JP3151019B2 - プライマー塗布装置 - Google Patents

プライマー塗布装置

Info

Publication number
JP3151019B2
JP3151019B2 JP29177991A JP29177991A JP3151019B2 JP 3151019 B2 JP3151019 B2 JP 3151019B2 JP 29177991 A JP29177991 A JP 29177991A JP 29177991 A JP29177991 A JP 29177991A JP 3151019 B2 JP3151019 B2 JP 3151019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
face plate
primer
wiping
application roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29177991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05146728A (ja
Inventor
正明 野島
洋介 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP29177991A priority Critical patent/JP3151019B2/ja
Publication of JPH05146728A publication Critical patent/JPH05146728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3151019B2 publication Critical patent/JP3151019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ住宅の建材と
して使用される木製パネルを、芯材を格子状に組んだ枠
体に面板を貼設して製造する際に、予め面板にプライマ
ーを塗布するためのプライマー塗布装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プレハブ住宅において、床パネルや壁パ
ネル等として使用される木製パネルを製造する際には、
たとえば、まず、縦の芯材と横の芯材とを四角枠状に組
むとともに、枠状に組んだ芯材の内部に縦横の補助芯材
を十字状等に組んで、格子状の枠体を製作し、次にこの
枠体の側面に面板を接着剤により貼設するといった方法
が採られている。
【0003】近年、このような枠体と面板との接着手段
においては、接着剤の接着強度を早期に出すために、枠
体と面板とを接着する接着剤として二液混合型の瞬間接
着剤を適用する場合がある。
【0004】この接着剤は、プライマーと称されるA液
と、このプライマーと反応して接着強度を出すB液とに
より構成されたもので、プライマーは面板に下塗され、
B液は枠体上面に下塗されるのが一般的である。
【0005】ところで、従来、プライマーの下塗には、
プライマーを面板に噴霧する噴霧機が用いられている。
これは、面板の上面に臨む位置に噴霧機のノズルを配設
し、ノズルより噴霧したプライマーを面板上面に均一に
塗布するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが前述したプラ
イマーの塗布手段では、ノズルより噴霧されたプライマ
ーの一部が、面板をはみ出てコンクリート床面に噴霧さ
れ、コンクリート床面を腐食させてしまうといった解決
すべき課題が残されており、またこのように面板に塗布
されない無駄なプライマーが生じることから、冗費がか
さんでしまうといった不都合がある。
【0007】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、コンクリート床面を腐食
させることなく、均一に面板にプライマーを塗布するこ
とができ、また冗費の削減を図ることのできるプライマ
ー塗布装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、格子状に組んだ枠体に面板を二液混合型
の接着剤により貼設して木製パネルを製造する際に、前
記面板に接着剤のプライマーを塗布する装置であって、
面板の搬送路を構成する作業台と、この作業台の途中に
備えられて駆動装置により回転され、かつ上面を開口し
た箱状のプライマー槽に自身の下端部を没入させて面板
の裏面にプライマーを塗布する塗布ローラと、前記作業
台上に載せられた面板を塗布ローラに向け移送する搬送
ローラと、前記塗布ローラの後方に配置されかつ塗布ロ
ーラと協調して回転されると共に、塗布ローラにより面
板裏面に塗布されたプライマーを拭き取ってプライマー
の塗布厚を一定にする拭き取りローラとを具備し、前記
塗布ローラ、搬送ローラ並びに拭き取りローラの上部
に、それぞれ面板を上から塗布ローラおよび拭き取りロ
ーラに向け押圧する押圧ローラを配設してなるものであ
る。
【0009】
【作用】作業台上に載せられた面板は、搬送ローラによ
り塗布ローラに向け送り出され、押圧ローラと塗布ロー
ラとの間を移動する。そしてその際に、面板は押圧ロー
ラにより上面から圧力を受けつつ駆動装置で回転される
塗布ローラにより面板下面にプライマーが塗布される。
【0010】そして下面にプライマーが塗布された面板
は押圧ローラと拭き取りローラとの間を移動し、塗布ロ
ーラと協調して回転する拭き取りローラによって面板下
面のプライマーが拭き取られ、面板下面には均一にプラ
イマーが塗布されることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1および図2は一実施例にかかるプライ
マー塗布装置を示すもので、これらの図において、符号
1は面板Mの搬送路を構成する作業台、2は作業台1上
を搬送される面板Mの下面にプライマーを塗布する塗布
ローラ、3はこの塗布ローラ2に向け面板Mを移送する
