JP3152239B2 - 移動農機 - Google Patents

移動農機

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JP3152239B2
JP3152239B2 JP33370689A JP33370689A JP3152239B2 JP 3152239 B2 JP3152239 B2 JP 3152239B2 JP 33370689 A JP33370689 A JP 33370689A JP 33370689 A JP33370689 A JP 33370689A JP 3152239 B2 JP3152239 B2 JP 3152239B2
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JP
Japan
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speed
continuously variable
variable transmission
shift
agricultural machine
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JP33370689A
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JPH03194264A (ja
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石田  伊佐男
玉井  利男
塩崎  孝秀
清家  理伯
神谷  寿
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Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苗植機、コンバイン、或はトラクタ等の
移動農機に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来、走行速度を無段階に変速する無段変速装置を備
えた移動農機があるが、例えば、圃場の枕地で機体を旋
回させるときには、安全に旋回するために走行速度を低
速に操作するが、畦との衝突を避けるためその後、直ち
にハンドル等の旋回操作や作業機の上昇操作など複数の
操作を迅速に行わなければならない。そこで、この発明
は、旋回時等での減速操作を迅速且つ適確に行えるよう
にして移動農機における操作性を向上することを課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決するために、走行速度を
無段階に変速する無段変速装置1を備えた移動農機にお
いて、一方向に移動操作した後に該操作を解放すると該
操作前の位置に自動復帰する操作具8の移動操作に基づ
いて無段変速装置1を低速側に変速し且つ該操作具8の
移動操作の解放に基づいて無段変速装置1を低速側から
高速側には変速しない構成としたことを特徴とする移動
農機とした。
〔発明の作用及び効果〕
この発明の移動農機は、一方向に移動操作した後に該
操作を解放すると該操作前の位置に自動復帰する操作具
8を移動操作すると無段変速装置1が低速側に変速さ
れ、なお且つ、該操作具8の移動操作を解放しても無段
変速装置1は低速側から高速側に変速されることはない
から、低速側へ変速するとき、操作具をどの位置まで操
作するか確認しながら操作する必要はなくなり、しか
も、異なる操作も並行して行うことも容易となり、よっ
て、旋回時等での減速操作を迅速且つ適確に行えるよう
になって、移動農機における操作性が向上する。
〔実施例〕
図例において、油圧無段変速装置1には、変速軸2に
変速アーム3を設け、この変速アーム3の一端部は、摩
擦板4によって前後回動自在に軸装5する変速レバー6
に、ばね7によって連結し、他端部はクラッチペタル8
の回動圏内に対向させて、クラッチペタル8の踏込によ
って走行伝動の主クラッチを切りにすると同時に変速ア
ーム3を前進高速の変速位置から前進低速位置へ回動す
るように関係位置を設定する。9はこのクラッチペタル
8のペタル軸、10はこのクラッチペタル8の踏込限界位
置を停止するストッパーである。
変速軸2は、中立位置Nから前進高速位置Fと後進高
速位置Rとへ回動させて、油圧無段変速装置1の可変容
量型ポンプのトラニオン軸を回動することによって、中
立位置Nから前進高速位置F、及び後進高速位置R間を
順次無段変速操作する構成である。変速レバー6の摩擦
板4とばね7との関係は、第4図のように変速レバー6
を前進高速位置F側へ回動操作するとき、低速変速域の
一定変速位置Pにおいて、これら摩擦板4の摩擦力とば
ね7の張圧力とが均り合い、変速レバー6をこれ以上に
前進高速位置F側へ操作するとばね7の張圧力が強くな
って、変速レバー6は摩擦板4の摩擦力に抗して中立位
置N側へ戻されることとなる。
第2図、第3図はこの発明の走行操作装置を実施した
苗植機を示し、油圧無段変速装置1は、車体11の前部に
設け、変速レバー6はステアリングハンドル12を軸装す
るハンドルポスト13の側部に設け、クラッチペタルは、
