信号S2、
エンジン停止信号S5及びS6が全て入力されると共
に、ドア開放信号S4及びターボタイマオン信号S7の
入力が停止された状態において識別コード登録初期条件
が満たされているものと判断する。つまり、エンジンが
動作停止され、シフトレバー及び作業機用操作レバーが
中立位置へ切り替えられ、運転席用ドアが閉鎖され、パ
ーキングブレーキが動作位置へ操作され、ターボスイッ
チ27がオフされている状態で、上記識別コード登録初
期条件が満たされるようになる。
【0045】識別コード登録条件が満たされていない場
合には、そのままリターンするが、満たされている場合
にはターボタイマオン信号S7が入力された否か、つま
りターボスイッチ27がオンされたか否かを判断する
(ステップA2)。ターボスイッチ27がオンされてい
ない場合にはリターンするが、オンされた場合には、そ
のオン時点から所定期間(本実施例の場合、後述する各
ステップA4、A6、A8、A10、A12の何れかで
「YES」と判断されるまでの期間)だけ、識別コード
の登録が可能なモードに切り替わるようになる。
【0046】即ち、前記ステップA2で「YES」と判
断した場合には、送信機1からの動作指令信号Saまた
は停止指令信号Sbの何れかを受信するまで、若しくは
ターボスイッチ27のオン後に例えば2秒が経過するま
で待機する(ステップA3、A4)。
【0047】動作指令信号Sa或いは停止指令信号Sb
を受信することなく2秒が経過したときにはリターンす
るが、上記各指令信号Sa及びSbの何れかを受信した
とき(ステップA3で「YES」)には、電源オン信号
Sonが入力されるまで、若しくは動作指令信号Sa或い
は停止指令信号Sbの受信時点から例えば10秒が経過
するまで待機する(ステップA5、A6)。
【0048】電源オン信号Sonが入力されることなく1
0秒が経過したときにはリターンするが、上記電源オン
信号Sonが入力されたとき(ステップA5で「YE
S」)には、その電源オン信号Sonが入力停止されるま
で、若しくは当該信号Sonの入力時点から例えば10秒
が経過するまで待機する(ステップA7、A8)。
【0049】電源オン信号Sonが入力停止されることな
く10秒が経過したときにはリターンするが、上記電源
オン信号Sonが入力停止されたとき(ステップA7で
「YES」)には、ターボタイマオン信号S7の入力及
び入力停止を1回とした入力反転動作(ターボスイッチ
27のオンオフ操作)が10回以上繰り返されるまで、
若しくは前述した電源オン信号Sonの入力停止時点(ス
テップA7で「YES」と判断した時点)から例えば3
0秒が経過するまで待機する(ステップA9、A1
0)。
【0050】上記のような入力反転動作が10回以上繰
り返される前に30秒が経過したときにはリターンする
が、ターボタイマオン信号S7の入力反転動作が10回
以上繰り返されたとき(ステップA9で「YES」)に
は、送信機1からの動作指令信号Saまたは停止指令信
号Sbの何れかを受信するまで、若しくは前記ステップ
A9で「YES」と判断した時点から例えば10秒が経
過するまで待機する(ステップA11、A12)。
【0051】動作指令信号Sa或いは停止指令信号Sb
を受信することなく10秒が経過したときにはリターン
するが、上記各指令信号Sa及びSbの何れかを受信し
たとき(ステップA11で「YES」)には、その受信
信号に含まれる識別コードを、EPROM8に新たな識
別コードとして更新記憶(登録)するという動作を実行
する(ステップA13)。
【0052】次いで、上記のような識別コードの登録が
正しく行われたか否か、つまり識別コードの登録が完了
したか否かを検証する(ステップA14)。識別コード
の登録が失敗した場合にはリターンするが、登録完了し
た場合には、アンサ出力ステップA15を実行した後に
リターンする。具体的には、上記アンサ出力ステップA
15では、リレー12を所定時間(例えば2秒)だけ動
作させるものであり、これに応じてリレー19及び20
が動作されて、ハザードランプ17及びホーン18が所
定時間だけ動作されるものであり、斯様な動作に応じて
識別コードの登録(書き替え)動作が完了した旨の報知
が行われる。
【0053】従って、EPROM8に記憶された識別コ
ードを変更(登録)するに当たっては、以下のような操
作を順次行えば良いものである。
【0054】つまり、図3に示すように、まず、識別コ
ード登録初期条件を満たすための操作f1(エンジンの
動作停止操作、シフトレバー及び作業機用操作レバーの
中立位置への切り替え操作、運転席用ドアの閉鎖操作、
パーキングブレーキの動作位置への操作、ターボスイッ
チ27のオフ操作)を行う。次いで、ターボスイッチ2
7をオンする操作f2を行うものであり、これに応じて
制御回路4が所定期間(最大で62秒)だけ登録可能モ
ードに切換わるようになる。
【0055】引き続き、ターボスイッチ27のオン操作
後の2秒以内に登録しようとする識別コードが設定され
た送信機1から動作指令信号Saまたは停止指令信号S
bを送信する操作f3を行うと共に、この後10秒以内
にエンジンキースイッチ13をオンさせる操作f4、及
びそのオン操作後10秒以内に当該エンジンキースイッ
チ13をオフさせる操作f5を順次行い、さらに、上記