搬送ローラ、4は塗布ローラにより面板裏面に塗布され
たプライマーを拭き取って面板M上のプライマーを均一
にする拭き取りローラ、5は前記塗布ローラ2、搬送ロ
ーラ3並びに拭き取りローラ4の上部に臨む位置に配設
されて面板Mを塗布ローラ2、搬送ローラ3並びに拭き
取りローラ4に向けそれぞれ押圧する押圧ローラであ
り、これら符号1ないし5によりこのプライマー塗布装
置が構成される。
【0013】前記作業台1は、支持脚1aと、この支持
脚1aの上に組まれた枠体1bと、この枠体1bに等間
隔に配列された支持ローラ1cとを主体として構成され
たもので、支持ローラ1c上に面板Mを載せて図1左側
から右側に向けて面板Mを搬送支持するようになってい
る。
【0014】一方、前記塗布ローラ2は、液状のプライ
マーを入れる箱状の浅底のプライマー槽6に、下端部を
浸された状態で作業台1の支持ローラ1cとほぼ平行に
配置されたものであり、より具体的には、回転軸となる
ローラ部2aと、このローラ部2aに外挿された円筒状
の塗布部2bとから構成されている。
【0015】そして、前記ローラ部2aは、図示せぬ駆
動装置により回転させられるようになっており、また、
塗布部2bは合成樹脂のスポンジにより形成され、その
長さは、面板の幅よりも大きな長さ寸法に設定されてい
る。
【0016】前記搬送ローラ3は作業台1上に載せられ
た面板Mを塗布ローラ2に向け移送するもので、回転軸
3aの一端にスプロケット3bを付け、駆動モータ7の
駆動軸7aのスプロケット7bとの間をチェーン8によ
り連結して、駆動モータ7により回転させられるように
なっており、また、回転軸3aの外周には硬質のゴム3
cが巻かれ、面板Mに接触して確実にこれを塗布ローラ
2に向け送ることができるようになっている。
【0017】また、拭き取りローラ4は前記塗布ローラ
2の後方に配置されかつ塗布ローラ2により面板裏面に
塗布されたプライマーを拭き取ってプライマーの塗布厚
を一定にするもので、回転軸4aと、この回転軸4aの
外周に装着された硬質のゴム層4bとを主体として構成
され、ゴム層4bによりプライマーを拭き取ることがで
きるようになっている。
【0018】なお、この拭き取りローラ4の回転軸4a
にはスプロケット4cが取り付けられ、塗布ローラ2の
一端に設けられたスプロケット2cとチェーン8を介し
て連結されており、塗布ローラ2と協調して回転するよ
うになっている。
【0019】さて、前記各ローラ(塗布ローラ2、搬送
ローラ3、拭き取りローラ4)の上部に配設された押圧
ローラ5は、各ローラ上を移送される面板Mを上から各
ローラ上に押圧するもので、図2に示すように、押圧ロ
ーラ両端のローラ支持部5aに回転軸5bが回転自在に
支持されるとともにコイルスプリング9により、ローラ
支持部毎下側に付勢されるようになっている。
【0020】なお、前記ローラ支持部5aは、図1二点
鎖線で示す架構10に、ガイド柱10aを介して上下動
自在に自在に支持されており、また、このガイド柱10
aの外周にこのローラ支持部5aを付勢するコイルスプ
リング9が挿入された構造となっている。
【0021】このプライマー塗布装置を使用して面板M
にプライマーを塗布するには、プライマーを塗布すべき
面板Mを作業台1の支持ローラ1c上に載せ、面板Mを
押圧ローラ5と搬送ローラ3との間に向け送り出す。
【0022】この操作により、面板Mは押圧ローラ5と
搬送ローラ3との間に挟まれて塗布ローラ2に向け送り
出され、押圧ローラ5とプライマーを染み込ませた塗布
ローラ2との間を移動する。
【0023】そしてその際に、面板Mは押圧ローラ5に
より上面から圧力を受けつつ塗布ローラ2に押され、面
板Mの移動とともに塗布ローラ2より面板下面にプライ
マーが塗布されることになる。
【0024】そして下面にプライマーが塗布された面板
Mは押圧ローラ5と拭き取りローラ4との間を移動し、
拭き取りローラ4によって面板下面のプライマーが拭き
取られ、プライマーが均一に面板下面に塗布される。
【0025】このように本実施例のプライマー塗布装置
によれば、面板Mを作業台1に沿って移送し、その移送
途中で面板Mの下面に駆動装置により回転する塗布ロー
ラ2によりプライマーを塗布し、この塗布されたプライ
マーを塗布ローラ2と協調して回転する次の拭き取りロ
ーラ4により拭き取って面板M下面のプライマーを均一
に塗布した状態とすることができるので、ノズル噴霧に
よるプライマーの塗布手段に比較してコンクリート床面
を侵食するおそれがなく、また、従来の噴霧方式による
塗布方法に比べて無駄なプライマー塗布に起因する冗費
を削減することができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
プライマー塗布装置によれば、木製パネルを構成する面
板の一面にプライマーを自動的に塗布することができ
プライマーの塗布された木製パネルの移送が、塗布ロー
ラの回転と、該塗布ローラと協調して回転される拭き取
りローラとの作用により安定して行われるので、プライ
マー均一な塗布状態を得ることができる。このため
ノズル噴霧によるプライマーの塗布手段に比較してコン
クリート床面を侵食するおそれがなく、また、従来の噴
霧方式による塗布方法に比べて無駄なプライマー塗布に
起因する冗費を削減することができ、したがって生産コ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プライマー塗布装置の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】プライマー塗布装置の要部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