操縦席14前方の操縦フロア15において踏込むことができ
るように配置している。
油圧無段変速装置1は、入力軸を後方のエンジン16か
ら連動し、主クラッチ、及び副変速装置を経て伝動され
る構成とし、前車輪17、及び後車輪18を連動すると共
に、苗植装置19を連動する動力取出軸20等を駆動する構
成としている。
変速レバー6の近くにはスロットルレバー21を回動軸
22回りに前後に回動するように設けて、このスロットル
レバー21を、変速レバー6の変速操作と連動して、変速
レバー6を高速側に操作するとスロットルレバー21をも
高出力側へ操作するように連動構成する。変速レバー6
にはフック23,24を設けて一体回動し、変速レバー6を
前進高速位置F側では、フック23がスロットルレバー21
の基部を係止し、又、後進高速位置R側では、フック24
がスロットルレバー21の上部を係止して、共にスロット
ルレバー21を高出力側へ回動し、ワイヤー25を介してエ
ンジン16のスロットルを連動する。
苗植装置19は、苗を収容する苗タンク26、この苗タン
クから繰出される苗を分離挿植する苗植付装置27、苗植
装置19等を支持して土壌面に滑走するフロート28等を有
し、リンク機構29を介して車体11の後部に昇降自在に連
結し、油圧回路による昇降シリンダ30の伸縮によって昇
降制御される。31は施肥タンク、32は施肥装置であり、
苗植と同時に施肥する構成としている。
さて、この発明の実施例として以下のように構成す
る。
変速レバー6を中立位置Nに操作しているときは、走
行は行われない。この中立位置Nから前進高速位置F側
へ回動すると、ばね7を介して変速アーム3が回動され
て、油圧無段変速装置1が変速されて、低速域から高速
域へ変速される。高速域で走行中に変速レバー6から手
を解放しても摩擦板4によって変速レバー6は中立位置
N側へは戻らない。
このような高速変速走行中に、クラッチペタル8を踏
むと、主クラッチが切りになると共に、このクラッチペ
タル8がストッパー10に当るまで回動されることによっ
て変速アーム3がばね7に抗して回動されて、前進高速
位置F側から中立位置N側へ回動し、この変速アーム3
を低速域の位置に停止させる。このときばね7が張圧さ
れて、一定変速位置Pにおける張力を越えるために、変
速レバー6が高速変速位置Fから低速域へ引き戻され
る。このときスロットルレバー21もフック24に押され
て、エンジン16が低速回転となる。
クラッチペタル8を踏込位置から解放すると、主クラ
ッチが入りになるために、油圧無段変速装置1は、変速
アーム3の回動されている低速変速位置で伝動開始さ
れ、低速走行伝動状態となる。このためエンジン16の停
止は行われ難い。変速レバー6を高速変速位置Fへ操作
することにより、変速アーム3を高速域へ変速回動し
て、しかも、スロットルレバー21もフック23で係合回動
されて、高速伝動走行することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
斜面図、第2図は側面図、第3図はその一部の斜面図、
第4図は一部の作動特性を示すグラフである。 (符号の説明) 1……油圧無段変速装置 2……変速軸、3……変速アーム 4……摩擦板、6……変速レバー 7……ばね、8……クラッチペタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 合議体 審判長 舟木 進 審判官 常盤 務 審判官 和田 雄二 (56)参考文献 特開 昭63−110036(JP,A) 実開 昭61−41041(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行速度を無段階に変速する無段変速装置
    1を備えた移動農機において、一方向に移動操作した後
    に該操作を解放すると該操作前の位置に自動復帰する操
    作具8の移動操作に基づいて無段変速装置1を低速側に
    変速し且つ該操作具8の移動操作の解放に基づいて無段
    変速装置1を低速側から高速側には変速しない構成とし
    たことを特徴とする移動農機。
JP33370689A 1989-12-22 1989-12-22 移動農機 Ceased JP3152239B2 (ja)

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JP33370689A JP3152239B2 (ja) 1989-12-22 1989-12-22 移動農機

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JPH03194264A JPH03194264A (ja) 1991-08-23
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4580167B2 (ja) * 2003-12-25 2010-11-10 株式会社クボタ 乗用型作業車
JP4852976B2 (ja) * 2005-10-31 2012-01-11 井関農機株式会社 作業車両の変速操作装置

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