操作f4の実行した後に30秒以内にターボスイッチ2
7のオン・オフを10回以上繰り返す操作f6を行う。
尚、この場合、ターボスイッチ27のオン・オフが10
回繰り返された時点で、ハザードランプ17及びホーン
18を短時間だけ動作させるというアンサ出力を発生す
る構成としても良い。
【0056】そして、この操作f6の実行後には、10
秒以内に送信機1から動作指令信号Saまたは停止指令
信号Sbを送信する操作f7を行うものであり、以上の
ような操作f1〜f7が全部行われたときには、制御回
路4が、上記動作指令信号Saまたは停止指令信号Sb
に含まれる識別コードをEPROM8に新たな識別コー
ドとして更新記憶するようになり、その登録が正しく行
われたときには、ハザードランプ17及びホーン18が
2秒だけ動作されるものである。
【0057】しかして、上記した本実施例の構成によれ
ば、送信機1からの動作指令信号Sa及び停止指令信号
Sbを受信機2により受信した各場合には、それら信号
Sa及びSbに含まれる識別コードが、EPROM8に
予め記憶(登録)されている識別コードと一致した場合
のみ、建設機械車両用エンジンの始動及び停止制御が行
われるものであり、建設機械車両用エンジンの始動及び
停止を遠隔操作により行い得るようになる。
【0058】この場合、上記EPROM8に記憶されて
いる識別コードは、前述したような識別コード登録初期
条件を満たした状態で、ターボスイッチ27及びエンジ
ンキースイッチ13の切り替え操作、並びに送信機1の
送信動作を図3のように行うことにより簡単に変更でき
るものであるが、斯様な識別コードの書き替えを行うた
めには、送信機1及びエンジンキースイッチ13の双方
が必要であるから、第三者により故意に識別コードが変
更される虞がほとんどなくなる。この場合、識別コード
の書き替えのために、元から存するエンジンキースイッ
チ13及びターボスイッチ27を利用しているから、専
用の操作スイッチを追加する必要がなくなってコストの
高騰を抑制できるようになる。
【0059】また、識別コードの書き替えが完了したと
きには、その旨がハザードランプ17及びホーン18の
駆動により報知されるから、書き替えが完了したことを
容易に知ることができて、実際の使用上において便利に
なる。この場合、上記ハザードランプ17及びホーン1
8は、建設機械車両に元々設けられている部品であるか
ら、上記のような報知動作のために新たに部品を追加す
る必要がなくなり、コストの高騰を抑制できるようにな
る。
【0060】しかも、上記書き替え動作は、エンジンが
停止され、且つ建設機械車両の作業機用操作レバー及び
シフトレバーがそれぞれ中立位置に保持された状態での
み可能であるから、建設機械車両の運転中における前記
エンジンキースイッチ13及びターボスイッチ27の操
作などに伴って、識別コードの書き替えが誤って行われ
る事態の発生を確実に防止できることになる。
【0061】尚、本発明は上記実施例にのみ限定される
ものではなく、次のような変形また拡張が可能である。
図2に示すステップA9では、ターボタイマオン信号S
7の入力及び入力停止(つまりターボスイッチ27のオ
ンオフ操作)が10回以上繰り返されたか否かを判断し
たが、電源オン信号Sonの入力及び入力停止(つまりエ
ンジンキースイッチ13のオンオフ操作)が10回以上
繰り返されたか否かをする構成としても良く、この場合
には、エンジンキースイッチ13が本発明でいう操作ス
イッチとして働くようになる。電源オン信号Sonは、+
Vから直接的に得る構成としても良い。また、建設機械
車両の状態検知手段としては、シフトレバー位置検出ス
イッチ21、パーキングブレーキスイッチ22、作業機
レバー位置検出スイッチ23、ドアスイッチ24の他
に、ドアロック検知スイッチ、エンジンカバー開放検知
スイッチなどを利用する構成としても良い。
【0062】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の発明では、送信機から送信されるエンジン
始動用の指令信号の適否を判断するために受信機側に記
憶された識別コードの変更を、簡単に行い得るようにな
ると共に、書き替えが完了した旨を容易に知ることがで
きるという有益な効果を奏するものである。
【0063】請求項2記載の発明では、識別コードの書
き替えを行う際には、建設機械車両用エンジンキースイ
ッチの操作も必要となる構成としたから、上記識別コー
ドの変更を第三者では実行困難にすることが可能とな
る。
【0064】請求項3記載の発明では、識別コードの書
き替え動作が完了した旨の報知を前記建設機械車両に搭
載されている負荷を所定時間だけ動作させることにより
行う構成となっているから、上記のような報知のための
部品を新たに追加する必要がなくなって、コストの高騰
を抑制できるようになり、また、請求項4記載の発明で
は、上述のような識別コードの変更時に利用される操作
スイッチが、エンジンの動作状態で前記エンジンキース
イッチがオフされた後においても当該エンジンの動作状
態を所定時間だけ保持するタイマ機能を起動するための
スイッチにより構成されているから、この場合にも、専
用の操作スイッチを追加する必要がなくなってコストの
高騰を抑制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】要部の制御内容を示すフローチャート
【図3】識別コードの変更手順を説明するための図
【符号の説明】
図中、1は送信機、2は受信機、4は制御回路(制御手
段、コード登録手段)、8はEPROM(記憶手段)、
13はエンジンキースイッチ、14は電源リレー、15
はグローランプリレー、16はスタータリレー、17は
ハザードランプ(負荷)、18はホーン(負荷)、21
はシフトレバー位置検出スイッチ、22はパーキングブ
レーキスイッチ、23は作業機レバー位置検出スイッ
チ、24はドアスイッチ、25は油圧検出スイッチ、2
6はオルタネータ、27はターボスイッチ(操作スイッ
チ)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 寛 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小 松製作所内 (72)発明者 中野 祐 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番 地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 名和 敏明 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番 地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 深野 裕司 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番 地 株式会社東海理化電機製作所内 (56)参考文献 特開 平3−176252(JP,A) 特開 平2−132233(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 E02F 9/20 F02N 11/08 F02N 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コードを含む指令信号を空中伝播信
    号を媒体として送信する送信機と、建設機械車両側に設
    けられ前記指令信号を受信したときに当該建設機械車両
    用エンジンの始動制御を行う受信機とを備えた建設機械
    車両用エンジンの遠隔始動装置において、 前記受信機は、 前記送信機からの指令信号に含まれる識別コードを書き
    替え可能に記憶して成る記憶手段と、 受信した指令信号に含まれる識別コードが前記記憶手段
    に記憶された識別コードと一致したときには予め設定さ
    れた始動許可条件が満たされていることを前提に前記エ
    ンジンの始動制御を行う制御手段と、 前記記憶手段に記憶された識別コードを書き替えるため
    のコード登録手段とを含んで構成され、 前記コード登録手段は、 少なくとも、前記エンジンが停止されていること、前記
    建設機械車両の作業機用操作子が中立位置にあること及
    び当該建設機械車両の走行用操作子が中立位置にあるこ
    とを含む識別コード登録初期条件が満たされた状態で、
    所定の操作スイッチが操作されたときに、その操作時点
    から所定期間だけ登録可能モードに切り替わると共に、
    この登録可能モードに切り替わった状態で少なくとも以
    下(a)、(b)の操作が行われたときに前記記憶手段
    に記憶された識別コードを前記送信機からの指令信号に
    含まれる識別コードに書き替える動作を実行し、当該書
    き替え動作が完了したときにその旨を報知する構成とな
    っていることを特徴とする建設機械車両用エンジンの遠
    隔始動装置。 (a)前記操作スイッチの設定回数以上のオンオフ操
    作、 (b)前記送信機から前記指令信号を送信する操作。
  2. 【請求項2】 前記コード登録手段は、前記登録モード
    に切り替わった状態では、前記(a)及び(b)の各操
    作の他に、前記建設機械車両用エンジンキースイッチの
    操作が行われたときに前記記憶手段に記憶された識別コ
    ードを前記送信機からの指令信号に含まれる識別コード
    に書き替える動作を実行を実行するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械車両用エン
    ジンの遠隔始動装置。
  3. 【請求項3】 前記コード登録手段は、前記識別コード
    の書き替え動作が完了した旨の報知を前記建設機械車両
    に搭載されている負荷を所定時間だけ動作させることに
    より行うことを特徴とする請求項1または2記載の建設
    機械車両用エンジンの遠隔始動装置。
  4. 【請求項4】 前記操作スイッチは、前記エンジンの動
    作状態で前記エンジンキースイッチがオフされた後にお
    いても当該エンジンの動作状態を所定時間だけ保持する
    タイマ機能を起動するためのスイッチであることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の建設機械車両用エ
    ンジンの遠隔始動装置。
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