M 面板 1 作業台 2 塗布ローラ 3 搬送ローラ 4 拭き取りローラ 5 押圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−78962(JP,U) 実開 昭50−50861(JP,U) 特公 昭53−5387(JP,B2) 実公 昭62−31180(JP,Y1) 実公 昭57−46058(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 1/02 102 B05C 1/08 - 1/12 B05C 11/02 B05D 1/28 B05D 7/00 - 7/10 E04F 21/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に組んだ枠体に面板を二液混合型
    の接着剤により貼設して木製パネルを製造する際に、前
    記面板に接着剤のプライマーを塗布する装置であって、 面板の搬送路を構成する作業台と、 この作業台の途中に備えられて駆動装置により回転さ
    れ、かつ上面を開口した箱状のプライマー槽に自身の下
    端部を没入させて面板の裏面にプライマーを塗布する塗
    布ローラと、 前記作業台上に載せられた面板を塗布ローラに向け移送
    する搬送ローラと、 前記塗布ローラの後方に配置されかつ塗布ローラと協調
    して回転されると共に、塗布ローラにより面板裏面に塗
    布されたプライマーを拭き取ってプライマーの塗布厚を
    一定にする拭き取りローラとを具備し、 前記塗布ローラ、搬送ローラ並びに拭き取りローラの上
    部には、それぞれ面板を上から塗布ローラおよび拭き取
    りローラに向け押圧する押圧ローラが配設されているこ
    とを特徴とするプライマー塗布装置。
JP29177991A 1991-11-07 1991-11-07 プライマー塗布装置 Expired - Fee Related JP3151019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29177991A JP3151019B2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 プライマー塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29177991A JP3151019B2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 プライマー塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05146728A JPH05146728A (ja) 1993-06-15
JP3151019B2 true JP3151019B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=17773318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29177991A Expired - Fee Related JP3151019B2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 プライマー塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3151019B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4727079B2 (ja) * 2001-07-23 2011-07-20 ケイミュー株式会社 建築用外装板の塗装設備
JP4722335B2 (ja) * 2001-07-23 2011-07-13 ケイミュー株式会社 建築用外装板の塗装設備
JP4559127B2 (ja) * 2004-03-23 2010-10-06 ミサワホーム株式会社 接着剤塗布装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05146728A (ja) 1993-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3151019B2 (ja) プライマー塗布装置
JP5327991B2 (ja) 塗装装置
CN214395955U (zh) 一种高质量覆膜装置
JP2002524617A5 (ja)
CA2096392C (en) Printer support mechanism and method
MY113992A (en) System for wet application of a dry film to a panel.
JPH0448957A (ja) 接着剤の塗布装置及び方法
JPS6234615Y2 (ja)
JP3007673B2 (ja) 塗装機のマスキング装置
JP4722335B2 (ja) 建築用外装板の塗装設備
JP3518827B2 (ja) 建築材の塗装方法
US5972561A (en) Method for producing photosensitive printing plate
JP2602173B2 (ja) 板材のパテ補修機における塗布厚調整装置
JPH10100113A (ja) 木製建具材・木製家具材等の製造方法および木製建具材・木製家具材等の製造ラインにおける接着剤掻き取り機構
JP2503821Y2 (ja) プライマ―塗布機
JP3209293B2 (ja) オーバーレイ加工方法及びオーバーレイ装置
JP2823144B2 (ja) 施釉装置
JPS5849818Y2 (ja) 拭取装置
JPH025902Y2 (ja)
JPH053265Y2 (ja)
JPH0576810A (ja) 塗布装置
JP2889849B2 (ja) ロールコータの塗装ローラの洗浄装置
JPS646933Y2 (ja)
JPH0410085Y2 (ja)
JP2000211086A (ja) 板材への化粧層貼り込み装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001212

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees